JP3441275B2 - データのパラレルインタフェース回路 - Google Patents

データのパラレルインタフェース回路

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JP3441275B2
JP3441275B2 JP31236395A JP31236395A JP3441275B2 JP 3441275 B2 JP3441275 B2 JP 3441275B2 JP 31236395 A JP31236395 A JP 31236395A JP 31236395 A JP31236395 A JP 31236395A JP 3441275 B2 JP3441275 B2 JP 3441275B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はシリアルデータをパ
ラレルデータに変換するデータのパラレルインタフェー
ス回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図29は従来回路の構成例を示すブロッ
ク図である。図において、1は受信したシリアルデータ
を受けて、受信する信号から同期語(シンクコード:S
C)を検出して受信フレームに同期させるフレーム同期
部である。該フレーム同期部1には受信側クロックRC
LK1が入力されている。2はフレーム同期部1で同期
されて出力されるタイミング信号とRCLK1を受けて
シリアル/パラレル(以下S/Pと略す)タイミング信
号を発生するS/Pタイミング発生部、3は入力シリア
ルデータをS/Pタイミング発生部2から発生されるタ
イミングでパラレルデータに変換するS/P変換部であ
る。
【0003】5は該S/P変換部3,受信側クロックR
CLK,S/Pタイミングをインバータ4で反転した信
号を受けるFIFO(First In First
Out)部である。S/P変換部3は、シリアルデータ
を8ビットのパラレルデータに変換してFIFO部5に
与える。S/Pタイミングの反転信号は、ライトイネー
ブル(*WE:以下*は負論理を示す)信号としてFI
FO部5に入り、クロックRCLK1は書き込みクロッ
クWCLKとしてFIFO部5に入っている。
【0004】6はFIFO部5からのデータを受ける計
算機(CPU)である。FIFO部5からはデータ有り
の時に“1”レベル、データなしの時“0”レベルを示
す*EMP信号が出力されて計算機6に入っている。該
計算機6は、FIFO部5からのデータの読み出しに際
し、リードイネーブル(*RE)を出力する。クロック
RCLK2は読み出し側クロックである。RCLK2と
しては、SCLKを用いる。
【0005】図30は図29に示す従来回路の動作例を
示すタイムチャートである。図の(a)はシリアル受信
信号、(b)はフレームタイミング、(c)はS/Pタ
イミング、(d)は読み出しデータ、(e)はFIFO
部5の出力データ、(f)はFIFO5の*RE信号、
(g)はFIFO5の*EMP信号である。図29中の
信号a〜gは図30の(a)〜(g)と対応している。
【0006】通信機が受信するシリアルデータaに対し
てフレーム同期部1は同期語(SYNC CODE)を
検出してフレームタイミング信号bを出力する。フレー
ムタイミング信号bはフレーム毎に1個のパルスを出力
する。受信信号は1フレームあたりm個のビットデータ
から構成されている。S/Pタイミング発生部2は、ク
ロックRCLK1とフレームタイミング信号bを受けて
(c)に示すような、フレームタイミングから計算機6
に渡すデータの最小単位(ワード)毎にS/Pタイミン
グ信号cを出力する。S/P変換部3は、このS/Pタ
イミング信号cでシリアルデータをパラレルデータに変
換するから、S/P変換部3の出力データdはワードデ
ータ1(d)に示すようなものとなる。ここで、入力信
号mがn(m>n)に変わっているのは、1ビットデー
タがシリ/パラ変換により8ビットのパラレルデータに
変換されたからである。
【0007】パラレルデータに変換されたワードデータ
は、*WEが“0”の期間に書き込みクロックWCLK
によりFIFO部5に書き込まれる。計算機6は、常時
FIFO部5の*EMP(FIFO内にデータが存在す
る時“1”レベル)を監視している。そして、*EMP
が“1”の時に、*RE(リードイネーブル:FIFO
にデータを出力させる時に“0”レベル)を“0”とし
て、出力されたデータを内部に取り込む。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前記した従来の回路で
は、FIFO部5がオーバフローとならないように、F
IFO部5の書き込み側の速度より読み出し側の速度が
速いことが前提となる。従って、計算機6はFIFO部
5の*EMPを常時監視することが必要である。このこ
とは、計算機6の負荷を増加させるものであり、計算機
6の処理能力を低下させることになる。更に、転送する
データの先頭の位置を計算機6に通知できないという問
題がある。
【0009】本発明はこのような課題に鑑みてなされた
ものであって、計算機の負荷の軽減を図ると共に、転送
するデータの先頭位置を計算機に通知することができる
データのパラレルインタフェース回路を提供することを
目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理ブロ
ック図である。図29と同一のものは、同一の符号を付
して示す。
【0011】図において、1は受信する信号から同期語
(シンクコードコード:SNYCCODE)を検出して
受信フレームに同期させるフレーム同期手段、3は受信
するシリアルデータをパラレルデータに変換するシリア
ル/パラレル変換手段、17は受信するデータを予め決
められたまとまった単位になるまで一時的に保持して、
受信クロックから受信クロックより高い周波数のクロッ
クにまとめて乗せ替えるクロック乗り換え手段、10は
該クロック乗り換え手段17がまとめてクロック乗り換
えを行なったことを検出して、該クロック乗り換え手段
17がデータを出力していることを示す書き込み制御信
号を発生する書き込み信号発生手段、30は該書き込み
信号発生手段10に書き込みを指示される間前記クロッ
ク乗り換え手段17が出力するデータを計算機6側のク
ロックに乗せ換えて計算機に転送するデータ転送手段、
6は転送されるデータを受ける計算機である。
【0012】図において、クロック1は書き込み側クロ
ック、クロック2は読み出し側クロックである。クロッ
ク2は、クロック1よりも高速である。クロック1はフ
レーム同期手段1,シリアル/パラレル変換手段3及び
クロック乗り換え手段17に入力され、クロック2は、
データ転送手段30及び計算機6に入力されている。
【0013】このように構成すれば、クロック乗り換え
手段17が、パラレルデータをまとまった単位になるま
で溜めて、受信側クロック(クロック1)から受信側ク
ロックよりも高い周波数のクロック(クロック2)に乗
せ換えるので、連続して入力されるデータを間欠的なデ
ータに変換できる。この間欠的なデータをデータ転送手
段30を介して計算機6に転送するので、計算機6は間
欠的なデータを受け取ることになり、まとまったデータ
間に空き時間が生じる。計算機6では、この空き時間を
利用して他の処理を行なうことが可能であり、結果とし
て計算機6の負荷の軽減を図ることができる。更に、ま
とまったデータの先頭を常にフレームの先頭とすること
で、計算機6にフレームの先頭位置を通知することが可
能になる。
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】また、前記データ転送手段30は、前記ク
ロック乗り換え手段17がまとめてクロック乗り換えを
行なったことを検出する検出手段と、前記クロック乗り
換え手段が出力するデータの長さが奇数であることを検
