JP3445027B2 - 情報設定方法及び情報設定装置 - Google Patents

情報設定方法及び情報設定装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、伝送装置の情報設
定方法に関し、特に、伝送装置を構成するユニットに効
率良く情報を設定するための情報設定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】現在のテレコミュニケーションネットワ
ークは、種々の伝送システムで構成されており、それら
は、伝送レートにおける一連の階層レベルを基に発展し
てきた。特に、近年では、光伝送システムが、高速・広
帯域伝送を可能とするネットワークのために主幹伝送シ
ステムになりつつある。
【0003】図5は、光伝送システムの構成例である。
(1)は、端局中継装置(LTE:line term
inating equipment)の構成を示し、
(2)は、伝送経路切替リング(PSR:path s
witch ring)の構成を示している。HSシェ
ルフ及びLSシェルフは、多重化装置を示す。HSシェ
ルフは、高い伝送レートの信号を処理するための装置で
あり、LSシェルフは、高い伝送レートの信号と低い伝
送レートの信号のインタフェースを行うための装置であ
る。各LSは、低い伝送レートの信号を扱う複数の局に
接続されている。詳しく述べると、伝送信号階層におい
て最も高い階層の伝送信号が、HSシェルフ間で光ケー
ブルを介して伝送される。また、高い階層の伝送信号
は、LSシェルフにおいて低い階層の伝送信号に分解さ
れ、対応する各局に伝送される。各局では、さらに低い
階層の伝送信号に分解し、図示しない他の局、終端局へ
伝送する。
【0004】図5(1)のLTE構成におけるHSシェ
ルフは、対向するHSシェルフとのみ通信を行うが、同
図(2)のPSR構成におけるHSシェルフは、リング
上の任意のHSシェルフと通信を行う。そのため、PS
R構成におけるHSシェルフは、伝送経路スイッチ機能
を有する必要がある。一般的には、双方の構成とも同じ
HSシェルフを使用し、PSR構成の場合は該HSシェ
ルフのスイッチ機能を動作させるようにする(後で述べ
るシステム設定環境の変更による)。
【0005】図6は、北米における伝送システムの構成
例である。説明を簡単にするため、HSシェルフとLS
シェルフで構成される1組の伝送装置のみが示されてい
る。HSシェルフは、OC48(2.4Gb/s)レー
トの光信号を送受信する。以後、HSシェルフを高速信
号処理部とする。LSシェルフは、OC48レートを、
低い階層レベルのDS−3、STS1E、OC−3、O
C−12レートに分解(デマルチプレクシング)した
り、その逆(マルチプレクシング)を行う。以後、LS
シェルフを低次群インタフェース部とする。
【0006】伝送装置は、一般的に信号を伝送するため
のユニットと、それらのユニットを制御する制御装置と
で主に構成される。通信の高度化につれて、上記に示し
た伝送装置には、様々な機能が要求されている。そのた
めに、ユニットの機能の変更・追加が行われたり、新た
なユニットが加えられたりする。従って、伝送装置内の
制御装置は、従来のユニットに対処するだけでなく、新
たな機能、或いは新たなユニットに対処できる必要があ
る。即ち、多様なユニットに対して、常に制御可能な制
御方法及び制御装置を用意しておく必要がある。
【0007】図7は、従来の伝送装置の構成例である。
高速信号処理部は、伝送装置全体の監視を行う集中監視
装置と多重化装置などの複数のユニットから構成され
る。また低次群インタフェース部は、該インタフェース
内のユニットの監視を行う監視装置と多重化装置等の複
数のユニットから構成される。集中監視装置及び監視装
置は、ユニットに対して、ユニットアラーム表示、アラ
ーム記録、誤り率などのユニットの状態の監視を行う。
また、各ユニットの動作は、集中監視装置及び監視装置
によって制御される。この制御は、集中監視装置及び監
視装置から、各ユニットに所定の情報を設定することに
よって行われる。
【0008】また、上述したユニットへの情報の設定及
び伝送装置全体の制御は、ダムターミナル(監視卓)か
