JP3645584B2 - データ転送同期装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、データ通信システムに関するものである。特に、本発明は、領域境界にまたがるデータ転送を同期させるシステム及び技法に関するものである。
【0002】
ここでの、本発明の解説は、特定の用途に関する実施例に関連して行うが、本発明がそれに限定されるものではないという点を理解しておくべきである。当業者には、その範囲内における修正、用途、及び、実施例の追加、さらに、本発明が極めて有効な追加分野を認識するであろう。
【0003】
【従来の技術】
多くのデータ通信用途において、領域境界にまたがるデジタル・データ転送が必要とされている。これに関して、領域とは、単一クロック信号によって動作するシステムである。従って、領域境界は、異なるクロック信号で動作する2つのシステムの間の境界である。境界にまたがるデータ転送は、同期が必要であり、従って、多少の問題が生じる。
【0004】
領域境界にまたがる信頼に足るデータ転送を実現するための技法の1つは、「速度整合」と呼ばれている。速度整合には、先入れ先出し(FIFO)メモリへのデータの瞬時記憶、及び、送信システムと受信システムの間における制御ポインタの同期通信が必要とされる。FIFOは、受信システムがデータを受け入れることが可能になるまでデータを保持するために、遅延バッファの働きをする。
【0005】
多くのFIFO設計については、当該技術において既知のところである。従来のリップルFIFOメモリの場合、データは、先入れ先出しフォーマットによってパイプライン・メモリに記憶され、ある所定の数のクロックの後で送り出されることになる。パイプラインFIFOのデータの記憶可能速度は、データの読み取り速度に制限される。この「フォール・スルー」遅延は、FIFOの深さに等しい。従って、リップルFIFOは、フォール・スルー遅延が大きく、同期の問題を生じることになりがちである。
【0006】
別のFIFO設計では、データを書き込む書き込み側と、データを読み取る読み取り側が設けられる。このより一般的な設計の場合、メモリに送り込まれた、または、メモリから取り出されたデータ量の状況を掌握するために、各側においてポインタが使われる。データは、1クロック・サイクルが済むと、供給側から得られる。この設計は、フォール・スルー遅延を被ることが少ないが、同期問題は、残存する場合が多い。
【0007】
いずれにせよ、こうした速度整合システムの場合、メモリのサイズつまり深さは重要な考慮事項である。Crandall他が1989年10月10日に出願した、米国特許第4,873,703号”Synchronizing System”(同期システム)には、縦続接続される同期装置の数を選択することによって同期信頼度を考慮にいれた、特に有効な速度整合方式について記載がある。
【0008】
境界にまたがる制御ポインタの同期通信は、同期時における危険を除去するため、1度に1ビットの変更しか生じないグレイ・コーディング方式によって実現する。この結果、フリップ・フロップは、各クロック・サイクル毎に、制御ポインタに関連した値を捉える同期装置の働きをする。しかし、クロック信号は、もとの信号とは異なる時間領域にあるので、フリップ・フロップのセット・アップ時間またはホールド時間の制限に違反することになり、フリップ・フロップが準安定状態になる可能性がある。ここでいっている、セット・アップ時間とはフリップ・フロップにクロック・パルスのトリガー・エッジを確認させるのに必要な時間である。
【0009】
従って、引用特許では、グレイ・コード化制御ポインタを備えたFIFOメモリの利用が教示されており、読み取り側と書き込み側のいずれかにおけるフリップ・フロップの1つだけしか準安定状態になる可能性はない。二重同期方式による第2のフリップ・フロップを利用すると、準安定状態になる場合に、フリップ・フロップが安定状態になるための、1フル・クロック・サイクルが提供される。「準安定」という用語は、論理「0」と論理「1」の状態間でサンプリングすることによって生じるエラー出力を表わしている。これは、全て、故障の可能性を減らすのに役立つ。引用特許には、信頼性に関する同期要件を満たす一方で、不必要なホールド・オフを阻止するための、FIFOの正確なサイズを決定する方法が教示されている。不必要なホールド・オフが生じるのは、データ・シンクとデータ・ソースの速度が一致し、データ・シンクとデータ・ソースのいずれかが、強制的にデータ転送を(瞬時ではあっても)待たされる場合である。
