JP4829401B2 - 空気調和機の室内機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、空気調和機に係り、特に、リモコンスイッチからの操作信号に基づいて運転/停止等の操作が行なわれる空気調和機に関する。
【0002】
【従来の技術】
室内を空調する空気調和機は、冷凍サイクル中を循環する冷媒が室内機に設けている熱交換器を通過するときに、室内へ空調風として吹出す空気との間で熱交換を行なう。
【0003】
このような空気調和機では、ワイヤレス式のリモコンスイッチ(ワイヤレスリモコン、以下「リモコンスイッチ」と言う)によって、運転/停止は勿論、冷房運転、暖房運転、ドライ運転等の運転モード、設定温度、風量等の設定が行なわれる。空気調和機の室内機は、リモコンスイッチから送信される赤外線信号を受信する受光部を備えており、この受光部でリモコンスイッチから送信された操作信号を受信すると、室内機内に設けられているマイクロコンピュータ(マイコン)が受信した操作信号に基づいて各機器を制御して、空調を行なう。
【0004】
ところで、空気調和機には、販売店の店頭や展示会等において展示する際に、室内機のみ運転させてデモンストレーションを行なう運転モードであるデモンストレーションモード(以下「デモモード」と言う)を備えたものがある。
【0005】
このようなデモモードを備えた空気調和機の室内機でデモモード運転をしようとする場合には、リモコンのボタンを二つ同時に押して、電池を挿入する方法や、デモモード運転専用のスイッチを設けるが、このような機能を有するスイッチは、通常の空調運転時には必要がないので、一般に室内機の内部に設けられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記デモモードを備えた空気調和機で、デモモードに設定するには、リモコンのボタンを二つ同時に押して、電池を挿入する方法やスイッチを「デモモード運転」に切り換える必要があるため、手間がかかる、という問題点があった。
【0007】
販売店の店頭等で展示を行なう場合は、通常、機種が異なる複数の室内機を壁面に並べて設置する。従って、このように設置された複数の室内機に対してデモモードを設定する場合には、各室内機の内部に設けられたスイッチの切り換えや、リモコンのボタンを同時に二つ操作を行なうことは、操作が煩雑で、多大な時間を要する。
【0008】
また、上記デモモードを備えた空気調和機では、デモモード運転を室内機のスイッチ操作で行えば、通常は誰にでも操作できる状態で設けられているので、誤ってデモモードが設定される場合がある、という問題点があった。デモモードは、上述したように販売店の店頭や展示会等において展示する際に設定されるモードであるので、このモードに誤って設定された場合、通常の空調運転を行なうことができなくなる。
【0009】
本発明は、上記問題点を解消するためになされたものであり、デモンストレーションモードを設定することなく、デモンストレーションモードの運転ができる空気調和機を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、通常の運転モードの他に、展示用の運転モードであるデモンストレーションモードを備えた空気調和機の室内機において、
前記デモンストレーションモードを記憶する記憶素子、および
通常の運転モードあるいはデモンストレーションモードを実行するとともに、室外機との間でシリアル通信を行う制御部を備え、
前記制御部は、出荷後、空気調和機の室内機と室外機が電気的に結線されていない状態で、空気調和機の室内機の差込みプラグを商用電源に接続すると、前記デモンストレーションモードにし、空気調和機の室内機と室外機が電気的に結線され、正常なシリアル通信でON状態を確認すると、通常の運転モードを実行可能にするとともに、前記デモストレーションモードを解除し、一旦解除した後は再度商用電源に差込みプラグを接続しても、前記デモンストレーションモードへ再復帰しないことを特徴とする。
この構成によると、簡単にデモモードにすることが出来、室内機と室外機と接続されると、再度デモモードには復帰することがない。
【0011】
また、この構成によると、記憶素子にデモンストレーションモードが記憶されているので、室外機が接続されていなければ、店頭で、簡単にデモモードにすることが出来、室内機と室外機と接続されると、デモモードに切換わることがなく、トラブルの発生がない。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下に図面を参照しながら本発明の実施の形態について詳細に説明する。
