JP3443190B2 - 作業ステージ取付け金具と作業ステージ - Google Patents

作業ステージ取付け金具と作業ステージ

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JP3443190B2
JP3443190B2 JP28412394A JP28412394A JP3443190B2 JP 3443190 B2 JP3443190 B2 JP 3443190B2 JP 28412394 A JP28412394 A JP 28412394A JP 28412394 A JP28412394 A JP 28412394A JP 3443190 B2 JP3443190 B2 JP 3443190B2
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好宏 與那原
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ジャパン スチールス インターナショナル株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビル建築中の現場にお
ける鉄骨に取付けて作業ステージを支持できるようにし
た作業ステージ取付け金具に関するとともに、その取付
け金具を使用した作業ステージに関する。
【0002】
【従来の技術】ビル建築の作業では鉄骨柱に鉄骨梁等を
連結したり溶接作業をするために、鉄骨柱に作業ステー
ジを取付けている。従来の作業ステージ取付け作業で
は、鉄骨柱にブラケットなどを溶接し、そのブラケット
を利用して多数のパイプをクランプにより組み合わせて
いる。また本出願人にかかる特開平6−42165公報
の足場装置では、H型鋼からなる鉄骨柱の対向する2つ
の側面にそれぞれ2つのブラケットを溶接により取付
け、両側面の各ブラケットにそれぞれ支持パイプを取付
け、両支持パイプ間に足場枠と足場板を保持させて作業
ステージとしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記従来の作業
ステージ取付け作業では、鉄骨柱にブラケットを溶接に
より取付けたり、多数のクランプでパイプを連結するな
ど組立て作業に手間取り、また作業ステージを取外す場
合は、多数のクランプを外すとともに溶接部分も取り外
さなければならないなど作業性が悪いものであった。ま
た鉄骨柱の1つの側面に溶接により取付けられる2つの
ブラケットは同一高さの所定位置に取付けるのが困難で
あり、少しの位置ずれにより支持パイプをブラケットに
支持させることができなかったり、連結させる足場枠用
のパイプを嵌合連結できないことがあり、そのような場
合、ブラケットの溶接をやりなおさなければならないこ
とがあった。そこで本発明は、鉄骨柱に設ける作業ステ
ージを容易に取付けられるとともに、取外しも容易にで
きるようにした作業ステージ取付け金具を提供するとと
もに、それを使用して容易に組立て分解できるようにし
た作業ステージを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、建築中におけ
る鉄骨柱に取付けて鉄骨梁等の連結作業や溶接作業のた
めのステージを支持する作業ステージ取付け金具であっ
て、上記目的を達成したものである。作業ステージ取付
け金具は、係止孔を有する水平バーの中央に、水平バー
と直角方向のガイド長孔を有するガイド部材を突設し、
水平バーの両端部にそれぞれスライド部材を摺動可能に
設け、両スライド部材にそれぞれ鉄骨柱のブラケットを
挟持させる挟持部材を設けるとともに連結材の一端を軸
連結し、各連結材の他端を互いに軸連結してそのその軸
連結部をガイド部材のガイド長孔に摺動可能に係合し
た。
【0005】前記の水平バーの係止孔は、水平バーの上
面中央付近に設けられ、挟持部材は、鉄骨柱のブラケッ
トを挟み込む断面コ字形部材とそれにねじこまれたボル
トとにより構成されている。作業ステージは上記の作業
ステージ取付け金具と、前記作業ステージ取付け金具に
支持されるステージ床とからなり、ステージ床は、鉄骨
柱と対向側の上部に水平バーの係止孔に嵌合される係止
