JP3447851B2 - 苗移植機 - Google Patents

苗移植機

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JP3447851B2 JP16280395A JP16280395A JP3447851B2 JP 3447851 B2 JP3447851 B2 JP 3447851B2 JP 16280395 A JP16280395 A JP 16280395A JP 16280395 A JP16280395 A JP 16280395A JP 3447851 B2 JP3447851 B2 JP 3447851B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は例えば左右或いは前後方
向に往復移動させる苗載台の苗トレイより、苗取出爪に
より取出した苗を苗植付爪に受継いで苗の移植を行う苗
移植機に関する。 【0002】 【従来の技術】この種苗移植機にあって、苗の移植作業
中に灌水を行う構成のものとして、例えば苗植付爪に灌
水ノズルを一体的に取付けて、苗植付爪に苗を受継いで
から移植を行う間に、灌水ノズルより水を放出させて灌
水を行う手段がある。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかし乍らこのような
苗植付爪に灌水ノズルを取付けた手段の場合、苗植付爪
の上下植付動作や振動によって、灌水ノズルや接続ホー
スに悪影響を与えて苗への適正な灌水を困難にさせる
他、接続ホースを絡ませたり耐久性に劣るものとさせて
いた。 【0004】 【課題を解決するための手段】したがって本発明は、苗
載台から苗取出爪によって取出される苗を苗植付爪に受
継いで移植を行う苗移植機において、苗植付爪の苗受継
ぎ位置上方に移植苗の中継カップを配備させ、移植苗に
灌水を行う灌水ノズルを前記中継カップに取付けて、灌
水ノズルを静止安定状態の中継カップに保持して、苗植
付爪の植付動作や振動から回避させ、また苗植付爪と灌
水ノズル間の相対位置を安定維持させて例えば苗植付爪
に受継ぎされた苗に対して少量の水によるロスのない効
果的な灌水を行って、この作業性を向上させるものであ
る。 【0005】 【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述
する。図1は灌水ノズル部の説明図、図2は全体の側面
説明図、図3は同平面説明図、図4は同背面説明図であ
る。図中(1)は作業者が搭乗する走行車であるトラク
タであり、前後輪(2)(3)と操向ハンドル(4)と
運転席(5)などを備えると共に、前記ハンドル(4)
前側のボンネット(6)外側に左右予備苗台(7)を、
またボンネット(6)内側にエンジンをそれぞれ配設し
ている。 【0006】また図5乃至図7にも示す如く、図中
(8)は前記トラクタ(1)の後部に油圧リンク機構
(9)を介し昇降自在に装備する苗移植機であり、左右
一対の植付ユニット(10)(10)によって2条植え
構造の苗移植機(8)を構成するもので、ユニットフレ
ーム(11)と、該フレーム(11)に上下レール(1
2)(13)を介して前後方向に往復摺動させる苗載台
(14)と、苗載台(14)上面の苗トレイ(15)か
ら1株分のポット苗(A)を取出す箸形苗取出爪(1
6)と、該取出爪(16)からポット苗(A)を受取っ
て圃場面に植付けるホッパ形苗植付爪(17)と、植付
爪(17)の苗植付部前方の圃場面を鎮圧する均平ロー
ラ(18)と、植付爪(17)の苗植付箇所に相当する
位置のマルチフィルム(移植作業前に敷設)を切開する
マルチカッタ(19)と、植付爪(17)によって植付
けられたポット苗(A)の覆土を行う左右一対の培土ロ
ーラ(20)と、植付駆動力を入力する植付ミッション
ケース(21)と、植付爪(17)を駆動する植付爪駆
動ケース(22)(23)(24)と、取出爪(16)
を駆動する取出爪駆動ケース(25)と、苗載台(1
4)の横送りを行う苗載台駆動ケース(26)を、前記
各植付ユニット(10)にそれぞれ備えている。 【0007】そして、前記植付ミッションケース(2
1)から各駆動ケース(22)〜(26)に駆動力を伝
え、苗取出爪(16)及び苗植付爪(17)を所定軌跡
上で苗取出及び苗植付の各動作をそれぞれ行わせると共
に、苗載台(14)の前後往復移動による苗横送り並び
