JP4212559B2 - 回線接続変更方法及び装置 - Google Patents
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Description
図18は、SONETネットワークの一般的な構成例を示したものであり、この例では、4つの伝送装置NE1〜NE4がリング状に接続され、伝送装置NE1はSTS1(SONET規格の50Mの信号)ネットワークと接続され、伝送装置NE3及びNE4はそれぞれDS1(SONET規格の1.5Mの信号)ネットワークに相互接続されている。
図19は、図18に示した伝送装置NE1〜NE4の一構成例が示されている。この構成例では、各伝送装置は、入出力部1とファームウェア部2とハードウェア部3とで構成されており、それぞれ以下のような構成及び機能を備えている。
・キーボードに接続された入力部とCRT装置に接続された出力部とで構成される。
・オペレータ(操作者)との間にCUIを持ち、各伝送装置に対する制御コマンドの入出力を行う。
(2)ファームウェア部2:
1)コマンド制御アプリケーション部21
・入出力部1から入力された制御コマンドを受信して解析する。
・制御コマンドの解析結果に基づいて回線接続設定情報を生成してハードウェア部3に与えることにより回線設定を行う。
・実行した結果を制御コマンドの応答として入出力部1へ返す。
・ハードウェア部3への回線接続設定情報をバックアップとして保存する。
・伝送装置内の各ハードウェアの設定やその他運用情報を保存する。
・電源断等によりハードウェア設定や運用情報が消失した場合、本データベース部に保存されている回線接続設定情報や運用情報をアプリケーション部21が読み出して、各ハードウェアに対して設定することにより復旧させる。
VT1(SONET規格の1.5Mの信号でDS1信号にオーバヘッドを付加したもの)回線やSTS1回線(VT1回線を28本分多重化したもの)を行うために様々なユニットを実装し、回路接続を行うものであり、以下に示す回線接続に必要な主なユニットを有する。
1)DS1ユニット31
対向する伝送装置から送られて来るDS1回線信号をVTマッピング用STS1にマッピングして出力する。
・逆に入力されたVTマッピング用STS1回線信号をDS1回線信号にマッピングし、対向する伝送装置に送信する。
・DS1回線インタフェースポートを28本有する。
・ファームウェア部2からの回線接続設定情報を受けて回線設定を行う。
3)VTスイッチファブリック(VT-SF)33
・STSスイッチファブリック32から入力されたVTマッピング用STS回線信号をVT1回線信号にマッピングし、各VT1回線の接続を行う。
・出力時は、各VT1回線をSTS1回線にマッピングし、STSスイッチファブリック32へ出力する。
・Ocn回線上のSTS1回線をSTSスイッチファブリック32から対向する伝送装置側に入出力する。なお、以下の説明では、n=3としてOC3ユニットを例に挙げて説明する。
この他、各伝送装置には、DS1、OC3、VTスイッチファブリック等の各種のインタフェースユニット実装用のスロットと、STSスイッチファブリック32やCPU等のシステムに必須なユニットを実装するためのスロットが設けられている。
図20には、DS1ネットワークからSTS1ネットワークへSTS1回線で接続を行う伝送装置を示しており、同図(1)にはその内のハードウェア部3を示し、同図(2)にはデータベース部22が示されている。
まず、この回線設定例は、第1番目のスロットであるスロットSLT1に実装されたDS1ユニット31-1(以下、符号「31」で総称することがある。)から第3番目のスロットであるスロットSLT3に実装されたOC3ユニット34の第1ポートOC3-port1のSTS-ch(チャネル)1にSTS1回線種別で回線設定を行う例を挙げている。
“ENT-CRS-STS1::1-1-1,3-1-1”
なお、“ENT”は新規回線設定(enter)であることを示し、CRSはクロスコネクトであることを示している。
l:スロット(1〜最大スロット数=20)
m:ポート(1〜そのスロットに実装されたDS1/OC3ユニットのネットワーク
側の最大ポート数=28)
n:STS-ch(1〜そのDS1/OC3ユニットのポートが持つ最大STSチャネル数=
48)
