JPS628293Y2 - - Google Patents

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JPS628293Y2
JPS628293Y2 JP1577081U JP1577081U JPS628293Y2 JP S628293 Y2 JPS628293 Y2 JP S628293Y2 JP 1577081 U JP1577081 U JP 1577081U JP 1577081 U JP1577081 U JP 1577081U JP S628293 Y2 JPS628293 Y2 JP S628293Y2
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formwork panel
fixing
support
bolt
pressing plate
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業状の利用分野」 この考案は型枠パネルの支持金具に関するもの
である。
「従来の技術とその問題点」 例えば、高層建築などの建設は、一段から順次
積層して施工するものであつて、このような作業
現場にあつては、まず型枠パネルを組んでコンク
リートを流し込み、この後型枠パネルを解体し、
次いでこの解体した解体パネルを次の階を施工す
る場合にまた組み直さなければならず、従つてそ
の解体、組み直し作業に時間がかかり非能率的で
あるばかりか、人手もかかり非経済的であるなど
の欠点があつた。このため、一度組み立てた型枠
パネルを解体することなく、次の作業場にそのま
ま移動して施工できるものが要望されている。
しかるに、組み立てられた型枠パネルをそのま
ま移動するものが考えられているが、この種のも
のは、移動する際に型枠パネル全体が反る、など
の欠点があつた。
また上記のような型枠パネルを組み立てる際に
型枠パネル全体の反りを防止するために型枠パネ
ル用固定部材をフオームタイによつて取付けてい
る。しかし、この固定部材の取付けに際しては、
この固定部材の両端を作業者が持ち、他の作業者
がフオームタイによつて前記固定部材を取付けな
ければならないので、その取付作業が大変面倒で
あるなどの問題があつた。
そこで、この考案の出願人は先に実公昭60−
439号公報に示すように、型枠パネルの桟部材の
両側に着脱自在に取付ける挟持部材と、この挟持
部材に固定する型枠パネル用固定部材を挿通して
支持する支持部材等からなる型枠パネルの支持金
具を提案した。
しかしながら、このような支持金具にあつて
は、型枠パネル用固定部材を単に挿通して支持す
る構成であるから、例えばこの支持金具を用いて
組み立てられた型枠パネルをそのまま移動する場
合等には、支持金具と型枠パネル用固定部材との
間にずれが生じてしまうという不都合が生じるの
で、これを防止するために針金等を用いて型枠パ
ネル用固定部材を支持金具に固定しなければなら
ず、またたとえそのような方法で型枠パネル用固
定部材を支持金具に固定してもその固定強度は非
常に弱いという欠点があつた。
「問題点を解決するための手段」 この考案は上記の事情に鑑みてなされたもの
で、針金等の備品を用いることなく極めて簡単に
しかも確実に型枠パネル用固定部材を固定するこ
とができる型枠パネルの支持金具を提供すること
を目的とし、この目的を達成するために、上方水
平部と両垂直部とからなる断面コ字状の支持金具
本体と、上記垂直部の下端に設けられて該支持金
具本体を型枠パネルの桟部材に固定する固定部
と、前記垂直部の長さ方向に沿つて形成された長
孔に両端がそれぞれ嵌入されて前記桟部材との間
に型枠パネル用固定部材を挟持する押圧板と、前
記水平部に螺合されるとともに先端部が前記押圧
板の略中央部に当接して該押圧板を上方から支持
する固定ボルトとを具備して、前記型枠パネル用
固定部材を、支持金具本体の凹部に配置するとと
もに、桟部材と直交する方向に沿つて2本が略平
行に配置し、更に、前記押圧板の下部に、2本の
型枠パネル用固定部材に当接する円弧部を前記固
定ボルトの軸線に対して対称となるように設ける
ようにしている。
「作用」 この考案によれば、2本の型枠パネル用固定部
材が、桟部材と直交する方向に配置されるととも
に支持金具本体の凹部に配置されて、該型枠パネ
ル用固定部材の上面が、押圧板の下部に設けられ
た円弧部に当接する。
そして、このとき、支持金具本体に設けられた
固定ボルトを締めることによつて、該固定ボルト
の先端部が前記押圧板の中央部を上方から押圧
し、これによつて、該固定ボルトの円弧部が、前
記2本の型枠パネル用固定部材を桟部材に対して
直交した位置で固定する。
「実施例」 以下、この考案の一実施例を第1図ないし第4
図a,bを参照して説明する。図中1は支持金具
本体で、略コ字状の支持部1jとこの支持部1j
の左方下端からさらに左方に水平に延びる水平部
1hとからなつている。支持部1jの左右垂直部
1a,1bには長孔1c,1dがそれぞれ設けら
れている。これらの長孔1c,1dには支持金具
本体1の上方水平部1fの下方に垂直に配置され
る押圧板2の両側部がそれぞれ嵌合されており、
この押圧板2は上下方向移動自在になされてい
る。また、押圧板2の下部左右には、型枠パネル
用固定部材Aの曲面に合致する円弧部2a,2b
がそれぞれ設けられており、また上部中央には切
欠き部2cが設けられている。押圧板2の上部に
は中央部に貫通孔3aを有する長方形状のストツ
プ板3が溶接により取り付けられている。一方、
支持金具本体1の水平部1fの上部には断面コ字
状の補強板4が溶接により取り付けられている。
この補強板4の中央に設けられた貫通孔4aから
上方に突出するちようボルト(固定ボルト)5
は、支持金具本体1の水平部1fの中央部に設け
られたメネジ1gに螺合されており、このちよう
ボルト5の下端は前記ストツプ板3の貫通孔3a
を挿通してストツプ板3と押圧板2の切欠き部2
cとで構成される空間6内でナツト(止め部材)
7に溶接されている。
前記支持部1jの右方の垂直部1bの下端には
連結部8を介して棒部9が取り付けられている。
また、支持部1jの左方下端に設けられた水平部
1hの所定個所には貫通孔1iが形成されてお
り、この貫通孔1iにはちようボルト10が挿通
されている。ちようボルト10の下方側には略長
方形状でかつ対向する隅部11a,11bがそれ
ぞれ切り欠かれているストツプ板11が螺合され
ている。そして、これら連結部6、棒部9、水平
部1hちようボルト10およびストツプ板11等
により当該支持金具の固定部は構成されている。
なお、ちようボルト10の下端はネジ山がつぶさ
れており、ストツプ板11がちようボルト10か
ら抜けるのを防止している。
また、12は支持部1jの垂直部1aと水平部
1hの間に設けられた補強板である。以上説明し
たように、支持金具本体1に付随する部品は全て
溶接等によつて支持金具本体1から外れない構成
となされているので、これらの部品を粉失するこ
とはない。
次に、上記構成の支持金具を型枠パネルBの桟
部材Cに固定する場合、およびその作用について
説明する。まず、第4図aに示すように桟部材C
に予め設けられた溝D内棒部9を挿入した後、垂
直部1bを中心にして支持金具を略90゜回転させ
る。次に、水平部1hに取り付けられたストツプ
板11をその長さ方向が溝Dの方向に沿うように
配置して溝D内に挿入し、その後ちようボルト1
0を時計方向に回転させる。すると、ストツプ板
11は最初ちようボルト10の回転に追従して同
方向に回転するが、切り欠かれた隅部11a,1
1bが溝Dの内側壁面に当接した後はその回転が
阻止される。そして、さらにちようボルト10を
時計方向に回転させてストツプ板11を水平部1
hに対して上方に相対移動させることにより、ス
トツプ板11は水平部1hとの間で溝Dの折曲部
E,Eを強く挟持する。すなわち、上述したよう
な簡単な操作により、支持金具を桟部材Cに取り
付けることができる。また、溝Dを予め桟部材C
の上面全てに設ければ、支持金具を桟部材Cの上
面何処でも取り付けることができる。なお、ちよ
うボルト10を回転させる際、ちようボルト10
下端がストツプ板11より下方に突出するが、溝
Dの底部上面には予め凹部Fが形成されており、
なんら支障をきたさない。
次に、押圧板2と桟部材Cとで形成される挿通
部13に型枠パネルAの反り・撓みなどの変形を
防止する型枠パネル用固定部材Aを挿通する。そ
の後、ちようボルト5を時計方向に回転させて、
ちようボルト5を支持金具本体1に対して下方に
相対移動させる。すると、ちようボルト5の下端
に固定的に取り付けられたナツト7が下方に相対
移動しながら押圧板2の切欠部2cの上面を下方
に押圧し、これにより押圧板2は下方に移動しな
がら型枠パネル用固定部材Aを押圧する。すなわ
ち、型枠パネル用固定部材Aは押圧板2の押圧力
とこの押圧力に対抗する桟部材Cの反力によつて
押圧板2と桟部材Cとの間で強く挟持固定され
る。
この場合に、前記押圧板2は長孔1c,1dに
両端を嵌入されて垂直部1a,1bに取り付けら
れており、型枠パネル用固定部材Aをその端面で
押さえるようになつているので、力の掛かる方向
に対して撓み変形しにくく、従つて、強度の大き
い固定を行うことができる。
次に、フオームタイGを用いて型枠パネル用固
定部材Aを固定し、型枠パネルBを組み立てるこ
とにより一方の型枠を形成する。また、上述した
作業を繰り返すことにより他方の型枠を形成し、
そしてこれら型枠間にコンクリートを流し込み施
工を行う。次いで、次の階を施工する場合には上
記組み立てられた型枠パネルBからフオームタイ
Gを取り外した後、前記型枠パネルB全体を移動
させる。このとき、前述したように型枠パネル用
固定部材Aが押圧板2と桟部材Cとの間で強く挟
持固定されたままの状態であるから、型枠パネル
Bが部分的にずれたりすることはなく、また型枠
パネル用固定部材Aの働きにより型枠パネルBが
反つたりすることもない。
なお、型枠パネル用固定部材Aを支持金具から
取り外す場合には、ちようボルト5を反時計方向
に回転させて、ちようボルト5およびナツト7を
支持金具本体1に対して上方に相対移動させ、こ
れによりストツプ板11を介して押圧板2を上方
に相対移動させ、ひいては桟部材Cと押圧板2と
の間隔を拡げさせた後、行う。
なお、上記実施例では、支持金具本体1の左方
側にちようボルト10およびストツプ板11等か
らなる固定部を設け、右方側に連結部8および棒
部9からなる係止部を設け、これにより支持金具
本体1を桟部材Cに固定しているが、支持金具本
体1の桟部材Cへの固定手段はこれに限られるこ
となく、適宜設計変更可能である。
「考案の効果」 以上説明したように、この考案による型枠パネ
ルの支持金具によれば、2本の型枠パネル用固定
部材に当接する円弧部を有する押圧板と、支持金
具本体の水平部に螺合されるとともに先端部が前
記押圧板の略中央部に当接して該押圧板を上方か
ら支持する固定ボルトとを備えたので、前記押圧
板と、前記支持金具本体が固定された桟部材との
間に2本の型枠パイプ用固定部材を配置した後、
固定ボルトを締め付けて前記押圧板を桟部材に対
して押圧することにより、2本の型枠パネル用固
定部材が、平行かつ型枠パネルの桟部材に対して
直交した状態で取り付けられる。
また、前記型枠パネル用固定部材を押圧板の下
部に設けられた円弧部が支持するようにしたの
で、力の掛かる方向に対して撓み変形しにくく、
従つて、強度の大きい固定を行うことができると
いう効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案による型枠パネルの支持金具
の一実施例の使用状態を示す斜視図、第2図は第
1図の円部の拡大斜視図、第3図はその分解斜
視図、第4図a,bはそれぞれの固定方法を説明
するために示す図である。 1……支持金具本体、1a,1b……垂直部、
1c,1d……長孔、1j……支持部、2……押
圧板、2a,2b……円弧部、3・11……スト
ツプ板、5……ちようボルト(固定ボルト)、8
……連結部、9……棒部、10……ちようボル
ト、13……挿通部、A……型枠パネル用固定部
材、B……型枠パネル、C……桟部材、D……
溝。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 上方水平部1fと両垂直部1a,1bとからな
    る断面コ字状の支持金具本体1と、上記垂直部1
    a,1bの下端に設けられ、該支持金具本体1を
    型枠パネルBの桟部材Cに固定する固定部と、前
    記垂直部1a,1bの長さ方向に沿つて形成され
    た長孔1c,1dに両端がそれぞれ嵌入されて前
    記桟部材Cとの間に型枠パネル用固定部材Aを挟
    持する押圧板2と、前記水平部1fに螺合される
    とともに先端部が前記押圧板2の略中央部に当接
    して該押圧板2を上方から支持する固定ボルト5
    とを具備してなり、 前記型枠パネル用固定部材Aは、支持金具本体
    1の凹部に配置されるとともに、桟部材Cと直交
    する方向に沿つて2本が略平行に配置され、 前記押圧板2の下部には、2本の型枠パネル用
    固定部材Aに当接する円弧部2a,2bが前記固
    定ボルト5の軸線に対して対称に設けられている
    ことを特徴とする型枠パネルの支持金具。
JP1577081U 1981-02-06 1981-02-06 Expired JPS628293Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1577081U JPS628293Y2 (ja) 1981-02-06 1981-02-06

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JP1577081U JPS628293Y2 (ja) 1981-02-06 1981-02-06

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Publication Number Publication Date
JPS57129854U JPS57129854U (ja) 1982-08-13
JPS628293Y2 true JPS628293Y2 (ja) 1987-02-26

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ID=29813760

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JP1577081U Expired JPS628293Y2 (ja) 1981-02-06 1981-02-06

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