JPH078025A - 薬剤散布装置の駆動構造 - Google Patents

薬剤散布装置の駆動構造

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JPH078025A
JPH078025A JP14957193A JP14957193A JPH078025A JP H078025 A JPH078025 A JP H078025A JP 14957193 A JP14957193 A JP 14957193A JP 14957193 A JP14957193 A JP 14957193A JP H078025 A JPH078025 A JP H078025A
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JP
Japan
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spraying device
wire
planting
fertilizer
fertilizer applicator
Prior art date
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Pending
Application number
JP14957193A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuaki Itani
一明 伊谷
Yuichi Kato
祐一 加藤
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Yanmar Co Ltd
Original Assignee
Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 薬剤散布装置の薬剤散布効率を向上させるこ
と。 【構成】 植付ケースの上方位置に施肥装置を配設し、
同施肥装置の駆動部と植付ケースとを駆動用ロッドを介
して連動連結すると共に、上記施肥装置の後方位置に薬
剤散布装置を配設し、同薬剤散布装置の駆動部と上記駆
動用ロッドの中途部とをフィードバックワイヤを介して
連動連結し、しかも、フィードバックワイヤの一部を形
成するインナーワイヤの一端は駆動用ロッドの中途部に
連結ピンを介して着脱自在に連結し、同フィードバック
ワイヤの一部を形成するアウターワイヤの一端は施肥装
置の支持部材に連結ピンを介して着脱自在に連結した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、薬剤散布装置の駆動構
造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、乗用田植機の一形態として、走行
部の後方位置に植付部を連結し、同植付部に施肥装置と
薬剤散布装置を配設し、植付部の植付ケースと各装置の
駆動部とをそれぞれ伝動機構を介して連動連結して、施
肥装置により施肥が行えるようにすると共に、薬剤散布
装置により薬剤散布が行なえるようにしたものがある。
【0003】そして、植付ミッションケースと薬剤散布
装置の駆動部とを連動連結する伝動機構としては、リン
ク機構を採用している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記した薬
剤散布装置の伝動機構として、リンク機構を採用してい
るために、動力伝達のための機械的ロスが大きく、少量
の薬剤の繰出しを正確に行なうことができないという問
題が生じていた。
【0005】また、施肥装置や植付部の苗載台の近傍の
メンテナンス等を行なうための前作業として、薬剤散布
装置を乗用田植機から取外す必要があるが、リンク機構
のリンクの両端連結部をそれぞれ取外す作業が煩雑であ
るために、上記したメンテナンス等の作業能率が悪かっ
た。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、植
付ケースの上方位置に施肥装置を配設し、同施肥装置の
駆動部と植付ケースとを駆動用ロッドを介して連動連結
すると共に、上記施肥装置の後方位置に薬剤散布装置を
配設し、同薬剤散布装置の駆動部と上記駆動用ロッドの
中途部とをフィードバックワイヤを介して連動連結し、
しかも、フィードバックワイヤの一部を形成するインナ
ーワイヤの一端は駆動用ロッドの中途部に連結ピンを介
して着脱自在に連結し、同フィードバックワイヤの一部
を形成するアウターワイヤの一端は施肥装置の支持部材
に連結ピンを介して着脱自在に連結したことを特徴とす
る薬剤散布装置の駆動構造を提供せんとするものであ
る。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。
【0008】図1に示すAは乗用田植機であり、同乗用
田植機Aは、自走可能な走行部1の後方に植付部15を昇
降リンク機構30により昇降自在に連結している。
【0009】走行部1は、図1に示すように、車体フレ