出する奇数検出手段と、該奇数検出手段が奇数であるこ
とを検出する時だけ書き込み制御信号を1データ分延ば
す第1の延長手段と、データの終わりを示す信号を1デ
ータ分延ばす第2の延長手段と、前記奇数検出手段が奇
数であることを検出する時だけデータの後に1データ分
の不定データを挿入する挿入手段と、該挿入手段が出力
するデータを交互に保持して2倍幅のデータに変換する
変換手段と、前記第1の延長手段が出力する書き込み制
御信号を該変換手段が奇数番目のデータを保持してから
1データの間書き込みを禁止する禁止手段と、前記クロ
ック乗り換え手段が出力するデータの幅を2倍として計
算機のクロックに乗せ換えて計算機に転送する転送手段
とを有することを特徴としている。
【0024】この発明の構成によれば、バウンダリ制御
方式により、入力されるワードデータを2ワード幅で展
開し、FIFO部に出力するデータの速度を1/2に下
げることが可能となる。
【0025】更に、前記データ転送手段30は、前記ク
ロック乗り換え手段17がまとめてクロック乗り換えを
行なったことを検出する検出手段と、前記クロック乗り
換え手段が出力するデータの長さが奇数であることを検
出する奇数検出手段と、該奇数検出手段が奇数であるこ
とを検出する時だけ書き込み制御信号を1データ分延ば
す第1の延長手段と、データの終わりを示す信号を1デ
ータ分延ばす第2の延長手段と、前記奇数検出手段が奇
数であることを検出する時だけデータの後に1データ分
の不定データを挿入する挿入手段と、該挿入手段が出力
するデータを交互に保持して2倍幅のデータに変換する
変換手段と、該変換手段が奇数番目のデータを保持して
から1データの間のクロックの変化を禁止して出力する
クロック制御手段と、前記クロック乗り換え手段が出力
するデータの幅を2倍して計算機側のクロックに乗せ換
えて計算機に転送する転送手段とを有することを特徴と
している。
【0026】この発明の構成によれば、バウンダリ制御
回路をk段のカスケード接続とすることにより、データ
転送手段に出力するデータ(データ2)の幅を(データ
の幅)×2k に設定することができ、データ2の速度を
1/2k とすることが可能となる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態例を詳細に説明する。図2は本発明の第1の実
施の形態例の要部を示すブロック図で、データ転送手段
よりも前の部分の構成を示す。図1,図29と同一のも
のは、同一の符号を付して示す。図において、1は第1
のクロック(受信側クロック)RCLKを受けてシリア
ル受信信号aのシンクコード(SC)を検出してフレー
ム同期を確立し、フレームに同期したフレームタイミン
グを発生するフレーム同期手段としてのフレーム同期
部、2はRCLKを受けてフレームタイミングからシリ
アルデータをパラレルデータに変換するタイミングを発
生するS/Pタイミング発生部、3はS/Pタイミング
発生部2で発生したタイミングで、シリアルデータをパ
ラレルデータ(以下ワードデータという)に変換するS
/P変換部、5はFIFO部である。該FIFO部5
は、図1の原理図のデータ転送手段30に相当してい
る。
【0028】11はフレーム同期部1の出力bをその一
方の入力に受けるオアゲート(以下OR1)、12は該
OR1の出力eをロード信号LDとして受け、第1のク
ロックRCLKをカウントする第1のカウンタ(以下C
TR1)、該CTR1からは、信号fと信号hが出力さ
れる。信号hは、前記OR1の他方の入力に入ってい
る。13はカウンタCTR1の出力hをイネーブル信号
ENとして受け、第1のクロックRCLKをクロック入
力に受ける第1のフリップフロップ(以下FF1)、1
4は該FF1の出力iを受けるインバータである。該イ
ンバータ14の出力jはFF1の入力部にフィードバッ
クされている。
【0029】15はS/Pタイミング発生部2の出力c
を反転するインバータ、16は該インバータ15の出力
gと第1のクロックRCLKを受けるオアゲート(以下
OR2)、17は書き込みと読み出しが可能なデュアル
ポートRAM(以下DP−RAM:1つのメモリ空間に
対して2つのポートを持つRAM)である。該DP−R
AMは、図1の原理図のクロック乗り換え手段17に相
当している。該DP−RAMには、S/P変換部3のパ
ラレル出力dがデータ入力Diとして入り、FF1の出
力iがLADRS−MSBとして入り、CTR1の出力
fがアドレスLADRSとして入り、OR2の出力がラ
イトイネーブル信号*WEとして入っている。該DP−
RAMの出力データDoは、信号mとしてFIFO部5
にデータ入力Diとして入っている。
【0030】18は、インバータ14の出力jを受け
て、信号が変化したことを検出してパルスを発生する変
化点検出部、19は該変化点検出部18の出力kをロー
ド信号LDとして受け、第2のクロック(書き込みクロ
ック)WCLKをカウントする第2のカウンタ(以下C
TR2)、20は該CTR2の出力nと第2のクロック
WCLKを受ける第2のフリップフロップ(以下FF
2)、21はCTR2の出力nを反転させるインバータ
である。該インバータ21の出力はCTR2にイネーブ
ル入力ENとして入っている。22はCTR2の出力n
とFF2の出力oを受けるアンドゲート(以下&1)で
ある。該&1の出力pは、FIFO部5にライトイネー
ブル信号*WEとして入っている。該&1はDP−RA
Mがまとめてクロック乗り換えを行なったことを検出し
て、該DP−RAMがデータを出力していることを示す
書き込み制御信号を発生する書き込み制御信号発生手段
(図1の10)に相当している。CTR2の出力nは、
FIFO部5にエンドフラグ(EF)信号として入って
いる。
【0031】CTR1とCTR2は、イネーブル信号E
Nが“1”の時にクロックをカウントし、予め決めてい
た値に達した時にキャリー信号Coを“1”にする。ま
た、ロード信号LDが“1”の時に、予め決めておくプ
リセット値をロードする。FIFO部5は、ライトイネ
ーブル*WEが“0”の時にWCLKの立ち上がりでデ
ータを書き込み、リードイネーブル*REが“0”の時
に読み出し側クロックの立ち上がりに同期して記憶した
順にデータを出力する。FF1,FF2は、入力をクロ
ックの立ち上がり1回分遅延させて出力する。FF1,
FF2は入力信号を1クロック分遅らせる機能を持つ。
このように構成された回路の動作を説明すれば、以下の
通りである。
【0032】図3は通常の動作時の図2の回路のタイム
チャートである。図中の(a)〜(p)は、図2中のa
〜pと対応している。フレーム同期部1では、受信信号
aの中のシンクコード(同期語)を検出して、フレーム
に同期したフレームタイミングbを発生する。シリアル
受信信号aは、1フレーム当たり、シンクコード(SY
NC CODE)とmビットのデータから構成されてい
る。S/Pタイミング発生部2では、フレームタイミン
グbからS/Pタイミングcを発生する。S/P変換部
3は、S/Pタイミングcにより受信信号aをワード単
位にワードデータ1(パラレルデータ)に変換する。
【0033】OR1は、CTR1のキャリー出力(C
o)hとフレームタイミングbとの論理和を取り、信号
eを出力し、CTR1にロードをかける。該CTR1
は、ロード信号の入力時点から1フレーム分のビット数
を数える。そしてワード長毎に、カウンタ出力をインク
リメントし、1フレーム長の最後のビットの時にキャリ
ー出力hを“1”にする。FF1は、キャリー出力hが
“1”である毎に*BNK(バンク)信号jを取り込
み、DP−RAMにLADRS−MSB(i)として出
力する。DP−RAMのポートL(左)側では、LAD
RS−MSB(i)をメモリの面切り換え信号、LAD
RSをアドレス、S/Pタイミングcをインバータ15
で反転した信号gを書き込み制御信号(ライトイネーブ
ル信号)*WE、ワードデータ1dを入力データとし
て、各アドレスに書き込む。
【0034】一方、変化点検出部18は、バンク信号j
を毎WCLKの立ち上がりで監視し、変化があった時に
変化点検出信号kを“1”にする。CTR2は、この変
化点検出信号kをロード信号LDとして、この入力から
1フレーム分のワード数を数え、カウンタ出力lをRA
DRSして出力し、1フレーム長の最後のワードの時に
キャリー信号であるCoをエンドフラグEF(EF)を
“1”にする。CTR2は、自己のキャリー出力である
ENDFLGをインバータ21で反転した信号をイネー
ブルとし、ENDFLGが“1”の時にはカウントを停
止する。
【0035】FF2は、EF(n)を1クロック分遅延
させ、oとして出力する。&1は、EF(n)とFF2
出力oの論理積をとり信号p(AND1)として出力す
る。DP−RAMのポートR(右)側では、*BNK信
号jをRADRS−MSBとしてメモリの面切り換え信
号、RADRS(l)をアドレスとして各アドレスに書
き込まれているワードデータ1を、ワードデータ2
(m)として出力する。
【0036】FIFO部5では、&1の出力pを書き込
み制御信号(ライトイネーブル)*WEとし、ワードデ
ータ2(m)を入力データとし、EF(n)を更に上位
のビットに入力して、*WEが“0”の間に、第2のク
ロックWCLKの立ち上がりで入力データとEF(n)
を書き込む。このように、フレームデータの終わりを示
すエンドフラグEF(n)を検出して計算機6に通知す
ることができ、計算機6側はとりもなおさずフレームの
先頭位置を認識することができる。
【0037】以上説明したように、受信信号aは先ずシ
リアルデータから1ワード分のビット幅毎にパラレルの
ワードデータ1に変換される。ここで、シリアルデータ
は、1ビット/1ワードの周波数のパラレルデータにな
る。ワードデータ1(d)は、DP−RAMのポートL
側からDP−RAMに書き込まれる。DP−RAMは、
書き込まれたワードデータ1(d)を、ポートR側のク
ロックWCLKに乗せ換え、ワードデータ2(m)とし
て読み出す。ワードデータ2(m)は、ワードデータ1
(d)の周波数よりも高い周波数のクロックWCLKで
読み出されることで、各フレーム分のデータ間に空き時
間が存在する間欠のデータとなる。このような構成のフ
レームデータをFIFO部5から計算機6に転送するの
で、図3の空き時間Tの間、計算機6は他の処理を行な
うことができ、計算機6の負荷の軽減を図ることができ
る。
【0038】一方、受信信号にエラーが発生したり、受
信クロックRCLKが乱れたりすることにより、受信信
号のフレーム周期がずれることがある。この時、フレー
ム同期部1は、新しくシンクコード(同期語SC)を検
出して、フレームに同期したフレームタイミングを発生
する。以下に、タイミング更新が発生する時の回路の動
作について、図4のタイムチャートを用いて説明する。
【0039】受信信号aで、2番目のシンクコード(S
C)から新しいフレーム周期となる場合について説明す
る。SCの位置がずれたことでフレームタイミングbが
ずれて、S/Pタイミングcが新しいフレームタイミン
グに従ったタイミングで出力される。ワードデータ1
(d)は、図の斜線部分が更新前のタイミングで、以降
が新しいタイミングとなっている。CTR1は、新しい
タイミングによって発生したフレームタイミングbによ
ってカウントの途中でロードがかかり、再度0からカウ
ントを行なう。
【0040】ここで、DP−RAMのポートL側では、
新しいタイミングによって再度0からワードデータ1
(d)の書き込みを行なうので、0〜3のアドレスには
斜線部分で書き込んだワードデータ1と同じアドレスに
新しいワードデータ1を上書きし、以降は通常動作を行
なう。この例では、斜線部のデータは失われる。
【0041】図5は本発明の第2の実施の形態例の要部
を示すブロック図で、データ転送側の構成を示してい
る。図1と同一のものは、同一の符号を付して示す。図
において、5は予め書き込まれたデータをリードイネー
ブル(*RE)が“0”の時に書き込まれた順に出力す
るFIFO部、31は該FIFO部5が出力するデータ
を計算機6のメモリに書き込むDMA(ダイレクト・メ
モリ・アクセス)部、6は複数のバッファメモリを持
ち、DMA部31が書き込むデータを受け取る計算機で
ある。システムクロックSCLKは、FIFO部5及び
DMA部31に入力されている。FIFO部5には、例
えば前述した第1の実施の形態例の回路によりデータが
書き込まれている。FIFO部5とDMA部31は、図
1のデータ転送手段30に相当している。このように構
成された回路の動作を説明すれば、以下の通りである。
【0042】図6は第2の実施の形態例の動作例を示す
タイムチャートである。図5のa〜hと、図6の(a)
〜(h)とは対応している。FIFO部5は、内部に読
み出していないデータがある時には、*EMP(d)を
“1”とし、書き込まれたデータが全て読み出された時
には“0”とする。DMA部31は、*EMP(d)を
監視し、“1”であれば計算機6への割り込み処理要求
信号INT(f)を“1”にして、計算機6に割り込み
処理を要求する。計算機6は、割り込み要求信号INT
が“1”であることを検出してデータを受け取る準備を
行ない、準備完了通知信号ACK(g)を“1”とす
る。
【0043】DMA部31は、準備完了通知信号ACK
が“1”であることを検出して、リードイネーブル*R
E(c)を“0”にする。FIFO部5は、*REが
“0”である期間、予め書き込まれたデータとエンドフ
ラグ(EF)を読み出しクロックRCLKの立ち上がり
のタイミングで順次出力する。DMA部31は、FIF
O部5のデータ出力Do(b)を取り込み、システムク
ロックSCLK(RCLKに同じ)に同期して計算機6
のバッファメモリに書き込む。
【0044】FIFO部5がデータの最後の1ワードを
出力すると同時に、データの更に上位のビットに書き込
まれているエンドフラグEF(a)が“1”になる。D
MA部31は、CHN(チェイン:バンク切り換え)1
であるEFが“1”であることを検出して、計算機6に
CHN2(h)を出力する。計算機6は、該CHN2が
“1”であることを検出して、DMA部31がデータを
書き込むバッファメモリを切り換える。
【0045】このように、第1の実施の形態例と第2の
実施の形態例によれば、FIFO部5から出力されるデ
ータは、計算機6のバッファメモリに1フレーム分が連
続して転送されてバッファメモリの切り換えが行なわ
れ、FIFO部5に次の1フレーム分のデータの書き込
みが始まると再度転送が始まり、この繰り返しにより順
次FIFO部5から計算機6に間欠的なデータの転送を
行なうことができる。
【0046】図7は本発明の第3の実施の形態例の要部
を示すブロック図である。図5と同一のものは、同一の
符号を付して示す。図に示す実施の形態例は、図1に示
すデータ転送手段30の構成を示している。図におい
て、5は予め書き込まれたデータをリードイネーブル*
REが“0”の時に書き込まれた順に出力するFIFO
部、31は該FIFO部5が出力するデータを計算機6
内のバッファメモリに書き込むDMA部、6は複数のバ
ッファメモリを持ち、DMA部31が書き込むデータを
受け取る計算機である。32はエンドフラグEFをカウ
ントし、予め決められたカウント値に達したことを検出
するカウンタ(以下CTR)である。このように構成さ
れた回路の動作を説明すれば、以下の通りである。
【0047】図8は第3の実施の形態例の動作例を示す
タイムチャートである。図7のa〜jと、図8の(a)
〜(j)とは対応している。この実施の形態例は、図5
に示す第2の実施の形態例に、エンドフラグEFをカウ
ントするカウンタを設け、このカウンタが予め決められ
た値(ここでは3)に達した時にCHN1(f)をDM
A部31に対して出力する構成である。
【0048】FIFO部5は、内部に読み出していない
データがある時には、*EMP(e)を“1”とし、書
