JP3441971B2 - 多機能装置のデモンストレーションシステム - Google Patents

多機能装置のデモンストレーションシステム

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JP3441971B2
JP3441971B2 JP18771098A JP18771098A JP3441971B2 JP 3441971 B2 JP3441971 B2 JP 3441971B2 JP 18771098 A JP18771098 A JP 18771098A JP 18771098 A JP18771098 A JP 18771098A JP 3441971 B2 JP3441971 B2 JP 3441971B2
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  • Air Conditioning Control Device (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の機能を備え
た多機能装置(例えば、冷房、暖房、除湿機能を備えた
空気調和機)が自らの機能を利用者に示すデモンストレ
ーションシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、空気調和機の高機能化が進み、冷
房機能、暖房機能、除湿機能および送風機能など複数の
機能を備え、さらに、上記諸機能において、室温自動調
整機能、室温通知機能、屋外温度通知機能、省エネルギ
ー運転機能など多岐にわたる詳細機能が提供されてお
り、利用者は状況に応じてこれらの機能を自由に選択で
きるように設計されている。したがって、上記のような
多機能空気調和機を提供する場合、利用者に対して空気
調和機が備えている機能を効果的に知らしめることが重
要な意義を有する。
【0003】この多機能空気調和機の持つ複数の機能を
利用者に知らしめるには、多機能空気調和機が利用者と
のインタフェースを持ち、そのインタフェースを介して
自らの持つ機能に関する情報を表示・提供できることが
好ましい。この多機能空気調和機の利用者へのインタフ
ェースとして液晶表示装置が注目されている。従来のL
EDランプなどに比べ、提供できる情報量が多いことが
特徴の一つである。
【0004】この液晶表示装置などの情報提供部をイン
タフェースとして備えることにより、稼働状態にある多
機能空気調和機が、機能の内容、稼働の状況などの様々
な情報を効果的に利用者に表示することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の多機能空気
調和機がインタフェースとして備える情報提供部は、稼
働状態にある多機能空気調和機の現在選択している機能
または選択可能な機能の内容、現在の稼働状況などの情
報の提供手段として利用されているものであり、多機能
空気調和機の備える機能すべてを効率良く表示するもの
ではない。例えば、検知しうる障害の種類等は実際に発
生しない限り表示することはない。特に、多機能空気調
和機の購入に際しては、備えている機能を余すところな
く知らしめることが重要であるが、原則として稼働状態
に応じた情報表示を行うためすべての機能を表示するデ
モンストレーション用に用いるものではなかった。
【0006】そこで、情報提供部をすべての機能を紹介
するデモンストレーション用に用いるためには、新たに
多機能装置の選択部などにおいてデモンストレーション
表示モードへの移行を指示する入力部が必要となる。
【0007】しかし、デモンストレーション表示モード
移行を指示する入力部を設けることには以下の問題があ
る。第一に、コストの上昇を招くという問題がある。デ
モンストレーション表示モードの入力スイッチおよび制
御回路などが必要となるからである。第二に、選択部の
複雑化を招くという問題がある。デモンストレーション
表示モードは店頭での多機能装置の購入時など限られた
時点にのみ強く求められる機能であり、購入後の通常稼
働の運転において、ほとんど必要がないものであり、そ
の入力部を設けることは選択部の複雑化を招くこととな
り、好ましくない。
【0008】また、従来の多機能空気調和機がインタフ
ェースとして備える情報提供部を利用してデモンストレ
ーションを行う場合の他の問題としては、視認性の問題
がある。つまり、デモンストレーション時は、アイキャ
ッチのため、また、効果的な説明のためにもできるだけ
