JP3444551B2 - カメラの焦点検出装置 - Google Patents

カメラの焦点検出装置

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JP3444551B2
JP3444551B2 JP09742194A JP9742194A JP3444551B2 JP 3444551 B2 JP3444551 B2 JP 3444551B2 JP 09742194 A JP09742194 A JP 09742194A JP 9742194 A JP9742194 A JP 9742194A JP 3444551 B2 JP3444551 B2 JP 3444551B2
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    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B7/00Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
    • G02B7/28Systems for automatic generation of focusing signals

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Focusing (AREA)
  • Automatic Focus Adjustment (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はカメラの焦点検出装置
に関し、特に自己相関結果を用いて像ずれ量を補間演算
するカメラの焦点検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、カメラの自動焦点検出方法とし
て、被写体からの光束を異なる瞳を通った2つの像のず
れ量から求める、いわゆる位相差式焦点検出法というも
のが知られている。例えば、特開昭59−126517
号公報によれば、図11に示されるように、1対のライ
ン上に形成される2像のうち、基準部となるライン1を
複数の重なり合った3つのブロックに分けて、各ブロッ
クのコントラストを求め、コントラストが高いブロック
について参照部2の対応する大きさの部分との2像の一
致度を相関演算によって求める方法が示されている。
【0003】この方法では、先ず初めに基準部1の中か
らコントラストの高い部分を探し、その対応する参照部
2の部分とでしか相関演算しないため、演算に要する時
間を短くすることができる。
【0004】また、その際の焦点検出結果は、図12に
示されるように、2像の最も一致度の高いずれ量を、基
準部1のデータL(i)と参照部2のデータR(i)と
の差 F(S)=Σ|L(i+S)−R(i+S)| (但し、Sはシフト量)の評価値と、その前後の3点を
基に補間計算を行って焦点検出精度を高める処理を行
う。
【0005】補間計算は、図12に示されるように、視
野内のデータ列L(i)、R(i)との相互相関をとる
と、同図(b)に示されるように、斜線部で表されるず
れ量に伴った差分の総量に相当する大きさが最小となる
相対位置を求め、最小値をFMIN 、その点から+1シフ
トした位置の相関値をFP 、−1シフトした位置の相関
値をFM とすると、同図(a)に示されるような関係に
なる。
【0006】ここで、上記3点が合焦付近、すなわちF
MIN 近傍ではほぼ直線的、対照的に変化すると仮定する
とFMIN を与える2像間隔をZR、基準2像間隔をZR
0 とすると、FM ≦FP の時は ZR=ZR0 −0.5×(FP −FM )/(FP −FMIN )、 FM >FP の時は ZR=ZR0 +0.5×(FM −FP )/(FM −FMIN ) で計算できる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の方法では、広視野で十分デフォーカス検出がで
きるような仕様、すなわちラインが長く画素数が多いも
のに対して演算を行うときに問題が生じる。
【0008】広視野の場合、遠景と近景とが同じ視野内
に存在する、いわゆる遠近混在の状態が起こりやすい。
この対策を行う場合、従来例では基準ブロックの大きさ
を小さく設定している。ところが、参照部との一致度を
調べる相関演算を行うときには、基準ブロックが小さく
てもデフォーカス量に対応した分の相関演算が必要で、
全デフォーカス範囲に対して演算しなければならない。
よって、演算時間は相当長くなってしまう。
