JP3447182B2 - 燃料電池のガス配管継手 - Google Patents
燃料電池のガス配管継手Info
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/30—Hydrogen technology
- Y02E60/50—Fuel cells
Landscapes
- Fuel Cell (AREA)
Description
管継手に係わり、特に高温のガス配管の電気絶縁ガスケ
ットの破損を防止する燃料電池のガス配管継手に関す
る。
接続して構成されているが、電池本体をこれらの接続部
材から電気的に絶縁する必要がある。図3は燃料電池の
構成の一例を示す。容器1内には電池本体(単セルの積
層体でスタックと呼ばれる)2を2個重ね上下に端部押
さえ材端3を当ててタイロッド4により締め付け一体の
ユニットとしている。このようなユニットを上下2段設
けている。電池本体2の重ね位置には中間ホルダ5が設
けられタイロッド4により固定されている。中間ホルダ
5にはアノード入側へのガス配管6と出側のガス配管
7、およびカソード入側へのガス配管8と出側のガス配
管9が接続され、これらのガス配管6〜9を電池本体2
に接続している。
手前でフランジ継手20を設け、このフランジ継手を電
気的に絶縁している。図4は本出願人が特願平5−31
5105号で提案した電気的に絶縁したガス配管継手を
示す。フランジ継手20はガス配管6〜9の一方の端面
に固定された上部フランジ21と、他方の端面に固定さ
れた下部フランジ22および両者を締め付けるボルト2
3より構成される。一方のフランジ22は、その座面の
内周寄りに円形状に隆起した接触面、即ち大平面座また
は小平面座を有する隆起型フランジを用い、絶縁ガスケ
ット27に大きな締め付け力を与えるようになってい
る。
ガス温度は運転時700℃程度の高温となるため、各ガ
ス配管6〜9はステンレス材が用いられ、ガスのリーク
を防止し電気絶縁を保持するガスケットはセラミックス
が用いられている。
起型フランジの詳細図である。隆起型フランジの隆起部
外周エッジ部35は角がある。ガスのリークを防止する
ためだけであればガスケットは隆起した範囲内に設けれ
ばよいが、上下のフランジ面が確実に接触しないように
するため絶縁ガスケット27はフランジの対向する面の
全面に設けられている。一方大きな温度変化が生じても
ボルト23が緩んでガスがリークしないようにボルト2
3を締め付けるため、また締め付けた状態で繰り返し温
度変化を受けるため、上部フランジ21が撓み隆起部外
周エッジ部35が絶縁ガスケット27を破損させること
が多かった。
案されたものである。すなわち、本発明の目的は、ボル
トの締め付けや温度変化により絶縁ガスケットが破損し
ないガス配管継手を提供することにある。
め、請求項1の発明では、フランジ(21,22)をボ
ルト締めした燃料電池のガス配管継手において、少なく
とも一方のフランジ(22)は、その座面の内周寄りに
円形状に隆起した接触面を有する隆起型フランジよりな
り、両フランジ(21,22)間およびボルト(23)
と、少なくとも一方のフランジ(22)との間にそれぞ
れ電気絶縁材(27,28)を設置しており、前記フラ
ンジ(22)の隆起した部分の隆起部外周エッジ部(3
5)は角を丸めた形状となっている。
め付けが確実にできる隆起型フランジを用いているガス
のリークを確実に防止できる。また隆起部外周エッジ部
(35)の角が丸くなっているので、温度変化によりボ
ルト(23)の締め付け力が変わっても電気絶縁材(2
7)は破損しない。また配管反力で上下のフランジ(2
1,22)がずれてもボルト(23)とフランジ(2
1,22)間の電気絶縁材(27,28)により両フラ
ンジ間の電気絶縁を維持できる。
ジ部(35)は半径1〜2mmの円弧となっている。
5)の形状は小さ過ぎると効果はなく、大き過ぎると両
フランジ(21,22)の接触面積が減り、ガスリーク
が発生し易くなる。フランジ(22)の隆起高さに応じ
て隆起部外周エッジ部(35)の丸みの半径は1〜2m
mとすると効果的である。
を図面を参照して説明する。なお、各図において、共通
する部分には同一の符号を付して使用する。図1は、本
発明のガス配管継手の構成を示す図である。本発明のガ
ス配管継手として図3に示したフランジ継手20の構成
を示す。フランジ継手20はガス配管6〜9の一方の端
面に固定された上部フランジ21と、他方の端面に固定
された下部フランジ22および両者を締め付けるボルト
23より構成される。下部フランジ22は、隆起部外周
エッジ部35と隆起部内周エッジ部36により形成され
る隆起した接触面、即ち大平面座または小平面座を有す
る隆起型フランジを用い、絶縁ガスケット27に大きな
