JP3441610B2 - 鋳鉄管内面への粉体塗料の塗装方法 - Google Patents

鋳鉄管内面への粉体塗料の塗装方法

Info

Publication number
JP3441610B2
JP3441610B2 JP35230896A JP35230896A JP3441610B2 JP 3441610 B2 JP3441610 B2 JP 3441610B2 JP 35230896 A JP35230896 A JP 35230896A JP 35230896 A JP35230896 A JP 35230896A JP 3441610 B2 JP3441610 B2 JP 3441610B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
epoxy
curing agent
powder coating
nitrogen
based curing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP35230896A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH10168347A (ja
Inventor
俊裕 久保
五郎 船橋
秀一 鬼塚
憲司 須田
安浩 槌谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP35230896A priority Critical patent/JP3441610B2/ja
Publication of JPH10168347A publication Critical patent/JPH10168347A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3441610B2 publication Critical patent/JP3441610B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L58/00Protection of pipes or pipe fittings against corrosion or incrustation
    • F16L58/02Protection of pipes or pipe fittings against corrosion or incrustation by means of internal or external coatings

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Epoxy Resins (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鋳鉄管内面への粉
体塗料の塗装方法に関し、さらに詳しくは、上水道用の
鋳鉄管のす(巣)穴に基づくピンホールの発生を抑制
し、長期間の耐食性、耐水性などの基本性能を満足しつ
つ、水道水(本発明において、「水道水」とは「上水道
水」を意味する)に要求される残留塩素の消費を抑制す
る効果が優れた鋳鉄管内面への粉体塗料の塗装方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来から、上水道用鋳鉄管の内面の塗装
には、主としてイミダゾリン系、ヒドラジド系、アマイ
ド系、ジシアンジアミド系、イミダゾール系などの窒素
系硬化剤を使用したエポキシ粉体塗料が用いられてき
た。これは、主として、窒素系硬化剤を使用したエポキ
シ粉体塗料が鋳鉄管のす穴に基づくピンホールの発生を
抑制する効果が優れているという理由によるものであ
る。
【0003】しかしながら、上記窒素系硬化剤を用いた
エポキシ粉体塗料は、硬化剤中に含まれている窒素原子
が水道水中の塩素イオン濃度を減少させるため、水道水
の末端消費段階で水質が低下するという問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記のよう
な従来の上水道用鋳鉄管の内面塗装に関する問題点を解
決し、長期間の耐食性、耐水性、適正なエリクセン値の
ほか、耐温度勾配性、耐ピンホール性などの諸性能を維
持し、さらに水道水中の残留塩素の消費を抑制する効果
が優れた鋳鉄管内面への粉体塗料の塗装方法を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上水道用鋳鉄
管の内面にまず窒素系硬化剤を含むエポキシ粉体塗料を
塗装して、鋳鉄管のす穴に基づくピンホールの発生を抑
制し、ついでエポキシ当量が400〜2000のエポキ
シ樹脂、酸価が10〜200のアクリル樹脂および平均
粒子径1〜50μmのシリカを含み、上記エポキシ樹脂
とアクリル樹脂の配合比率がエポキシ基:カルボキシル