【0016】
図1に示すように、室内機1は、熱交換器や室内ファンを設けた本体ケーシング2、フィルターの汚れを確認するために開閉して本体内部が視認できる前パネル3、冷暖気を吹き出す吹出口4と、室内空気を吸い込む吸込口5、運転状況を表示する本体液晶表示装置6、除加湿装置からの除加湿された空気を吹き出す除加湿用吹出口7から構成されている。また、運転を入切したり状態を替えたりする操作を遠隔操作するリモコン8を備えている。
【0017】
また、図2に示すように前パネル3を開いた状態で、前パネル3の吸込口5に対向して、本体ケーシング2の格子状の吸込口に、フィルタ右9、フィルタ左10が配設され、このフィルタ右9、フィルタ左10の略中央部に空気清浄フィルター11,12が個々取り付けられ、本体の右側には、除加湿装置の室内空気の除加湿用吸込口に除加湿用フィルタ13が配設されている。
【0018】
この空気調和機は、図3に示すように被空調室に設置される室内機1と室外に設置される室外機14によって構成されており、室内機11と室外機14とは、冷媒を循環させる冷媒配管16a、16bとで接続されている。
【0019】
室内機1には、室内熱交換器15が設けられており、冷媒配管16a、16bのそれぞれの一端がこの室内熱交換器15に接続されている。また、冷媒配管16aの他端は、室外機14のバルブ17aに接続されている。このバルブ17aは、四方弁18を介して圧縮機19に接続されている。
【0020】
さらに、室外機14には、室外熱交換器20が設けられている。この室外熱交換器20は、一方が四方弁18に接続され、他方が膨張弁21を介してバルブ17bに接続されている。バルブ17bには、冷媒配管16bの他端が接続されている。これによって、室内機1と室外機14の間に冷凍サイクルを形成する冷媒の密閉された循環路が構成されている。
【0021】
空気調和機は、図示しない圧縮機モータの駆動により圧縮機19が運転されると、冷凍サイクル中を冷媒が循環する。図3で、矢印によって暖房運転時(暖房モード:実線矢印)と冷房運転時(冷房モードまたはドライモード:点線矢印)の冷媒の流れを示すように、空気調和機は、四方弁18の切り換えによって、運転モードが冷房モード(含むドライモード)と暖房モードが切り換えられ、膨張弁21の弁開度を制御することにより、冷媒の蒸発温度が調整される。
【0022】
図4に示されるように、室内機1は、ケーシング2に吸込み口5と吹出口4が形成されており、このケーシング2内に室内熱交換器15が配置されている。室内機1は、ケーシング2の裏面に設けている図示しないベース板によって被空調室の壁面等へ所定の高さで固定される。
【0023】
このケーシング2内には、室内熱交換器15と共にクロスフローファン29が配置されており、クロスフローファン29の駆動によって室内の空気が吸込口5からフィルタ9,10を通過してケーシング2内へ吸引される。ケーシング2内に吸引された空気は、室内熱交換器15を通過した後、吹出口4から室内へ吹き出される。この空気は、室内熱交換器15を通過することにより、室内熱交換器内を循環する冷媒との間で熱交換が行なわれ、室内を空調する温調された空気となる。
【0024】
室内機1の吹出口4には、空気の流を上下させる横ルーバー27と横ルーバ−27の奥側に空気の流を左右に変える縦ルーバー28が設けられており、この横ルーバ−27と縦ルーバ−28によって、吹出口4から吹き出る空調風の向きが変えられる。縦ルーバ−28は手動で向きが変えられるようになっており、主に横ルーバ−27の向きを制御することにより吹出口4から吹出す空調風の風向を制御している。なお、横ルーバ−27と共に縦ルーバ−28の向きを制御するものであってもよい。
【0025】
図5に示すリモコン8は、運転状態を表示するリモコン表示部21、室内機に信号を送ると点灯する送信表示22、空気調和機を運転する『運転/停止』スイッチ23、室内温度を設定する温度スイッチ24、運転状態を切換える『運転切換』スイッチ25、風量を変える『風量』スイッチ26などから構成されてい
る。
【0026】
空気調和機の運転は、リモコン8の『運転切換』スイッチ25を押す毎に運転モードが『自動』ー『暖房』ー『冷房』ー『ドライ』ー『自動』ーと変わってリモコン表示部21に表示されて、運転モードを選択する。