【0009】これに対し、データを間引いて演算を行う
ことも考えられるが、単にデータを間引くだけでは、演
算精度を低下させるだけで信頼性が低くなる。また、上
記従来例では、基準部の複数のブロックの中から最もコ
ントラストの高いブロックを選択して参照部と相関演算
を行っている。このとき、コントラストが全くないか、
かなり小さいときは、2像の相関を調べるのが難しくな
るので、コントラストはその1つの判断方法としては有
効な手段である。
【0010】しかしながら、2像の一致度はあくまでも
相関度の最も高い位置に対して求められるもので、被写
体の状況次第で必ずしも最大コントラストのブロックの
位置から合焦結果が得られるとは限らない。焦点検出装
置の仕様が広視野であれば、なおさらである。
【0011】更に、補間演算については、上記で求めら
れる3点はそれぞれ基のデータに含まれる誤差に、相関
演算による基準部と参照部との間の誤差が加わるため、
データの信頼性が低いときには演算結果も精度が落ちる
という課題を有している。
【0012】この発明は上記課題に鑑みてなされたもの
で、被写体の条件が悪いときでも精度良い焦点検出が可
能であると共に、被写体の条件により高速に焦点結果が
得られ、且つ広視野の場合でも遠近のある被写体情報に
影響されることなく焦点検出を行うことのできるカメラ
の焦点検出装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】すなわちこの発明は、撮
影光学系を通過した被写体からの光束を導き、所定面上
に第1像と第2像とを結像する光学手段と、この光学手
段によって導かれた2像をそれぞれ受光し、それぞれに
対応する電気信号を出力する上記所定面上に置かれた光
電変換手段と、この光電変換手段により得られた2像信
号のうち、一方の像信号の基準視野に相当する部分を複
数の視野ブロックに分割する分割手段と、上記分割され
た視野ブロック毎に、ブロック両端の像信号及び、ブロ
ック内の像信号の最大値または最小値を含む特徴信号を
抽出する抽出手段と、上記抽出手段により抽出されたブ
ロック両端の像信号及び、視野ブロック内の像信号の最
大値または最小値を含む特徴信号と、上記2像信号のう
ち他方の像信号の参照部に相当する参照ブロック内の対
応する像信号との一致度を上記各視野ブロック毎に所定
回数比較するシフト演算手段と、上記シフト演算により
得られた各視野ブロックの演算結果のうち、最も相関度
の高い視野ブロックを少なくとも選択する選択手段と、
上記選択手段により選択された視野ブロックにおける上
記2像の最も相関度の高い位置を補間演算する補間演算
手段とを具備することを特徴とする。
【0014】またこの発明では、上記選択手段は、上記
視野ブロックの一致度を表す相関度が最大となる視野
ブロックに隣接する視野中央部に近い視野ブロックを更
に選択することを特徴とする。
【0015】更にこの発明は、上記補間演算手段は、上
記シフト演算の結果と、上記選択された視野ブロックと
から複数の傾きを求めることにより補間演算を行うこと
を特徴とする。
【0016】
【作用】この発明のカメラの焦点検出装置にあっては、
撮影光学系を通過した被写体からの光束が光学手段によ
って導かれて所定面上に第1像と第2像とが結像され
る。この光学手段によって導かれた2像が、上記所定面
上に置かれた光電変換手段でそれぞれ受光され、それぞ
れに対応する電気信号が出力される。この光電変換手段
により得られた2像信号のうち、一方の像信号の基準視
野に相当する部分が分割手段によって複数の視野ブロッ
クに分割され、各分割された視野ブロック毎に、ブロッ
ク両端の像信号及び、ブロック内の像信号の最大値また
は最小値を含む特徴信号が抽出手段によって抽出され
る。そして、シフト演算手段に於いて、上記ブロック両
端の像信号及び、視野ブロック内の像信号の最大値また
は最小値を含む特徴信号とに基づいて上記2像の一致度
が各視野ブロック毎に所定回数比較される。このシフト
演算手段から求められる各視野ブロックの一致度を表す
関数値が最小となる、即ち最も相関度の高い視野ブロッ
クは、少なくとも選択手段で選択され、上記シフト演算
の結果と、上記選択されたブロックとから、2像のずれ
が補間演算手段で演算される。
【0017】またこの発明では、上記選択手段で選択さ
れるブロックは、上記各ブロックの一致度を表す相関度
が最大となる視野ブロックに隣接する視野中央部に近い
ブロックである。
【0018】更にこの発明にあっては、上記補間演算手
段による補間演算は、上記シフト演算の結果と、上記選
択された視野ブロックとから複数の傾きを求める。