き込まれたデータが全て読み出された時には“0”とす
る。DMA部31は、*EMP(e)を監視し、“1”
であれば計算機6への割り込み処理要求信号INT
(h)を“1”にして、計算機6に割り込み処理を要求
する。計算機6は、割り込み要求信号INTが“1”で
あることを検出してデータを受け取る準備を行ない、準
備完了通知信号ACK(i)を“1”とする。
【0049】DMA部31は、準備完了通知信号ACK
が“1”であることを検出して、リードイネーブル*R
E(d)を“0”にする。FIFO部5は、*REが
“0”である期間、予め書き込まれたデータとエンドフ
ラグ(EF)を読み出しクロックRCLKの立ち上がり
のタイミングで順次出力する。この実施の形態例では、
DMA部31はFIFO部5の出力であるエンドフラグ
EF(a)をCHN1としては読み取らず、CTRの出
力であるCoをCHN1とて受け取る。このCHN1
は、エンドフラグEFを4個カウントしてCHN1
(f)を出力するので、DMA部31から計算機6に与
えられるCHN2(j)は4フレームに1個の割合とな
る。計算機6は、該CHN2が“1”であることを検出
して、DMA部31がデータを書き込むバッファメモリ
を切り換えるので、計算機6の処理を軽減させることが
できる。
【0050】この実施の形態例によれば、DMA部31
から計算機6に出力するCHN2の間隔を大きくとるこ
とができ、従って計算機6が既にデータを書き込まれた
バッファメモリからデータを取り出す時間を大きくする
ことができ、更にバッファメモリを切り換えるために生
じる負荷を小さくすることができる。
【0051】図9は本発明の第4の実施の形態例の要部
を示すブロック図で、データ転送手段よりも前の部分の
構成を示す。図2と同一のものは、同一の符号を付して
示す。この実施の形態例は、第1の実施の形態例に比較
して、オアゲート23(以下OR2),フリップフロッ
プ24(以下FF3)及びオアゲート25(以下OR
3)を設けた点が異なっている。これに伴い、図2のオ
アゲート16はOR4として示す。
【0052】OR2には、CTR1のキャリー出力Co
(h)とフレームタイミングbが入力され、該OR2の
出力iはFF1にイネーブル信号ENとして入ってい
る。FF3にはインバータ14の出力kと、書き込み側
クロックWCLKが入り、その出力はDP−RAM17
にRADRS−MSBとして入っている。OR3の一方
の入力にはCTR2のキャリー出力Coが入り、他方の
入力には変化点検出部18の出力lが入っている。そし
て、該OR3の出力は、FIFO部5にエンドフラグ信
号EF(p)として入っている。図中のフリップフロッ
プFF1〜FF3は入力信号を1クロック分送られる機
能を持つ。このように構成された回路の動作を説明すれ
ば、以下の通りである。
【0053】図10は第4の実施の形態例の動作例を示
すタイムチャートで、通常時の動作を示している。図9
のa〜qとこのタイムチャートの(a)〜(q)は対応
している。このタイムチャートは、図3に示すタイムチ
ャートと比較して、FF3によってDP−RAMのRA
DRS−MSB(*BNK信号:バンク切り換え信号)
が1WCLK分遅れて出力される以外は同じであるの
で、その動作の詳細は省略する。
【0054】図11は第4の実施の形態例の他の動作例
を示すタイムチャートで、タイミングの更新が発生した
場合の動作を示している。この実施の形態例は、図2に
示した構成に加えて、OR3,OR4とFF3を加える
ことにより、タイミングの更新が発生した場合でも、図
4の斜線部で示した部分のデータの消失を防ぐ構成とし
たものである。
【0055】受信信号aで、2番目のシンクコード(S
C)から新しいフレーム周期となる場合について説明す
る。SCの位置がずれたことでフレームタイミングbが
ずれて、S/Pタイミングcが新しいフレームタイミン
グに従ったタイミングで出力される。ワードデータ1
(d)は、図の斜線部分が更新前のタイミングで、以降
が新しいタイミングとなっている。CTR1は、新しい
タイミングによって発生したフレームタイミングbによ
ってカウントの途中でロードがかかり、再度0からカウ
ントを行なう。
【0056】ここで、新しいフレームタイミングbが発
生した時に、OR2の出力iにより強制的にFF1をイ
ネーブルにする。この結果、FF1の出力であるバンク
切り換え信号jは“1”にしてトグルさせ、DP−RA
Mをバンクさせる。つまり、DP−RAMの面を切り換
える。これにより、ワードデータ1(d)の斜線部分で
示した部分のデータを書き込んだDP−RAMのアドレ
スに、後のデータが上書きされることを防いでいる。
【0057】面切り換え後、DP−RAMは、直ちにワ
ードデータ2(n)に斜線部で示す部分のデータを出力
する。斜線部で示した部分以外の後のデータは、斜線部
を含めて1フレーム分となるように不定の値Xが出力さ
れる。この結果、DP−RAMに書き込まれた斜線部の
データは、CTR2からの読み出しアドレスRADRS
(m)により読み出され、FIFO部5に書き込まれる
ことになる。
【0058】この実施の形態例によれば、タイミングの
更新が発生してもデータの消失を防ぐことが可能にな
る。図12は本発明の第5の実施の形態例の要部を示す
ブロック図である。図7と同一のものは、同一の符号を
付して示す。この実施の形態例はデータ転送手段の構成
を示しており、図7の構成に加えて第2のカウンタCT
R2を設け、CTR1とCTR2のオア出力をDMA部
31のCHN1信号とするようにしたものである。32
はエンドフラグEFをカウントし、カウント値が予め決
められた値に達した時にキャリー出力Coを出力する第
1のカウンタ(CTR1)、34はエンドフラグEFの
間隔をカウントし、次のエンドフラグEFの位置に達し
た時にキャリー信号Coを出力する第2のカウンタ(C
TR2)である。
【0059】33はDMA部31から出力されるリード
イネーブル*REを反転するインバータ、35はCTR
2のキャリー出力Co(f)を反転するインバータ、3
6は該インバータ35の出力を一方の入力に、エンドフ
ラグEF(a)を他方の入力に受けるアンドゲート(以
下&)、37はCTR1のキャリー出力Co(d)を一
方の入力に、&の出力gを他方の入力に受けるオアゲー
ト(以下OR)である。該ORの出力hは、CTR1の
ロード入力と、DMA部31のCHN1信号として用い
られている。CTR2のロード入力には、&の出力gが
用いられている。このように構成された回路の動作を説
明すれば、以下の通りである。
【0060】図13は第5の実施の形態例の動作例を示
すタイムチャートで、通常時の動作を示している。図1
2のa〜nは、図13の(a)〜(n)と対応してい
る。この実施の形態例は、図7に示した実施例に加えて
リードイネーブル*REが“0”である間に読み出すD
MA部31の出力データkのデータの数を数えるCTR
2を設け、このCTR2が予め決められた値(この例で
はn)に達する以前にエンドフラグEF(a)が読み出
された場合、即ちタイミング更新が発生した場合にCH
N1をDMA部31に出力する構成としたものである。
従って、タイミング更新が発生しない場合の図13のタ
イムチャートは、図8に示すタイムチャートと同様の動
作をする。つまり、CTR1から出力されるエンドフラ
グEFの数が例えば4フレームに1回しか出ない構成と
なっているので、バンク切り換え要求信号CHN2の間
隔を大きくすることができ、計算機6が既に書き込まれ
たバッファからデータを取り出す時間を大きくすること
ができ、更にバッファメモリを切り換えるために生じる
負荷を軽減している。
【0061】図14は第5の実施の形態例の他の動作例
を示すタイムチャートで、タイミング更新が発生した場
合の動作を示している。図中の(a)〜(n)は、図1
2のa〜nと対応している。FIFO部5から出力され
るデータbの斜線部で示したデータの直前にタイミング
