JP3447170B2 - 筐 体 - Google Patents
筐 体Info
- Publication number
- JP3447170B2 JP3447170B2 JP03700796A JP3700796A JP3447170B2 JP 3447170 B2 JP3447170 B2 JP 3447170B2 JP 03700796 A JP03700796 A JP 03700796A JP 3700796 A JP3700796 A JP 3700796A JP 3447170 B2 JP3447170 B2 JP 3447170B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate portion
- rib
- housing
- bottom plate
- gas channel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/1703—Introducing an auxiliary fluid into the mould
- B29C45/1704—Introducing an auxiliary fluid into the mould the fluid being introduced into the interior of the injected material which is still in a molten state, e.g. for producing hollow articles
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガスアシスト射出
成形により成形される、例えばテレビジョン受像機など
の筐体に関するものである。 【０００２】 【従来の技術】従来、電子機器例えばテレビジョン受像
機などの筐体は、例えば樹脂の射出成形により構成され
る。筐体が偏肉構造を有している場合、例えば特開平２
−８７８８０号公報に示すように、厚肉部にガスによる
２次圧を加えることによりヒケを防止し、短い成形サイ
クルで成形可能としていた。 【０００３】 【発明が解決しようとする課題】上述のような従来のテ
レビジョン受像機の筐体においては、多点ゲートで成形
した場合、ゲートとゲートの間のガスチャンネル末端部
（通常筐体前面側稜線部）には違うゲートから注入され
たガス同士の衝突により肉だまりができ、冷却時、ヒケ
などの外観不良が生じやすいという問題があった。 【０００４】本発明はこのような課題を解決するもの
で、違うゲートから注入されたガス同士のガスチャンネ
ル末端部での衝突を避けるためガスチャンネルを底面側
リブ根元に設け、その部分がガス流動部の末端になるよ
うにして外観不良を目立ちにくい筐体底面部に位置させ
るようにした筐体を提供することを目的とするものであ
る。 【０００５】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の筐体は、ガスアシスト射出成形により成形さ
れ前板部と周囲の側板部、底板部、上板部を一体に備え
たテレビジョン受像機などの筐体であって、前記前板部
と底板部との繋がり部内側に前板部と底板部に対して直
角にリブを設け、このリブの下端根元の底板部に肉盛り
部を設け、ガスチャンネル末端部が前記肉盛り部に位置
するようにガスチャンネルを配置し、前記前板部におい
て前記リブの上端部より高い位置から形成されたガスチ
ャンネルとしての中空部は、前記リブの下端根元の底板
部に設けた肉盛り部に到るまで形成されていることを特
徴とするものである。 【０００６】この構成により、ガスアシスト射出成形で
成形する際、ガスチャンネル末端部を外観不良の目立ち
にくい筐体底面部に配置し、外観品質向上を図ることが
できる。 【０００７】 【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて、図面に基づき説明する。図１〜図５において、１
はガスアシスト射出成形により成形され開口部２を有す
る前板部３と周囲の側板部４、底板部５、上板部６を一
体に備えたテレビジョン受像機の筐体であって、前記前
板部３と底板部５との繋がり部内側に前板部３と底板部
５に対して直角にリブ７を設け、このリブ７の下端根元
の底板部５に肉盛り部８を設け、ガスチャンネル末端部
９が前記肉盛り部８に位置するようにガスチャンネル配
置してある。ガスチャンネル配置についてさらに詳しく
述べると、前板部３と上板部６との繋がり部および前板
部３と左右の側板部４，４との繋がり部、さらには前記
リブ７の上端近傍位置に接する高さ位置における前板部
３にそれぞれガスチャンネルとしての中空部10（図２お
よび図３において斜線で示す）が形成され、前板部３に
形成された中空部10が前記ガスチャンネル末端部９に繋
がっている。 【０００８】底面には前記以外のガスチャンネルは設け
ないようにし、ガスチャンネル末端部９はリブ７の下端
根元の下側位置の肉盛り部８のみで吸収するようにす
る。このようなガスチャンネル配置を有することによ
り、ガス同士の衝突による肉だまりの発生を避け、ヒケ
などの外観不良を抑え、テレビジョン受像機の筐体の外
観不良を抑えるレベルが飛躍的に向上する。 【０００９】 【発明の効果】以上のように本発明によれば、ガスアシ
スト射出成形で成形する際、ガスチャンネル末端部を外
観不良の目立ちにくい筐体底面部に配置し、外観品質向
上を図ることができ、その結果射出成形後の筐体をその
ままの状態で製品として使用でき、筐体の塗装と塗装工
程を不要にすることができる。
成形により成形される、例えばテレビジョン受像機など
の筐体に関するものである。 【０００２】 【従来の技術】従来、電子機器例えばテレビジョン受像
機などの筐体は、例えば樹脂の射出成形により構成され
る。筐体が偏肉構造を有している場合、例えば特開平２
−８７８８０号公報に示すように、厚肉部にガスによる
２次圧を加えることによりヒケを防止し、短い成形サイ
クルで成形可能としていた。 【０００３】 【発明が解決しようとする課題】上述のような従来のテ
レビジョン受像機の筐体においては、多点ゲートで成形
した場合、ゲートとゲートの間のガスチャンネル末端部
（通常筐体前面側稜線部）には違うゲートから注入され
たガス同士の衝突により肉だまりができ、冷却時、ヒケ
などの外観不良が生じやすいという問題があった。 【０００４】本発明はこのような課題を解決するもの
で、違うゲートから注入されたガス同士のガスチャンネ