【0010】
要するに、従来のシステムに関しては、3つの問題がある。第1に、FIFOに対する入力セット・アップ時間は、クロック・スキュー、経路指定による容量性負荷(FIFOのデータ段における)、ファンアウトによる容量性負荷、フリップ・フロップに固有のセット・アップ遅延、及び、パッド遅延に依存する。(セット・アップ時間は、クロックのトリガ・エッジが生じる前に、データが安定しなければならない時間量である。)これらの大部分は、設計、バッファ、及び、構成部品の選択によって制御することが可能である。しかし、ファンアウトによる容量性負荷は、通常、FIFOのサイズの関数である。FIFOが大きくなると、容量性負荷もそれだけ大きくなり、従って、要求されるセット・アップ時間要件もそれだけ増大する。
【0011】
第2に、FIFOからの出力遅延時間は、クロック・スキュー、経路指定による容量性負荷(FIFOのデータ段における)、ファンアウトによる容量性負荷、及び、フリップ・フロップ、マルチプレクサ(またはトライステート・バス遅延)、及びパッドに固有のセット・アップ遅延に依存する。これらの大部分は、設計、バッファ、及び、構成部品の選択によって制御することが可能である。しかし、マルチプレクサまたはトライステート・バス負荷に固有の遅延は、FIFOのサイズの関数である。従って、FIFOが大きくなると、マルチプレクサを通る時の固有の遅延、あるいは、共用トライステート・バスの遅延もそれだけ長くなる。
【0012】
第3に、FIFOの総合動作速度は、通常、FIFOの制御セクションにおける組み合わせ論理の伝搬遅延と組み合わせたパッド遅延に依存する。大きなFIFOの場合、この伝搬遅延は、システム全体の速度に対するかなりの制限になる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
従って、本発明の目的は、最小のエラーで、領域境界にまたがる同期データ転送を実施するため、さらに改良された当該技術のシステムを提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、当該技術におけるこの課題に取り組んで、改良された多段式同期装置が提供される。本発明の同期装置には、データを記憶するための第1のメモリ手段と、前記第1のメモリ手段の出力に接続されて、データを記憶する第2のメモリ手段と、前記第2のメモリ手段の出力に接続されて、データを記憶するための第3のメモリ手段が備えられている。第2のメモリ手段には、複数の多段式先入れ先出しメモリ装置が備えられている。特定の実施例の場合、先入れ先出しメモリは、単一段の先入れ先出しメモリによって実装される。好適実施例の場合、先入れ先出しメモリは、メモリが充填された後の単一クロック・サイクルの間に、データの読み取り及び書き込みを可能にするように設計されている。これは、当該装置によって発生する「非満杯」信号に外部読み取り信号を追加することによって行われる。
【0015】
多段FIFOメモリの各側に単一段FIFOメモリを設けることによって、より早い動作速度で、セット・アップ時間及び出力遅延を短縮することが可能になる。
【0016】
【実施例】
次に、本発明の有利な教示を開示するため、添付の図面に関連して、例示の実施態様及び典型的な応用例の解説を行うことにする。
【0017】
上述のように、米国特許第4,873,703号には、縦続接続される同期装置の数を選択することによって同期の信頼度を考慮にいれた、特に有利な速度整合方式が解説されている。当該システムでは、Nワードの多段FIFOを利用して、独立した時間領域内で動作する2つの非相関システムの間におけるデータ通信の同期を行う。
【0018】
本教示によれば、Nワード多段FIFOの代わりに、2つの単一段FIFOと、N−2段の多段FIFOから成る構成が用いられる。図1aは、本発明の改良されたNワードFIFOに接続される信号を表わした概略ブロック図である。図1bは、本発明の改良された多段FIFO設計を表わした略ブロック図である。改良されたFIFO10は、縦続接続された、第1と第2の単一段同期FIFO12及び1と、N−2段の多段非同期FIFO14によって実装される。本好適実施例では、第1と第2の単一段FIFOは、さらに詳細に後述するように構成される。多段FIFO14は、Crandall他に対する上述の特許の教示に基づいて実現される。