の更新が発生したものとする。この場合のタイミング更
新は、(a)に示すようにフレームの最後のデータと同
じタイミングでエンドフラグEF(a)が“1”にな
る。この時、CTR2のカウント値はまだnに達してい
ないので、そのキャリー出力Co(f)は“0”であ
り、&は“1”を出力してOR出力(h:CHN1)が
“1”となる。DMA部31はCHN1が“1”である
ことを検出して、CHN2に“1”を出力し、計算機6
にバッファメモリの切り換え要求nを出す。この時のC
TR1とCTR2にはロードがかかって再度0からカウ
ントを開始し、新しいタイミングのフレームデータの転
送を開始し、通常動作に移行する。このため、DMA部
31に書き込まれた斜線部のデータは、廃棄されること
なく読み出され計算機6に転送される。
【0062】この実施の形態例によれば、タイミング更
新によって本来よりも短いデータがFIFO部5から読
み出された場合でも、データの消失を起こさずに計算機
6に転送することができる。
【0063】図15は本発明の第6の実施の形態例の要
部を示すブロック図である。図9と同一のものは、同一
の符号を付して示す。この実施の形態例の構成と図9に
示す実施の形態例の相違は、FIFO部5の前にバウン
ダリ制御部40を設けた点である。バウンダリ制御部4
0は、FIFO部5の代わりにデータを受け取り、入力
されるワードデータをパラレルに展開して速度を下げて
FIFO部5に書き込むようにしたものである。例え
ば、今まで1バイトパラレルでFIFO部5に書き込ん
でいたのを2バイトパラレルに変換してFIFO部5に
書き込むものである。
【0064】その他の構成の違いとして、FF3の出力
を受けるフリップフロップ26(以下FF5)と、変化
点検出部18とCTR2の間にフリップフロップ27
(以下FF4)と、&1の出力を受けるオアゲート28
(以下OR4)と、CTR2のキャリー出力Coと変化
点検出部18の出力を受けるオアゲート25(以下OR
3)が新たに設けられている。これにより、図9のオア
ゲート16はOR5とする。
【0065】FF5にはFF3の出力と書き込みクロッ
クWCLKが入力され、その出力はDP−RAMにRA
DRS−MSBとして与えられている。FF4は、変化
点検出部18の出力lをWCLKでラッチし、該FF4
の出力はCTR2のロード信号LDとして入っている。
バウンダリ制御部40のエンドフラグ入力にはOR3の
出力qが入り、データ入力DiにはDP−RAMの出力
データ(o)が入り、ライトイネーブル入力*WEには
OR4の出力sが入り、クロック入力にはWCLKが入
っている。バウンダリ制御部40とFIFO部5とは、
EF,Di,*WE及びWCLKが1対1で接続されて
いる。フリップフロップFF1〜FF5は、入力信号を
1クロック分遅らせる機能を持つ。このように構成され
た回路の動作を説明すれば、以下の通りである。
【0066】図16は第6の実施の形態例の動作例を示
すタイムチャートで、通常動作時を示している。図中の
(a)〜(s)と図15のa〜sは対応している。バウ
ンダリ制御部40を設けると、入力データ数が偶数の場
合にはうまく2バイトずつに変換することができるが、
入力データ数が奇数の場合には、1データ余ってしま
う。そこで、データの終わりを示すエンドフラグEF1
がタイミングの更新が発生した時にも出るようにOR3
を設けている。また、*WEについは、OR4を設けて
一定期間*WEでなくなるようにしている。
【0067】通常動作の場合には、DP−RAMのRA
DRS−MSB(*BNK信号:バンク切り換え信号)
がFF5を1段追加したため、1クロック分遅れて出る
以外は、図10の動作と同じであるので、その詳細な説
明は省略する。
【0068】次に、タイミング更新が発生する場合の動
作を、WCLKの周波数が受信側クロックRCLKに対
して十分に高い場合(タイミング更新1)と、比較的近
い場合(タイミング更新2)とに分けて説明する。
【0069】図17は第6の実施の形態例の他の動作を
示すタイムチャートで、タイミング更新1を示してい
る。図中の(a)〜(s)は、図15のa〜sと対応し
ている。この実施の形態例の特徴は、図9に示す実施の
形態例と異なる点は、OR4,FF4,FF5を設けた
点であり、タイミング更新が発生した時に、OR3によ
り強制的にエンドフラグEF1(q)を“1”にし、O
R4によってライトイネーブル*WE1(s)を“1”
にしている。この結果、タイミング更新が発生した場合
でも、更新前の最後の1ワードのタイミングで*WE1
を“1”にし、更に1ワード前のタイミングでエンドフ
ラグEF(q)に“1”を書き込むことが可能となる。
このようにしてバウンダリ制御部40に書き込まれたデ
ータは、該バウンダリ制御部40から2バイトのデータ
を同時に出力することが可能となる。この2バイトデー
タはFIFO部5に半分の速度で書き込まれる。
【0070】図18は第6の実施の形態例の他の動作を
示すタイムチャートで、タイミング更新2を示してい
る。図中の(a)〜(s)は、図15のa〜sと対応し
ている。この実施の形態例の特徴は、書き込み側クロッ
クWCLKが受信側クロックRCLKとが比較的近い点
である。図17で説明したように、タイミング更新が発
生すると、同様にOR3により強制的にエンドフラグE
F1(q)を“1”にし、OR4によって*WEを
“1”にする。結果として、タイミング更新が発生した
場合でも、更新前の最後の1ワードのタイミングで*W
Eを“1”とし、更に1ワード前のタイミングでエンド
フラグEF1に“1”を書き込むことが可能となる。こ
のようにしてバウンダリ制御部40に書き込まれたデー
タは、該バウンダリ制御部40から2バイトのデータを
同時に出力することが可能となる。この2バイトデータ
はFIFO部5に半分の速度で書き込まれる。
【0071】この実施の形態例によれば、DP−RAM
から読み出すデータを更にパラレルデータに変換し、F
IFO部に出力するデータの速度を下げることが可能と
なる。
【0072】図19は本発明の第7の実施の形態例の要
部を示すブロック図で、バウンダリ制御部40の詳細構
成例を示している。図において、41は入力信号が
“1”から“0”になった時に1クロックの“0”を出
力する立ち下がり検出部、42は入力信号が“0”から
“1”になった時に1クロックの“0”を出力する立ち
上がり検出部である。これら立ち下がり検出部41及び
立ち上がり検出部42には、入力信号としてライトイネ
ーブル*WE1が入っている。43は立ち下がり検出部
41の出力を一方の入力に受けるアンドゲート(以下&
1)、44は&1の出力を受けるフリップフロップ(以
下FF2)、45はFF2の出力dを反転するインバー
タである。
【0073】46はエンドフラグEF1(m)を入力す
るフリップフロップ(以下FF5)、47はエンドフラ
グEF1とFF5の出力を受けるオアゲート(以下OR
1)、48はOR1の出力を受けるフリップフロップ
(以下FF9)、49は該FF9の出力pを受けるオア
ゲート(以下OR4)である。該OR4からはエンドフ
ラグ信号EF2が出力される。50はFF2の出力dと
立ち上がり検出部42の出力hを受けるオアゲート(以
下OR2)、51は該OR2の出力を受けるフリップフ
ロップ(以下FF3)、52はライトイネーブル信号*
WE1を受けるフリップフロップ(以下FF4)であ
る。
【0074】53はFF3の出力iとFF4の出力jを
受けるアンドゲート(以下&2)、54は該&2の出力
kとインバータ45の出力を受けるオアゲート(以下O
R3)、55はFF1の出力eと書き込みクロックWC
LKを受けるフリップフロップ(以下FF6)、56は
同じくFF1の出力eと書き込みクロックWCLKを受
けるフリップフロップ(以下FF7)、57はOR3の
出力lを受けるフリップフロップ(以下FF8)であ
る。FF1〜FF9は、入力信号を1クロック遅延させ
て出力する機能を持つ。
