JP2570627B2 - Sonet/sdhリング・サブネットワ−クの管理方法 - Google Patents

Sonet/sdhリング・サブネットワ−クの管理方法

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JP2570627B2
JP2570627B2 JP6221839A JP22183994A JP2570627B2 JP 2570627 B2 JP2570627 B2 JP 2570627B2 JP 6221839 A JP6221839 A JP 6221839A JP 22183994 A JP22183994 A JP 22183994A JP 2570627 B2 JP2570627 B2 JP 2570627B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通信用サブネットワー
ク・システムに関する発明であり、特にリングの各ネッ
トワーク・エレメントに埋め込んだリングテーブルを介
してSONETリング・サブネットワークを管理するた
めの管理方法に関する発明である。
【0002】
【従来の技術】従来の電話通信では、音声/データはお
もにツイストペアや同軸ケーブルなどの金属媒体を通し
て伝送されている。金属媒体で音声やデータを伝送する
場合、その速度あるいはラインレートはさまざまに異な
る。例えば、人間の声は、ディジタル信号にすれば64
キロバイト/秒(kbps)のラインスピードで伝送す
ることが可能である。このラインスピードを得るには、
音声信号は1秒ごとに8,000回サンプリングされな
ければならず、またパルス符号変調を用いて各音声値は
8ビットのサンプルとして伝送される。ここでいう64
kbpsというレートは、ディジタル信号レベル0、あ
るいはDS−0のレートと呼ばれる。これよりも高いレ
ート、つまりDS−1、DS−2、DS−3、...D
S−Nなども存在し、それらについては国際電信電話諮
問委員会(CCITT)の勧告G.703に記述されて
いる。
【0003】しかしながら、金属媒体を介したデータの
伝送速度には限界がある。光ファイバケーブルはこの限
界を克服するために導入されたものであり、はるかに高
速なラインスピードに適合できるものであるため、一定
時間内にはるかに多くの情報を伝送することができる。
【0004】光ファイバ伝送システムの開発に伴い、同
期光ネットワーク(Synchronous Opti
cal NETwork)あるいはSONET規格が確
立され、それがSDH(SynchronousDig
ital Hierarchy = 同期ディジタル階
層構造)の北米バージョンになっている。SONET
は、ラインレートの階層構造とフレームフォーマットを
定義しており、アメリカ規格協会(American
National Standards Instit
ute)の光ファイバ通信用高速ディジタル階層構造仕
様、ANSI T1.105及びT1.106に詳しく
記載されている。
【0005】SONETのラインレート階層構造は、そ
れぞれが51.84百万ビット/秒(Mbpt)伝送ビ
ルディング・ブロックに基づいている。51.84Mb
psというレートは同期移送信号(Synchrono
us TransportSignal)のレベル1
(STS−1)と呼ばれ、これが基本論理ビルディング
・ブロックとなっている。これ以上のレートあるいはレ
ベルは、すべて51.84Mbpsという基本レートの
倍数となっている。一般的に、電気信号に対するそれぞ
れのラインレートはSTS−Nレートと表現されてい
る。電気信号に対応する光信号のそれぞれのラインレー
トは、OC−Nと表現される。
【0006】ラインレートSTS−Nのフレームフォー
マットは、STS−1フレームの移送のための基本単位
から派生したものであり、STS−1は1フレームあた
り90バイトx9行、つまり810バイトで構成されて
いる。各フレームは1秒あたり8,000回(8KH
z)生成されるため、STS−1のレートは51.84
Mbpsとなる(つまり、8000フレーム/秒x81
0バイト/フレームx8ビット/バイト)。専門家諸氏
はすでにSONET規格に精通しているので、これ以上
詳細な説明については省略する。
【0007】図12は、SONETリング1を含む典型
的な通信サブネットワーク・システムのハイレベル・ア
ーキテクチャである。これはノードあるいはネットワー
ク・エレメント、N(1)、N(2)、...N(n)
を集め、これらを光ファイバ2で組み合わせることによ
り閉ループを構成するものである(本仕様書では、以
下、「ノード」と「ネットワーク・エレメント」という
用語を同一の意味で用いる)。ノードN(1)、N
(2)は、全体的な通信機能を実行するオペレーション
支援システム(OSS)にカップリングされている。
【0008】N(1)からN(n)までのノードあるい
はネットワーク・エレメントは、SONETのアド・ド
ロップによる多重送信(SONET add-drop mutiplexer = A
DM)がなされており、光ファイバ2の1本のOC−N光
チャネルに含まれるすべての、あるいは少なくとも1サ
ブセットのSTSパス信号へのアクセスを提供する。詳
細については後述するが、OC−N信号が個々のADM
ノードを通過するごとに、そのOC−N信号にSTSま
たはVT(仮想端局)信号が加えられたり(挿入)、O
C−N信号から落とされたり(抽出)する。
【0009】SONETリングは、保護機構の相違によ
りラインスイッチとパススイッチという2つのカテゴリ
に大別できる。さらに、通常の動作におけるトラヒック
の流れの方向により、それぞれのカテゴリは一方向と両
方向というサブカテゴリに分けられる。
【0010】ラインで切り替えられるアーキテクチャで
は、保護スイッチ動作をトリガさせるためにSONET
ラインレイヤの表示を用いる。スイッチ動作は、不良を
回復するためのラインレイヤでのみ実行され、パスレイ
ヤの表示は関係しない。ラインレイヤ表示には、調和の
とれたライン保護スイッチを有効にするためにノード間
で送られるラインレイヤの不良状態と信号ビット符号化
メッセージが含まれている。不良が発生した場合には、
ラインで切り替えられるリングが、不良発生個所に隣接
した2個所のノードでリングスイッチを確立する。さら
に、4ファイバ、両方向ライン切替リングがスパン切替
を用いる機能を持つこともある。
【0011】パスで切り替えられるリングには2本の相
反して回るファイバがあり、それぞれが2方向通信パス
を形成している。このような2本1組の2方向通信パス
を形成している。このような2本1組の2方向パスの相
対関係を用いることにより、いつでも相互の保護ができ
るようになっている。低速側からの入端局は、それがリ
ングに入る個所にあるノードに永久的にブリッジ接続さ
れ、そのチャネルがリングから落ちる個所にあるノード
まで異なるファイバで両方向に伝送される。このノード
で、2つの信号のうち1つが生きている信号として選択
される。保護スイッチのトリガ機構は、SONETパス
レイヤにある情報に基づいている。
【0012】1方向パス切替リングでの、動作中トラヒ
ックの通常のルーティングは、2方向の通信信号が同一
方向(例えば時計回り)にリングを形成する単一のファ
イバを回るようになっている。すなわち、これらの2方
向通信信号はリングの円周全体に沿って容量を利用する
のである。
【0013】1方向2ファイバ・パス切り替えのSON
ETリングを図2に示す。このSONETリングには、
例えば5個所のノードN(1)〜N(5)があり、1方
向2ファイバ・パスにより相互に接続されている。同パ
スは動作(W)パスと保護(P)パスを有している。1
方向SONETリングでは、入データと出データがリン
グ上を同一方向に流れる。
【0014】図3a及び3bは、それぞれ両方向2ファ
イバと両方向4ファイバのライン切替SONETリング
を示している。ここでは、動作トラヒックの通常のルー
ティングが両方向で行われる。つまり、トラヒックはリ
ングまたはスパンの保護スイッチが作動した場合を除
き、通常は動作チャネルで伝送されてリング内を左右に
移動するのである。リングまたはスパンの保護スイッチ
が作動した場合には保護チャネルにリストアされる。
【0015】図3aの2ファイバリングでは、最初の光
ファイバOF1に最初の動作チャネルW1と最初の保護
チャネルP1が含まれており、第2の光ファイバOF2
には第2の動作チャネルW2と第2の保護チャネルP2
が含まれている。図3bの4ファイバリングでは、4本
の光ファイバOF1〜OF4が2組の両方向光ファイバ
を形成し、そのうちの1組が両方向動作チャネルW1、
W2に使用され、残りの1組が両方向保護チャネルP
1、P2に使用される。
【0016】上記の方式のいずれかによって構成された
SONETリングでは、リング内のデータ伝送が、リン