【0019】
2つの非相関クロック(A及びB)が、各FIFOのポインタをリセットするリセット(nRESET)信号と共に、システム10に加えられる。送信システム(図示せず)によって、第1のFIFO12にデータが加えられる。次に、送信システムによって、そのクロック(例えば、クロックA)に対してセット・アップされる書き込み信号が加えられる。書き込み信号がアサートされると、当該クロック信号の次の立ち上がりエッジにおいて、DATAINバスのデータが、FIFOによって捕捉される。各FIFOメモリは、あるFIFOの「非空」(nEMPTY)信号を後続のFIFOの書き込み端子に接続し、「非満杯」(nFULL)信号を先行FIFOの読み取り端子に接続し、当該FIFOのデータ出力端子(DATAOUT)を後続のFIFOのデータ入力端子(DATAIN)に接続することによって、縦続接続される。受信システム(図示せず)は、読み取り信号をアサートし、そのデータ出力端子からデータを読み取ることによって、第2の単一段FIFO16からデータを読み取る。データは、1つのクロック・パルスで書き込まれ、次のクロック・パルスで転送される。
【0020】
図2は、本発明の改良型同期装置の動作を示すタイミング図である。データ転送は、クロック・パルスの立ち上がりエッジで起こる。DATAABは、第1のFIFO12から第2のFIFO14へのデータ転送を表わしている。DATABCは、第2のFIFO14から第3のFIFO16へのデータ転送を表わしている。DAVABは、データが第1のFIFO12から第2のFIFO14に対して有効であることを意味している。同様に、DAVBCは、データが第2のFIFO14から第3のFIFO16に対して有効であることを意味している。RFD表示は、データの準備が整った状態を表わしている。この信号は、図1bに示すFIFO間のライン上に示されている。
【0021】
動作時、書き込み信号がアサートされる(ハイになる)と、データは、DATAINラインに与えられ、次のクロック・パルスの立ち上がりエッジにおいて、第1のデータ・パケットDATA0が、第1のFIFO12によって捕捉される。これは、書き込み信号上の点及びDATAINライン上のアスタリスク(*)によって表示される。この第1のデータ・パケットも、同時に、第2のFIFO14に対して有効になるので、DAVAB信号及びnEMPTY信号がハイになるという点に留意されたい。この有利な高速でロー・ホールド・オフな動作モードは、さらに詳細に後述することになる、独特な単一段FIFO設計によって可能になる。
【0022】
次のクロック・パルスの立ち上がりエッジにおいて、次のデータ・パケット(DATA1)は、第1のメモリ12によって捕捉され、第1のデータ・パケット(DATA0)は、第1のFIFO12から第2のFIFO14に転送され、以下同様に動作する。本発明のFIFO10は、3つのFIFOによって実装されるので、データが通過するのに3クロック・サイクルが必要になることに注意されたい。
【0023】
次のクロックの立ち上がりエッジにおいて、受信システムによって、読み取り信号がアサートされた後、データが有効であれば、第3のFIFO16のデータ出力端子から出力データが読み取られる。
【0024】
図3aは、本発明の改良された単一段FIFOに接続される信号を表わしたブロック図である。図3bは、本発明の改良された単一段FIFOの概略図である。実際には、本発明の有利な動作は、単一段FIFOの代わりに、2段FIFOを用いることによって実現することができる。しかし、性能は、第1と第2のFIFOのサイズが増すにつれて、低下する可能性がある。単一段FIFO12及び16には、それぞれ、データ入力ライン(DATAIN)及び出力ライン(DATAOUT)に接続された1ワード・レジスタ20、nFULL信号を発生するための第1の回路22、及び、nEMPTY信号を発生するための第2の回路23が備えられている。当業者には明らかなように、第1のFIFOが「n」段FIFOとして実装される従来のシステムの場合、レジスタ20は、「n」段レジスタである。単一段FIFOの代わりに多段FIFOを用いると、ファンアウトによるさらに大きい容量が生じる可能性がある。