ら行うことができる。図5の構成において、HSシェル
フをLTE構成からPSR構成において使用する場合、
HSシェルフの機能を変更する必要がある。また、ユニ
ットの機能が変更されたり、或いはユニットに新たな機
能が追加されたとき、それに応じて各ユニットへの制御
情報のフォーマットを修正することによって、ユニット
の制御方法を変えなければならない。これらは、システ
ム設定環境の変更で行うことができる。このシステム設
定環境の変更は、ダムターミナルから指示される。ダム
ターミナルは、システム全体の状態の表示も行う。
【0009】集中監視制御装置は、2つの処理部SV2
H及びMP2Hから構成され、監視制御部は、1つの処
理部MP6Aで構成されている。処理部SV2H、MP
2H、MP6Aは、各々動作プログラムと情報テーブル
を記録するROMを有している。
【0010】任意のシステム設定環境において、SV2
Hは、SV2H内のROMに記載されているプログラム
に従って、ユニットに与える制御情報をMP2Hへ転送
する。MP2Hは、SV2Hからの制御情報を自局内の
ユニットに転送したり、設定対象となるユニットを有す
るMP6Aに転送する。また、MP2Hは、不揮発性記
憶装置EEPROMを有しており、そこでは、システム
全体のユニットの制御情報が常に記録される。システム
の立ち上げるとき、不揮発性記憶装置EEPROMまた
は、SV2HのバックアップRAMから制御情報を読み
出し、ユニットとシステムの設定を行うために各監視制
御装置に送信される。一方、MP2H及びMP6Aは、
監視対象のユニットからの情報を収集し、収集された情
報は、SV2Hに送信される。
【0011】図8は、従来の情報設定方法における制御
情報フォーマットを示した図である。ここでは、2つの
システム設定環境X、Yについて、各々ユニットaとユ
ニットbに与えるべき制御情報のフォーマットが示され
ている。ユニットaとは、例えば、3つのDS−3レー
トを多重化する低次群インタフェース部内の装置である
(図7参照)。また、ユニットbとは、例えば、高速信
号処理部との伝送線を確立するための低次群インタフェ
ース部内の装置である(図7参照)。
【0012】ユニットa及びユニットbに与えるべき制
御情報のフォーマットは、一般的に、ユニット名を表す
ヘッダと、それに続くいくつかの制御情報とで構成され
る。ヘッダは、例えば、10数バイトで構成され、各制
御情報は、例えば、1バイトで構成される。図8におけ
る制御情報のフォーマットにおいて、は、ユニット全
体の使用許可を示すユニットIS(インサービス)制御
情報、は、3つのチャネルのうち各チャネルの使用許
可を示すファシリティIS制御情報、は、ユニットa
或いはユニットbと接続するか否かを示すクロスコネク
ト制御情報、は、コンカチネーション制御情報を示
す。また、フォーマット中、空白の部分は、回線設定に
無関係の情報が、設定されている。各制御情報をフォー
マット中に載せる順番は、各ユニットによって決定され
る。従って、ユニットの一部を変更することによって
も、その順番が変更することはある。
【0013】上記のフォーマットの制御情報は、対応す
るユニットを含むユニットのグループに転送される。フ
ォーマットのヘッダには、ユニット名が書かれているた
め、対応するユニットのみが、その制御情報を受信する
ことができる。各制御情報が所定の順序で配列されたフ
ォーマットは、SV2Hにおいて生成され、このフォー
マットのまま、MP2H及びMP6A等を監視制御を介
して、対応するユニットに転送される。
【0014】以下に、従来の伝送装置においてユニット
に制御情報を設定する方法について説明する。図9は、
従来のユニットの制御情報の設定方法の処理フローチャ
ートである。例えば、システム設定環境Xにおいて、ユ
ニットaを制御する場合、ダムターミナルからユニット
aへの制御情報の変更の指示が行われる(S0)。次
に、SV2Hは、ユニットaのフォーマットをSV2H
内のROMから引出し、そのフォーマットに制御情報を
書き入れることによって、ユニットaのユニット制御デ
ータを生成する(S1)。このユニットaのユニット制
御データは、MP2Hに転送される(S2)。MP2H