グ内の各ノードに対してタイムスロット割当(TSA
=TIme Slot Asignment)、タイム
スロット交換(TSI=Time Slot Inte
rchange)、およびラインとアド・ドロップ間の
すべてのクロス接続を達成できるように規定されねばな
らない。一般的にこれらのリング規定手法は、OSSか
ら図12に示すような個々のノードあるいはネットワー
クエレメントに発行されるクロス接続コマンドにより実
行されている。
【0017】近年、通信サービス提供者からの需要が高
まっているのは、OSSやその他の網管理ツールが提供
する規定情報あるはコマンドに対して個々の規定プロセ
スをネットワークエレメントに実行させる方式である。
この方式は一般に自動規定(オート・プロビジョニン
グ)と呼ばれている。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】SONETリングの通
信サブネットワーク・システムには、自動保護切替を要
望する声もある。現在のところ、既存の通信システムで
は、各ネットワークエレメントに保存できる規定情報の
量が非常に限られている。例えば、あるひとつの管理方
法を用いた場合、信号のクロス接続割当情報が各ネット
ワークエレメントに保存される。この管理方法では、個
々のネットワークエレメントが独立した信号終端割当情
報しか持てないため、個々のクロス接続はそれぞれが独
立したものとして扱われる。別の管理方法では、各ネッ
トワークエレメントが単一のノードのためのクロス接続
情報を持ち、そのノードが管理された独立ノードとして
扱われるようになっている。しかしながら、これらの管
理方法では、双方とも中央OSSに頼ってSONETリ
ング上の個々のネットワークエレメントを規定せねばな
らない、という欠点がある。
【0019】例えば、図12に示すような通信サブネッ
トワーク・システムでは、ネットワーク管理システムの
すべての知能がおもにOSSに常駐している。サブネッ
トワークの管理レイヤは既存のアーキテクチャから外さ
れている。これに加えて、大半の場合ネットワークエレ
メントは単に「ダミー」のイクイップメントであり、管
理機能がわずかであったり、あるいはまったくなかった
りするのである。換言すれば、OSSは個々のネットワ
ークエレメントに個別にコマンドを送ることにより、そ
れらネットワークエレメントのすべてのオペレーション
と機能を管理している。その結果、OSSはネットワー
クエレメントを一つづつ管理するという大きな負担を背
負っているのである。
【0020】このため、OSSにネットワークエレメン
トをひとつづつ管理するという大きな負担をかけている
管理方法を使用し続ければ、OSSのオペレーション効
率が低下し、結果SONETリング全体の効率低下につ
ながることになる。さらに言えば、通信サブネットワー
クのサイズが拡大するにつれ、また、SONETリング
および/または個々のネットワークエレメントが増加す
るにつれて、OSSは効果的なネットワーク管理を実行
できるなるという問題もある。
【0021】SONETリングの新しい技術とアーキテ
クチャが開発されれば、これまでのネットワーク管理方
法が不適切なものとなりかねない。例えば、SONET
リングは自己回復作用、自動規定、ソフトウェア/ファ
ームウェアのダウンロードのための支援を提供せねばな
らず、またネットワーク管理要求に対して高速で反応せ
ねばならない。現在の集中管理方法は、これらのニーズ
を満たすためにOSSに大きな負担をかけており、必ず
しも適切であるとは言えない。
【0022】従って、ネットワークの管理機能をサブネ
ットワークやネットワークエレメントのレベルに分割・
分散させなければ、事態はますます悪化するばかりであ
る。このため、ネットワーク管理では集中化から分散化
への変化が求められている。本仕様書で解説する発明
は、この要件、およびすでに述べた他のすべての要件を
満たすものである。
【0023】以上を鑑み、本発明の全般的な目的は、S
ONETリングの各ノードのために、既存管理方法にあ
る上記の問題およびその他の問題から開放された、分散
型の知識データベースを提供することである。
【0024】本発明のもうひとつの目的は、これまで以
上に分散管理されるネットワークを実現するため、ネッ
トワークの管理機能をサブネットワークに分割、分散さ
せることである。
【0025】しかし、これ以外にも高性能なSONET
の性質に適合できるリングテーブルを使用することによ
り分散した管理方法を提供し、またデータ通信チャネ
ル、セクションDCCを利用してSONETリングのア
ーキテクチャを提供するという目的も有している。この
管理方法は、既存の技術で現在用いられているものより
も進歩した管理方法である。
【0026】さらに、本発明には、ネットワークの数多
くの高等機能、例えば自動規定や自己回復保護スイッ
チ、通常以外のトラヒックを伝達するための保護チャネ
ルの使用、またその他の高等ネットワーク管理機能を支
援するという目的もある。リングテーブルを使用すれ
ば、以上に加えてさらに多くの管理機能を実行できるよ
うになる。それらの機能には、リングレベル、パスレベ
ル、およびノードレベルでのステータスモニタや、リン
グ情報データベースの同期化などが含まれる。
【0027】
【課題を解決するための手段】本発明の上述の目的、ま
たそれ以外の目的は、複数のネットワークエレメントを
光ファイバ媒体で接続して構成する同期光ネットワーク
(SONET)リングを管理する管理方法を提供するこ
とにより達成される。ここで使用される光ファイバ媒体
では複数のチャネルが定義され、個々のネットワークエ
レメントが第1、および第2の高速インタフェース・モ
ジュールを構成し、ネットワークエレメントを同光ファ
イバ媒体で相互にインタフェース接続し、さらに低速イ
ンタフェース・モジュールを選択して第1および第2高
速インタフェース・モジュールと組み合わせる。
【0028】この管理方法で採られる手順には、SON
ETリングの各ネットワークエレメントのためにリング
特性を表すデータを構成するリングテーブルを生成する
こと、SONETリングの各ネットワークエレメントに
対して第1および第2の高速インタフェース・モジュー
ル間のチャネル接続を定義するための情報と、低速イン
タフェース・モジュールと第1および第2高速インタフ
ェースモジュールのそれぞれの間のチャネル接続を定義
するための情報のリング規定を含むリング特性を生成す
ること、そのリングテーブルを各ネットワークエレメン
トにダウンロードすること、同リングテーブルをネット
ワークエレメントに保存すること、そしてそのリングテ
ーブルに従って、SONETリング内の各ネットワーク
エレメントを管理することが含まれている。
【0029】さらに、上記の目的やそれ以外の目的にし
たがって、本発明は通信サブネットワーク・システムを
提供するが、このシステムには伝送手段として、OC−
Nデータを伝送する光ファイバ媒体、そして閉ループを
形成するためにその送信手段を介して相互に組み合わさ
れている複数のネットワークエレメントを構成するSO
NETリングネットワークが含まれている。それぞれの
ネットワークエレメントには、そのネットワークエレメ
ントと送信媒体をインタフェース接続するための第1お
よび第2の高速インタフェース・モジュールがある。そ
れらの第1および第2の高速インタフェースモジュール
に含まれているのは、光信号であるOC−Nを電気信号
のSTS−Nに、またSTS−NをOC−Nに変換する
手段と、第1および第2高速インタフェース・モジュー
ルならびにSONETリング外の通信デバイスに接続さ
れた低速モジュールを1基以上、そしてリングテーブル
を保存するための手段、また、SONETリング内の各
ネットワークエレメントのためにリング特性を表すデー
タを構成するリングテーブル、また、第1および第2の
高速インタフェースモジュール間のチャネル接続を定義
するためのリング規定情報と、低速インタフェースモジ
ュールとSONETリングの第1および第2高速インタ
フェースモジュールのそれぞれの間のチャネル接続を定
義するためのリング規定情報、そして、SONET内の
各ネットワークエレメント間でのデータ伝送をリングテ
ーブルにしたがって制御・管理するためのコントローラ
である。
【0030】
【作用】本発明に基づいたリングの知識データベース
(ここでは「リングテーブル」と言う)は、リング・サ
ブネットワークを完全に規定する情報やリング全体に使
用するその他の管理情報を提供するデータにより構成さ
れる。リングテーブルは個々のネットワークエレメント
のために必要な知識を提供し、ネットワークエレメント
は、これを例えば自動規定や自己回復等のオペレーショ
ンでの意志決定プロセスや、またその他の管理機能で使
用する。また管理システムは、SONETリング全体の
オペレーションの簡素化を図るため、リングテーブルを