視認性の高い状態での表示が好ましい。しかし、従来の
多機能空気調和機が備える情報提供部は通常稼働を前提
としたものであり、また、消費電力の問題もあるので適
度な視認性が確保できれば良く、デモンストレーション
用途に適した視認性を持つものではなかった。
【0009】そこで、本発明は、デモンストレーション
表示モード移行への特別のスイッチなどを必要としない
デモンストレーションシステムを提供し、回路構成の複
雑化の防止、コストの低減を実現することを目的とす
る。また、通常稼働時でも用いる情報提供部を利用した
効率的、かつ、視認性の高い表示ができるデモンストレ
ーションシステムを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の多機能装置のデモンストレーションシステム
は、複数の機能を提供する第一の装置部と、前記第一の
装置に接続された第二の装置部と、前記第一の装置部の
複数の機能の中から特定の機能を選択する選択部と、利
用者に情報を提供する情報提供部と、制御部とを備えた
多機能装置であって、前記選択部が、前記情報提供部に
おける情報提供の開始を指示する情報提供指示部を備
え、前記制御部が、前記第一の装置と前記第二の装置の
接続を確認する接続確認手段を備え、前記情報提供部
が、装置の稼働状況に応じた情報を提供する通常稼働表
示モードと、装置の稼働状況にかかわらず前記複数の機
能に対する表示を順次表示するデモンストレーション表
示モードを備え、前記選択部の情報提供指示部への情報
提供の開始を指示する入力に応じて、前記接続確認手段
により前記第一の装置と前記第二の装置の接続が確認で
ている場合には、前記情報提供部は前記通常稼働表示
モードに移行し、前記接続確認手段により前記第一の装
置と前記第二の装置の接続が確認できていない場合に
、前記情報提供部は前記デモンストレーション表示モ
ードに移行することを特徴とする。
【0011】この構成により、情報提供部に表示するモ
ードとして、通常稼働時に使う通常稼働表示モードと店
頭などでのデモンストレーション時に使うデモンストレ
ーション表示モードとの切り替えを、表示モード切り替
えスイッチなど特別なスイッチ・回路を必要とせずに表
示モード切り替えを行うことができる。
【0012】次に、前記デモンストレーション表示モー
ドが、第一のデモンストレーション表示モードと第二の
デモンストレーション表示モードを備え、前記情報提供
部が前記第一のデモンストレーション表示モードにある
場合において、前記選択部からの入力から所定の時間内
に再び前記選択部からの入力がある場合は前記第一のデ
モンストレーション表示モードとし、前記選択部からの
入力が前記所定の時間内にない場合は前記第二のデモン
ストレーション表示モードに切り替えることが好まし
い。
【0013】この構成により、デモンストレーション表
示モードが複数あり、切り替えが必要な場合でも、表示
モード切り替えスイッチなど特別なスイッチ・回路を必
要とせずに表示モード切り替えを行うことができる。
【0014】次に、前記情報提供部が前記第二のデモン
ストレーション表示モードにある場合において、前記選
択部からの入力があった場合は前記第一のデモンストレ
ーション表示モードに切り替えることが好ましい。
【0015】この構成により、接客担当者による選択部
への入力により、第二のデモンストレーション表示モー
ドから第一のデモンストレーションモードに戻ることが
でき、表示モード切り替えスイッチなど特別なスイッチ
・回路を必要とせずに、表示モードの切り替えができ
る。
【0016】次に、本発明の多機能装置のデモンストレ
ーションシステムは、表示光量調整部を備え、前記表示
光量調整部は、前記第一のデモンストレーション表示モ
ードにおいては前記情報提供部の表示光量を第一の表示
光量とし、前記第二のデモンストレーション表示モード
においては前記情報提供部の表示光量を第二の表示光量
とすることが好ましい。
【0017】この構成により、デモンストレーション表
示モードが複数ある場合に、デモンストレーション表示
モードに応じて情報表示部の表示光量を変えることがで
き、情報表示部の視認性、消費電力を調整することがで
きる。
【0018】次に、前記第一の表示光量が、前記第二の
表示光量よりも高い光量であり、前記第一のデモンスト
レーション表示モードでは高い光量による視認性の高い
表示を提供し、前記第二のデモンストレーション表示モ
ードでは低い光量による消費電力を低減した表示を提供
するものであることが好ましい。