【0019】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明の実施例を説
明する。図1は、この発明のカメラの焦点検出装置を用
いたカメラの構成図である。図1に於いて、カメラ本体
10に取付けられた撮影レンズ11を通った被写体から
の光束は、ミラー12により略90°上方に反射され
る。この反射された光束は、更にスクリーン13、ペン
タプリズム14を介して接眼部15に導かれる。
【0020】上記撮影レンズ11を通った光束の一部
は、ミラー16の方向に分割される。このミラー16で
反射された光束は、視野絞り、コンデンサレンズ、絞り
マスク、再結像レンズから成る焦点検出光学系17に導
かれ、上記光学系により測距視野に相当する位置の像を
2像に分ける。固体撮像素子18は、上記焦点検出光学
系17で形成された2像を受ける再結像面近傍に配置さ
れるもので、受光した信号を光電変換してマイクロコン
ピュータ19ヘデータを転送する。このマイクロコンピ
ュータ19は、検出データに基いて焦点検出演算を行
い、その結果から図示しない駆動制御部を経て撮影レン
ズ11を合焦位置へ駆動する。
【0021】図2は、このようなカメラに於いて、測距
開始からマイクロコンピュータ19がセンサ出力データ
を得た後から焦点検出結果を得るまでの動作を説明する
フローチャートである。
【0022】先ず、基準ブロックL列側のブロックシフ
ト量Sa、測距視野内ブロック変数BLを初期化する。
このとき、コントラスト判定値CMIN にCMIN1を代入す
る(ステップS1、S2)。ブロックBLの相関計算
は、以下のようにして行う。
【0023】図3のL列(基準ブロック20L)に示さ
れる測距視野を4分割(201 〜204 )し、ブロック
の左側端面のデータLaの値を決定する。そして、ブロ
ック両端の値D(La)D(Lb)を読込む(ステップ
S3、S4)。
【0024】次に、CMIN =CMIN1のとき、ブロック内
の最大値D(mx)、最小値D(mn)と、その座標を
計算し、そのSINN =D(mx)−D(mn)が、コン
トラスト条件CMIN 以下になっているかを見る。このと
き、同時に、後述する第2のコントラストレベルCMIN2
に対してもコントラスト比較を行い、各ブロック毎にC
MIN2以上コントラストがある場合は、コントラストフラ
グC.FLGを1とする(ステップS5〜S8)。
【0025】一方、コントラストが十分にあるときは、
シフト演算1を実行する(ステップS9)。このシフト
演算は、上記の4点を用い、L列とR列とを、 SL(BL)=|D(La)−D(La+a)| +|D(Lb)−D(Lb+a)| +|D(mx)−D(mx+a)| +|D(mn)−D(mn+a)| によって求める。ここで、aは2像間隔を表し、図3に
示されるL列(20L)のブロック位置に対応するR列
(参照ブロック20R)のブロック位置との間隔を表し
ている。そして、その位置から前後に±3シフトした位
置までaを変化させ、結局シフト演算1の処理でブロッ
クBLについて計7回のシフト演算を行う。
【0026】その中で、シフト演算の結果求められた相
関値が小さい、すなわち相関度が高い位置での演算結果
とシフト位置とを記憶する。また、ブロック両端の値L
a、Lbは、ブロックBLの値毎に定められる変数であ
る。
【0027】以上の動作で、1ブロックのシフト演算1
の動作を終了する。そして、シフト演算終了、或いはS
INN がCMIN 以下の時は、次のブロックBLに移る(ス
テップS10、S11)。これをBL=0〜3の各ブロ
ックについて同様に行い、ブロック毎に相関最小値とそ
のときのシフト位置とを求める。
【0028】こうして、全ブロックの計算が終了、すな
わち、BL>3の時は基準ブロックL列を、Sa=Sa
+d(同実施例ではd=3)だけシフトする(ステップ
S12、S13)。そして、上記ステップS2から上記
各ブロック内の特徴点抽出を行い、相関計算を行う。こ
の動作を、Sa=Sastopになるまで、すなわち基
準部20Lと参照部20Rの全範囲で繰返し行う。
【0029】上記の動作が終了すると、各ブロックより
計算された相関値のうちの最小値をFMIN としたとき、
MIN <1000が真かどうかを調べる(ステップS1
4)。ここで、FMIN <1000が真であれば、最小値
が検出されたと判断し、ステップS18に進み、後述す
る方法により視野ブロックの選択を行う。その後、選択
された視野に基いてシフト演算2を行い、後述する方法
で補間計算を行う(ステップS19、S20)。そし