統合したものを利用する。
【0031】リングテーブルは、ネットワークエレメン
ト間の通信、および/またはネットワークエレメントと
OSSの間の通信により、標準通信プロトコルやメッセ
ージを使って必要に応じて更新される。専門家諸氏には
明白になるであろうが、リングテーブルは、自動規定や
リングの自動保護切替(APS)、そして通常以外のト
ラヒックの伝達だけにとどまらず、リング性能の監視や
リングのアラーム調査等、リングネットワークの他の管
理機能を含めたSONETリング管理機能を支援できる
ものである。リングテーブルとそれに関連するアルゴリ
ズムが提供する情報により、SONETリングテーブル
は高度に管理される対象へと変化できるのである。
【0032】
【実施例】本章での解説ではSONETリングへのリン
グテーブルの応用方法に焦点を当てるが、通常の技術を
もった専門家諸氏には、CCITT勧告M.30、『遠
隔通信管理ネットワークの原理(Principles
of a Telecommunication M
anagement Network)』、およびAN
SI T1−210、『遠隔通信の操作、管理、維持お
よび規定のための米国国内基準(America Na
tional Standard forTeleco
mmunications Operation, A
dministration, Maintenanc
e, and Provisioning(OAM&
P))』−「オペレーションシステム−ネットワークエ
レメント間のインタフェースのための機能、アーキテク
チャ、およびプロトコルの原理(Principle
of Functions, Architectur
es, and Protocols for Int
erfaces between Operation
s Systems and NetworkElem
ents)」などに定義されている複数の通信管理ネッ
トワーク機能を支援するために、このようなリングテー
ブルを容易に実行できることが明らかになるであろう。
【0033】本発明に基づくSONETリングは、リン
グを管理される対象として扱い、リングの各ノードを介
してサブネットワーク・レベルでリングを管理するとい
う、リングを基準とした方法を用いることにより規定さ
れる。SONETリングはサブネットワークの管理レイ
ヤを提供し、リング管理機能を自動化する。このリング
を基準とした方法は、リング・サブネットワーク内に数
多くある個々のノードやリンクを個別に管理するのでは
なく、SONETリング全体をより組織的に管理する方
法を提供する。この方法を用いることにより、さらに多
くの知識がリングの各ネットワークエレメントに埋め込
まれることになり、各ネットワークエレメントは、人間
の干渉を最小限度に抑えつつ、リング管理機能を都合よ
く実行できるようになる。
【0034】次に、本発明について図面を参照して詳細
に説明する。
【0035】リングテーブルについて詳細を解説する前
に、図10および11を参照して、ネットワークエレメ
ントの機能ブロック・ダイアグラムについて説明する。
図10には、SONETネットワークエレメントN
(n)の機能ブロック・ダイアグラムを、また図11に
はコントローラの機能ブロック・ダイアグラムを示す。
【0036】まず図10において、ネットワークエレメ
ント100には、一対の高速機能ブロック101と10
1’、演算処理機能ブロック102、NM通信モジュー
ル103、コントローラ104、低速ユニット105、
それに電源/クロック機能ブロック106が含まれてい
る。高速機能ブロックの101と101’はそれぞれ、
隣合うノードとインタフェース接続する光媒体2に接続
されている。このためこれらの高速機能ブロックには、
例えばOC−12やOC−48などの光信号を送受信す
るための高速インタフェース・ユニットが含まれてい
る。機能ブロック101と101’はまた、光信号をS
TS電気信号に、あるいはSTS電気信号を光信号に変
換する役割も果たしている。低速ユニット105には、
一連のアド/ドロップ・ボードBRD1〜BRDnが含
まれており、これらはOC3、OC1、STS1、DS
3、DS1など、低速のデバイスへのインタフェースと
して機能する。
【0037】演算処理機能ブロック102は、ネットワ
ークエレメントの数多くの機能を提供する、このブロッ
クには、マルチプレクシングとデマルチプレクシングを
実行し、また高速モジュール101、101’と低速ユ
ニット105から受信したりそれらへ送信するアド/ド
ロップ信号のタイムスロット割当と相互交換を実行する
ユニット102(b)、ネットワークエレメントを保護
するための切替ユニット102(c)、そしてNMオー
バヘッド(例えば、SONETオーバヘッド)処理ユニ
ット102(a)が含まれている。
【0038】NM通信103は、X.25、LAN〜O
SS、またはサブネットワーク・コントローラの仲介デ
バイスを含むOSS関連のイクイップメントなど、デー
タ通信の追加チャネルへの別のインタフェースを提供す
る。コントローラ104は、全体的なネットワーク管理
情報の処理とネットワークエレメントの制御を実行す
る。コントローラ104の機能ブロック・ダイアグラム
については、詳細を図11に示す。最後に、電源/クロ
ック機能ブロック106は、そのネットワークエレメン
ト内の他のコンポーネントに電源とクロック信号を提供
する。
【0039】図10のコントローラ104には、ネット
ワークエレメント全体を制御するための中央演算処理装
置(CPU)などにより構成されるハードウェア・モジ
ュール120、メモリ121(下に定義するリングテー
ブルを含む動作データを保存する際にCPUと密接に対
話する)、およびネットワークエレメント内の他のコン
ポーネントと対話するための制御入出力ポート122が
含まれている。CPUは、ソフトウェア全般のストレー
ジあるいはメモリ/インタフェース・ユニットである1
23に通常保存されている制御プログラムを実行する。
メモリ/インタフェース・ユニット123はまた、SO
NET NMオーバヘッドユニット124とのインタフ
ェースにも接続されており、演算処理ユニット102の
NMオーバヘッドモジュールから、埋め込まれたSON
ETオーバヘッドを受けてこれを処理している。メモリ
/インタフェース・ユニット123はさらに、図10の
NM通信ユニット103により追加のデータ通信チャネ
ルが提供された場合には、存在するOSSまたはサブネ
ットワーク・コントローラとメッセージ/データをやり
とりするため、NM通信ユニット125ともインタフェ
ースで接続されている。
【0040】次に、上述した機能ブロック・ダイアグラ
ムをもつネットワークエレメントからなる本発明のSO
NETリングの一実施例について図面を参照して説明す
る。
【0041】図1は、本発明SONETリングを含む通
信サブネットワーク・システムの一実施例である。この
図のシステムには、特に、少なくとも3種類のレベル、
つまり知識が分散されたOSS、第2のレベルのサブネ
ットワーク・コントローラSNC、そして第3のレベル
として知識ネットワークエレメントN’(1)〜N’
(n)が含まれている。図12に示したようなこれまで
のシステムとは対照的に、SNCがサブネットワークの
レイヤと、フィルタリング、グルーピング、リング管理
等のネットワーク・レイヤ管理機能とを提供するのであ
る。
【0042】SONETリングを開始したり再構成する
ときには、リングテーブルが通信チャネルまたはセクシ
ョンDCCチャネルを通してダウンロードされ、各ネッ
トワークエレメントのメモリ121に保存される。
【0043】図4a〜4eは、リングテーブルの部分で
あるが、これは事前に決定したフォーマットおよびデー
タ構造を有している。図4の示す表は、リングのタイプ
とアイデンティフィケーション(ID)、ノード数、リ
ングのステータス、ノードのID、シーケンスとステー
タスを定義するものである。下記の通り、このリングテ
ーブルには、リング規定テーブルと埋め込まれたSON
ETリングパスのアイデンティフィケーション/ステー
タス情報も含まれている。
【0044】厳密に言えば、図4aはリングIDとリン
グ・タイプのデータ領域のためのフォーマットとデータ
構造を示している。リングIDは、2バイトのASCI
I文字により定義され、リング・タイプは1バイトのデ
ータにより定義されている。このリングタイプ・データ
領域は、最初の1ニブルでリングのタイプ(UPSR、
BLSRなど)を確認し、次のニブルでファイバの数
(2、4など)を指示している。
【0045】リングステータス・データ領域は図4bに
示す通り、2バイトのデータにより定義される。例え
ば、BLSRタイプのリングでは、リングステータスの
2バイトはSONETオーバヘッドK1、K2バイトの
データに基づくものである。一方、UPSRタイプのリ