片を有するとともに、前記と同一側の下部に鉄骨柱の側
面に当接される当接部材が設けられている。
【0006】
【作用】上記手段の作業ステージ取付け金具は、水平バ
ーに摺動可能に設けた2つのスライド部材にそれぞれ連
結材の一端が連結されて、両連結材の他端の軸連結部が
ガイド部材のガイド長孔に案内されて移動される。この
ため、ガイド部材を鉄骨柱の長手方向中央線に一致させ
て2つのスライド部材を鉄骨柱のブラケットの両端に取
付けるようにすれば、2つのスライド部材は同一高さと
なって、水平バーを水平に保持することができる。よっ
て、水平バーに保持させるステージ床を水平に保持する
ことができる。
【0007】作業ステージは、前記の作業ステージ取付
け金具を鉄骨柱に取付けた後に、その取付け金具にステ
ージ床を保持できるようにしたものである。作業ステー
ジを施工するときは、ステージ床の上部に設けられてい
る係止片を、取付け金具の水平バーの係止孔に嵌合し、
ステージ床の下部に設けられている当接部材を鉄骨柱の
側面に当てることにより、ステージ床を固定することが
できる。この後さらに、鉄骨柱をはさんだ状態の2つの
ステージ床の両端部の間にそれぞれ足場板を掛け渡すこ
とにより鉄骨柱を囲んだ作業ステージが完成する。
【0008】
【実施例】本発明の作業ステージ取付け金具の実施例を
図1、図2により説明する。作業ステージ取付け金具
は、水平バー1の両端部にそれぞれスライド部材2が摺
動可能に設けられ、各スライド部材2に設けた挟持部材
3を例えばH型鋼からなる鉄骨柱4のブラケット4aの
両端部にそれぞれ取付けられるようになっている。そし
て図2に示すように、鉄骨柱4の相対するブラケット4
aにそれぞれ取付けた水平バー1にステージ床Sを保持
させて、鉄骨柱4の周囲に作業ステージを施工する場合
に使用される。
【0009】水平バー1は、鉄板を折り曲げたりあるい
は溶接することにより四角柱状に形成された部材を水平
状にして使用されるものであり、水平バー1の上面の中
央付近に中心線に対して対称に2つの係止孔1aが設け
られている。水平バー1に摺動可能に設けられた各スラ
イド部材2は、水平バー1の断面形に対応した孔を有す
る四角形枠に形成され、各スライド部材2の鉄骨柱4へ
の対向面側に挟持部材3が取付けられている。挟持部材
3は、断面コ字形部材3aにボルト3bがねじ込まれた
構成であり、一対の断面コ字形部材3aはその開口側を
互いに相対する向きにしてスライド部材2に取付けら
れ、断面コ字形部材3aの開口部を鉄骨柱のブラケット
4aの両端部に挟持させてボルト3bをねじ込むことに
よりフランジを挟みつけて鉄骨柱4に固定できるように
なっている。なお水平バー1は四角柱状に限るものでは
なく、円柱状や多角柱状に形成することも可能である。
また挟持部材3は前記構成に限るものではなく、クラン
プ状などの構成にすることが可能である。
【0010】水平バー1の中央部から直角下方(上方で
も可)に例えば長板状のガイド部材5が設けられ、その
ガイド部材5には水平バー1と直角方向に長いガイド長
孔5aが設けられている。また両側のスライド部材2の
鉄骨柱側とは反対側の面に、それぞれ棒状で同一長さの
連結材6の一端が軸連結され、両連結材6の他端が軸連
結されてその軸部7がガイド部材5のガイド長孔5aに
摺動可能に係合されている。このため、水平バー1に設
けた2つのスライド部材2を鉄骨柱のブラケット4aの
幅の大きさに対応させるために移動するときは、連結材
6を軸連結している軸部7がガイド長孔5aを移動して
水平バー1の鉛直方向の中央線に対して対称にスライド
部材2が移動し、水平バー1を左右対称の水平状態にし
て鉄骨柱4に取付けることができる。
【0011】なお、前記では、作業ステージ取付け金具
に保持させるものが作業用のステージ床であったが、そ
の代わりにタラップの上端あるいは途中を保持するよう
にしてもよい。その場合、タラップの上端あるいは途中
に、水平バー1の係止孔1aに係合される係止片を設け
ようにする。
【0012】次に、作業ステージの実施例を図3、4に
より説明する。なお作業ステージは、前記の作業ステー
ジ取付け金具と、それに保持されるステージ床Sとから
なる。ステージ床Sは、高さの低い略直方体の箱状に形
成され、ステージ床Sが鉄骨柱4に向かう側の上部に、
前記の水平バー1に設けた2つの係止孔1aに係合され
る例えば2つの係止片11が設けられ、同じ側の下部に
鉄骨柱4の側面に当接される当接部材12が突設されて
いる。なお、本実施例の係止片11は、ステージ床Sの
上部から突出するブラケットとピンとで構成されてい
る。
【0013】そして、前記の作業ステージ取付け金具を
鉄骨柱4に取付けた後、ステージ床Sの係止片11を水
平バー1の係止孔1aに係合するとともに、当接部材1
2を鉄骨柱4の側面に当てることにより図4に示すよう
にステージ床Sを水平に取付けることができる。ステー
ジ床Sは鉄骨柱4を挟んで両側に取付けられ、さらに両
ステージ床Sの両端部の間にそれぞれ足場板Pを掛け渡
すことにより鉄骨柱を囲む作業ステージを施工すること
ができる。
【0014】
【発明の効果】本発明の作業ステージ取付け金具は、水
平バーに2つの挟持部材を設けてそれらが互いに対称な
水平方向に移動できるようにしているので、鉄骨柱のブ
ラケットの両側を挟持する挟持部材の高さを同一にする
ことができ、水平バーを容易に水平に取付けてステージ
床を水平状態に保持することができる。またステージ取
付け金具を取外す場合には、挟持部材のボルトを緩める
だけでよいので、取外しも容易である。鉄骨柱に作業ス
テージを施工する場合は、前記の取付け金具を鉄骨柱に
取付けた後、ステージ床の係止片を水平バーの係止孔に
係合し、当接部材を鉄骨柱の側面に当てるだけでステー
ジ床を水平に保持でき、作業ステージの取付け作業と取
外し作業が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の作業ステージ取付け金具の平面図
(a)と、正面図(b)と、側面図(c)である。
【図2】作業ステージ取付け金具を鉄骨柱の両側のブラ
ケットにそれぞれ取付けた状態の断面図である。
【図3】作業ステージのステージ床の斜視図である。
【図4】作業ステージを鉄骨柱の回りに施工した状態の
斜視図である。
【符号の説明】
1 水平バー 2 スライド部材 3 挟持部材 4 鉄骨柱 5a ガイド長孔 11 係止片 12 当接部材 S ステージ床
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04G 3/06 - 3/10 E04G 5/08 E04G 7/28 E04G 21/14 - 21/22

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建築中における鉄骨柱に取付けて鉄骨梁
    等の連結作業や溶接作業のためのステージを支持する作
    業ステージ取付け金具であって、係止孔を有する水平バ
    ーの中央に、水平バーと直角方向のガイド長孔を有する
    ガイド部材を突設し、水平バーの両端部にそれぞれスラ
    イド部材を摺動可能に設け、両スライド部材にそれぞれ
    鉄骨柱のブラケットを挟持させる挟持部材を設けるとと
    もに連結材の一端を軸連結し、各連結材の他端を互いに
    軸連結してそのその軸連結部をガイド部材のガイド長孔
    に摺動可能に係合したことを特徴とする作業ステージ取
    付け金具。
  2. 【請求項2】 水平バーの係止孔は、水平バーの上面中
    央付近に設けられ、挟持部材は、鉄骨柱のブラケットを
    挟み込む断面コ字形部材とそれにねじ込まれたボルトと
    により構成されていることを特徴とする請求項1に記載
    の作業ステージ取付け金具。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の作業ステージ取
    付け金具と、前記作業ステージ取付け金具に支持される
    ステージ床とからなり、ステージ床は、鉄骨柱対向側の
    上部に水平バーの係止孔に嵌合される係止片を有すると
    ともに、前記と同一側の下部に鉄骨柱の側面に当接され
    る当接部材が設けられていることを特徴とする作業ステ
    ージ。
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