JP3441696B2 - チップマウンター用チップフィーダ - Google Patents

チップマウンター用チップフィーダ

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JP3441696B2 JP2000117103A JP2000117103A JP3441696B2 JP 3441696 B2 JP3441696 B2 JP 3441696B2 JP 2000117103 A JP2000117103 A JP 2000117103A JP 2000117103 A JP2000117103 A JP 2000117103A JP 3441696 B2 JP3441696 B2 JP 3441696B2
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    • H05K13/04Mounting of components, e.g. of leadless components
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    • H05K13/0419Feeding with belts or tapes tape feeders
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    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
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    • Y10T156/19Delaminating means

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、抵抗やコンデン
サ、IC等の電子部品チップが封入されたキャリアテー
プを搬送してチップマウンターにチップを供給するチッ
プマウンター用チップフィーダに関する。
【0002】
【従来の技術】チップマウンター1は、電子部品チップ
を電子回路基板に自動実装する装置であり、図16に示
すように、電子回路基板2が載置される第1のXテーブ
ル3と、複数のチップフィーダ10が搭載される第2の
Xテーブル4と、アーム5を介して両テーブルの上方に
配置された装着ヘッド6とを備えている。第1、第2の
Xテーブル3、4は、水平面内で図中のX方向にスライ
ド可能であり、装着ヘッド6は、水平面内でX方向に直
交するY方向、および上下方向となるZ方向に移動可能
である。
【0003】装着ヘッド6は、各チップフィーダ10に
より供給される電子部品チップを選択してチャックし、
電子回路基板上の所定の位置に実装してゆく。チップフ
ィーダ10は、キャリアテープに封入された電子部品チ
ップを装着ヘッド6の移動範囲に供給する。キャリアテ
ープ20は、図17(A)、(B)に示すように、長手
方向に沿って等間隔に形成された矩形のチップ収納用エ
ンボス部21と、このエンボス部21に並列して形成さ
れたスプロケットホール22とを有する。エンボス部2
1は、有底の凹部であり、スプロケットホール22は貫
通孔である。また、エンボス部21は、収納された電子
部品チップ7の脱落を防ぐため、トップカバーテープ2
3により封止されている。キャリアテープ20は、電子
部品チップ7を収納してトップカバーテープ23が接着
された状態で収納リールに巻き付けられて供給される。
【0004】各チップフィーダ10は、図18に示すよ
うに、テープ送り機構10Aと、トップカバー剥離機構
10Bとを備えている。テープ送り機構10Aは、キャ
リアテープ20に形成されたスプロケットホール22に
係合するスプロケット11を有し、このスプロケット1
1と同軸で固定されたウォームホイール12を、DCモ
ータ13にカップリング13aを介して接続されたウォ
ーム14により駆動する。なお、所望の送り出しピッチ
を保持するため、スプロケット11には通常一体的にラ
チエット機構が併設される。
【0005】トップカバー剥離機構10Bは、トップカ
バーテープ23を巻き取る剥離リール15と、これを駆
動するDCモータ16とを備える。DCモータ16の出
力軸は、カップリング16aを介してウォーム17に結
合され、このウォーム17に噛合するウォームホイール
18aと同軸に固定されたギヤ18bが、剥離リール1
5の外周に形成されたギヤと噛合している。
【0006】テープ送り機構10AのDCモータ13を
駆動することにより、スプロケットが図中時計回りに回
転し、キャリアテープ20は図中右方向に搬送される。
他方、スプロケット11の手前には、楔型の剥離片19
がチップフィーダのベース10Cに固定して取り付けら
れており、トップカバーテープ23は剥離片19の位置
で折り返されて剥離リール15に卷回されている。そし
て、剥離機構10BのDCモータ16を駆動することに
より、剥離リール15が図中反時計回りに回転し、キャ
リアテープ20からトップカバーテープ23を剥離させ
て巻き取る。これら2台のDCモータ13、16は、キ
ャリアテープ20の送り出しとトップカバーテープ23
の剥離とを連携して行うように同期して回転するように
制御される。
【0007】チップマウンター1に装着されるチップフ
ィーダ10の数は、電子回路基板2に実装される電子部
品チップ7の種類に対応するため、電子回路が複雑にな
れば、装着されるチップフィーダ10の数も増加する。
一方、キャリアテープ20の幅は、収納される電子部品
チップのサイズにより決定される。そこで、一定のスペ
ースで多数のチップフィーダ10を装着するためには、
チップフィーダ10自体の厚さがキャリアテープ20の
幅に対して過度に大きくなるのを防ぐ必要がある。例え
ば、チップフィーダを40セット並列して配置するシス
テムでは、各チップフィーダの幅は15mm以下であるこ
とが要求される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のチップフィーダは、駆動源に2台のDCモータ
13、16を利用しているため、チップフィーダの幅を
狭くすることが困難である。すなわち、送り出し、剥離
のために必要なトルクを得るためには、DCモータの小
径化にも限度がある。そして、図18のようにDCモー
タの回転軸を幅方向に対して垂直に配置する場合には、
DCモータの径でチップフィーダの幅が決定されるた
め、チップフィーダの幅を小さくすることが難しい。一
方、回転軸を幅方向に対して平行に配置する場合には、
モータ本体の高さに回転軸の高さを加えた分だけの幅が
必要となるため、やはりチップフィーダの幅を小さくす
ることが難しい。
【0009】本発明は、上述した従来技術の問題点に鑑
み、幅方向のサイズを従来より小さくすることが可能な
チップマウンター用チップフィーダを提供することを課
題(目的)とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明のチップマウンター用チップフィーダは、キ
