JPH07120668A - 焦点検出装置 - Google Patents
焦点検出装置Info
- Publication number
- JPH07120668A JPH07120668A JP26446793A JP26446793A JPH07120668A JP H07120668 A JPH07120668 A JP H07120668A JP 26446793 A JP26446793 A JP 26446793A JP 26446793 A JP26446793 A JP 26446793A JP H07120668 A JPH07120668 A JP H07120668A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- block
- blocks
- correlation
- value
- focus detection
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Focusing (AREA)
- Automatic Focus Adjustment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】繰り返し的被写体に対して正確に焦点検出する
ことができる焦点検出装置を提供する。 【構成】ブロック毎に最も小さい相関値A,C,Eと、
2番目に小さい相関値B,D,Fを求め、得られた両方
の相関値のシフト量が不連続で、かつ、所定の信頼性以
下であるブロックが少なくとも1つ存在すれば、複数の
ブロックのうちの中央ブロックでの出力結果を優先し
てデフォーカス量を算出する。
ことができる焦点検出装置を提供する。 【構成】ブロック毎に最も小さい相関値A,C,Eと、
2番目に小さい相関値B,D,Fを求め、得られた両方
の相関値のシフト量が不連続で、かつ、所定の信頼性以
下であるブロックが少なくとも1つ存在すれば、複数の
ブロックのうちの中央ブロックでの出力結果を優先し
てデフォーカス量を算出する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は焦点検出装置に関するも
のであり、例えば、繰り返し的被写体等の撮影における
相関演算時の誤測距を防止するカメラ用の焦点検出装置
に関するものである。
のであり、例えば、繰り返し的被写体等の撮影における
相関演算時の誤測距を防止するカメラ用の焦点検出装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、瞳分割された光電変換素子(CC
D(Charge Coupled Device)等)の出力を用いて、位相差
検出方式による相関演算を行い、被写体までの距離を検
出する方法が知られている。一般には、最も相関度の高
い部分の相関値を用いてデフォーカス量を求めて測距を
行うが、複数個の高い相関度を検出・記憶し、距離測定
条件に応じて必要な相関値を取捨し、測距に使用するも
のも提案されている(特開昭60−36907号,特公
平3−33207号)。
D(Charge Coupled Device)等)の出力を用いて、位相差
検出方式による相関演算を行い、被写体までの距離を検
出する方法が知られている。一般には、最も相関度の高
い部分の相関値を用いてデフォーカス量を求めて測距を
行うが、複数個の高い相関度を検出・記憶し、距離測定
条件に応じて必要な相関値を取捨し、測距に使用するも
のも提案されている(特開昭60−36907号,特公
平3−33207号)。
【0003】また、焦点検出エリアを複数のブロックに
分け、選択したブロックで得られた信号を用いて焦点検
出を行う装置も、本出願人等によって提案されている
(特開昭60−243618号等)。
分け、選択したブロックで得られた信号を用いて焦点検
出を行う装置も、本出願人等によって提案されている
(特開昭60−243618号等)。
【0004】ブロックに分けて相関演算を行うのは、以
下のような理由による。第1に、デフォーカス量を幅広
く検出できるようにするためである。つまり、ブロック
に分けないと、相関演算において基準部,参照部の出力
から出力差分データを得るためのシフト量が、CCDの
左右端で小さく制限されてしまうが、ブロックに分ける
と、検出範囲を広げることが可能になるのである。例え
ば、基準部を10画素とし参照部を30画素とすると、
左右に10画素ずつしかシフトさせることができない
が、基準部,参照部共に30画素として、左端の10画
素、右端の10画素、参照部30画素とすれば、それぞ
れ20画素シフトさせることが可能である。従って、右
端,左端で20画素ずつそれぞれ前ピン、後ピンの検出
が可能となり、真ん中の10画素で前後10画素ずつ検
出することが可能になる。
下のような理由による。第1に、デフォーカス量を幅広
く検出できるようにするためである。つまり、ブロック
に分けないと、相関演算において基準部,参照部の出力
から出力差分データを得るためのシフト量が、CCDの
左右端で小さく制限されてしまうが、ブロックに分ける
と、検出範囲を広げることが可能になるのである。例え
ば、基準部を10画素とし参照部を30画素とすると、
左右に10画素ずつしかシフトさせることができない
が、基準部,参照部共に30画素として、左端の10画
素、右端の10画素、参照部30画素とすれば、それぞ
れ20画素シフトさせることが可能である。従って、右
端,左端で20画素ずつそれぞれ前ピン、後ピンの検出
が可能となり、真ん中の10画素で前後10画素ずつ検
出することが可能になる。
【0005】第2に、焦点検出の信頼性を上げるためで
ある。通常行われているように、基準部の端の画素から
1つずつシフトさせながら出力差分データを得るように
すると、相関値が1つしか得られない。従って、選んだ
基準部に形成されている被写体像が暗い場合等には、焦
点検出の信頼性が悪くなってしまう。基準部を複数のブ
ロックに分けて複数の相関値を算出し、所定のブロック
で得られた相関値を選択するようにすれば、このような
問題は生じない。
ある。通常行われているように、基準部の端の画素から
1つずつシフトさせながら出力差分データを得るように
すると、相関値が1つしか得られない。従って、選んだ
基準部に形成されている被写体像が暗い場合等には、焦
点検出の信頼性が悪くなってしまう。基準部を複数のブ
ロックに分けて複数の相関値を算出し、所定のブロック
で得られた相関値を選択するようにすれば、このような
問題は生じない。
【0006】なお、多様な被写体の位置,コントラスト
の状態に対応した焦点検出を行いうるようにするため、
本出願人は、最も近距離の被写体の存在するブロックで
得られた信号を用いた相関演算により焦点検出を行う装
置も提案している(特開昭63−17416号等)。
の状態に対応した焦点検出を行いうるようにするため、
本出願人は、最も近距離の被写体の存在するブロックで
得られた信号を用いた相関演算により焦点検出を行う装
置も提案している(特開昭63−17416号等)。
【0007】ここで、図1に示すように、コンデンサレ
ンズ1,結像レンズ2(3は光軸である)及びCCD(基
準部4,参照部5)から成る焦点検出装置で、主被写体
(人物)7の焦点検出を行う場合について検討する。背景
被写体6は、主被写体(人物)7の背景に規則的に並んだ
木である。図1中の基準部4,参照部5の画素配列を、
図4に示す。図4中、L1〜L30は基準部画素を示し、
R1〜R40は参照部画素を示している。この場合、基準
部4及び参照部5からCCD出力された電圧をディジタ
ル化しグラフ化すると、図2に示すような出力波形が得
られる。図2中、10はCCD基準部出力、11はCC
D参照部出力、8はCCD基準部における主被写体部、
