JP3443550B2 - 炭酸ガス吸収材および炭酸ガス吸収材の製造方法 - Google Patents
炭酸ガス吸収材および炭酸ガス吸収材の製造方法Info
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Description
酸ガスを吸収する炭酸ガス吸収材およびその製造方法に
係り、特にリチウムジルコネートやリチウムシリケート
など炭酸ガスと反応して炭酸リチウムを生成するリチウ
ム含有複合酸化物を用いた炭酸ガス吸収材およびその製
造方法に関する。
て,アルカノールアミン系溶媒などによる化学吸収法
や、ゼオライトなどを用いた物理吸着法、深冷分離法、
膜分離法などが知られている。しかし、これらの方法
は、使用される膜や溶媒など材料の耐熱性の限界から、
導入ガス温度の上限を200℃程度以下に抑える必要が
ある。従って、エネルギープラント、化学プラントある
は自動車などから発生する高温の排ガス中から直接炭酸
ガスを分離することができず、一度室温まで冷却する工
程をとらなければならなかった。
用いた炭酸ガスの分離方法が検討されている。このリチ
ウム化ジルコニアは500℃程度の高温の排ガス中から
直接炭酸ガスを吸収することが可能な材料で、さらに7
00℃程度以上の温度域で炭酸ガスを放出する可逆反応
を利用しているため、特に高温の炭酸ガスを使用する際
には、炭酸ガスのリサイクルに適した材料である。
用いることも検討されており(特開平11−25374
6号公報)、具体的には有機化合物バインダにより成形
した成形体などが知られている。
炭酸ガス吸収能が得られるものの、繰り返し使用するう
ちに炭酸ガス吸収特性が低下するという問題がある。
の炭酸ガス吸収材は、成形体として繰り返し使用したと
きに炭酸ガス吸収能が低下するという問題があった。
ものであり、繰り返しの使用に対しても特性劣化の少な
い炭酸ガス吸収材を提供することを目的とする。
は、炭酸ガスと反応して炭酸リチウムを生成するリチウ
ム含有複合酸化物を含有し、所定径の微細孔を有する多
孔質体からなる核と、前記核を囲むように設けられ、前
記微細孔の所定径よりも大きな径の開口を有する多孔質
体からなる外殻とを具備することを特徴とする。
チウムジルコネートおよびリチウムシリケートから選ば
れる少なくとも一種を用いることが望ましい。
チウム複合酸化物よりも難焼結性の材料であることが望
ましい。
酸ガスと反応して炭酸リチウムを生成するリチウム含有
複合酸化物粉末からなる造粒粉表面を、前記リチウム複
合酸化物よりも難焼結性の材料粉末で被覆した後、前記
造粒紛を焼結することを特徴とする。
ついて図面を用いて説明する。
す断面図を示す。図1において(a)は初期状態、
(b)は炭酸ガス吸収後、(c)は再度炭酸ガスを放出
した後の様子を示す。
ス吸収材はリチウム含有複合酸化物粉末1を焼結するな
どして得られた多孔質体からなる核11と、この核11
上に形成された外殻12とから構成されている。
ウムジルコネートを使用した場合、500℃付近の炭酸
ガスを含有するガスを供給すると、リチウム含有複合酸
化物と炭酸ガスとの間に式(1)で示すような反応し、
炭酸リチウム2とジルコニア3が生成される。
物の総体積(炭酸リチウム2とジルコニア3との合計の
体積)は、反応前のリチウム含有複合酸化物よりも増加
するため、核11内には収まりきらなくなり、核11外
へ押出される。
ジルコニア3は固体、炭酸リチウム2は溶融状態である
ので、生成物のうちジルコニア骨格から形成される核1
1内に収まらない炭酸リチウムは最寄の外殻12に存在
する開口6へ溢れ出し、図1(b)に示すようにそれぞ
れの開口6に分散して貯蔵される。
酸ガス吸収材は、その後炭酸ガスを必要とする他の所望
の場所において炭酸ガスを放出し、図1(c)に示すよ
うに元の状態に再生される。
00℃程度に加熱し、骨格を形成するジルコニア3と、
骨格内部および開口6内に貯蔵された炭酸リチウム2と
に式(2)で示すような反応を生じさせ、リチウム含有
複合酸化物と炭酸ガスを生成する。
とで、初期の炭酸ガス吸収材を再生することが可能であ
る。
ついて説明する。
合酸化物を含有した多孔質体であり、リチウム複合酸化
物粒子を焼成して得られる成形体、リチウム複合酸化物