基の当量比で1:0.6〜1:1.6であり、180℃
のゲルタイム(糸引き法)が10〜200秒に調整され
た窒素系硬化剤を含まないアクリル−エポキシハイブリ
ッド粉体塗料を塗装することによって、水道水中の残留
塩素の消費を抑制することにより、上記目的を達成した
ものである。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の実施にあたっては、まず
最初に鋳鉄管の内面に窒素系硬化剤を含むエポキシ粉体
塗料を塗装するが、その窒素系硬化剤を含むエポキシ粉
体塗料としては、たとえば、エポキシ当量が400〜2
000のエポキシ樹脂100重量部に対してイミダゾリ
ン系および/またはヒドラジド系硬化剤1〜20重量部
を含み、かつ平均粒子径1〜50μmのシリカを含み、
180℃のゲルタイム(糸引き法)が10〜200秒に
調整されたエポキシ粉体塗料が好ましい。このエポキシ
粉体塗料がまず最初に鋳鉄管の内面に第1層目として塗
装されることによって、鋳鉄管のす穴に基づくピンホー
ルの発生が抑制されるとともに、長期間の耐食性や付着
性が確保される。
【0007】また、上記窒素系硬化剤を含むエポキシ粉
体塗料についで塗装する窒素系硬化剤を含まない粉体塗
料としては、前記のように、エポキシ当量が400〜2
000のエポキシ樹脂、酸価が10〜200のアクリル
樹脂および平均粒子径1〜50μmのシリカを含み、上
記エポキシ樹脂とアクリル樹脂の配合比率がエポキシ
基:カルボキシル基の当量比で1:0.6〜1:1.6
であり、180℃のゲルタイム(糸引き法)が10〜2
00秒に調整されたアクリル−エポキシハイブリッド粉
体塗料が用いられるこの窒素系硬化剤を含まないアク
リル−エポキシハイブリッド粉体塗料が水道水と接触す
る面に第2層目として塗装されることにより、水道水中
の残留塩素の消費が最小限に抑制される。
【0008】上記窒素系硬化剤を含むエポキシ粉体塗
基材樹脂となるエポキシ樹脂として、たとえば、ビス
フェノールA型エポキシ樹脂、ビスフェノールF型エポ
キシ樹脂、ノボラック型エポキシ樹脂、ハロゲン化ビス
フェノールA型エポキシ樹脂、ハロゲン化ノボラック型
エポキシ樹脂、イソシアヌル酸エポキシ樹脂、テレフタ
ル酸エポキシ樹脂などが挙げられ、これらは単独で用い
てもよいし、また2種類以上を混合して用いてもよい。
【0009】これらのエポキシ樹脂において、エポキシ
当量は400〜2000であることが好ましいが、これ
は次の理由によるものである。すなわち、エポキシ樹脂
のエポキシ当量が400未満の場合は、エポキシ粉体塗
料の反応性が強くなるため、そのゲルタイムが経時的に
速くなり、ピンホールが発生しやすくなったり、固着性
が強くなるおそれがある。また、エポキシ樹脂のエポキ
シ当量が2000を超える場合は、エポキシ粉体塗料の
反応性が低下して、ピンホールの発生を抑制する効果が
低下し、またエリクセン値が1mm以下になり、塗膜が
鋳鉄管の変形に対して追随できなくなって、塗膜にクラ
ックが生じるようになるおそれがある。
【0010】まず、第1層目の塗装に使用する窒素系硬
化剤を含むエポキシ粉体塗料の窒素系硬化剤としては、
たとえば、2−エチルイミダゾリン、2−フェニルイミ
ダゾリン、2−フェニルイミダゾリン−イソシアヌル酸
付加物、1−シアノエチル−2−フェニルイミダゾリン
などのイミダゾリン系硬化剤、コハク酸ジヒドラジド、
アジピン酸ジヒドラジド、セバシン酸ジヒドラジド、イ
ソフタル酸ジヒドラジド酸などのヒドラジド系硬化剤な
どが挙げられ、これらのイミダゾリン系硬化剤、ヒドラ
ジド系硬化剤はそれぞれ単独で用いてもよいし、また2
種類以上を混合して用いてもよく、さらにはイミダゾリ
ン系硬化剤とヒドラジド系硬化剤とを併用してもよい。
【0011】これらのイミダゾリン系硬化剤やヒドラジ
ド系硬化剤などの窒素系硬化剤の配合量は、エポキシ樹
脂100重量部に対して1〜20重量部が好ましい。イ
ミダゾリン系硬化剤やヒドラジド系硬化剤などの窒素系
硬化剤の配合量がエポキシ樹脂100重量部に対して1
重量部より少ない場合は、充分な架橋密度が得られず、
従って長期間の耐食性、付着性が得られなくなるおそれ
があり、イミダゾリン系硬化剤やヒドラジド系硬化剤な
どの窒素系硬化剤の配合量がエポキシ樹脂100重量部
に対して20重量部より多い場合は、硬化剤が多すぎて
塗料の貯蔵安定性が極度に低下する上に、硬化塗膜の架
橋密度が低くなって充分な耐食性、付着性が得られなく
なるおそれがある。
【0018】また、第2層目の塗装に使用する窒素系硬
化剤を含まないアクリル−エポキシハイブリッド粉体塗
料の基材樹脂となるエポキシ樹脂としては、前記エポキ
シ粉体塗料の場合と同様に、たとえば、ビスフェノール
A型エポキシ樹脂、ビスフェノールF型エポキシ樹脂、