そして、この場合のSTS1回線を設定するため、図20(2)データベース部22に示すように、DS1ユニット31が接続されるSTSスイッチファブリック32における回線位置をXとし、OC3ユニット34が接続されるSTSスイッチファブリック32における回線位置をYとし、さらにスロットSLT9に実装された新規ユニット35の回線位置をZとそれぞれ定義する。
すなわち、スロットSLT1に実装されているDS1ユニット31_1のSTS1-ch1からスロットSLT3に実装されたOC3ユニット34_1(以下、符号「34」で総称することがある。)の第1ポートOC3-port1におけるSTS1-ch1にVT1回線種別で回線設定を行う場合を示しており、DS1ユニット31及びOC3ユニット34の実装状態は図20に示した例と同様である。
“ENT-CRS-VT1::1-1-1-1-1,3-1-1-1-1”
“ENT-CRS-VT1::1-2-1-1-1,3-1-1-1-2”(同様にVT-ch2に設定する場合)
・・・・・
“ENT-CRS-VT1::1-28-1-1-1,3-1-1-7-4”
ここで、図20の例と同様に制御コマンドの回線位置l-m-n-vtg-vtを以下の通り記述する。
m:ポート
n:STS-ch
vtg:VTグループ(1〜7)(4チャネル分のVT1を1グループとする。)
vt:VTチャネル(1〜4)
ここで、DS1ユニット31は、図22(1)に拡大して示すように、DS1回線L単位毎にポートを有し、図示の例では、m=28個のポートDS1-port1〜DS1-port28を有している。これらの各ポートに入力されるDS1信号がマッピング部310でマッピングされて1チャネル分のSTS1信号となる。
VTスイッチファブリック33では、図21(1)に示すように、パスSTS-path2を例えば入力側のポートVT-port2に入力し、出力側のポートVT-port2から出力させる。この場合の「ポートVT-port1〜」は上記の回線位置の記述l-m-n-vgt-ntにおけるポート“m”とは無関係であり、パスSTS-path2をどのVT-portに接続するかは、アプリケーション部21のソフトウェアが検索して決定することになる。
また、上記の記述l-m-n-vtg-vtを用いれば制御コマンドの正確な記述は、1-“1”-1-1-1,1-“2”-1-1-1,1-“3”-1-1-1…1-“28”-1-1-1というようになるが、ポートDS1-port1〜DS1-port28のVT1 28チャネル分は全てSTS1の1回線分に収容され得るので、実際上は、STS1回線の回線設定は“1-1-1”のみの設定で十分であり、ポート記述はm=“1”に固定されるように取り決められている。
このSTS1-ch1の信号は、STS-ch2及びSTS-ch3とともに3チャネル分がマッピング部340aにおいてマッピングされ、ポートOC3-port1から出力されることとなる。これは、マッピング部340bについても同様にしてSTS-ch4〜STS-ch6がマッピングされ、ポートOC3-port2から出力される。
このような制御コマンドに対するデータベース部22に格納する回線接続設定情報の内容が図23〜図26に示されている。
図23は、上記の記述l-m-nに対するSTS回線設定格納データベース領域220を示し、この例では、スロットSLT1に実装されたDS1ユニット31_1がSTSスイッチファブリック32のSTS-ch1及びSTS-ch4においてSTS1回線に割り当てられており、スロットSLT2に実装されたDS1ユニット31_2の場合は、対応するSTSスイッチファブリック32のSTS-ch1において、STS3Cでの回線設定が行われていることを示している。
なお、このデータベース領域220は、システムが収容できるSTS1数=(最大スロット数)×(1スロット当たり収容できる最大STSチャネル数)分予め領域を用意しているものとする。
なお、この図23の例は、上述した図20及び図21に示した回線設定例から離れて一般的に説明するために示したものである。
図24は、上記の記述vtg-vtに対するVT回線設定格納データベース領域221を示したもので、VTスイッチファブリック33のVTポートVT-port1〜VT-port・MAX(図21参照)における各ポートは図22に示したVT1チャネルVT-ch〜VT-ch28を収容しており、この例では、チャネルVT-ch1〜VT-ch4がVT1の設定がなされていることを示しており、同じくポートVT-port・MAXにおけるチャネルVT-ch1においてもVT1が設定されていることを示している。