ャリアテープのエンボス部に収納されトップカバーテー
プにより封止された電子部品チップをチップマウンター
に供給するものであって、キャリアテープに係合する係
合回転部材と、この係合回転部材を駆動する第1のモー
タと、この第1のモータの駆動力を係合回転部材に伝達
する第1の伝達機構とを有し、キャリアテープを搬送す
るテープ送り機構と、トップカバーを巻き取る剥離リー
ルと、このリールを駆動する第2のモータと、この第2
のモータの駆動力を剥離リールに伝達する第2の伝達機
構とを有し、キャリアテープからトップカバーを剥離す
るカバー剥離機構とを備え、第1、第2のモータは、
軸中心側でベースに固定されて励磁巻線およびこの巻線
により磁化される磁極を有する円柱状の固定子と、固定
子の外周に所定のギャップを介して配置された円筒状の
回転子とを備えるアウタローターモータであり、第1、
第2の伝達機構は、回転子の外周に係合していることを
特徴とする。
【0011】上記の構成によれば、2つのモータを共に
外転型のアウタローターモータとすることにより、モー
タ部分の厚さを小さく抑え、チップフィーダの幅方向の
サイズを小さくすることが可能である。
【0012】係合回転部材は、キャリアテープに形成さ
れたスプロケット孔に係合するスプロケットとすること
ができる。各モータの回転子には、周方向に極が変化す
る円筒状の永久磁石と、この永久磁石の外周に固着され
たバックヨークとを含ませることができる。この場合、
バックヨークの外周で第1、第2の伝達機構に係合させ
ればよい。
【0013】第2の伝達機構は、第2のモータの回転子
に外接する少なくとも3個の転動ローラと、この転動ロ
ーラに外接して回転子と同軸で回転するプーリとを含
み、プーリの回転を剥離リールに伝達することが望まし
い。この場合、プーリは、ベースに回転自在に固定され
てプーリに外接する少なくとも3個の保持ローラにより
保持されることが望ましい。
【0014】剥離リールは、プーリと一体に回転するよ
うにしてもよいし、減速機構を介してプーリに連動する
ようにしてもよい。減速機構は、例えば、プーリに形成
された軸方向の伸長部の内周面に形成された第1の内周
ギヤと、ベースに固定された回転軸に回転自在に設けら
れ第1の内周ギヤに噛み合う少なくとも3個の小径アイ
ドルギヤと、回転子と同軸でアイドルギヤに係合して回
転する中心ギヤと、この中心ギヤと一体で軸方向に離れ
て形成された太陽ギヤと、ベースに回転子と同軸で固定
された筒状体の内周面に形成された第2の内周ギヤと、
太陽ギヤに外接し、第2の内周ギヤに内接する少なくと
も3つの遊星ギヤと、この遊星ギヤの回転軸を保持して
回転子と同軸で回転するドラムとを備える。この場合、
剥離リールは、ドラムと一体に回転する。
【0015】また、上記の保持ローラを、それぞれプー
リを軸中心方向に付勢する圧接ローラとしてもよい。さ
らに、剥離リールは、トップカバーテープを巻き取る円
筒部と一方側の鍔とを備えて第2の伝達機構に接続され
る第1の鍔部材と、トップカバーテープを巻き取る円筒
部と他方側の鍔とを備えて第1の鍔部材に係合する第2
の鍔部材とに分割して構成することができる。このよう
な構成によれば、第2の鍔部材を適宜交換することによ
り、異なる幅のキャリアテープに対応することが可能と
なる。
【0016】また、より幅が大きいトップカバーテープ
に対応する場合には、第2のモータの回転子と同軸でベ
ースに軸部材を固定し、有底円筒状の補助部材を、一端
に形成された底面を軸部材に回転可能に係合させ、他端
を第1の鍔部材の円筒部に係合させて設け、一体とされ
た第1の鍔部材および補助部材の外周に第2の鍔部材を
装着すればよい。トップカバーテープの幅が広い場合に
は、剥離リールが片持ちとなると巻き取り動作が不安定
となるおそれがあるが、補助部材を設けることにより、
巻き取り動作を安定させることができる。
【0017】補助部材と第1の鍔部材との接合について
は、第1の鍔部材の円筒部に軸線方向の凹凸を形成し、
この凹凸に係合する凹凸を補助部材の円筒部に形成し、
両凹凸を係合させることにより、第1の鍔部材と補助部
材とを結合することができる。
【0018】なお、鍔部材を交換せずに第1、第2の鍔
部材の間隔を調整可能とする場合には、第1の鍔部材の
円筒部に軸線方向の凹凸を形成し、この凹凸に係合する
凹凸を第2の鍔部材の円筒部に形成し、両凹凸を係合さ
せることにより、第1、第2の鍔部材を結合してもよ
い。このとき、一方の鍔部材の凹部若しくは凸部に、周
方向に突出する突起を形成し、他方の鍔部材の凸部若し
くは凹部に、この突起に係合するくぼみを軸線方向に複
数形成し、くぼみの間隔をトップカバーテープの幅の規
格に応じて定めておけば、キャリアテープの種類に応じ
て適切な間隔を容易に設定することができる。
【0019】この種のチップフィーダには、チップマウ
ンター側に電子部品供給のタイミングを知らせるため
に、原点位置を検出して信号を出力するセンサが設けら
れるのが一般的である。このとき、第1の伝達機構は、
原点検出センサによる検出対象となる被検出ギヤと係合
回転部材とを連結するギヤ列の中間に、バックラッシュ
を除去するための押圧ギヤを備えることができる。バッ
クラッシュを除去するためには、押圧ギヤの支軸を支軸
と垂直な方向に移動可能とし、かつ、押圧ギヤが被検出
ギヤ側のギヤと係合部材側のギヤとを常時押圧するよう
にばね手段により付勢すればよい。
【0020】なお、初期設定時には、被検出ギヤと係合
回転部材とをそれぞれ初期位置に固定した状態で押圧ギ
ヤに付勢力を与える必要がある。そこで、被検出ギヤと
係合回転部材とにそれぞれ回転軸から偏心した位置にピ
ン挿入用穴を形成し、ベースにピン挿入孔を貫通したピ
ンの先端を固定するピン固定孔を形成することが望まし
い。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかるチップマウ
ンター用チップフィーダの一実施の形態(以下単に実施
の形態という)を説明する。図1(A)は、実施の形態に
かかるチップマウンター用チップフィーダの機構の概略
を示す側面図、図1(B)は、図1(A)の被検出ギヤ部分
の拡大断面図、図2は図1(A)に示すテープ送り機構の
モータの断面図、図3は図1(A)に示すカバー剥離機構
の断面図、図4は図1(A)に示すカバー剥離機構の拡
大図である。
【0022】実施の形態にかかるチップマウンター用チ
ップフィーダは、前述の図17(A)、(B)に示すキ
ャリアテープ20のエンボス部21に収納されトップカ
バーテープ23により封止された電子部品チップ7をチ
ップマウンターに供給する。
【0023】図1(A)に示すように、実施の形態のチッ
プフィーダ100は、キャリアテープ20を搬送するテ
ープ送り機構110と、キャリアテープ20からトップ
カバーテープ23を剥離するカバー剥離機構150とを
備える。テープ送り機構110は、キャリアテープ20
に形成されたスプロケット孔に係合するスプロケット1