ノボラック型エポキシ樹脂、ハロゲン化ビスフェノール
A型エポキシ樹脂、ハロゲン化ノボラック型エポキシ樹
脂、テレフタル酸エポキシ樹脂などが挙げられ、これら
は単独で用いてもよいし、また2種類以上を混合して用
いてもよい。
【0019】このアクリル−エポキシハイブリッド粉体
塗料の一方の基材樹脂となるエポキシ樹脂は、そのエポ
キシ当量が400〜2000であることが必要である
が、これは次の理由によるものである。すなわち、エポ
キシ樹脂のエポキシ当量が400未満の場合は、アクリ
ル−エポキシハイブリッド粉体塗料の反応性が強くなる
ため、そのゲルタイムが経時的に速くなり、ピンホール
が発生しやすくなったり、固着性が強くなる。また、エ
ポキシ樹脂のエポキシ当量が2000を超える場合は、
アクリル−エポキシハイブリッド粉体塗料の反応性が低
下して、ピンホールの発生を抑制する効果が低下し、エ
リクセン値が1mm以下になって塗膜が鋳鉄管の変形に
追随できなくなり、塗膜にクラックが発生するようにな
る。
【0020】そして、上記アクリル−エポキシハイブリ
ッド粉体塗料の他方の基材樹脂であるアクリル樹脂は、
その酸価が10〜200であることが必要である。アク
リル樹脂の酸価が10未満の場合は、官能基が少なすぎ
て充分な架橋密度が得られないため、塗膜が脆くなり
アクリル樹脂の酸価が200を超える場合は、反応性が
強くなりすぎて塗料調製時にゲル化したり、塗料のゲル
タイムが極端に短くなって貯蔵安定性が悪くなる上に、
硬化塗膜の分子量が小さくなって塗膜が脆くなる。
【0021】このアクリル−エポキシハイブリッド粉体
塗料におけるエポキシ樹脂とアクリル樹脂の配合比率
は、エポキシ基:カルボキシル基の当量比で1:0.6
〜1:1.6であることが必要であるが、これは次の理
由によるものである。すなわち、アクリル樹脂の配合比
率が上記範囲より少ない場合は、架橋が充分に行われな
いため、長期間の耐食性、付着性が確保できなくなり
アクリル樹脂の配合比率が上記範囲より多い場合も、同
様に架橋が充分に行われないため、長期間の耐食性、付
着性が確保できなくなる。
【0022】上記アクリル−エポキシハイブリッド粉体
塗料には、平均粒子径1〜50μmのシリカを含有させ
るが、これは上記シリカが溶融時の粘度を上昇させるこ
となく、塗膜を適度に多孔質化して鋳鉄管のす穴に含ま
れている空気や水分などの気化成分に基づくピンホール
の発生を抑制する作用を有するからである。
【0023】この平均粒子径1〜50μmのシリカは、
アクリル−エポキシハイブリッド粉体塗料の基材樹脂1
00重量部に対して10〜100重量部であることが好
ましい。上記シリカの配合量が基材樹脂100重量部に
対して10重量部より少ない場合は、充分なピンホール
発生抑制効果や温度勾配によるふくれ防止効果が得られ
なくなるおそれがあり、上記シリカの配合量が基材樹脂
100重量部に対して100重量部より多い場合は、粉
体塗料の溶融粘度が高くなるため、充分なピンホール発
生抑制効果が得られなくなるおそれがある。
【0024】上記の各粉体塗料には、上記成分に加え、
さらに着色顔料、体質顔料、レベリング剤、垂れ止め剤
などを適宜添加することができる。
【0025】上記着色顔料としては、たとえば、酸化チ
タン(TiO2 )、カーボンブラックなどが挙げられ、
上記体質顔料としては、たとえば、タルク、炭酸カルシ
ウム、硫酸バリウムなどが挙げられる。また、上記レベ
リング剤としては、たとえば、アクロナール(商品名、
アクリルオリゴマー系レベリング剤、BASF社製)、
モダフローパウダー(商品名、アクリルオリゴマー系レ
ベリング剤、モンサント社製)などが挙げられ、上記垂
れ止め剤としては、たとえば、微粉末シリカ、アエロジ
ル2000(商品名、日本アエロジル社製)などが挙げ
られる。
【0026】粉体塗料の調製は、たとえば、上記エポキ
シ樹脂、アクリル樹脂などの基材樹脂、硬化剤、シリカ
などをヘンシェルミキサーなどでドライブレンドし、コ
ニーダーなどで溶融混練することによって行われる。そ
して、得られた混合物をハンマーミルなどで粉砕し、ふ
るいで粗粒をカットして、粉体塗料として使用に供され
る。
【0027】窒素系硬化剤を含むエポキシ粉体塗料
、180℃のゲルタイム(糸引き法)が10〜200
秒に調整されていることが好ましい。180℃のゲルタ
イム(糸引き法)が10秒より短い場合は、塗料調製中
にゲル化したり、貯蔵中に経時変化して貯蔵安定性が悪
くなるおそれがあり、180℃のゲルタイム(糸引き
法)が200秒より長い場合は、鋳鉄管のす穴に含まれ
ている空気や水分などの気化成分に基づくピンホールの
発生を充分に抑制することができなくなるおそれがあ
る。そして、窒素系硬化剤を含まないアクリル−エポキ
シハイブリッド粉体塗料は、180℃のゲルタイム(糸