【0027】
リモコン8の『運転/停止』スイッチ23を押すと、室内機1の本体液晶表示装置6に運転内容、設定温度、室内温度を順に表示をし、運転中は、常に室内温度を表示する。
【0028】
運転を停止するときには、リモコン8の『運転/停止』スイッチ23を押すと、室内機1の本体液晶表示装置6の表示が消え、運転が停止する。温度を変えたいときには、例えば1℃上げたいときには、リモコン8の『温度』スイッチ24の『△』スイッチを一回押すと、設定温度が1℃変わり、暖房・冷房運転モードのときは、リモコン表示部21と室内機1の本体液晶表示装置6に設定温度が表示される。また、自動・ドライ運転モードの時には、リモコン表示部21に設定した温度が表示され、室内機1の本体液晶表示装置6に設定温度が表示される。このとき、室内機1の本体液晶表示装置6の設定温度の表示は、約4秒後に、室温表示に戻る。風量を変えたいときには、リモコン8の『風量』スイッチ26を押すごとに、風量が変化し、リモコン表示部21に、『風量自動』ー『風量△』ー『風量△△』ー『風量△△△』ー『風量自動』と表示され、室内機1の本体液晶表示装置6に『風量自動』ー『風量微風』ー『風量弱風』ー『風量強風』ー『風量自動』と表示される。
【0029】
このリモコン8のスイッチは、スイッチ操作がなされると各スイッチの操作状態に応じた所定のフォーマットの操作信号を、赤外線信号(赤外線発光素子のオン/オフ信号)として送出する。
【0030】
図6に示すように室内機1の中央部には、液晶表示装置6があり、この本体液晶表示装置6は、室内の湿度に応じて点灯する湿度ランプ53、室内の汚れに応じて色が変わる清浄度ランプ52、リモコンからの操作ボタンの信号によって、室内の環境と運転状況を表示する表示部54、リモコンから信号を受けつける受光部55とから構成されている。
【0031】
図7に示されるように、室内機1には、電源基板30、制御基板31、表示回路32が設けられている。電源基板30には、モータ電源33、制御回路電源34、シリアル電源35及びモータ駆動回路36が設けられており、空気調和機を運転するための電力(例えば単相100Vの交流電力)が供給されるようになっている。また、制御基板31には、シリアル回路37、駆動回路38及びマイクロコンピュータ(マイコン39)が設けられている。また、表示基板32には、表示回路46、受信回路45が設けられている。
【0032】
電源基板30のモータ駆動回路36には、前記したクロスフローファン29を駆動するファンモータ40が接続されており、制御基板31に設けられているマイコン39からの制御信号に応じてモータ電源33から駆動電力を供給する。このとき、マイコン39は、モータ駆動回路36からの出力電圧を変化させるように制御する。これによって、室内機1の吹出口4から吹き出される空調風の風量が調整される。
【0033】
制御基板31の駆動回路38には、室外機14への電力を供給するパワーリレー(Ry)42と,横ルーバ−27を操作する横ルーバ−モータ(RM)41が接続されている。マイコン39からの信号によってパワーリレー(Ry)42を操作し、室外機14へ電力を供給するための接点42Aを開閉する。空気調和機は、接点42Aが閉じられることにより、室外機14への電力の供給が可能となる。
【0034】
横ルーバ−モータ(RM)41は、マイコン39の制御信号に応じて作動し、横ルーバ−27の向きを変え、所望の領域へ向けて空調風を吹出すようにしている。
【0035】
マイコン39及び電源基板30のシリアル電源35に接続されているシリアル回路37は、室外機14に接続されており、マイコン39は、このシリアル回路37を介して室外機14との間でシリアル通信を行なう。
【0036】
また、マイコン39には、室内温度を検出する室温センサ43及び室内湿度を検出する湿度センサ44が接続され、さらに、表示基板32に設けられている受信回路45及び表示回路46が接続されている。
【0037】
室内機1には、室外機14への配線を接続する端子台47が設けられている。この端子台47のターミナル47A、47B、47Cには、室内機1から室外機14へ供給する電源用の配線と室内機1と室外機14の間でシリアル通信を行なうための配線が接続される。
【0038】