【0075】この回路では、クロックWCLK1とWC
LK2とは共有化されている(以下単にWCLKと略
す)。そして、FF6の出力(8ビット)とFF7の出
力(8ビット)が合わさって2倍の16ビット(2バイ
ト)データ(データ2)として出力される。立ち下がり
検出部41,立ち上がり検出部42,FF1,FF2,
FF3〜FF5,FF6〜FF9には書き込みクロック
WCLKがタイミング信号として入力されている。この
ように構成された回路の動作を説明すれば、以下の通り
である。
【0076】(1)入力が奇数ワード時の動作 図20は第7の実施の形態例の第1の動作例を示すタイ
ムチャートで、入力データ個数が奇数個(例では11
個)の場合を示している。図19のa〜qと、図20の
(a)〜(q)とは対応している。ライトイネーブル信
号*WE(a)は、データ1(b)がある時には“0”
が入力され、データ1の最後のワード(11)と同じタ
イミングでエンドフラグEF1(m)に“1”が入力さ
れる。
【0077】データ1が入力されると、*WE1が
“0”となり、立ち下がり検出部41が“0”を検出す
る。&1はこの立ち下がり検出部41の“0”出力cを
受けて、FF2に“0”を出力する。FF2は“0”を
受けると、1クロック後に“0”を出力する。以降、F
F2は次に*WE1が“1”から“0”に変化するま
で、FF2の出力dをインバータ45で反転したものを
他方に入力する&1を介して与えられる入力により、ク
ロック毎に“1”,“0”の出力を繰り返し、データ1
が奇数番目か偶数番目かを示す。つまり、(d)に示す
FF2出力が“0”の時、FF1出力は偶数、FF2出
力が“1”の時にはFF1出力は奇数を示すので、最後
のデータである(11)の時に、FF2の出力が“1”
であるか“0”であるかで偶数であるか奇数であるかを
認識することができる。ここでは、最後のデータ(1
1)の時のFF2出力は“0”であるので、最後のデー
タは奇数であることが分かる。
【0078】FF1によって1クロック遅延したデータ
eは、FF6とFF7に入力される。FF7とFF6
は、それぞれFF2出力dとその反転信号をイネーブル
信号ENとして入力し、自身のイネーブルが“1”の時
に入力データを1クロック遅延させて出力する。このF
F6の出力を下位、FF7の出力を上位としてまとめて
データ2としてFIFO部5に出力する。これで、図1
9に示す回路は、1バイトのパラレルデータを2バイト
のパラレルデータに変換して出力することができる。
【0079】一方、立ち上がり検出部42は、*WE1
が“0”から“1”になった時に“0”となる信号hを
出力する。OR2はこの立ち上がり検出部42の出力を
FF3に入力する。該FF3は、OR2によって立ち上
がり検出信号hとFF2出力との論理和をとった信号を
1クロック遅らせたものを信号iとして出力する。FF
3は、FF2によって入力データが奇数の時だけ*WE
1を1クロック分長く“0”として&2に入力する。該
&2では、FF3の出力iと*WE1を1クロック分遅
延させたFF4の出力jとを受けて、これら両信号の論
理積をとり信号kとして出力する。
【0080】FF8は、FF2の出力dをインバータ4
5により反転させた信号と、OR3によりFF6とFF
7が出力するデータが2ワードずつ揃った時に“0”を
出力してFIFO部5のライトイネーブル信号である*
WE2(o)として出力する。OR1はエンドフラグE
F1(m)とFF5の出力を受け、EF1が1クロック
分引き伸ばされた信号(n)をOR1から出力する。F
F9は、OR1の出力nをFF2の出力の反転が“1”
の時に取り込み、信号pとして出力する。OR4は、F
F4の出力jとFF9の出力pとの論理和をとり、FI
FO部5のエンドフラグ信号EF2(q)として出力す
る。EF1(m)とEF2(q)とを比較すると分かる
ように、EF2の方は、第12番目のダミーデータXの
タイミングで出力され、余った第11番目のデータと第
12番目のデータXとが対の状態で書き込まれるように
している。
【0081】(2)入力が偶数ワード時の動作 図21は第7の実施の形態例の第2の動作例を示すタイ
ムチャートで、入力データが偶数ワードの時を示してい
る。図20に示すタイムチャートと異なる点は、入力デ
ータが偶数(ここでは10個)となっている点である。
ライトイネーブル信号*WE1(a)が“0”から
“1”に変化した時、立ち上がり検出部42の出力hが
“0”となるが、FF2の出力dが“1”であるために
FF3は“0”を出力しない。従って、&2の出力k
は、引き伸ばされることなく、*WE1を1クロック分
遅延させた信号となる。その他の動作は、図20と同じ
である。
【0082】(3)入力が偶数ワードの部分でタイミン
グ更新が発生する時の動作 図22は第7の実施の形態例の第3の動作例を示すタイ
ムチャートで、入力データの偶数ワードの部分でタイミ
ング更新が発生した時の動作を示している。入力データ
bが第6番目の時にタイミング更新が発生する場合に
は、第5番目のデータと同時にエンドフラグEF1
(m)が“1”となり、第6番目のデータと同時にライ
トイネーブル*WE1(a)が“1”になる。各構成部
分は、このEF1と*WE1の変化によって、図21に
示す入力が偶数ワードの時の動作を行ない、FIFO部
5に各信号を出力する。
【0083】(4)入力が奇数ワードの部分でタイミン
グ更新が発生する時の動作 図23は第7の実施の形態例の第4の動作例を示すタイ
ムチャートで、入力データの奇数ワードの部分でタイミ
ング更新が発生した時の動作を示している。入力データ
bが第7番目の時にタイミング更新が発生する場合に
は、第6番目のデータと同時にエンドフラグEF1
(m)が“1”になり、第7番目のデータと同時にライ
トイネーブル*WE1(a)が“1”となる。
【0084】各構成部分は、このEF1と*WE1の変
化によって、図20に示した入力が奇数ワードの時の動
作を行なってFIFO部5に各信号を出力する。但し、
FF2が立ち下がり検出部41の出力cによって強制的
に“0”となり、続いて入力されるデータに対する処理
を開始するため、奇数番目の最後のデータである7は、
続いて入力されるデータbに示す1が上書きされ消失す
るが、それ以前に入力されたデータは全てFIFO部5
に書き込むことが可能になる。
【0085】以上説明したように、第7の実施の形態例
は、入力するデータは2ワード幅でデータ2としてFI
FO部5に出力される。入力するデータ数が奇数の時に
は、1ワード分不定のデータを挿入し、FIFO部5に
は2ワード幅のデータをデータ2として出力する。ま
た、*WE2は、2クロックに1クロック分だけ、デー
タ2が書き込むべき状態即ち2ワードが揃った時に
“0”となり、EF2は最後の2ワードがデータ2とし
て出力されている時だけ“1”になり、エンドフラグE
F2としてFIFO部5に書き込まれる。
【0086】タイミング更新が発生する場合には、途中
で終了するフレームのワードが偶数の時には全てのデー
タを、奇数の時には最後の1ワードを除く全てのデータ
をFIFO部5に書き込むことが可能になる。
【0087】この実施の形態例によれば、入力されるワ
ードデータを2ワード幅に展開し、FIFO部5に出力
するデータの速度を1/2に下げることが可能となる。
図24は本発明の第8の実施の形態例の要部を示すブロ
ック図である。図19と同一のものは、同一の符号を付
して示す。この実施の形態例は、図19に示す実施の形
態例とほぼ同じであるが、以下の点が異なっている。即
ち、図19の&2の出力がOR3に入るのに対して、図
24では&2の出力lはFF8に直接入っている。ま
た、オアゲートOR3は接続構成が図19に示す場合と
異なり、FF2の出力eとWCLK1の出力を受けてそ
の論理和をとるようになっている。このOR3を58と
する。該OR3の出力rは、WCLK2として出力され
ている。その他の構成は、図19のそれと同じである。
この実施の形態例は、図19の構成に比較して、クロッ