引き法)が10〜200秒に調整されていることが必要
である。180℃のゲルタイム(糸引き法)が10秒よ
り短い場合は、塗料調製中にゲル化したり、貯蔵中に経
時変化して貯蔵安定性が悪くなり、180℃のゲルタイ
ム(糸引き法)が200秒より長い場合は、鋳鉄管のす
穴に含まれている空気や水分などの気化成分に基づくピ
ンホールの発生を充分に抑制することができなくなる。
【0028】鋳鉄管の内面に窒素系硬化剤を含むエポキ
シ粉体塗料を塗装するにあたり、鋳鉄管はあらかじめ1
50〜300℃に加熱しておく必要がある。これは上記
予熱により、鋳鉄管のす穴に存在する空気や水分などの
気化成分をできるかぎり除去しておくためである。
【0029】この鋳鉄管の予熱温度が150℃より低い
場合は、鋳鉄管のす穴に含まれている空気や水分などの
気化成分を充分に除去することができず、また、鋳鉄管
の予熱温度が300℃より高い場合は、粉体塗料の熱分
解によるピンホールの発生や硬化が早すぎることによる
脱気不足などによって、良好な塗膜外観が得られなくな
る。
【0030】第1層目の窒素系硬化剤を含むエポキシ粉
体塗料は塗膜の平均膜厚が300〜700μmになるよ
うに塗装することが好ましい。上記第1層目の窒素系硬
化剤を含むエポキシ粉体塗料の塗膜の平均膜厚が300
μmより薄い場合は、鋳鉄管内部の凹凸面を充分に平滑
化することができなくなるおそれがあり、またピンホー
ルの抑制効果も不充分になり、塗膜の平均膜厚が700
μmより厚い場合は、不経済である上に、塗膜のたるみ
(弛み)が生じ、付着力の低下が生じるおそれがある。
【0031】そして、第2層目の窒素系硬化剤を含まな
アクリル−エポキシハイブリッド粉体塗料は塗膜の平
均膜厚が10〜300μmになるように塗装することが
好ましい。この第2層目のアクリル−エポキシハイブリ
ッド粉体塗料の塗膜の平均膜厚が10μmより薄い場合
は、造膜性が不充分なため、第1層目の塗膜の表面を完
全に覆うことができなくなるおそれがあり、また、塗膜
の平均膜厚が300μmより厚い場合は、不経済である
上に、合計膜厚が過大になり、鋳鉄管の変形に追随でき
なくなって、塗膜にクラックが発生するようになるおそ
れがある。
【0032】焼付けは、第1層目の窒素系硬化剤を含む
エポキシ粉体塗料の塗装後に一旦焼付けを行い、ついで
第2層目の窒素系硬化剤を含まないアクリル−エポキシ
ハイブリッド粉体塗料の塗装後に再度焼付けを行う、い
わゆる2コート2ベーク方式で行ってもよいし、また、
第1層目の窒素系硬化剤を含むエポキシ粉体塗料を塗装
し、ついで第2層目の窒素系硬化剤を含まないアクリル
−エポキシハイブリッド粉体塗料を塗装した後、焼付け
を行う、いわゆる2コート1ベーク方式で行ってもよ
い。さらには、鋳鉄管の予熱温度を高目にし、その熱を
利用して焼付けを行い、塗料塗装後の加熱を行わなくて
もよい。
【0033】焼付けは、いわゆる2コート1ベーク方式
で行う場合、150〜200℃で5〜30分間程度加熱
することによって行うのが好ましく、また、2コート2
ベーク方式で行う場合、第1層目は150〜200℃で
5〜20分間程度加熱し、第2層目は150〜200℃
で5〜30分間程度加熱することによって行うのが好ま
しい。
【0034】
【実施例】つぎに、実施例を挙げて本発明をより具体的
に説明する。ただし、本発明はそれらの実施例のみに限
定されるものではない。
【0035】実施例1〜および比較例1〜8 表1に示す組成で第1層目の塗装に使用する窒素系硬化
剤を含むエポキシ粉体塗料を調製した。なお、表1中の
各成分の数値の単位は重量部である。
【0036】
【表1】
【0037】※1:エポトートYD−013(商品名) 東都化成(株)製のエポキシ当量860のエポキシ樹脂 ※2:エポミックR−304K(商品名) 三井石油化学工業(株)製のエポキシ当量920のエポ
キシ樹脂 ※3:エポミックR−364(商品名) 三井石油化学工業(株)製のエポキシ当量800のエポ
キシ樹脂 ※4:2−フェニルイミダゾリン 四国化成(株)製の窒素系硬化剤 ※5:アジピン酸ジヒドラジド 日本ヒドラジン工業(株)製の窒素系硬化剤
【0038】※6:ミニジール15μm(商品名) USシリカ社製の平均粒子径15μmのシリカ ※7:チオナ575(商品名) SCM CHEMICALS社製のチタン白 ※8:三菱カーボン♯45(商品名) 三菱カーボン(株)製のファーネス方式のカーボン ※9:アクロナールLR8820(商品名) BASF社製のアクリルオリゴマー系のレベリング剤
【0039】上記粉体塗料の調製は、各成分をヘンシェ
ルミキサー〔三井三池製作所(株)製〕でドライブレン
ドし、コニーダー(ブッス社製)で溶融混練することに
よって行い、ついで、ハンマーミル〔不二バウダル
(株)社製〕で粉砕し、60メッシュの篩で粗粒をカッ
