JP3036313B2 - バンパーフェイシアの成形方法 - Google Patents

バンパーフェイシアの成形方法

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    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/1703Introducing an auxiliary fluid into the mould
    • B29C45/1704Introducing an auxiliary fluid into the mould the fluid being introduced into the interior of the injected material which is still in a molten state, e.g. for producing hollow articles
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車用バンパーのバ
ンパーフェイシアを樹脂射出成形法によって成形する方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の樹脂製のバンパーフェイシアを
成形するにあたっては、図4に示すように、バンパーフ
ェイシア31の上面部中央のエッジ部に相当する部分に
ファンゲート32を設定し、このファンゲート32から
キャビティ(製品部空間)に対して樹脂材料を充填する
ことでバンパーフェイシア31を成形するようにしてい
る(類似技術が例えば実開昭63−43711号公報に
開示されている)。なお、図4に示したバンパーフェイ
シア31の場合には、中央部のライセンスプレート取付
面33の下側に空気取入口34が開口形成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の成
形方法においては、成形しようとするバンパーフェイシ
ア31が横方向に長い大物製品である点を考慮し、樹脂
材料の流動性を保ちながらその樹脂材料がキャビティの
隅々まで満遍なくゆき届くようにして、いわゆる樹脂材
料の回りをよくするために長手方向に幅広のファンゲー
ト32を採用しているものであるが、バンパーサイド部
31aの端部まで確実に樹脂材料が届くようにするため
には射出圧力を高くする必要があり、それに伴って必然
的に型締め圧力も高くなる。
【0004】この傾向は、特にバンパーフェイシア31
の下端部にスカート部あるいはエプロン部と称される部
分を一体に形成した場合のようにバンパーフェイシア3
1そのものが大型化するほど顕著となる。
【0005】その結果、単に成形設備全体が大型化する
だけでなく、型締め圧力の大きさによっては成形品に残
留応力による歪みが残ることがあり、成形の安定性なら
びに成形品質の上でなおも問題を残している。
【0006】本発明は以上のような課題に着目してなさ
れたもので、その目的とするところは、射出圧力および
型締め圧力を高めることなく、成形品質の良好なバンパ
ーフェイシアを成形できるようにした方法を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、縦壁部の中央
部に開口部を有する自動車用バンパーのバンパーフェイ
シアを樹脂射出成形法によって成形する方法において、
前記開口部の周縁エッジ部にゲート部を設定してこのゲ
ート部からキャビティに樹脂材料を充填する一方、前記
縦壁部の高さ方向の略中央部に、開口部の周囲からバン
パーサイド部側まで連続する厚肉部を形成するととも
に、ガスインジェクション法の併用により前記厚肉部の
内部にガスを導入して、該厚肉部の長手方向に沿って中
空部を形成することを特徴としている。
【0008】
【作用】この方法によると、縦壁部中央の開口部の近く
にゲート部を設定したことによって、ゲート部からキャ
ビティ内に導入された樹脂材料は比較的断面積の大きい
厚肉部に相当する部分に先ず入り、そこから厚肉部の長
手方向に沿って徐々に拡がる。そして、上記のように射
出初期に厚肉部に相当する部分に沿って流動した樹脂材
料が、キャビティの各部まで拡がることでバンパーフェ
イシアが成形される。
【0009】ここで、前記射出成形時にガスインジェク
ション法を併用するものとし、例えば射出完了直後に厚
肉部に相当する部分に不活性ガス等のガスを導入する。
このガス圧によってもまた樹脂材料の流動が助けられる
とともに、ガスは厚肉部のうち比較的固化の遅いその中
心部を通って長手方向に通流し、最終的には厚肉部の内
部に中空部を形成する。
【0010】
【実施例】図1〜3は本発明の一実施例を示す図で、本
発明方法によって成形されたバンパーフェイシア1のう
ち、その縦壁部1aの中央部に形成されたライセンスプ
レート取付面2の下側には開口部として空気取入口3が
形成されている。また、バンパーフェイシア1の上面部
1bのうちバンパーサイド部1cを除いた部分には上方
に突出する断面略矩形状の厚肉部4が、その長手方向に
沿って一体に形成されていて、該厚肉部4の内部には長
手方向に沿って中空部5が形成されている。
【0011】一方、前記空気取入口3のうちその裏面側
の下縁エッジ部にはファンゲート6が設定されていて、
さらに空気取入口3の下半部周縁部からバンパーフェイ
シア1のバンパーサイド部1cに沿う部分にはその裏面
側の長手方向に沿って厚肉部7が形成されている。そし