クを制御することでバウンダリ制御を行なうようにして
いる。このように構成された回路の動作を説明すれば、
以下の通りである。
【0088】図25は第8の実施の形態例の第1の動作
例を示すタイムチャートで、入力データが奇数ワード時
の動作を示している。図24のa〜qは、図25の
(a)〜(q)と対応している。図25のシーケンス
は、ほぼ図20のタイムチャートと同じであるが、FF
8が&2の出力lをそのまま入力し、クロックWCLK
1でラッチする結果、図25の(o)に示すようにFF
8の出力(*WE2)は一定期間“0”状態となり、連
続したデータの書き込みが可能となる。また、第2のク
ロックWCLK2は、OR3の出力から取り出される結
果、FF2の出力eに同期したものとなり、第1のクロ
ックWCLK1の2倍の周期となっている。
【0089】図26は第8の実施の形態例の第2の動作
例を示すタイムチャートで、入力データが偶数ワード時
の動作を示している。図25と異なる点は、データ数が
偶数(ここでは10)となっている点である。*WE1
が“0”から“1”に変化した時、立ち上がり検出部4
2の出力iが“0”となるが、FF2の出力eが“1”
であるため、FF3は“0”を出力しない。従って、&
2の出力lは引き伸ばされることなく、*WE1の出力
を1クロック遅延させた信号となる。従って、最後のデ
ータのペア9と10が同時に出力される。
【0090】図27は、第8の実施の形態例の第3の動
作例を示すタイムチャートで、入力データが偶数ワード
の部分でタイミング更新が起きた時の動作を示してい
る。図28は、第8の実施の形態例の第4の動作例を示
すタイムチャートで、入力データが奇数ワードの部分で
タイミング更新が起きた時の動作を示している。これら
図25〜図28までのタイムチャートが、図21〜図2
3のタイムチャートと異なる点は以下の通りである。
【0091】即ち、FF8の入力が図19におけるOR
3を介することなく、&2の出力lを1クロック遅らせ
て出力し、図19におけるWCLK2がWCLK1をそ
のまま出力したのに対して、新たに設けたOR3によっ
てWCLK1をFF2の出力eが“0”の時だけ出力
し、FF2の出力eが“1”の時には常に“1”となる
ように制御する点である。この制御を行なうことで、出
力する*WE2であるFF8の出力oは、データ2に出
力データがある間は常に、“0”とすることが可能とな
る。結果として、本実施の形態例の出力する各信号は、
本実施例に入力する信号とデータ1の幅が異なる点を除
いて同一にすることができる。
【0092】この実施の形態例によれば、図24の回路
をカスケード接続する(例えばk段)ことにより、FI
FO部5に出力するデータ2の幅を(データ2の幅)×
kに設定することができ、データ2の速度を1/2k
とすることが可能となる。
【0093】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、受信する信号から同期語を検出して受信フレー
ムに同期させるフレーム同期手段と、受信するシリアル
データをパラレルデータに変換するシリアル/パラレル
変換手段と、受信するデータを予め決められたまとまっ
た単位になるまで一時的に保持して、受信クロックから
受信クロックより高い周波数のクロックにまとめて乗せ
替えるクロック乗り換え手段と、該クロック乗り換え手
段がまとめてクロック乗り換えを行なったことを検出し
て、該クロック乗り換え手段がデータを出力しているこ
とを示す書き込み制御信号を発生する書き込み信号発生
手段と、該書き込み信号発生手段に書き込みを指示され
る間前記クロック乗り換え手段が出力するデータを計算
機側のクロックに乗せ換えて計算機に転送するデータ転
送手段と、転送されるデータを受ける計算機とを具備
し、前記クロック乗り換え手段からまとめてデータを読
み出し、データ転送手段を介して計算機に転送する構成
とすることにより、クロック乗り換え手段が、パラレル
データをまとまった単位になるまで溜めて、受信クロッ
ク(クロック1)から受信クロックよりも高い周波数の
クロック(クロック2)に乗せ換えるので、連続して入
力されるデータを間欠的なデータに変換できる。この間
欠的なデータをデータ転送手段を介して計算機に転送す
るので、計算機は間欠的なデータを受け取ることにな
り、まとまったデータ間に空き時間が生じる。計算機6
では、この空き時間を利用して他の処理を行なうことが
可能であり、結果として計算機の負荷の軽減を図ること
ができる。更に、まとまったデータの先頭を常にフレー
ムの先頭とすることで、計算機にフレームの先頭位置を
通知することが可能になる。
【0094】
【0095】
【0096】
【0097】
【0098】
【0099】また、前記データ転送手段は、前記クロッ
ク乗り換え手段がまとめてクロック乗り換えを行なった
ことを検出する検出手段と、前記クロック乗り換え手段
が出力するデータの長さが奇数であることを検出する奇
数検出手段と、該奇数検出手段が奇数であることを検出
する時だけ書き込み制御信号を1データ分延ばす第1の
延長手段と、データの終わりを示す信号を1データ分延
ばす第2の延長手段と、前記奇数検出手段が奇数である
ことを検出する時だけデータの後に1データ分の不定デ
ータを挿入する挿入手段と、該挿入手段が出力するデー
タを交互に保持して2倍幅のデータに変換する変換手段
と、前記第1の延長手段が出力する書き込み制御信号を
該変換手段が奇数番目のデータを保持してから1データ
の間書き込みを禁止する禁止手段と、前記クロック乗り
換え手段が出力するデータの幅を2倍として計算機のク
ロックに乗せ換えて計算機に転送する転送手段とを有す
ることにより、バウンダリ制御方式により、入力される
ワードデータを2ワード幅で展開し、FIFO部に出力
するデータの速度を1/2に下げることが可能となる。
【0100】更に、前記データ転送手段は、前記クロッ
ク乗り換え手段がまとめてクロック乗り換えを行なった
ことを検出する検出手段と、前記クロック乗り換え手段
が出力するデータの長さが奇数であることを検出する奇
数検出手段と、該奇数検出手段が奇数であることを検出
する時だけ書き込み制御信号を1データ分延ばす第1の
延長手段と、データの終わりを示す信号を1データ分延
ばす第2の延長手段と、前記奇数検出手段が奇数である
ことを検出する時だけデータの後に1データ分の不定デ
ータを挿入する挿入手段と、該挿入手段が出力するデー
タを交互に保持して2倍幅のデータに変換する変換手段
と、該変換手段が奇数番目のデータを保持してから1デ
ータの間のクロックの変化を禁止して出力するクロック
制御手段と、前記クロック乗り換え手段が出力するデー
タの幅を2倍して計算機側のクロックに乗せ換えて計算
機に転送する転送手段とを有することを特徴としてい
る。
【0101】この発明の構成によれば、バウンダリ制御
回路をk段のカスケード接続とすることにより、データ
転送手段に出力するデータ(データ2)の幅を(データ
の幅)×2k に設定することができ、データ2の速度を
1/2k とすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理ブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態例の要部を示すブロ
ック図である。
【図3】第1の実施の形態例の動作例を示すタイムチャ
ートである。
【図4】第1の実施の形態例の他の動作例を示すタイム
チャートである。
【図5】本発明の第2の実施の形態例の要部を示すブロ
ック図である。
【図6】第2の実施の形態例の動作例を示すタイムチャ
ートである。
【図7】本発明の第3の実施の形態例の要部を示すブロ
ック図である。
【図8】第3の実施の形態例の動作例を示すタイムチャ
ートである。
【図9】本発明の第4の実施の形態例の要部を示すブロ
ック図である。
【図10】第4の実施の形態例の動作例を示すタイムチ