では、このユニット制御データをMP2H内の不揮発性
記憶装置EEPROMにそれを記録する(S3)。ま
た、MP2Hは、ユニットaがMP2Hに接続されてい
ないならば(この場合MP6Aに接続)、ユニット制御
データをMP6Aに転送し(S4)、ユニットaがMP
2Hに接続されているならば、制御対象ユニットへ送信
する(S5)。ユニット制御データがMP6Aに転送さ
れた場合、MP6Aは受信したユニット制御データをユ
ニットaへ送信する(S6)。
【0015】以上の制御によって、ユニットaには、
のクロスコネクト制御情報が送信される。従って、ユニ
ットaに制御情報を送ることによって、ユニットbとの
接続を制御できる。この動作において、ユニットbへも
制御情報が送られる場合、ユニットbのクロスコネクト
制御情報のフレームは、同時に送られる他の制御情報に
よってマスクされる。
【0016】一方、システム環境Yにおいて、ユニット
bを制御する場合、上記と同様の動作によって、ユニッ
トbのユニット制御データが、SV2Hで生成され、M
P2H、MP6Aを介してユニットbに送信される。こ
の制御によって、ユニットbには、のクロスコネクト
制御情報が送信される。従って、ユニットbにその制御
情報を送ることによって、ユニットaとの接続を制御で
きる。この動作において、ユニットaへも制御情報が送
られる場合、ユニットbのクロスコネクト制御情報のフ
レームは、同時に送られる他の制御情報によってマスク
される。
【0017】近年、伝送装置の多様化に伴い、ユニット
が追加されたり、ユニットの機能が変更されることがあ
る。その場合、ユニットに制御情報を送るためのフォー
マットを変更する必要がある。上記の例では、システム
設定環境をXからYに変更する場合、或いはYからXに
変更する場合がある。
【0018】次に、従来の伝送装置においてシステム設
定環境の変更方法について説明する。図10は、従来の
システム設定環境の変更方法の処理フローチャートであ
る。以下では、システム設定環境をXからYへ変更する
場合について説明する。まず、ダムターミナルから、X
からYへの設定環境の変更要求が、SV2Hへ送られる
(S11)。SV2Hは、Yへの変更情報をシステム全
体の環境に関するデータに含めて、MP2Hへ転送する
(S12)。この時まで、MP2Hにおける不揮発性記
憶装置EEPROMには、システム設定環境Xにおける
ユニットa、ユニットbの制御情報が記録されている。
また、MP2HにおけるROMには、システム設定環境
毎のユニットの制御情報フォーマットが記録されてい
る。
【0019】MP2HがYへの変更情報を受信したと
き、MP2Hは、不揮発性記憶装置EEPROMから、
システム設定環境Xにおけるユニットa、ユニットbの
制御情報を読み出し、また、ROMから、システム設定
環境Yにおけるユニットa、ユニットbの制御情報フォ
ーマットを読み出す(S13)。次に、不揮発性記憶装
置EEPROMから読みだした制御情報を、ROMから
読みだしたフォーマットに従って配列し、システム設定
環境Yにおけるユニット制御データを生成する(S1
4)。例えば、のクロスコネクト制御情報は、ユニッ
トaからユニットbに書き替えられる。新たに生成され
たユニット制御データは、MP2H内の不揮発性記憶装
置EEPROMに記録される(S15)。
【0020】以上の方法によって、システム設定環境が
設定された後は、前述した制御情報の設定動作に移行す
る。即ち、SV2Hから送信される制御情報は、MP2
H及びMP6Aを介して、対象のユニットに伝送され
る。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のユニットへの制御情報の設定方法及びシステム
設定環境の変更方法には次のような問題点がある。上述
した従来のユニットへの制御情報の設定方法では、ユニ
ットに対応する制御情報フォーマットを、各監視制御装
置のROMに記録しておく必要があった。そのため、ユ
ニットの機能を変更したり、ユニットを他の機能を有す
るユニットに交換するとき、全てのROMを交換しなけ
ればならなかった。また、この作業は、サービスを中断
して行う必要があった。
【0022】また、上述した従来のシステム設定環境の