送信システムからの書き込み信号は、第1の回路22における第1のNANDゲート24によって受信され、このゲートには、さらに詳細に後述することになる方法で発生するnFULL信号が加えられる第2の入力が設けられている。NANDゲートの出力は、1ワード・レジスタ20にロード信号を供給する。NANDゲートの出力は、又、第1の排他的OR(XOR)ゲート26にも入力される。第1のXORゲート26の出力は、Dフリップ・フロップ28のD入力とに供給され、当該フリップ・フロップのQバーの出力は、送り返されて、第1のXORゲート26の第2の入力として供給される。当業者は、このXOR Dフリップ・フロップの組み合わせを従来のTフロップとして認識するであろう。フリップ・フロップ28のQ出力は、排他的NOR(XNOR)ゲート30に第1の入力を供給する。XNORゲート30に対する第2の入力は、第2の回路23の一部をなす第2のDフリップ・フロップ38のQ出力によって供給される。
【0025】
第2の回路23は、そこへの第1の入力として、受信システムから読み取り信号を受信する第2のNANDゲート34を備える。第2のNANDゲート34に対する第2の入力は、さらに詳細に後述するやり方で、nEMPTY信号によって与えられる。第2のNANDゲート34の出力は、第2の排他的ORゲート36に第1の入力を加え、該ゲート36は、さらに、第2のDフリップ・フロップ38に対してD入力を与える。第1と第2のフリップ・フロップ28及び38のQ出力は、それぞれ、XNORゲート30及び第3のXORゲート40に対して第1と第2の入力を与える。第3のXORゲート40は、nEMPTY信号を供給する。XNORゲート30の出力及び読み取り信号は、ORゲート32に入力され、その出力は、nFULL信号を送り出す。
【0026】
動作時、リセット信号が供給されて、データに対するポインタの働きをする、第1と第2のフリップ・フロップ28及び38がリセットされる。書き込み信号が、送信システムによって供給される。ゆえに、レジスタ20が空のため、nFULL信号はハイになり、NANDゲート24の出力はローになる。この結果、レジスタ20は、次のクロック・パルスの立ち上がりエッジにおいてデータをロードすることが可能になる。加えて、第1のXORゲート26によって、第1のNANDゲート24のローの出力と第1のフリップ・フロップ28のハイのQバー出力が組み合わせられる。これによって、第1のXORゲート26の出力は、ハイになり、第1のフリップ・フロップ28がトリガされて、レジスタ20においてデータが有効であることを示す書き込みポインタが与えられる。
【0027】
読み取り側における動作は、本質的には同様で、第2のフリップ・フロップ38が読み取りポインタを提供する。2つのポインタの出力は、第3のXORゲート40によって比較される。これらのポインタが同じならば、第3のXORゲート40の出力はローになり、レジスタ20が空であることを示す。ポインタが等しくなければ、第3のXORゲート40の出力はハイになり、レジスタ20が空でないことを示す。
【0028】
同様の比較が、XNORゲート30によって行われる。XNORゲートの反転出力は、本質的に、読み取りポインタに「1」を加えることができるようにする。(同様に、FIFO12、16が2段FIFOとして実施される場合は、「2」が加えられる。)読み取り信号と2つのポインタの比較の補数を組み合わせることによって、FIFO12、16は、受信システムが読み取りを行おうとしている場合、次のサイクルにおける書き込みを可能にする。この結果、単一段FIFOは、不必要なホールド・オフを伴わずに機能するので、それを利用することによって、システムの性能を向上させることが可能になる。
【0029】
図4は、本発明の有利なFIFO設計の働きを示すタイミング図である。ここでも、全ての変化は、クロックの立ち上がりエッジに関連して起こり、アスタリスク(*)は、実際にワードが記憶されるのを表わしている。
【0030】