に苗載台(14)傾斜下端側への苗トレイ(15)移動
による苗縦送りの各動作をそれぞれ行わせて、前後方向
に横送りする苗載台(14)の苗トレイ(15)から取
出爪(16)により苗(A)を取出して植付爪(17)
に苗(A)を受継いで、所定植付け間隔で苗(A)を圃
場面に連続的に植付けるように構成している。 【0008】図8にも示す如く、苗移植機(8)には苗
(A)を移植しながら苗(A)に灌水する灌水装置(2
7)を装備させるもので、トラクタ(1)前部の前バン
パ(28)にベース台(29)を介し装着する水タンク
(30)と、電動モータでもって駆動する灌水ポンプ
(31)と、灌水ポンプ(31)からの水を送水或いは
送水停止する灌水電磁弁(32)と、該電磁弁(32)
からの水を灌水ホース(33a)を介し移植時の苗
(A)に灌水する灌水ノズル(33)とによって灌水装
置(27)を構成している。 【0009】さらに、前記灌水ノズル(33)は、苗植
付爪(17)が最上動位置のとき該爪(17)内に下端
を臨ませる苗中継カップ(34)に取付けるもので、爪
(17)の前後分割位置の上方でカップ(34)の外側
に調節ボルト(35)を介しノズル受金具(36)を前
後方向に取付角度調節自在に固定して、該中継カップ
(34)を介し植付爪(17)内に投入される苗(A)
に対し前記ノズル(33)からの水を、爪(17)内側
及びカップ(34)外側間の隙間を通し噴射して灌水を
行うように構成している。 【0010】また、前記中継カップ(34)は、植付ミ
ッションケース(21)に前端側を連結させるセンサフ
レーム(37)の後端側に支持アーム(38)を介し連
結保持させるもので、前記センサフレーム(37)は前
端に平行リンク(39)を介し均平ローラ(18)を、
また後端に覆土アーム(40)を介して培土ローラ(2
0)を支持して、これらローラ(18)(20)の昇降
によって植付爪(17)及び中継カップ(34)の支持
高さを変更可能とするように設けている。 【0011】図10に示す如く、前記マルチカッタ(1
9)はヒータ(41)を熱源として250℃以上の高熱
によってフィルムを溶融切断するもので、ヒータ(4
1)の温度を検出するサーミスタ(42)と、サーミス
タ(42)を介しヒータ(41)の温度表示を行う温度
表示器(43)と、温度表示器(43)の入切スイッチ
である切断スイッチ(44)とを備えている。またエン
ジン(45)のキースイッチ(46)と、エンジン(4
5)に送油されるエンジンオイルが規定圧のときオンと
なってエンジン駆動ランプ(47)を点灯する油圧スイ
ッチ(48)と、前記キースイッチ(46)と油圧スイ
ッチ(48)の両方がオンのとき前記切断スイッチ(4
4)を介しヒータ(41)のコントローラ(49)にバ
ッテリー(50)の電力を入力する表示用リレー(5
1)と、前記各スイッチ(44)(46)(48)がオ
ンのとき前記ヒータ(41)にバッテリー(50)の電
力を入力するヒータ駆動用リレー(52)とを備え、キ
ースイッチ(46)がオン操作されエンジン(45)の
稼動状態を油圧スイッチ(48)で検出するとき、前記
切断スイッチ(44)によって温度表示器(43)とヒ
ータ(41)の駆動制御を行うように構成している。 【0012】なお、上記実施例にあっては油圧スイッチ
(48)のオン動作によってエンジン(45)の稼動状
態を検出する構成を示したが、発電機の充電状態、或い
はエンジン(45)の回転状態などを検出してコントロ
ーラ(49)の電源を入切する構成でも良い。 【0013】そして、左右植付ユニット(10)の前側
に配備するパネル台(53)上部のパネル面(53a)
に、前記表示器(43)及び切断スイッチ(44)をそ
れぞれ単独に配設して、運転席(5)位置より左右植付
ユニット(10)のヒータ(41)への電源の入切を可
能とさせると共に、それぞれの温度表示を容易に確認可
能とするように構成している。 【0014】ところで図6に示す如く、前記苗植付爪
(17)の植付アーム(54)を回転する植付爪駆動ケ
ース(22)の植付爪駆動軸(55)に灌水タイミング
カム(56)を取付けると共に、植付爪(17)の苗植
付軌跡最上端の苗受継ぎ位置をカム(56)によって検
出する灌水センサ(57)を設け、中継カップ(34)
から植付爪(17)への苗受継ぎ毎時に前記センサ(5
7)の検出に基づいて灌水弁(32)を作動させて植付