ーム2の前部にエンジン3を搭載し、車体フレーム2の
後部にミッションケース4を配設し、同ミッションケー
ス4の前方位置にフロントアクスルケース5を介して水
田走行用の前輪6を取付けると共に、前記ミッションケ
ース4の後方位置にリヤアクスルケース7を介して水田
走行用の後輪8を取付けている。
【0010】そして、前記エンジン2等を覆うボンネッ
ト9の両側に予備苗載台10を取付けると共に、ステップ
11を形成する車体カバー12によって前記ミッションケー
ス4等を覆い、前記車体カバー12の上部に運転席13を取
付けて、その運転席13の前方位置で前記ボンネット9の
後部に操向ハンドル14を設けている。31は主変速レバ
ー、30は植付昇降兼変速用変速レバーである。
【0011】植付部15は、図1及び図2に示すように、
植付ミッションケース20の後方位置に、複数個の植付ケ
ース21を左右幅方向に間隔を開けて配置すると共に、伝
動ケース33を介して連動連設し、同植付ケース21上に前
高後低の前傾式苗載台16を下部レール18及びガイドレー
ル19を介して左右往復摺動自在に支持させると共に、各
植付ケース21に一方向に等速回転させるロータリケース
22を取付け、同ロータリケース22の回転軸芯を中心に対
称位置に一対の植付爪23,23 を取付けている。24はセン
ターフロート、25はサイドフロートである。
【0012】そして、植付ミッションケース20の前部に
は、図1に示すように、ローリング支点軸26を介して植
付ヒッチ27を設け、トップリンク28及びロワリンク29を
具備する昇降リンク機構30を介して植付部15を昇降させ
る昇降シリンダ31をロワリンク29に連結し、前記前後輪
6,8を走行駆動して移動すると共に、左右に往復動さ
せる苗載台16から一株分の苗を植付爪23によって取出
し、連続的に苗植え作業を行うように構成している。
【0013】左右最外側に位置する植付ケース21の各後
部には、図1及び図2に示すように、施肥装置支持フレ
ーム40,40 をそれぞれ立設し、両支持フレーム40,40 の
上端間に横支持フレーム49を横架し、同横支持フレーム
49に複数個の施肥装置41を取付ける一方、各施肥装置支
持フレーム40の中途部よりそれぞれ薬剤散布装置取付用
フレーム42,42 を後上方へ向けて伸延させて形成し、両
取付用フレーム42,42の上端間に横フレーム43を横架
し、同横フレーム43の略中央部に薬剤散布装置44を取付
けている。48は、サイドフロート25に取付けた作溝器で
ある。
【0014】また、施肥装置41は、図2及び図3に示す
ように、横支持フレーム49に肥料ホッパー46をステー85
を介して取付け、同肥料ホッパー46の下端左右側部に左
右一対の肥料繰出し部45,45 を連通連設する一方、各肥
料繰出し部45,45 の下端よりサイドフロート35に取付け
た作溝器44,44 に向けて肥料繰出しパイプ47,47 を伸延
させて形成している。
【0015】そして、施肥装置41の肥料繰出し部45と植
付ケース21の後部との間には、図2〜図4に示すよう
に、伝動機構86を介設しており、同伝動機構86は、植付
ケース21に設けた動力取出軸87に揺動アーム88の基端部
を取付け、同揺動アーム88の先端部に駆動用ロッド89の
下端部を連結し、同駆動用ロッド89の上端部に基端部を
肥料繰出し部45に枢支された上下揺動アーム90の中途部
を連結し、同上下揺動アーム90の先端部と、肥料繰出し
部45に基端部を上下揺動自在に連動連結した駆動用アー
ム91の先端部とをリンク92を介して連動連結して構成し
ている。93,94,95,96 はそれぞれ連結ピン、97は入力
軸、98は連結板、99は連結ピンである。
【0016】薬剤散布装置44は、図2及び図3に示すよ
うに、横フレーム43に薬剤散布部50を取付け、同薬剤散
布部50上に薬剤ホッパー51を載置状態にて連通連設して
いる。
【0017】そして、薬剤散布部50には、ファン駆動モ
ーター54を設け、同モーター54より下方へ向けて出力軸
55を突出させ、同出力軸54に薬剤飛散用ファン56を取付
け、同ファン56の周囲をスカート状案内体57により被覆
しており、同スカート状案内体57は、施肥条数の全幅に
わたって左右幅方向に伸延する横長手状に形成して、上
記ファン56により薬剤を左右幅方向にそれぞれ飛散可能
としている。53は化粧カバーである。
【0018】また、薬剤散布部50の上部には薬剤繰出し
ロール58を設けており、同薬剤繰出しロール58と施肥装
置41の伝動機構86との間には、伝動機構52を介設して、
薬剤繰出しロール58をワンウェイクラッチ(図示せず)
を介して間欠的に回転させて、薬剤ホッパー51内に収容
した薬剤を一定量づつ薬剤散布部50に繰出し可能として
いる。
【0019】上記のような構成において、本発明の要旨
は、薬剤散布装置44の駆動構造にあり、以下に説明す
る。
【0020】すなわち、薬剤散布装置44の薬剤繰出しロ
ール58の駆動は、植付ケース21の動力取出軸87からの動
力を伝動機構52を介して取入れることにより行なうよう
にしており、同伝動機構52としては、図2〜図4に示す
ように、フィードバックワイヤを使用している。
【0021】そして、フィードバックワイヤ52は、イン
ナーワイヤ60とアウターワイヤ61とから形成し、インナ
ーワイヤ60の一側端部にピン挿入孔60a を有する連結部
60bを取付け、駆動用ロッド87の中途部に取付けた連結
ピン62に、上記連結部60b をピン挿入孔60a を介して連
結する一方、他端を薬剤繰出しロール58にワンウェイク
ラッチを介して連動連結し、また、同インナーワイヤ60
を被覆するアウターワイヤ61の一側端部61a に連結ピン
63を取付ブラケット69を介して取付ける一方、薬剤散布
装置取付用フレーム42の基部にピン挿入用ボス部64を固
設して、同ピン挿入用ボス部64中に上記連結ピン63を抜
差し自在に挿入して、アウターワイヤ61の一側端部61a
を固定している。67は鍔状当接体である。
【0022】また、上記した連結ピン62,63 の先端部に
は、それぞれ図示しない抜止めピン挿入孔を形成して、
各抜止めピン挿入孔中に抜止めピン65,66 を横断貫通状
態に抜差し自在に挿入して、連結ピン62,63 の抜止めが
行えるようにしている。
【0023】このようにして、施肥装置41の伝動機構86
に設けた駆動用ロッド87が上下摺動動作すると、それに
連動してインナーワイヤ60がアウターワイヤ61中を押し
引き摺動動作して、薬剤繰出しロール58を回動作動させ
ることができるようにしており、かかるインナーワイヤ
60により動力伝達のための機械的ロスを最小限にとどめ
ることができ、少量の薬剤の繰出しも正確に行なうこと
ができて、薬剤散布効率を向上させることができるよう
にしている。
【0024】しかも、インナーワイヤ60の一側端部に取
付けた連結部60b は、連結ピン62から抜止めピン65を抜
き取ることにより、容易に側方へ抜き取ることができ、
また、アウターワイヤ61の一側端部61a も、連結ピン63
から抜止めピン66を抜き取ることにより、容易にピン挿
入用ボス部64から抜き取ることができて、薬剤散布装置
44の取外し作業を簡易に行なうことができる。
【0025】従って、薬剤散布装置44のメンテナンスは
もとより、施肥装置41や植付部15の苗載台16の近傍のメ
ンテナンス等も効率良く行なうことができる。
【0026】また、伝動機構としてフィードバックワイ
ヤ52を使用しているために、機体の軽量化とコンパクト
化を図ることができる。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、次のような効果が得ら
れる。
【0028】すなわち、本発明では、薬剤散布装置の駆
動部と、施肥装置を駆動する駆動用ロッドとを、フィー
ドバックワイヤを介して連動連結しているために、動力
伝達のための機械的ロスを最小限にとどめることがで
き、少量の薬剤の繰出しも正確に行なうことができて、
薬剤散布効率を向上させることができる。
【0029】そして、フィードバックワイヤの取外し作
業も、インナーワイヤとアウターワイヤの各一端を連結
ピンを介して着脱することにより、楽に行なうことがで
きるために、薬剤散布装置の取外し作業も簡単に行なう
ことができて、同薬剤散布装置のメンテナンスはもとよ
り、施肥装置や植付部の苗載台の近傍のメンテナンス等
も効率良く行なうことができる。
【0030】また、伝動機構としてフィードバックワイ
ヤを使用しているために、機体の軽量化とコンパクト化
を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る薬剤散布装置を具備する乗用田植
機の側面図。
【図2】同薬剤散布装置の側面図。
【図3】同薬剤散布装置の背面説明図。
【図4】同薬剤散布装置の伝動機構の背面図。
【符号の説明】
A 乗用田植機 21 植付ケース 52 フィードバックワイヤ 89 駆動用ロッド

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 植付ケースの上方位置に施肥装置を配設
    し、同施肥装置の駆動部と植付ケースとを駆動用ロッド
    を介して連動連結すると共に、上記施肥装置の後方位置
    に薬剤散布装置を配設し、同薬剤散布装置の駆動部と上
    記駆動用ロッドの中途部とをフィードバックワイヤを介
    して連動連結し、 しかも、フィードバックワイヤの一部を形成するインナ
    ーワイヤの一端は駆動用ロッドの中途部に連結ピンを介
    して着脱自在に連結し、同フィードバックワイヤの一部
    を形成するアウターワイヤの一端は施肥装置の支持部材
    に連結ピンを介して着脱自在に連結したことを特徴とす
    る薬剤散布装置の駆動構造。
JP14957193A 1993-06-21 1993-06-21 薬剤散布装置の駆動構造 Pending JPH078025A (ja)

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