て、補間結果の信頼性の判断を行い、その結果から合
焦、非合焦の判定を行う(ステップS21〜S24)。
【0030】一方、上記ステップS14にて、FMIN
1000のときはコントラスト条件が悪く、相関計算が
なされなかったと判断し、CMIN を第2のコントラスト
レベルであるCMIN2に変更して、Saを初期化する(ス
テップS15、S16)。その後、ステップS2へ戻
り、上述したのと同様の処理を行う。
【0031】上記のように、コントラストレベルを2段
階で設定することで、図5(b)に比べて図5(a)に
示されるように、コントラストが十分あるような被写体
で、且つ2像の相関が取れるような条件の時はコントラ
スト判定レベルを高くして計算することで、より速く演
算が終了することが得られる。
【0032】また、第2のコントラストへ変更した後
は、上記のように既に各ブロックのコントラストが十分
あるかどうかが判断されているため、各ブロックの位置
毎に判断されているコントラストフラグC.FLGが立
っているかどうかを調べるだけで良い(ステップS
7)。コントラストがある場合はステップS9へ、ない
場合はステップS10へ進む。
【0033】図4は、上記シフト演算でのシフトの様子
を表した図である。ここで、基準部21Lをdだけシフ
トしたとき、L列(21L)のブロック内の最大値、最
小値は、ブロックがシフトするので、再計算する必要が
ある。しかしながら、L列のシフトによる変化はdの大
きさだけしか起こらない。したがって、シフトした後の
ブロック内の最大値、最小値は、新たに移動分dに対し
てのみ行えば良いので、計算規模は小さくてすむ。
【0034】最初、L列を21L1 の位置、R列を21
1 の位置で、相関演算を各ブロック毎に順次行う。こ
のときのフローチャートは、上記のように各ブロックに
つき、計7回の計算を行う。その後、L列だけシフトし
て21L2 の位置へ、R列もそれに対応した位置21R
2 へ移動する。L列及びR列の両者は、互いに対応する
位置関係でシフトしていき、Sa=Sastopとなる
位置21Ln 及び21Rm まで順次シフトしながら相関
計算を行う。
【0035】視野ブロックは、図6に示されるように、
3種類の設定を行う。すなわち、最小値を示したブロッ
クと、その隣りのブロックとの2つのブロックを選択
し、相関視野とする。これは、広視野になると、視野内
で遠近差のある被写体のデータが混在するために、視野
全体にわたる相関をとると、計算が正しく行えないこと
と、広視野で比較的検出精度の高い仕様では、画素数が
多くなりすぎて計算に時間がかかるのを防止する効果も
合わせ持つ。
【0036】図6に於いて、Aは最小値が中央の2つの
ブロックの何れかで求められたとき、Bは右端、Cは左
端のブロックで最小値が求められたときの視野を表して
いる。
【0037】ここで、相関演算の最小値は、例えば、図
7(a)に示されるように、各ブロックの相関値F
(S)の大きさを比較したとき、Bブロックの相関値が
最も小さい時は、中央の2つの視野から成るブロックを
選択し、その値を与える位置Sa(2)、Sb(2)
と、その前後の位置の3点から補間計算を行って合焦点
を求める。
【0038】このとき、同図(b)に示されるように、
最小値を与える点が適切でない場合がある。その判断
は、上記の方法で求められる最小値がDのブロックで求
められたとすると、最小値前後の値を計算した結果、最
小値よりも小さい値が求められた場合である。これは、
特徴点のみの相関では、場合によっては誤った結果が得
られることがあり、特に被写体のコントラストが低い部
分で発生し易い。
【0039】このような状態の時、分割したブロックの
近傍のブロックのコントラストも低いことが多く、情報
量を増やして判断しても極値を与えるデータではないこ
とがわかる。この状態の時は最小値を与える位置を採用
せず、次に相関値の小さいブロックについて同様に補間
のためのデータを求める方法もある。
【0040】補間データは、最小値を与える相関値をF
MIN 、FMIN に対して−1シフトの相関値をFM 、+1
シフトの相関値をFP とおくと、各値は FMIN =Σ|L(i+S)−R(i+S)| FM =Σ|L(i+S)−R(i+S−1)| FP =Σ|L(i+S)−R(i+S+1)| で計算できる。
【0041】上記相関演算は、基準ブロックと参照ブロ
ックとの相互相関の結果得られる値であり、両データ中
に含まれる誤差と差分演算によって生じる誤差とが含ま
れる。相関度が最小になる位置での変化を考えると、2
像が理想的な像の場合、補間により求められる合焦位置
での相関値は0になる。言い換えれば、基準像の自己相