空気調和機は、後述するリモコンのスイッチの操作によって通常の空調運転を開始するときに、パワーリレー(Ry)42をオンして接点42Aを閉じることにより室外機14へ電力を供給する。このとき、室内機1に設けているマイコン39が室外機14に設けられている図示しないマイコンとの間でシリアル通信を行ない、室外機14の作動を制御するようになっている。
【0039】
表示基板32は、運転状態を表示する液晶表示部6と、リモコン8のスイッチから送出される操作信号を受信する受光素子を備えた受信部49が配設された受信回路45が設けられている。受光素子を備えた受信部49は、受信回路45に接続され、受光素子によって受信した操作信号が、受信回路45からマイコン39に出力される。
【0040】
空気調和機では、リモコン8のスイッチと、このリモコン8のスイッチから送出される操作信号を受信する受信部49及び受信回路45によってリモコン操作装置(図7参照)が形成されており、リモコン8のスイッチの操作信号が受信回路45を介してマイコン39に入力されるようになっている。マイコン39は、この操作信号に基づいて空気調和機の作動を制御する。
【0041】
マイコン39は、リモコン8のスイッチから運転開始を指示する操作信号(運転/停止ボタンの操作に基づいた操作信号)を受信すると、パワーリレー42をオンして室外機14へ電力を供給すると共に、シリアル通信によって室外機14を制御しながら空調運転を行なう。
【0042】
また、本実施の形態に係る空気調和機では、販売店の店頭や展示会等で空気調和機のデモンストレーションを行なう運転モードであるデモンストレーションモード(以下「デモモード」と言う)を備えている。
【0043】
このデモモードの設定は、室内機1における制御基板31に設けマイコン39に接続している記憶素子48に、デモモードの信号を別の手段(デモ専用リモコン51)でマイコン39に送り、マイコン39より記憶素子48に一時的にデモモードを記憶させる。記憶素子48にデモモードを記憶させた状態で、室外機14は工場より出荷され、店頭に展示される。本実施の形態のデモモードでは、通常のリモコン8のスイッチによって設定された温度に対応する空調運転は行なわず、かつ室外機14の制御も行なわない。
【0044】
デモモードは、室内機1の液晶表示部6に運転状態、室内の温度、室内の湿度、運転状態を指示するアドバイス機能などを順々に表示をし、繰り返し表示を続ける。
【0045】
なお、デモモードの解除は、室内機1と室外機14とが電気的に接続されて、リモコン8の操作で、室内機1と室外機14の間でシリアル通信がON状態を確認されたときに、マイコン39よりの信号で、記憶素子48に記憶されているデモモードが解除される。一旦解除されると、再度、デモモードが記憶素子48に記憶されることがなく、したがって、空気調和機を据付けて室内機と室外機を接続することにより、如何なる条件でもデモモードになることがなく、一方、店頭におけるデモモードを簡単に実施出来、従来のようにデモモードを実施するための操作の煩わしさが解消できる。
【0046】
以下に、図8を参照して、本実施の形態の概略作用を説明する。
【0047】
まず、ステップ200で、通常以外デモ専用リモコン51で、デモモードの信号を室内機1に送り、受信部49で受信する。ステップ201で、デモモード用信号を受信したマイコン39で解析を行ない、操作信号に「デモモード」の指定が含まれていることを判定したらステップ202に移行する。
【0048】
ステップ202で、マイコンより記憶素子48にデモモードを記憶させる。記憶素子48にデモモードを記憶させた状態で商品を工場より出荷する。
【0049】
記憶素子にデモモードを記憶させた状態でステップ203に移行する。上記ステップ203における室内機1の差込みプラグ50を商用電源に接続し、ステップ204に移行する。
【0050】
上記ステップ204で、室内機1の差込みプラグ50を商用電源に接続すると、マイコン39が記憶素子48にデモモードが記憶されているかの判定を行う。デモモードが記憶されていると判定された場合にはステップ205へ移行する。
【0051】
ステップ205では、室内機1に室外機14が接続されているかの判定を行う。室外機が接続されていないと判定された場合にはステップ206へ移行する。
【0052】
上記ステップ204で、デモモードが記憶されていないと判定された場合や、ステップ205で、室外機が接続されていると判定された場合にはステップ208へ移行し、リモコン8による通常運転モードとなる。
【0053】