トして、平均粒子径50μmの粉体塗料を得た。
【0040】上記のようにして調製した第1層目の窒素
系硬化剤を含むエポキシ粉体塗料の180℃のゲルタイ
ム(糸引き法)を測定した。測定方法は次の通りであ
り、測定結果は後記の表2に示す。
【0041】ゲルタイムの測定方法 180℃恒温に保ったホットプレート上に上記粉体塗料
を100mgずつ置き、全体が溶融した時点を開始点と
して、スパチュラーで攪拌しつつ一定時間ごとに上方に
引っ張って溶融塗料が糸を引かなくなるまでの時間を測
定し、それをゲルタイム(秒)とする。
【0042】
【表2】
【0043】つぎに、表3に示す組成で第2層目の塗装
に使用する窒素系硬化剤を含まない粉体塗料を調製し
た。この表3中の各成分の数値の単位も重量部である。
また、表3に記載の塗料Dはアクリル−エポキシハイブ
リッド粉体塗料であるが、そのエポキシ樹脂とアクリル
樹脂との配合比率はエポキシ基:カルボキシル基の当量
比で1:1である。そして、調製した粉体塗料について
前記第1層目のエポキシ粉体塗料と同様にゲルタイムを
測定した。その結果を後記の表4に示す。
【0044】
【表3】
【0045】※10:ファインディックA−223S
(商品名) 大日本インキ化学工業(株)製のエポキシ当量630の
アクリル樹脂 ※11:アルマテックスPD−6300(商品名) 三井東圧化学(株)製のエポキシ当量530のアクリル
樹脂 ※12:ジョンクリルSCX−839(商品名) ジョンソンポリマー社製の酸価105のハイブリッド用
アクリル樹脂
【0046】※13:無水トリメリット酸 三菱ガス化学(株)製の酸無水物系硬化剤 ※14:ドテカン二酸 宇部興産(株)製の多価カルボン酸系硬化剤 ※15:セバシン酸 小倉合成工業(株)製の多価カルボン酸系硬化剤
【0047】
【表4】
【0048】つぎに、上記粉体塗料を鋳鉄管(ただし、
試験片)に塗装して、ピンホールの発生状況を調べた。
その結果を耐ピンホール性として後記の表11〜表14
に示す。
【0049】ただし、実施例1〜では、表5および表
6に示す組み合わせで第1層目に窒素系硬化剤を含むエ
ポキシ粉体塗料と第2層目に窒素系硬化剤を含まない
クリル−エポキシハイブリッド粉体塗料を塗装した。第
1層目のエポキシ粉体塗料と第2層目のアクリル−エポ
キシハイブリッド粉体塗料との組み合わせは表5および
表6に示す通りであるが、その表示にあたっては、第1
層目のエポキシ粉体塗料の種類を前記表1に記載の第1
層目塗料の番号で示し、第2層目の粉体塗料の種類を前
記表3に記載の第2層目塗料の記号で示す。
【0050】
【表5】
【0051】
【表6】
【0052】また、比較例1〜4では、前記表1に第1
層目塗料として記載した窒素系硬化剤を含むエポキシ粉
体塗料のみを鋳鉄管(ただし、試験片)に塗装し、比較
例5〜8では、前記表3に第2層目塗料として記載した
窒素系硬化剤を含まない粉体塗料のみを鋳鉄管(ただ
し、試験片)に塗装した。比較例番号と塗料との関係は
表7および表8に示す通りである。ただし、表7には粉
体塗料の種類を前記表1に記載の第1層目塗料の番号で
示し、表8には粉体塗料の種類を表3に記載の第2層目
塗料の記号で示す。
【0053】
【表7】
【0054】
【表8】
【0055】上記鋳鉄管の試験片の作製方法および塗装
方法は、次に示す通りである。
【0056】〔鋳鉄管の試験片の作製方法および塗装方
法〕 内径150mmの鋳鉄管を半径方向に4等分し、断面が
四分円となるように円筒軸に沿って切り出した長さ15
0mmの鋳鉄管片をオートクレーブ内で水中に入れ、5
0kgf/cm2 の圧力を30分間かけて含水させた。
上記鋳鉄管を水中から取り出した後、常温で24時間乾
燥して試験片とした。
【0057】上記試験片をガスバーナーで2分以内に2
00℃まで昇温させ、実施例1〜では、190℃で第
1層目の窒素系硬化剤を含むエポキシ粉体塗料を塗膜の
平均膜厚が500μmになるように塗装し、ついで第2
層目の窒素系硬化剤を含まない粉体塗料を塗膜の平均膜
厚が250μmになるように塗装し、180℃の熱風炉
中で10分間焼き付けた。各実施例における第1層目の
窒素系硬化剤を含むエポキシ粉体塗料と第2層目の窒素
系硬化剤を含まない粉体塗料の組み合わせは前記表5お
よび表6に示す通りである。
【0058】これに対して、比較例1〜4では、表1に
第1層目塗料として記載した窒素系硬化剤を含むエポキ
シ粉体塗料のみを塗膜の平均膜厚が750μmになるよ
うに塗装し、また、比較例5〜8では、表3に第2層目
塗料として記載した窒素系硬化剤を含まない粉体塗料の
みを塗膜の平均膜厚が750μmになるように塗装し、
それぞれ180℃の熱風炉中で10分間焼き付けた。
【0059】上記のようにして塗装した塗膜のピンホー
ルの発生状況を調べ、それを耐ピンホール性として評価