【0019】この構成により、第一のデモンストレーシ
ョン表示モードを顧客の目をもっとも引く視認性を重視
した効果的な表示態様とすることができ、第二のデモン
ストレーション表示モードを消費電力低減を重視した長
期継続的な表示態様とすることができる。
【0020】次に、本発明の多機能装置のデモンストレ
ーションシステムは、表示色調整部を備え、前記情報提
供部に表示する情報の内容に応じて前記情報提供部の表
示色を変更することが好ましい。
【0021】この構成により、情報提供部が表示する情
報の種類の違いなどを表示色の違いにより視覚的に伝え
ることができ、効果的な表示が可能となる。次に、前記
多機能装置が空気調和機であり、前記第一の装置部が前
記空気調和機の室内機であり、前記第二の装置部が前記
空気調和機の室外機であり、前記情報提供部が前記室内
機の前面に設けられた液晶表示装置であることが好まし
い。
【0022】この構成により、本発明のデモンストレー
ションシステムを、冷房、暖房など多機能を持つ空気調
和機に適用することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる多機能装置
のデモンストレーションシステムの実施形態について図
面を参照しながら説明する。
【0024】(実施の形態1)実施形態1は、本発明の
多機能装置のデモンストレーションシステムを空気調和
機に適用した例を説明する。
【0025】実施形態1の空気調和機のデモンストレー
ションシステムの基本的動作の概略は、室内機の制御部
が室外機との接続を確認する手段を備え、室外機との接
続が確認できた場合は通常の稼働状態にあると判断して
情報提供部を通常稼働表示モードとし、室外機との接続
が確認できない場合、つまり、通信異常を検知した場合
に情報提供指示があればデモンストレーション時と判断
して情報提供部をデモンストレーション表示モードに移
行させるものである。本装置はリモートコントローラな
どにデモンストレーション表示モードへ移行するための
特別なスイッチなどを設ける必要がない。
【0026】図1は、冷房、暖房、除湿及び送風の諸機
能を備えた多機能型の空気調和機1を示している。図1
に示すように、空気調和機1は、室内機2、室外機3、
室内機2と室外機3との間で熱媒体を循環する回路4を
備えている。室内機2の前面には液晶表示パネルなどの
情報提供部5が設けられている。さらに、室内機2の前
面には後述するリモートコントローラ10から送信され
た信号を受信する受信部6が設けられている。また、図
示していないが、装置に必要な制御部7、メモリ8を備
えている。
【0027】リモートコントローラ10は、利用者が遠
隔位置から空気調和機1の稼働を制御する信号を送出す
る信号通信機器であり、電源スイッチ11、情報提供指
示スイッチ12、機能選択スイッチ15、室内機2への
信号を送信する送信部16を備えている。
【0028】情報提供指示スイッチ12は、情報提供部
5に対して、情報表示を指示する部分である。情報提供
指示スイッチ12は例として、表示キー13、矢印キー
14を備えている。
【0029】図2は室内機2の制御部7を中心としたブ
ロック図である。制御部7はメモリ8を備え、受信部6
より受けた信号を基に室内機の諸機能を制御するととも
に、情報提供部5の表示の制御も行う。
【0030】表示される情報の例を図3により説明す
る。図3は情報提供部5の表示画面を分類して仮想的に
テーブル状に表示したものである。メモリ8には図3の
画面テーブルに示す内容が記憶されているものとする。
縦軸方向は冷房・暖房・除湿・送風などの基本機能の分
類を表わし、横軸方向は冷房などの基本機能に属する詳
細機能であって室温設定機能、室温通知機能、屋外温度
通知機能、省エネルギー運転(以下、省エネ運転と略記
する)機能などの詳細機能の分類を表わしている。情報
提供部5には図3に示した画面の集合から選択された一
つの画面が表示され、必要に応じて他の画面に遷移して
表示される。この表示内容は情報提供指示スイッチ12
からの指示内容により変更され、また、後述するよう
に、通常稼働モード、デモンストレーション表示モード
の別により表示内容・順序が異なる。
【0031】機能選択スイッチ15は、多機能空気調和
機の稼働機能を選択する部分である。この機能選択スイ
ッチ15は、多機能空気調和機が提供する複数の機能か
ら稼働したい機能を効率的に選択でき、または数値入力
できるものであれば良い。
【0032】以下に、実施形態1の多機能空気調和機の