ングでは、ゼロが通常の切替のない状態を表し、ゼロ以
外が現在発生しているパス切替の量を示している。
【0046】図4cおよび4dは、ノードの数とシーケ
ンスを定義するデータ構造を示す。図4cでは、ノード
数の確認のためにデータ1バイトが使用されている。こ
れを具体化した場合、SONETリングは最大で255
個のノードを持つことが可能である。ノードのシーケン
スは、特定のシーケンスで各ノードのIDをリストした
テーブルによって定義される。情報内のノードステータ
ス・バイトは、図4eに示す通りSONETリング上の
各ノードに提供される。ノードステータス・コードは、
ノー・アラーム、メジャー・アラーム、マイナー・アラ
ームなどの予め定義された状態を表している。
【0047】図6を参照して、本発明の一実施例で用い
ているリング規定テーブルについて説明する。図6に示
されるリングテーブルには、SONETのリング規定テ
ーブルも含まれている。規定テーブルはBLSRアプリ
ケーションでチャネル情報、UPSRアプリケーション
でパス情報を定義するデータの行と、ノードと接続タイ
プの情報を定義するためにノードごとにアド/ドロップ
を分けた2列のサブコラムになっている列を含んでい
る。
【0048】図5は、4ノード、2ファイバBLSRタ
イプのSONETリングである。2本あるファイバのう
ち、1本が時計回り(CW)方向に、また別の1本が反
時計回り(CCW)方向にトラヒックを伝達している。
この本発明の一実施例の各ファイバは、通常のトラヒッ
クを伝達するために動作チャネルとして使用するチャネ
ル1〜6と、ノード不良あるいはファイバ切断があった
場合に通常のトラヒックを回復させるために保護チャネ
ルとして使用するチャネル7〜12の、計12チャネル
を有している。そうでなければ、保護チャネル7〜12
は通常のトラヒックではなく通常以外のトラヒック(エ
クストラ・トラヒック)を伝達する可能性がある。ここ
で、エクストラ・トラヒックとは、動作チャネル上のト
ラヒックの保護のために使用されないときには保護チャ
ネルで伝達されているトラヒックを言う。エクストラ・
トラヒックは保護されないため、保護チャネルが動作ト
ラヒックの保護あるいはリストアを要求された場合に
は、動作・トラヒックが優先使用される。
【0049】図6は、詳細を下に示す通り、図5の4ノ
ード2ファイバBLSRの時計回り(CW)動作チャネ
ルのリング規定テーブルの例である。6個のチャネルに
はSTS#1〜STS#6のラベルが付いている。通
常、テーブルは4部分からなっており、それぞれが次の
チャネルグループのそれぞれに割り当てられている。C
W動作チャネル1〜6、CW保護チャネル7〜12、C
CW動作チャネル1〜6、CCW保護チャネル7〜1
2。CCW保護チャネル7〜12は、コントローラのメ
モリ121で生成され保存される。両方向チャネルの場
合、CWチャネルのテーブルは方向が逆になる以外、C
CWチャネルのテーブルと同一である。
【0050】BLSRリングに割り当てられるSONE
TのSTS−1両方向パスの最大数は、この場合ノード
数の6倍に等しい。つまりBLSRタイプのリングで
は、2個所のノード間の各セグメント(区分)は、トラ
ヒックのパターンにすべて隣り合うノードが付いている
場合には独立して信号を送ることがある。このため、パ
スの最大数はトラヒックのパターンに左右される。つま
り隣り合うノード間のトラヒックが多いほど、リング上
のさまざまなセグメントに多くのパスを割り当てねばな
らないのである。しかしながら、この場合利用できるパ
スの総数は、トラヒックのパターンに応じてノード数の
6倍から12個の両方向STS−1のチャネルの間の数
となるのが一般的である。
【0051】UPSRタイプのアプリケーションのリン
グテーブルは、入/出トラヒック・パターンが固定され
ているためにずっと簡単なものとなる。例えば、2ファ
イバのOC−12 UPSRの場合、最大で12本のS
ONET STS−1パスしかUPSRリングには割り
当てられない。これは、すべての両方向チャネルがリン
グ全体を通っているからである。このため、各STS−
1チャネルは1度しか割り当てできない。
【0052】図6は、図5に示した4ノード2ファイ
バ、BLSRタイプSONETリングの時計回り(C
W)動作チャネルSTS#1〜STS#6のリング規定
テーブルである。ここに示されるCW動作チャネルのリ
ング規定テーブルには、ノードA、B、C、Dのそれぞ
れに対する列が含まれており、それぞれに列にはアドと
ドロップの列がある。また、6チャネルのそれぞれに1
行が割り当てられており、STS#1、STS#2、S
TS#3、STS#4、STS#5、STS#6という
ラベルが付いている。図6のテーブルは、CW動作チャ
ネルSTS#1〜STS#6によって左から右に伝達さ
れる1方向通常トラヒックの規定を特に示している。
【0053】上述のとおり、リング規定テーブルには各
チャネルに対して1行、そして各ノードに対して2列の
サブコラムがある1列が含まれている。クロス接続情報
とは、ノードへ入出するチャネル間の接続と、高速ユニ
ットと低速ユニットとの間のアド/ドロップ接続を決定
するもので、リングパスIDの形式を取っているが、こ
れは行とアド/ドロップ列で定義される選択式セルに挿
入される。リングパスIDは、SONETリング内の特
定のSONETパスを確認するための独特の文字列であ
る。その文字は、それぞれのノード、特に始動またはソ
ース・ノードおよび終了または目的地ノードに対して意
味を持つよう選択される。それぞれのパスIDを独特の
ものにするためシーケンス番号が用いられる(シーケン
ス番号は連続する数でなくてもよい)。これに加え、信
号が加えられたり落とされたりした場合に低速ボード・
シーケンスを示すため、拡張番号が使用される。例えば
リングパスIDの“AD2”(図6参照)は、ノードA
から始まってノードDで終わるパスを示している。ノー
ドAにあるパスID“AD2”の拡張番号“−2”は、
低速ボード・シーケンス番号2のところで信号がノード
Aに加えられることを表している。ノードDにあるパス
ID“AD2”の拡張番号“−1”は、最終のノードD
で信号が低速ボードBRD1に落とされることを示す。
第2の拡張を利用することでパスの状態を表すこともで
きる。
【0054】クロス接続では、アド、ドロップ、ドロッ
プ継続、パススルー(ADD、DORP、DROP−C
ONTINUE、PASSING THROUGH)の
4種類が使える。これら4種類のクロス接続は、規定テ
ーブルに次の名称で表されている。
【0055】アド−パスID(AC1など)は、ノード
(例えばノードA)のドロップ列ではなくアド列に表示
される。“−1”などのパスAC1の拡張番号は、信号
が加えられる低速ボードのシーケンスを表示する。ここ
では、ボードのシーケンス番号は1である。
【0056】ドロップ−パスIDは、ノードのアド列で
はなくドロップ列に表示される(例えばノードBのAB
3−2)。この拡張番号は信号が落とされる個所の低速
ボードのシーケンスを示すために使用される。
【0057】ドロップ継続−パスIDはノードのドロッ
プとアド双方の列に表示される(例えば、ノードDのド
ロップ列とアド列にあるBA4−4とBA4−0)。ド
ロップ列にあるパスIDの拡張番号は、信号が落とされ
る個所の低速ボードのシーケンスを、またアド列にある
パスIDの拡張番号は常に“−0”となり、信号の継続
のために使用される低速ボードがないことを示す。
【0058】パススルー−パスIDは、ノードのアド列
だけに現れ、その拡張番号は常に“−0”となる。この
拡張番号は、パススルー信号を加えたり落としたりする
ために使用される低速ボードがないことを示す。
【0059】図7は、ノードBで2個所の高速サイドと
低速サイドを結ぶさまざまなタイプのクロス接続のそれ
ぞれを示している。低速ユニットのボードBRD1〜B
RD5は、低速(例えばDS−N)デバイスとのインタ
フェース接続に使用される典型的なアド/ドロップ・ボ
ードを表すものである。図7を具体的に説明すると、チ
ャネルSTS#1は低速ボードBRD1に落ちて継続さ
れ、チャネルSTS#2はノードBを通過し、チャネル
STS#3は低速ボードBRD2に落ち、またチャネル
STS#4は低速ボードBRD3からノードBの高速ラ
イン・サイドに加えられる。
【0060】リングテーブルは、SONETリング・ア
プリケーションのTSAとTSIも支援する。具体的に
は、BLSRアプリケーションでTSAとTSIの双方
が支援される。両高速サイドの間では、TSAとTSI
は同一のパスID(図6のBA4など)をテーブル内の
異なる列に置くことにより支援されている。拡張番号
(例えば“−3”)は、低速ボードへの/からの接続を
示すために用いられ、パススルー・タイプの接続を示す
際には“−0”という拡張番号が使用される。このた
め、TSAとTSIも高速−低速間で支援されている。
