JPH10238865A - 電気温水器 - Google Patents

電気温水器

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Publication number
JPH10238865A
JPH10238865A JP3671197A JP3671197A JPH10238865A JP H10238865 A JPH10238865 A JP H10238865A JP 3671197 A JP3671197 A JP 3671197A JP 3671197 A JP3671197 A JP 3671197A JP H10238865 A JPH10238865 A JP H10238865A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heater
tank
screw
mounting plate
mounting
Prior art date
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Pending
Application number
JP3671197A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Hara
和夫 原
Yasumasa Fukuhara
尉雅 福原
Naoya Osada
尚哉 長田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP3671197A priority Critical patent/JPH10238865A/ja
Publication of JPH10238865A publication Critical patent/JPH10238865A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Heat-Pump Type And Storage Water Heaters (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ヒーター取付ねじのタンク溶接部に繰り返し
荷重がかからないようにして耐圧性能を向上させる。 【解決手段】 ヒーター取付ねじ6が溶接された環状の
ねじ取付板9をタンク1に溶接し、溝3にはめ込んだパ
ッキン4を介してヒーター5を備えたヒーターフランジ
8を前記ねじ取付板9に固定することで、タンク1に取
り付ける。これによりヒーターフランジ8を取り付けて
いるヒーター取付ねじ6を介してタンク1に加わる荷重
がねじ取付板9で分散され、タンク1の溶接部10の亀
裂が防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タンク内の水を電
気ヒーターで温水にして給湯する電気温水器に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図5は電気温水器のタンクの側面図であ
り、タンク1はフェライト系のステンレス鋼板で形成さ
れ、耐蝕性に優れている。このタンク1の頂部には給湯
管14、底部には給水管12と排水管13が接続されて
いる。また、タンク1の胴体下部にはヒーター5を備え
たヒーターフランジ8が取り付けられている。図6は従
来の電気温水器におけるタンクのヒーター取付部の断面
図である。図6に示すように、従来においては、タンク
1にヒーター取付穴2を設け、このヒーター取付穴の周
囲の溝3にはめた環状のパッキン4を介してヒーター5
を備えたヒーターフランジ8をタンク1に溶接されたヒ
ーター取付ねじ6と固定ナット7によって固定する構造
になっている。
【0003】次に動作について説明する。通常、電気温
水器はタンク1内の圧力が沸き上げ時は圧力逃し弁(図
示せず)によって内圧が1kg/cm2 に、給湯時は減
圧弁(図示せず)によって0.8kg/cm2 に保たれ
ており、給湯バルブ(図示せず)を開くと、0.8kg
/cm2 以下になり、この給湯バルブの操作によってタ
ンク1内に繰り返し圧力変化を生じる。また、パッキン
4をヒーター取付ねじ6と固定ナット7によって固定さ
れたヒーターフランジ8で押えつけることにより、気密
が保たれ、タンク1内の水がヒーター取付穴2から漏れ
ないようになっている。しかしながら、使用圧力が高い
場合は、薄いステンレス鋼板で形成されたタンク1に溶
接されたヒーター取付ねじ6の固定部に過度の力が加わ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の電気温水器は以
上のように構成されているので使用圧力が高い場合、タ
ンクのヒーター取付ねじの固定部に繰り返し過度の力が
集中して加わるため、亀裂が生じ、水漏れが発生するな
どの心配があった。
【0005】本発明は上記のような課題を解消するため
になされたもので、使用圧力が高い場合でも、ヒーター
取付ねじを固定するタンク溶接部に繰り返し荷重が加わ
らないようにして、耐圧性能を向上した電気温水器を提
供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の電気温水器は、
タンクにヒーター取付穴を設け、このヒーター取付穴の
周囲に環状のパッキンを介してタンク内に配置されるヒ
ーターを備えたヒーターフランジを固定してなる電気温
水器において、前記ヒーター取付穴の周囲にヒーターフ
ランジを取り付ける複数のねじを固定した環状のねじ取
付板を固定し、このねじ取付板を介して前記ヒーターフ
ランジをタンクに固定したことを特徴とする。
【0007】また、前記環状のねじ取付板の板厚を、前
記タンクの板厚よりも厚くしたことを特徴とする。
【0008】さらに、前記環状のねじ取付板を前記ヒー
ター取付穴の周囲に設けた環状の溝部に固定したことを
特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.以下、本発明の実施の形態1を図1〜図
3によって説明する。図1はタンク1の胴体下部に設け
たヒーター取付部の断面図であり、図2はその拡大断面
図である。また、図3はねじ取付板の斜視図である。図
において、1はフェライト系のステンレス鋼板で形成し
たタンク、2はこのタンク1に設けたヒーター取付穴、
3はヒーター取付穴2の縁部に形成した環状の溝、4は
この溝に配置されたシール用のパッキン、5はヒータ
ー、6はヒーター取付ねじ、7は固定ナット、8はヒー
ターフランジ、9はねじ取付板、10はタンク1とねじ
取付板9の溶接部を示す。ヒーター5はタンク1の胴体
下部に開口したヒーター取付穴2よりタンク1内に突出
している。
【0010】タンク1に設けたヒーター取付穴2の縁部
には環状の溝3が設けられ、この溝に環状のパッキン4
をはめ込んで、ヒーターフランジ8で押さえつけてタン
ク1内の水密性を保っている。ヒーターフランジ8のタ
ンク1への固定は複数本のヒーター取付ねじ6が溶接さ
れた環状のねじ取付板9をタンク1に溶接し、前記ヒー
ター取付ねじ6にヒーターフランジ8を取り付けて固定
ナット7を締めつけて固定する。このとき、ねじ取付板
9はタンク1の素材の板厚よりも厚くしておき、タンク
1への溶接では溶接部10の面積がヒーター取付ねじ6
の溶接面積よりも広くする。このようにすることによっ
て、タンク1の内圧が高いときでもヒーターフランジ8
で受けた圧力はヒーター取付ねじ6とねじ取付板9を介
してタンク1に加わり、ねじ取付板9によって荷重を分
散することができる。
【0011】実施の形態2.図4は本発明の実施の形態
2を示すヒーター取付部の断面図である。この実施の形
態2は、ねじ取付板9を取り付けるタンク1の箇所に溝
部11を設け、この溝部にねじ取付板9をはめ込んで溶
接するようにしている。このように構成することで、ね
じ取付板9の位置合わせが容易となり、かつ溶接面積を
より広くできるので、強度増大を図ることができる。
【0012】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、ヒータ
ー取付ねじをねじ取付板を介してタンクに固定したた
め、タンク内の圧力が高くなって繰り返し荷重がヒータ
ーフランジに加わったときでも、ヒーター取付ねじを介
してタンクに加わる荷重をねじ取付板で分散できるた
め、タンク溶接部に亀裂などが生じなくなり、製品の寿
命を向上させることができる。
【0013】また、環状のねじ取付板の板厚をタンクの
板厚よりも厚くすることにより、ヒーター取付ねじの溶
着性が増し、ヒーター取付ねじにかかる荷重に対して、
ねじ取付板の変形を防ぐことができる。
【0014】また、ねじ取付板を、タンクに設けた溝部
に取り付けることにより、ねじ取付板をタンクに取り付
ける際、位置合わせが容易となり、作業性が向上すると
ともに、溶接面積がより広くなって、強度の増大を図る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1を示すヒーター取付部
の断面図である。
【図2】 図1の拡大断面図である。
【図3】 ねじ取付板の斜視図である。
【図4】 本発明の実施の形態2を示すヒーター取付部
の断面図である。
【図5】 電気温水器のタンクの側面図である。
【図6】 従来のヒーター取付部を示す側面図である。
【符号の説明】
1 タンク、2 ヒーター取付穴、3 溝、4 パッキ
ン、5 ヒーター、6ヒーター取付ねじ、7 固定ナッ
ト、8 ヒーターフランジ、9 ねじ取付板、10 溶
接部、11 溝部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タンクにヒーター取付穴を設け、このヒ
    ーター取付穴の周囲に環状のパッキンを介してタンク内
    に配置されるヒーターを備えたヒーターフランジを固定
    してなる電気温水器において、前記ヒーター取付穴の周
    囲にヒーターフランジを取り付ける複数のねじを固定し
    た環状のねじ取付板を固定し、このねじ取付板を介して
    前記ヒーターフランジをタンクに固定したことを特徴と
    する電気温水器。
  2. 【請求項2】 前記環状のねじ取付板の板厚を、前記タ
    ンクの板厚よりも厚くしたことを特徴とする請求項1記
    載の電気温水器。
  3. 【請求項3】 前記環状のねじ取付板を前記ヒーター取
    付穴の周囲に設けた環状の溝部に固定したことを特徴と
    する請求項1または請求項2に記載の電気温水器。
JP3671197A 1997-02-20 1997-02-20 電気温水器 Pending JPH10238865A (ja)

Priority Applications (1)

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JP3671197A JPH10238865A (ja) 1997-02-20 1997-02-20 電気温水器

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JP3671197A JPH10238865A (ja) 1997-02-20 1997-02-20 電気温水器

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Publication Number Publication Date
JPH10238865A true JPH10238865A (ja) 1998-09-08

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ID=12477357

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JP3671197A Pending JPH10238865A (ja) 1997-02-20 1997-02-20 電気温水器

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JP (1) JPH10238865A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014122778A (ja) * 2012-12-24 2014-07-03 Calsonic Kansei Corp 液体加熱装置
JP2015078774A (ja) * 2013-10-15 2015-04-23 株式会社Lixil 貯湯タンク
JP2017058054A (ja) * 2015-09-15 2017-03-23 株式会社Lixil 貯湯タンク
KR20180025474A (ko) * 2016-08-31 2018-03-09 (주) 존인피니티 온수공급장치

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