書き込み信号がアサートされ、データがデータ入力バスに送り出されると、データは次のクロック・パルスにおいて、FIFOによって捕捉され、レジスタ20に記憶される。この時点で、nEMPTY信号はハイになり、nFULL信号はローになる。もしここで、読み取り信号がアサートされるならば、nFULL信号は、非同期的にハイになり、次のクロック・パルスにおいて、データが読み取られる限りは、たとえ次のクロック・パルスでデータが書き込まれる時でも、データを出力することが可能になる。上述のように、本FIFO設計の独特で有利な特徴は、読み取り信号を非満杯を示す信号と組み合わせることによって得られる。その後は、nFULL信号は、ハイ状態に戻り、動作は続行される。
【0031】
このように、特定の用途における特定の実施例に関連した、本発明を開示してきた。当業者は、その範囲内における修正、用途、及び、実施例の追加が明らかであることは容易に認識できよう。従って、本発明の請求の範囲は、本発明の範囲内におけるこうした任意の、及び、全ての用途、修正、及び、実施例を包含するものである。
【0032】
【発明の効果】
以上のように、本発明を用いると、エラーを減少させ、領域境界にまたがる同期データ転送を実施するための、改良されたFIFOシステムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1a】本発明の改良型NワードFIFOに接続される信号を表わしたブロック図である。
【図1b】本発明の改良型多段FIFO設計を表わした概略ブロック図である。
【図2】本発明の改良型多段FIFOの動作を表わしたタイミング図である。
【図3a】本発明の改良型単一段FIFOに接続される信号を表わしたブロック図である。
【図3b】本発明の改良型単一段FIFOの概略ブロック図である。
【図4】本発明の有利な単一段FIFO設計の働きを示すタイミング図である。
【符号の説明】
10:改良型FIFO
12:第1のFIFO
14:第2のFIFO
16:第3のFIFO

Claims (9)

  1. (a) データを受け取る入力とデータを送出する出力を有する第1の単一段先入れ先出しメモリ装置と、
    (b) 前記単一段先入れ先出しメモリ装置の前記出力に接続されてデータを受け取る入力及びデータを送出する出力を有し、単一多段先入れ先出しメモリを複数個有するメモリ手段と、
    (c) 前記メモリ手段の前記出力に接続されてデータを受け取る入力及びデータを送出する出力を有する第2の単一段先入れ先出しメモリ装置
    を含んでなる同期装置
  2. 前記第1及び第2の先入れ先出しメモリ装置はそれぞれデータ記憶素子及び単一のクロックの間に前記データ記憶素子からデータを読出し及びそこへデータを書込むことができるようにする手段を有することを特徴とする請求項1記載の同期装置。
  3. 前記読出し及び書込むことができるようにする手段は書込み信号及び読出し信号に応答して前記データ記憶素子の記憶状態を表す信号を生成する手段を含むことを特徴とする請求項2記載の同期装置。
  4. 前記読出し及び書込むことができるようにする手段は前記読出し信号を前記データ記憶素子の記憶状態を表す信号と組み合わせる手段を含むことを特徴とする請求項3記載の同期装置。
  5. 前記組み合わせる手段はORゲートを含むことを特徴とする請求項4記載の同期装置。
  6. 前記読出し及び書込むことができるようにする手段は書込み信号及び読出し信号に応答して前記データ記憶素子の記憶状態を表す第2信号を生成する第2手段を含むことを特徴とする請求項2記載の同期装置。
  7. 期装置において使用される先入れ先出しメモリであって、
    (a) データ記憶素子と、
    (b) 前記データ記憶素子の記憶状態を表す信号を生成する第1信号生成回路と、
    (c) 読出し信号を前記データ記憶素子の記憶状態を表す信号と組み合わせて、単一のクロックからの単一クロック・サイクルの間にまたこれに応答して前記メモリからの読出し及びそこへの書込みができるようにする信号を生成する第2信号生成回路
    を設けた先入れ先出しメモリ。
  8. 前記第1信号生成回路によって生成された信号と相補的な信号を生成する信号生成回路を含むことを特徴とする請求項7記載の先入れ先出しメモリ。
  9. 前記第2信号生成回路はORゲートを含み、
    前記ORゲートは前記第1信号生成回路から与えられる第1入力と前記読出し信号によって与えられる第2入力を有することを特徴とする請求項7または8記載の先入れ先出しメモリ。
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