した。その評価方法の詳細は次の通りである。
【0060】耐ピンホール性の評価方法 塗膜を肉眼で観察し、ピンホールの発生状況を調べる。
評価結果を耐ピンホール性として後記の表11〜表14
に記号化して示すが、その記号と評価との関係は次の表
9に示す通りである。
【0061】
【表9】
【0062】また、実施例1〜および比較例1〜8で
塗装した場合のエリクセン値の測定、温度勾配試験およ
び残留塩素の消費量の測定を行った。塗装にあたり、実
施例1〜では、表1に記載の第1層目の窒素系硬化剤
を含むエポキシ粉体塗料と表3に記載の第2層目の窒素
系硬化剤を含まないアクリル−エポキシハイブリッド
体塗料を表5および表6に示す組み合わせで用い、比較
例1〜4では、表1に第1層目塗料として記載した窒素
系硬化剤を含むエポキシ粉体塗料のみを表7に示すよう
に用い、比較例5〜8では、表3に第2層目塗料として
記載した窒素系硬化剤を含まない粉体塗料のみを表8に
示すように用いた。
【0063】なお、エリクセン値の測定方法、温度勾配
試験の方法、残留塩素の消費量の測定方法は次に示す通
りである。
【0064】エリクセン値の測定方法 厚さ2mmで70mm×150mmの冷延鋼板のショッ
トブラスト面に粉体塗料を塗膜の平均膜厚が200μm
になるように塗装し、180℃の炉内で20分間焼き付
けて塗板を作製し、該塗板を冷却した後、JIS−K−
5400 8.2.2に規定のエリクセン試験に準じて
塗膜にクラックが出るまで押し出し、それをエリクセン
値とする。なお、実施例1〜では、第1層目の窒素系
硬化剤を含むエポキシ粉体塗料を塗膜の平均膜厚が10
0μmになるように塗装し、第2層目の窒素系硬化剤を
含まないアクリル−エポキシハイブリッド粉体塗料を塗
膜の平均膜厚が100μmになるように塗装する。エリ
クセン値の測定結果を後記の表11〜表14に示す。な
お、エリクセン値の測定にあたって塗膜の全厚を200
μmにしているのはJWWAG−112−1980の規
定に適合するようにしたためである。
【0065】温度勾配試験 厚さ2mmで70mm×150mmの冷延鋼板のショッ
トブラスト面に粉体塗料を塗膜の平均膜厚が300μm
になるように塗装し、180℃の炉内で20分間焼き付
けて塗板を作製する。得られた塗板をNASA(Nat
ional Association of Corr
osion Engineers)TM−01−74に
例示された装置を用いて、塗膜面が50℃、裏面(非塗
膜面)が25℃の温度勾配をつけて14日間浸漬し、取
り出し後の塗膜のふくれ面積により評価する。なお、こ
の温度勾配試験においても、実施例1〜では、第1層
目の窒素系硬化剤を含むエポキシ粉体塗料を塗膜の平均
膜厚が150μmになるように塗装し、第2層目の窒素
系硬化剤を含まないアクリル−エポキシハイブリッド
体塗料を塗膜の平均膜厚が150μmになるように塗装
する。
【0066】温度勾配試験の結果を耐温度勾配性として
後記の表11〜表14に記号化して示すが、その記号と
評価との関係は表10に示す通りである。
【0067】
【表10】
【0068】残留塩素の消費量の測定方法 厚さ0.8mmで70mm×150mmの冷延鋼板の両
面に粉体塗料をそれぞれの面の塗膜の平均膜厚が200
μmになるように塗装し、180℃で20分間焼き付け
て塗板を作製する。ただし、実施例1〜では、それぞ
れの面に、第1層目の窒素系硬化剤を含むエポキシ粉体
塗料を塗膜の平均膜厚が100μmになるように塗装
し、第2層目の窒素系硬化剤を含まないアクリル−エポ
キシハイブリッド粉体塗料を塗膜の平均膜厚が100μ
mになるように塗装する。
【0069】つぎに、内容積1リットルのガラスビーカ
ーに残留塩素濃度が1.0ppmとなるように次亜塩素
酸ナトリウムで調整した水道水を1リットル入れ、その
水道水中に塗装面積が500cm2 になるように上記塗
板を浸漬し、密封する。
【0070】20℃の暗所に24時間放置後、浸漬水中
の残留塩素の消費量をJWWA−K−139−1992
に基づいて測定する。その結果を表11〜表14に示
す。また、表11〜表14にはそれぞれの実施例および
比較例で使用した粉体塗料も併せて示す。
【0071】以上の評価結果をまとめて表11〜表14
に示すが、表11には実施例1の評価結果を示し、表1
2には実施例の評価結果を示し、表13には比較例1
〜4の評価結果を示し、表14には比較例5〜8の評価
結果を示す。
【0072】
【表11】
【0073】
【表12】
【0074】
【表13】
【0075】
【表14】
【0076】まず、実施例1〜と比較例1〜4とにつ
いて対比すると、表11〜表12に示す実施例1〜
評価結果と表13に示す比較例1〜4の評価結果との対
比から明らかなように、実施例1〜は、比較例1〜4
に比べて、残留塩素の消費が少なかった。