11(係合回転部材)と、このスプロケット111を駆動
する第1のモータ120と、この第1のモータ120の
駆動力をスプロケット111に伝達する第1の伝達機構
を構成するギヤ列130とを有する。
【0024】一方、カバー剥離機構150は、トップカ
バーテープ23を巻き取る剥離リール160と、このリ
ール160を駆動する第2のモータ170と、この第2
のモータ170の駆動力を剥離リール160に伝達する
第2の伝達機構を構成する4つの転動ローラ180とを
有する。また、キャリアテープ20の搬送方向に沿って
スプロケット111の手前には、楔型の剥離片151が
ベース150Aに固定して取り付けられており、トップ
カバーテープ23は剥離片151の位置で折り返されて
剥離リール160に卷回されている。
【0025】第1のモータ120は、外周側の回転子1
20Bがその周囲4箇所でベース110Aに回転自在に
支持された保持ギヤ140により保持されて回転する非
軸支のアウタローターモータである。回転子120Bの
外周面には、ギヤが形成され、このギヤがギヤ列130
に噛合している。第1の伝達機構を構成するギヤ列13
0は、それぞれ同軸で固定されて順に噛み合う第1、第
2ギヤ131a、131b、第3、第4ギヤ132a、
132b、第5、第6ギヤ133a、133bと、バッ
クラッシュを除去するための押圧ギヤ134、そしてス
プロケット111に同軸で固定された被動ギヤ135と
から構成されている。これにより、モータ120が駆動
されて回転子120Bが回転すると、この回転力がギヤ
列130を介して伝達され、スプロケット111が回転
してキャリアテープ20が図中右方向に搬送される。
【0026】なお、第5ギヤ133aは、原点位置信号
を検出するために利用される被検出ギヤである。ベース
110Aには、図1(B)に示すように、第5ギヤ13
3aの周囲の1箇所にアーム114が形成されており、
アーム114内側で第5ギヤ133aに対向する位置
に、原点位置センサ115が取り付けられている。原点
位置センサ115は、例えばホール素子であり、第5ギ
ヤ133aに取り付けられた磁石がセンサの位置に達し
た際に原点位置信号を出力する。原点位置信号は、チッ
プマウンター側に伝達され、電子部品供給のタイミング
を知らせる。
【0027】また、押圧ギヤ134の支軸134aは、
この支軸134aと垂直な方向に移動可能であり、か
つ、支軸134aとベース110Aとの間に掛け渡され
た引張スプリング(ばね手段)136により引っ張られて
いる。引張スプリング136は、押圧ギヤ134を被検
出ギヤ(第5ギヤ133a)と同軸で一体に回転する第6
ギヤ133bと、スプロケット111と同軸で一体に回
転する被動ギヤ135とに対して常時圧接するように付
勢している。
【0028】原点位置は、実際にキャリアテープ20を
駆動するスプロケット111の回転位置を正確に反映す
る必要がある。しかし、スプロケット111の直近に原
点位置センサ115を設けるのが機構上困難な場合も多
い。そこで、実施の形態のチップフィーダ100は、原
点位置センサ115を第5ギヤ133aの回転位置を検
出する位置に設け、スプロケット111と第5ギヤ13
3aとの間にバックラッシュによる誤差が発生しないよ
うに、押圧ギヤ134を介在させている。
【0029】上記の構成によれば、スプロケット111
と第5ギヤ133aとの間のバックラッシュは除去され
るため、原点位置センサ115を第5ギヤ133aの位
置に設けたとしても、検出される原点位置信号からスプ
ロケット111の位置を正確に判定することができる。
【0030】なお、初期設定時には、被検出ギヤである
第5ギヤ133aと係合回転部材であるスプロケット1
11とをそれぞれ初期位置に固定した状態で押圧ギヤに
付勢力を与える必要がある。そこで、第5ギヤ133a
とスプロケット111とには、それぞれ回転軸から偏心
した周方向の2箇所に位置決め用のビン挿入孔133
c、111aが形成されている。また、ベース110A
には、図1(B)に示すように、ピン挿入孔133cを貫
通したピン113の先端を固定するピン固定孔112が
形成されている。同様のピン固定孔は、スプロケット1
11のピン挿入孔111aに対応する位置にも形成され
ている。初期設定時には、押圧ギヤ134の噛合を解除
した状態で、第5ギヤ133aの一方のピン挿入孔13
3cをピン固定孔112に合わせ、ピン113を挿入し
て第5ギヤ133aを固定し、同様にスプロケット11
1も固定する。この固定状態で、押圧ギヤ134を噛合
させて付勢力を付与し、ピンを除去する。
【0031】続いて、第1、第2のモータ120、17
0の構成について説明する。両モータは、いずれも外周
に位置する回転子が回転軸により支持されずに回転する
アウタロータ型ブラシレスモータである。2つのモータ
を共に外転型のアウタローターモータとすることによ
り、モータ部分の厚さを小さく抑え、チップフィーダの
幅方向のサイズを小さくすることができる。
【0032】テープ送り機構110に含まれる第1のモ
ータ120は、図2に示すように、軸中心側でベース1
10Aに固定され、ボビン122を用いて矩形に卷回さ
れた励磁巻線121およびこの巻線121により磁化さ
れる磁極123を有する円柱状の固定子120Aと、固
定子120Aの外周に所定のギャップを介して配置され
た円筒状の回転子120Bとを備える。励磁巻線121
は、周方向に所定の間隔で複数巻配置されている。
【0033】回転子120Bは、周方向に極が変化する
円筒状の永久磁石124と、この永久磁石124の外周
に固着されたバックヨーク125とから構成される。バ
ックヨーク125の外周面にはギヤが形成され、このギ
ヤが回転子120Bの周囲4箇所に配置された保持ギヤ
140に噛合している。
【0034】カバー剥離機構150に含まれる第2のモ
ータ170は、図3および図4に示すように、第1のモ
ータ120と同様に励磁巻線171、ボビン172およ
び磁極173を含んでベース150Aに固着された固定
子170Aと、永久磁石174とバックヨーク175と
から構成される回転子170Bとを備えている。
【0035】ここで、第2のモータ170の回転を剥離
リールに伝達する第2の伝達機構について説明する。第
2の伝達機構は、第2のモータ170の回転子170B
に外接する4個の転動ローラ180と、この転動ローラ
180に外接するプーリとを含み、このプーリの回転に
より剥離リールが回転する。この実施の形態では、剥離
リール160がプーリとしての機能を兼ね備えている。
【0036】すなわち、剥離リール160は、トップカ
バーテープ23を巻き取る円筒部161aと一方側の鍔
161bとを備える第1の鍔部材161と、トップカバ
ーテープ23を巻き取る円筒部162aと他方側の鍔1
62bとを備えて第1の鍔部材161に係合する第2の
鍔部材162とから構成され、第1の鍔部材161に
は、鍔161bの外周端に、転動ローラ180に外接す
るプーリ部161cが形成されている。この例では、第
1の鍔部材161の円筒部161aの外周に、第2の鍔
部材162の円筒部162aが嵌着保持されており、完
全に嵌着した状態では幅L1のトップカバーテープ23
を巻き取ることができる。
【0037】また、この剥離リール160は、ベース1
50Aに回転自在に固定されてプーリ部161cに外接
する4個の保持ローラ181により保持されている。第
2のモータ170の回転子170Bが回転すると、この
回転に応じて転動ローラ180が自転しつつ回転子17
0Bの回りを公転する。そして、転動ローラ180に外
接する剥離リール160が回転子170Bと同軸で図中
反時計回りに回転し、キャリアテープ20からトップカ
バーテープ23を剥離させて巻き取る。
【0038】なお、保持ローラ181の外周には、リン
グ状の弾性部材181aが装着されており、保持ローラ
181は、それぞれプーリ部161c軸中心方向に付勢
する圧接ローラとして構成されている。弾性部材181
aを介してプーリ部に押圧力を加えることにより、剥離
リール160の回転に所定の負荷を与える。押圧力を調
整することにより、搬送対象となる電子部品チップのサ
イズ等に応じて剥離リール160の駆動トルクや、回転
子170Bと剥離リール160との間の滑り摩擦を適宜
調整することができる。
【0039】次に、上記の実施の形態のカバー剥離機構
150の変形例を6例説明する。図5は、カバー剥離機
構の第1の変形例を示す断面図である。第1の変形例
は、前記の実施の形態より広い幅L2のトップカバーテ
ープを剥離するための機構である。図5の例では、幅広
のトップカバーテープを剥離するため、剥離リールに大
きな回転トルクが必要となる。そこで、転動ローラ18
0を介して回転するプーリの回転を減速機構を介して剥
離リールに伝達するようにしている。
【0040】すなわち、図5のカバー剥離機構は、第2
のモータ170、転動ローラ180、プーリ190、減
速機構200、そして剥離リール210を備えている。
剥離リール210を駆動する第2のモータ170の構成
は図3に示した実施の形態と同一であるので説明は省略
する。
【0041】プーリ190は、転動ローラ180に外接
し、図3で示したものと同様の保持ローラ181に内接
して回転自在に保持される。プーリ190には、軸方向
の伸長部191が形成され、固定子170Aにはベース
150Aと平行な平板状の支持板176が固定されてい
る。また、この支持板176には、固定ドラム177が
固着されている。さらに、ベース150Aには回転子1
70Bの回転中心と同軸の中心軸部材152が固着され
ている。
【0042】減速機構200は、プーリ190の伸長部
191の内周面に形成された第1の内周ギヤ201と、
支持板176に固定された回転軸202aに回転自在に
設けられ第1の内周ギヤ201に噛み合う4個の小径ア
イドルギヤ202と、中心軸部材152に回転自在に取
り付けられてアイドルギヤ202に内接して回転する中
心ギヤ203と、この中心ギヤ203と一体で軸方向に
離れて形成された太陽ギヤ204と、固定ドラム177
の内周面に形成された第2の内周ギヤ205と、太陽ギ
ヤ204に外接し、第2の内周ギヤ205に内接する4
つの遊星ギヤ206と、この遊星ギヤ206の回転軸2
06aを保持して回転子と同軸で回転する有底円筒状の
回転ドラム207とを備える。
【0043】剥離リール210は、回転ドラム207を
図中右側から覆って配置されており、トップカバーテー
プ23を巻き取る円筒部211と一方の鍔212とを備
える。なお、この例では、プーリ190の側面が他方の
鍔を構成する。
【0044】上記の構成によると、回転子170Bが回
転すると、この回転に応じて転動ローラ180が自転し
つつ回転子170Bの回りを公転する。そして、転動ロ
ーラ180に外接するプーリ190が回転子170Bと
同軸で回転し、アイドルギヤ202を回転させる。これ
により、アイドルギヤ202に内接する中心ギヤ203
およびこれと一体の太陽ギヤ204が中心軸部材152
の回りで回転する。遊星ギヤ206は、固定ドラム17
7に形成された第2の内周ギヤ205に噛合しているた
め、太陽ギヤ204が回転すると自転しながら太陽ギヤ
204の回りを公転する。したがって、遊星ギヤ206
の回転軸206aが固定された回転ドラム207が剥離
リール210と一体に中心軸部材152の回りで回転
し、キャリアテープ20からトップカバーテープ23を
剥離させて巻き取る。
【0045】図6は、カバー剥離機構の第2の変形例を
示す断面図である。第2の変形例は、第1の変形例より
広い幅L3のトップカバーテープを剥離するための機構
である。図6のカバー剥離機構は、第2のモータ17
0、転動ローラ180、プーリ190、減速機構20
0、そして剥離リール220を備えている。第2のモー
タ170、転動ローラ180、プーリ190、減速機構
200の構成は図5に示した第1の変形例と同一であ
る。
【0046】剥離リール220は、回転ドラム207を
図中右側から覆って配置されており、トップカバーテー
プ23を巻き取る円筒部221と一方の鍔222とを備
える。この例では、プーリ190の側面が他方の鍔を構
成する。
【0047】すなわち、図5に示す第1の変形例の剥離
リール210を幅広の剥離リール220に変更すること
により、第2の変形例のカバー剥離機構を構成すること
ができる。作動は第1の変形例と同一であり、第2のモ
ータ170の回転が転動ローラ180、プーリ190、
減速機構200を介して伝達され、剥離リール220が
回転してトップカバーテープ23を巻き取る。
【0048】図7は、カバー剥離機構の第3の変形例を
示す断面図である。第3の変形例は、第1の変形例と同
等の幅L2のトップカバーテープを剥離するための機構
である。図7のカバー剥離機構は、第2のモータ17
0、転動ローラ180、プーリ190、減速機構20
0、そして剥離リール230を備えている。第2のモー
タ170、転動ローラ180、プーリ190、減速機構
200の構成は図5に示した第1の変形例と同一であ
る。ただし、剥離リール230が、第1、第2の変形例
における回転ドラム207の機能を兼ね備えている。
【0049】すなわち、剥離リール230は、中心軸部
材152に対して回転自在に取り付けられた円板部23
1と、この円板部の外周に形成されたトップカバーテー
プ23を巻き取る円筒部232と、この円筒部232の
両端で外周方向に向けて立ち上がる一対の鍔233、2
34とを備える。円板部231には、減速機構200を
構成する遊星ギヤ206の回転軸206aが固定されて
いる。
【0050】作動は第1の変形例と同一であり、第2の
モータ170の回転が転動ローラ180、プーリ19
0、減速機構200を介して伝達され、剥離リール23
0が回転してトップカバーテープ23を巻き取る。
【0051】図8は、カバー剥離機構の第4の変形例を
示す断面図である。第4の変形例は、第2の変形例より
広い幅L4のトップカバーテープを剥離するための機構
である。図8のカバー剥離機構は、第2のモータ17
0、転動ローラ180、プーリ190、減速機構20
0、そして剥離リール240を備えている。第2のモー
タ170、転動ローラ180、プーリ190、減速機構
200の構成は図7に示した第3の変形例と同一であ
る。
【0052】剥離リール240は、中心軸部材152に
対して回転自在に取り付けられた第1の円板部241
と、第1の円板部241に対して軸線方向に離間して中
心軸部材に回転自在に取り付けられた第2の円板部24
2と、両円板部の外周に形成されたトップカバーテープ
23を巻き取る円筒部243と、この円筒部243の両
端で外周方向に向けて立ち上がる一対の鍔244、24
5とを備える。第1の円板部241には、減速機構20
0を構成する遊星ギヤ206の回転軸206aが固定さ
れている。
【0053】トップカバーテープ23の幅が広い場合に
は、剥離リールが片持ちとなると巻き取り動作が不安定
となるおそれがあるが、第4の変形例のように2つの円
板部241、242を設けることにより、巻き取り動作
を安定させることができる。
【0054】作動は第1の変形例と同一であり、第2の
モータ170の回転が転動ローラ180、プーリ19
0、減速機構200を介して伝達され、剥離リール24
0が回転してトップカバーテープ23を巻き取る。
【0055】図9は、カバー剥離機構の第5の変形例を
示す断面図である。第5の変形例は、第1の変形例と同
等の幅L2のトップカバーテープを剥離するための機構
である。図9のカバー剥離機構は、第2のモータ17
0、転動ローラ180、プーリ190、減速機構20
0、そして剥離リール260を備えている。第2のモー
タ170、転動ローラ180、プーリ190、減速機構
200の構成は図7に示した第3の変形例と同一であ
る。
【0056】剥離リール260は、別部材として形成さ
れた第1、第2の鍔部材261、262を組み合わせて
構成されている。第1の鍔部材261は、中心軸部材1
52に対して回転自在に取り付けられた円板部261a
と、この円板部の外周に形成されたトップカバーテープ
23を巻き取る円筒部261bと、この円筒部261b
の片方の端で外周方向に向けて立ち上がる一方の鍔26
1cとを備える。円板部261aには、減速機構200
を構成する遊星ギヤ206の回転軸206aが固定され
ている。一方、第2の鍔部材262は、トップカバーテ
ープ23を巻き取る円筒部262aと他方側の鍔262
bとを備えている。第1の鍔部材261の円筒部261
bの外周に、第2の鍔部材262の円筒部262aが嵌
着保持されている。
【0057】このような構成によれば、第2の鍔部材2
62を適宜交換することにより、異なる幅のトップカバ
ーテープ23に対応することが可能となる。作動は第1
の変形例と同一であり、第2のモータ170の回転が転
動ローラ180、プーリ190、減速機構200を介し
て伝達され、剥離リール260が回転してトップカバー
テープ23を巻き取る。
【0058】図10は、カバー剥離機構の第6の変形例
を示す断面図である。第6の変形例は、第4の変形例と
同等の幅L4のトップカバーテープを剥離するための機
構である。図10のカバー剥離機構は、第2のモータ1
70、転動ローラ180、プーリ190、減速機構20
0、そして剥離リール270を備えている。第2のモー
タ170、転動ローラ180、プーリ190、減速機構
200の構成は図7に示した第3の変形例と同一であ
る。
【0059】剥離リール270は、別部材として形成さ
れた第1、第2の鍔部材271、272と、有底円筒状
の補助部材273とを組み合わせて構成されている。第
1の鍔部材271は、中心軸部材152に対して回転自
在に取り付けられた円板部271aと、この円板部の外
周に形成されたトップカバーテープ23を巻き取る円筒
部271bと、この円筒部271bの片方の端で外周方
向に向けて立ち上がる一方の鍔271cとを備える。円
板部271aには、減速機構200を構成する遊星ギヤ
206の回転軸206aが固定されている。第2の鍔部
材272は、トップカバーテープ23を巻き取る幅L4
の円筒部272aと他方側の鍔272bとを備えてい
る。そして、補助部材273は、中心軸部材152に対
して回転自在に取り付けられた円板部273aと、この
円板部273aの外周に形成された円筒部273bとを
備えている。
【0060】図11は、上記の第1.第2の鍔部材27
1、272と補助部材273とを示す分解斜視図であ
る。第1の鍔部材271の円筒部271bには、軸線方
向の凹凸が形成されており、この凹凸に係合する軸線方
向の凹凸が、対向する補助部材273の円筒部273b
に形成されている。両凹凸を係合させることにより、第
1の鍔部材271と補助部材273とを結合することが
できる。第1の鍔部材271の円筒部271bと補助部
材273の円筒部273bとは同径であり、これらを接
続して形成される幅広の円筒の外周に、第2の鍔部材2
72の円筒部272aが嵌着保持される。
【0061】トップカバーテープ23の幅が広い場合に
は、第2の鍔部材272の幅を広げるのみでは剥離リー
ルが片持ちとなり、巻き取り動作が不安定となるおそれ
があるが、補助部材273を設けることにより、巻き取
り動作を安定させることができる。
【0062】作動は第1の変形例と同一であり、第2の
モータ170の回転が転動ローラ180、プーリ19
0、減速機構200を介して伝達され、剥離リール27
0が回転してトップカバーテープ23を巻き取る。な
お、図10に示す第6の変形例は、図9に示す第5の変
形例の第2の鍔部材262(幅L2)を外し、補助部材2
73を付加して、第2の鍔部材272(幅L4)を装着す
ることにより構成することができる。すなわち、第1の
鍔部材261(271)を含む機構部分を共通要素とし、
比較的単純な構造の補助部材273を付加して第2の鍔
部材262(272)を交換するのみで、幅が大きく異な
るトップカバーテープに対応することができる。
【0063】次に、鍔部材を交換せずに剥離リールの間
隔を調整可能とする構成について説明する。図12に示
す剥離リール280は、第1、第2の鍔部材281、2
82を組み合わせて構成されている。両鍔部材は、円筒
部と鍔とを備えており、第1の鍔部材281の円筒部に
は軸線方向の凹凸が形成され、この凹凸に係合する凹凸
が第2の鍔部材282の円筒部に形成されている。両凹
凸をはめ合わせることにより、第1、第2の鍔部材28
1、282が結合する。また、両鍔部材を相対的に軸線
方向にスライドさせて、はめ合いの度合いを変化させる
ことにより、両鍔間の間隔を変化させることができる
(この方式をスライド方式という)。図12は、鍔間の
間隔が最小となる状態を示し、幅L5のトップカバーテ
ープに対応する。両者の間隔を図13に示すように幅L
6分広げれば、幅(L5+L6)のトップカバーテープに対応
する。
【0064】図14は、図12のスライド方式に代わる
変形例を示す凹凸部分の一部拡大断面図である。この変
形例では、第1の鍔部材281の凸部の両側に、周方向
に突出する突起281aが軸線方向に複数形成され、第
2の鍔部材282の対応する凹部に、突起281aに係
合するくぼみ282aが軸線方向に複数形成されてい
る。突起281aおよびくぼみ282aの間隔Pは、ト
ップカバーテープの幅の規格に応じて定められている。
突起281aおよびくぼみ282aは、第1、第2の鍔
部材281、282に形成された凹凸のうち、周方向に
180度離れた2箇所に形成されている。
【0065】鍔部材は、樹脂により形成されており、所
定の弾性を有するため、両鍔部の凹凸をはめ合わせて間
隔を変化させると、所定のクリック感で突起とくぼみと
の係合、解除が繰り返される。そして、突起281aが
くぼみ282aに入り込む位置では両鍔部材を相対的に
位置決めすることができ、トップカバーテープの幅に応
じて適切な間隔を容易に設定することができる。
【0066】最後に、図1(A)に示すテープ送り機構
110の変形例を図15に基づいて説明する。図15の
テープ駆動機構は、回転子120Bが保持ギヤにより保
持された第1のモータ120と、スプロケット111
(係合回転部材)と、第1のモータ120の駆動力をスプ
ロケット111に伝達する第1の伝達機構とを備える。
【0067】第1の伝達機構は、ギヤ列130と、ベル
ト機構とを備える。ギヤ列130は、それぞれ同軸で固
定されて順に噛み合う第1、第2ギヤ131a、131
b、第3、第4ギヤ132a、132b、第5、第6ギ
ヤ133a、133bと、バックラッシュを除去するた
めの押圧ギヤ134、そして被動ギヤ135aとを備え
る。ベルト機構は、被動ギヤ135aと同軸で一体に固
定された駆動側プーリ135bと、スプロケット111
と同軸で一体に固定された被動側プーリ137、そして
両プーリ間135b、137に掛け渡されたベルト13
8とを備えている。
【0068】第1のモータ120および第1ギヤ131
aから被動ギヤ135aまでのギヤ列130の構成は、
図1(A)に示した例と同一である。引張スプリング1
36により付勢されたバックラッシュ除去用の押圧ギヤ
134は、原点位置センサ115による検出対象となる
被検出ギヤである第5ギヤ133aと一体に回転する第
6ギヤ133bと、スプロケット111を駆動するベル
ト138が掛け渡された駆動側プーリ135bと一体に
回転する被動ギヤ135aとに噛み合っている。
【0069】ベルト機構は被動ギヤ135aの回転を正
確にスプロケット111に伝達するため、押圧ギヤ13
4により被検出ギヤ133aと被動ギヤ135aとの間
のバックラッシュを除去することにより、原点位置セン
サ115を第5ギヤ133aの位置に設けたとしても、
検出される原点位置信号からスプロケット111の位置
を正確に判定することができる。
【0070】
【発明の効果】本発明のチップマウンター用チップフィ
ーダは、上記のように構成されるから、次に示すような
優れた効果を有する。 (1) 請求項1に示すように、テープ送り機構とカバー剥
離機構とをそれぞれ独立したモータで駆動することによ
り、それぞれのモータが負担するトルクを小さくし、モ
ータの小型化が可能であり、かつ、各モータを外転型の
アウタローターモータとすることにより、モータ部分の
厚さを小さく抑え、チップフィーダの幅方向のサイズを
小さくすることが可能である。 (2) 請求項2に示すように、スプロケットをキャリアテ
ープのスプロケット孔に係合させることにより、キャリ
アテープを確実に送ることができる。 (3) 請求項3に示すように、回転子の永久磁石の外周に
バックヨークを設けることにより、このバックヨークに
伝達機構との係合手段を設けることができる。 (4) 請求項4および19に示すように、回転子に外接す
る転動ローラによってローラに外接するプーリを駆動す
ることにより、軸方向の厚さを増やすことなく回転子の
回転を減速してプーリに伝達することができる。 (5) 請求項5および20に示すように、プーリと剥離リ
ールとを一体回転させることにより、トップカバーテー
プの幅が小さく必要トルクが小さいときに、軸方向の厚
さを小さく抑えることができる。 (6) 請求項6および21に示すように、プーリを減速機
構を介して剥離リールに連動させる場合には、剥離リー
ルのトルクを大きくし、より幅広のトップカバーテープ
を剥離することが可能となる。 (7) 請求項7に示すように、外接、内接するギヤを組み
合わせて減速機構を構成することにより、所定の減速比
を実現しつつ、減速機構自体が軸方向に過度に厚くなる
のを防ぐことができる。 (8) 請求項8に示すように、プーリを保持する保持ロー
ラを圧接ローラとすることにより、剥離リールの回転に
所定の負荷を与えることができ、押圧力を調整すること
により、搬送対象となる電子部品チップのサイズ等に応
じて剥離リールの駆動トルクや、回転子と剥離リールと
の間の滑り摩擦を適宜調整することができる。 (9) 請求項9に示すように、剥離リールを別部材である
第1、第2の鍔部材を組み合わせて構成することによ
り、第2の鍔部材を適宜交換することにより、異なる幅
のキャリアテープに対応することが可能となる。 (10) 請求項10に示すように、第1の鍔部材の円筒部
の外周に第2の鍔部材の円筒部を嵌着保持させることに
より、両部材を容易、確実に固着することができる。 (11) 請求項11に示すように、補助部材を設けること
により、トップカバーテープの幅が広い場合にも、剥離
リールが片持ちとなるのを防ぐことができ、巻き取り動
作を安定させることができる。 (12) 請求項12に示すように、補助部材、第1の鍔部
材の両円筒部に軸線方向の凹凸を形成して係合させるこ
とにより、両部材の係合を確実なものとし、特に周方向
の結合を強固なものとすることができる。 (13) 請求項13に示すように、第1、第2の鍔部材の
両円筒部に軸線方向の凹凸を形成して係合させることに
より、両部材の係合を確実なものとし、特に周方向の結
合を強固なものとすることができる。 (14) 請求項14に示すように、凹凸部に突起とくぼみ
とを形成することにより、キャリアテープの種類に応じ
て適切な間隔を容易に設定することができる。 (15) 請求項15および22に示すように、ギヤ列内に
バックラッシュ除去用の押圧ギヤを設けることにより、
原点位置センサを回転係合部材から離れたギヤの位置に
設けたとしても、検出される原点位置信号から回転係合
部材の位置を正確に判定することができる。 (16) 請求項16および23に示すように、押圧ギヤを
被検出ギヤと同軸で一体に回転するギヤと、係合回転部
材と同軸で一体に回転するギヤとに噛み合わせることに
より、被検出歯車と回転係合部材との間のバックラッシ
ュを除去することができる。 (17) 請求項17および24に示すように、押圧ギヤを
被検出ギヤと同軸で一体に回転するギヤと、係合回転部
材を駆動するベルトが掛け渡されたプーリと一体に回転
するギヤとに噛み合わせることにより、被検出歯車と回
転係合部材との間のバックラッシュを除去することがで
きる。 (18) 請求項18に示すように、被検出ギヤと回転係合
部材とにピン挿入孔を形成し、ベースにピン固定孔を形
成することにより、初期設定時にはピンを挿入して被検
出ギヤと回転係合部材とを固定した状態で押圧ギヤを係
合させることができ、正確な初期位置の設定が可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】同図(A)は、本発明の実施の形態にかかるチッ
プマウンター用チップフィーダの機構の概略構成を示す
側面図、同図(B)は、同図(A)の被検出ギヤ部分の拡大
断面図である。
【図2】図1(A)に示すテープ送り機構のモータの断面
図である。
【図3】図1(A)に示すカバー剥離機構の断面図であ
る。
【図4】図1(A)に示すカバー剥離機構の拡大図であ
る。
【図5】図1(A)に示すカバー剥離機構の第1の変形例
を示す断面図である。
【図6】図1(A)に示すカバー剥離機構の第2の変形例
を示す断面図である。
【図7】図1(A)に示すカバー剥離機構の第3の変形例
を示す断面図である。
【図8】図1(A)に示すカバー剥離機構の第4の変形例
を示す断面図である。
【図9】図1(A)に示すカバー剥離機構の第5の変形例
を示す断面図である。
【図10】図1(A)に示すカバー剥離機構の第6の変形
例を示す断面図である。
【図11】図10の機構における第1、第2の鍔部材と
補助部材とを示す分解斜視図である。
【図12】剥離リールの変形例を示す側面図である。
【図13】図12に示される剥離リールの巻き取り幅を
拡大した状態を示す側面図である。
【図14】図12に示される剥離リールの凹凸部分の変
形例を示す要部断面図である。
【図15】図1(A)に示すテープ送り機構の変形例を示
す側面図である。
【図16】チップマウンター全体の構成を示す斜視図で
ある。
【図17】同図(A)は、キャリアテープの平面図、同図
(B)は、キャリアテープの斜視図である。
【図18】従来のチップマウンター用チップフィーダの
機構の概略を示す側面図である。
【符号の説明】 100:チップフィーダ 110:テープ送り機構 111:スプロケット(回転係合部材) 115:原点位置センサ 120:第1のモータ 120A:固定子 120B:回転子 130:ギヤ列 133a:第5ギヤ(被検出ギヤ) 134:押圧ギヤ 136:引張スプリング(ばね手段) 150:カバー剥離機構 160:剥離リール 170:第2のモータ 170A:固定子 170B:回転子 180:転動ローラ

Claims (24)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャリアテープのエンボス部に収納され
    トップカバーテープにより封止された電子部品チップを
    チップマウンターに供給するチップフィーダであって、 前記キャリアテープに係合する係合回転部材と、該係合
    回転部材を駆動する第1のモータと、該第1のモータの
    駆動力を前記係合回転部材に伝達する第1の伝達機構と
    を有し、前記キャリアテープを搬送するテープ送り機構
    と、 前記トップカバーを巻き取る剥離リールと、該リールを
    駆動する第2のモータと、該第2のモータの駆動力を前
    記剥離リールに伝達する第2の伝達機構とを有し、前記
    キャリアテープから前記トップカバーを剥離するカバー
    剥離機構とを備え、 前記第1、第2のモータは、軸中心側でベースに固定さ
    れて励磁巻線および該巻線により磁化される磁極を有す
    る円柱状の固定子と、前記固定子の外周に所定のギャッ
    プを介して配置された円筒状の回転子とを備えるアウタ
    ローターモータであり、前記第1、第2の伝達機構は、
    前記回転子の外周に係合していることを特徴とするチッ
    プマウンター用チップフィーダ。
  2. 【請求項2】 前記係合回転部材は、前記キャリアテー
    プに形成されたスプロケット孔に係合するスプロケット
    であることを特徴とする請求項1に記載のチップマウン
    ター用チップフィーダ。
  3. 【請求項3】 前記回転子は、周方向に極が変化する円
    筒状の永久磁石と、該永久磁石の外周に固着されたバッ
    クヨークとを含み、該バックヨークの外周で前記第1、
    第2の伝達機構に係合していることを特徴とする請求項
    1に記載のチップマウンター用チップフィーダ。
  4. 【請求項4】 前記第2の伝達機構は、前記第2のモー
    タの回転子に外接する少なくとも3個の転動ローラと、
    該転動ローラに外接して前記回転子と同軸で回転するプ
    ーリとを含んで該プーリの回転を前記剥離リールに伝達
    し、前記プーリは、ベースに回転自在に固定されて前記
    プーリに外接する少なくとも3個の保持ローラにより保
    持されていることを特徴とする請求項1に記載のチップ
    マウンター用チップフィーダ。
  5. 【請求項5】 前記剥離リールは、前記プーリと一体に
    回転することを特徴とする請求項4に記載のチップマウ
    ンター用チップフィーダ。
  6. 【請求項6】 前記剥離リールは、減速機構を介して前
    記プーリに連動することを特徴とする請求項4に記載の
    チップマウンター用チップフィーダ。
  7. 【請求項7】 前記減速機構は、前記プーリに形成され
    た軸方向の伸長部の内周面に形成された第1の内周ギヤ
    と、ベースに固定された回転軸に回転自在に設けられ第
    1の内周ギヤに噛み合う少なくとも3個の小径アイドル
    ギヤと、回転子と同軸でアイドルギヤに係合して回転す
    る中心ギヤと、該中心ギヤと一体で軸方向に離れて形成
    された太陽ギヤと、ベースに前記回転子と同軸で固定さ
    れた筒状体の内周面に形成された第2の内周ギヤと、前
    記太陽ギヤに外接し、前記第2の内周ギヤに内接する少
    なくとも3つの遊星ギヤと、該遊星ギヤの回転軸を保持
    して前記回転子と同軸で回転するドラムとを備え、前記
    剥離リールは、前記ドラムと一体に回転することを特徴
    とする請求項6に記載のチップマウンター用チップフィ
    ーダ。
  8. 【請求項8】 前記保持ローラは、それぞれ前記プーリ
    を軸中心方向に付勢する圧接ローラであることを特徴と
    する請求項4に記載のチップマウンター用チップフィー
    ダ。
  9. 【請求項9】 前記剥離リールは、前記トップカバーテ
    ープを巻き取る円筒部と一方側の鍔とを備えて前記第2
    の伝達機構に接続される第1の鍔部材と、前記トップカ
    バーテープを巻き取る円筒部と他方側の鍔とを備えて前
    記第1の鍔部材に係合する第2の鍔部材とを備えること
    を特徴とする請求項1に記載のチップマウンター用チッ
    プフィーダ。
  10. 【請求項10】 前記第1の鍔部材の円筒部の外周に、
    前記第2の鍔部材の円筒部が嵌着保持されることを特徴