ャートである。
【図11】第4の実施の形態例の他の動作例を示すタイ
ムチャートである。
【図12】本発明の第5の実施の形態例の要部を示すブ
ロック図である。
【図13】第5の実施の形態例の動作例を示すタイムチ
ャートである。
【図14】第5の実施の形態例の他の動作例を示すタイ
ムチャートである。
【図15】本発明の第6の実施の形態例の要部を示すブ
ロック図である。
【図16】第6の実施の形態例の動作例を示すタイムチ
ャートである。
【図17】第6の実施の形態例の他の動作例を示すタイ
ムチャートである。
【図18】第6の実施の形態例の他の動作例を示すタイ
ムチャートである。
【図19】本発明の第7の実施の形態例の要部を示すブ
ロック図である。
【図20】第7の実施の形態例の第1の動作例を示すタ
イムチャートである。
【図21】第7の実施の形態例の第2の動作例を示すタ
イムチャートである。
【図22】第7の実施の形態例の第3の動作例を示すタ
イムチャートである。
【図23】第7の実施の形態例の第4の動作例を示すタ
イムチャートである。
【図24】本発明の第8の実施の形態例の要部を示すブ
ロック図である。
【図25】第8の実施の形態例の第1の動作例を示すタ
イムチャートである。
【図26】第8の実施の形態例の第2の動作例を示すタ
イムチャートである。
【図27】第8の実施の形態例の第3の動作例を示すタ
イムチャートである。
【図28】第8の実施の形態例の第4の動作例を示すタ
イムチャートである。
【図29】従来回路の構成例を示すブロック図である。
【図30】従来回路の動作例を示すタイムチャートであ
る。
【符号の説明】
1 フレーム同期手段 3 シリアル/パラレル変換手段 6 計算機 10 書き込み信号発生手段 17 クロック乗り換え手段 30 データ転送手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 横山 秀明 東京都日野市富士町1番地 富士ファコ ム制御株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−353922(JP,A) 特開 平2−17562(JP,A) 特開 平1−264037(JP,A) 特開 平6−311156(JP,A) 特開 昭62−266925(JP,A) 特開 昭64−74827(JP,A) 特開 平3−69244(JP,A) 特開 昭57−150034(JP,A) 特開 平6−83579(JP,A) 特開 平5−274111(JP,A) 特開 平4−88520(JP,A) 特開 平4−70947(JP,A) 特開 平4−70013(JP,A) 特開 平1−316820(JP,A) 特開 昭61−275952(JP,A) 特開 昭59−231640(JP,A) 特開 昭57−13542(JP,A) 特開 昭53−98742(JP,A) 特開 昭53−79337(JP,A) 特開 昭49−122940(JP,A) 実開 平1−111341(JP,U) 実開 平3−100942(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C06F 5/00 H03M 9/00 H04J 3/06

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信する信号から同期語を検出して受信
    フレームに同期させるフレーム同期手段と、 受信するシリアルデータをパラレルデータに変換するシ
    リアル/パラレル変換手段と、 受信するデータを予め決められたまとまった単位になる
    まで一時的に保持して、受信クロックから受信クロック
    より高い周波数のクロックにまとめて乗せえるクロッ
    ク乗り換え手段と、 該クロック乗り換え手段がまとめてクロック乗り換えを
    行なったことを検出して、該クロック乗り換え手段がデ
    ータを出力していることを示す書き込み制御信号を発生
    する書き込み信号発生手段と、 該書き込み信号発生手段に書き込みを指示される間前記
    クロック乗り換え手段が出力するデータを計算機側のク
    ロックに乗せ換えて計算機に転送するデータ転送手段
    と、 転送されるデータを受ける計算機とを具備し、 前記クロック乗り換え手段からまとめてデータを読み出
    し、データ転送手段を介して計算機に転送することを特
    徴とするデータのパラレルインタフェース回路におい
    て、 前記データ転送手段は、 前記クロック乗り換え手段がまとめてクロック乗り換え
    を行なったことを検出する検出手段と、 前記クロック乗り換え手段が出力するデータの長さが奇
    数であることを検出する奇数検出手段と、 該奇数検出手段が奇数であることを検出する時だけ書き
    込み制御信号を1データ分延ばす第1の延長手段と、 データの終わりを示す信号を1データ分延ばす第2の延
    長手段と、 前記奇数検出手段が奇数であることを検出する時だけデ
    ータの後に1データ分の不定データを挿入する挿入手段
    と、 該挿入手段が出力するデータを交互に保持して2倍幅の
    データに変換する変換 手段と、 前記第1の延長手段が出力する書き込み制御信号を該変
    換手段が奇数番目のデータを保持してから1データの間
    書き込みを禁止する禁止手段と、 前記クロック乗り換え手段が出力するデータの幅を2倍
    として計算機のクロックに乗せ換えて計算機に転送する
    転送手段とを有 することを特徴とするデータのパラレル
    インタフェース回路。
  2. 【請求項2】 受信する信号から同期語を検出して受信
    フレームに同期させるフレーム同期手段と、 受信するシリアルデータをパラレルデータに変換するシ
    リアル/パラレル変換手段と、 受信するデータを予め決められたまとまった単位になる
    まで一時的に保持して、受信クロックから受信クロック
    より高い周波数のクロックにまとめて乗せ替えるクロッ
    ク乗り換え手段と、 該クロック乗り換え手段がまとめてクロック乗り換えを
    行なったことを検出して、該クロック乗り換え手段がデ
    ータを出力していることを示す書き込み制御信号を発生
    する書き込み信号発生手段と、 該書き込み信号発生手段に書き込みを指示される間前記
    クロック乗り換え手段が出力するデータを計算機側のク
    ロックに乗せ換えて計算機に転送するデータ転送手段
    と、 転送されるデータを受ける計算機とを具備し、 前記クロック乗り換え手段からまとめてデータを読み出
    し、データ転送手段を介して計算機に転送することを特
    徴とするデータのパラレルインタフェース回路におい
    て、 前記データ転送手段は、 前記クロック乗り換え手段がまとめてクロック乗り換え
    を行なったことを検出する検出手段と、 前記クロック乗り換え手段が出力するデータの長さが奇
    数であることを検出する奇数検出手段と、 該奇数検出手段が奇数であることを検出する時だけ書き
    込み制御信号を1デー タ分延ばす第1の延長手段と、 データの終わりを示す信号を1データ分延ばす第2の延
    長手段と、 前記奇数検出手段が奇数であることを検出する時だけデ
    ータの後に1データ分の不定データを挿入する挿入手段
    と、 該挿入手段が出力するデータを交互に保持して2倍幅の
    データに変換する変換手段と、 該変換手段が奇数番目のデータを保持してから1データ
    の間のクロックの変化を禁止して出力するクロック制御
    手段と、 前記クロック乗り換え手段が出力するデータの幅を2倍
    して計算機側のクロックに乗せ換えて計算機に転送する
    転送手段 とを有することを特徴とするパラレルインタフ
    ェース回路。
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