JP3445467B2 - 半導体素子の製造方法 - Google Patents

半導体素子の製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体素子の製造
方法に関し、特に、半導体基板上に金属膜を形成するた
めのCVD法を用いた製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路の製造に用いられる金属
薄膜形成方法の1つに、化学気相堆積法(以下、CVD
法と称する。)がある。CVD法によって半導体基板上
に金属膜を形成するには、半導体基板上には、該基板と
堆積される金属膜との結合を強化する密着層が形成され
る。密着層が形成された半導体基板は、密着層の外縁が
クランプリングと呼ばれる環状のマスクに覆われた状態
で、CVD装置の反応室に配置される。
【0003】半導体基板が配置された反応室には、第1
ステップで、密着層のクランプリングから露出する面に
金属膜の核を形成するために、金属ハロゲンガスが比較
的低い圧力で供給される。また、第2ステップでは、形
成された金属核を金属膜に成長させるために、しかも、
例えば半導体基板に関連に形成されたコンタクトホール
を埋め込むために、金属ハロゲンガスが、単位時間の供
給量を第1ステップのそれに比較して増大させて、反応
室に供給される。このため、第2ステップでは、第1ス
テップよりも反応室内の圧力は増大する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、コンタクト
ホールのような凹所を埋め込むように、多量の金属ハロ
ゲンガスが供給される第2ステップでは、マスク作用を
なすクランプリング裏に腐食性の高い金属ハロゲンガス
が回り込み易い。金属ハロゲンガスがクランプリング裏
に回り込んだ金属ハロゲンガスが反応室13に滞留する
ことにより、金属核の形成されていない密着層に触れる
と、この密着層を腐食させることから、密着層の剥離の
原因となる。この密着層の部分的な剥離は、半導体素子
の電気的特性に悪影響を与え、製造される半導体素子の
不良品の割合を高めることから、でき得る限り防止する
ことが望まれる。そこで、密着層の剥離を招くことな
く、しかもコンタクトホールのような凹所を確実に埋め
込むことのできる金属膜の形成方法を含む半導体素子の
製造方法が望まれていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上の点を解
決するために、次の構成を採用する。 〈構成1〉 本発明に係る第1の製造方法は、半導体基板上の密着層
の縁部を覆うマスクが配置された反応室を有するCVD
装置を用いて密着層上に金属膜を堆積する工程を含み、
密着層上に金属核を形成するために、反応室に金属ハロ
ゲンガスが供給される第1のステップと、形成された金
属核から金属膜を成長させるために、反応室に更に金属
ハロゲンガスが供給される第2のステップとを有する半
導体素子の製造方法であって、第1ステップでは、金属
ハロゲンガスに加えて、シランおよび水素ガスが反応室
に供給され、第2ステップでは、間欠供給される金属ハ
ロゲンガスに加えて、水素ガスが反応室に供給され、第
1ステップにおける反応室の圧力は第2ステップにおけ
るそれよりも低く設定されていることを特徴とする。
【0006】〈構成2〉 また、本発明に係る第2の製造方法は、半導体基板上の
密着層の縁部を覆うマスクが配置された反応室を有する
CVD装置を用いて密着層上に金属膜を堆積する工程を
含み、密着層上に金属核を形成するために、反応室に金
属ハロゲンガスが供給される第1のステップと、形成さ
れた金属核から金属膜を成長させるために、室内の圧力
を増加させた反応室に更に金属ハロゲンガスが供給され
る第2のステップとを有する半導体素子の製造方法であ
って、第1ステップでは、反応室の圧力を第2ステップ
におけるそれとほぼ等しく設定し、金属ハロゲンガスに
加えて、シランおよび水素ガスが反応室に供給され、第
2ステップでは、金属ハロゲンガスに加えて、水素ガス
が反応室に供給されることを特徴とする。
【0007】〈作用〉 本発明では、第2ステップで、凹所を埋め込むべく比較
的多量の金属ハロゲンガスが反応室に供給されたとき、
クランプリングのようなマスクの裏に回り込む腐食性の
高い金属ハロゲンガスが反応室に滞留し、この滞留ガス
が金属核の形成されていない密着層を腐食させることに
鑑み、第1発明に係る方法では、第2ステップで、凹所
を埋め込むに必要な金属ハロゲンガスの総供給量を確保
すると共に、腐食の原因となる金属ハロゲンガスの反応
室への滞留を防止すべく、水素ガスをキャリアガスとし
て供給すると共に、金属ハロゲンガスが、例えばパルス
状に、間欠的に反応室に供給される。
【0008】従って、本発明に係る第1発明の製造方法
によれば、半導体基板上に形成されるコンタクトホール
のような凹所を埋め込むのに必要な金属ハロゲンガスの
供給量を確保しかつ反応室内の金属ハロゲンガスの滞留
量を低減することができ、これにより、反応室内に滞留
する金属ハロゲンガスによる密着層の腐食を防止して、
凹所を埋め込む金属膜の形成が可能となる。
【0009】また、第2発明に係る方法では、第2ステ
ップで反応室に供給された金属ハロゲンガスを含む供給
ガスがマスクの裏に回り込む領域に、積極的に金属核を
形成すべく、第1ステップの反応室の圧力を従来に比較
して高めることにより、第2ステップにおけるそれとほ
ぼ同様な値になるように保持する。第1ステップでの反
応室の圧力を第2ステップでのそれとほぼ等しく設定す
ることにより、反応室へのシラン及び水素を加えた供給
ガスの流速を低めることができ、これにより、供給ガス
を密着層の縁部へ充分に回り込ませることができ、この
縁部にも金属核が積極的に形成される。
【0010】金属核の形成のための第1ステップは、第
2ステップに比較して短時間の処理であることから、こ
の第1ステップで供給される金属ハロゲンガスが密着層
を腐食させることはなく、密着層のマスク裏の領域にも
金属核が良好に形成される。
【0011】従って、本発明に係る第2発明の製造方法
によれば、第2ステップで供給される金属ハロゲンガス
がマスクの裏から密着層に回り込んでも、この領域には
金属核が形成されていることから、回り込んだ金属ハロ
ゲンガスが密着層に直接に触れることはなく、金属核を
好適に金属膜に成長させることから、半導体基板上に形
成されるコンタクトホールのような凹所を埋め込むのに
必要な金属ハロゲンガスの供給量を確保しかつ反応室内
の金属ハロゲンガスの滞留量を低減することができ、こ
れにより、反応室内に滞留する金属ハロゲンガスによる
密着層の腐食を防止して、凹所を埋め込む金属膜の形成
が可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施の形態
について詳細に説明する。 〈具体例1〉図1は、本発明に係る第1の製造方法を実
施するCVD装置における供給ガスの分圧を示すタイミ
ングチャートであるが、この図1に沿った説明に先立
ち、本発明に係る製造方法を実施するCVD装置を示す
図2に沿って、本発明を説明する。
【0013】図2に示されるCVD装置10は、底部に
石英窓11を有するハウジング12により規定される反
応室13を備える。反応室13内には、試料のための受
け皿となるサセプタ14が配置されており、該サセプタ
上には、半導体素子の基板となる半導体基板15が配置
されている。
【0014】半導体基板15は、例えばシリコン結晶基
板からなり、図示の例では、半導体基板15の上面に
は、酸化膜16が形成されている。また、酸化膜16上
には、該酸化膜とその上に形成される金属膜(18)と
の結合を高めるための従来よく知られた窒化チタン(Ti
N)からなる密着層17が形成されている。
【0015】サセプタ14上の半導体基板15の上方に
は、半導体基板15に形成された密着層17から間隔を
おいて、該密着層の縁部を覆う全体に環状のクランプリ
ング19が配置されている。クランプリング19は、密
着層17の縁部を覆うことにより、その中央部から密着
層17の露出面へ向けて供給されるガス20の流れが密
着層17の縁部に向かうことを防止するためのマスク作
用をなす。
【0016】また、クランプリング19の背面への符号
20aで示すガス20の回り込みを抑制するためのバッ
クサイドガス21を反応室13内に導入するためのガス
導入口22がハウジング12の底部に設けられている。
反応室13は、排気口23を経て、減圧されており、反
応室13内は負圧に維持されている。また、クランプリ
ング19から露出する密着層17へ向けて供給されるガ
ス20に含まれる金属材料成分の密着層17上への堆積
を促進すべく、石英窓11の下方には、半導体基板15
を加熱するためのランプ24が配置されている。
【0017】前記CVD装置10を用いた第1の製造方
法では、密着層17上に金属核を形成する第1ステップ
で、金属核を形成するための供給ガス20として、減圧
された反応室13に例えばシラン(SiH4)、六フッ化タ
ングステン(WF6 )およびキャリアガスである水素
(H2)が、クランプリング19から露出する密着層17
へ向けて供給される。
【0018】図1は、本発明に係る第1の製造方法を実
施するCVD装置10における供給ガス20のそれぞれ
の分圧変化を示すタイミングチャートである。図1に示
す時間軸の時間t1では、アイドリングとして、シランが
分圧V1および水素が分圧V2でそれぞれ減圧された反応室
13に供給される。その後、時間t2で、第1ステップが
開始する。この第1ステップでは、シラン、水素に加え
て、6フッ化タングステンが分圧V3で供給される。
【0019】この第1ステップは、従来におけると同様
に、時間t3での6フッ化タングステンおよびシランの供
給の停止により、終了する。
【0020】第1ステップでは、従来におけると同様
に、6フッ化タングステンに加えてシランが、キャリア
ガスである水素と共に、反応室13へ供給される。この
第1ステップは、比較的短時間(t2〜t3)であり、しか
も6フッ化タングステンは比較的低い分圧V3であり、従
って、6フッ化タングステンの単位時間当たりの供給量
が少なく、しかも6フッ化タングステンはシランと共に
反応室13内に供給される。
【0021】このことから、従来におけると同様に、第
1ステップでは、密着層17が6フッ化タングステンに
より腐食を受けることはなく、密着層17のクランプリ
ング19から露出する面17aには、タングステンの金
属核が良好に形成される。
【0022】第1ステップの終了後、アイドリングによ
り、水素の分圧V2が、時間t4で、分圧V4まで上昇され
る。その後、第2ステップとして、6フッ化タングステ
ンが、時間t5から時間t7まで、分圧V3よりも大きな分圧
V5で、パルス状に、すなわち間欠的に、反応室13内に
供給される。この第2ステップの間、キャリアガスであ
る水素は、一定の分圧V4で、時間t7まで連続的に供給さ
れる。
【0023】第2ステップでの時間T1 (t5〜t7)にお
ける分圧V5での6フッ化タングステンの間欠的供給量に
よる総供給量は、従来の時間T2 (t6〜t7)における分
圧V5での6フッ化タングステンの連続的供給量による総
供給量にほぼ等しい。
【0024】この第2ステップでの反応室13内へのガ
ス20の供給により、第1ステップで形成された密着層
17上のタングステン金属核には、タングステンが成長
することから、図2に符号18で示すタングステン膜が
成長する。
【0025】また、第2ステップにおける6フッ化タン
グステンの総供給量が従来と同量となるように確保され
ていることから、例えば酸化膜16に形成されるコンタ
クトホールのような凹所を埋設するに充分なタングステ
ン供給量が確保される。しかも6フッ化タングステンの
間欠供給により、重質量の6フッ化タングステンの供給
中断時間にも、滞留しようとする6フッ化タングステン
が連続的に供給される水素の連行作用によって、前記排
気口を経て、反応室13外に排出される。従って、従来
のような6フッ化タングステンの反応室13内での滞
留、およびこのガスの滞留による密着層17の腐食を効
果的に防止することができ、この密着層17の腐食によ
る該密着層の剥離等を確実に防止することができる。
【0026】前記した第1の製造方法では、金属核に触
れずに、密着層17に直接触れようとする滞留ガスの発
生を防止することにより、密着層17の腐食を防止し
た。これに代えて、第2の製造方法に説明するとおり、
第2ステップで供給されるガスが回り込む領域に、積極
的に金属核を形成することによっても、滞留ガスが密着
層17に直接触れることによって生じる密着層17の腐
食を防止することができる。
【0027】第2の製造方法では、第1のステップで、
密着層17の縁部にも積極的に金属核が形成される。す
なわち、第2のステップで、図2に示される回り込みガ
ス20aの到達領域である密着層17の縁部に、第1の
ステップで積極的にタングステン核のような金属核が形
成される。クランプリング19の背面に位置する密着層
17の縁部に金属核を形成するために、第1ステップに
おける反応室13内の圧力が第2ステップのそれとほぼ
同一に保持される。
【0028】第1ステップにおける反応室13内の圧力
を第2ステップのそれにほぼ等しい値まで増大させるた
めに、例えば、反応室13の前記排気口23の実効口径
を絞り込むことができる。この排気口23の絞り込み
は、一般的に排気口23に設けられる図示しない偏向板
の回転操作により行うことができる。
【0029】前記排気口23の絞り込みにより、第1ス
テップでの反応室13内の圧力が増大すると、該反応室
内に導入される供給ガス20の流速が低下することによ
り、該供給ガスがクランプリング19の背面に充分に回
り込む。その結果、クランプリング19の背面に位置す
る密着層17の縁部にも、金属核が充分に形成される。
【0030】そのため、引き続く第2ステップで、6フ
ッ化タングステンが従来のように連続的に反応室13内
に供給されても、クランプリング19の背面に回り込む
ガス流20aは密着層17の縁部に形成された金属核に
触れ、該金属核を適正に成長させる。従って、クランプ
リング19の背面に回り込むガス流20aは、密着層1
7に直接触れることはなく、この密着層17に従来のよ
うな腐食がもたらされることはない。
【0031】従って、この第2の方法によっても、反応
室13内に滞留する6フッ化タングステンと密着層17
との直接の接触による密着層17の腐食を防止し、凹所
を埋め込む金属膜18の形成が可能となる。しかも、第
2の方法によれば、第1および第2のステップでの反応
室13の圧力がほぼ同一であることから、第1ステップ
から第2ステップへの反応室の圧力変更のための所要時
間が実質的に不要となることから、CVD装置10の処
理能力の向上を期待することができる。
【0032】本発明に係る前記した第2の製造方法で