【0061】USPRアプリケーションのリングテーブ
ルは、低速ポート割当の機能を提供しており、非常に有
用である。例えば、リングテーブルは、ボード/ポート
ID番号かパスIDの拡張番号を変更することで、異な
る低速ボードに落ちるパスを支援する。同テーブルは、
高速サイドと低速サイドの間のTSIも支援する。
【0062】図6に示されるリング規定テーブルは、下
に挙げるSONETリングパス規定とノード規定の情報
を提供するものである。
【0063】図6のSONETリングパス規定情報は次
の通りである。 パスAC1 SONETリングのパスAC1は、ノードAからノード
Cまで延びるパスを表すため、AC1というラベルが付
けられている。ラベル“AC1”の“1”という番号
は、リング内のこのパスを確認するために特に使用され
ている。図6に示すように、パスAC1は低速ボードB
RD1からノードAのチャネルSTS#1に加えられ、
ノードBで落とされて継続する。ノードBのドロップ列
の拡張番号“−1”は低速ボードBRD1を示す。アド
列の拡張番号“−0”(つまりアドのための低速ボード
が使用されない)は、パスAC1が継続することを表
す。パスAC1がドロップとアドの双方の列にあり、か
つ同一の行(つまりチャネルSTS#1)にあるため、
ノードBのこのパスはタイムスロット割当が変更されな
い。パスAC1は最後にノードCからボードBRD1に
落ちる。 パスAD2 SONETリングのパスAD2は、ノードAからノード
Dまで延びている。ラベル“AD2”の“2”という番
号は、リング内の他のパスと区別するために特に使用さ
れる。パスAD2は低速ボードBRD2からノードAの
チャネルSTS#2に加えられ、ノードB(アド列のラ
ベルAD2−0により表される。拡張番号“−0”は低
速ボードが使用されないことを示す)を通過する。パス
AD2は、ノードCでも低速ボードを必要とせず通過
し、最後にノードDのSTS#2から低速ボードBRD
1に落ちる。パスAD2は、どのノードでもSTSのタ
イムスロット変更を受けない。 パスAB3 パスAB3はノードAからSONETリング上をノード
Bまで延びる。“AB3”というラベルの番号“3”
は、リング内でこのパスだけを確認するために特に使用
されるものである。パスAB3はノードAの低速ボード
BRD3からチャネルSTS#3に加えられ、ノードB
でチャネルSTS#3から低速ボードBRD2に落ち
る。 パスCD6 パスCD6はノードCからSONETリング上をノード
Dまで延びる。“CD6”というラベルの番号“6”
は、リング内でこのパスだけを確認するために特に使用
されるものである。パスCD6はノードCで低速ボード
BRD2からチャネルSTS#4に加えられ、ノードD
でチャネルSTS#4から低速ボードBRD2に落ち
る。 パスCD7 パスCD7はノードCで低速ボードBRD3からチャネ
ルSTS#5に加えられ、ノードDでチャネルSTS#
5から低速ボードBRD3に落ちる。“CD7”という
ラベルの番号“7”は、リング内でこのパスだけを確認
するために特に使用されるものである。 パスBA4 パスBA4はノードBからSONETリング上を1周し
てノードAまで延びる。“BA4”というラベルの番号
“4”は、リング内でこのパスだけを確認するために特
に使用されるものである。もっと具体的に言えば、パス
BA4はノードBで低速ボードBRD3から加えられ、
ノードCを通過するときにチャネルSTS#4からチャ
ネルSTS#6に割当を変更され、低速ボードBRD4
に落ちてノードDのチャネルSTS#6上で継続され、
最後にノードAでチャネルSTS#6から低速ボードB
RD4に落ちる。
【0064】図6のノード規定情報は次の通りである。 ノードA ノードAでは、パスAC1が低速ボードBRD1からチ
ャネルSTS#1に加えられ、パスAD2が低速ボード
BRD2からチャネルSTS#2に加えられ、パスAB
3が低速ボードBRD3からチャネルSTS#3に加え
られ、またパスBA4がチャネルSTS#6から低速ボ
ードBRD4に落とされる。 ノードB ノードBでは、パスAC1がチャネルSTS#1から低
速ボードBRD1に落ちて継続され、パスAD2がチャ
ネルSTS#2を通過し、パスAB3がチャネルSTS
#3から低速ボードBRD2に落ち、パスBA4が低速
ボードBRD3からチャネルSTS#4に加えられる。
ノードBにおける高速サイドと低速サイドの間のそれぞ
れのクロス接続を、図7に詳しく示す。 ノードC パスAC1がチャネルSTS#1から低速ボードBRD
1に落ち、パスAD2がチャネルSTS#2を通過し、
パスCD6が低速ボードBRD2からチャネルSTS#
4に加えられ、パスCD7が低速ボードBRD3からチ
ャネルSTS#5に加えられる。パスBA4は、ノード
C−D間でチャネルSTS#4およびSTS#5かバス
CD6とCD7により使用されるため、このノードでチ
ャネルSTS#4からチャネルSTS#6に割当変更さ
れる。 ノードD ノードDでは、パスAD2がチャネルSTS#2から低
速ボードBRD1に落ち、パスCD6がチャネルSTS
#4から低速ボードBRD2に落ち、パスCD7がチャ
ネルSTS#5から低速ボードBRD3に落ち、パスB
A4がチャネルSTS#6から低速ボードBRD4に落
ちて同一チャネルSTS#6上を継続する。
【0065】リング規定テーブルは、パス規定情報とノ
ード規定情報以外にも、タイムスロット交換(TSI)
情報も提供する。具体的に言えば、TSI情報を規定す
る際には、同一のSONETリングパスIDが1つのノ
ードの同一列の異なる行/タイムスロットに現れ、その
パスが最初のチャネルから落ちて別のチャネルに加えら
れることを表す。また、パスがあるノードの1本のチャ
ネルを通過して隣のノードの別のチャネルに切り替えら
れる場合にも、TSI情報を表示することができる。例
えば、パスBA4はノードBではチャネルSTS#4に
あるかノードCでチャネルSTS#6に変更されるた
め、パスBA4のタイムスロット変更が表示されてい
る。
【0066】図8に、CCW動作チャネルSTS#1〜
STS#6のリング規定テーブルを示す。図6のCW動
作チャネルのテーブルとは反対に、図8のテーブルは、
パスあるいは1方向トラヒックを右から左へ示すもので
ある。また、アドとドロップの列が入れ替わっているこ
とにも注意されたい。
【0067】両方向パス(つまりパスのペア)の認識で
きるよう、パスIDは書き換えられて正確にソースと最
終目的地を示している。例えば、パスAB3とBA3、
CD6とDC6などはパス・ペアである。
【0068】不良発生後(例えばノード間のファイバが
切断されたりノード不良が発生した場合)の動作タイム
スロットと保護タイムスロットの関係については、図9
a〜9cの規定テーブルに示されている。図9aは、エ
クストラ・トラヒックを伝達するCCW保護チャネルS
TS#7〜STS#12のリング規定テーブルである。
図9bと9cは、CW動作チャネルSTS#1〜STS
#6とCCW保護チャネルSTS#7〜STS#12の
リング規定テーブルである。
【0069】一般に不良発生以前には、CWとCCWの
双方の方向の保護チャネルSTS#7〜STS#12
は、すべてデフォルトの状態(つまりパススルー)であ
る可能性が最も高い。光ケーブルが切断されたりノード
が故障したりすると、保護チャネルを使って動作チャネ
ルがループバックされ、トラヒックを回復する。図9b
と9cは、図5のノードBとノードCの間の光ファイバ
が切断されるなどの不良が発生したあとに、CW動作チ
ャネルのトラヒックが保護チャネルにより回復される際
の方式を説明するものである。この例では、影響を受け
たSONETパスAC1、AD2およびBA4がCCW
保護チャネルSTS#7、STS#8およびSTS#1
0を通してループバックされ、信号をそれぞれの他の終
端に戻している。本発明で特に優れている点は、トラヒ
ックを回復する際に必ずしもすべての保護チャネルが必
要とはならない、ということである。つまり、この例で
言えばチャネルSTS#7、STS#8およびSTS#
10だけが必要とされるのである。従来のシステムであ
れば、トラヒックを回復するためにSTS#7〜STS
#12までのすべての保護チャネルが不可欠である。
【0070】通常の状態(つまり不良のない状態)で
は、CWとCCWの保護チャネルSTS#7〜STS#
12は動作チャネルに使用されるのと同一のファイバを
共用しているため、通常のトラヒックを伝達しないのが
典型的である。しかし、保護チャネルが上述の通りエク
ストラ・トラヒックを伝達することは普通である。この
ような場合、本発明に基づくリングテーブルがなけれ
ば、不良発生時にはすべてのエクストラ・トラヒックを
落とさねばならない。この理由は、どのトラヒックをセ
ーブできるのか、ということがそれぞれのノードには判
らないからである。しかし、本仕様書に説明するような