9はCCD参照部における主被写体部である。
ンズ1,結像レンズ2(3は光軸である)及びCCD(基
準部4,参照部5)から成る焦点検出装置で、主被写体
(人物)7の焦点検出を行う場合について検討する。背景
被写体6は、主被写体(人物)7の背景に規則的に並んだ
木である。図1中の基準部4,参照部5の画素配列を、
図4に示す。図4中、L1〜L30は基準部画素を示し、
R1〜R40は参照部画素を示している。この場合、基準
部4及び参照部5からCCD出力された電圧をディジタ
ル化しグラフ化すると、図2に示すような出力波形が得
られる。図2中、10はCCD基準部出力、11はCC
D参照部出力、8はCCD基準部における主被写体部、
9はCCD参照部における主被写体部である。
【0008】図2に示す波形の出力結果に基づいて、図
4に示すように分割されたブロック単位で相関演算を行
い、各ブロックでの演算結果を図3の相関値グラフに示
す。図3中、縦軸は相関値であり、横軸は相関演算ズラ
シ方向(ピッチ)である。図5は、被写体合焦位置を基準
としたときの各ブロックの測距検出範囲を示している。
同図から分かるように、左端ブロックにおいて、遠方
向はHf、近方向はHcだけ検出することができ、中央ブ
ロックにおいて、遠方向はHe、近方向はHbだけ検出
することができ、右端ブロックにおいて、遠方向はH
d、近方向はHaだけ検出することができる。
4に示すように分割されたブロック単位で相関演算を行
い、各ブロックでの演算結果を図3の相関値グラフに示
す。図3中、縦軸は相関値であり、横軸は相関演算ズラ
シ方向(ピッチ)である。図5は、被写体合焦位置を基準
としたときの各ブロックの測距検出範囲を示している。
同図から分かるように、左端ブロックにおいて、遠方
向はHf、近方向はHcだけ検出することができ、中央ブ
ロックにおいて、遠方向はHe、近方向はHbだけ検出
することができ、右端ブロックにおいて、遠方向はH
d、近方向はHaだけ検出することができる。
【0009】測距信頼性は、隣合う画素同士や1つおき
の画素同士の出力データを引き算して得られた被写体の
コントラストの内容で判断されるが、ここで、図3中、
相関値A,B,C,D,E,Fは、全て測距信頼性が高
いものとすれば、近側ブロック優先のアルゴリズムを採
用する従来例においては、相関値Eを出力している最も
近側の右端ブロックが選択されることになる。
の画素同士の出力データを引き算して得られた被写体の
コントラストの内容で判断されるが、ここで、図3中、
相関値A,B,C,D,E,Fは、全て測距信頼性が高
いものとすれば、近側ブロック優先のアルゴリズムを採
用する従来例においては、相関値Eを出力している最も
近側の右端ブロックが選択されることになる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ブロックが
選択されると、そのブロックで得られるデフォーカス
量(図3中のズレ量m2)は真値ではない。被写体結像位
置とすべき最も相関度の高い部分の相関値は相関値A,
Cであるため、デフォーカス量の真値はズレ量m1であ
る。従って、選択されなければならないブロックは、ブ
ロック又はブロックである。このように誤ったブロ
ックを選択してしまうのは、ブロック,の測距検出
範囲が、図5に示すように近側又は遠側へ偏っているか
らである。従って、図1に示すように繰り返し的被写体
に対しては、誤測距が生じ易いといった問題が生じてし
まうのである。
選択されると、そのブロックで得られるデフォーカス
量(図3中のズレ量m2)は真値ではない。被写体結像位
置とすべき最も相関度の高い部分の相関値は相関値A,
Cであるため、デフォーカス量の真値はズレ量m1であ
る。従って、選択されなければならないブロックは、ブ
ロック又はブロックである。このように誤ったブロ
ックを選択してしまうのは、ブロック,の測距検出
範囲が、図5に示すように近側又は遠側へ偏っているか
らである。従って、図1に示すように繰り返し的被写体
に対しては、誤測距が生じ易いといった問題が生じてし
まうのである。
【0011】本発明はこれらの点に鑑みてなされたもの
であって、繰り返し的被写体に対して正確に焦点検出を
行うことができる焦点検出装置を提供することを目的と
する。
であって、繰り返し的被写体に対して正確に焦点検出を
行うことができる焦点検出装置を提供することを目的と
する。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る焦点検出装置は、光電変換素子の画素
列で得られる出力結果を複数のブロックに分割して相関
演算及びデフォーカス量の算出を行う焦点検出装置にお
いて、ブロック毎に最も高い相関度を示す値と2番目に
高い相関度を示す値を求め、得られた両方の値のシフト
量が不連続で、かつ、所定の信頼性以下であるブロック
が少なくとも1つ存在すれば、前記複数のブロックのう
ちの中央側のブロックでの出力結果を優先してデフォー
カス量を算出することを特徴とする。
め、本発明に係る焦点検出装置は、光電変換素子の画素
列で得られる出力結果を複数のブロックに分割して相関
演算及びデフォーカス量の算出を行う焦点検出装置にお
いて、ブロック毎に最も高い相関度を示す値と2番目に
高い相関度を示す値を求め、得られた両方の値のシフト
量が不連続で、かつ、所定の信頼性以下であるブロック
が少なくとも1つ存在すれば、前記複数のブロックのう
ちの中央側のブロックでの出力結果を優先してデフォー
カス量を算出することを特徴とする。
【0013】
【作用】図4に示すようなブロック分けを行った場合、
図5に示すように、左端ブロックは近側方向に対し
て、右端ブロックは遠側方向に対して、充分な検出範
囲を有していない。ここで、前述したように図1に示す
繰り返し的被写体に対し、近側ブロック優先のアルゴリ
ズムで焦点検出を行うと、図3に示すように相関値Eの
信頼性が高いものとして誤ったズレ量m2が出力されて
しまう。本発明の構成によると、ブロック毎に最も高い
相関度を示す値と2番目に高い相関度を示す値を求め、
得られた両方の値のシフト量が不連続で、かつ、所定の
信頼性以下であるブロックが少なくとも1つ存在すれ
ば、中央ブロックでの出力結果を優先してデフォーカ
ス量を算出するので、上記のような誤った現象は焦点検
出動作から除去される。
図5に示すように、左端ブロックは近側方向に対し
て、右端ブロックは遠側方向に対して、充分な検出範
囲を有していない。ここで、前述したように図1に示す
繰り返し的被写体に対し、近側ブロック優先のアルゴリ
ズムで焦点検出を行うと、図3に示すように相関値Eの
信頼性が高いものとして誤ったズレ量m2が出力されて
しまう。本発明の構成によると、ブロック毎に最も高い
相関度を示す値と2番目に高い相関度を示す値を求め、
得られた両方の値のシフト量が不連続で、かつ、所定の
信頼性以下であるブロックが少なくとも1つ存在すれ
ば、中央ブロックでの出力結果を優先してデフォーカ
ス量を算出するので、上記のような誤った現象は焦点検
出動作から除去される。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例に係る焦点検出装置を
図面を参照しつつ説明する。本実施例は、アイランド
(即ち、撮影画面中に複数個設けられている焦点検出エ
リアと対応するCCD画素列)で得られる出力結果を3
つのブロックに分割して相関演算及びデフォーカス量の
算出を行うことにより焦点検出を行う焦点検出装置であ
る。そして、相関演算を行う際に、ブロック毎に最も高
い相関度を示す値(各ブロックにおける相関値のうちの
最小値であり、以下「第1MIN相関値」ともいう)
と,2番目に高い相関度を示す値(各ブロックにおける