爪(17)内の苗(A)に一定少量の灌水を行うように
構成している。 【0015】本実施例は上記の如く構成するものにし
て、苗植付爪(17)による苗(A)の植付時に灌水も
同時に行って、苗(A)の活着を促進させるもので、灌
水ノズル(33)を中継カップ(34)に固定させるこ
とによって、ノズル(33)を静止状態で安定保持でき
ると共に、植付爪(17)との相対位置も常に適正に安
定保持して、最小限の水量で最大の灌水効果を得て、苗
の活着後の初期生育を安定させ、作物の品質を安定維持
させることができる。また灌水量を少量に抑制すること
によって、培土ローラ(20)など各部への泥の付着も
抑制して、植付姿勢を安定維持させることができる。 【0016】また、前記マルチカッタ(19)は前記苗
植付爪(17)の植付昇降動作に連動して昇降し、該カ
ッタ(19)の下降時にマルチフィルムの切断を行うも
ので、図11に示す如くマルチカッタ(19)のヒータ
(41)は、キースイッチ(46)がオンで油圧スイッ
チ(48)がオン状態のエンジン(45)が正常稼動状
態のとき、前記パネル面(53a)の各切断スイッチ
(44)のオン操作によって駆動すると共にその温度表
示も行われる。 【0017】なお、前記灌水ノズル(33)を前後方向
にのみ取付角度調節自在に中継カップ(34)に取付け
る構成を示したが、図9に示す如く中継カップ(34)
に調節ボルト(35)を介しブラケット(54)を前後
方向に取付角度調節自在に、またブラケット(54)に
調節ボルト(35)を介し前記ノズル受金具(36)を
左右方向に取付角度調節自在に取付けて、灌水ノズル
(33)を前後及び左右方向に取付角度調節自在とする
ことによって、ノズル(33)の取付位置を適正保持さ
せることができる。 【0018】 【発明の効果】以上実施例から明らかなように本発明
は、苗載台(14)から苗取出爪(16)によって取出
される苗(A)を苗植付爪(17)に受継いで移植を行
う苗移植機において、苗植付爪(17)の苗受継ぎ位置
上方に移植苗(A)の中継カップ(34)を配備させ、
移植苗(A)に灌水を行う灌水ノズル(33)を前記中
継カップ(34)を取付けたものであるから、灌水ノズ
ル(33)を静止安定状態の中継カップ(34)に保持
して、苗植付爪(17)の植付動作や振動から回避させ
ることができ、また苗植付爪(17)と灌水ノズル(3
3)間の相対位置を安定維持させて例えば苗植付爪(1
7)に受継ぎされた苗(A)に対して少量の水によるロ
スのない効果的な灌水を行って、この作業性を向上させ
ることができるなど顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】 【図1】灌水ノズル部の説明図である。 【図2】全体の側面図である。 【図3】全体の平面図である。 【図4】全体の背面図である。 【図5】苗移植機の平面図である。 【図6】苗移植機の側面説明図である。 【図7】植付ユニットの説明図である。 【図8】灌水ノズル部の説明図である。 【図9】灌水ノズル部の説明図である。 【図10】ヒータ制御回路図である。 【図11】フローチャートである。 【符号の説明】 (14) 苗載台 (16) 苗取出爪 (17) 苗植付爪 (33) 灌水ノズル (34) 中継カップ (A) 苗
フロントページの続き (56)参考文献 実開 平7−5312(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01C 11/00 - 11/02 303 A01G 25/09

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 苗載台から苗取出爪によって取出される
    苗を苗植付爪に受継いで移植を行う苗移植機において、
    苗植付爪の苗受継ぎ位置上方に移植苗の中継カップを配
    備させ、移植苗に灌水を行う灌水ノズルを前記中継カッ
    プに取付けたことを特徴とする苗移植機。
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CN109168498B (zh) * 2018-10-30 2020-10-30 东北农业大学 四瓣吊蓝式凸轮驱动钵苗移栽杯

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