ここで、上記ステップ206によってデモモード運転が実行され、液晶表示部6に運転状態、室内の温度、室内の湿度、運転状態を指示するアドバイス機能などを順々に表示をし、繰り返し表示を続ける。
【0054】
ステップ206において実行される運転処理では、上述したように室外機14との通信が無効とされているので、室外機14に関わる処理は行なわれずに、室内機1の表示に関わる処理のみが行なわれる。
【0055】
一方、上記ステップ206のデモモード運転中に、通常のリモコンで操作されても、運転停止しか受けつけず、運転が停止してもデモモードは記憶素子48に記憶された状態のままである。
【0056】
再度、デモモード運転をしたいときには、ステップ203に戻って、室内機1の差込みプラグ50を商用電源に接続するか、デモ用リモコン51で操作で、運転開始することにより、記憶素子に記憶されているデモモードが運転される。
【0057】
以上詳細に説明したように、本実施の形態に係る空気調和機では、記憶素子にによってデモモードが記憶されているので、リモコンの複数のスイッチを押す操作や、運転切換スイッチによってデモモードを設定する場合に比較して手間がかからず、かつ室内機に設けられている運転切換スイッチにデモモードの設定機能を持たせる必要がなくなり、低コスト化することができる。
【0058】
また、室内機を室外機に接続すると、デモモードが解消され、一旦解消したデモモードは再復帰する手段がなく、使用中にデモモードに切換ることがなく、トラブルの発生がない。
【0059】
なお、以上説明した本実施の形態は、本発明の一例を示すものであり、本発明の構成を限定するものではない。
【0060】
【発明の効果】
本発明のよると、通常の運転モードの他に、展示用の運転モードであるデモンストレーションモードを備えた空気調和機において、
前記デモンストレーションモードを記憶する記憶素子を設け、記憶素子にデモモードを記憶させた状態で商品を出荷し、店頭で、空気調和機の室内機の差込みプラグを商用電源に接続すると、前記デモンストレーションモードの運転が出来るので、複雑な操作をすることなく、簡潔にデモモード運転ができる。
【0061】
また、前記記憶素子に記憶したデモンストレーションモードは、空気調和機の室内機と室外機が電気的に結線されると、デモモードが解除されるので、使用中に操作誤りでのデモモードの再復帰がなく、トラブルが防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に適用した空気調和機の室内機とリモコンの外観を示す概略斜視図である。
【図2】図1の室内機のパネルを開いた状態図である。
【図3】空気調和機の冷凍サイクルを示す概略構成図である。
【図4】図1の室内機の概略構成を示す概略断面図である。
【図5】図1のリモコンの概略図である。
【図6】図1の液晶表示装置の概略図である。
【図7】空気調和機の室内機の電気回路の概略構成を示すブロック図である。
【図8】本発明の実施の形態におけるフローチャートの概略図である。
【符号の説明】
1 室内機
2 本体ケーシング
3 前パネル
4 吹出口
5 吸込口
6 液晶表示装置(液晶表示部)
8 送信機(リモコン)
9 フィルター
14 室外機
15 室内熱交換器
18 四方弁
19 圧縮機
20 室外熱交換器
35 シリアル電源
37 シリアル回路
39 マイコン
45 受信回路
48 記憶素子
49 受信部

Claims (1)

  1. 通常の運転モードの他に、展示用の運転モードであるデモンストレーションモードを備えた空気調和機の室内機において、
    前記デモンストレーションモードを記憶する記憶素子、および
    通常の運転モードあるいはデモンストレーションモードを実行するとともに、室外機との間でシリアル通信を行う制御部を備え、
    前記制御部は、出荷後、空気調和機の室内機と室外機が電気的に結線されていない状態で、空気調和機の室内機の差込みプラグを商用電源に接続すると、前記デモンストレーションモードにし、空気調和機の室内機と室外機が電気的に結線され、正常なシリアル通信でON状態を確認すると、通常の運転モードを実行可能にするとともに、前記デモストレーションモードを解除し、一旦解除した後は再度商用電源に差込みプラグを接続しても、前記デモンストレーションモードへ再復帰しないことを特徴とする空気調和機の室内機
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