動作を情報提供機能を中心に説明する。まず、通常稼働
における情報提供機能を説明し、続いてデモンストレー
ション稼働における情報提供機能を説明する。
【0033】まず、通常稼働における情報提供機能を図
4を参照しつつ説明する。電源スイッチ11が投入さ
れ、装置に電力が供給される(ステップS401)。制
御部7は、装置各部の状態をチェックし、異常がないこ
とを検出する(ステップS402)。利用者は機能選択
スイッチ15により所望の機能を選択する(ステップS
403)。ここでは、冷房、省エネ運転が選択されたも
のとする。空気調和機1は選択された機能を提供する
(ステップS404)。
【0034】利用者が、情報提供指示スイッチ12の表
示キー13を押すと(ステップS405)、制御部7
は、図3に示した画面テーブルの中から現在の装置の稼
働状況を示す情報表示画面を情報提供部5に表示する
(ステップS406)。ここでは“冷房”の行の“省エ
ネ運転”画面を表示する。さらに必要に応じて“冷房”
の行の他の画面を所定時間をおいて自動的に遷移させて
表示しても良く、また、利用者の矢印キー14の指示に
より表示画面を遷移させても良い。
【0035】以上が通常稼働時における情報提供機能を
中心とした装置の動作である。次に、店頭などのデモン
ストレーション稼働時における情報提供機能を中心とし
た装置の動作を図5を参照しつつ説明する。この実施形
態1では、販売員が顧客に対面してデモンストレーショ
ンを行う第一のデモンストレーション表示モード(以
下、特定デモンストレーション表示モードと記す)およ
び販売員が対面接客しない第二のデモンストレーション
表示モード(以下、一般デモンストレーション表示モー
ドと記す)が用意されているものとする。
【0036】まず、前提として、デモンストレーション
稼働時は、店頭における稼働であり、室外機3との通信
接続が故意に遮断されている。電源スイッチ11が投入
され、装置に電力が供給される(ステップS501)。
制御部7は、装置各部の状態をチェックし、室外機3と
の通信異常を検出し、通信異常の状態であることを記憶
する(ステップS502)。室外機3との通信異常は店
内のデモンストレーションにおける空気調和機1の稼働
には影響なく、機能選択スイッチ15で選択されている
機能を提供する(ステップS503)。ここでは、“冷
房”、“省エネ運転”により稼働しているとする。
【0037】次に、顧客に対して販売員が対面で接客す
る場合の特定デモンストレーションを行うものとする。
販売員は情報提供指示スイッチ12の表示キー13を押
下する(ステップS504)。制御部7は、ステップS
502で通信異常を記憶しており、通信異常の状態下で
の情報提供指示により特定デモンストレーション表示処
理を開始する(ステップS505)。顧客に対する販売
員による対面接客においては機能の紹介を視覚的に行う
ことが重要であり、リモートコントローラ10の操作に
よる情報提供部5を活用した特定デモンストレーション
が実行される(ステップS506)。特定デモンストレ
ーション表示処理内容の例としては、図6に示す画面の
遷移順序に従って、所定の時間(例えば4秒間)ごと画
面を切り替えて表示していく。
【0038】販売員による特定デモンストレーションが
終了すると、通常、次の特定デモンストレーションが行
われるまで、販売員によるリモートコントローラ10の
操作はなく入力がない状態が続く。ここで、所定時間、
例えば2分間リモートコントローラ10からの入力がな
い場合に特定デモンストレーション機能を終了し、一般
デモンストレーション表示モードに遷移する(ステップ
S507)。一般デモンストレーション表示処理内容の
例は、図7に示す画面の遷移順序に従って、所定の時間
(例えば4秒間)ごと画面を切り替えて表示していく。
【0039】次に、再び販売員による接客機会があった
ときは、販売員は顧客に対して空気調和機の機能を説明
すべく、リモートコントローラ10の情報提供指示スイ
ッチ12の表示キー13を押下する。ここで、制御部7
はリモートコントローラ10からの入力をモニタしてお
り、表示キー13の押下によりステップS504に戻っ
て特定デモンストレーションの開始と判断し、再び、情
報提供部5の表示モードを特定デモンストレーション表
示モードに切り替える(ステップS505)。
【0040】このように、デモンストレーション表示モ
ードが複数あるときに、無入力状態がタイマ9に設定し
た時間経過した時点で表示モードを一般デモンストレー