ル末端部での衝突を避けるためガスチャンネルを底面側
リブ根元に設け、その部分がガス流動部の末端になるよ
うにして外観不良を目立ちにくい筐体底面部に位置させ
るようにした筐体を提供することを目的とするものであ
る。 【０００５】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の筐体は、ガスアシスト射出成形により成形さ
れ前板部と周囲の側板部、底板部、上板部を一体に備え
たテレビジョン受像機などの筐体であって、前記前板部
と底板部との繋がり部内側に前板部と底板部に対して直
角にリブを設け、このリブの下端根元の底板部に肉盛り
部を設け、ガスチャンネル末端部が前記肉盛り部に位置
するようにガスチャンネルを配置し、前記前板部におい
て前記リブの上端部より高い位置から形成されたガスチ
ャンネルとしての中空部は、前記リブの下端根元の底板
部に設けた肉盛り部に到るまで形成されていることを特
徴とするものである。 【０００６】この構成により、ガスアシスト射出成形で
成形する際、ガスチャンネル末端部を外観不良の目立ち
にくい筐体底面部に配置し、外観品質向上を図ることが
できる。 【０００７】 【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて、図面に基づき説明する。図１〜図５において、１
はガスアシスト射出成形により成形され開口部２を有す
る前板部３と周囲の側板部４、底板部５、上板部６を一
体に備えたテレビジョン受像機の筐体であって、前記前
板部３と底板部５との繋がり部内側に前板部３と底板部
５に対して直角にリブ７を設け、このリブ７の下端根元
の底板部５に肉盛り部８を設け、ガスチャンネル末端部
９が前記肉盛り部８に位置するようにガスチャンネル配
置してある。ガスチャンネル配置についてさらに詳しく
述べると、前板部３と上板部６との繋がり部および前板
部３と左右の側板部４，４との繋がり部、さらには前記
リブ７の上端近傍位置に接する高さ位置における前板部
３にそれぞれガスチャンネルとしての中空部10（図２お
よび図３において斜線で示す）が形成され、前板部３に
形成された中空部10が前記ガスチャンネル末端部９に繋
がっている。 【０００８】底面には前記以外のガスチャンネルは設け
ないようにし、ガスチャンネル末端部９はリブ７の下端
根元の下側位置の肉盛り部８のみで吸収するようにす
る。このようなガスチャンネル配置を有することによ
り、ガス同士の衝突による肉だまりの発生を避け、ヒケ
などの外観不良を抑え、テレビジョン受像機の筐体の外
観不良を抑えるレベルが飛躍的に向上する。 【０００９】 【発明の効果】以上のように本発明によれば、ガスアシ
スト射出成形で成形する際、ガスチャンネル末端部を外
観不良の目立ちにくい筐体底面部に配置し、外観品質向
上を図ることができ、その結果射出成形後の筐体をその
ままの状態で製品として使用でき、筐体の塗装と塗装工
程を不要にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施の形態におけるテレビジョン受
像機の筐体を後方から見た斜視図 【図２】同図１のＡ部拡大斜視図 【図３】同図１のＢ部拡大斜視図 【図４】同図２のＣ部拡大断面図 【図５】同図３のＤ部拡大断面図 【符号の説明】 １ 筐体 ２ 開口部 ３ 前板部 ４ 側板部 ５ 底板部 ６ 上板部 ７ リブ ８ 肉盛り部 ９ ガスチャンネル末端部 １０ 中空部
像機の筐体を後方から見た斜視図 【図２】同図１のＡ部拡大斜視図 【図３】同図１のＢ部拡大斜視図 【図４】同図２のＣ部拡大断面図 【図５】同図３のＤ部拡大断面図 【符号の説明】 １ 筐体 ２ 開口部 ３ 前板部 ４ 側板部 ５ 底板部 ６ 上板部 ７ リブ ８ 肉盛り部 ９ ガスチャンネル末端部 １０ 中空部
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
B29C 45/00 - 45/84
H04N 5/64 571
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項１】 ガスアシスト射出成形により成形され前
板部と周囲の側板部、底板部、上板部を一体に備えたテ
レビジョン受像機などの筐体であって、前記前板部と底
板部との繋がり部内側に前板部と底板部に対して直角に
リブを設け、このリブの下端根元の底板部に肉盛り部を
設け、ガスチャンネル末端部が前記肉盛り部に位置する
ようにガスチャンネルを配置し、前記前板部において前
記リブの上端部より高い位置から形成されたガスチャン
ネルとしての中空部は、前記リブの下端根元の底板部に
設けた肉盛り部に到るまで形成されていることを特徴と
する筐体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03700796A JP3447170B2 (ja) | 1996-02-26 | 1996-02-26 | 筐 体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03700796A JP3447170B2 (ja) | 1996-02-26 | 1996-02-26 | 筐 体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09225957A JPH09225957A (ja) | 1997-09-02 |
| JP3447170B2 true JP3447170B2 (ja) | 2003-09-16 |
Family
ID=12485648
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP03700796A Expired - Fee Related JP3447170B2 (ja) | 1996-02-26 | 1996-02-26 | 筐 体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3447170B2 (ja) |
-
1996
- 1996-02-26 JP JP03700796A patent/JP3447170B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH09225957A (ja) | 1997-09-02 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |