JP4556089B2 - 情報処理装置および方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報処理装置および方法に関し、特に、より少ない演算量で動きベクトルを検出することができるようにした、情報処理装置および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
動きベクトルを検出する方法として、パターンマッチング法と勾配法が知られている。
【0003】
パターンマッチング法においては、時間的に連続する2枚の画像を2枚のメモリにそれぞれ記憶し、それぞれの相関を演算し、最も高い相関が得られた画像のずれ量が動きベクトルとして検出される。
【0004】
勾配法においては、時間的に連続する2枚の画像の所定の点の空間的変位と時間的変位の近似関係が求められ、この近似関係から、動きベクトルが算出される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、パターンマッチング法は、2枚の画像の相関を検出するのに多くのデータを処理しなければならない課題があった。
【0006】
また、勾配法は、パターンマッチング法に比べ、データ処理量は短くてすむが、信頼性が低い課題があった。この信頼性を改善すべく、所定の点の近傍の複数の点を用いて繰り返し演算を行うようにすると、パターンマッチング法と同様に、データの処理量が多くなってしまう課題があった。
【0007】
その結果、これらのいずれの方法も、簡単な構成の装置に適用することが困難である課題があった。
【0008】
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、少ない演算量で、動きベクトルを検出することができるようにするものである。
【0009】
本発明の第1の情報処理装置は、投影された画像を光電変換する光電変換手段と、光電変換手段に、入力された第1の画像を投影する第1の投影手段と、入力された第2の画像の位置を、光学的に変更する位置変更手段と、位置変更手段により光学的に位置が変更された第2の画像を、第1の画像が投影された光電変換手段に、同時に重ねて投影する第2の投影手段と、光電変換手段より出力される、第1の画像と位置変更手段により光学的に位置が変更された第2の画像とを重ねた画像の信号に基づいて、第1の画像と第2の画像の動きを演算する演算手段とを備えることを特徴とする。
【0010】
前記演算手段は、自己相関を演算することができる。
【0011】
前記第1の画像は、レンズを介して取得した被写体からの画像とすることができる。
【0012】
前記第1の画像を表示する画像表示手段をさらに備え、第1の投影手段は、画像表示手段に表示された第1の画像を光電変換手段に投影することができる。
【0013】
前記第2の画像を表示する画像表示手段をさらに備え、第2の投影手段は、画像表示手段に表示された第2の画像を光電変換手段に投影することができる。
【0014】
前記位置変更手段は、可動プリズムを含むようにすることができる。
【0015】
前記第2の画像の移動範囲を決定する決定手段をさらに備え、決定手段は、第2の画像の移動の初期位置を、前のフレームにおける位置に基づいて決定することができる。
【0016】
前記決定手段は、演算手段により演算された結果の信頼性を求め、信頼性に基づいて、第2の画像の移動範囲を拡大することができる。
【0017】
前記決定手段は、演算手段により演算された結果の標準偏差に基づいて信頼性を求めることができる。
【0018】
本発明の第1の情報処理方法は、情報処理装置の情報処理方法であって、情報処理装置は、光電変換手段と、第1の投影手段と、位置変更手段と、第2の投影手段と、演算手段とを備え、光電変換手段が、投影された画像を光電変換し、第1の投影手段が、光電変換手段に、入力された第1の画像を投影位置変更手段が、入力された第2の画像の位置を、光学的に変更第2の投影手段が、位置変更手段により光学的に位置が変更された第2の画像を、第1の画像が投影された光電変換手段、同時に重ねて投影演算手段が、光電変換手段より出力される、第1の画像と位置変更手段により光学的に位置が変更された第2の画像とを重ねた画像の信号に基づいて、第1の画像と第2の画像の動きを演算するテップ含むことを特徴とする。
【0019】
本発明の第2の情報処理装置は、投影された画像を光電変換する光電変換手段と、光電変換手段に、入力された第1の画像を投影する第1の投影手段と、入力された第2の画像の位置を、光学的に変更する位置変更手段と、位置変更手段により光学的に位置が変更された第2の画像を、第1の画像が投影された光電変換手段に、同時に重ねて投影する第2の投影手段と、光電変換手段より出力される、第1の画像と位置変更手段により光学的に位置が変更された第2の画像とを重ねた画像の信号に基づいて、第1の画像と第2の画像の関係を演算する演算手段と、演算手段により演算された関係と、第1の画像と第2の画像の動きとを関連づける関連づけ手段とを備えることを特徴とする。
【0020】
本発明の第2の情報処理方法は、情報処理装置の情報処理方法において、情報処理装置は、光電変換手段と、第1の投影手段と、位置変更手段と、第2の投影手段と、演算手段と、関連づけ手段とを備え、光電変換手段が、投影された画像を光電変換し、第1の投影手段が、前記光電変換手段に、入力された第1の画像を投影位置変更手段が、入力された第2の画像の位置を、光学的に変更第2の投影手段が、位置変更手段により光学的に位置が変更された第2の画像を、第1の画像が投影された光電変換手段、同時に重ねて投影演算手段が、光電変換手段より出力される、第1の画像と位置変更手段により光学的に位置が変更された第2の画像とを重ねた画像の信号に基づいて、第1の画像と第2の画像の関係を演算関連づけ手段が、演算手段により演算された関係と、第1の画像と第2の画像の動きとを関連づけるテップ含むことを特徴とする。
【0021】
本発明の第1の情報処理装置および方法においては、第1の画像と光学的に位置が変更された第2の画像を同時に投影して得られた画像の出力に基づいて、第1の画像と第2の画像の動きが演算される。
【0022】
本発明の第2の情報処理装置および方法においては、第1の画像と光学的に位置が変更された第2の画像を、ともに投影して得られる画像の出力に基づいて、第1の画像と第2の画像の動きを演算し、その関係と第1の画像と第2の画像の動きとの関連付けが行われる。
【0023】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明を適用した情報処理装置の構成例を表している。この構成例においては、LCD(Liquid Crystal Display)2に、現在のフレームの画像が表示される。LCD12には、LCD2に表示されるフレームより過去のフレームの画像が表示される。LCD2の後方には光源1が配置され、光源1からの光がLCD2に照射され、LCD2の画像が、例えばCCD(Charge Coupled Device)等により構成される光電変換素子13に投影される。
【0024】
LCD12の後方にも光源11が配置され、光源11より出射された光がLCD12に照射され、LCD12の画像が可動プリズム14を介して光電変換素子13に投影される。
【0025】
可動プリズム14は、例えばマイクロコンピュータ等により構成される制御部15により駆動され、光電変換素子13に対するLCD12上の画像の表示位置を少しずつ移動させる。
【0026】
図2は、図1の情報処理装置の電気的構成を表している。LCD2には、表示すべき画像に対応する信号が入力されている。この信号はまた、遅延素子として機能するメモリ21を介してLCD12に供給されている。メモリ21により、例えば、1フレーム分の時間だけ遅延させるとすると、LCD2に表示されている画像に対して1フレーム分だけ過去のフレームの画像がLCD12に表示されることになる。
【0027】
次に、図3のフローチャートを参照して、図1と図2に示した情報処理装置の動作について説明する。
【0028】
最初に、ステップS1において、LCD2とLCD12に、動きを検出すべき2つのフレームの画像が表示される。すなわち、LCD12には、メモリ21を介して1フレーム分だけ遅延された画像信号が供給され、LCD2には、メモリ21を介さないで、画像信号がリアルタイムで入力される。その結果、LCD2に所定のフレームの画像が表示されているタイミングにおいて、LCD12には、その画像より1フレーム分だけ時間的に前の画像が表示される。
【0029】
LCD2に表示された画像は、光電変換素子13に投影される。同様に、LCD12に表示された画像も、可動プリズム14を介して光電変換素子13に投影される。光電変換素子13の出力は、制御部15に供給される。
【0030】
ステップS2において、制御部15は、光電変換素子13より供給された信号に基づいて、評価値計算を行う。
【0031】
この評価値計算は、例えば、自己相関値を次式に基づいて演算することで行われる。
【0032】
【数1】
Figure 0004556089
【0033】
上記式において、xは、基準となる画素の画素値を表し、yは、基準となる画素から位置をずらした画素の画素値を表す。
【0034】
LCD2に表示された画像とLCD12に表示された画像が同一である場合、光電変換素子13上には、実質的に1枚の画像が投影されている状態であるので、己相関値の値は、最も小さい値となる
【0035】
これに対して、LCD2に表示されている画像に対してLCD12に表示されている画像が1フレーム分だけ時間的に前の画像であるので、1フレームの時間の間に画像が移動しているとすると、LCD2に表示されている画像とLCD12に表示されている画像とは一致しない。その結果、光電変換素子13は、いわば2枚の画像が二重に投影された状態となり、結果的に、光電変換素子13上の画像はぼけた画像となる。その結果、己相関値は、大きくなる
【0036】
ステップS3において、制御部15は、ステップS2において、いま求められた自己相関値と、メモリ15Aに既に記憶されている自己相関値とを比較し、いま、計算された自己相関値の方が小さいか否かを判定する。いま、演算された自己相関値の方が小さい場合には、ステップS4に進み、制御部15は、その小さい自己相関値の値を、それまでの記憶されている値に代えて、内蔵するメモリ15Aに記憶させる。このとき、そのときの可動プリズム14の移動位置(回動角度)も記憶される。いま求められた自己相関値の方が、既に記憶されている自己相関値より大きいと判定された場合には、このステップS4の更新処理はスキップされる。
【0037】
なお、自己相関値の式を変更して、自己相関がい場合、その値が大きくなるようにすることもできる。この場合、より大きい自己相関値が記憶される。
【0038】
次に、ステップS5に進み、制御部15は、可動プリズム14を、1ステップだけ水平方向または垂直方向に移動(回動)させる。その結果、光電変換素子13上のLCD12の表示画像の投影位置が、可動プリズム14の回動方向に移動される。
【0039】
次に、ステップS6に進み、制御部15は、注目領域内における走査が終了したか否かを判定し、まだ終了していない場合、ステップS2に戻り、それ以降の処理を実行する。
【0040】
以上のようにして、可動プリズム14の位置が1ステップ分づつ移動される毎に、光電変換素子13上の自己相関値が演算される動作が繰り返し行われる。その結果、制御部15に内蔵されるメモリ15Aには、最小の自己相関値と、対応する可動プリズム14の移動位置(回動角度)が記憶される。
【0041】
ステップS6において注目領域内の走査が終了したと判定された場合、ステップS7に進み、制御部15は、メモリ15Aに記憶されている変換テーブルを利用して、自己相関値が最小の値に対応する可動プリズム14の動作量(移動位置(回動角度))を、LCD2とLCD12に表示されている画像の動きベクトルに変換する演算を行う。
【0042】
次に、制御部15は、ステップS8において、フレーム内全ての注目領域内の走査が終了したか否かを判定し、まだ終了していない場合には、ステップS9に進み、次のブロック(または画素)に注目ブロック(または画素)を移動させる。その後、ステップS1に戻り、それ以降の処理が繰り返し実行される。
【0043】
以上の処理が繰り返し実行されることで、フレーム内の全画素(または、全ブロック)についての動きベクトルが求められることになる。
【0044】
ステップS8において、フレーム内全ての領域についての処理が終了したと判定された場合、ステップS10に進み、全てのフレームの処理を終了したか否かを判定し、まだ処理していないフレームが残っていると判定された場合には、ステップS11に進み、処理対象のフレームは次のフレームに移行され、ステップS1に戻り、それ以降の処理が繰り返し実行される。ステップS10において、全てのフレームの処理が終了したと判定された場合、処理は終了される。
【0045】
図4は、図2の制御部15に内蔵されているメモリ15Aに記憶されている変換テーブルを生成する学習装置の構成例を表している。表示画像データがLCD41に供給されるとともに、メモリ42により、1フレーム分だけ遅延された後、LCD43に供給される。LCD41に表示された画像は、CCDなどよりなる光電変換素子45に投影される。また、LCD43に表示された画像も、可動プリズム44を介して光電変換素子45に投影される。
【0046】
制御部46は、可動プリズム44の回動位置を制御するとともに、光電変換素子45の出力に基づいて自己相関値を演算する。制御部46にはまた、動き情報入力部47から、自己相関値に対応させる動きベクトルが入力される。制御部46は、可動プリズム44の制御量(回動角度)と動き情報入力部47より入力された動きベクトル量との対応関係を記述した変換テーブルを生成し、メモリ48に供給し、記憶させる。
【0047】
図5は、制御部46の内部の構成例を表している。メモリ61は、光電変換素子45からの出力を記憶し、評価値算出部62に出力する。評価値算出部62は、メモリ61より供給されたデータに基づいて評価値(自己相関値)を演算し、演算結果を最小値記憶部64に出力する。
【0048】
最小値記憶部64には、可動プリズム制御部63が、可動プリズム44を駆動する制御量を供給している。最小値記憶部64は、評価値算出部62より供給される評価値が最小のものを選択し、記憶する。また、最小値記憶部64は、その記憶した最小の評価値に対応する可動プリズム制御部63からの制御量を読み出し、これを動きベクトル算出部66に供給する。
【0049】
メモリ65には、可動プリズム44の制御量を動きベクトルに変換するためのテーブルが記憶されている。動きベクトル算出部66は、最小値記憶部64より供給された可動プリズム44の制御量に対応する動きベクトルを、メモリ65のテーブルを参照することで算出し、出力する。
【0050】
次に、図6のフローチャートを参照して、学習装置40の動作について説明する。
【0051】
ステップS21において、LCD41に表示された画像とLCD43に表示された画像を、光電変換素子45に投影する処理が行われる。
【0052】
すなわち、図2を参照して説明した場合と同様に、LCD41には、教師画像が表示され、これが光電変換素子45に投影される。LCD42には、メモリ42を介して1フレーム分だけ遅延された教師画像が表示される。この表示画像も、可動プリズム44を介して光電変換素子45に投影される。光電変換素子45は、投影された画像に対応する信号を制御部46に出力する。
【0053】
ステップS22において、制御部46は、光電変換素子45より入力された画像データの評価値を計算する。すなわち、この例においては、評価値算出部62は、メモリ61を介して光電変換素子45から供給される画像データの自己相関値を計算し、計算した結果を最小値記憶部64に供給する。
【0054】
ステップS23において、最小値記憶部64は、既に記憶されている自己相関値と、いま評価値算出部62から供給されてきた自己相関値とを比較する。記憶されている自己相関値より、いま評価値算出部62より供給された自己相関値の方が小さいと判定された場合、ステップS24に進み、最小値記憶部64は、既に記憶されている自己相関値に代えて、評価値算出部62より新たに供給された自己相関値を最小の自己相関値として記憶する。すなわち、評価値メモリの内容が更新される。
【0055】
ステップS23において、いま演算された自己相関値が、既に記憶されている相関値より大きいと判定された場合、ステップS24の処理はスキップされる。
【0056】
次に、ステップS25に進み、可動プリズム制御部63は、可動プリズム44を制御し、1ステップ分だけその位置を回動させる。ステップS26において、評価値算出部62は、注目領域内の全ての画素(またはブロック)の走査が終了したか否かを判定し、まだ終了していない場合には、ステップS22に戻り、それ以降の処理を繰り返し実行する。
【0057】
以上の処理が繰り返し実行されることで、最小値記憶部64には、注目領域内の自己相関値が最小の可動プリズム44の制御量が記憶される。
【0058】
ステップS26において、注目領域内の全ての画素(またはブロック)の走査が終了したと判定された場合、ステップS27に進み、最小値記憶部64は、最小の自己相関値に対応して記憶されている可動プリズム44の制御量を、動きベクトル算出部66に出力する。
【0059】
メモリ65のテーブルは、動き情報入力部47から入力されたテーブルであり、いま、LCD2に表示されている画像とLCD12に表示されている画像との動きベクトルが、予め他の方法により求められて記憶されたものである。ステップS28において、動きベクトル算出部66は、最小値記憶部64より供給された最小の自己相関値に対応する可動プリズム44の制御量に対応する動きベクトルをメモリ65より読み出し、メモリ48に供給し、記憶させる。
【0060】
次に、ステップS29に進み、メモリ65に、まだ処理対象とされていない動きベクトルが記憶されているか否かが判定される。まだ、対象とされていない動きベクトルが存在する場合には、ステップS21に戻り、それ以降の処理が繰り返し実行される。ステップS29において、全ての動きベクトルに対する処理を終了したと判定された場合、処理は終了される。
【0061】
以上のようにして、メモリ48には、可動プリズム44の制御量と動きベクトルとの対応関係を記述したテーブルが記憶される。このテーブルが、図2のメモリ15Aに記憶されることになる。
【0062】
以上においては、電気信号として取り込んだ画像データをLCD2とLCD12に表示させ、これを光電変換素子13上に投影させることで、両者の動きを検出するようにしたが、被写体からの画像をリアルタイムで取り込んで、動きベクトルを検出することも可能である。図7は、この場合のビデオカメラの構成例を表している。
【0063】
この構成例においては、LCD12、光電変換素子13、可動プリズム14、制御部15、メモリ21、およびハーフミラー401により構成される動き検出部100が、ビデオカメラに組み込まれている。
【0064】
レンズブロック101の光学系111を介して被写体からの光が入射されると、この光は、ハーフプリズム401により分割され、一方の光は、カメラブロック102のCCD121に入射され、他方の光は、動き検出部100の光電変換素子13に入射される。
【0065】
CCD121により撮像された画像は、最終的にディスク151に供給され、記録される。
【0066】
カメラブロック102のビデオA/Dコンバータ123より出力された画像データは、メモリ21に供給され、記憶される。メモリ21に記憶された画像データは、LCD12に供給され、表示される。そして、LCD12に表示された画像が、可動プリズム14を介して、光電変換素子13に投影される。
【0067】
光電変換素子13より出力された信号は、制御部15に供給される。制御部15は、光電変換素子13より供給された信号に基づいて、上述したようにして、動きベクトルを検出し、検出した動きベクトルをビデオ信号処理部103のデータ処理/システムコントロール回路131に供給する。
【0068】
レンズブロック101には、例えば実際には撮像レンズや絞りなどを含む光学系111が備えられている。また、このレンズブロック101には、光学系111に対してオートフォーカス動作を行わせるためのフォーカスモータや、ズームレンズの移動を行うためのズームモータなどが、モータ部112として備えられる。
【0069】
カメラブロック102には、主としてレンズブロック101により撮影した画像光をデジタル画像信号に変換するための回路部が備えられる。
【0070】
このカメラブロック102のCCD121に対しては、光学系111を透過した被写体の光画像が与えられる。CCD121は光画像を光電変換することで撮像信号を生成し、サンプルホールド/AGC(Automatic Gain Control)回路122に供給する。サンプルホールド/AGC回路122は、CCD121から入力された撮像信号をゲイン調整すると共に、サンプルホールド処理を施すことによって波形整形を行う。サンプルホールド/AGC回路122の出力は、ビデオA/Dコンバータ123に供給され、デジタルの画像信号データに変換される。
【0071】
CCD121、サンプルホールド/AGC回路122、ビデオA/Dコンバータ123における信号処理タイミングは、タイミングジェネレータ124にて生成されるタイミング信号により制御される。タイミングジェネレータ124は、データ処理/システムコントロール回路131において信号処理に利用されるクロックを入力し、このクロックに基づいて所要のタイミング信号を生成する。これにより、カメラブロック102における信号処理タイミングは、ビデオ信号処理部103における処理タイミングと同期される。
【0072】
カメラコントローラ125は、カメラブロック102内に備えられる上記各機能回路部が適正に動作するように所要の制御を実行すると共に、レンズブロック101に対してオートフォーカス、自動露出調整、絞り調整、ズームなどのための制御を行う。
【0073】
例えばオートフォーカス制御であれば、カメラコントローラ125は、所定のオートフォーカス制御方式に従って得られるフォーカス制御情報に基づいて、フォーカスモータの回転角を制御する。これにより、撮像レンズはジャストピント状態となるように駆動されることになる。
【0074】
ビデオ信号処理部103は、記録時においては、カメラブロック102から供給されたデジタル画像信号、及びマイクロフォン202により集音したことで得られるデジタル音声信号について圧縮処理を施し、これら圧縮データをユーザ記録データとして後段のメディアドライブ部104に供給する。さらにカメラブロック102から供給されたデジタル画像信号とキャラクタ画像により生成した画像をビューファインダドライブ部207に供給し、ビューファインダ204に表示させる。
【0075】
ビデオ信号処理部103はまた、再生時においては、メディアドライブ部104から供給されるユーザ再生データ(ディスク151からの読み出しデータ)、つまり圧縮処理された画像信号データ及び音声信号データについて復調処理を施し、これらを再生画像信号、再生音声信号として出力する。
【0076】
なお本例において、画像信号データ(画像データ)の圧縮/伸張処理方式として、動画像についてはMPEG(Moving Picture Experts Group)2が採用され、静止画像についてはJPEG(Joint Photographic Coding Experts Group) が採用されている。また、音声信号デーのタ圧縮/伸張処理方式には、ATRAC(Adaptve Transform Acoustic Coding) 2(商標)が採用されている。
【0077】
ビデオ信号処理部103のデータ処理/システムコントロール回路131は、主として、ビデオ信号処理部103における画像信号データ及び音声信号データの圧縮/伸張処理に関する制御処理と、ビデオ信号処理部103を経由するデータの入出力を司るための処理を実行する。
【0078】
また、データ処理/システムコントロール回路131を含むビデオ信号処理部103全体についての制御処理は、ビデオコントローラ136が実行する。このビデオコントローラ136は、例えばマイクロコンピュータ等を備えて構成され、カメラブロック102のカメラコントローラ125、及び後述するメディアドライブ部104のドライバコントローラ146と、例えば図示しないバスライン等を介して相互通信可能とされている。
【0079】
ビデオ信号処理部103における記録時の基本的な動作として、データ処理/システムコントロール回路131には、カメラブロック102のビデオA/Dコンバータ123から供給された画像信号データが入力される。データ処理/システムコントロール回路131にはまた、動き検出部100で検出された動きベクトルが供給される。データ処理/システムコントロール回路131は、入力された画像信号データを、動きベクトルに基づいて動き補償等の画像処理を施した後、MPEG2ビデオ信号処理回路133に供給する。
【0080】
MPEG2ビデオ信号処理回路133は、例えばメモリ134を作業領域として利用しながら、入力された画像信号データについてMPEG2のフォーマットに従って圧縮処理を施し、動画像としての圧縮データのビットストリーム(MPEG2ビットストリーム)を出力する。また、MPEG2ビデオ信号処理回路133は、例えば動画像としての画像信号データから静止画としての画像データを抽出してこれに圧縮処理を施す際には、JPEGのフォーマットに従って静止画としての圧縮画像データを生成する。なお、JPEGは採用せずに、MPEG2のフォーマットによる圧縮画像データとして、正規の画像データとされるIピクチャ(Intra Picture) を静止画の画像データとして扱うことも考えられる。
【0081】
MPEG2ビデオ信号処理回路133により圧縮符号化された画像信号データ(圧縮画像データ)は、例えば、バッファメモリ132に対して所定の転送レートにより書き込まれて一時保持される。
【0082】
なおMPEG2のフォーマットにおいては、周知のように、いわゆる符号化ビットレート(データレート)として、一定速度(CBR;Constant Bit Rate)と、可変速度(VBR;Variable Bit Rate)の両者がサポートされており、ビデオ信号処理部103はこれらに対応できるものとされる。
【0083】
例えばVBRによる画像圧縮処理を行う場合には、動き検出部100は、画像データをマクロブロック単位により前後数十乃至数百フレーム内の範囲で動き検出を行って、動きありとされればこの検出結果を動きベクトル情報として、データ処理/システムコントロール回路131を介してMPEG2ビデオ信号処理回路133に伝送する。
【0084】
MPEG2ビデオ信号処理回路133は、圧縮符号化後の画像データをある所要のデータレートとするように、動きベクトル情報をはじめとする所要の情報を利用しながら、マクロブロックごとの量子化係数を決定する。
【0085】
音声圧縮エンコーダ/デコーダ135には、A/Dコンバータ164(表示/画像/音声入出力部106内)を介して、例えばマイクロフォン202により集音された音声がデジタルによる音声信号データとして入力される。
【0086】
音声圧縮エンコーダ/デコーダ135は、前述のようにATRAC2のフォーマットに従って入力された音声信号データに対する圧縮処理を施す。この圧縮音声信号データもまた、データ処理/システムコントロール回路131によってバッファメモリ132に対して所定の転送レートによる書き込みが行われ、ここで一時保持される。
【0087】
上記のようにして、バッファメモリ132には、圧縮画像データ及び圧縮音声信号データが蓄積可能とされる。バッファメモリ132は、主として、カメラブロック102あるいは表示/画像/音声入出力部106とバッファメモリ132との間のデータ転送レートと、バッファメモリ132とメディアドライブ部104との間のデータ転送レートの速度差を吸収するための機能を有する。
【0088】
バッファメモリ132に蓄積された圧縮画像データ及び圧縮音声信号データは、記録時であれば、順次所定タイミングで読み出しが行われて、メディアドライブ部104のMD−DATA2エンコーダ/デコーダ141に伝送される。ただし、例えば再生時においてバッファメモリ132に蓄積されたデータの読み出しと、この読み出したデータをメディアドライブ部104からデッキ部105に供給し、磁気ヘッド154と光学ヘッド153を介してディスク151に記録するまでの動作は、間欠的に行われても構わない。
【0089】
このようなバッファメモリ132に対するデータの書き込み及び読み出し制御は、例えば、データ処理/システムコントロール回路131によって実行される。
【0090】
ビデオ信号処理部103における再生時の動作としては、概略的に次のようになる。再生時には、ディスク151から光学ヘッド153により読み出され、MD−DATA2エンコーダ/デコーダ141(メディアドライブ部104内)の処理によりMD−DATA2フォーマットに従ってデコードされた圧縮画像データ、圧縮音声信号データ(ユーザ再生データ)が、データ処理/システムコントロール回路131に伝送されてくる。
【0091】
データ処理/システムコントロール回路131は、例えば入力した圧縮画像データ及び圧縮音声信号データを、一旦バッファメモリ132に蓄積させる。そして、例えば再生時間軸の整合が得られるようにされた所要のタイミング及び転送レートで、バッファメモリ132から圧縮画像データ及び圧縮音声信号データの読み出しを行い、圧縮画像データについてはMPEG2ビデオ信号処理回路133に供給し、圧縮音声信号データについては音声圧縮エンコーダ/デコーダ135に供給する。
【0092】
MPEG2ビデオ信号処理回路133は、入力された圧縮画像データについて伸張処理を施して、データ処理/システムコントロール回路131に伝送する。
データ処理/システムコントロール回路131は、この伸張処理された画像信号データを、ビデオD/Aコンバータ161(表示/画像/音声入出力部106内)に供給する。
【0093】
音声圧縮エンコーダ/デコーダ135は、入力された圧縮音声信号データについて伸張処理を施して、D/Aコンバータ165(表示/画像/音声入出力部106内)に供給する。
【0094】
表示/画像/音声入出力部106においては、ビデオD/Aコンバータ161に入力された画像信号データは、ここでアナログ画像信号に変換され、表示コントローラ162及びコンポジット信号処理回路163に対して分岐して入力される。
【0095】
表示コントローラ162は、入力された画像信号に基づいて、表示パネル部320における表示部106Aを駆動する。これにより、表示部106Aにおいて再生画像の表示が行われる。また、表示部106Aにおいては、ディスク151から再生して得られる画像の表示だけでなく、当然のこととして、レンズブロック101及びカメラブロック102からなるカメラ部により撮影して得られた撮像画像も、ほぼリアルタイムで表示出力させることが可能である。
【0096】
また、再生画像及び撮像画像の他、機器の動作に応じて所要のメッセージをユーザに知らせるための文字やキャラクタ等によるメッセージ表示も行われる。このため、例えばビデオコントローラ136の制御によって、所要の文字やキャラクタ等が所定の位置に表示されるように、データ処理/システムコントロール回路131は、ビデオD/Aコンバータ161に出力すべき画像信号データに対して、所要の文字やキャラクタ等の画像信号データを合成する処理を実行する。つまり、本例では、ビデオコントローラ136とデータ処理/システムコントロール回路131とが、キャラクタジェネレータと、オンスクリーンディスプレイの機能を有する。
【0097】
表示部106A(表示パネル部320)は回動機構330により2方向に回動可能に本体に対して支持されているが、回動機構330からは現在の回動位置状態を示す位置検出信号が、マスターコントローラであるビデオコントローラ136に対して出力される。この位置検出信号は表示部106Aに対する反転表示制御の際に用いられる。なお、この位置検出信号を得るための構成は、ロータリエンコーダを設ける等各種考えられる。
【0098】
コンポジット信号処理回路163は、ビデオD/Aコンバータ161から供給されたアナログ画像信号をコンポジット信号に変換して、ビデオ出力端子T1に出力する。例えば、ビデオ出力端子T1を外部モニタ装置と接続すれば、ビデオカメラで再生した画像を外部モニタ装置により表示させることが可能となる。
【0099】
また、音声圧縮エンコーダ/デコーダ135からD/Aコンバータ165に入力された音声信号データは、ここでアナログ音声信号に変換され、ヘッドフォン/ライン端子T2に対して出力される。また、D/Aコンバータ165から出力されたアナログ音声信号は、アンプ166を介してスピーカ205に対しても分岐して出力され、これにより、スピーカ205からは、再生音声等が出力されることになる。
【0100】
メディアドライブ部104は、主として、記録時にはMD−DATA2フォーマットに従って記録データをディスク記録に適合するようにエンコードしてデッキ部105に伝送し、再生時においては、デッキ部105においてディスク151から読み出されたデータについてデコード処理を施すことで再生データを得て、ビデオ信号処理部103に対して伝送する。
【0101】
このメディアドライブ部104のMD−DATA2エンコーダ/デコーダ141は、記録時においては、データ処理/システムコントロール回路131から記録データ(圧縮画像データ+圧縮音声信号データ)が入力され、この記録データについて、MD−DATA2フォーマットに従った所定のエンコード処理を施し、このエンコードされたデータを一時バッファメモリ142に蓄積する。そして、MD−DATA2エンコーダ/デコーダ141は、所要のタイミングで読み出しを行いながらこのデータをデッキ部105に伝送する。
【0102】
再生時においては、MD−DATA2エンコーダ/デコーダ141は、ディスク151から読み出され、RF信号処理回路144、二値化回路143を介して入力されたデジタル再生信号について、MD−DATA2フォーマットに従ったデコード処理を施して、再生データとしてビデオ信号処理部103のデータ処理/システムコントロール回路131に対して伝送する。
【0103】
なお、この際においても、MD−DATA2エンコーダ/デコーダ141は、必要があれば再生データを一旦バッファメモリ142に蓄積し、ここから所要のタイミングで読み出したデータをデータ処理/システムコントロール回路131に伝送出力する。このような、バッファメモリ142に対する書き込み/読み出し制御はドライバコントローラ146が実行する。
【0104】
なお、例えばディスク151の再生時において、外乱等によってサーボ等が外れて、ディスクからの信号の読み出しが不可となったような場合でも、バッファメモリ142に対して読み出しデータが蓄積されている期間内にディスクに対する再生動作を復帰させるようにすれば、再生データとしての時系列的連続性を維持することが可能となる。
【0105】
RF信号処理回路144は、ディスク151からの読み出し信号について所要の処理を施すことで、例えば、再生データとしてのRF信号、デッキ部105に対するサーボ制御のためのフォーカスエラー信号、トラッキングエラー信号等のサーボ制御信号を生成する。RF信号は、上記のように二値化回路143により2値化され、デジタル信号データとしてMD−DATA2エンコーダ/デコーダ141に入力される。
【0106】
また、生成された各種サーボ制御信号はサーボ回路145に供給される。サーボ回路145は、入力したサーボ制御信号に基づいて、デッキ部105における所要のサーボ制御を実行する。
【0107】
MD−DATA1フォーマットに対応するエンコーダ/デコーダ147は、ビデオ信号処理部103から供給された記録データを、MD−DATA1フォーマットに従ってエンコードしてディスク151に記録したり、或いは、ディスク151からの読み出しデータがMD−DATA1フォーマットに従ってエンコードされているものである場合、そのデコード処理を行って、ビデオ信号処理部103に伝送出力する。つまり本例のビデオカメラは、MD−DATA2フォーマットとMD−DATA1フォーマットとについて互換性が得られるように構成されている。
【0108】
ドライバコントローラ146は、メディアドライブ部104を総括的に制御するための機能回路部とされる。
【0109】
デッキ部105は、ディスク151を駆動するための機構からなる部位とされる。ここでは図示しないが、デッキ部105においては、装填されるべきディスク151が着脱可能とされ、ユーザの作業によって交換が可能なようにされた機構を有している。また、ここでのディスク151は、MD−DATA2フォーマット、あるいはMD−DATA1フォーマットに対応する光磁気ディスクである。
【0110】
デッキ部105においては、装填されたディスク151は、スピンドルモータ152によって、CLVにより回転駆動される。このディスク151に対しては記録/再生時に光学ヘッド153によってレーザ光が照射される。
【0111】
光学ヘッド153は、記録時には記録トラックをキュリー温度まで加熱するための高レベルのレーザ出力を行ない、また再生時には磁気カー効果により反射光からデータを検出するための比較的低レベルのレーザ出力を行なう。このため、光学ヘッド153には、ここでは詳しい図示は省略するがレーザを出力するレーザダイオード、偏光ビームスプリッタや対物レンズ等からなる光学系、及び反射光を検出するためのディテクタが搭載されている。光学ヘッド153に備えられる対物レンズは、例えば2軸機構によってディスク半径方向及びディスクに接離する方向に変位可能に保持されている。
【0112】
また、ディスク151を挟んで光学ヘッド153と対向する位置には磁気ヘッド154が配置されている。磁気ヘッド154は記録データによって変調された磁界をディスク151に印加する動作を行なう。
【0113】
さらに、図示しないが、デッキ部105においては、スレッドモータ155により駆動されるスレッド機構が備えられている。このスレッド機構が駆動されることにより、上記光学ヘッド153全体及び磁気ヘッド154はディスク半径方向に移動可能とされている。
【0114】
操作部107は操作子を有し、これらの操作子によるユーザの各種操作情報は例えばビデオコントローラ136に供給される。ビデオコントローラ136は、ユーザー操作に応じた必要な動作が各部において実行されるようにするための操作情報、制御情報をカメラコントローラ125、ドライバコントローラ146に対して供給する。
【0115】
外部インターフェース108は、当該ビデオカメラと外部機器とでデータを相互伝送可能とするために設けられており、例えば図のように、I/F端子T3とビデオ信号処理部間に対して設けられる。なお、外部インターフェース108はここでは特に限定されるものではないが、例えばIEEE1394等が採用される。
【0116】
例えば、外部のデジタル画像機器と本例のビデオカメラをI/F端子T3を接続した場合、ビデオカメラで撮影した画像(音声)を外部デジタル画像機器に録画することが可能となる。また、外部デジタル画像機器にて再生した画像(音声)データ等を、外部インターフェース108を介して取り込むことにより、MD−DATA2(或いはMD−DATA1)フォーマットに従ってディスク151に記録することも可能となる。更には、例えばキャプションの挿入などに利用する文字情報としてのファイルも取り込んで記録することが可能となる。
【0117】
電源ブロック109は、内蔵のバッテリにより得られる直流電源あるいは商用交流電源から生成した直流電源を利用して、各機能回路部に対して所要のレベルの電源電圧を供給する。電源ブロック109による電源オン/オフは、上述したメインダイヤル300の操作に応じてビデオコントローラ136が制御する。
【0118】
図8は、図7のメモリ15Aに記憶されるテーブルを学習し、生成する学習装置40の構成例を示している。図8において、図4における場合と対応する部分には、対応する符号を付してある。
【0119】
図8における学習装置40の基本的構成は、図4における学習装置と同様であるが、図8の例においては、被写体からの画像が、レンズ501を介してハーフミラー502に入射されている。そして、ハーフミラー502により、2分割された光の一方は、光電変換素子45に投影され、他方は、光電変換素子503に投影される。
【0120】
光電変換素子503は、投影された画像に対応する信号をメモリ42に出力する。メモリ42は、1フレーム分だけ入力された信号を遅延して、LCD43に出力し、表示させる。
【0121】
以上のようにして、図8の学習装置40においても、図4に示した学習装置40と基本的に同様の処理により、メモリ48に、可動プリズム44と動きベクトルとの対応テーブルが学習され、記憶される。
【0122】
図7の例においては、動き検出部100において、ハーフミラー401により、被写体からの画像を分割して、動き検出部100の光電変換素子13に投影させるようにしたが、動き検出部100を、図2に示されるように構成することも可能である。この場合、図9に示されるように、カメラブロック102のビデオA/Dコンバータ123の出力が、LCD2に供給され、表示されるとともに、メモリ21を介してLCD12に供給され、表示される。従って、図2を参照して説明した場合と同様に、動き検出部100において、動きベクトルを検出することが可能である。
【0123】
図3のステップS5において、可動プリズム14をデフォルトとして、予め設定されている基準位置から1ステップずつ移動させるようにしたが、前のフレームにおける処理の結果に基づく位置を、次のフレームの処理の初期の位置として、その位置から可動プリズム14を移動させるようにしてもよい。このとき、可動プリズム14の位置は、動きベクトルを検出することができなかった場合には、基準位置にセットされる。
【0124】
また可動プリズム14の振れ幅は、一定の幅ではなく、過去の動きベクトルの変化率に基づく幅に設定するようにしてもよい。
【0125】
このとき、可動プリズム14の振れ幅は、最初は大きく設定し、徐々に小さくなるようにしてもよい。これにより、最初は粗検索が行われ、次第に微検索が行われ、結果的に、短い時間で検索を終了させることができる。
【0126】
図10は、前のフレームの結果を可動プリズム14の位置の初期位置とするとともに、可動プリズム14の振れ幅を、過去のフレームの動きベクトルの変化率からが予測するようにした場合における制御部15の構成例を表している。
【0127】
この構成例においては、光電変換素子13から出力された画像データがメモリ401に供給され、記憶される。評価値算出部402は、メモリ401に記憶された画像データを読み出し、評価値を算出する。可動プリズム制御信号発生部403は、プリズム制御信号を可動プリズム14に出力し、可動プリズム14を所定の位置に駆動する。評価値プリズム制御量保存メモリ404は、評価値算出部402が算出した評価値のうちの、最小の評価値に対応する可動プリズム制御信号発生部403が出力したプリズム制御信号(プリズム制御量)を、その評価値に対応して記憶する。
【0128】
動きベクトル算出部406は、保存メモリ404に記憶された評価値とプリズム制御量に基づいて動きベクトルを算出する。このとき、ベクトル算出用校正データメモリ405に記憶されている校正データが利用される。
【0129】
動きベクトル算出部406により算出された動きベクトルは、出力ベクトル蓄積用メモリ407に蓄積される。探索範囲決定部408は、出力ベクトル蓄積用メモリ407に蓄積されている過去のフレームの動きベクトルに基づいて、可動プリズム14の振れ幅(探索範囲)を予測し、その予測した範囲で、可動プリズム制御信号発生部403を制御する。また、探索範囲決定部408は、保存メモリ404に保存されている評価値に基づいて、予測された動きベクトルの信頼性を判定し、その判定結果に基づいて、探索範囲を拡大する処理を行う。
【0130】
次に、図11のフローチャートを参照して、図10の制御部15の動作について説明する。
【0131】
ステップS41において、探索範囲決定部408は、注目画素とその周辺の画素の過去のフレームの動きベクトルの検出結果から、可動プリズム14の探索範囲を決定する。すなわち、探索範囲決定部408は、出力ベクトル蓄積用メモリ407に蓄積されている1フレーム前の動きベクトルを基に、最も小さい評価値が得られた(最も高い相関が得られた)ときの可動プリズム14の位置を中心とする、その近傍の範囲を、今回の可動プリズム14の探索範囲として決定する。
探索範囲決定部408は、この決定された探索範囲に基づいて、可動プリズム制御信号発生部403を制御する。
【0132】
また、探索範囲決定部408は、探索範囲を決定するために過去のフレームの動きベクトルの(x,y)の成分の分散を演算し、さらにその分散から、標準偏差を演算する。標準偏差の値が大きい場合には、最小の評価値が得られる可動プリズム14の位置は、大きく異なっている(バラツイている)可能性が高い。そこでこの場合には、探索範囲決定部408は、探索範囲を広くする。これに対して、標準偏差の値が小さい場合には、可動プリズム14の移動範囲が小さい範囲内において、最小の評価値が得られる可能性が高いので、探索範囲は狭い範囲に設定される。
【0133】
このように、探索範囲を決定することで、より迅速な探索が可能となる。
【0134】
このように、可動プリズム14の探索範囲と、探索を開始する初期位置を、直前のフレームの探索結果に基づいて決定することにより、常に、予め設定されている基準位置(パーク位置)から探索を開始する場合に較べて、より迅速に、最小の評価値を求めることが可能になる。
【0135】
可動プリズム制御信号発生部403は、この探索範囲に基づいて、プリズム制御信号を生成し、可動プリズム14を駆動する。
【0136】
メモリ401には、光電変換素子13より出力された画像データが入力され、記憶される。評価値算出部402は、その可動プリズム14のその駆動位置に基づく評価値をステップS42において算出する。
【0137】
探索範囲決定部408は、ステップS43において、ステップS41で決定した探索範囲内の全ての探索が終了したか否かを判定し、まだ終了していない場合には、ステップS42に戻り、それ以降の処理を繰り返し実行する。すなわち、可動プリズム14が新たな位置に移動され、その位置における評価値が求められる動作が繰り返される。
【0138】
評価値プリズム制御量保存メモリ404は、ステップS42の処理で、評価値が得られる度に、その評価値が最小の評価値であるか否かを判定し、最小の評価値と、それに対応する可動プリズム14の制御量を記憶する。
【0139】
ステップS43において、探索範囲内の全ての探索が終了したと判定された場合、ステップS44に進み、探索範囲決定部408は、動きベクトルを取得し、取得した動きベクトルが信頼できるものであるか否かを判定する。
【0140】
すなわち、探索された範囲内の最小の評価値に対応する可動プリズム14の制御量が、動きベクトル算出部406に供給される。動きベクトル算出部406は、その制御量に対応する動きベクトルを、ベクトル算出用校正データメモリ405に記憶されている校正データに基づいて算出する。
【0141】
この動きベクトルは、探索範囲決定部408に供給される。探索範囲決定部408は、いま求めた動きベクトルが信頼できるものであるか否かを、対応する評価値に基づいて判定する。
【0142】
例えば、その動きベクトルが対応する評価値の値が、予め設定されている基準値より大きい場合には、その評価値が、例え最小値であったとしても、充分小さい値ではないので、探索範囲決定部408は、その動きベクトル(評価値)は、信頼できる値ではないと判定する。逆に、その評価値の値が基準値より小さい場合には、求められた動きベクトルは信頼できるものと判定される。
【0143】
この他、例えば、探索範囲決定部408は、評価値の最小値と2番目の最小値との差を演算し、その差が基準値より大きいか否かに基づいて信頼性を判定することもできる。その差が、基準値より大きいとき、評価値は最小値である可能性が高い。そこで、この場合、信頼性があると判定される。これに対して、この差の値が基準値より小さい場合には、最小値ではなく、極小値である可能性がある。そこで、この場合には、信頼性がないと判定される。
【0144】
求めた動きベクトルが信頼できるものである場合には、ステップS45に進み、動きベクトル算出部406は、動きベクトルを出力する。この動きベクトルは、出力ベクトル蓄積用メモリ407にも供給され、記憶される。
【0145】
ステップS44において、求められた動きベクトルが信頼できないと判定された場合、ステップS46に進み、探索範囲決定部408は、ステップS41の処理で決定された探索範囲をさらに拡大する。そして、ステップS47において、探索範囲決定部408は、拡大された探索範囲に基づいて、可動プリズム制御信号発生部403を制御し、可動プリズム14を移動させる。
【0146】
そして、ステップS47において、評価値算出部402は、その新たに移動された可動プリズム14の位置に基づく評価値を算出する。
【0147】
ステップS48において、探索範囲決定部408は、拡大された探索範囲内の全ての探索が終了したか否かを判定し、終了していなければステップS47に戻り、再び、評価値を求める処理を実行する。
【0148】
上述した場合と同様にして、評価値プリズム制御量保存メモリ404は、探索範囲内の最小の評価値を求めると、これを動きベクトル算出部406に供給し、動きベクトルに変換させる。
【0149】
ステップS48において、拡大された探索範囲内の全ての探索が終了したと判定された場合、ステップS49に進み、探索範囲決定部408は、動きベクトル算出部406から動きベクトルを出力させる。この動きベクトルは、出力ベクトル蓄積用メモリ407に供給され、記憶される。
【0150】
このように、最初に探索範囲を狭い範囲に設定する場合には、迅速に最小の評価値が求められる可能性があるが、信頼性が低い場合には、求めた動きベクトルは、正しい動きベクトルではない可能性があるので、より探索範囲を広げて、再び探索を行うことで、正確な動きベクトルの検出が可能となる。
【0151】
なお、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
【0152】
また、本明細書において、システムとは、複数の装置により構成される装置全体を表すものである。
【0153】
【発明の効果】
以上の如く、本発明の第1の情報処理装置および方法によれば、第1の画像と光学的に位置が変更された第2の画像を同時に投影して得られた画像の出力に基づいて、第1の画像と第2の画像の動きを演算するようにしたので、少ないデータ量で動きを検出することが可能となる。
【0154】
本発明の第2の情報処理装置および方法によれば、第1の画像と光学的に位置が変更された第2の画像を、ともに投影して得られる画像の出力に基づいて、第1の画像と第2の画像の動きを演算し、その関係と第1の画像と第2の画像の動きとを関連付けるようにしたので、簡単かつ確実に、第1の画像と第2の画像の動きを検出するのに必要なテーブルを生成することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した情報処理装置の構成を示す図である。
【図2】図1の装置の電気的構成を示すブロック図である。
【図3】図1と図2に示す装置の処理を説明するフローチャートである。
【図4】図2のメモリに記憶するテーブルを学習し生成する装置の構成例を示すブロック図である。
【図5】図4の制御部の構成例を示すブロック図である。
【図6】図4の装置の動作を説明するフローチャートである。
【図7】本発明を適用したビデオカメラの構成例を示すブロック図である。
【図8】図7の動き検出部において用いられるテーブルを学習し生成する装置の構成例を示すブロック図である。
【図9】本発明を適用したビデオカメラのさらに他の構成例を示すブロック図である。
【図10】図2の制御部の他の構成例を示すブロック図である。
【図11】図10の制御部の動作を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 光源, 2 LCD, 11 光源, 12 LCD, 13 光電変換素子,
14 可動プリズム, 15 制御部, 21 メモリ

Claims (12)

  1. 投影された画像を光電変換する光電変換手段と、
    前記光電変換手段に、入力された第1の画像を投影する第1の投影手段と、
    入力された第2の画像の位置を、光学的に変更する位置変更手段と、
    前記位置変更手段により光学的に位置が変更された前記第2の画像を、前記第1の画像が投影された前記光電変換手段に、同時に重ねて投影する第2の投影手段と、
    前記光電変換手段より出力される、前記第1の画像と前記位置変更手段により光学的に位置が変更された前記第2の画像とを重ねた画像の信号に基づいて、前記第1の画像と前記第2の画像の動きを演算する演算手段と
    を備える報処理装置。
  2. 前記演算手段は、自己相関を演算する
    求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記第1の画像は、レンズを介して取得した被写体からの画像である
    求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記第1の画像を表示する画像表示手段をさらに備え、
    前記第1の投影手段は、前記画像表示手段に表示された前記第1の画像を前記光電変換手段に投影する
    求項1に記載の情報処理装置。
  5. 前記第2の画像を表示する画像表示手段をさらに備え、
    前記第2の投影手段は、前記画像表示手段に表示された前記第2の画像を前記光電変換手段に投影する
    求項1に記載の情報処理装置。
  6. 前記位置変更手段は、可動プリズムを含む
    求項1に記載の情報処理装置。
  7. 前記第2の画像の移動範囲を決定する決定手段をさらに備え、
    前記決定手段は、前記第2の画像の移動の初期位置を、前のフレームにおける位置に基づいて決定する
    求項1に記載の情報処理装置。
  8. 前記決定手段は、前記演算手段により演算された結果の信頼性を求め、前記信頼性に基づいて、前記第2の画像の移動範囲を拡大する
    求項7に記載の情報処理装置。
  9. 前記決定手段は、前記演算手段により演算された結果の標準偏差に基づいて前記信頼性を求める
    求項8に記載の情報処理装置。
  10. 情報処理装置の情報処理方法において、
    前記情報処理装置は、
    光電変換手段と、
    第1の投影手段と、
    位置変更手段と、
    第2の投影手段と、
    演算手段と
    を備え、
    前記光電変換手段が、投影された画像を光電変換し、
    前記第1の投影手段が、前記光電変換手段に、入力された第1の画像を投影
    前記位置変更手段が、入力された第2の画像の位置を、光学的に変更
    前記第2の投影手段が、前記位置変更手段により光学的に位置が変更された前記第2の画像を、前記第1の画像が投影された前記光電変換手段、同時に重ねて投影
    前記演算手段が、前記光電変換手段より出力される、前記第1の画像と前記位置変更手段により光学的に位置が変更された前記第2の画像とを重ねた画像の信号に基づいて、前記第1の画像と前記第2の画像の動きを演算する
    テップ含む報処理方法。
  11. 投影された画像を光電変換する光電変換手段と、
    前記光電変換手段に、入力された第1の画像を投影する第1の投影手段と、
    入力された第2の画像の位置を、光学的に変更する位置変更手段と、
    前記位置変更手段により光学的に位置が変更された前記第2の画像を、前記第1の画像が投影された前記光電変換手段に、同時に重ねて投影する第2の投影手段と、
    前記光電変換手段より出力される、前記第1の画像と前記位置変更手段により光学的に位置が変更された前記第2の画像とを重ねた画像の信号に基づいて、前記第1の画像と前記第2の画像の関係を演算する演算手段と、
    前記演算手段により演算された前記関係と、前記第1の画像と前記第2の画像の動きとを関連づける関連づけ手段と
    を備える報処理装置。
  12. 情報処理装置の情報処理方法において、
    前記情報処理装置は、
    光電変換手段と、
    第1の投影手段と、
    位置変更手段と、
    第2の投影手段と、
    演算手段と、
    関連づけ手段と
    を備え、
    前記光電変換手段が、投影された画像を光電変換し、
    前記第1の投影手段が、前記光電変換手段に、入力された第1の画像を投影
    前記位置変更手段が、入力された第2の画像の位置を、光学的に変更
    前記第2の投影手段が、前記位置変更手段により光学的に位置が変更された前記第2の画像を、前記第1の画像が投影された前記光電変換手段、同時に重ねて投影
    前記演算手段が、前記光電変換手段より出力される、前記第1の画像と前記位置変更手段により光学的に位置が変更された前記第2の画像とを重ねた画像の信号に基づいて、前記第1の画像と前記第2の画像の関係を演算
    前記関連づけ手段が、前記演算手段により演算された前記関係と、前記第1の画像と前記第2の画像の動きとを関連づける
    テップ含む報処理方法。
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