相関値のうちの2番目に小さい値であり、以下「第2M
IN相関値」ともいう)を算出し、得られた両方の値の
シフト量が不連続で、かつ、所定の信頼性以下であるブ
ロックが少なくとも1つ存在すれば、そのアイランドの
中央側のブロックでの出力結果(距離検出情報)を優先し
てデフォーカス量を算出することを特徴とする。このよ
うな繰り返し対策により、繰り返し的被写体に対しても
正確な焦点検出が可能となる。
図面を参照しつつ説明する。本実施例は、アイランド
(即ち、撮影画面中に複数個設けられている焦点検出エ
リアと対応するCCD画素列)で得られる出力結果を3
つのブロックに分割して相関演算及びデフォーカス量の
算出を行うことにより焦点検出を行う焦点検出装置であ
る。そして、相関演算を行う際に、ブロック毎に最も高
い相関度を示す値(各ブロックにおける相関値のうちの
最小値であり、以下「第1MIN相関値」ともいう)
と,2番目に高い相関度を示す値(各ブロックにおける
相関値のうちの2番目に小さい値であり、以下「第2M
IN相関値」ともいう)を算出し、得られた両方の値の
シフト量が不連続で、かつ、所定の信頼性以下であるブ
ロックが少なくとも1つ存在すれば、そのアイランドの
中央側のブロックでの出力結果(距離検出情報)を優先し
てデフォーカス量を算出することを特徴とする。このよ
うな繰り返し対策により、繰り返し的被写体に対しても
正確な焦点検出が可能となる。
【0015】以下に本実施例の制御動作を中心に説明を
行う。尚、図6は本実施例の回路構成を示しており、2
00はマイクロコンピュータ(microcomputer)である。
201は測光回路、202は撮影レンズ、203は露出
回路である。S0は接眼検知スイッチ、S1はシャッタ
ーボタンの半押しでONする測光・測距開始スイッチ、
S2はシャッターボタンの全押しでONするレリーズス
イッチである。106はマイクロコンピュータ200か
らの信号に基づいてCCD104とA/D変換器108
を制御する信号を発生する制御信号発生回路である。マ
イクロコンピュータ200内の構成については後で詳述
する。まず、図9に基づいて、自動焦点検出(AF(auto
focus))時の制御動作を説明する。カメラのシャッター
ボタンが半押しされる(このときスイッチS1がONす
る)か、カメラのファインダー近傍に配置されているア
イセンサー(不図示)で接眼が検知される(このときスイ
ッチS0がONする)と、図9のフローがスタートす
る。ステップ#10で、測距モード(焦点検出モード)の
初期設定を行う。以後、装置起動中において2回目以
降、ステップ#10を実行することはない。
行う。尚、図6は本実施例の回路構成を示しており、2
00はマイクロコンピュータ(microcomputer)である。
201は測光回路、202は撮影レンズ、203は露出
回路である。S0は接眼検知スイッチ、S1はシャッタ
ーボタンの半押しでONする測光・測距開始スイッチ、
S2はシャッターボタンの全押しでONするレリーズス
イッチである。106はマイクロコンピュータ200か
らの信号に基づいてCCD104とA/D変換器108
を制御する信号を発生する制御信号発生回路である。マ
イクロコンピュータ200内の構成については後で詳述
する。まず、図9に基づいて、自動焦点検出(AF(auto
focus))時の制御動作を説明する。カメラのシャッター
ボタンが半押しされる(このときスイッチS1がONす
る)か、カメラのファインダー近傍に配置されているア
イセンサー(不図示)で接眼が検知される(このときスイ
ッチS0がONする)と、図9のフローがスタートす
る。ステップ#10で、測距モード(焦点検出モード)の
初期設定を行う。以後、装置起動中において2回目以
降、ステップ#10を実行することはない。
【0016】ステップ#20で焦点検出(AF)が初回か
否かを判定する。焦点検出が初回でなければステップ#
30に進み、焦点検出が初回ならばステップ#40にス
キップする。ステップ#30で、前回の測距演算による
結果に基づいて、今回のCCD積分・ダンプモードを決
定する。
否かを判定する。焦点検出が初回でなければステップ#
30に進み、焦点検出が初回ならばステップ#40にス
キップする。ステップ#30で、前回の測距演算による
結果に基づいて、今回のCCD積分・ダンプモードを決
定する。
【0017】ステップ#40では、この設定されている
ダンプモードで積分・ダンプを行う。次のステップ#5
0では、ステップ#40で出力された画素情報に基づい
て測距演算を行う。なお、このステップ#50での処理
の詳細は、図10(測距演算フロー)に基づいて後述す
る。次のステップ#60では、ステップ#50で得られ
た測距演算結果に基づいて、撮影倍率βを算出する。
ダンプモードで積分・ダンプを行う。次のステップ#5
0では、ステップ#40で出力された画素情報に基づい
て測距演算を行う。なお、このステップ#50での処理
の詳細は、図10(測距演算フロー)に基づいて後述す
る。次のステップ#60では、ステップ#50で得られ
た測距演算結果に基づいて、撮影倍率βを算出する。
【0018】ステップ#70で、測距演算結果に基づい
て、合焦/非合焦の判定を行う。合焦と判定した場合、
ステップ#80でスイッチS1又はスイッチS0のON
/OFF状態をチェックする。ここでONと判定した場
合、ステップ#90に進み、OFFと判定した場合、処
理を終了する。ステップ#90では、レリーズスイッチ
S2の判定を行う。ここでONと判定した場合、ステッ
プ#100のレリーズ処理を行った後、ステップ#30
のCCD積分・ダンプモード設定に戻り、OFFと判定
した場合、レリーズを行なうことなくステップ#30に
直接戻る。上記ステップ#70で、非合焦と判定した場
合、ステップ#110でスイッチS1又はスイッチS0
のON/OFF状態をチェックする。ここでONと判定
した場合、ステップ#120に進み、OFFと判定した
場合、処理を終了する。ステップ#120ではレンズ駆
動を行い、その後、ステップ#20のAF初回か否かの
判定に戻る。
て、合焦/非合焦の判定を行う。合焦と判定した場合、
ステップ#80でスイッチS1又はスイッチS0のON
/OFF状態をチェックする。ここでONと判定した場
合、ステップ#90に進み、OFFと判定した場合、処
理を終了する。ステップ#90では、レリーズスイッチ
S2の判定を行う。ここでONと判定した場合、ステッ
プ#100のレリーズ処理を行った後、ステップ#30
のCCD積分・ダンプモード設定に戻り、OFFと判定
した場合、レリーズを行なうことなくステップ#30に
直接戻る。上記ステップ#70で、非合焦と判定した場
合、ステップ#110でスイッチS1又はスイッチS0
のON/OFF状態をチェックする。ここでONと判定
した場合、ステップ#120に進み、OFFと判定した
場合、処理を終了する。ステップ#120ではレンズ駆
動を行い、その後、ステップ#20のAF初回か否かの
判定に戻る。
【0019】次に、図10に基づいて前記測距演算(図
9の#50)を詳細に説明する。まず、ステップ#40
0で繰り返しビットをクリアする。繰り返しビットは後
でも述べるように、ブロック内の第1、第2最小値の差
が所定値以上(即ち不連続)で、かつ、それらの信頼性
がないときに立つフラグである。次に、ステップ#41
0で、焦点検出エリア(アイランド)におけるブロック
毎に相関演算を行い、相関値の第1MIN相関値(各ブ
ロックにおける相関値のうちの最小値),第2MIN相
関値(各ブロックにおける相関値のうちの2番目に小さ
い値)を検出する。図3に示す相関値が得られている場
合には、第1MIN相関値は、左端ブロックではA、
中央ブロックではC、右端ブロックではEである。
第2MIN相関値は、左端ブロックではB、中央ブロ
ックではD、右端ブロックではFである。
9の#50)を詳細に説明する。まず、ステップ#40
0で繰り返しビットをクリアする。繰り返しビットは後
でも述べるように、ブロック内の第1、第2最小値の差
が所定値以上(即ち不連続)で、かつ、それらの信頼性
がないときに立つフラグである。次に、ステップ#41
0で、焦点検出エリア(アイランド)におけるブロック
毎に相関演算を行い、相関値の第1MIN相関値(各ブ
ロックにおける相関値のうちの最小値),第2MIN相
関値(各ブロックにおける相関値のうちの2番目に小さ
い値)を検出する。図3に示す相関値が得られている場
合には、第1MIN相関値は、左端ブロックではA、
中央ブロックではC、右端ブロックではEである。
第2MIN相関値は、左端ブロックではB、中央ブロ
ックではD、右端ブロックではFである。
【0020】ステップ#420では、繰り返しチェック
を行う。なお、このステップ#420での処理の詳細
は、図11(繰り返しチェックフロー)に基づいて後述す
る。ステップ#430で、ブロック毎のローコントラス
ト(つまり、測距不能)又はNOTローコントラスト(つ
まり、測距可能)のセットを行う。ステップ#410〜
#430は1ブロック毎に実行しているので、ステップ
#440で全ブロックが実行されているか否か判定し、
実行されていなければステップ#410へ戻り、実行さ
れていればステップ#450へ進む。
を行う。なお、このステップ#420での処理の詳細
は、図11(繰り返しチェックフロー)に基づいて後述す
る。ステップ#430で、ブロック毎のローコントラス
ト(つまり、測距不能)又はNOTローコントラスト(つ
まり、測距可能)のセットを行う。ステップ#410〜
#430は1ブロック毎に実行しているので、ステップ
#440で全ブロックが実行されているか否か判定し、
実行されていなければステップ#410へ戻り、実行さ
れていればステップ#450へ進む。
【0021】ステップ#450では、繰り返し処理を行
う。なお、このステップ#450での処理の詳細は、図
12(繰り返し処理フロー)に基づいて後述する。ステッ
プ#460で、繰り返しビットに基づいて(1か0か)、
ローコントラストであるか否かの判定を行うことによ
り、アイランド内でのローコントラスト以外の最近ブロ
ック(即ち、最も近側のブロック)の測距値を選択する。
ローコントラストのブロックは、この最近ブロックの測
距値の選択の対象外となるので、ローコントラストでな
いブロックの中から行われる。本実施例では、3ブロッ
クに分けているので、ローコントラストのブロック
が対象外となり、ブロックの測距値が選択されること
になる。ステップ#480で、選択した情報に基づく重
み付けにより、ローコントラストでないブロックのみで
測距値平均処理を行う。つまり、本実施例ではブロック
のみでDF量を算出するので、ここでは測距値平均処
理は不要であるが、ローコントラストでないブロックが
2以上あれば、ステップ#460で選択された最近ブロ
ックを中心とする重み付けを伴った平均処理を行うこと
になる。そして、ステップ#490でデフォーカス量
(DF量)を算出する。具体的には、ピッチをDF量に変
換し各種補正をかける。
う。なお、このステップ#450での処理の詳細は、図
12(繰り返し処理フロー)に基づいて後述する。ステッ
プ#460で、繰り返しビットに基づいて(1か0か)、
ローコントラストであるか否かの判定を行うことによ
り、アイランド内でのローコントラスト以外の最近ブロ
ック(即ち、最も近側のブロック)の測距値を選択する。
ローコントラストのブロックは、この最近ブロックの測
距値の選択の対象外となるので、ローコントラストでな
いブロックの中から行われる。本実施例では、3ブロッ
クに分けているので、ローコントラストのブロック
が対象外となり、ブロックの測距値が選択されること
になる。ステップ#480で、選択した情報に基づく重
み付けにより、ローコントラストでないブロックのみで
測距値平均処理を行う。つまり、本実施例ではブロック
のみでDF量を算出するので、ここでは測距値平均処
理は不要であるが、ローコントラストでないブロックが
2以上あれば、ステップ#460で選択された最近ブロ
ックを中心とする重み付けを伴った平均処理を行うこと
になる。そして、ステップ#490でデフォーカス量
(DF量)を算出する。具体的には、ピッチをDF量に変
換し各種補正をかける。
【0022】次に、図11に基づいて、ブロック毎の繰
り返しチェック(図10の#420)を説明する。ステッ
プ#500で、ブロックのコントラスト値Cを算出して
メモリ(後で詳述するメモリ120に相当する)に入れ
る。ステップ#510で、相関演算(図10の#410)
により求められた第1相関値をもとに再計算を行い、Y
M値(YM1)を求める。なお、このYM値は1ピッチよ
り分解能の高い相関値を表すものである。ステップ#5
20で、第1MIN相関値のカウンタ(合焦位置からの
シフト量(ズレ量))をメモリA(後で詳述するメモリ12
8に相当する)にセットし、ステップ#530で、第2
MIN相関値のカウンタ(合焦位置からのシフト量)をメ
モリB(後で詳述するメモリ128に相当する)にセット
する。
り返しチェック(図10の#420)を説明する。ステッ
プ#500で、ブロックのコントラスト値Cを算出して
メモリ(後で詳述するメモリ120に相当する)に入れ
る。ステップ#510で、相関演算(図10の#410)
により求められた第1相関値をもとに再計算を行い、Y
M値(YM1)を求める。なお、このYM値は1ピッチよ
り分解能の高い相関値を表すものである。ステップ#5
20で、第1MIN相関値のカウンタ(合焦位置からの
シフト量(ズレ量))をメモリA(後で詳述するメモリ12
8に相当する)にセットし、ステップ#530で、第2
MIN相関値のカウンタ(合焦位置からのシフト量)をメ
モリB(後で詳述するメモリ128に相当する)にセット
する。
【0023】ステップ#540で、|A−B|≦2か否か
を判定して、カウンターAとBとが3ピッチ以上離れて
いるかのチェックを行う。これにより、シフト量の不連
続を判定する。離れていれば、第2相関値有効として以
下の処理を行う。離れていなければ、「繰り返しなし」
として終了し、次の処理に移る。
を判定して、カウンターAとBとが3ピッチ以上離れて
いるかのチェックを行う。これにより、シフト量の不連
続を判定する。離れていれば、第2相関値有効として以
下の処理を行う。離れていなければ、「繰り返しなし」
として終了し、次の処理に移る。
【0024】ステップ#550で、第2MIN相関値を
もとに再計算を行い、YM2へセットする。ステップ#
560で、YM1とYM2とを比較し、YM1が小さけ
れば、YM1を第1MIN相関値としてYMにセットし
(#590)、YM2を繰り返しレベルチェック用のYM
Kへセットする(#600)。YM2の方が小さければ、
YM2をYMへセットし(#570)、YM1をYMKへ
セットする(#580)。
もとに再計算を行い、YM2へセットする。ステップ#
560で、YM1とYM2とを比較し、YM1が小さけ
れば、YM1を第1MIN相関値としてYMにセットし
(#590)、YM2を繰り返しレベルチェック用のYM
Kへセットする(#600)。YM2の方が小さければ、
YM2をYMへセットし(#570)、YM1をYMKへ
セットする(#580)。
【0025】ステップ#610で、YMKをCで割り、
Dにセットする。ステップ#620で、D≦CONFK
か否かを判定する。Dが判定レベルCONFK(固定値)
よりも小さければ、そのブロックを繰り返し存在ブロッ
クとして、繰り返しビットをセットする(#630)。こ
れが中央ブロック優先の前処理となる。DがCONF
Kよりも大きければ、「繰り返しなし」として終了す
る。
Dにセットする。ステップ#620で、D≦CONFK
か否かを判定する。Dが判定レベルCONFK(固定値)
よりも小さければ、そのブロックを繰り返し存在ブロッ
クとして、繰り返しビットをセットする(#630)。こ
れが中央ブロック優先の前処理となる。DがCONF
Kよりも大きければ、「繰り返しなし」として終了す
る。
【0026】次に、図12に基づいて繰り返し処理(図
10の#450)を説明する。このフローでは、繰り返
しチェックのフロー(図11)でのステップ#630の繰
り返しビットセットを用いて、繰り返しビットが立って
いたら、両端ブロックをローコントラストにセットする
ことにより中央ブロック優先とする。まず、ステップ#
700で、測距アイランドのブロックが3ブロック以上
か否かをチェックする。2ブロック以下ならば、繰り返
し処理は行わない。本実施例では3ブロックとしている
のでステップ#710に進むが、2ブロックや4ブロッ
ク以上の場合もあるため、この判定を行っている。
10の#450)を説明する。このフローでは、繰り返
しチェックのフロー(図11)でのステップ#630の繰
り返しビットセットを用いて、繰り返しビットが立って
いたら、両端ブロックをローコントラストにセットする
ことにより中央ブロック優先とする。まず、ステップ#
700で、測距アイランドのブロックが3ブロック以上
か否かをチェックする。2ブロック以下ならば、繰り返
し処理は行わない。本実施例では3ブロックとしている
のでステップ#710に進むが、2ブロックや4ブロッ
ク以上の場合もあるため、この判定を行っている。
【0027】ステップ#710で、繰り返しビットをチ
ェックする。繰り返しビットが1ならば、ステップ#7
20で、存在するブロックの両端をローコントラストと
し、繰り返しビットが0ならば、終了して次の通常処理
を行う(繰り返し処理なし)。つまり、この繰り返し処理
のフローでは、ブロックが3以上ある場合、被写体が繰
り返し的被写体であることを表すフラグが立っていた
ら、両端ブロックをローコントラストにセットするので
ある。
ェックする。繰り返しビットが1ならば、ステップ#7
20で、存在するブロックの両端をローコントラストと
し、繰り返しビットが0ならば、終了して次の通常処理
を行う(繰り返し処理なし)。つまり、この繰り返し処理
のフローでは、ブロックが3以上ある場合、被写体が繰
り返し的被写体であることを表すフラグが立っていた
ら、両端ブロックをローコントラストにセットするので
ある。
【0028】次に、図10〜図12中の各処理を更に詳
細に説明する。本実施例では、先に説明した図4に示す
ものと同様に、ラインセンサ(CCD)の基準部4におけ
る像パターンが、3つのブロックに分割される。第1の
ブロック(左端ブロック)は画素L1〜L15、第2のブ
ロック(中央ブロック)は画素L9〜L23、第3のブロ
ック(右端ブロック)は画素L16〜L30における像パタ
ーンにそれぞれ対応する。各ブロックの像パターンは、
15個の画素から成っている。ここでは、各ブロックは
15個の画素数であるが、それぞれの画素数を必ずしも
同数にする必要はない。焦点検出においては、各ブロッ
クの像と参照部5(図4)の像とが比較される。例えば、
第1のブロックの像を用いる場合は、次のような比較
操作が行われる。まず、参照領域の画素R1〜R15の部
分の像を対象として第1のブロックの像との比較が行
われる。この場合の比較の内容は、以下の数1の式で示
され、画素L1とR1、L2とR2、…、L15とR15の各組
における画素出力の差の絶対値の和が算出される。
細に説明する。本実施例では、先に説明した図4に示す
ものと同様に、ラインセンサ(CCD)の基準部4におけ
る像パターンが、3つのブロックに分割される。第1の
ブロック(左端ブロック)は画素L1〜L15、第2のブ
ロック(中央ブロック)は画素L9〜L23、第3のブロ
ック(右端ブロック)は画素L16〜L30における像パタ
ーンにそれぞれ対応する。各ブロックの像パターンは、
15個の画素から成っている。ここでは、各ブロックは
15個の画素数であるが、それぞれの画素数を必ずしも
同数にする必要はない。焦点検出においては、各ブロッ
クの像と参照部5(図4)の像とが比較される。例えば、
第1のブロックの像を用いる場合は、次のような比較
操作が行われる。まず、参照領域の画素R1〜R15の部
分の像を対象として第1のブロックの像との比較が行
われる。この場合の比較の内容は、以下の数1の式で示
され、画素L1とR1、L2とR2、…、L15とR15の各組
における画素出力の差の絶対値の和が算出される。
【0029】
【数1】
【0030】次いで、前回の像より1画素だけシフトし
て、参照部5の画素R2〜R16の部分の像が比較され
る。その処理内容を以下の数2の式で示す。
て、参照部5の画素R2〜R16の部分の像が比較され
る。その処理内容を以下の数2の式で示す。
【0031】
【数2】
【0032】以下、同様にして次式で示す比較処理が行
われ、合計26個の比較結果が得られる。
われ、合計26個の比較結果が得られる。
【0033】
【数3】
【0034】
【数4】
【0035】今、第1のブロックの像が、例えば、画
素R2〜R16の部分の像と一致する場合は、26個の比
較結果の中でH1(2)が最小となる。この最小値に対応
する画素領域を見出すことにより、おおまかなピント位
置を検知することができる。
素R2〜R16の部分の像と一致する場合は、26個の比
較結果の中でH1(2)が最小となる。この最小値に対応
する画素領域を見出すことにより、おおまかなピント位
置を検知することができる。
【0036】第1のブロックの像を用いた比較操作と
同様な操作が、第2のブロック及び第3のブロック
の像を用いて行われる。それぞれの比較内容(即ち、相
関値)は、一般的に次の数5〜数7の式で示される。
同様な操作が、第2のブロック及び第3のブロック
の像を用いて行われる。それぞれの比較内容(即ち、相
関値)は、一般的に次の数5〜数7の式で示される。
【0037】
【数5】
【0038】
【数6】
【0039】
【数7】
【0040】ここで、l=1,2,…,26である。
【0041】以上の比較操作により各ブロックの像に対
して26個、全体として78個の比較結果が得られる。
今、合焦の場合、第2のブロックの像が参照部5(図
4)の画素R14〜R28の部分の像と一致するように光学
系を構成する。こうすれば、合焦の場合、第1のブロッ
クの像は画素R6〜R20、第3のブロックの像は画素
R21〜R35のそれぞれの部分の像と一致する。この場合
は、像の状態によってはいずれのブロックを用いても、
ピント位置の検出が可能である。
して26個、全体として78個の比較結果が得られる。
今、合焦の場合、第2のブロックの像が参照部5(図
4)の画素R14〜R28の部分の像と一致するように光学
系を構成する。こうすれば、合焦の場合、第1のブロッ
クの像は画素R6〜R20、第3のブロックの像は画素
R21〜R35のそれぞれの部分の像と一致する。この場合
は、像の状態によってはいずれのブロックを用いても、
ピント位置の検出が可能である。
【0042】しかし、像のコントラストが低い像で覆わ
れたブロックでは、比較結果の中から最小値が特定でき
ない場合が生ずる。そこで、ある一定値以上のコントラ
ストのあるブロックを複数個選んで、それらブロックに
対応する比較結果からピント位置の検出を行う。
れたブロックでは、比較結果の中から最小値が特定でき
ない場合が生ずる。そこで、ある一定値以上のコントラ
ストのあるブロックを複数個選んで、それらブロックに
対応する比較結果からピント位置の検出を行う。
【0043】また、前ピン状態の場合の基準部4と参照
部5とにおける像は、光軸3(図1)側に寄った部分で一
致するから、第3のブロックの像が参照部5(図4)の
ある部分の像と一致する。反対に後ピン状態の場合は、
2つの像は光軸3(図1)から遠ざかった部分で一致する
から、第1のブロックの像が参照部5(図4)のある部分
と一致する。従って、非合焦の場合は、第1のブロック
又は第3のブロックの像に関する比較結果の中で最
小値が見出せる可能性がある。但し、像にコントラスト
が十分に存在しない場合は、焦点検出は不能とみなし、
最小値の検出は行わない。尚、第1のブロックと第2
ブロック及び第2のブロックと第3のブロックの
それぞれにおいて、画素L9〜L15及びL16〜L23が共
用されている。このように画素を共用すると、例えば、
画素L9〜L15の部分で像のコントラストが存在し、他
の画素領域ではコントラストが存在しないような場合で
も、焦点検出が可能となる。画素の共用が行われない
と、2つのブロックの境界の部分のみに像のコントラス
トが位置するような場合、各ブロックの中ではコントラ
ストが存在しないことになり、焦点検出は不能になって
しまう。
部5とにおける像は、光軸3(図1)側に寄った部分で一
致するから、第3のブロックの像が参照部5(図4)の
ある部分の像と一致する。反対に後ピン状態の場合は、
2つの像は光軸3(図1)から遠ざかった部分で一致する
から、第1のブロックの像が参照部5(図4)のある部分
と一致する。従って、非合焦の場合は、第1のブロック
又は第3のブロックの像に関する比較結果の中で最
小値が見出せる可能性がある。但し、像にコントラスト
が十分に存在しない場合は、焦点検出は不能とみなし、
最小値の検出は行わない。尚、第1のブロックと第2
ブロック及び第2のブロックと第3のブロックの
それぞれにおいて、画素L9〜L15及びL16〜L23が共
用されている。このように画素を共用すると、例えば、
画素L9〜L15の部分で像のコントラストが存在し、他
の画素領域ではコントラストが存在しないような場合で
も、焦点検出が可能となる。画素の共用が行われない
と、2つのブロックの境界の部分のみに像のコントラス
トが位置するような場合、各ブロックの中ではコントラ
ストが存在しないことになり、焦点検出は不能になって
しまう。
【0044】さて、いずれかのブロックにおいて比較結
果の最小値及び第2最小値が見出され、像の一致領域が
特定されると、これに対応して像のピント位置、言い換
えれば合焦位置からのズレ量が特定される。
果の最小値及び第2最小値が見出され、像の一致領域が
特定されると、これに対応して像のピント位置、言い換
えれば合焦位置からのズレ量が特定される。
【0045】図6は、以上に概説したラインセンサから
の像パターン信号の処理を行う回路構成を示すブロック
回路図である。尚、マイクロコンピュータ200内の各
ブロックは、マイクロコンピュータ200の各機能構成
を示している。CCD104から直列に送り出される各
画素信号は、順次デジタル化回路108により、例え
ば、8ビットのデジタル信号に変換され、それぞれは予
め指定された各番地のランダムアクセスメモリ110に
貯えられる。
の像パターン信号の処理を行う回路構成を示すブロック
回路図である。尚、マイクロコンピュータ200内の各
ブロックは、マイクロコンピュータ200の各機能構成
を示している。CCD104から直列に送り出される各
画素信号は、順次デジタル化回路108により、例え
ば、8ビットのデジタル信号に変換され、それぞれは予
め指定された各番地のランダムアクセスメモリ110に
貯えられる。
【0046】画素信号の記憶が完了すると、基準部4の
メモリデータからコントラスト検出回路112により、
第1,第2,第3の各ブロック,,のコントラス
トC1,C2,C3が検出され、予め定めたレベル以上で
あるか否かが判定される。コントラストC1,C2,C3
は、以下の数8〜数10の式で示すように隣合う2つの
画素の出力の差の絶対値の総和に相当する。なお、コン
トラストの算出は、ブロックの領域をはみ出さないもの
とする。また、1つおき、又はそれ以上おきの画素の出
力の差を用いてもよい。
メモリデータからコントラスト検出回路112により、
第1,第2,第3の各ブロック,,のコントラス
トC1,C2,C3が検出され、予め定めたレベル以上で
あるか否かが判定される。コントラストC1,C2,C3
は、以下の数8〜数10の式で示すように隣合う2つの
画素の出力の差の絶対値の総和に相当する。なお、コン
トラストの算出は、ブロックの領域をはみ出さないもの
とする。また、1つおき、又はそれ以上おきの画素の出
力の差を用いてもよい。
【0047】
【数8】
【0048】
【数9】
【0049】
【数10】
【0050】求められたコントラストC1,C2,C
3は、それぞれ予め指定された番地のメモリ114に貯
えられ、更に予め定めたレベルC0と比較回路116で
大小関係が判定される。レベルC0を越えている場合
は、例えば、”1”が、また越えていない場合は、”
0”が出力され、コントラストC1,C2,C3に対する
それぞれの判定結果d1,d2,d3がメモリ120に貯
えられる。
3は、それぞれ予め指定された番地のメモリ114に貯
えられ、更に予め定めたレベルC0と比較回路116で
大小関係が判定される。レベルC0を越えている場合
は、例えば、”1”が、また越えていない場合は、”
0”が出力され、コントラストC1,C2,C3に対する
それぞれの判定結果d1,d2,d3がメモリ120に貯
えられる。
【0051】次に、各ブロックの像と参照部5の像との
比較が像比較回路122で行われる。この場合、コント
ラストが所定レベルC0に達していないブロックの像に
ついての比較は行われず、所定レベルC0(即ち、118
からのコントラスト比較レベル値)を越えているブロッ
クのみの像と比較部の像との比較が実行される。この比
較の内容は、数5〜数7の式で示した通りである。各ブ
ロックについて26個の比較結果が得られるが、これら
は順次予め定められた番地のメモリ124に貯えられ
る。次いで、求められた各ブロックの比較結果の中の最
小値H1(l1),H2(l2),H3(l3)及びそれぞれの比較
番目l1,l2,l3、並びに第2最小値H21(l21),H
22(l22),H23(l23)及び比較番目l21,l22,l23が
検索回路126で検索され、その結果がメモリ128に
貯えられる。
比較が像比較回路122で行われる。この場合、コント
ラストが所定レベルC0に達していないブロックの像に
ついての比較は行われず、所定レベルC0(即ち、118
からのコントラスト比較レベル値)を越えているブロッ
クのみの像と比較部の像との比較が実行される。この比
較の内容は、数5〜数7の式で示した通りである。各ブ
ロックについて26個の比較結果が得られるが、これら
は順次予め定められた番地のメモリ124に貯えられ
る。次いで、求められた各ブロックの比較結果の中の最
小値H1(l1),H2(l2),H3(l3)及びそれぞれの比較
番目l1,l2,l3、並びに第2最小値H21(l21),H
22(l22),H23(l23)及び比較番目l21,l22,l23が
検索回路126で検索され、その結果がメモリ128に
貯えられる。
【0052】次に、演算(YM値算出,繰り返しチェッ
ク)回路130にて、最小値及び第2最小値をもとに、
各ブロック毎に、最小値のYM1,第2最小値のYM2を
求める。まず、第1ブロックに対して最小値H1(l1)に
対し、1ピッチだけ前後にずらした比較結果H1(l1−
1),H1(l1+1)をそれぞれ求める(前述の図11の#
510,#550の再計算に相当する)。
ク)回路130にて、最小値及び第2最小値をもとに、