また、VT1回線を設定するときは、図23に示したように、STS回線設定格納データベース領域220に“VT1”を登録し、同時にこの図24に示すVT回線設定格納データベース領域221においても更新することになる。
図25は、図23に示したSTS回線設定格納データベース領域220を上記の図20の回線設定例に対応させたものである。
すなわち、スロットSLT1に実装されているDS1ユニット31_1のチャネルSTS-ch1に対して、VT1の回線設定を行い、スロットSLT3に実装されているOC3ユニット34_1のチャネルSTS-ch1に対してもVT1の回線設定を行っていることを示しており、図26(2)に示すように、データベース部22においては、位置X=1-1-1と位置Y=3-1-1が回線VT1で接続されていることを示している。これは、図21(2)のデータベース部22と同じである。
この状態が図27に示されており、回線位置X-Y間に回線設定があるか否かを知りたい場合は、このデータベース領域222を参照することにより、回線接続先位置Y=3-1-1には、回線接続元位置X=1-1-1からの接続設定がある(1-1-1から3-1-1に接続されている。)、ということが分かる。回線設定をするとき、接続先に変更があれば、随時このデータベース領域222を更新すればよい。
回線スイッチは、図28に示すような、UPSR(Uni-Directional Path Switched Ring)と呼ばれる回線冗長構成時に用いられ、例えば、現用回線L2_1に障害が発生した場合、予備回線L2_2の側に切り替える機能を有するものである。また、ファームウェア部2からの設定により、回線スイッチSWを強制的に切り替えることができるものとしても知られている。
なお、この回線スイッチは、ソフトウェアによりハード上で強制的に切り替えを行った場合、上述の障害発生時の切り替えが機能しなくなる。従って、強制的に切り替え中の回線は元の障害発生時の切り替えが出来るようにするために、そのソフトウェアで切替解除を行う必要がある。
このため、回線接続の種別を移動または変更するときは、「一旦、現在使用している回線接続を切断し再接続をする。」という手順を、図21の回線設定例では、28回分回線設定(ENT)しなければ回線接続変更ができず、それらの手順の実行中はサービス断を余儀なくされるという課題があった。
従って本発明は、(1)複数の回線設定手順を実行する必要がなく、(2)サービス断を発生させないで済むことのできる回線接続変更方法及び装置を実現することを目的とする。
そして、変更要求に係る回線接続設定情報に基づき、運用回線とともに回線の二重化設定を行い、両方の回線の接続先が同じであるか異なるかに応じて運用回線をその変更要求回線に切り替えるものである。
上記の基本概念は以下の通り4つの態様[1]〜[4]([4]は本出願の分割出願発明)に分けることができる。これらを図1に示したフローチャートにより順次説明する。
[1]上記において、二重化設定を行った後、該制御コマンドが接続先の変更を要求していないと解析したとき、該運用回線から該運用回線と同一接続先で異なる回線種別の該変更要求回線へ切り替える。
そして、制御コマンドで要求された回線接続設定情報を例えばファームウェア部のデータベース部に上書きし、その回線接続設定情報に基づいて回線設定を行う(同S5)。
また回線種別とは、上記の従来例でも説明したようにSTS回線及びVT回線であり、制御コマンドとしてはTL1コマンドを用いることができる。
[2]上記において、二重化設定を行った後、該制御コマンドが接続先変更を要求していると解析したとき、該運用回線の回線設定を解除することにより、該運用回線から該変更要求回線に切り替える。
[3]上記において、該制御コマンドが該運用回線とは異なる種別の複数の回線でブロードキャストを行うことを要求していると解析したとき、該二重化設定を行った後、接続先変更を要求していない該複数の回線の一部に対しては該運用回線から該運用回線と同一接続先で該異なる種別の該複数の回線の一部のチャネル領域へ切り替えることもできる。
この場合の制御コマンドは、既存接続元と既存接続先と新規回線種別と該既存接続先と同じ接続先で新規回線種別のチャネル流域と該既存接続先以外にブロードキャストされる新規回線種別の新規接続先のチャネル領域等を含んでいる。