変更方法では、システム設定環境をXからYに変更する
とき、MP2Hにおいてその都度、新たな制御情報を記
録するために、不揮発性記憶装置EEPROMの内容が
変更されていた。この変更は、システム設定環境を変更
する場合に影響される全てのフォーマットについて行う
必要がある。これは、システム設定環境の変更が、大変
煩雑になると共に、その変更方法のソフトウェアの開発
にも大きな苦労を要していた。
【0023】本発明の目的は、上記の問題点を鑑みて、
伝送装置におけるユニットの機能を変更しても、煩雑な
作業を伴うことなく、ユニットへの制御情報の設定環境
を確立できる制御データ設定方法を提供する。
【0024】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明では、下記の手段を講じたことを特徴とするも
のである。請求項1記載の発明方法では、第1の制御装
置から第2の制御装置を介してユニットに制御情報を設
定するための情報設定方法であって、 (a)前記第1の制御装置から前記第2の制御装置に
いに異なる機能を有する複数のユニットに対して共通の
共通制御情報である第1のフォーマットの制御情報を転
送し、 (b)前記第2の制御装置において、前記第1のフォー
マットの制御情報を互いに異なる機能を有する複数のユ
ニットに対応しシステム環境設定に応じた第2のフォー
マットの制御情報に変換し、 (c)前記互いに異なる機能を有する複数のユニットに
対応しシステム環境設定に応じた第2のフォーマットの
制御情報を前記ユニットに送信する段階を有することを
特徴とする。
【0025】請求項2記載の発明方法では、前記段階
(b)における変換は、前記第2の制御装置内の記憶装
置に記憶されているテーブルに基づいて行われることを
特徴とする。
【0026】
【0027】請求項記載の発明方法では、前記テーブ
ルは、前記第2フォーマットの制御情報における所定の
データのマスキングを指示するための情報有効テーブル
を有することを特徴とする。
【0028】請求項記載の発明装置では、複数のユニ
ットに制御情報を設定するための制御情報設定装置であ
って、複数のユニットに対して共通の共通制御情報であ
る第1のフォーマットの制御情報を送信する第1の制御
装置と、前記第1の制御装置からの前記第1のフォーマ
ットの制御情報を受信して、互いに異なる機能を有する
複数のユニットに対応しシステム環境設定に応じた第2
のフォーマットの制御情報に変換して前記ユニットに送
信する第2の制御装置とを有することを特徴とする。
【0029】請求項記載の発明装置では、前記第2の
制御装置は、前記第1のフォーマットの共通の制御情報
を前記互いに異なる機能を有する複数のユニットに対応
しシステム環境設定に応じた第2のフォーマットの制御
情報に変換するためのテーブルを記憶する記憶装置を有
することを特徴とする。
【0030】請求項1記載の情報設定方法、及び請求項
記載の情報設定装置においては、システム設定環境を
変更する場合、第2の制御装置内の記憶装置(例えば、
不揮発性記憶装置EEPROM)に、変更した情報をそ
の都度記憶する必要がない。従って、システム設定環境
の変更が簡易になり、そのソフトウェアの開発が容易に
なる。
【0031】請求項記載の情報設定方法、及び請求項
記載の情報設定装置においては、ユニットの機能の変
更等によって制御情報フォーマットを変更する場合、第
2の制御装置内のテーブルのみを変更し、ユニットとは
直接関係しない装置の記憶装置を変更する必要がない。
従って、制御情報フォーマットを変更する際のテーブル
の変更の数を減少させることができる。これにより、シ
ステムにおける制御装置への影響を減少でき、サービス
に与える影響も低減できる。
【0032】
【0033】請求項記載の情報設定方法においては、
テーブルは、前記第2フォーマットの制御情報における
所定のデータのマスキングを指示するための情報有効テ
ーブルを含む。従って、テーブルの設計が容易になると
共に、第1のフォーマットから第2のフォーマットへの
変換が容易に行える。
【0034】
【0035】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の制御データ設定
方法を行うための伝送装置の構成図である。本伝送装置
は、図7に示す従来の伝送装置と基本的に同じ構成を有
している。高速処理部は、SV2HとMP2Hとから成
る集中監視制御装置と複数のユニットで構成される。低
次群インタフェース部は、MP6Aとからなる監視制御
装置と複数のユニットで構成される。SV2H、MP2
H、MP6Aの構成も、図7に示す従来の伝送装置と基
本的に同じである。
【0036】ただし、図7に示す従来の伝送装置では、
SV2Hにおいて、システム設定環境毎のユニット制御
データが生成されていたが、図1の伝送装置では、SV
2Hにおいては、複数のシステム設定環境に共通の共通
制御データが生成される。また、MP6AのROM内に
は、ユニット対応テーブル及びユニット情報有効テーブ
ルが記録されている。
【0037】以下に本発明の制御データ設定方法につい
て説明する。図2は、本発明の制御データ設定方法を説
明するための制御情報のフォーマットである。図2
(A)は、SV2HとMP2H間で伝送される制御情報
のフォーマットであり、図2(B)は、MP6AのRO
Mに記録されたユニット対応テーブルによる変換の様子
を示した図であり、図2(C)は、MP6AのROMに
記録されたユニット情報有効テーブルによるマスク動作
の様子を示した図である。図2(A)の制御情報のフォ
ーマットは、複数のシステム設定環境に共通の共通制御
データである。図2(C)の動作の結果、システム設定
環境毎のユニット制御データが生成される。
【0038】なお、ユニットa、ユニットbは、図7に
おいて説明したユニットと同じである。即ちユニットa
とは、例えば、3つのDS−3レートを多重化する低次
群インタフェース部内の装置であり、ユニットbとは、
例えば、高速信号処理部との伝送線を確立するための低
次群インタフェース部内の装置である。また、システム
設定環境X、Yも、図8において説明したそれと同じで
ある。従って、ユニットa、ユニットbに転送しなけれ
ばならないユニット制御データは、図8に示したそれと
同じである。
【0039】まず、ユニットへの制御情報の設定方法に
ついて説明する。図3は、本発明に係わるユニットへの
制御情報の設定方法の処理フローチャートである。本発
明の方法では、まず、ダムターミナルからユニットへの
制御情報の変更の指示が行われる(S100)。次に、
複数のシステム設定環境に共通の図2(A)に示した共
通制御データが、SV2HからMP2Hに転送される
(S101)。この共通制御データのフォーマットは、
ユニットに転送するためのユニット制御データのそれと
は異なる。
【0040】MP2Hでは、SV2Hから受信した共通
制御データを不揮発性記憶装置EEPROMに記録する
(S102)。さらに、MP2Hは、制御対象ユニット
がMP2Hに接続されていないならば(この場合MP6
Aに接続)、受信した共通制御データをMP6Aに転送
する(S103)。制御対象ユニットがMP2Hに接続
されているならば、以下に述べる段階S104以降の動
作が、MP2Hにおいて行われる。
【0041】MP6Aでは、図2(B)に示すように、
ROM内のユニット対応テーブルによって、MP2Hか
ら受信した共通制御データをユニットに対応したフォー
マットに変換する(S104)。この変換は、システム
設定環境に係わらず行われる。即ち、のクロスコネク
ト制御情報は、ユニットa及びユニットbの両方に設定
される。さらに、図2(C)に示すように、ROM内の
ユニット情報有効テーブルによって、システム設定環境
に応じたユニット制御データに変換される(S10
5)。例えば、システム設定環境Xにおいては、ユニッ
トbのクロスコネクト制御情報がマスク(無効化)さ
れ、システム設定環境Yにおいては、ユニットaのクロ
スコネクト制御情報がマスク(無効化)される。このマ
スクは、同時に送られる他の制御情報によって行われ
る。
【0042】このようにして生成されたユニットに対応
するユニット制御データが、各ユニットに送信される。
以上の制御情報の設定方法によると、ユニットの機能の
変更等によって制御情報フォーマットを変更する場合、
MP6A内のユニット対応テーブル及びユニット情報有
効テーブルのみ変更し、ユニットと直接関係しない装置
のROM(例えば、SV2HのROM)を変更する必要
がない。また、変更対象のユニットに対して、既に使用
されていた制御情報を継続して使用することが可能とな
る。従って、サービスへの影響を軽減すると共に、制御
情報フォーマットを変更することができる。
【0043】なお、上記のMP6A内のROMのユニッ
ト対応テーブル及びユニット情報有効テーブルは、1つ
のテーブルに纏めることも可能である。次に、システム
設定環境の変更方法について説明する。図4は、本発明
に係わるシステム設定環境の変更方法の処理フローチャ
ートである。
【0044】以下では、システム設定環境をXからYへ
変更する場合について説明する。まず、ダムターミナル
から、XからYへの設定環境の変更要求が、SV2Hへ
送られる(S111)。SV2Hは、Yへの変更情報を
システム全体の環境に関するデータに含めて、MP2H
へ転送する(S112)。さらに、Yへのこの変更情報
は、MP2H及びMP6Aに転送される(S113)。
システム設定環境の変更は、これで終了する。なお、シ
ステム設定環境は、システムの立ち上げ時にも、MP2
H及びMP6Aに転送される。
【0045】MP2Hにおける不揮発性記憶装置EEP
ROMには、図2(A)で示した複数のシステム設定環
境に共通のユニットa、ユニットbの制御情報が記録さ
れている。従って、システム設定環境の変更が通知され
た後は、MP6Aが、MP2H内の不揮発性記憶装置E
EPROM内の制御情報或いは新たにSV2Hから送ら
れてくる制御情報に基づいて、ROM内の2つのテーブ
ルを参照することによって、システム環境設定に応じた
ユニット制御データを生成することができる。
【0046】以上示したように、本発明に係わるシステ
ム設定環境の変更方法では、システム設定環境がXから
Yに変更されるとき、不揮発性記憶装置EEPROMの
内容を変更する必要がない。従って、システム設定環境
の変更が簡易になり、そのソフトウェアの開発が容易に
なる。
【0047】また、ユニットaと同等の機能を有し、制
御情報のフォーマットが異なるユニットa’が使用され
る場合がある。この場合、従来の方法では、制御情報の
フォーマットを追加するために、SV2H、MP2H、M
P6Aの全てのROMを変更する必要があった。本発明
の方法では、MP6AのROMに、ユニット対応テーブ
ル、ユニット情報有効テーブルを追加することにより、
ユニットa’をユニットaとして使用可能になる。
【0048】上記の実施例では、MP6Aが、ユニット
対応テーブル及びユニット情報有効テーブルを記録する
ROMを有している。しかし、これらのテーブルをMP
2Hが持ち、MP2Hにおいてユニットに対応するユニ
ット制御データを生成し、MP6Aに送信することもで
きる。この場合、ユニットの制御情報フォーマットが変
更されたとき、MP2HのROMのみが交換され、交換
するROMの数を減らすことができる。この場合、従来
のMP6Aの装置を使用することできる。
【0049】
【発明の効果】上述したように、本発明によれば以下に
示す効果を有する。請求項1記載の情報設定方法、及び
請求項記載の情報設定装置においては、システム設定
環境を変更する場合、第2の制御装置内の記憶装置(例
えば、不揮発性記憶装置EEPROM)に、変更した情
報をその都度記憶する必要がない。従って、システム設
定環境の変更が簡易になり、そのソフトウェアの開発が
容易になる。
【0050】請求項記載の情報設定方法、及び請求項
記載の情報設定装置においては、ユニットの機能の変
更等によって制御情報フォーマットを変更する場合、第
2の制御装置内のテーブルのみを変更し、ユニットとは
直接関係しない装置の記憶装置を変更する必要がない。
従って、制御情報フォーマットを変更する際のテーブル
の変更の数を減少させることができる。これにより、シ
ステムにおける制御装置への影響を減少でき、サービス
に与える影響も低減できる。
【0051】
【0052】請求項記載の情報設定方法においては、
テーブルは、前記第2フォーマットの制御情報における
所定のデータのマスキングを指示するための情報有効テ
ーブルを含む。従って、テーブルの設計が容易になると
共に、第1のフォーマットから第2のフォーマットへの
変換が容易に行える。
【0053】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の制御データ設定方法を行うための伝送
装置の構成図である。
【図2】本発明の制御データ設定方法を説明するための
制御情報のフォーマットである。(A)は、SV2Hと
MP2H間で伝送される制御情報のフォーマットであ
り、(B)は、MP6AのROMに記録されたユニット
対応テーブルによる変換の様子を示した図であり、
(C)は、MP6AのROMに記録されたユニット情報
有効テーブルによるマスク動作の様子を示した図であ
る。
【図3】本発明に係わるユニットへの制御情報の設定方
法の処理フローチャートである。
【図4】本発明に係わるシステム設定環境の変更方法の
処理フローチャートである。
【図5】光伝送システムの構成例を示す図である。
(1)は、端局中継装置(LTE:line term
inating equipment)の構成を示し、
(2)は、伝送経路切替リング(PSR:path s
witch ring)の構成を示す。
【図6】北米における伝送システムの構成例を示す図で
ある。
【図7】従来の伝送装置の構成例を示す図である。
【図8】従来の情報設定方法における制御情報フォーマ
ットを示した図である。
【図9】従来のユニットの制御情報の設定方法の処理フ
ローチャートである。
【図10】従来のシステム設定環境の変更方法の処理フ
ローチャートである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/42 H04J 3/00 H04J 3/08

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の制御装置から第2の制御装置を介
    してユニットに制御情報を設定するための情報設定方法
    であって、 (a)前記第1の制御装置から前記第2の制御装置に
    いに異なる機能を有する複数のユニットに対して共通の
    共通制御情報である第1のフォーマットの制御情報を転
    送し、 (b)前記第2の制御装置において、前記第1のフォー
    マットの制御情報を互いに異なる機能を有する複数のユ
    ニットに対応しシステム環境設定に応じた第2のフォー
    マットの制御情報に変換し、 (c)前記互いに異なる機能を有する複数のユニットに
    対応しシステム環境設定に応じた第2のフォーマットの
    制御情報を前記ユニットに送信する段階を有することを
    特徴とする情報設定方法。
  2. 【請求項2】 前記段階(b)における変換は、前記第
    2の制御装置内の記憶装置に記憶されているテーブルに
    基づいて行われることを特徴とする請求項1記載の情報
    設定方法
  3. 【請求項3】 前記テーブルは、システム環境設定に応
    じ前記第2フォーマットの制御情報における所定のデー
    タのマスキングを指示するための情報有効テーブルを有
    することを特徴とする請求項2記載の情報設定方法。
  4. 【請求項4】 複数のユニットに制御情報を設定するた
    めの制御情報設定装置であって、 複数のユニットに対して共通の共通制御情報である第1
    のフォーマットの制御情報を送信する第1の制御装置
    と、 前記第1の制御装置からの前記第1のフォーマットの制
    御情報を受信して、互いに異なる機能を有する複数のユ
    ニットに対応しシステム環境設定に応じた第2のフォー
    マットの制御情報に変換して前記ユニットに送信する第
    2の制御装置とを有することを特徴とする制御情報設定
    装置
  5. 【請求項5】 前記第2の制御装置は、前記第1のフォ
    ーマットの共通の制御情報を前記互いに異なる機能を有
    する複数のユニットに対応しシステム環境設定に応じた
    第2のフォーマットの制御情報に変換するためのテーブ
    ルを記憶する 記憶装置を有することを特徴とする請求項
    4記載の制御情報設定装置
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