SONETリングテーブルを使用すれば、通常のトラヒ
ックを回復するために必要な保護チャネルの数を最小限
度に抑えることができる。
【0071】動作トラヒックのバスIDの割当と指定な
ど、リング規定テーブルを定義し使用するための規則
は、エクストラ・トラヒックにも適用できる。動作テー
ブルと保護テーブルでは、トラヒックの方向が違うだけ
である。このため、アド列とドロップ列が入れ替えられ
ている。
【0072】さらに具体的に言えば、図9aは、不良発
生以前のCCW方向の保護チャネルSTS#7〜STS
#12のエクストラ・トラヒックを説明するものであ
る。ここでは、エクストラ・トラヒックがノードA、
B、C、Dにかけて、パスAB10、BA17、BA
9、CA8、CB11、DA14、DC12上を伝達さ
れる。
【0073】例えば、ノードB−C間の光ケーブルが切
断されるなどの不良が発生すると、トラヒックを回復さ
せるために保護チャネルSTS#7、STS#8および
STS#10が使用される。詳しく言えば、図9bを見
ると、パスAC1は導線L1で示される通りノードBで
保護チャネルSTS#7にループバックされる。パスA
D2は、導線L2で示される通りノードBでチャネルS
TS#8にループバックされ、パスBA4は導線L3が
表すようにチャネルSTS#10にループバックされ
る。これ以外の保護チャネルSTS#9、STS#1
1、STS#12は、影響を受けずにこれまで通りエク
ストラ・トラヒックの伝達を引き続き行う。図9cは、
保護チャネルSTS#7〜STS#12の不良発生後の
規定テーブルである。パスAC1、AD2およびBA4
は、保護チャネルSTS#7、STS#8およびSTS
#10でループバックされた通常のトラヒックを構成
し、一方パスAB10、BA9、CB13、DA14お
よびDC12は、不良発生後でもエクストラ・トラヒッ
クを伝達するための構成のままとなる。以上をまとめれ
ば、不良発生後、チャネルSTS#7、STS#8およ
びSTS#10のエクストラ・トラヒックのみが失わ
れ、それ以外すべてのエクストラ・トラヒックは影響を
受けない。
【0074】図9bと9cによれば、パスがループバッ
クされていることを示すために第2の拡張子(“−L”
など)を使用しているのが判る。さらに、BLSRタイ
プのリングでは、パスがループバックあるいはブリッジ
されていることを示すために、それぞれLまたはBとい
う文字を使用できる。UPSRタイプのリングでは、パ
スが通常通り選択され、あるいは切替られることを示す
ために、それぞれNまたはSという文字を使用できる。
しかし、特定のパスのためのエラー関連情報など、その
他さまざまなパスの状態を示すためにさらに多くのステ
ータス文字が利用できることは言うまでもない。
【0075】さらに、不良が発生した場合には、パスの
新たな規定を反映するためにリングテーブルが改定また
は変更されることもある、ということにも注意する必要
がある。その代わりとして、不良発生以前の規定情報と
不良検知後の保護切替を基に規定情報を決定できるよう
になる。
【0076】不良が矯正されてしまえば(つまり、ハー
ドウェアが修理されれば)、SONETリングを規定し
なくても通常のトラヒックが復帰する。つまり、不良が
矯正されてからは、ノードに保存されたリングテーブル
を利用して通常のトラヒックを復帰ないし回復できるの
である。これはその不良により直接影響を受けたノード
でも行える。もし、その不良によりノードがリングテー
ブルを失った場合には、そのノードは隣のノードにリン
グテーブルを要求し、それを受け取ることが可能である
(各ノードに保存されているリングテーブルが同一であ
るため)。このため完全な復帰と自動規定は、ハードウ
ェアの不良がなくなってから実現するものである。この
復帰は、外部のいずれの管理システムからの干渉がなく
ても実施される。
【0077】
【発明の効果】以上説明したように本発明のSONET
/SDHリング・サブネットワークの管理方法は、リン
グに基づいた管理方法によるものであり、従来のシステ
ムに比して数多くの利点がある。すなわち、本発明の管
理方法において用いているリングテーブルは、主に次の
ような2つの目的を果たしている。
【0078】第1に、例えば個々のネットワークエレメ
ントやOSSの間で伝送されねばならないインタフェー
ス・コマンドの数を減らすことにより、外部からリング
サブネットワークの管理インタフェースを単純化するこ
とである。そして、第2に、それぞれのリング・ネット
ワークエレメントが知的なタスクを実行し、また自動規
定、自己回復、リング復帰などの高等機能をサポートす
る際の知識ベースとして、内部から使用することができ
る、ということである。管理情報がリング上で分散され
ているため、ネットワーク管理が著しく向上するだけに
とどまらず、データベースの同期化という問題も解決す
る。
【0079】上述の効果以外にも、リング全体を規定す
るときに1つのリング・ダウンロード・コマンドだけで
十分であり、各ネットワークエレメントは同一の情報
(つまりリングテーブル)を受け、リング内のネットワ
ークエレメントどうしの直接通信によってリングテーブ
ルを更新できる、という利点もある。以上を総合すれ
ば、リングテーブルは他の管理方法よりも優れており、
よりよいリング支援を提供できるという効果が得られ
る。
【0080】このような理由により、必要な目的と利点
とをすべて実現する新しいSONETリングのサブネッ
トワーク管理方法を紹介し説明した。しかしながら、本
発明に対しては、本発明の好ましい具体化を説明してい
る仕様と添付図面を勘案すれば、今後実行すべき数多く
の変更や改良、異体の作成、またその他の使用・適用
が、専門家諸氏には明らかになるであろう。このような
変更、改良、またその他の使用・適用は、それが本発明
の主旨および範囲から逸脱しないものであれば、そのす
べてが、本発明によってカバーされると考えている。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明のSONET/SDHリング・
サブネットワークに基づいた通信サブネットワーク・シ
ステムの階層型アーキテクチャを示す図である。
【図2】図2は、本発明のSONET/SDHリング・
サブネットワークの一実施例における1方向2ファイバ
パス切替SONETリングを示す図であり、動作パスW
と保護パスPを有する1方向2ファイバパスにより接続
された5個所のノードを有している。
【図3】図3aおよび3bは、本発明のSONET/S
DHリング・サブネットワークの一実施例におけるそれ
ぞれ、両方向2ファイバおよび4ファイバのライン切替
SONETリングを示す図である。
【図4】図4a〜4eは、本発明のSONET/SDH
リング・サブネットワークの一実施例におけるリングテ
ーブルの一部分を示す図である。
【図5】図5は、本発明のSONET/SDHリング・
サブネットワークの一実施例における4ノードによる、
2ファイバBLSRタイプのSONETリングを示す図
である。
【図6】図6は本発明のSONET/SDHリング・サ
ブネットワークの一実施例におけるリング規定テーブル
の一実施例である。これはリングテーブルの核をなすも
のであり、図5の4ノード、2ファイバBLSRSON
ETリングの時計回り動作チャネル、STS#1〜ST
S#6に使用される。
【図7】図7は、本発明のSONET/SDHリング・
サブネットワークの一実施例における2個所の高速サイ
ドと1個所の低速サイドの、ノードにおけるクロス接続
の種々のタイプの例を示す図である。
【図8】図8は、図5のリングの反時計回り動作チャネ
ルのためのリング規定テーブルの一実施例を示す図であ
る。
【図9】図9aは、通常以外のトラヒックを伝達する反
時計回り(CCW)保護チャネルSTS#7〜STS#
12の、不良発生以前のリング規定テーブルの一実施例
である。図9bおよび9cは、図5のリンクの時計回り
(CW)動作チャネルSTS#1〜STS#6と反時計
回り(CCW)保護チャネルSTS#7〜STS#12
の、不良発生前後のリング規定テーブルである。
【図10】図10は、本発明のSONET/SDHリン
グ・サブネットワークの一実施例におけるネットワーク
エレメントの機能ブロック・ダイアグラムである。
【図11】図11は、図10に示したネットワークエレ
メントのコントローラの機能ブロック・ダイアグラムで
ある。
【図12】既存の通信サブネットワーク・システムの階
層型アーキテクチャを示す図である。
【符号の説明】
100 ネットワークエレメント 101 高速機能ブロック 102 演算処理機能ブロック 103 NM通信モジュール 104 コントローラ 105 低速ユニット 106 電源/駆動機能ブロック 120 ハードウェアモジュール 121 メモリ 122 制御入出力ポート 123 メモリインタフェース・ユニット 124 SONET NMオーバヘッドユニット 125 NM通信ユニット