は、第1ステップにおける反応室13内の圧力を第2ス
テップのそれとほぼ同一とするために、第1ステップに
おいて、前記排気口23の実効口径を絞る例について説
明した。これに代えて、供給ガス20の全体的な供給量
の増大、または各ガスの分圧のいずれかを増大させるこ
とによっても、第1ステップにおける反応室13内の圧
力を第2ステップのそれに等しく設定することができ
る。
【0033】また、前記したところでは、窒化チタンか
らなる密着層上の金属膜としてタングステンの例につい
て説明したが、密着層として他の材料膜を適宜選択する
ことができ、またタングステンに代えて、モリブデン
等、ハロゲンと共に金属ハロゲンを構成し得る種々の金
属材料を用いることができる。
【0034】
【発明の効果】本発明に係る第1の製造方法によれば、
前記したように、第2ステップで水素ガスを供給すると
共に金属ハロゲンガスが間欠的に反応室に供給されるこ
とから、第2ステップで、半導体基板上に形成されるコ
ンタクトホールのような凹所を埋め込むのに必要な金属
ハロゲンガスの供給量を確保しかつ反応室内の金属ハロ
ゲンガスの滞留量を低減することができ、これにより、
反応室内に滞留する金属ハロゲンガスによる密着層の腐
食を防止して、凹所を埋め込む金属膜の形成が可能とな
る。
【0035】また、本発明に係る第2の製造方法によれ
ば、前記したように、第2ステップで金属ハロゲンガス
が回り込む領域にも、予め第1ステップで金属核が形成
されることから、金属ハロゲンガスが回り込む領域であ
っても金属核が好適に金属膜に成長し、これにより、反
応室内に滞留する金属ハロゲンガスと密着層との直接の
接触による密着層の腐食を防止して、凹所を埋め込む金
属膜の形成が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1の製造方法を実施するCVD
装置における供給ガスのそれぞれの分圧変化を示すタイ
ミングチャートである。
【図2】本発明に係るCVD装置の一部を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
10 CVD装置 13 反応室 15 半導体基板 17 密着層 18 金属膜 19 (クランプリング)マスク 20 供給ガス

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上の密着層の縁部を覆うマス
    クが配置された反応室を有するCVD装置を用いて前記
    密着層上に金属膜を堆積する工程を含み、前記密着層上
    金属核を形成するために、前記反応室に金属ハロゲン
    ガスが供給される第1のステップと、形成された金属核
    から金属膜を成長させるために、前記反応室に更に金属
    ハロゲンガスが供給される第2のステップとを有する半
    導体素子の製造方法であって、 前記第1ステップでは、前記金属ハロゲンガスに加え
    て、シランおよび水素ガスが前記反応室に供給され、前
    記第2ステップでは、間欠供給される前記金属ハロゲン
    ガスに加えて、水素ガスが前記反応室に供給され、前記
    第1ステップにおける反応室の圧力は前記第2ステップ
    におけるそれよりも低く設定されていることを特徴とす
    半導体素子の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記密着層は窒化チタンであり、前記金
    属ハロゲンガスは六フッ化タングステンである請求項1
    記載の製造方法。
  3. 【請求項3】 半導体基板上の密着層の縁部を覆うマス
    クが配置された反応室を有するCVD装置を用いて前記
    密着層上に金属膜を堆積する工程を含み、前記密着層上
    に金属核を形成するために、前記反応室に金属ハロゲン
    ガスが供給される第1のステップと、形成された金属核
    から金属膜を成長させるために、室内の圧力を増加させ
    た前記反応室に更に金属ハロゲンガスが供給される第2
    のステップとを有する半導体素子の製造方法であって、 前記第1ステップでは、前記反応室の圧力を前記第2ス
    テップにおけるそれとほぼ等しく設定し、前記金属ハロ
    ゲンガスに加えて、シランおよび水素ガスが前記反応室
    に供給され、前記第2ステップでは、前記金属ハロゲン
    ガスに加えて、水素ガスが前記反応室に供給されること
    を特徴とする半導体素子の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記反応室の圧力設定は、該反応室の排
    気調整により行うことを特徴とする請求項3記載の製造
    方法。
  5. 【請求項5】 前記密着層は窒化チタンであり、前記金
    属ハロゲンガスは六フッ化タングステンである請求項3
    記載の製造方法。
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