て、その厚肉部7の内部には長手方向に沿って中空部8
が形成されている。
【0012】このような構造のバンパーフェイシア1を
成形するにあたっては、図2に示す射出成形金型9を用
いて常法により射出成形を行う。すなわち、固定型(キ
ャビティブロック)10と可動型(コアブロック)11
とで形成されるキャビティ(製品部空間)Rに対し、図
示外のスプルー部とランナ12およびファンゲート6を
通して樹脂材料を充填して、バンパーフェイシア1を成
形する。
【0013】この時、前記キャビティRに充填された樹
脂材料は、比較的断面積が大きく流動抵抗の少ない厚肉
部7に先ず流入してその厚肉部7の長手方向に沿って拡
がった上で、最終的に上方の厚肉部4をはじめとしてキ
ャビティR内の各部に流入することになる。
【0014】この射出成形の際にガスインジェクション
法を併用し、図2に示すように可動型11内に予め設け
たガスノズル13,14から各厚肉部4,7に対し窒素
ガス等の不活性ガスを導入する。そして、この不活性ガ
スの導入開始タイミングを例えば樹脂材料の射出完了直
後に設定すると、相対的に薄肉の一般部、および各厚肉
部4,7の表層部では固化が進行しているのに対して、
各厚肉部4,7の中心部では相対的に固化が遅れている
ことから、前記厚肉部4,7に導入された不活性ガス
は、粘度が低く且つ流動抵抗の小さい厚肉部4,7の中
心部をいわゆるガスチャンネルとして通って該厚肉部
4,7の長手方向に徐々に拡がることになる。
【0015】その結果、前記不活性ガスは、樹脂材料が
キャビティRの隅々まで満遍なくゆき届くようにその樹
脂材料の流動を助けると同時に、その不活性ガスの通路
がそのまま厚肉部4,7内に残ることによって該厚肉部
4,7の中心部にはその長手方向に沿って中空部5,8
が形成されることになる。
【0016】なお、前記不活性ガスの圧力、導入開始タ
イミングおよび導入時間等の諸条件は、射出成形金型9
の型締め圧力や、バンパーフェイシア1の大きさ、なら
びに厚肉部4,7の断面積や長さ等に応じて適宜設定さ
れる。
【0017】そして、上記のようにして成形されたバン
パーフェイシア1は、中空部5をもつ厚肉部4が補強効
果を発揮することから、バンパーフェイシア1の上面部
の剛性が向上するほか、もう一方の厚肉部8がバンパー
サイド部1c側まで延びているためにバンパーサイド部
1cの剛性も併せて向上する。
【0018】ここで、バンパーフェイシア1の縦壁部1
aにキャラクターライン(アクセントライン)を構成す
る凹部あるいは凸部がある場合には、その位置に一方の
厚肉部7を一致させるのが望ましい。
【0019】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、縦壁部の
中央の開口部の周縁にゲート部を設定する一方、前記開
口部の周囲からバンパーサイド部側まで連続する厚肉部
を形成し、ガスインジェクション法の併用によって前記
厚肉部にガスを導入して該厚肉部の長手方向に沿って中
空部を形成するようにしたため、厚肉部となるべき部分
に射出初期に樹脂材料が流入し、しかもこの樹脂材料の
流動がガスによって助けられることから、全体的な樹脂
材料の流動性が従来に比べて大幅に向上する。
【0020】その結果、樹脂材料の射出圧力および型締
め圧力を下げることが可能となり、成形設備の小型化を
図ることができることはもちろんのこと、成形品に残留
歪みが残ることがなくなり、成形安定性および成形品質
が大幅に向上する。
【0021】さらに、上記の成形法に成形されたバンパ
ーフェイシアは、バンパーサイド部側にまで中空部をも
つ厚肉部が形成されているために、バンパーサイド部の
剛性も併せて向上するという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法によって成形されたバンパーフェイ
シアの斜視図。
【図2】本発明方法に用いられる射出成形金型の構成を
示す図で、図1のA−A線に沿う断面説明図。
【図3】図1のB−B線に沿う断面説明図。
【図4】従来のバンパーフェイシアの一例を示す斜視
図。
【符号の説明】
1…バンパーフェイシア 1a…縦壁部 1c…バンパーサイド部 3…開口部としての空気取入口 6…ファンゲート 7…厚肉部 8…中空部 9…射出成形金型 13…ガスノズル R…キャビティ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 45/00 - 45/84 B60R 19/02 - 19/03 B60R 19/18 - 19/20

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縦壁部の中央部に開口部を有する自動車
    用バンパーのバンパーフェイシアを樹脂射出成形法によ
    って成形する方法において、 前記開口部の周縁エッジ部にゲート部を設定してこのゲ
    ート部からキャビティに樹脂材料を充填する一方、 前記縦壁部の高さ方向の略中央部に、開口部の周囲から
    バンパーサイド部側まで連続する厚肉部を形成するとと
    もに、 ガスインジェクション法の併用により前記厚肉部の内部
    にガスを導入して、該厚肉部の長手方向に沿って中空部
    を形成することを特徴とするバンパーフェイシアの成形
    方法。
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