各ブロック毎に、最小値のYM1,第2最小値のYM2を
求める。まず、第1ブロックに対して最小値H1(l1)に
対し、1ピッチだけ前後にずらした比較結果H1(l1−
1),H1(l1+1)をそれぞれ求める(前述の図11の#
510,#550の再計算に相当する)。
【0053】ここで、図7に示すようにH1(l1−1)≧
H1(l1+1)の場合、YM1は、 YM1=(1/2)・{H1(l1−1)−H1(l1+1)}/{H
1(l1−1)−H1(l1)} となり、図8に示すようにH1(l1−1)<H1(l1+1)
の場合、YM1は、 YM1=(1/2)・{H1(l1+1)−H1(l1−1)}/{H
1(l1+1)−H1(l1)} となる。同様にして、YM2も求める。なお、図7,図
8中、ΔXM値は1ピッチより分解能の高いシフト量
(デフォーカス量)を表すものである。
H1(l1+1)の場合、YM1は、 YM1=(1/2)・{H1(l1−1)−H1(l1+1)}/{H
1(l1−1)−H1(l1)} となり、図8に示すようにH1(l1−1)<H1(l1+1)
の場合、YM1は、 YM1=(1/2)・{H1(l1+1)−H1(l1−1)}/{H
1(l1+1)−H1(l1)} となる。同様にして、YM2も求める。なお、図7,図
8中、ΔXM値は1ピッチより分解能の高いシフト量
(デフォーカス量)を表すものである。
【0054】次に、YM1とYM2とを比較し、小さい方
(相関度の高い方)をYMとし、大きい方(相関度の低い
方)をYMKとする。繰り返し判定を行うために、YM
K/C1を求め、これをDとする。ここで、Dと予め設
定された固定値(判定レベル)”CONFK”とを比較す
る。D≦CONFKならば、繰り返しビットを”1”に
セットし、そうでなければ、なにもせずにスキップす
る。尚、D≦CONFKということは、YM1/C1とY
M2/C1のいずれもCONFK以下である(従って信頼
性がない)ことを意味している。コントラストの面から
評価すると、D≦CONFKであるのがよいが、情報の
信頼性(真の被写体であるか否か)で評価すると、D≦
CONFKは信頼性がないということになる。
(相関度の高い方)をYMとし、大きい方(相関度の低い
方)をYMKとする。繰り返し判定を行うために、YM
K/C1を求め、これをDとする。ここで、Dと予め設
定された固定値(判定レベル)”CONFK”とを比較す
る。D≦CONFKならば、繰り返しビットを”1”に
セットし、そうでなければ、なにもせずにスキップす
る。尚、D≦CONFKということは、YM1/C1とY
M2/C1のいずれもCONFK以下である(従って信頼
性がない)ことを意味している。コントラストの面から
評価すると、D≦CONFKであるのがよいが、情報の
信頼性(真の被写体であるか否か)で評価すると、D≦
CONFKは信頼性がないということになる。
【0055】次に、ローコントラスト判定回路132に
より、YM/C1を求め、D0とする。ここで、D0と予
め設定された固定値”CONF0”とを比較する。D0
≦CONF0ならば、そのブロックの測距値を有効と
し、D0>CONF0ならば、ローコントラスト(測距値
無効)とするようにローコンフラグをセットする(図1
0のステップ#430参照)。
より、YM/C1を求め、D0とする。ここで、D0と予
め設定された固定値”CONF0”とを比較する。D0
≦CONF0ならば、そのブロックの測距値を有効と
し、D0>CONF0ならば、ローコントラスト(測距値
無効)とするようにローコンフラグをセットする(図1
0のステップ#430参照)。
【0056】以上の回路130,132による演算,判
定を他のブロックについても同様に行い、本実施例の場
合には3ブロック行う。
定を他のブロックについても同様に行い、本実施例の場
合には3ブロック行う。
【0057】全ブロックの回路130,132による処
理終了後、繰り返し処理回路133似て、繰り返しビッ
トをチェックし、いずれかのブロックで(本実施例では
3ブロック)ビット=1ならば、両端ブロック(図4中の
ブロック,)をローコントラストとする。次に、ブ
ロック選択回路134にて、ローコントラスト以外のブ
ロックより最も近側のブロックを選択し、測距値演算回
路135により測距値を算出し出力する。以上の計算が
有効であるのは、3ブロック以上をもつアイランドの場
合であり、2ブロック以下の場合は適用されない。
理終了後、繰り返し処理回路133似て、繰り返しビッ
トをチェックし、いずれかのブロックで(本実施例では
3ブロック)ビット=1ならば、両端ブロック(図4中の
ブロック,)をローコントラストとする。次に、ブ
ロック選択回路134にて、ローコントラスト以外のブ
ロックより最も近側のブロックを選択し、測距値演算回
路135により測距値を算出し出力する。以上の計算が
有効であるのは、3ブロック以上をもつアイランドの場
合であり、2ブロック以下の場合は適用されない。
【0058】上記のように、両端ブロックをローコント
ラストにセットすることにより、中央ブロックを優先さ
せる。本実施例の場合、ブロック数は3なので中央ブロ
ックは1つしかないが、例えばブロック数が5ならば、
ローコントラストにセットされた両端ブロックを除く、
第2ブロック〜第4ブロックの3つのブロックを優先さ
せることになる。
ラストにセットすることにより、中央ブロックを優先さ
せる。本実施例の場合、ブロック数は3なので中央ブロ
ックは1つしかないが、例えばブロック数が5ならば、
ローコントラストにセットされた両端ブロックを除く、
第2ブロック〜第4ブロックの3つのブロックを優先さ
せることになる。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、光
電変換素子の画素列で得られる出力結果を複数のブロッ
クに分割して相関演算及びデフォーカス量の算出を行う
焦点検出装置において、ブロック毎に最も高い相関度を
示す値と2番目に高い相関度を示す値を求め、得られた
両方の値のシフト量が不連続で、かつ、所定の信頼性以
下であるブロックが少なくとも1つ存在すれば、前記複
数のブロックのうちの中央側のブロックでの出力結果を
優先してデフォーカス量を算出する構成となっているの
で、繰り返し的被写体に対して正確に焦点検出を行うこ
とができる焦点検出装置を実現することができる。その
結果、ハード構成を変えることなく、また、複雑な演算
を必要とせずに、誤測距を防止できる。
電変換素子の画素列で得られる出力結果を複数のブロッ
クに分割して相関演算及びデフォーカス量の算出を行う
焦点検出装置において、ブロック毎に最も高い相関度を
示す値と2番目に高い相関度を示す値を求め、得られた
両方の値のシフト量が不連続で、かつ、所定の信頼性以
下であるブロックが少なくとも1つ存在すれば、前記複
数のブロックのうちの中央側のブロックでの出力結果を
優先してデフォーカス量を算出する構成となっているの
で、繰り返し的被写体に対して正確に焦点検出を行うこ
とができる焦点検出装置を実現することができる。その
結果、ハード構成を変えることなく、また、複雑な演算
を必要とせずに、誤測距を防止できる。
【図1】繰り返し的被写体に対して焦点検出を行ってい
る様子を模式的に示す図。
る様子を模式的に示す図。
【図2】図1の焦点検出により得られる出力波形を示す
グラフ。
グラフ。
【図3】図1の基準部からの出力を用いて、ブロック単
位で相関演算を行った演算結果を示す相関値グラフ。
位で相関演算を行った演算結果を示す相関値グラフ。
【図4】図1の基準部,参照部とそのブロック単位での
分割との関係を示す模式図。
分割との関係を示す模式図。
【図5】図1の基準部における各ブロックでの測距検出
範囲を示すグラフ。
範囲を示すグラフ。
【図6】本発明の一実施例の概略構成を示すブロック
図。
図。
【図7】本発明の一実施例において、再計算(Hkの前後
1ピッチずらし)結果からのYM値(H1(l1−1)≧H
1(l1+1)の場合)の算出方法を示すグラフ。
1ピッチずらし)結果からのYM値(H1(l1−1)≧H
1(l1+1)の場合)の算出方法を示すグラフ。
【図8】本発明の一実施例において、再計算(Hkの前後
1ピッチずらし)結果からのYM値(H1(l1−1)<H
1(l1+1)の場合)の算出方法を示すグラフ。
1ピッチずらし)結果からのYM値(H1(l1−1)<H
1(l1+1)の場合)の算出方法を示すグラフ。
【図9】本発明に係る一実施例の制御動作を示すフロー
チャート。
チャート。
【図10】本発明に係る一実施例の測距演算を示すフロ
ーチャート。
ーチャート。
【図11】本発明に係る一実施例の繰り返しチェックを
示すフローチャート。
示すフローチャート。
【図12】本発明に係る一実施例の繰り返し処理を示す
フローチャート。
フローチャート。
4 …基準部 5 …参照部 104 …CCD 200 …マイクロコンピュータ …左端ブロック …中央ブロック …右端ブロック
Claims (1)
- 【請求項1】光電変換素子の画素列で得られる出力結果
を複数のブロックに分割して相関演算及びデフォーカス
量の算出を行う焦点検出装置において、 ブロック毎に最も高い相関度を示す値と2番目に高い相
関度を示す値を求め、得られた両方の値のシフト量が不
連続で、かつ、所定の信頼性以下であるブロックが少な
くとも1つ存在すれば、前記複数のブロックのうちの中
央側のブロックでの出力結果を優先してデフォーカス量
を算出することを特徴とする焦点検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26446793A JPH07120668A (ja) | 1993-10-22 | 1993-10-22 | 焦点検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26446793A JPH07120668A (ja) | 1993-10-22 | 1993-10-22 | 焦点検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07120668A true JPH07120668A (ja) | 1995-05-12 |
Family
ID=17403629
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26446793A Pending JPH07120668A (ja) | 1993-10-22 | 1993-10-22 | 焦点検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07120668A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001154083A (ja) * | 1999-11-25 | 2001-06-08 | Asahi Optical Co Ltd | 測距装置 |
WO2017057072A1 (ja) * | 2015-09-30 | 2017-04-06 | 富士フイルム株式会社 | 合焦制御装置、合焦制御方法、合焦制御プログラム、レンズ装置、撮像装置 |
-
1993
- 1993-10-22 JP JP26446793A patent/JPH07120668A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001154083A (ja) * | 1999-11-25 | 2001-06-08 | Asahi Optical Co Ltd | 測距装置 |
WO2017057072A1 (ja) * | 2015-09-30 | 2017-04-06 | 富士フイルム株式会社 | 合焦制御装置、合焦制御方法、合焦制御プログラム、レンズ装置、撮像装置 |
JP6236580B2 (ja) * | 2015-09-30 | 2017-11-22 | 富士フイルム株式会社 | 合焦制御装置、合焦制御方法、合焦制御プログラム、レンズ装置、撮像装置 |
CN108139563A (zh) * | 2015-09-30 | 2018-06-08 | 富士胶片株式会社 | 对焦控制装置、对焦控制方法、对焦控制程序、透镜装置、摄像装置 |
US10520793B2 (en) | 2015-09-30 | 2019-12-31 | Fujifilm Corporation | Focusing control device, focusing control method, focusing control program, lens device, and imaging device |
CN108139563B (zh) * | 2015-09-30 | 2020-09-01 | 富士胶片株式会社 | 对焦控制装置、对焦控制方法、对焦控制程序、透镜装置、摄像装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6973262B2 (en) | Camera and wide-angle field distance-measuring camera | |
US7292279B2 (en) | Solid state image sensing device and photographing apparatus | |
US5960219A (en) | Distance metering device and an optical apparatus provided with the same | |
JPH0666007B2 (ja) | カメラのピント検出装置 | |
JP4450899B2 (ja) | 多点測距装置 | |
US5986764A (en) | Distance measurement device | |
US6700651B2 (en) | Ranging device | |
JPH07120668A (ja) | 焦点検出装置 | |
US6760547B2 (en) | Rangefinder apparatus and camera equipped therewith | |
JPH11109218A (ja) | 自動焦点検出装置 | |
US7154589B2 (en) | Rangefinder apparatus | |
JPS63194240A (ja) | 自動焦点検出装置 | |
JP3230759B2 (ja) | 測距装置 | |
JP2002250857A (ja) | 測距装置 | |
JP2707569B2 (ja) | 焦点検出装置 | |
US6798988B2 (en) | Rangefinder apparatus and camera equipped therewith | |
JP3984138B2 (ja) | 測距装置及びこれを備えたカメラ | |
JP3239413B2 (ja) | カメラのオートフォーカス装置 | |
JP2558377B2 (ja) | ピント検出装置 | |
JPH0561610B2 (ja) | ||
US6516150B1 (en) | Distance measuring equipment and camera | |
JPH1172818A (ja) | 多点測距装置 | |
JPH1183474A (ja) | 測距装置 | |
JPH1184224A (ja) | 焦点検出装置 | |
JPH0772764B2 (ja) | 焦点検出装置 |