を圧縮して得られる成形体、あるいは複数のリチウム複
合酸化物粒子からなる凝集体などの形態で使用できる。
応して炭酸リチウムを生成するリチウム含有複合酸化物
が使用できる。
リチウムシリケート、リチウムフェライト、リチウムナ
イオベートなど、各種用いることができ、これらの材料
は、所定の温度域で下記(1)、(3)、(4)、
(5)などの反応によって炭酸ガスを吸収する。
ニアなどの酸化物粒子と炭酸リチウムとを所定の逆反応
温度に加熱し本発明のリチウム含有複合酸化物を製造し
たり、炭酸ガスを吸収した後に所定の逆反応温度に過熱
して再生することができる。
も、特にリチウムジルコネートやリチウムシリケート
は、炭酸ガス吸収能が高い点で優れている。
リ金属あるいはアルカリ土類金属からなる酸化物・炭酸
塩・水和物等の反応促進剤を含有していることが望まし
い。これらの成分は反応性生物である炭酸リチウムを低
温で溶融させる機能を持ち、低温でのリチウム複合酸化
物の炭酸ガス吸収速度の向上に寄与する。具体的には、
K2CO3、LiKCO3、Na2CO3等を添加すればよ
い。
の他の成分を混合する場合、反応促進剤の含有量を50
wt%以下にすることが望ましい。他の成分の含有量が
50wt%を超え、リチウム含有複合酸化物の比率が小
さくなると、炭酸ガスの吸収量が低下する恐れがある。
孔質体として用いられる。この多孔質体中の微細孔の径
は、1nm〜100nmの範囲内にすることが望まし
い。その理由は以下のとおりである。
含有されるリチウムがリチウム含有複合酸化物の表面に
拡散し、炭酸ガスと接触して反応するため、炭酸ガスと
の接触面積を大きくすることで反応速度を速めたり、反
応量を増加させることができる。また、多孔質体中の微
細孔は、炭酸ガスの流路であるだけでなく、生成された
炭酸リチウムの流路としても機能する。このような効果
が得られる微細孔の径は1nm〜100nmの範囲内、
さらには5nm〜50nmの範囲内が望ましい。
ばポリビニルアルコール(PVA)溶液などの有機化合
物とリチウム複合酸化物粉末との混合物を焼成し、PV
Aを焼却することでPVA成分が存在した領域を気孔部
とした多孔質体を製造することができる。したがって、
混合するPVAの混合比を制御することで核を形成する
多孔質体の細孔径を調整することが可能になる。
り、前述したように、炭酸ガスを吸収した際に生成され
る炭酸リチウムを所定領域に保持し、核表面に分散させ
るためのものであり、以下により詳細に説明する。
ついて説明する。
あり、図1と同様、(a)、(b)、(c)はそれぞれ
初期状態、炭酸ガス吸収後の状態、再度炭酸ガスを放出
した後の様子を示す。
ト101は、炭酸ガスと反応してジルコニア103と炭
酸リチウム102とを生成する際に、体積膨張して一部
の炭酸リチウムを核111表面に溢れる。核111の微
細孔から溢れ出た炭酸リチウムは相互に吸収し合い、核
111表面に大きなかたまり102aを形成する。
から炭酸ガスを放出し再生を行うと、炭酸リチウムのか
たまり102a近傍では過剰の炭酸リチウムが存在する
ため、未反応の炭酸リチウム102が残存し、表面に炭
酸リチウムが存在しない領域ではジルコニアと反応する
炭酸リチウム量が足りずに、未反応のジルコニア103
が残存し、リチウムジルコネートの再生効率が低下す
る。さらに炭酸ガス吸収材の再生を数十回と繰り返して
いくと、この減少は顕著になっていく。
チウムのかたまりを、核11の表面に分散させるため
に、核11表面に炭酸リチウムを貯蔵する開口(細孔)
を有する外殻12を形成することを特徴としている。
説明する。
酸リチウムを貯蔵するための複数の開口を有しているた
め、炭酸リチウムは外殻に仕切られた開口に分散して貯
蔵される。そのため、核11表面に形成される炭酸リチ
ウムのかたまりのサイズを開口サイズに小さくすること
が可能である。
かたまりが大きくなり、再生時に核11全体に炭酸リチ
ウムを供給できなくなる恐れがあることから、その開口
径は500μm以下とすることが望ましい。また、開口
径が小さすぎると、核11へ炭酸リチウムを浸透させに
くくなるため、開口径を核11に形成される微細孔より
も大きくすることが望ましく、例えば0.1μm以上と
することが望ましい。
ないが、炭酸ガス吸収材の使用温度域において、安定性
の高い材料とすることが好ましく、例えば、可塑性を有
する粘度材料、具体的にはセリナイト、雲母、木節粘度
などを使用することが望ましい。
ることを考慮すると、リチウム複合酸化物よりも難焼結
性、すなわち緻密度の上がらずに多孔質体となる材料を
選択することが望まれる。
を以下に説明する。
ウム含有複合酸化物造粒粉と、外殻を形成するための材
料を含有するスラリーとを準備する。
平均粒径0.1μm〜1μm程度のリチウム含有複合酸
化物粉末に、PVA溶液を滴下・乾燥させることで得る
ことができる。またスラリーは、所望のセラミック粉末
を水等の溶媒中に分散・混合することで得られる。
ラリーを塗布・乾燥し、リチウム複合酸化物造粒粉表面
に、外殻を形成する材料の粉末層を形成し、これを焼成
する。
成する材料は、それぞれ焼成され、それぞれの焼結特性
にしたがって多孔質体を形成する。
ム含有複合酸化物よりも焼結性の低いセリサイトを使用
すれば、核に形成される微細孔よりも細孔径の大きな多
孔質体が得られる。
液などの有機材料と混合し、この混合物からなるスラリ
ーを核に塗布した後に焼成し、焼成時の熱で有機材料を
焼却することで、外殻に開口を形成することもできる。
この場合、有機材料の混合比を調整することで、外殻に
形成される開口径を制御することが可能である。
ず、複数回塗布乾燥を繰り返すことで、外殻の厚さを制
御し、気効率や開口の径を制御することもができる。
成された開口の容積を大きくすることができるが、炭酸
ガス吸収材中のリチウム含有複合酸化物の比率が小さく
なるため、炭酸ガス吸収効率が低下する恐れがある。こ
のような理由から、核と外殻との比率が重量比で90:
10〜70:30程度の範囲になるように、スラリーの
塗布回数を制御することが好ましい。
化物を含有する多孔質体からなる核に、炭酸リチウムを
貯蔵する複数の開口を設けた外殻を形成することで、炭
酸ガス吸収材が炭酸ガスを吸収した際に生成される炭酸
リチウムを核表面に分散させることが可能となり、炭酸
ガス吸収材の再生時に、ジルコニアなどの酸化物と、炭
酸リチウムとの反応を速やかに生じさせることが可能と
なり、繰り返し特性の良好な炭酸ガス吸収材を得ること
ができる。
と純度99.9%の平均粒子径0.5μmのMgO部分
安定化ZrO2粉末と純度99.9%の平均粒子径1μ
mのK2CO3粉末とを原料とし、Li2CO3:Zr
O2:K2CO3=1.1:1:0.1のモル割合で秤量
し、その粉末を乾式混合した後、900℃で10時間大
気中にて焼成して、Li2ZrO3: Li2CO3: K2
CO3=1:0.1:0.1のモル割合、平均粒径1μ
mのリチウム複合酸化物を得た。このリチウム複合酸化
物粉末に10wt%のPVA溶液を滴下して造粒し、平
均粒径600μmのリチウム含有複合酸化物の造粒粉を
得た。
トを溶解させ、このセリサイト成分が核に対し、出来上
がりでセリサイト成分:炭酸ガス吸収材粉末=20:8
0wt%となるように複数回のディッピングを行った。
このディッピング後のリチウム含有複合酸化物造粒粉を
焼成し、核と外殻とからなる炭酸ガス吸収材を得た。
素ガス吸着法で、外殻部分の平均細孔径を水銀ポロシメ
ータで測定した値と、炭酸ガス吸収材の圧壊強度値を表
1に示す。
放出能の測定を大気中、CO220vol%含有ガスを
200ml/min流通下のもと、熱重量分析装置を用
いて行った。なお、炭酸ガス吸収材の重量変化分が炭酸
ガスの吸収量、放出量として換算される。
毎分15℃の速度で昇温し、800℃で10分間保持し
た。
で増加し、さらにそれ以降800℃で10分間保持され
る間、重量が減少した。すなわち、650℃程度まで炭
酸ガスの吸収を行い、それ以上の温度で炭酸ガスの放出
を行い、炭酸ガス吸収材再生の1サイクル目を行った。
〜100℃まで15℃/分で降温した後さらに100℃
〜800℃まで15℃/分で昇温し、800℃で10分
間保持した。降温中、および650℃程度まで昇温する
間に炭酸ガス吸収材の重量が増加し、650℃〜800
℃に昇温する間炭酸ガス吸収材の重量は減少し、800
℃で10分保持した時には炭酸ガス吸収材の重量変化は
見られなくなった。
と100℃から800℃への昇温中に、炭酸ガスの吸収
と、炭酸ガスの放出を行い、炭酸ガス吸収材再生の2サ
イクル目を行った。
温を繰り返し、炭酸ガス吸収材再生を40サイクル行っ
た。
吸収材の最大重量時の重量変化率)と、40サイクル目
の炭酸ガス吸収能を表1に併記する。
した炭酸ガス吸収材を作成し、炭酸ガスの吸収・放出能
を測定した。その結果を表2に併記する。
純度99.9%の平均粒子径0.5μmのMgO部分安
定化ZrO2粉末と純度99.9%の平均粒子径1μm
のK2CO3粉末とを、Li2CO3:ZrO2:K2CO3
=1.1:1:0.1のモル割合で秤量し、その粉末を
乾式混合した後、900℃で10時間大気中にて焼成し
て、 Li2ZrO3: Li2CO3: K2CO3=1:
0.1:0.1のモル割合、平均粒径1μmのリチウム
複合酸化物を得た。
と同様にして平均粒径600μmの造粒粉を作成し、得
られた造粒粉に材料として木節粘度を用いた以外は実施
例1と同様に、スラリーの塗布、焼成を施し、リチウム
シリケートを核とし、木節粘度を外殻とし、木節粘度成
分:炭酸ガス吸収材粉末=20:80wt%の炭酸ガス
吸収材を得た。
径と、圧壊強度値を表1に併記する。
炭酸ガス吸収材の炭酸ガス吸収能を測定した。その結果
を表1に併記する。
1:1:0.4としたことを除き、実施例1と同様にし
て炭酸リチウム10モル%、炭酸カリウム0.4モル%
含有するリチウムジルコネートからなるリチウム含有複
合酸化物を得た。
し、平均粒径500μmの造粒紛を作成した。
雲母を分散させ、この雲母成分がリチウム含有複合酸化
物に対し、出来上がりで雲母成分:リチウム含有複合酸
化物=15:85wt%となるように複数回のディッピ
ングを行った。このディッピング後の造粒紛を焼成して
炭酸ガス吸収材を得た。
細孔径と、気孔率と、圧壊強度値を表1に併記する。
炭酸ガス吸収材の炭酸ガス吸収能を測定した。その結果
を表1に併記する。
ない比較例1では、40サイクル目の炭酸ガス吸収特性
が1/3程度に減少しているのに対し、各実施例では炭
酸ガス吸収特性はほとんど低下していない。
材は、繰り返し再生した際に炭酸ガス吸収特性の劣化を
低減することができる。
を示す断面図。(b)は炭酸ガスを吸収した炭酸ガス吸
収材の断面図。(c)は再生後の炭酸ガス吸収材の断面
図。
示す断面図。(b)は炭酸ガスを吸収した炭酸ガス吸収
材の断面図。(c)は再生後の炭酸ガス吸収材の断面
図。
Claims (4)
- 【請求項1】炭酸ガスと反応して炭酸リチウムを生成す
るリチウム含有複合酸化物を含有し、所定径の微細孔を
有する多孔質体からなる核と、 前記核を囲むように設けられ、前記微細孔の所定径より
も大きな径の開口を有する多孔質体からなる外殻とを具
備することを特徴とする炭酸ガス吸収材。 - 【請求項2】前記リチウム含有複合酸化物は、リチウム
ジルコネートおよびリチウムシリケートから選ばれる少
なくとも一種であることを特徴とする請求項1記載の炭
酸ガス吸収材。 - 【請求項3】前記外殻を形成する材料は、前記リチウム
複合酸化物よりも難焼結性の材料であることを特徴とす
る請求項1記載の炭酸ガス吸収材。 - 【請求項4】炭酸ガスと反応して炭酸リチウムを生成す
るリチウム含有複合酸化物粉末からなる造粒粉表面を、
前記リチウム複合酸化物よりも難焼結性の材料粉末で被
覆した後、前記造粒紛を焼結することを特徴とする炭酸
ガス吸収材の製造方法。
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JP2000070422A JP3443550B2 (ja) | 2000-03-14 | 2000-03-14 | 炭酸ガス吸収材および炭酸ガス吸収材の製造方法 |
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JP2001252557A JP2001252557A (ja) | 2001-09-18 |
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-
2000
- 2000-03-14 JP JP2000070422A patent/JP3443550B2/ja not_active Expired - Lifetime
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