JP3444118B2 - 電動式移動棚 - Google Patents

電動式移動棚

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JP3444118B2
JP3444118B2 JP33366196A JP33366196A JP3444118B2 JP 3444118 B2 JP3444118 B2 JP 3444118B2 JP 33366196 A JP33366196 A JP 33366196A JP 33366196 A JP33366196 A JP 33366196A JP 3444118 B2 JP3444118 B2 JP 3444118B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工場や倉庫等に設
置され、複数台の棚体を備えた電動式移動棚に係り、詳
しくは棚体に対して作業をするための通路の開放を予約
する技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば特開平8−154751号公報等
には、この種の電動式移動棚が開示されている。電動式
移動棚は工場や倉庫に設置され、荷の格納に使用され
る。荷を取出す等の作業の際には、複数台の棚体をずら
して作業通路が確保されるので、各棚体の移動方向に1
つ分の通路スペースを確保すればよく、比較的少ない設
置スペースで多くの荷を格納できる。電動式移動棚は、
作業者がハンドリフトでピッキング作業をする程度の小
型のものから、フォークリフトでの荷役作業を対象とす
る大型のものまで、その用途に応じて様々なサイズがあ
る。
【0003】図9(a),(b)は電動式移動棚の模式
図を示す。電動式移動棚51は、所定距離を隔して両側
に対向配置された一対の固定棚52と、この固定棚52
間に敷設されたレール53上に移動可能に配備された複
数台の移動棚54とを備えている。各棚52,54には
片側もしくは両側に荷を格納するための棚部55が形成
されている。移動棚54がレール53に沿ってずれるこ
とで通路56が確保される。
【0004】各移動棚54には通路56を開放するとき
に操作するための開放スイッチ57が設けられている。
一組の固定棚52間に配備された移動棚54がN台であ
れば、通路56の数に応じて開放スイッチ57の数は
(N+1)個となる。各移動棚54には走行モータ(図
示せず)が搭載されている。
【0005】電動式移動棚51に備えられたコントロー
ラ(図示せず)は、開放スイッチ57が操作されて次に
開放すべき通路56が指定されると、その指定された通
路位置と現在開放中の通路位置とを比較し、指定された
通路56を開放するために移動が必要な移動棚54及び
その移動方向を求め、該当する移動棚54の走行モータ
を駆動制御する。その結果、所定の移動棚54が移動し
て、開放スイッチ57を操作して指定した通路56が開
放される。
【0006】ここで、開放された通路56での作業中に
他の作業者が他の通路56を開放しようとして開放スイ
ッチ57を操作しても、移動棚54を移動させないよう
に、通路56の開放中はインタロックがかかるようにな
っている。通路56での作業を終えてその通路56に対
応する開放スイッチ57を操作すると、インタロックは
解除される。
【0007】従来の電動式移動棚51では、2つの荷
A,Bを順次取出す作業をする場合、図9(a),
(b)に示すように以下の手順で行われていた。 (1) 開放した通路56を通って棚部55から荷Aを取り
出す。 (2) 作業を終えた通路56の開放スイッチ57を操作し
て、インタロックを解除する。 (3) 次に開放すべき通路56の入口まで移動し、その通
路56を開放するための開放スイッチ57を操作する。 (4) 次の通路56が完全に開放されるのを待つ。 (5) 荷Bを取り出す。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、次の通
路56を開放させるときには、作業者が次の通路56ま
で移動してその通路56に対応する開放スイッチ57を
操作してからでないと、通路56を開放させる移動棚5
4の移動が開始されなかった。そのため、次の通路56
の前でその通路56が完全に開放されるまでの間、作業
者が待つ待ち時間が無駄であった(手順(4) )。
【0009】特に異なる通路56を使用する棚52,5
4に格納された複数の荷を順番に取り出していく定形作
業をする場合、移動棚54を移動させる度にできる待ち
時間が累積され、1つの定形作業を終えるまでの所要時
間が相当長くなるという問題があった。
【0010】本発明は前記問題点に鑑みてなされたもの
であって、その第1の目的は、通路が完全に開放するま
での作業者の待ち時間を減らすことができる電動式移動
棚を提供することにある。第2の目的は、予め設定され
た開放順序の中から所望するものを選択するだけの簡単
な操作で予約を可能にすることにある。第3の目的は、
予約のための専用の操作手段を用いず、通路の開放順序
の予約を可能にすることにある。第4の目的は、荷役車
両に乗ったままで予約操作などの所定操作を可能とする
ことにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】第1及び第2の目的を達
成するため請求項1に記載の発明では、軌道線上に通路
分のスペースを確保して走行可能に設けられた複数の電
動式の棚体と、開放させる通路を指定するための開放操
作手段と、開放中の通路での作業を完了した旨を知らせ
るための作業完了操作手段と、前記作業完了操作手段の
操作による作業完了信号を受信した後に、前記開放操作
手段の操作により指定された通路を開放すべく前記棚体
を走行制御する制御手段とを備えた電動式移動棚におい
て、前記通路を開放させる開放順序を予約するための予
約手段を設け、前記制御手段は、前記予約手段に予約が
ある場合には、前記作業完了操作手段が操作された作業
完了信号を受信する度に、前記予約手段に予約された前
記開放順序通りに次の通路を開放すべく前記棚体を走行
制御するように設定され、前記予約手段は、複数の前記
開放順序を作業パターンとして予め設定するための設定
手段と、前記設定手段により設定された複数の開放順序
を記憶するための記憶手段と、前記記憶手段に記憶され
た複数の開放順序の中から予約する開放順序を選択する
ための選択操作手段とを備えている。
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】第3の目的を達成するため請求項に記載
の発明では、請求項に記載の電動式移動棚において、
前記開放操作手段もしくは前記作業完了操作手段が前記
選択操作手段を兼ねており、前記予約手段は、該開放操
作手段もしくは作業完了操作手段が予め設定された所定
操作方法で操作されると予約操作と判断し、該予約操作
により指定された開放順序を割り出す割出手段を備えて
いる。
【0016】第4の目的を達成するため請求項に記載
の発明では、請求項1又は請求項に記載の電動式移動
棚において、前記開放操作手段、前記作業完了操作手
段、前記予約手段を構成すると共に前記通路を指定して
前記開放順序を入力するための予約操作手段、前記設定
手段及び前記選択操作手段のうち少なくとも1つは、遠
隔操作手段である。請求項4に記載の発明では、請求項
3に記載の電動式移動棚において、前記予約操作手段も
しくは選択操作手段により予約された前記開放順序を取
消すための取消操作手段が前記通路に対応する位置に備
えられている。請求項5に記載の発明では、請求項3又
は請求項4に記載の電動式移動棚において、前記予約操
作手段もしくは選択操作手段により予約された前記開放
順序の途中で割り込むための割込操作手段が前記通路に
対応する位置に備えられている。請求項6に記載の発明
では、請求項3〜請求項5のいずれか一項に記載の電動
式移動棚において、前記予約操作手段もしくは選択操作
手段により予約された前記開放順序を飛び越しするため
の飛越操作手段が前記通路に対応する位置に備えられて
いる。
【0017】(作用) 請求項1〜請求項6に記載の発明によれば、通路の開放
順序の予約は予約手段により行われる。作業完了操作手
段が操作されて開放中の通路での作業が完了した旨の作
業完了信号を受信すると、そのとき予約手段に予約がな
ければ、制御手段はそのまま待機する。そして、開放操
作手段が操作されて次に開放すべき通路が指定される
と、その通路を開放すべく棚体が制御手段により走行制
御され、その指定された通路が開放される。一方、作業
完了操作手段が操作された作業完了信号を受信したとき
に、予約手段に予約があれば、その予約された開放順序
通りに通路を開放すべく、その作業完了信号に基づき制
御手段による棚体の走行制御が開始される。こうして開
放された通路での作業を終えて作業完了操作手段が操作
される度に、棚体の走行制御が制御手段により開始さ
れ、予約手段に予約された開放順序通りに通路が順次開
放される。つまり、通路での作業を終えて作業完了操作
手段を操作した作業者が次の通路まで移動する間に、次
の通路を開放する棚体の移動が同時進行で行われる。従
って、次の通路が完全に開放されるまでの作業者の待ち
時間が低減されることになる。また、複数の開放順序が
設定手段により設定され、その設定された開放順序が記
憶手段に記憶される。予約する際は、選択操作手段を操
作して記憶手段に記憶された複数の開放順序の中から所
望するものを選択する。従って、予約が選択操作だけで
済み、開放順序のために通路をいちいち指定して入力す
る手間が省ける。また、予め設定された開放順序の中か
ら選択するので、予約ミスが低減され、開放すべき通路
が間違いなく開放される。
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】請求項に記載の発明によれば、選択操作
手段を兼ねた開放操作手段もしくは作業完了操作手段
が、予め設定された所定操作方法で操作されると、その
操作が予約操作と判断され、その予約操作により指定さ
れた開放順序が記憶手段に記憶された複数の開放順序の
中から割出手段により割り出される。従って、開放操作
手段もしくは作業完了操作手段が予約選択操作にも利用
され、特定の操作手段を操作するために移動を余儀なく
されることが回避される。
【0022】請求項に記載の発明によれば、開放操作
手段、作業完了操作手段、予約手段を構成すると共に前
記通路を指定して前記開放順序を入力するための予約操
作手段、設定手段及び選択操作手段のうち少なくとも1
つが、遠隔操作手段であるので、荷役車両で棚体に対す
る作業を行う場合でも、通路の開放操作、作業完了操
作、予約操作、設定操作及び選択操作のうち少なくとも
1つを、荷役車両に乗ったまま遠隔操作手段による遠隔
操作で済ませられる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
形態を図1〜図4に基づいて説明する。図2,図3に示
すように、電動式移動棚1は、所定距離を隔して相対向
する1組の固定棚2と、固定棚2間に真っ直ぐ敷設され
た軌道線としての2本のレール3上に移動可能に配備さ
れた複数台の移動棚4,5とを備える。移動棚4,5は
レール3上に走行輪6a,6bを介して配備されてい
る。各移動棚4,5には駆動輪である走行輪6aを駆動
するための走行モータ(電動モータ)(以下、単にモー
タという)7(図2に示す)が前後(図2における上下
方向)に2個配設されている。固定棚2の片側(内側)
と、移動棚4,5の進行方向に対する両側には棚部8が
それぞれ形成されている。移動棚4,5がレール3上を
移動してずれることで、荷の出し入れを行うための通路
9が形成されるようになっている。本実施形態では、こ
の通路9が、フォークリフトF(図3に示す)等の荷役
車両が作業を行う作業通路となる。
【0024】図2に示すように、移動棚4,5にはその
背面にコントローラ10が配設されている。図2,図3
に示すように、各棚2,4,5の背面上部には2本のケ
ーブル11,12が、隣接する棚2,4,5間に垂れ下
がった状態で架設されており、それぞれ各コントローラ
10と接続されている。信号ケーブル11はコントロー
ラ10が互いに通信を行うためのもであり、動力ケーブ
ル12はモータ7を駆動するための電力をコントローラ
10に給電するためのものでる。
【0025】移動棚4,5の前面には、その台数Nに応
じた(N+1)個の通路9を開放する操作をするための
開放操作手段及び作業完了操作手段としての開放スイッ
チ13が、その対応する通路9寄りに取付けられてい
る。一番右の移動棚5だけはその両側の通路9に対応す
る2個の開放スイッチ13が取付けられている。
【0026】一番左の移動棚4にはその前面に予約手段
を構成するとともに予約操作手段としての操作パネル1
4が配設されている。この操作パネル14は、予め開放
する通路9が分かっているときに通路9の開放順序を予
約するためのものである。各棚2,4,5の対向面には
上部奥側(図2では上側)にドグ15と近接センサ16
が相対向する位置に1組ずつ取付けられている。
【0027】次に、電動式移動棚1の電気的構成につい
て図1に基づいて説明する。図1に示すように、各移動
棚4,5のコントローラ10,10にはマイクロコンピ
ュータ17a,17bがそれぞれ備えられている。ま
た、全てのコントローラ10にモータ7を駆動制御する
ための制御手段を構成するインバータ18が備えられて
いる。
【0028】マイクロコンピュータ17aは、制御手段
を構成するCPU(中央演算処理装置)19a、読出専
用メモリ(ROM)20、読出書替可能メモリ(RA
M)21、予約手段を構成するとともに記憶手段として
の書替可能な読出専用メモリ(EEPROM)からなる
メモリ22を備えている。ここで、EEPROMは、電
気的にデータの消去・書替が可能な読出し専用メモリで
あって、電源を切ってもデータの内容が記憶保持可能で
ある。操作パネル14のキー操作で入力された通路9の
開放順序の予約データは、このメモリ22に記憶され
る。また、マイクロコンピュータ17bは、制御手段を
構成するCPU19b,ROM20及びRAM21を備
えている。
【0029】開放スイッチ13及び近接センサ16が入
力インタフェイス(図示せず)を介して各CPU19
a,19bに接続されるとともに、各CPU19a,1
9bに接続された出力インタフェイス(図示せず)には
インバータ18を介してモータ7が接続されている。C
PU19aには操作パネル14が入力インタフェイスを
介して接続されている。各モータ7はインバータ18を
介して各CPU19a,19bにより駆動制御される。
【0030】本実施形態では、操作パネル14を備えた
移動棚4に配設されたコントローラ10中のCPU19
aが親局となり、各移動棚5に配設されたコントローラ
10中のCPU19bを子局とし、子局に対して走行指
令を出力するようになっている。
【0031】親局であるCPU19aは、信号ケーブル
11を介した子局である他のCPU19bとの相互の通
信により各近接センサ16のオン・オフ状態を把握し、
各移動棚4,5の現在位置、現在開放されている通路9
の通路番号(各通路9に対応付けられた番号で予約時に
使用するデータ)を把握する。
【0032】マイクロコンピュータ17aのROM20
には、インタロック制御のためのプログラムデータと、
図4にフローチャートで示す予約通路開放制御処理のプ
ログラムデータが記憶されている。CPU19a,19
bは、移動中の移動棚4,5の進行方向先頭が、開放さ
れていた通路9を完全に閉鎖したことを近接センサ16
の検知信号から把握した時にインタロックをかけるよう
に設定されている。インタロックがかかった状態では、
現在開放中の通路9に対応する開放スイッチ13が再度
操作されない限り、全てのモータ7の駆動が禁止される
ように設定されている。そして、現在開放中の通路9に
対応する開放スイッチ13が操作されたインタロック解
除信号(作業完了信号)を入力すると、CPU19aは
インタロックを解除するように設定されている。
【0033】CPU19aはインタロック解除状態で開
放スイッチ13が操作されると、その開放スイッチ13
に対応する通路番号データを入力するようになってい
る。CPU19aは通路番号データを入力すると、各移
動棚4,5の現在位置データと、現在開放されている通
路9の通路番号データとから、開放要求のあった通路9
の開放のために移動が必要である移動棚4,5の棚番号
データと、その移動方向を指定するための移動方向デー
タとを割り出す。そして、該当するCPU19b(子
局)に対し、それらのデータを信号ケーブル11を介し
て送信する。
【0034】また、CPU19aは、予約データがメモ
リ22に設定されているときには、ROM20に記憶さ
れた予約通路開放制御処理のプログラムデータ(図4)
を実行するようになっている。この予約通路開放制御処
理では、インタロック解除信号を入力する度に予約デー
タの開放順序通りの通路番号データnに対応する通路9
を開放すべく、移動の必要がある移動棚4,5の棚番号
データ及び移動方向データを割り出し、これらのデータ
を該当する他の移動棚5のCPU19bに送信する。
【0035】移動が必要であるとCPU19aにより割
り出された棚番号データに対応するCPU19a,19
bは、指定された移動方向データに基づいてインバータ
18にモータ7を指定された所定方向に駆動させるため
の指令信号を出力するようになっている。
【0036】次に、この電動式移動棚1の作用について
説明する。この電動式移動棚1では、棚部8に対する荷
の出し入れは、フォークリフトFを用いて行われる。通
常の作業では、開放中の通路9での作業を終えて通路9
から出た後、作業者は開放スイッチ13を操作(押下)
することによりインタロックを解除する。次に、作業者
は次に開放したい通路9と対応する位置までフォークリ
フトFで移動し、その通路9の開放スイッチ13を操作
して通路9が完全に開放されるまで待機する。そして、
通路9が完全に開放されると、フォークリフトFで通路
9に進入し、荷の取り出し等の所定作業を行う。このと
きインタロックがかかるため、他の通路9の開放スイッ
チ13が操作されても移動棚4,5が移動することはな
い。
【0037】予め作業順序が分かっている場合、作業者
は操作パネル14をキー操作して通路9を開放させたい
順番に通路番号を入力する。入力された予約データ(通
路番号列データ(n=n1→n2→ … →nE ))は
CPU19aを介してメモリ(EEPROM)22に記
憶される。この予約データの設定時にCPU19aは、
図4に示す予約通路開放制御処理のプログラムデータを
実行する。以下、この予約通路開放制御処理を図4のフ
ローチャートに従って説明する。
【0038】CPU19aは、まずステップ10におい
て、予約データをメモリ22から読み込む。そして、ス
テップ20において、予約データ(通路番号列データ)
の初期値n1を設定する。
【0039】次のステップ30では、インタロック解除
信号を入力したか否かを判断する。例えば、作業者が作
業を終えるなどして現在開放中の通路9に対応する開放
スイッチ13を操作し、CPU19aがインタロック解
除信号を入力すると、次のステップ40において、現在
設定された通路番号n(=n1)の通路を開放すべく他
のCPU19bに対しても開放指令の旨を出力する。
【0040】つまり、CPU19aはその通路番号デー
タn(=n1)と、各移動棚4,5の現在位置データと
から、移動の必要がある移動棚4,5の棚番号データ及
び移動方向データを割り出し、該当するCPU19bに
対してその旨を送信する。そして、該当するCPU19
a,19bは、インバータ18に対して移動方向データ
により指定された所定方向にモータ7を駆動させるべく
指令信号を出力する。その結果、所定の移動棚4,5が
同時に移動を開始し、予約データにより最初に開放する
ことが予約された通路9が開放される。
【0041】移動中の移動棚4,5のうち進行方向先頭
が通路9を完全に閉鎖したことを近接センサ16からの
検知信号により把握すると、CPU19aはインタロッ
クを作動させる。このインタロック作動中は、他の開放
スイッチ13が操作されても、CPU19aはその操作
信号を受け付けない。
【0042】このようにインタロックを解除するために
開放スイッチ13を操作すると、所定の移動棚4,5の
移動が開始され、予約された次の通路9が開放される。
つまり、作業者が次の作業のため次の通路9に向かって
移動するのと同時進行で、移動棚4,5が移動すること
になる。
【0043】ステップ50では、予約データが終了した
か否かを判断し、予約データを終了していないときに
は、次のステップ60において、次の通路番号n(=n
2)を設定する。そして、ステップ50で予約データを
全て終了するまで、S30〜60の処理が繰り返し実行
される。こうして作業者が開放中の通路9での作業を終
了して開放スイッチ13を操作し、ステップ30におい
てインタロック解除信号を入力する度に、予約データの
開放順序通りの順番で次に開放すべき通路番号データn
の通路9を開放するための開放指令が該当するCPU1
9bに出力される(S40)。その結果、作業者が通路
9での作業を終えた後に、その通路9に対応する開放ス
イッチ13を操作すると、次に予約された通路番号デー
タnの通路9の開放が開始されるので、次の通路9が開
放されるまでの作業者の待ち時間が少なくて済む。
【0044】そして、予約データの順番で順次に通路9
が開放され、ステップ50において、全ての予約データ
を終了したと判断すると、当該予約通路開放制御処理を
終了し、通常モードに復帰する。
【0045】以上詳述したように本実施形態によれば、
以下の効果が得られる。 (a)予め通路9の開放順序が分かっているときには、
操作パネル14のキー操作により通路9の開放順序を予
約しておき、インタロック解除のために開放スイッチ1
3を操作した時点で、予約された次の通路9を開放する
ための移動棚4,5の移動が開始されるようにしたの
で、次の通路9が完全に開放するまでの作業者の待ち時
間を短くすることができる。また、現在開放中の通路9
から予約された次の通路9までの距離が比較的長けれ
ば、作業者の移動中に移動棚4,5の移動が完了してし
まうため、待ち時間を無くすことができる。
【0046】(b)予約設定時には、インタロック解除
のための開放スイッチ13の操作が次の通路9を開放す
る開放操作となるので、次の通路9に対応する開放スイ
ッチ13を押すという操作の手間を1回分省くことがで
き、作業の効率化を図ることができる。
【0047】なお、前記実施形態に限定されるものでは
なく、例えば次のように具体化してもよい。 (1)リモコンによる遠隔操作を採用してもよい。図5
に示すように、CPU19a,19bの入力インタフェ
イス(図示せず)には開放スイッチ13に代えて受信器
25が接続されている。受信器25は、リモコン26を
キー操作したときに発せられる例えば電磁波(赤外線や
可視光線等)を受信し、その受信した信号をCPU19
a,19bに送信する。例えばリモコン26による遠隔
操作で、通路9を開放するため開放操作及び開放中の通
路9での作業を終えたときのインタロック解除操作を行
えるようにする。この構成によれば、操作パネル14か
ら予約をした後、図6に示すように、フォークリフトF
に乗ったままリモコン26による遠隔操作でインタロッ
クの解除操作を行えば、次の通路9の開放が直ぐに開始
されるので、フォークリフトF等の荷役車両を使った作
業でも、待ち時間を減らすことができる。この場合、リ
モコン26は開放操作手段及び作業完了操作手段を構成
する。
【0048】また、操作パネル14を廃止し、リモコン
26を使った遠隔操作により通路番号を指定して開放順
序を予約する構成を採用してもよい。この構成によれ
ば、フォークリフトF等の荷役車両に乗ったまま予約操
作ができるので、さらなる作業効率の向上を図ることが
できる。
【0049】(2)通路9の開放順序を作業パターンと
して複数記憶できるようにし、予め設定された作業パタ
ーンの中から作業者が所望するものを選択することで予
約を行う構成としてもよい。例えば図7に示すように、
予約手段を構成する操作パネル30には、表示部31
と、予約操作手段及び設定手段を構成するキーボード3
2,選択操作手段を構成するカーソルキー33,設定手
段を構成するパターン設定操作部34,選択操作手段を
構成するパターン選択操作部35,予約操作手段、設定
手段及び選択操作手段を構成する確定キー36等の各種
操作部とが設けられている。パターン設定操作部34を
操作すると作業パターンの入力可能状態となり、使用頻
度の高い定形作業などの通路9の開放順序を作業パター
ンとして予め設定しておく。メモリ(EEPROM)2
2には、例えば図8に示すデータDが記憶され、作業パ
ターンデータD1(=A,B,C,…)毎に所定の開放
順序データ(通路番号列データ)D2が設定される。
【0050】作業パターンを指定して予約操作するとき
には、操作パネル30上のパターン選択操作部35を操
作した後、例えば表示部31に表示される作業パターン
(A,B,C,…)の中からカーソルキー33を使って
所望の作業パターンを選択し、確定キー36を操作して
確定する。例えば作業パターン「A」を選択すると、開
放順序データ「1→3→6」が予約される。この構成に
よれば、作業パターンを選択する選択操作だけで通路9
を開放する開放順序の予約ができるので、通路番号を開
放順序通りにいちいち入力する手間が省ける。また、予
め設定された作業パターンを選択する操作なので、入力
ミスが少なく、間違った通路9が開放されるミスの低減
にも繋がる。
【0051】また、通常の予約(通路番号を順次入力し
て行う予約)を行うときには、予約操作手段を構成する
予約操作部37を操作した後、キーボード32により通
路番号データを開放する順番に順次入力し、最後に確定
キー36を操作して確定する。尚、作業パターンの設定
と作業パターンの選択との少なくとも一方の操作を、図
5,図6に示したリモコン26による遠隔操作により行
うようにしてもよい。この場合、リモコン26は開放操
作手段、作業完了操作手段、予約操作手段に加え、設定
手段と選択操作手段のうち少なくとも1つを構成する。
勿論、リモコン26に開放操作手段、作業完了操作手
段、予約操作手段、設定手段及び選択操作手段のうち少
なくとも1つの操作機能のみを分担させた構成とするこ
ともできる。
【0052】(3)操作パネル14を廃止し、開放スイ
ッチ13を利用して予約ができるようにしてもよい。開
放スイッチ13を予め設定された所定操作方法で操作さ
れたときには予約のための操作であると判断できるよう
に、CPU19aのプログラムデータを設定する。開放
スイッチ13が所定操作方法で操作されたときにはその
操作された開放スイッチ13に対応する通路番号が指定
されたものとし、指定された通路番号の順番(通路番号
列)を開放順序データとする。所定操作方法としては、
例えば開放スイッチ13を所定時間(例えば2秒)以上
継続して操作したときを予約とする設定をする。この場
合、開放スイッチ13が予約操作手段を構成する。
【0053】CPU19aは開放スイッチ13が所定時
間(例えば2秒)以上継続して操作されたときにはその
開放スイッチ13に対応する通路番号が指定されたもの
と判断し、例えばインタロック解除のために開放スイッ
チ13が操作(つまり所定時間未満の操作)されるまで
の間に、指定された通路番号を順番に配列して開放順序
データを作成し、メモリ(EEPROM)22に記憶す
る。そして、インタロック解除のための開放スイッチ1
3が操作された信号に基づき、その予約された開放順序
データに基づく移動棚の移動制御を実行する。この構成
によれば、従来から備えらた開放スイッチ13を予約操
作に利用するので、操作パネル14等の予約専用の操作
手段を廃止できる。
【0054】さらに、開放スイッチ13を作業モードの
選択操作に利用してもよい。開放スイッチ13が所定操
作方法で操作されたときを作業モードの選択操作と判断
するようにCPU19aのプログラムデータを設定す
る。この場合、開放スイッチ13が選択操作手段を構成
し、CPU19aが割出手段を構成する。例えば開放ス
イッチ13を所定時間継続して操作した後、断続的に操
作された回数で作業パターンが指定できるようにする。
あるいは、開放スイッチ13毎に作業パターンを対応付
けておき、開放スイッチ13が所定時間継続して操作さ
れたときには対応する作業パターンが指定されたものと
する。この構成によれば、操作パネル14まで移動しな
くても作業モードを指定して予約をすることができる。
【0055】(4)予約データを記憶するメモリ22は
EEPROMではなく、RAM(随時読書可能メモリ)
を使用してもよい。この場合、電源を切ると設定値は保
持されないが、予約専用のメモリを備えずに済ませられ
る。
【0056】(5)予約の実行を途中で取消しできるよ
うな取消手段を設けてもよい。例えば開放スイッチ13
が所定時間継続して操作されたときに予約を取り消すた
めの操作である旨と判断するようにCPU19aのプロ
グラムデータを設定する。CPU19aは開放スイッチ
13が所定時間以上継続して操作されたことを認知する
と、メモリ(EEPROM)22に記憶された予約デー
タを取り消す取消処理を実行する。この構成によれば、
途中で作業を終える必要が生じたときでも、作業途中の
その位置から簡単に予約を取消して作業を終えることが
できる。勿論、操作パネル14に取消機能を備えてもよ
い。
【0057】(6)予約の実行途中に割込みできるよう
な割込手段を設けてもよい。例えば開放スイッチ13が
所定時間継続して操作されたしたときに割込み指定する
ための操作である旨と判断するようにCPU19aのプ
ログラムデータを設定する。CPU19aは開放スイッ
チ13が所定時間以上継続して操作されたことを認知す
ると、メモリ(EEPROM)22に記憶された予約デ
ータの実行を中断し、その後に操作された開放スイッチ
13に対応する通路9の開放指令を実行する。そして、
割込み作業を終えてその通路9の閉鎖を許可するインタ
ロック解除信号を入力すると、予約データを中断してい
た途中から実行を再開する。この構成によれば、作業の
途中で他の作業者が急ぎで作業をしたいときには、割込
みで対処できる。そのため、予約作業を全て終えるまで
急ぎの作業ができなかったり、その予約を取消す等の不
都合を無くすことができる。
【0058】(7)予約の実行途中で1つ順序を飛び越
しできる飛越手段を設けてもよい。例えば開放スイッチ
13が所定時間継続して操作されたときに飛越し指定す
るための操作である旨と判断するようにCPU19aの
プログラムデータを設定する。CPU19aは開放スイ
ッチ13が所定時間以上継続して操作されたことを認知
すると、メモリ(EEPROM)22に記憶された予約
データのうち次に実行すべき通路番号を1つ取消し、そ
の次の通路番号の通路の開放を指令する。この構成によ
れば、作業の途中で不要の作業があったことに気づいた
ときには、開放が不要となった次の通路を1つ飛び越せ
るので、不要な通路を開放して閉じるだけの無駄な待ち
時間を無くすことができる。
【0059】(8)次の予約通路の開放を開始するため
のスイッチは、開放スイッチと別個に設けたインタロッ
ク解除専用の操作スイッチであっても構わない。 (9)開放順序とは、1つの通路の開放を目的とする予
約を含む。
【0060】(10)フォークリフトF等の荷役車両を
用いた作業が行われない比較的小型の電動式移動棚にお
いて実施してもよい。前記実施形態及び変更例から把握
できる特許請求の範囲に記載していない発明を、その効
果とともに以下に列記する。
【0061】(イ)請求項1〜請求項のいずれか一項
に記載の発明において、前記開放操作手段が前記作業完
了操作手段を兼ねている。この構成によれば、開放中の
通路に対応する開放操作手段が操作すると、制御手段は
その開放操作手段からの信号を作業完了信号として受信
するため、通路毎に設ける必要がある操作手段を1種類
減らすことができる。
【0062】
【0063】
【0064】
【0065】
【0066】()前記作業完了操作手段は、遠隔操作
手段である請求項に記載の電動式移動棚。この構成に
よれば、予約された次の通路の開放を荷役車両に乗った
ままの遠隔操作で開始できる。
【0067】()前記予約操作手段は、遠隔操作手段
である請求項に記載の電動式移動棚。この構成によれ
ば、荷役車両に乗ったままの遠隔操作で、通路の開放順
序の予約をすることができる。
【0068】()前記選択操作手段は、遠隔操作手段
である請求項に記載の電動式移動棚。この構成によれ
ば、荷役車両に乗ったままの遠隔操作で、通路の開放順
序の予約をすることができる。
【0069】
【発明の効果】以上詳述したように請求項1に記載の発
明によれば、通路の開放順序を予約手段で予約してお
き、通路での作業を終えて作業完了操作手段を操作した
時点で次の通路の開放が開始されるので、次の通路が開
放されるまでの作業者の待ち時間を減らすことができ
る。予め複数の開放順序を設定しておき、その中から所
望する開放順序を選択するようにしたので、予約が選択
操作だけで簡単に済む。
【0070】
【0071】
【0072】請求項に記載の発明によれば、予め設定
された所定操作方法で操作されたときを予約操作として
判断し、その予約操作から指定された開放順序を割り出
すことで、開放操作手段もしくは作業完了操作手段を予
約選択操作に利用したので、操作パネル等の専用の操作
手段を設けなくて済む。
【0073】請求項に記載の発明によれば、開放操作
手段、作業完了操作手段、予約手段を構成する予約操作
手段、設定手段及び選択操作手段のうち少なくとも1つ
を遠隔操作手段としたので、荷役車両に乗ったままでの
遠隔操作により所定の操作を済ませることができる。
求項4に記載の発明によれば、作業を中断したいときに
はその作業途中の通路に対応する取消操作手段を操作す
ることで予約を取消すことができる。請求項5に記載の
発明によれば、予約作業の途中に急ぎの作業が入ったと
きには、その急ぎの作業を割込みで優先して処理でき
る。請求項6に記載の発明によれば、予約した通路の開
放が不要となったときには、飛越操作手段を操作するこ
とで通路の開放を1つ飛び越しでき、時間のロスを減ら
すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態における電動式移動棚の電気構成ブ
ロック図。
【図2】電動式移動棚の模式平面図。
【図3】同じく模式側面図。
【図4】予約通路開放制御処理のフローチャート。
【図5】別例の電動式移動棚の電気構成ブロック図。
【図6】同じく模式平面図。
【図7】別例の操作パネルの模式平面図。
【図8】同じくデータ図。
【図9】従来の電動式移動棚の模式平面図。
【符号の説明】
1…電動式移動棚、2…棚体としての固定棚、3…軌道
線としてのレール、4,5…棚体としての移動棚、7…
モータ、9…通路、13…予約手段、設定手段を構成す
るとともに開放操作手段及び作業完了操作手段としての
開放スイッチ、14…予約手段を構成するとともに予約
操作手段としての操作パネル、18…制御手段を構成す
るインバータ、19a…制御手段を構成するとともに割
出手段としてのCPU、19b…制御手段を構成するC
PU、22…予約手段を構成するとともに記憶手段とし
てのメモリ、26…予約手段を構成するとともに開放操
作スイッチ、作業完了操作手段、予約操作手段、設定手
段、選択操作手段及び遠隔操作手段としてのリモコン、
30…予約手段を構成する操作パネル、32…予約手
段、予約操作手段及び設定手段を構成するキーボード、
33…予約手段及び選択操作手段を構成するカーソルキ
ー、34…予約手段及び設定手段を構成するパターン設
定操作部、35…予約手段及び選択操作手段を構成する
パターン選択操作部、36…予約操作手段、予約手段、
設定手段及び選択操作手段を構成する確定キー、37…
予約操作手段を構成する予約操作部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−278812(JP,A) 特開 昭51−2565(JP,A) 特開 昭52−49169(JP,A) 特開 平8−150029(JP,A) 特開 平7−101511(JP,A) 特開 平6−293408(JP,A) 特開 平6−278810(JP,A) 実公 平1−18041(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65G 1/10 A47B 53/02 502

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軌道線上に通路分のスペースを確保して
    走行可能に設けられた複数の電動式の棚体と、開放させ
    る通路を指定するための開放操作手段と、開放中の通路
    での作業を完了した旨を知らせるための作業完了操作手
    段と、前記作業完了操作手段の操作による作業完了信号
    を受信した後に、前記開放操作手段の操作により指定さ
    れた通路を開放すべく前記棚体を走行制御する制御手段
    とを備えた電動式移動棚において、 前記通路を開放させる開放順序を予約するための予約手
    段を設け、 前記制御手段は、前記予約手段に予約がある場合には、
    前記作業完了操作手段が操作された作業完了信号を受信
    する度に、前記予約手段に予約された前記開放順序通り
    に次の通路を開放すべく前記棚体を走行制御するように
    設定され 前記予約手段は、複数の前記開放順序を作業パターンと
    して予め設定するための設定手段と、前記設定手段によ
    り設定された複数の開放順序を記憶するための記憶手段
    と、前記記憶手段に記憶された複数の開放順序の中から
    予約する開放順序を選択するための選択操作手段とを備
    ている電動式移動棚。
  2. 【請求項2】 前記開放操作手段もしくは前記作業完了
    操作手段が前記選択操作手段を兼ねており、前記予約手
    段は、該開放操作手段もしくは作業完了操作手段が予め
    設定された所定操作方法で操作されると予約操作と判断
    し、該予約操作により指定された開放順序を割り出す割
    出手段を備えている請求項1に記載の電動式移動棚。
  3. 【請求項3】 前記開放操作手段、前記作業完了操作手
    段、前記予約手段を構成すると共に前記通路を指定して
    前記開放順序を入力するための予約操作手段、前記設定
    手段及び前記選択操作手段のうち少なくとも1つは、遠
    隔操作手段である請求項1又は請求項2に記載の電動式
    移動棚。
  4. 【請求項4】 前記予約操作手段もしくは選択操作手段
    により予約された前記開放順序を取消すための取消操作
    手段が前記通路に対応する位置に備えられている請求項
    3に記載の電動式移動棚。
  5. 【請求項5】 前記予約操作手段もしくは選択操作手段
    により予約された前記開放順序の途中で割り込むための
    割込操作手段が前記通路に対応する位置に備 えられてい
    る請求項3又は請求項4に記載の電動式移動棚。
  6. 【請求項6】 前記予約操作手段もしくは選択操作手段
    により予約された前記開放順序を飛び越しするための飛
    越操作手段が前記通路に対応する位置に備えられている
    請求項3〜請求項5のいずれか一項に記載の電動式移動
    棚。
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