ションモードに自動的に切り替え、また、リモートコン
トローラ10からの入力が検知されると特定デモンスト
レーションモードに切り替えることにより、表示モード
の切り替え・選択に関しても特別のスイッチを必要とし
ない。
【0041】以上、実施形態1のデモンストレーション
システムを適用した空気調和機は、デモンストレーショ
ン表示モード移行への特別のスイッチ、デモンストレー
ション表示モード間の遷移の特別のスイッチなどを必要
とせず、回路構成の複雑化を防止し、コストを低減でき
る。また、通常稼働では必要のないデモンストレーショ
ン機能に関するスイッチなどがないことは装置操作の複
雑化を防止する効果がある。
【0042】(実施形態2)実施形態2は、実施形態1
と同様、本発明の多機能装置のデモンストレーションシ
ステムを空気調和機に適用した例である。特定デモンス
トレーション表示、一般デモンストレーション表示の表
示内容を中心に説明する。
【0043】本実施形態2の空気調和機の全体構成の概
略と本装置による処理流れの概略を図面を参照しつつ説
明する。図8は、実施形態2の空気調和機の概略構成図
を示している。図8に示すように、本実施形態2の装置
では、実施形態1の構成における情報提供部5が表示光
量調整部51、表示色調整部52を備えた構成になって
いる。情報提供部5が表示光量調整部51、表示色調整
部52を除いた各構成要素は、実施形態1で同じ番号を
付して説明した各構成要素と同様であり、ここでの説明
は適宜省略する。
【0044】表示光量調整部51は、制御部7の指示に
従い、情報提供部5の表示光量を調整する部分である。
表示色調整部52は、制御部7の指示に従い、情報提供
部5の表示色を調整する部分である。
【0045】以下に、実施形態2の多機能空気調和機の
動作をデモンストレーション機能を中心に説明する。デ
モンストレーション表示モードへの移行方法は、実施形
態1で説明した移行方法と同様であり、ここでは説明を
省略する。また、特定デモンストレーション表示モード
と一般デモンストレーション表示モードのモード間の移
行の方法も実施形態1に示したものと同様であり、ここ
での説明は省略する。
【0046】まず、特定デモンストレーションの表示処
理について説明する。特定デモンストレーションの表示
内容は、実施形態1の図6で示したものと同様である。
しかし、実施形態2では、表示光量および表示色につい
て工夫されている。
【0047】一般に、表示は光量が強いほど視認性が高
くなる。つまり、デモンストレーションの用途に応じて
情報提供部の表示光量に変化をつけることにより視認性
に変化をつけることができる。特定デモンストレーショ
ンでは機能の説明にあたり、情報表示部5の光量が強く
視認性が高いほど好ましい。そこで、顧客との特定デモ
ンストレーション表示モードにおいては情報表示部5の
表示光量を最大限とすることが好ましい。制御部7は装
置の処理動作が特定デモンストレーション表示モードに
移行したことを検知すると、表示光量調整部51に対し
て情報提供部5の光量を第一の表示光量(最大表示光
量)にするように信号を送る。表示光量調整部51は情
報提供部5の光量を最大に調整する。情報提供部5が液
晶パネルであれば、バックライトの光量を最大に調整す
ることとなる。
【0048】また一般に、表示はその表示色によって表
示内容の分類を認識させたり、特別の注意を引いたりす
ることができる。そこで特定デモンストレーションでは
機能の説明にあたり、情報表示部5の表示色を表示情報
の内容に従って変化させることが好ましい。例えば、
“冷房”、“暖房”など基本機能ごとに表示色に変化を
つけることができ、また、障害通知画面に関しては赤色
とするなど内容に応じて特別な色の表示色とすることが
できる。この表示情報の画面と表示色との関係を示す背
景色情報を図3に示した画面テーブルの各画面に関係づ
けてメモリ8に記憶しておき、表示画面を遷移する際に
制御部7は対応する背景色情報を表示色調整部52に対
して出力し、表示色調整部52は情報提供部5の表示色
を調整する。
【0049】以上のように、特定デモンストレーション
表示モードにおいては、情報提供部5の表示光量を最大
に調整して視認性を高くし、表示色に適宜変化をつける
ことができる。
【0050】次に、一般デモンストレーションの表示処
理について説明する。一般デモンストレーションの表示
内容は、実施形態1の図7で示したものと同様である。
しかし、実施形態2では、表示光量および表示色につい
て工夫されている。
【0051】特定デモンストレーション表示処理におい
て説明したように、光量が大きいほど表示の視認性が高
くなるが、その反面、消費電力が上昇するという問題が
発生する。一般に、特定デモンストレーションは、販売
員が一連の機能を説明すると終了するものであり、比較
的短時間で行われ、顧客も情報提供部5に注目している
ことが期待できる。しかし、一般デモンストレーション
は、特定デモンストレーション表示モードに移行しない
限り、間断なく継続して行われるデモンストレーション
であり、比較的長時間であり、消費電力の上昇が問題に
なることが多い。また、情報提供部5に注目している者
がいない場合も多い。そこで、消費電力が許容範囲に収
まる範囲で表示光量を大きくするように調整することが
好ましい。
【0052】ここで、一般デモンストレーション表示モ
ードで用いる表示光量は、空気調和機の冷房機能など他
の機能に必要な消費電力を考慮して所定の値としても良
く、また、制御部7が消費電力をモニタする機能を備
え、消費電力が許容範囲となるように表示光量を最大化
するフィードバック制御を行っても良い。
【0053】制御部7は一般デモンストレーション表示
モードへ移行したことを検知すると、表示光量調整部5
1に対して情報提供部5の光量を第二の表示光量である
一般デモンストレーション用の表示光量にするように信
号を送り、表示光量調整部51は情報提供部5の光量を
調整する。ここで、一般デモンストレーション用の表示
光量とは上記したように装置全体の消費電力が許容範囲
となる範囲で可能な最大光量である。
【0054】次に、一般デモンストレーション表示にお
いても表示色に変化をつける点であるが、これは、特定
デモンストレーション表示の場合と同じであるので説明
を省略する。
【0055】以上のように、一般デモンストレーション
表示モードにおいては、情報提供部5の表示光量を消費
電力が許容範囲に収まるよう考慮しつつ調整することに
より視認性を高くし、表示色に適宜変化をつけることが
できる。
【0056】
【発明の効果】以上のように、本発明の多機能装置のデ
モンストレーションシステムによれば、デモンストレー
ション表示モード移行への特別のスイッチ、デモンスト
レーション表示モード間の移行の特別のスイッチなどを
必要とせず、回路構成の複雑化を防止し、コストを低減
できる。また、通常稼働では必要のないデモンストレー
ション機能に関するスイッチなどがないことは装置操作
の複雑化を防止する効果がある。
【0057】また、本発明の多機能装置のデモンストレ
ーションシステムによれば、特定デモンストレーション
表示モードにおいて、情報提供部の表示光量を最大に調
整して視認性を高くし、表示色に適宜変化をつけること
ができる。また、一般デモンストレーション表示モード
において、情報提供部の表示光量を消費電力が許容範囲
に収まるよう調整しつつ視認性を高くし、表示色に適宜
変化をつけることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態1の多機能装置のデモンス
トレーションシステムの構成を示す図
【図2】 本発明の実施形態1の空気調和機1の制御部
7を中心とした回路構成を示すブロック図
【図3】 本発明の実施形態1の空気調和機1の情報提
供部5の表示画面を分類して仮想的にテーブル状に表示
した図
【図4】 本発明の通常稼働表示モードにおける情報提
供機能を中心とした装置の処理動作を説明するフローチ
ャート
【図5】 本発明のデモンストレーション表示モードに
おける情報提供機能を中心とした装置の処理動作を説明
するフローチャート
【図6】 本発明の特定デモンストレーション表示処理
内容の例
【図7】 本発明の一般デモンストレーション表示処理
内容の例
【図8】 本発明の実施形態2の空気調和機1の制御部
7を中心とした回路構成を示すブロック図
【符号の説明】
1 空気調和機 2 室内機 3 室外機 4 熱媒体循環回路 5 情報提供部 6 受信部 7 制御部 8 メモリ 10 リモートコントローラ 11 電源スイッチ 12 情報提供指示スイッチ 13 表示キー 14 矢印キー 15 機能選択スイッチ 16 送信部 51 表示光量調整部 52 表示色調整部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−224709(JP,A) 特開 平10−83244(JP,A) 特開 平10−19300(JP,A) 特開 平10−2600(JP,A) 特開 平9−101054(JP,A) 特開 平7−239661(JP,A) 特開 平7−181897(JP,A) 特開 平6−335065(JP,A) 特開 平6−129650(JP,A) 特開 平6−110416(JP,A) 特開 平5−334412(JP,A) 特開 平3−79948(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 11/02 105

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の機能を提供する第一の装置部と、
    前記第一の装置に接続された第二の装置部と、前記第一
    の装置部の複数の機能の中から特定の機能を選択する選
    択部と、利用者に情報を提供する情報提供部と、制御部
    とを備えた多機能装置において、 前記選択部が、前記情報提供部における情報提供の開始
    を指示する情報提供指示部を備え、前記制御部が、前記
    第一の装置と前記第二の装置の接続を確認する接続確認
    手段を備え、前記情報提供部が、装置の稼働状況に応じ
    た情報を提供する通常稼働表示モードと、装置の稼働状
    況にかかわらず前記複数の機能に対する表示を順次表示
    するデモンストレーション表示モードを備え、前記選択部の情報提供指示部への情報提供の開始を指示
    する入力に応じて 、前記接続確認手段により前記第一の
    装置と前記第二の装置の接続が確認できている場合に
    、前記情報提供部は前記通常稼働表示モードに移行
    し、前記接続確認手段により前記第一の装置と前記第二
    の装置の接続が確認できていない場合には、前記情報提
    供部は前記デモンストレーション表示モードに移行する
    ことを特徴とする多機能装置のデモンストレーションシ
    ステム。
  2. 【請求項2】 前記デモンストレーション表示モード
    が、第一のデモンストレーション表示モードと第二のデ
    モンストレーション表示モードを備え、 前記情報提供部が前記第一のデモンストレーション表示
    モードにある場合において、前記選択部からの入力から
    所定の時間内に再び前記選択部からの入力がある場合は
    前記第一のデモンストレーション表示モードとし、前記
    選択部からの入力が前記所定の時間内にない場合は前記
    第二のデモンストレーション表示モードに切り替える請
    求項1に記載の多機能装置のデモンストレーションシス
    テム。
  3. 【請求項3】 前記情報提供部が前記第二のデモンスト
    レーション表示モードにある場合において、前記選択部
    からの入力があった場合は前記第一のデモンストレーシ
    ョン表示モードに切り替える請求項2に記載の多機能装
    置のデモンストレーションシステム。
  4. 【請求項4】 表示光量調整部を備え、前記表示光量調
    整部は、前記第一のデモンストレーション表示モードに
    おいては前記情報提供部の表示光量を第一の表示光量と
    し、前記第二のデモンストレーション表示モードにおい
    ては前記情報提供部の表示光量を第二の表示光量とする
    請求項2に記載の多機能装置のデモンストレーションシ
    ステム。
  5. 【請求項5】 前記第一の表示光量が、前記第二の表示
    光量よりも高い光量であり、前記第一のデモンストレー
    ション表示モードでは高い光量による視認性の高い表示
    を提供し、前記第二のデモンストレーション表示モード
    では低い光量による消費電力を低減した表示を提供する
    請求項4に記載の多機能装置のデモンストレーションシ
    ステム。
  6. 【請求項6】 表示色調整部を備え、前記情報提供部に
    表示する情報の内容に応じて前記情報提供部の表示色を
    変更する請求項1または2に記載の多機能装置のデモン
    ストレーションシステム。
  7. 【請求項7】 前記多機能装置が空気調和機であり、前
    記第一の装置部が前記空気調和機の室内機であり、前記
    第二の装置部が前記空気調和機の室外機であり、前記情
    報提供部が前記室内機の前面に設けられた液晶表示装置
    である請求項1から6のいずれか1項に記載の多機能装
    置のデモンストレーションシステム。
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