【0077】つぎに、実施例1〜と比較例5〜8とに
ついて対比すると、表11〜表12に示す実施例1〜
の評価結果と表14に示す比較例5〜8の評価結果との
対比から明らかなように、実施例1〜は、耐ピンホー
ル性、耐温度勾配性のいずれもが優れていたが、比較例
5〜8は、耐ピンホール性、耐温度勾配性のいずれかま
たは両方が悪かった。
【0078】また、実施例1〜は、エリクセン値も
3.0mmと適正な範囲内にあって、塗膜が鋳鉄管の変
形に充分に追随できることが明らかであり、耐温度勾配
性も良好で、長期間の耐食性、耐水性を有していること
が明らかにされていた。
【0079】これに対し、比較例1〜4は、窒素系硬化
剤を含むエポキシ粉体塗料のみを塗装しているため、耐
ピンホール性は良好であるものの、残留塩素の消費が実
施例1〜に比べて大きかった。
【0080】また、比較例5〜8は、窒素系硬化剤を含
まない粉体塗料のみを塗装しているため、残留塩素の消
費は少なかったものの、前述したように、耐ピンホール
性、耐温度勾配性のいずれかまたは両方が悪かった。
【0081】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、鋳鉄
管の内面に対して、鋳鉄管のす穴に基づくピンホールの
発生を抑制し、長期間の耐食性、耐水性などの基本性能
を満足しつつ、水道水中の残留塩素の消費を抑制する効
果が優れた粉体塗料の塗装をすることができた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI C09D 163/00 C09D 163/00 F16L 58/02 F16L 58/02 (72)発明者 鬼塚 秀一 兵庫県尼崎市塚口本町2丁目41番1号 川上塗料株式会社内 (72)発明者 須田 憲司 兵庫県尼崎市塚口本町2丁目41番1号 川上塗料株式会社内 (72)発明者 槌谷 安浩 兵庫県尼崎市塚口本町2丁目41番1号 川上塗料株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−80970(JP,A) 特開 平2−203970(JP,A) 特開 平7−224234(JP,A) 特開 平5−5079(JP,A) 特開 昭63−200869(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C09D 5/00 C08G 59/00 C09D 163/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 あらかじめ150〜300℃に加熱され
    た鋳鉄管の内面に窒素系硬化剤を含むエポキシ粉体塗料
    を塗装し、ついでエポキシ当量が400〜2000のエ
    ポキシ樹脂、酸価が10〜200のアクリル樹脂および
    平均粒子径1〜50μmのシリカを含み、上記エポキシ
    樹脂とアクリル樹脂の配合比率がエポキシ基:カルボキ
    シル基の当量比で1:0.6〜1:1.6であり、18
    0℃のゲルタイム(糸引き法)が10〜200秒に調整
    された窒素系硬化剤を含まないアクリル−エポキシハイ
    ブリッド粉体塗料を塗装することを特徴とする鋳鉄管内
    面への粉体塗料の塗装方法。
  2. 【請求項2】 窒素系硬化剤を含むエポキシ粉体塗料
    が、エポキシ当量が400〜2000のエポキシ樹脂1
    00重量部に対してイミダゾリン系および/またはヒド
    ラジド系硬化剤1〜20重量部を含み、かつ平均粒子径
    1〜50μmのシリカを含み、180℃のゲルタイム
    (糸引き法)が10〜200秒に調整されたエポキシ粉
    体塗料である請求項1記載の鋳鉄管内面への粉体塗料の
    塗装方法。
JP35230896A 1996-12-11 1996-12-11 鋳鉄管内面への粉体塗料の塗装方法 Expired - Fee Related JP3441610B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35230896A JP3441610B2 (ja) 1996-12-11 1996-12-11 鋳鉄管内面への粉体塗料の塗装方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35230896A JP3441610B2 (ja) 1996-12-11 1996-12-11 鋳鉄管内面への粉体塗料の塗装方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10168347A JPH10168347A (ja) 1998-06-23
JP3441610B2 true JP3441610B2 (ja) 2003-09-02