締め付け力を与えるようになっている。下部フランジ2
2のボルト孔25は上部フランジ21のボルト孔24よ
り大きく、セラミックス製の絶縁スリーブ28が挿入さ
れており、この絶縁スリーブ28内をボルト23が貫通
する。
は絶縁ワッシャ30が挿入されている。絶縁ワッシャ3
0は一層ワッシャ31、二層ワッシャ32、三層ワッシ
ャ33よりなり、一層および三層ワッシャ31、33は
上下面にセラミック溶射層を付着したステンレス材が用
いられ、二層ワッシャ32はカオウオールシートが用い
られている。上部フランジ21と下部フランジ22の対
向する面全面に設けられた絶縁ガスケット27はアルミ
ナ繊維を主成分とするセラミックファイバー製シート状
ガスケットである。
を示す。隆起部外周エッジ部35は1.5mmの半径の
丸み(1.5R)が取ってある。下部フランジ22は隆
起型フランジであるので、図1に示すように絶縁ガスケ
ット27と下部フランジ22との間には間隙34が生じ
ている。ナット26を回してボルト23を締め付けるこ
とにより上部フランジ21が撓み隆起部外周エッジ部3
5に絶縁ガスケット27が押し付けられるが、丸みのあ
る形状であるため絶縁ガスケット27に局部的に大きな
応力は発生せず破損を防止できる。このような上部フラ
ンジ21の撓みは温度変化による配管の反力によっても
発生するが、丸み形状により絶縁ガスケット27の破損
を防止することができる。なお、丸みは1.5Rの場合
を示したが1〜2Rでは同様な効果が得られる。なお、
隆起部内周エッジ部36には絶縁ガスケット27の撓み
は生じないので丸くしなくてもよい。
隆起型フランジとしたが、上部フランジ21を隆起型フ
ランジにしてもよい。また両フランジ21、22を隆起
型フランジとしてもよい。この場合、隆起部外周エッジ
部35の形状は丸くする。
ジを用いその隆起部外周エッジ部の形状を丸くすること
により、ボルトの締め付けや温度変化による配管反力等
が生じてもフランジ間に挟んだ絶縁ガスケットの破損を
防止することができる。これにより電気絶縁性を維持す
ることができ電池運転時における電気絶縁性を高めるこ
とができる。
Claims (2)
- 【請求項1】 フランジ(21,22)をボルト締めし
た燃料電池のガス配管継手において、 少なくとも一方のフランジ(22)は、その座面の内周
寄りに円形状に隆起した接触面を有する隆起型フランジ
よりなり、 両フランジ(21,22)間およびボルト(23)と、
少なくとも一方のフランジ(22)との間にそれぞれ電
気絶縁材(27,28)を設置しており、前記フランジ
(22)の隆起した部分の隆起部外周エッジ部(35)
は角を丸めた形状となっている、ことを特徴とする燃料
電池のガス配管継手。 - 【請求項2】 前記隆起部外周エッジ部(35)は半径
1〜2mmの円弧となっていることを特徴とする請求項
1記載の燃料電池のガス配管継手。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23611996A JP3447182B2 (ja) | 1996-09-06 | 1996-09-06 | 燃料電池のガス配管継手 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23611996A JP3447182B2 (ja) | 1996-09-06 | 1996-09-06 | 燃料電池のガス配管継手 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1083822A JPH1083822A (ja) | 1998-03-31 |
JP3447182B2 true JP3447182B2 (ja) | 2003-09-16 |
Family
ID=16996033
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23611996A Expired - Fee Related JP3447182B2 (ja) | 1996-09-06 | 1996-09-06 | 燃料電池のガス配管継手 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3447182B2 (ja) |
-
1996
- 1996-09-06 JP JP23611996A patent/JP3447182B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH1083822A (ja) | 1998-03-31 |
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