関により求められる変化と相互相関により求められる変
化とは、同じ特性を示す。
【0042】ここで、図8(a)に示されるように、相
関値の最小値を表す基準ブロックの位置に対し、同図
(b)に示されるように、上記求められた相互相関の最
小位置に対応する位置の前後での基準像の自己相関を FML=Σ|L(i+S)−L(i+S−1)|、 FPL=Σ|L(i+S)−L(i+S+1)| とおくと、同図(c)に示されるように、最小値で0と
なり、その前後で傾き−FML、+FPLとなる直線が
求められる。
【0043】誤差0の時、相互相関で求められる最小値
付近の変化は、理想的にはこの直線上に乗ってくる。誤
差が乗ってくると各点のデータの絶対値がばらつき、ま
た補間結果、最小値を与える位置での相関値も0になら
ず、正の値を持つ。
【0044】少なくとも自己相関で求められた傾きに含
まれる誤差は、基準像に対しては理想的であると考えら
れる。よって、相互相関により求められた3点に誤差が
含まれていることを前提に考え、上記の直線と3点との
間で最小二乗法により補間を行う。すなわち、自己相関
で求められる直線の式に対し、相互相関で求められる3
点との差分の二乗の和から、誤差最小の条件を求める。
上記直線の式の未知数部分に対して偏微分をとり、各偏
微分値が0になる条件をもって誤差最小となる直線を求
める。
【0045】ここで、厳密にはFPLとFMLとは異な
る値であるが、計算式の簡略化のため、3点のうち2点
を通る側の傾きで変曲点前後の変化を表すと、ずれ量
は、FM ≦FP のとき、 ZR=ZR0 −(FPL−2×FM +FMIN +FP )/(4×FPL) FM >FP のとき、 ZR=ZR0 +(FML−2×FP +FMIN +FM )/(4×FML) で表せる。
【0046】その後、求められた値の信頼性を判定する
ために、図9に示されるような信頼性判断を行い、この
値が所定値よりも大きいときは信頼性がないと判断し、
非合焦扱いとする。信頼性があるときは合焦と判断し、
検出シーケンスを終了する。信頼性は、補間に用いる3
点、FMIN 、FM 、FP とを用いて、 FM >FP のとき、 SK=(FMIN +FP )/(FM −FMIN )、 FM ≦FP のとき、 SK=(FMIN +FM )/(FP −FMIN ) で計算でき、この値が7以下の時は計算の結果の信頼性
が高いと判断して、計算により求められたずれ量を採用
する。
【0047】次に、この発明の第2の実施例について説
明する。補間法については上述した第1の実施例の方法
では式の簡略化のため、傾きを1つで表していた。第2
の実施例では、傾きを2つ、すなわちFML、FPLと
もに用いた場合について考える。この場合、ずれ量はF
M ≦FP のとき、 ZR=ZR0 −(2×FML−FPL+FMIN +FP )/2 /(FPL+FML)、 FM >FP のとき、 ZR=ZR0 +(2×FPL−FML−2×FP +FMIN +FM )/2 /(FPL+FML) で表せる。
【0048】この第2の実施例によれば、式は複雑にな
るが誤差は小さくなる。次に、この発明の第3の実施例
について説明する。上述した実施例による上記補間法で
は、3点による補間を回帰計算から求めている。ここ
で、信号のS/Nが低いとき、補間に用いる3点のF
M 、FMIN 、FP 自体の信頼性も低い状態となる。
【0049】そこで、この第3の実施例では、3点に含
まれる誤差対策として、相関演算の最小値から±2画素
離れた位置での相関値を更に利用する。その点の相関値
をそれぞれFM2、FP2とし、図10に示されるように、
5点の相関値を基に3点の値を平均値をとることで求め
る。同図は、例としてFM ≦FP の場合を表している。
【0050】同図の場合、平均値をFM1、FMIN1、FP1
とすると、 FM1=(FM2+FM )/2、 FMIN1=(FMIN +FP )/2、 FP1=(FP +FP2)/2 により新たに3点を求め、これらの3点と自己相関によ
り求められた傾きとから、合焦位置を求める。このとき
の傾きは、上述した第1の実施例と同様の考え方を用い
る。
【0051】この場合のずれ量は、FM ≦FP のとき、 ZR=ZR0 −(FPL−2×FM2+FMIN2+FP2)/(4×FPL) FM >FP のとき、 ZR=ZR0 +(FML−2×FP2+FMIN2+FM2)/(4×FML) で表せる。この方式では、相互相関の誤差も軽減される
ので、ノイズに対する効果は更に高くなる。
【0052】尚、この発明の上記実施態様によれば、以
下の如き構成が得られる。 (1)撮影光学系を通過した被写体からの光束を導き、
所定面上に第1像と第2像とを結像する光学手段と、こ
の光学手段により導かれた2像をそれぞれ受光し、それ
ぞれに対応した電気信号を出力するための上記所定面上
に置かれた光電変換手段と、この光電変換手段から得ら
れた2像信号のうち、一方の像を所定の複数のブロック
に分割する分割手段と、この複数ブロック内で分割像信
号から抽出された複数の特徴点と、該ブロックの両端の
値とに基いてブロック内の2像をずらしながら順次比較
し、両者の一致度を出力するシフト演算手段と、このシ
フト演算手段の結果が最小となるブロックと、それに隣
接する1つのブロックとを少なくとも選択する選択手段
と、上記シフト演算手段の出力と、上記選択手段により
選択されたブロックに於いて、上記2像のずれ量を演算
する補間演算手段とを具備することを特徴とするカメラ
の焦点検出装置。
【0053】(2)撮影光学系を通過した被写体からの
光束を導き、所定面上に第1像と第2像とを結像する光
学手段と、この光学手段により導かれた2像をそれぞれ
受光し、それぞれに対応する電気信号を出力する上記所
定面上に置かれた光電変換手段と、この光電変換手段の
出力に応じて2像信号の一致度を比較し、最も一致度の
良いずれ量を演算する第1演算手段と、この第1演算手
段により得られたずれ量を表す位置の2像信号のうち、
一方の像信号からずれ量に相当する特徴信号を出力する
第2演算手段と、上記第1演算手段の出力と、上記第2
演算手段の出力とに基いて2像のずれ量を補間演算する
第3演算手段とを具備することを特徴とするカメラの焦
点検出装置。
【0054】(3)撮影光学系を通過した被写体からの
光束を導き、所定面上に第1像と第2像とを結像する光
学手段と、この光学手段により導かれた2像をそれぞれ
受光し、それぞれに対応した電気信号を出力する上記所
定面上に置かれた光電変換手段と、この光電変換手段か
ら得られた2像信号のうち、一方の像信号を複数のブロ
ックに分割する分割手段と、それぞれの上記ブロック内
で、特徴信号を抽出する抽出手段と、上記各ブロック内
の像信号のコントラストを複数レベルに判定する判定手
段と、上記特徴信号に基いて上記各ブロック毎に上記2
像の一致度を比較し、最も一致度の良いずれ量を演算す
る演算手段とを具備することを特徴とするカメラの焦点
検出装置。
【0055】(4)上記判定手段は、第1判定レベルと
第2判定レベルとを有し、上記像信号の第1判定レベル
との比較時に第2判定レベルとの比較も行い、上記像信
号が第1判定レベルに達していないときには第2判定レ
ベルとの比較結果を出力することを特徴とする上記
(3)に記載のカメラの焦点検出装置。
【0056】(5)撮影光学系を通過した被写体からの
光束を導き、所定面上に第1像と第2像とを結像する光
学手段と、この光学手段により導かれた2像をそれぞれ
受光し、それぞれに対応する電気信号を出力する上記所
定面上に置かれた光電変換手段と、この光電変換手段か
ら得られた2像信号のうち、一方の像信号の基準視野に
相当する部分を複数のブロックに分割する分割手段と、
上記各ブロックの視野内から像の特徴信号を抽出する抽
出手段と、上記特徴信号と、ブロック両端の値とに基い
て上記2像の一致度を比較するシフト演算手段と、この
シフト演算手段から求められる各ブロックの一致度を表
す関数値が最小となるブロックを少なくとも含む複数ブ
ロックを選択する選択手段と、上記シフト演算の結果
と、上記選択されたブロックとから2像のずれを演算す
る補間演算手段とを具備することを特徴とするカメラの
焦点検出装置。
【0057】(6)上記選択手段は、上記関数値が最小
となるブロックと、それに隣接する1つのブロックとを
選択することを特徴とする上記(5)に記載のカメラの
焦点検出装置。
【0058】(7)上記選択手段は、上記関数値が最小
となるブロックと、それに隣接する視野中央部に近い1
つのブロックとを選択することを特徴とする上記(5)
に記載のカメラの焦点検出装置。
【0059】(8)上記(5)に記載のカメラの焦点検
出装置に於いて、上記選択手段により選択されたブロッ
クに基いて補間演算を行うときに、ブロックデータが不
適当と判断されると、2番目に一致度の良いブロックに
ついて補間演算することを特徴とするカメラの焦点検出
装置。
【0060】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、2像の
一致度を求める際に最も相関の良い位置付近での相関度
の特性を自己相関結果から求めることで2像間で発生し
ている誤差の影響が小さくなり、且つその特性に基いて
誤差を含む相互相関結果を回帰計算によって求めること
で、被写体の条件が悪いときでも精度良い焦点検出が簡
単な回帰補間式によって可能となる。
【0061】また、相関演算を行うときに被写体のコン
トラストが十分にあるときは比較的高いコントラストの
部分のみで相関をとり、被写体のコントラストが低いと
きは比較的小さいコントラストの部分も用いて相関をと
るようにしたので、被写体の条件により高速に焦点結果
が得られスムーズなAF動作が可能となる。
【0062】更に、広視野の検出を行うときに視野を複
数のブロックに分割して各ブロック毎に2像の相関度を
求め、そのうちの相関度が最も高いと判断されたブロッ
クを少なくとも含むブロックを選択して補間計算を行う
ことによって、広視野の場合でも遠近のある被写体情報
に影響されることなく精度良く焦点検出を行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のカメラの焦点検出装置を用いたカメ
ラの構成図である。
【図2】図1のカメラに於いて、測距開始からマイクロ
コンピュータ19がセンサ出力データを得た後から焦点
検出結果を得るまでの動作を説明するフローチャートで
ある。
【図3】図1の固体撮像素子18のセンサブロックを示
した図である。
【図4】図3のセンサブロックに於けるシフト演算での
シフトの様子を表した図である。
【図5】選択された視野のコントラストを示した図であ
る。
【図6】視野ブロックの設定について示した図である。
【図7】相関演算の最小値について説明する図である。
【図8】(a)は相関値の最小値を表した図、(b)は
求められた相互相関の最小位置に対応する位置の前後で
の基準像の自己相関を表した図、(c)は相関値の最小
値及びその前後の傾きを示した図である。
【図9】自己相関で求められた傾きの信頼性判断を説明
する図である。
【図10】5点の相関値を基に3点の値を求める例を示
した図である。
【図11】従来の位相差式焦点検出法に用いられるライ
ンセンサの構成を示した図である。
【図12】図11の位相差式焦点検出法による焦点検出
結果を示した図である。
【符号の説明】
10…カメラ本体、11…撮影レンズ、12、16…ミ
ラー、13…スクリーン、14…ペンタプリズム、15
…接眼部、17…焦点検出光学系、18…固体撮像素
子、19…マイクロコンピュータ、20L…基準ブロッ
ク、20R…参照ブロック。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影光学系を通過した被写体からの光束
    を導き、所定面上に第1像と第2像とを結像する光学手
    段と、 この光学手段によって導かれた2像をそれぞれ受光し、
    それぞれに対応する電気信号を出力する上記所定面上に
    置かれた光電変換手段と、 この光電変換手段により得られた2像信号のうち、一方
    の像信号の基準視野に相当する部分を複数の視野ブロッ
    クに分割する分割手段と、 上記分割された視野ブロック毎に、ブロック両端の像信
    号及び、ブロック内の像信号の最大値または最小値を含
    む特徴信号を抽出する抽出手段と、 上記抽出手段により抽出されたブロック両端の像信号及
    び、視野ブロック内の像信号の最大値または最小値を含
    む特徴信号と、上記2像信号のうち他方の像信号の参照
    部に相当する参照ブロック内の対応する像信号との一致
    度を上記各視野ブロック毎に所定回数比較するシフト演
    算手段と、上記シフト演算により得られた各視野ブロックの演算結
    果のうち、最も相関度の高い視野 ブロックを少なくとも
    選択する選択手段と、上記選択手段により選択された視野ブロックにおける上
    記2像の最も相関度の高い位置を補間 演算する補間演算
    手段と、 を具備することを特徴とするカメラの焦点検出装置。
  2. 【請求項2】上記選択手段は、上記各視野ブロックの一
    致度を表す相関度が最大となる視野ブロックに隣接する
    視野中央部に近い視野ブロックを更に選択することを特
    徴とする請求項1に記載のカメラの焦点検出装置。
  3. 【請求項3】上記補間演算手段は、上記シフト演算の結
    果と、上記選択された視野ブロックとから複数の傾きを
    求めることにより補間演算を行うことを特徴とする請求
    項1または2の何れかに記載のカメラの焦点検出装置。
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