Family

ID=18423177

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35230896A Expired - Fee Related JP3441610B2 (ja) 1996-12-11 1996-12-11 鋳鉄管内面への粉体塗料の塗装方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3441610B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104069999A (zh) * 2013-03-28 2014-10-01 中国石油天然气股份有限公司 一种耐磨防腐内涂层油管的生产方法

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030030233A (ko) * 2001-10-09 2003-04-18 주식회사 보명 주철제 가로등주 표면 도장방법
BR112014030849B1 (pt) * 2012-06-13 2022-12-20 Swimc Llc Método para revestir um artigo
CN103160203A (zh) * 2013-02-22 2013-06-19 安徽华辉塑业科技有限公司 绵绵纹粉末涂料及其制备方法
CN103160202A (zh) * 2013-02-22 2013-06-19 安徽华辉塑业科技有限公司 龟纹型粉末涂料及其制备方法
CN106051322A (zh) * 2016-07-29 2016-10-26 金德管业集团有限公司 一种共挤超导热防垢地暖专用管及其制备方法
JP6937561B2 (ja) * 2016-10-31 2021-09-22 日鉄ケミカル&マテリアル株式会社 鋳鉄管内面用エポキシ樹脂粉体塗料組成物

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104069999A (zh) * 2013-03-28 2014-10-01 中国石油天然气股份有限公司 一种耐磨防腐内涂层油管的生产方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH10168347A (ja) 1998-06-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5413628A (en) Stable inorganic zinc-powder rich coating composition
CN103987799B (zh) 耐腐蚀、耐碎裂和耐燃油组合物
JPH06128505A (ja) 金属の糸状腐食防止方法および耐糸状腐食性のあるアルミニウム製自動車ホイール
JPH06293867A (ja) 艶消粉体塗料組成物、塗装方法および塗膜
JP3441610B2 (ja) 鋳鉄管内面への粉体塗料の塗装方法
WO2004096926A1 (en) Cathodic corrosion protection powder coating composition and method
JP3441632B2 (ja) 鋳鉄管内面用粉体塗料
JPS6019943B2 (ja) 防食被覆組成物
JP3962220B2 (ja) 塗料組成物およびこれを利用する耐候性鋼材の防食方法
JP3322570B2 (ja) 粉体塗料組成物
JP2005307179A (ja) 鏡用縁塗り液および該縁塗り液を塗布した鏡
JP4152172B2 (ja) 鋳鉄管の防食方法および防食処理された鋳鉄管
JPS63309566A (ja) エポキシ樹脂粉体塗料
JP2004359800A (ja) 厚膜形無機ジンクリッチペイントおよびそれを用いた複層塗膜形成方法
JPS6336305B2 (ja)
JP2001152083A (ja) 金属製管用熱硬化性エポキシ粉体塗料及びそれを使用した被覆金属製管
JPS6044350B2 (ja) 防食被覆組成物
JP3123272B2 (ja) 軽量気泡コンクリート、その製造方法および補強鉄骨用粉体塗料
JPH1160999A (ja) 鋳鉄管外面用粉体塗料
JPH0233071B2 (ja) Tainetsusuiseihifukusoseibutsu
JPH02303574A (ja) 複合塗膜
JP2000219825A (ja) 粉体塗料組成物
JPH09299878A (ja) 管内面の塗装方法
JPH069903A (ja) ジンクショッププライマー
JPS5933365A (ja) 自動車補修用アンダ−コ−テイング剤

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080620

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080620

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090620

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090620

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100620

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees