JP3447443B2 - 安全ヒューズ付き面実装型固体電解コンデンサの構造 - Google Patents

安全ヒューズ付き面実装型固体電解コンデンサの構造

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    • H01G9/0003Protection against electric or thermal overload; cooling arrangements; means for avoiding the formation of cathode films

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タンタル固体電解
コンデンサ又はアルミ固体電解コンデンサ等の固体電解
コンデンサのうち、そのコンデンサ素子に対する過電流
ヒューズ又は温度ヒューズ等の安全ヒューズを備えて成
る面実装型固体電解コンデンサの構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来における安全ヒューズ付き面実装型
の固体電解コンデンサは、例えば、特開昭63−840
10号公報及び特開平2−105513号公報等に記載
されているように、コンデンサ素子における陽極棒に、
金属板製の陽極リード端子を直接固定する一方、前記コ
ンデンサ素子における陰極と、同じく金属板製の陰極リ
ード端子との間を、安全ヒューズを介して接続し、これ
らの全体を合成樹脂製にてパッケージしたのち、前記両
リード端子ののうち前記パッケージ部の左右両端面から
突出する部分を、前記パッケージ部の底面側に折り曲げ
ると言う構成であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この従来の固
体電解コンデンサは、プリント基板等への面実装に際し
て、両リード端子のうちパッケージ部から突出する部分
における底面及び側面の広い面積でプリント基板に対し
て強固に半田付けすることができる利点を有するが、そ
の反面、二本の金属板製リード端子を必要とし、全体の
大きさがこの両リード端子の分だけ大きくなるから、こ
れが、固体電解コンデンサの小型・大容量化の大きな妨
げになるばかりか、金属板製の両リード端子を使用する
ことで、重量が増大すると共に、製造コストが大幅にア
ップするのであった。
【0004】そこで、先行技術としての特開平7−29
780号公報は、安全ヒューズ付き面実装型の固体電解
コンデンサとして、コンデンサ素子におけるチップ片の
一端面から突出する陽極棒の先端を、前記コンデンサ素
子の全体をパッケージするパッケージ部における左右両
端面のうち前記チップ片の一端面に対向してこれと平行
な一方の端面に露出する一方、前記コンデンサ素子のチ
ップ片における陰極側に一端を接合した半田線等の安全
ヒューズ線の先端を、前記パッケージ部における左右両
端面のうち前記チップ片の他端面に対向してこれと平行
な一方の端面に露出し、前記パッケージにおける一方の
端面に、前記陽極棒に電気的に導通する陽極側端子電極
膜を、他方の端面に、前記安全ヒューズ線に電気的に導
通する陰極側端子電極膜を各々形成することを提案して
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この先行技術のもの
は、従来のように二本のリード端子を使用しないので、
小型・大容量化、軽量化及び低コスト化を図ることがで
きるが、その反面、プリント基板への実装に際して、パ
ッケージ部における両端面にのみに形成した端子電極膜
でしか半田付けすることができないから、プリント基板
に対する半田付けの強度が低いと言う問題がある。
【0006】ところで、前記安全ヒューズ線における溶
断特性を向上するには、安全ヒューズ線の線径を出来る
限り細くすることが必要であるが、線径を細くすると、
安全ヒューズ線をコンデンサ素子に対して接合すること
の困難製が増大するので、ここに使用する安全ヒューズ
線は、その線径を或る程度太くした状態のもとで、その
長さを出来るだけ長くするようにしなければならない。
【0007】しかし、前記先行技術のように、コンデン
サ素子における陰極側に一端を接合した安全ヒューズ線
の先端を、パッケージ体における左右両端面のうちコン
デンサ素子における陽極棒が露出する一方の端面と反対
側の他方の端面に露出すると言う構成である場合におい
て、安全ヒューズ線の長さを長くするには、コンデンサ
素子におけるチップ片からパッケージ部における他方の
端面までの間の寸法を大きくしなければならず、パッケ
ージ部における一方の端面から他方の端面までの長さ寸
法が増大することになるから、固体電解コンデンサが、
その安全ヒューズ線の溶断特性を向上することのために
大型化すると言う問題もあった。
【0008】本発明は、これらの問題を解消した安全ヒ
ューズ付き面実装型固体電解コンデンサの構造を提供す
ることを技術的課題とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この技術的課題を達成す
るため本発明は、「チップ片とこのチップ片の一端面に
固着した陽極棒とから成るコンデンサ素子と、このコン
デンサ素子の全体をパッケージするパッケージ体とを備
え、前記パッケージ体の外周面に、一つの底面と、この
底面の一端から上向きに延びる一方の側面と、前記底面
の他端から上向きに延びる他方の側面とを形成し、前記
コンデンサ素子における陽極棒の先端を、前記底面のう
ち一方の側面寄りの部位に露出する一方、前記コンデン
サ素子のチップ片における陰極側に一端を接合した安全
ヒューズ線を、前記底面に向かって略直角に折り曲げ、
その先端を、前記底面のうち他方の側面寄りの部位、又
は、他方の側面のうち底面寄りの部位に露出し、更に、
前記底面のうち一方の側面寄りの部位と一方の側面のう
ち底面寄り部分とに、陽極側端子電極膜を、当該陽極側
端子電極膜が前記コンデンサ素子における陽極棒に電気
的に導通するように形成する一方、前記底面のうち他方
の側面寄りの部位と他方の側面のうち底面寄りの部分と
に、陰極側端子電極膜を、当該陰極側端子電極膜が前記
安全ヒューズ線に電気的に導通するように形成する。」
と言う構成にした。
【0010】
【発明の作用・効果】このように構成によると、パッケ
ージ体における底面を下向きにしてプリント基板に搭載
したのち、プリント基板における電極パッドに対して半
田付けすることにより、陽極側端子電極膜及び陰極側端
子電極膜のうちパッケージ体の底面側の部分と、左右両
側面側の部分とにわたって広い面積で強固に半田付けす
ることができる。
【0011】また、コンデンサ素子のチップ片における
陰極側に一端を接合した安全ヒューズ線を、パッケージ
体の底面に向かって略直角に折り曲げると言う構成にし
たことにより、この折り曲げた分だけ安全ヒューズ線の
長さを長くすることができるから、前記先行技術のよう
に、安全ヒューズ線の長さを長くすることのために、パ
ッケージ体における一方の側面から他方の側面までの長
さを寸法を大きくすることを必要としないのである。
【0012】従って、本発明によると、安全ヒューズ付
き面実装型固体電解コンデンサにおいて、その安全ヒュ
ーズ線の溶断性能を向上することのために大型化するこ
とを回避できる効果を有する。特に、「請求項2」のよ
うに、パッケージ体における底面を、コンデンサ素子に
おけるチップ片の一端面に対して略平行に対面する面に
することにより、安全ヒューズ付き面実装型固体電解コ
ンデンサを、そのコンデンサ素子をプリント基板の表面
に対して略垂直向きにした縦型にできるから、その一方
の側面から他方の側面までの長さ寸法をより小さくする
ことができる。
【0013】また、「請求項3」のように、パッケージ
体における底面を、コンデンサ素子におけるチップ片の
一端面と略直角な面にすることにより、安全ヒューズ付
き面実装型固体電解コンデンサを、そのコンデンサ素子
をプリント基板の表面に対して横向きにした横型にでき
るから、その高さ寸法を小さくすることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面につ
いて説明する。図1及び図2は、第1の実施例であり、
この第1の実施例は、安全ヒューズ付き面実装型固体電
解コンデンサを縦型にした場合である。この図において
符号1は、コンデンサ素子を示し、このコンデンサ素子
1は、タンタル等の金属粉末を多孔質のチップ体に焼結
したのち金属粉末の表面に五酸化タンタル等の誘電膜と
二酸化マンガン等の固体電解質膜とを形成して成るチッ
プ片2と、このチップ片2の一端面2aから突出する陽
極棒3と、前記チップ片2の外周面のうち前記一端面2
aを除く部分に形成した陰極膜4とによって構成されて
いる。
【0015】符号5は、前記コンデンサ素子1の全体を
パッケージする合成樹脂製のパッケージ体を示し、この
パッケージ体5における外周面に、前記コンデンサ素子
1のチップ片2における一端面2aに対面して略平行に
延びる底面5aと、この底面5aの一端から上向きに延
びる一方の側面5bと、前記底面5aの他端から上向き
に延びる他方の側面5cとを形成する。
【0016】前記コンデンサ素子1における陽極棒3
を、チップ片2の一端面2aのうち前記パッケージ体5
における底面5aに近い部位に偏芯して設けて、この陽
極棒3の先端を、前記パッケージ体5における一方の側
面5bのうち底面5a寄りの部位に露出する。また、符
号6は、前記コンデンサ素子1のチップ片2における側
面2bにおいて陰極膜4に対して接合した半田線等のヒ
ューズ線を示し、このヒューズ線6を、一旦前記パッケ
ージ5における底面5aに向かって略直角に曲げたのち
外向きに曲げると言うように、クランク状に折り曲げ
て、その先端を、前記パッケージ体5における他方の側
面5cのうち底面5a寄りの部位に露出する。なお、こ
のヒューズ線6には、シリコン等の弾性樹脂9が塗布さ
れている。
【0017】そして、前記パッケージ体5における底面
5aのうち一方の側面5b寄りの部位と一方の側面5b
のうち底面5a寄り部分とに、陽極側端子電極膜7を、
当該陽極側端子電極膜7が前記コンデンサ素子1におけ
る陽極棒3に電気的に導通するように形成する一方、前
記パッケージ体5における底面5aのうち他方の側面5
c寄りの部位と他方の側面5cのうち底面5a寄りの部
分とに、陰極側端子電極膜8を、当該陰極側端子電極膜
8が前記ヒューズ線6に電気的に導通するように形成す
る。
【0018】この構成において、パッケージ体5におけ
る底面5aを下向きにしてプリント基板に搭載したの
ち、プリント基板における電極パッドに対して半田付け
することにより、陽極側端子電極膜7及び陰極側端子電
極膜8のうちパッケージ体5の底面5a側の部分と、左
右両側面側5b,5cの部分とにわたって広い面積で強
固に半田付けすることができる。
【0019】また、コンデンサ素子1のチップ片2にお
ける陰極側に一端を接合したヒューズ線6を、パッケー
ジ体5の底面5aに向かって略直角に折り曲げると言う
構成にしたことにより、この折り曲げた分だけヒューズ
線6の長さを長くすることができるから、前記先行技術
のように、ヒューズ線6の長さを長くすることのため
に、パッケージ体5における一方の側面5bから他方の
側面5cまでの長さを寸法Lを大きくすることを必要と
しないのであり、特に、この第1の実施例は、コンデン
サ素子1をプリント基板の表面に対して略垂直向きにし
た縦型にできるから、その一方の側面5bから他方の側
面5cまでの長さ寸法Lをより小さくすることができる
のである。
【0020】なお、前記した構成の固体電解コンデンサ
は、図3〜図6に示すような工程で製造される。すなわ
ち、金属粉末を焼結したチップ片2の複数個を、図3に
示すように、金属製の横バーAに対して、当該チップ片
2から突出する陽極棒3を溶接することによって装着し
て、この状態で、各チップ片2に、五酸化タンタル等の
誘電膜及び二酸化マンガン等の固体電解質膜を形成する
工程と、陰極膜4を形成する工程とを行ったのち、各チ
ップ片2に、図4に示すように、ヒューズ線6を接合
し、次いで、前記各ヒューズ線6を、図5に示すよう
に、クランク状に折り曲げたのち、各チップ片2の各々
を、図6に示すように、合成樹脂製のパッケージ体5に
てパッケージする。
【0021】次いで、陽極棒3及びヒューズ線6を、そ
の先端がパッケージ体5における底面5a及び他方の端
面5cに露出するように切断したのち、パッケージ体5
における底面5a及び他方の端面5cのうち前記陽極棒
3及びヒューズ線6が露出する部分を研磨したのち、陽
極側端子電極膜7及び陰極側端子電極膜8を、銀ペース
トの塗布・乾燥、及び、この銀ペースト層の表面に対す
る半田メッキ層、並びに、この半田メッキ層の表面に対
するニッケルメッキ層からなる三層構造にして形成する
ことにより、完成品にするのである。
【0022】また、前記実施例においては、ヒューズ線
6をクランク状に折り曲げることにより、その先端を、
前記パッケージ体5における他方の側面5cのうち底面
5a寄りの部位に露出するように構成することに限ら
ず、図7に示すように、前記パッケージ体5における底
面5aのうち他方の側面5c寄りの部位に露出するよう
に構成しても良いのである。
【0023】次に、図8及び図9は、第2の実施例であ
り、この第2の実施例は、安全ヒューズ付き面実装型固
体電解コンデンサを横型にした場合である。この図にお
いて、符号1′は、前記第1の実施例と同様に、タンタ
ル等の金属粉末を多孔質のチップ体に焼結したのち金属
粉末の表面に五酸化タンタル等の誘電膜と二酸化マンガ
ン等の固体電解質膜とを形成して成るチップ片2′と、
このチップ片2′の一端面2a′から突出する陽極棒
3′と、前記チップ片2′の外周面のうち前記一端面2
a′を除く部分に形成した陰極膜4′とによって構成し
たコンデンサ素子を示す。
【0024】また、符号5′は、前記コンデンサ素子
1′の全体をパッケージする合成樹脂製のパッケージ体
を示し、このパッケージ体5′における外周面に、前記
コンデンサ素子1のチップ片2における一端面2aと略
直角に延びる底面5a′と、この底面5a′の一端から
上向きに延びる一方の側面5b′と、前記底面5a′の
他端から上向きに延びる他方の側面5c′とを形成す
る。
【0025】前記コンデンサ素子1′における陽極棒
3′を、パッケージ体5′における底面5a′に向かっ
て下向きに折り曲げたのち、この陽極棒3′の先端を、
前記パッケージ体5′における底面5a′のうち一方の
側面5b′寄りの部位に露出する。また、符号6′は、
前記コンデンサ素子1′のチップ片2′における他端面
2c′において陰極膜4′に対して接合した半田線等の
ヒューズ線を示し、このヒューズ線6′を、一旦前記パ
ッケージ5′における底面5a′に向かって略直角に曲
げたのち外向きに曲げると言うように、クランク状に折
り曲げて、その先端を、前記パッケージ体5′における
他方の側面5c′のうち底面5a′寄りの部位に露出す
る。なお、このヒューズ線6′には、シリコン等の弾性
樹脂9′が塗布されている。
【0026】そして、前記パッケージ体5′における底
面5a′のうち一方の側面5b′寄りの部位と一方の側
面5b′のうち底面5a′寄り部分とに、前記第1の実
施例と同様に三層構造の陽極側端子電極膜7′を、当該
陽極側端子電極膜7′が前記コンデンサ素子1′におけ
る陽極棒3′に電気的に導通するように形成する一方、
前記パッケージ体5′における底面5a′のうち他方の
側面5c′寄りの部位と他方の側面5c′のうち底面5
a′寄りの部分とに、前記第1の実施例と同様に三層構
造の陰極側端子電極膜8′を、当該陰極側端子電極膜
8′が前記ヒューズ線6′に電気的に導通するように形
成する。
【0027】この構成においても、パッケージ体5′に
おける底面5a′を下向きにしてプリント基板に搭載し
たのち、プリント基板における電極パッドに対して半田
付けすることにより、陽極側端子電極膜7′及び陰極側
端子電極膜8′のうちパッケージ体5′の底面5a′側
の部分と、左右両側面側5b′,5c′の部分とにわた
って広い面積で強固に半田付けすることができ、また、
コンデンサ素子1′のチップ片2′における陰極側に一
端を接合したヒューズ線6′を、パッケージ体5′の底
面5a′に向かって略直角に折り曲げると言う構成にし
たことにより、この折り曲げた分だけヒューズ線6′の
長さを、パッケージ体5′における一方の側面5b′か
ら他方の側面5c′までの長さを寸法L′を大きくする
ことなく、長くすることができるのであり、特に、この
第2の実施例は、コンデンサ素子1′をプリント基板の
表面に対して横向きにした横型にした横型にできるか
ら、その高さ寸法Hを低くすることができるのである。
【0028】なお、この第2の実施例においても、前記
第1の実施例と同様に製造方法を採用することができる
のである。また、この第2の実施例においては、コンデ
ンサ素子1′における陽極棒3′を下向きに折り曲げる
ことに代えて、図10に示すように、チップ片2′と別
体に構成した陽極棒3″を、チップ片2′の一端面2
a′に対して、当該チップ片2′に対して五酸化タンタ
ル等の誘電膜、二酸化マンガン等の固体電解質膜及び陰
極膜4′を形成する前ににおいて溶接等にて固着した形
態にしても良く、更にまた、ヒューズ線6′を、図11
に示すように、パッケージ体5′における底面5a′の
うち他方の側面5c′寄りの部位に露出するように構成
しても良いのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における第1の実施例による固体電解コ
ンデンサの縦断正面図である。
【図2】前記第1の実施例による固体電解コンデンサを
底面から見た状態の斜視図である。
【図3】製造に際しての第1の工程を示す斜視図であ
る。
【図4】製造に際しての第2の工程を示す斜視図であ
る。
【図5】製造に際しての第3の工程を示す斜視図であ
る。
【図6】製造に際しての第4の工程を示す斜視図であ
る。
【図7】前記第1の実施例の変形例を示す縦断正面図で
ある。
【図8】本発明における第2の実施例による固体電解コ
ンデンサの縦断正面図である。
【図9】前記第2の実施例による固体電解コンデンサを
底面から見た状態の斜視図である。
【図10】前記第2の実施例の変形例を示す縦断正面図
である。
【図11】前記第2の実施例の更に別の変形例を示す縦
断正面図である。
【符号の説明】
1,1′ コンデンサ素子 2,2′ チップ片 3,3′ 陽極棒 4,4′ 陰極膜 5,5′ パッケージ体 5a,5a′ パッケージ体の底面 5b,5b′ パッケージ体の一方
の側面 5c,5c′ パッケージ体の他方
の側面 6,6′ ヒューズ線 7,7′ 陽極側端子電極膜 8,8′ 陰極側端子電極膜 9,9′ 弾性樹脂

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】チップ片とこのチップ片の一端面に固着し
    た陽極棒とから成るコンデンサ素子と、このコンデンサ
    素子の全体をパッケージするパッケージ体とを備え、前
    記パッケージ体の外周面に、一つの底面と、この底面の
    一端から上向きに延びる一方の側面と、前記底面の他端
    から上向きに延びる他方の側面とを形成し、前記コンデ
    ンサ素子における陽極棒の先端を、前記底面のうち一方
    の側面寄りの部位に露出する一方、前記コンデンサ素子
    のチップ片における陰極側に一端を接合した安全ヒュー
    ズ線を、前記底面に向かって略直角に折り曲げ、その先
    端を、前記底面のうち他方の側面寄りの部位、又は、他
    方の側面のうち底面寄りの部位に露出し、更に、前記底
    面のうち一方の側面寄りの部位と一方の側面のうち底面
    寄り部分とに、陽極側端子電極膜を、当該陽極側端子電
    極膜が前記コンデンサ素子における陽極棒に電気的に導
    通するように形成する一方、前記底面のうち他方の側面
    寄りの部位と他方の側面のうち底面寄りの部分とに、陰
    極側端子電極膜を、当該陰極側端子電極膜が前記安全ヒ
    ューズ線に電気的に導通するように形成したことを特徴
    とする安全ヒューズ付き面実装型固体電解コンデンサの
    構造。
  2. 【請求項2】前記「請求項1」において、底面を、コン
    デンサ素子におけるチップ片の一端面に対して略平行に
    対面する面にしたことを特徴とする安全ヒューズ付き面
    実装型固体電解コンデンサの構造。
  3. 【請求項3】前記「請求項1」において、底面を、コン
    デンサ素子におけるチップ片の一端面と略直角な面にし
    たことを特徴とする安全ヒューズ付き面実装型固体電解
    コンデンサの構造。
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