Claims (29)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のチャネルが定義された光ファイバ
    媒体により接続され、前記光ファイバ媒体を介して前記
    ネットワークエレメントを相互にインタフェース接続す
    るために第1およひ第2高速インタフェースモジュール
    と、該第1および第2の高速インタフェースモジュール
    に選択的に接続され、前記第1および第2の高速インタ
    フェースモジュールの動作速度よりも低速で動作する低
    速インタフェースモジュールを備えた、複数のネットワ
    ークエレメントより構成される同期光サブネットワーク
    (SONET)リングを管理するSONET/SDHリ
    ング・サブネットワークの管理方法において、 前記SONETリングの前記各ネットワークエレメント
    のためにリング特性を表すデータで構成されるリングテ
    ーブルを生成するステップと、 前記リング特性には、前記各ネットワークエレメントの
    それぞれのために、前記第1及び第2の高速インタフェ
    ースモジュールの間でのチャネル接続を定義するための
    リング規定情報と、前記低速インタフェースモジュール
    と、前記第1及び第2の高速モジュールとの間のチャネ
    ル接続を定義するためのリング規定情報を含み、前記リ
    ングテーブルを前記ネットワークエレメントのそれぞれ
    にダウンロードして前記リングテーブルを前記ネットワ
    ークエレメントのそれぞれに保持するステップと、 前記SONETリングの前記ネットワークエレメントの
    それぞれを、前記リングテーブルに従って管理するステ
    ップとを含むことを特徴とするSONET/SDHリン
    グ・サブネットワークの管理方法。
  2. 【請求項2】 前記リング特性がリングのタイプ、リン
    グ・アイデンティフィケーション、SONETリング内
    のノードの数、リングの状態、およびノードのアイデン
    ティフィケーション、シーケンス、および状態を含むこ
    とを特徴とする「請求項1」記載のSONET/SDH
    リング・サブネットワークの管理方法。
  3. 【請求項3】 前記リング特性を表すデータが、SON
    ETリングの現在の状態を反映するため動的に更新され
    ることを特徴とする「請求項2」記載のSONET/S
    DHリング・サブネットワークの管理方法。
  4. 【請求項4】 前記リングのタイプが、1方向パス切替
    リング(UPSR)か両方向ライン切替リング(BLS
    R)のどちらか、および光ファイバ媒体内の光ファイバ
    数を定義することを特徴とする「請求項2」記載のSO
    NET/SDHリング・サブネットワークの管理方法。
  5. 【請求項5】 前記チャネル接続を定義するための前記
    リング規定テーブルが、前記各ネットワークエレメント
    の前記第1および第2高速モジュールに入出するチャネ
    ル間の接続、ならびに前記第1および第2高速インタフ
    ェースモジュールと前記低速インタフェースモジュール
    との間のアドおよびドロップ接続を表すことを特徴とす
    る「請求項1」記載のSONET/SDHリング・サブ
    ネットワークの管理方法。
  6. 【請求項6】 前記チャネル接続が、アド、ドロップ、
    ドロップ接続、およびパススルーのチャネル接続を定義
    するためのデータにより構成されることを特徴とする
    「請求項5」記載のSONET/SDHリング・サブネ
    ットワークの管理方法。
  7. 【請求項7】 前記管理段階が、前記リング規定情報に
    したがって通常のトラヒックとエクストラ・トラヒック
    を前記第1および第2の高速インタフェースモジュール
    と前記低速インタフェースモジュールに、前記SONE
    Tリングを通して伝送する段階を含んでいることを特徴
    とする「請求項1」記載のSONET/SDHリング・
    サブネットワークの管理方法。
  8. 【請求項8】 前記SONETリングは両方向ライン切
    替リングであり、 前記光ファイバ媒体は前記第1および第2の光ファイバ
    を有し、該第1の光ファイバはトラヒックを時計回り
    (CW)方向に伝達し、CW動作およびCW保護チャネ
    ルを含むとともに、前記第2の光ファイバはトラヒック
    を反時計回り(CCW)方向に伝達し、CCW動作およ
    びCCW保護チャネルを含み、かつ前記第1および第2
    の高速インタフェースモジュール間の、前記CW動作、
    前記CW保護、前記CCW動作、および前記CCW保護
    チャネルのそれぞれのためにチャネル接続情報の第1の
    タイプを定義するステップと、 前記第1および第2の高速インタフェースモジュールと
    前記低速インタフェースモジュールとの間の、前記CW
    動作、前記CW保護、前記CCW動作、および前記CC
    W保護チャネルのそれぞれのためにチャネル接続情報の
    第2のタイプを定義するステップと、 チャネル接続情報の前記第1および前記第2のタイプに
    基づいてリング規定情報を生成するステップとを含むこ
    とを特徴とする「請求項7」記載のSONET/SDH
    リング・サブネットワークの管理方法。
  9. 【請求項9】 通常の状態の際には、前記CWおよび前
    記CCW動作チャネルが通常のトラヒックを伝達し、前
    記CWおよび前記CCW保護チャネルがエクストラ・ト
    ラヒックを伝達し、 不良発生状態の際には、前記CWおよび前記CCW保護
    チャネルが通常のトラヒックを回復させるとともに、 前記不良発生状態と、前記SONETリング内の前記不
    良発生状態の場所を認識ステップと、 前記リング規定情報に基づいて、前記不良発生状態によ
    り影響される前記CWおよび前記CCW動作チャネルを
    確認するステップと、 前記リング規定情報に基づいて、前記不良発生状態によ
    り影響されない前記CWおよび前記CCW動作チャネル
    を確認するステップと、 前記不良発生状態に影響された前記CWおよび前記CC
    W動作チャネルで伝達されていた前記通常のトラヒック
    を、前記不良発生状態に影響されなかった前記CWおよ
    び前記CCW保護チャネルに復帰させるステップとを含
    むことを特徴とする「請求項8」記載のSONET/S
    DHリング・サブネットワークの管理方法。
  10. 【請求項10】 前記通常のトラヒックが復帰した後
    に、前記CW動作、前記CW保護、前記CCW動作、前
    記CCW保護の各チャネルのためのチャネル接続を定義
    するように前記リングテーブルの前記リング規定情報を
    変更するステップを含むことを特徴とする「請求項9」
    記載のSONET/SDHリング・サブネットワークの
    管理方法。
  11. 【請求項11】 前記管理段階が、前記リング規定情報
    に基づいて、前記通常のトラヒックを前記SONETリ
    ングを通して前記第1および第2の高速インタフェース
    モジュールと前記低速インタフェースモジュールに伝送
    するステップとを含むことを特徴とする「請求項1」記
    載のSONET/SDHリング・サブネットワークの管
    理方法。
  12. 【請求項12】 前記SONETリングがさらに、前記
    通常のトラヒックを時計回り(CW)動作およびCW保
    護チャネル上をCW方向に伝達するため、ならびにトラ
    ヒックを反時計回り(CCW)動作およびCCW保護チ
    ャネル上をCCW方向に伝達するための光ファイバを含
    んでおり、かつ前記第1および第2の高速インタフェー
    スモジュール間の前記CW動作、前記CW保護、前記C
    CW動作、前記CCW保護の各チャネルのための、前記
    第1のタイプのチャネル接続情報を定義するステップ
    と、 前記各ネットワークエレメントのために、前記第1およ
    び第2の高速インタフェースモジュールと前記低速イン
    タフェースモジュールとの間の前記CW動作、前記CW
    保護、前記CCW動作、前記CCW保護の各チャネルの
    ための、前記第2のタイプのチャネル接続情報を定義す
    るステップと、 前記第1および第2のタイプのチャネル接続情報に基づ
    いて、前記リング規定情報を生成するステップとを含む
    ことを特徴とする「請求項11」記載のSONET/S
    DHリング・サブネットワークの管理方法。
  13. 【請求項13】 通常の状態の際には、前記CWおよび