そして、ステップS5では、変更要求に係る所望の回線種別で帯域単位に回線設定を行うものである。
この後、本態様では、ステップS6〜S11はスキップしてコマンドレスポンスの送信を行うことになる。
上記の本発明に係る回線接続変更方法を実現する装置の基本概念として、本発明では、制御コマンドを入出力できる入出力部と、該制御コマンドを解析して回線接続設定情報を生成するファームウェア部と、該回線接続設定情報に従って回線種別毎に回線接続を行うハードウェア部とを備え、該ファームウェア部は、該制御コマンドが、運用回線の種別変更を要求していると解析したとき、該運用回線に加えて変更要求回線を二重化して管理し、該変更要求回線の回線接続設定情報を該ハードウェアに与えて回線の二重化設定を行うと共に、両回線の接続先の異同に対応して、該ハードウェア部が該運用回線を該変更要求回線に切り替える。
上記の新規テーブルは、該アプリケーション部又は該データベース部に設けることができる。
この本発明の態様[1]では、STS1回線をVT1回線に種別変更する実施例を示しており、図2はその初期状態を示し、これは基本的には図20に示した従来のSTS1回線設定例と同様である。
ただし、本発明の場合には、図2(3)に示す新規テーブル23を設けると共に同図(4)に示すようなTL1コマンド形式の制御コマンドを用いる点が異なっている。
1. 既存接続先
2. 既存接続元
3. 新規接続先
4. 新規接続元
5. 新規回線種別
そして、この制御コマンドイメージは以下の通りである。
なお、新規接続先、新規接続元の記述を省略した場合は、既存回線(運用回線)の位置へ戻すことを意味している。
このようにして、図2(4)に示したコマンド実施例
“ED-CRS-STS1::1-1-1,3-1-1:::TYPE=VT1;”(EDはeditを示す。)
は、スロットSLT1からスロットSLT3へSTS1で設定されていた回線の種別のみをVT1に変更するように、図19に示した入出力部1からファームウェア部2に与えられ、ファームウェア部2がさらにハードウェア部3におけるSTSスイッチファブリック32またはVTスイッチファブリック33へ命令することを示している。
この回線スイッチSWは、図3(1)に示すように元々設定されている現用回線のパスSTS-path1を選択しているので、アプリケーション部21がソフトウェアにより強制的に回線スイッチSWの切り替えを行い、図4(1)に示すように、回線スイッチSWが新しいパスSTS-path2を選択する。このため、新規テーブル23とデータベース22における回線先が同じかどうかチェックし、位置Yが同じであることから、回線スイッチSWにより主信号の強制切り替えをハードに設定する。
このように、従来、パスSTS-path1の回線設定を解除した後、VT1回線の設定を28チャネル分すなわち最大28回回線設定作業を行わなければならないという煩わしさを、本態様[1]では、1回の操作だけで実現できることになる。
本発明の態様[2]:回線種別変更+回線移動
本態様では、STS回線(STS-path1)をVT1の回線種別に変更するとともに、接続先を移動させる場合を示している。
“ED-CRS-STS1::1-1-1,3-1-1::1-1-1,9-1-1:TYPE=VT1;”
を受ける。これは、スロットSLT1からスロットSLT3へSTS1で設定されていた回線を別の回線種別VT1に変更するとともにスロットSLT9に実装された新規ユニット35へ回線を移動させようとするものである。
そして、新規接続元1(X)=1-1-1と、新規接続先1(Z)=9-1-1の新しいVT1回線を設定するために、図8(2)に示すデータベース部22においては位置X及び新規ユニット35の位置Zが共にVT1回線に設定され、これによって、STSスイッチファブリック32の位置XからVTスイッチファブリック33を通ってSTSスイッチファブリック32の位置Zから、スロットSLT9に実装されている新規ユニット35に至るSTSパスSTS1-path2が図8(1)に示すように設定されることとなる。
従って、本発明では予め最初に移動又は変更する回線を設定して回線(この場合VT-path1〜28)を設定してから元の回線を解除するので、インサービスでの回線種別変更及び移動が可能となる。
この態様の場合には、図11(1)に示すようなSTS1回線(STS-path1)を、VT1回線に種別変更するとともに、移動したい回線と元の回線位置の両方へブロードキャスト接続するもので、具体例としてVT-path1〜14を元の回線位置のままとし、VT-path15〜28を移動する例をとって説明する。
“ED-CRS-STS1::1-1-1,3-1-1::1-15-1-1-1&&1-28-1-1-1-,9-1-1-4-3&&9-1-1
-7-4:TYPE=VT1;”
が入出力部1からファームウェア部2に与えられる。なお、上記のコマンドにおいて、“&&”はチャネル間の範囲を示しており、この場合、VT-ch15からVT-ch28のチャネル範囲を示している。
そして、同図(2)に示すように、データベース部22には、STSスイッチファブリック32における位置X,Y,Zに対してそれぞれ異なった回線種別であるVT1を設定し、新規テーブル23とデータベース部22とで回線の二重管理を行う。
そして、上記と同様に、古い方の回線であるSTS-path1を新規テーブル23に基づいて回線削除を行う(図14(1)参照)。
このようにして本態様[3]では、1回の操作だけで予め変更する回線を設定してから強制的に回線スイッチを切り替えることにより回線変更を行うので、強制切り替え時の瞬断を許容範囲内でインサービス状態で回線種別の変更及びブロードキャスト接続を行うことが可能となる。
この態様の場合には、VT1の回線設定を帯域単位で行おうとするものであり、その制御コマンドは、図17(3)に示すように
“ED-CRS-STS1::1-1-1,3-1-1:::TYPE=VT1;”
である。これは、既存接続元X=1-1-1で既存接続先Y=3-1-1のVT1回線をスロットSLT1からSLT3へ新規設定することを示している。
帯域 種別
STS1 VT1 → VT-path-1〜28の設定
STS3C VT1 → VT-path-1〜84(28×3)の設定
STS3C STS1 → STS1〜3の設定
このようにして1回の操作だけで所望の帯域のVT1回線を設定することが可能となる。
2. 現在使用している回線位置内での回線接続種別の変更に留まらず、ユーザーが希望する任意の場所へ回線接続自身も移動できる。これは、例えば、現在使用している回線を、新しく開発されたユニットへアップグレードしたいときに非常に効果がある。
3. 一度のオペレーションで回線変更設定または帯域設定ができることで、煩わしい複数のオペレーションを介さなくても済む。
L1 DS1回線
L2 STS回線
1 入出力部
2 ファームウェア部
3 ハードウェア部
21 コマンド制御アプリケーション部
22 データベース部
23 新規テーブル
31 DS1ユニット
32 STSスイッチファブリック
33 VTスイッチファブリック
34 Ocn(OC3)ユニット
35 新規ユニット
図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。
Claims (15)
- 入力された制御コマンドを解析して回線接続設定情報を生成するステップと、
該回線接続設定情報に従って回線種別毎に回線接続を行うステップとを備え、
該制御コマンドが、運用回線の種別変更を要求していると解析したとき、該運用回線に加えて変更要求回線を二重化して管理すると共に、該変更要求回線の回線接続設定情報に基づき、回線の二重化設定を行うステップと、
該二重化設定を行った後、該制御コマンドが接続先の変更を要求していないと解析したとき、該運用回線から該運用回線と同一接続先で異なる回線種別の該変更要求回線へ切り替えると共に、該制御コマンドが接続先変更を要求していると解析したとき、該運用回線の回線設定を解除することにより、該運用回線から該変更要求回線に切り替えるステップと、
を備えたことを特徴とした回線接続変更方法。 - 請求項1において、
該制御コマンドが、既存接続元と既存接続先と新規接続元とを含んでいることを特徴とした回線接続変更方法。 - 請求項1において、
該制御コマンドが、既存接続元と既存接続先と新規回線種別の新規接続元及び新規回線とを含んでいることを特徴とした回線接続変更方法。 - 請求項1において、
該制御コマンドが該運用中回線とは異なる種別の複数の回線でブロードキャストを行うことを要求していると解析したとき、該二重化設定を行った後、接続先変更を要求していない該複数の回線の一部に対しては該運用回線から該運用回線と同一接続先で該異なる種別の該複数の回線の一部のチャネル領域へ切り替えるステップをさらに備えたことを特徴とした回線接続変更方法。 - 請求項4において、
該制御コマンドが、既存接続元と既存接続先と新規回線種別と該既存接続先と同じ回線先で新規回線種別のチャネル領域と該既存接続先以外にブロードキャストされる新規回線種別の新規接続先のチャネル領域とを含んでいることを特徴とした回線接続変更方法。 - 請求項1又は4において、
該運用回線の回線設定を解除するステップをさらに備えたことを特徴とする回線接続変更方法。 - 請求項1から6のいずれか1つにおいて、
該回線設定解除の後に、該運用回線の回線接続設定情報をクリアするステップを備えたことを特徴とした回線接続変更方法。 - 制御コマンドを入出力できる入出力部と、
該制御コマンドを解析して回線接続設定情報を生成するファームウェア部と、
該回線接続設定情報に従って回線種別毎に回線接続を行うハードウェア部とを備え、
該ファームウェア部は、該制御コマンドが、運用回線の種別変更を要求していると解析したとき、該運用回線に加えて変更要求回線を二重化して管理し、該変更要求回線の回線接続設定情報を該ハードウェアに与えて回線の二重化設定を行い、
該ファームウェア部が、アプリケーション部とデータベース部とで構成され、該アプリケーション部は、該データベース部に格納されている該運用回線の回線接続設定情報を新規テーブルに格納し、該変更要求回線の回線接続設定情報を該データベース部に格納して回線接続設定情報の二重化管理を行うと共に該データベース部の回線接続設定情報を該ハードウェア部に与えて回線の二重化設定を行った後、該制御コマンドが接続先の変更を要求していないと解析したとき、該ハードウェア部の回線スイッチを強制切り替え制御して該運用回線から該運用回線と同一接続先で異なる回線種別の該変更要求回線へ切り替えると共に、該制御コマンドが接続先変更を要求していると解析したとき、該新規テーブルに基づき該運用回線の回線設定を解除することにより、該運用回線から該変更要求回線に切 り替えるように該ハードウェア部を制御することを特徴とした回線接続変更装置。 - 請求項8において、
該制御コマンドが、既存接続元と既存接続先と新規回線種別とを含んでいることを特徴とした回線接続変更装置。 - 請求項8において、
該制御コマンドが、既存接続元と既存接続先と新規回線種別の新規接続元及び新規接続先とを含んでいることを特徴とした回線接続変更装置。 - 請求項8において、
該ファームウェア部が、アプリケーション部とデータベース部とで構成され、該アプリケーション部は、該制御コマンドが該運用回線とは異なる種別の複数の回線でブロードキャストを行うことを要求していると解析したとき、該データベース部に格納されている該運用回線の回線接続設定情報を新規テーブルに格納し、該複数の回線の回線接続設定情報を該データベース部に格納して回線情報の二重化管理を行うと共に該データベース部の回線接続設定情報を該ハードウェア部に与えて回線の二重化設定を行った後、接続先変更を要求していない該複数の回線の一部に対しては該ハードウェア部の回線スイッチを強制切り替え制御して該運用回線から該運用回線と同一接続先で該異なる種別の該複数の回線の一部のチャネル領域へ切り替えるように該ハードウェア部を制御することを特徴とした回線接続変更装置。 - 請求項11において、
該制御コマンドが、既存接続元と既存接続先と新規回線種別と該既存接続先と同じ回線先で新規回線種別のチャネル領域と該既存接続先以外にブロードキャストされる新規回線種別の新規接続先のチャネル領域とを含んでいることを特徴とした回線接続変更装置。 - 請求項8又は11において、
該アプリケーション部は、該新規テーブル中の回線接続設定情報による該運用回線の回線設定を解除すると共に、該回線スイッチの強制切り替えを解除することを特徴とした回線接続変更装置。 - 請求項8から13のいずれか1つにおいて、
該アプリケーション部は、該回線設定解除後に、該新規テーブル中の回線情報をクリアすることを特徴とした回線接続変更装置。 - 請求項8から14のいずれか1つにおいて、
該新規テーブルが、該アプリケーション部又は該データベース部に設けられていることを特徴とした回線接続変更装置。
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