    とする請求項9に記載のチップマウンター用チップフィ
    ーダ。
  11. 【請求項11】 前記第2のモータの回転子と同軸で前
    記ベースに軸部材が固定され、有底円筒状の補助部材
    が、一端に形成された底面を前記軸部材に回転可能に係
    合させ、他端を前記第1の鍔部材の円筒部に係合させて
    設けられ、前記第2の鍔部材は、一体とされた前記第1
    の鍔部材および前記補助部材の外周に装着されているこ
    とを特徴とする請求項9に記載のチップマウンター用チ
    ップフィーダ。
  12. 【請求項12】 前記第1の鍔部材の円筒部に、軸線方
    向の凹凸が形成され、前記補助部材の円筒部に、前記凹
    凸に係合する軸線方向の凹凸が形成され、前記両凹凸を
    係合させることにより、前記第1の鍔部材と前記補助部
    材とを結合したことを特徴とする請求項11に記載のチ
    ップマウンター用チップフィーダ。
  13. 【請求項13】 前記第1の鍔部材の円筒部に、軸線方
    向の凹凸が形成され、前記第2の鍔部材の円筒部に、前
    記凹凸に係合する軸線方向の凹凸が形成され、前記両凹
    凸を係合させることにより、前記第1、第2の鍔部材を
    結合したことを特徴とする請求項9に記載のチップマウ
    ンター用チップフィーダ。
  14. 【請求項14】 前記第1、第2の鍔部材の一方の凸部
    若しくは凹部に、周方向に突出する突起が形成され、他
    方の鍔部材の凹部若しくは凸部に、前記突起に係合する
    くぼみが軸線方向に複数形成され、前記くぼみの間隔が
    前記トップカバーテープの幅の規格に応じて定められて
    いることを特徴とする請求項13に記載のチップマウン
    ター用チップフィーダ。
  15. 【請求項15】 前記第1の伝達機構は、原点検出セン
    サによる検出対象となる被検出ギヤと前記係合回転部材
    とを連結するギヤ列の中間に、バックラッシュを除去す
    るための押圧ギヤを備え、該押圧ギヤの支軸は、該支軸
    と垂直な方向に移動可能であり、かつ、押圧ギヤが被検
    出ギヤ側のギヤと係合部材側のギヤとを常時押圧するよ
    うにばね手段により付勢されていることを特徴とする請
    求項1に記載のチップマウンター用チップフィーダ。
  16. 【請求項16】 前記押圧ギヤは、前記被検出ギヤと同
    軸で一体に回転するギヤと、前記係合回転部材と同軸で
    一体に回転するギヤとに噛み合っていることを特徴とす
    る請求項15に記載のチップマウンター用チップフィー
    ダ。
  17. 【請求項17】 前記押圧ギヤは、前記被検出ギヤと同
    軸で一体に回転するギヤと、前記係合回転部材を駆動す
    るベルトが掛け渡されたプーリと一体に回転するギヤと
    に噛み合っていることを特徴とする請求項15に記載の
    チップマウンター用チップフィーダ。
  18. 【請求項18】 被検出ギヤと係合回転部材とにそれぞ
    れ回転軸から偏心した位置にピン挿入用穴が形成され、
    前記ベースには前記ピン挿入孔を貫通したピンの先端を
    固定するピン固定孔が形成されていることを特徴とする
    請求項15に記載のチップマウンター用チップフィー
    ダ。
  19. 【請求項19】 キャリアテープのエンボス部に収納さ
    れトップカバーテープにより封止された電子部品チップ
    をチップマウンターに供給するチップフィーダであっ
    て、 前記キャリアテープを搬送するテープ送り機構と、 前記トップカバーを巻き取る剥離リールと、該リールを
    駆動するモータと、該モータの駆動力を前記剥離リール
    に伝達する伝達機構とを有し、前記キャリアテープから
    前記トップカバーを剥離するカバー剥離機構とを備え、 前記モータは、軸中心側でベースに固定されて励磁巻線
    および該巻線により磁化される磁極を有する円柱状の固
    定子と、前記固定子の外周に所定のギャップを介して配
    置された円筒状の回転子とを備えるアウタローターモー
    タであり、 前記伝達機構は、前記モータの回転子に外接する少なく
    とも3個の転動ローラと、該転動ローラに外接して前記
    回転子と同軸で回転するプーリとを含んで該プーリの回
    転を前記剥離リールに伝達し、前記プーリは、ベースに
    回転自在に固定されて前記プーリに外接する少なくとも
    3個の保持ローラにより保持されていることを特徴とす
    るチップマウンター用チップフィーダ。
  20. 【請求項20】 前記剥離リールは、前記プーリと一体
    に回転することを特徴とする請求項19に記載のチップ
    マウンター用チップフィーダ。
  21. 【請求項21】 前記剥離リールは、減速機構を介して
    前記プーリに連動することを特徴とする請求項19に記
    載のチップマウンター用チップフィーダ。
  22. 【請求項22】 キャリアテープのエンボス部に収納さ
    れトップカバーテープにより封止された電子部品チップ
    をチップマウンターに供給するチップフィーダであっ
    て、 前記キャリアテープに係合する係合回転部材と、該係合
    回転部材を駆動する第1のモータと、該第1のモータの
    駆動力を前記係合回転部材に伝達する第1の伝達機構と
    を有し、前記キャリアテープを搬送するテープ送り機構
    と、 前記トップカバーを巻き取る剥離リールと、該リールを
    駆動する第2のモータと、該第2のモータの駆動力を前
    記剥離リールに伝達する第2の伝達機構とを有し、前記
    キャリアテープから前記トップカバーを剥離するカバー
    剥離機構とを備え、 前記第1の伝達機構は、原点検出センサによる検出対象
    となる被検出ギヤと前記係合回転部材とを連結するギヤ
    列の中間に、バックラッシュを除去するための押圧ギヤ
    を備え、該押圧ギヤの支軸は、該支軸と垂直な方向に移
    動可能であり、かつ、押圧ギヤが被検出ギヤ側のギヤと
    係合部材側のギヤとを常時押圧するようにばね手段によ
    り付勢されていることを特徴とするチップマウンター用
    チップフィーダ。
  23. 【請求項23】 前記押圧ギヤは、前記被検出ギヤと同
    軸で一体に回転するギヤと、前記係合回転部材と同軸で
    一体に回転するギヤとに噛み合っていることを特徴とす
    る請求項22に記載のチップマウンター用チップフィー
    ダ。
  24. 【請求項24】 前記押圧ギヤは、前記被検出ギヤと同
    軸で一体に回転するギヤと、前記係合回転部材を駆動す
    るベルトが掛け渡されたプーリと一体に回転するギヤと
    に噛み合っていることを特徴とする請求項22に記載の
    チップマウンター用チップフィーダ。
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