    前記CCW動作チャネルが前記通常のトラヒックを伝達
    し、前記CWおよび前記CCW保護チャネルがエクスト
    ラ・トラヒックを伝達し、また前記不良発生状態の際に
    は前記CWおよび前記CCW保護チャネルが前記通常の
    トラヒックを回復させるステップと、 前記不良発生状態と、前記SONETリング内の前記不
    良発生状態の場所を認識するステップと、 前記リング規定情報に基づいて、前記不良発生状態によ
    り影響される前記CWおよび前記CCW動作チャネルを
    確認するステップと、 前記リング規定情報に基づいて、前記不良発生状態によ
    り影響されない前記CWおよび前記CCW動作チャネル
    を確認するステップと、 前記不良発生状態に影響された前記CWおよび前記CC
    W動作チャネルで伝達されていた前記通常のトラヒック
    を、前記不良発生状態に影響されなかった前記CWおよ
    び前記CCW保護チャネルに復帰させるステップとを含
    むことを特徴とする「請求項12」記載のSONET/
    SDHリング・サブネットワークの管理方法。
  14. 【請求項14】 前記通常のトラヒックが復帰した後
    に、前記CW動作、前記CW保護、前記CCW動作、前
    記CCW保護の各チャネルのためのチャネル接続を定義
    するよう、前記リングテーブルの前記リング規定情報を
    変更するステップを含むことを特徴とする「請求項1
    3」記載のSONET/SDHリング・サブネットワー
    クの管理方法。
  15. 【請求項15】 前記SONETリングを再規定するこ
    となく前記通常のトラヒックを復帰させるステップを含
    むことを特徴とする「請求項13」記載のSONET/
    SDHリング・サブネットワークの管理方法。
  16. 【請求項16】 前記チャネル接続を定義するための前
    記リング規定情報が、データセルのアレイにより構成さ
    れており、 前記アレイには各チャネルに対して1行づつ、および前
    記SONETリングの前記各ネットワークエレメントに
    対して2列のサブコラムを含む1列づつが含まれてお
    り、 前記第1および第2高速インタフェースモジュール間の
    チャネルを定義するため、および前記低速インタフェー
    スモジュールと前記SONETリングの前記第1および
    第2のそれぞれの高速インタフェースモジュールとの間
    の前記チャネル接続を定義するため、選択されたデータ
    セルにリングパス・アイデンティフィケーション情報が
    含まれることを特徴とする「請求項1」記載のSONE
    T/SDHリング・サブネットワークの管理方法。
  17. 【請求項17】 前記SONETリング内の各SONE
    Tパスを確認するため、リングパス・アイデンティフィ
    ケーション情報が予め定められたリングパス・アイデン
    ティフィケーション情報文字列により構成されているこ
    とを特徴とする「請求項16」記載のSONET/SD
    Hリング・サブネットワークの管理方法。
  18. 【請求項18】 前記リングパス・アイデンティフィケ
    ーション情報文字列は、前記各ネットワークエレメント
    に対応しており、SONETパスが始まる前記ネットワ
    ークエレメントとSONETパスが終わる前記ネットワ
    ークエレメントを確認するとともに、前記SONETパ
    スを独自に確認するためのシーケンス番号を含んでいる
    ことを特徴とする「請求項17」記載のSONET/S
    DHリング・サブネットワークの管理方法。
  19. 【請求項19】 前記リングパス・アイデンティフィケ
    ーション情報文字列は、さらに、前記SONETパスが
    落とされる、あるいは加えられる個所にある前記低速イ
    ンタフェースモジュールを確認するための第1の拡張文
    字を含んでいることを含んでいることを特徴とする「請
    求項18」記載のSONET/SDHリング・サブネッ
    トワークの管理方法。
  20. 【請求項20】 前記リングパス・アイデンティフィケ
    ーション情報文字列は、さらに、前記SONETパスの
    状態を確認するための第2の拡張文字を含んでいること
    を特徴とする「請求項19」記載のSONET/SDH
    リング・サブネットワークの管理方法。
  21. 【請求項21】 OC−Nデータを伝送するための光フ
    ァイバ媒体を含む送信手段と、 閉ループを形成するために前記送信手段を介して接続さ
    れる複数のネットワークエレメントと、 前記ネットワークエレメントを前記送信手段にインタフ
    ェース接続させるための、光信号OC−Nを電気信号S
    TS−Nに、また電気信号STS−Nを光信号OC−N
    に変換するための手段を含む第1および第2高速インタ
    フェースモジュールと、 前記第1および第2高速モジュールとSONETリング
    ネットワーク外に位置する通信デバイスに接続される少
    なくとも1個の低速インタフェースモジュールと、 前記SONETリングの前記各ネットワークエレメント
    のためにリング特性を表すデータにより構成されてお
    り、前記リング特性には、前記SONETリングの前記
    各ネットワークエレメントのために、前記第1および第
    2高速インタフェースモジュール間のチャネル接続を定
    義し、ならびに前記低速インタフェースモジュールと前
    記SONETリングの前記第1および第2の高速インタ
    フェースモジュールとの間のチャネル接続を定義するた
    めのリング規定情報を含まれているリングテーブルを保
    存するための手段と、 前記SONETリング内の前記ネットワークエレメント
    のそれぞれの間で、前記リングテーブルに従ってやりと
    りさせるOC−Nデータの一部以上を制御し管理するた
    めのコントローラとを備えたことを特徴とする「請求項
    21」記載のSONET/SDHリング・サブネットワ
    ークの管理方法。
  22. 【請求項22】 前記SONETリングが1方向パス切
    替リングとして構成されていることを特徴とする「請求
    項21」記載のSONET/SDHリング・サブネット
    ワークの管理方法。
  23. 【請求項23】 前記SONETリングが両方向ライン
    切替リングとして構成されていることを特徴とする「請
    求項21」記載のSONET/SDHリング・サブネッ
    トワークの管理方法。
  24. 【請求項24】 前記送信手段が2本の光ファイバで構
    成されていることを特徴とする「請求項23」記載のS
    ONET/SDHリング・サブネットワークの管理方
    法。
  25. 【請求項25】 前記送信手段が4本の光ファイバで構
    成されていることを特徴とする「請求項23」記載のS
    ONET/SDHリング・サブネットワークの管理方
    法。
  26. 【請求項26】 前記予め決定された特性がリングタイ
    プおよびリングのアイデンティフィケーション、SON
    ETリング内のノードの数、およびノードのアイデンテ
    ィフィケーション、シーケンスならびに状態により構成
    されていることを特徴とする「請求項21」記載のSO
    NET/SDHリング・サブネットワークの管理方法。
  27. 【請求項27】 前記リングタイプが1方向パス切替リ
    ング(UPSR)か両方向ライン切替リング(BLS
    R)のいずれか一方であることと、前記光ファイバ媒体
    内の光ファイバの数を定義することを特徴とする「請求
    項21」記載のSONET/SDHリング・サブネット
    ワークの管理方法。
  28. 【請求項28】 チャネル接続を定義するための前記リ
    ング規定情報が、前記各ネットワークエレメントの前記
    第1および第2の高速インタフェースモジュールで入出
    するチャネル間の接続、ならびに前記第1および第2高
    速インタフェースモジュールと前記低速インタフェース
    モジュールとの間のアドおよびドロップ接続を表す情報
    であることを特徴とする「請求項21」記載のSONE
    T/SDHリング・サブネットワークの管理方法。
  29. 【請求項29】 アド、ドロップ、ドロップ接続、およ
    びパススルーの各チャネル接続を定義するためのデータ
    により前記チャネル接続が構成されていることを特徴と
    する「請求項28」記載のSONET/SDHリング・
    サブネットワークの管理方法。
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