JPH06259225A - データ転送同期装置 - Google Patents

データ転送同期装置

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JPH06259225A
JPH06259225A JP6013150A JP1315094A JPH06259225A JP H06259225 A JPH06259225 A JP H06259225A JP 6013150 A JP6013150 A JP 6013150A JP 1315094 A JP1315094 A JP 1315094A JP H06259225 A JPH06259225 A JP H06259225A
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    • G06F2205/00Indexing scheme relating to group G06F5/00; Methods or arrangements for data conversion without changing the order or content of the data handled
    • G06F2205/10Indexing scheme relating to groups G06F5/10 - G06F5/14
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Abstract

(57)【要約】 【目的】最小のエラーで同期データ転送するFIFOシ
ステムを提供する。 【構成】送信システム(図示せず)によって、第1のF
IFO12にデータが加えられ、書き込み信号が加えら
れる。書き込み信号がアサートされると、クロック信号
の次の立ち上がりエッジにおいて、DATAINのデー
タがFIFOによって捕捉される。各FIFOメモリ
は、あるFIFOのnEMPTY信号を後続のFIFO
の書き込み端子に接続し、nFULL信号を先行FIF
Oの読み取り端子に接続し、当該FIFOのDATAO
UTを後続のFIFOのDATAINに接続することに
よって縦続接続される。受信システム(図示せず)は、
読み取り信号をアサートし、そのデータ出力からデータ
を読み取ることによって第2の単一段FIFO16から
データを読み取る。データは1つのクロック・パルスで
書き込まれ、次のクロック・パルスで転送される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データ通信システムに
関するものである。特に、本発明は、領域境界にまたが
るデータ転送を同期させるシステム及び技法に関するも
のである。
【0002】ここでの、本発明の解説は、特定の用途に
関する実施例に関連して行うが、本発明がそれに限定さ
れるものではないという点を理解しておくべきである。
当業者には、その範囲内における修正、用途、及び、実
施例の追加、さらに、本発明が極めて有効な追加分野を
認識するであろう。
【0003】
【従来の技術】多くのデータ通信用途において、領域境
界にまたがるデジタル・データ転送が必要とされてい
る。これに関して、領域とは、単一クロック信号によっ
て動作するシステムである。従って、領域境界は、異な
るクロック信号で動作する2つのシステムの間の境界で
ある。境界にまたがるデータ転送は、同期が必要であ
り、従って、多少の問題が生じる。
【0004】領域境界にまたがる信頼に足るデータ転送
を実現するための技法の1つは、「速度整合」と呼ばれ
ている。速度整合には、先入れ先出し(FIFO)メモ
リへのデータの瞬時記憶、及び、送信システムと受信シ
ステムの間における制御ポインタの同期通信が必要とさ
れる。FIFOは、受信システムがデータを受け入れる
ことが可能になるまでデータを保持するために、遅延バ
ッファの働きをする。
【0005】多くのFIFO設計については、当該技術
において既知のところである。従来のリップルFIFO
メモリの場合、データは、先入れ先出しフォーマットに
よってパイプライン・メモリに記憶され、ある所定の数
のクロックの後で送り出されることになる。パイプライ
ンFIFOのデータの記憶可能速度は、データの読み取
り速度に制限される。この「フォール・スルー」遅延
は、FIFOの深さに等しい。従って、リップルFIF
Oは、フォール・スルー遅延が大きく、同期の問題を生
じることになりがちである。
【0006】別のFIFO設計では、データを書き込む
書き込み側と、データを読み取る読み取り側が設けられ
る。このより一般的な設計の場合、メモリに送り込まれ
た、または、メモリから取り出されたデータ量の状況を
掌握するために、各側においてポインタが使われる。デ
ータは、1クロック・サイクルが済むと、供給側から得
られる。この設計は、フォール・スルー遅延を被ること
が少ないが、同期問題は、残存する場合が多い。
【0007】いずれにせよ、こうした速度整合システム
の場合、メモリのサイズつまり深さは重要な考慮事項で
ある。Crandall他が1989年10月10日に
出願した、米国特許第4,873,703号”Sync
hronizing System”(同期システム)
には、縦続接続される同期装置の数を選択することによ
って同期信頼度を考慮にいれた、特に有効な速度整合方
式について記載がある。
【0008】境界にまたがる制御ポインタの同期通信
は、同期時における危険を除去するため、1度に1ビッ
トの変更しか生じないグレイ・コーディング方式によっ
て実現する。この結果、フリップ・フロップは、各クロ
ック・サイクル毎に、制御ポインタに関連した値を捉え
る同期装置の働きをする。しかし、クロック信号は、も
との信号とは異なる時間領域にあるので、フリップ・フ
ロップのセット・アップ時間またはホールド時間の制限
に違反することになり、フリップ・フロップが準安定状
態になる可能性がある。ここでいっている、セット・ア
ップ時間とはフリップ・フロップにクロック・パルスの
トリガー・エッジを確認させるのに必要な時間である。
【0009】従って、引用特許では、グレイ・コード化
制御ポインタを備えたFIFOメモリの利用が教示され
ており、読み取り側と書き込み側のいずれかにおけるフ
リップ・フロップの1つだけしか準安定状態になる可能
性はない。二重同期方式による第2のフリップ・フロッ
プを利用すると、準安定状態になる場合に、フリップ・
フロップが安定状態になるための、1フル・クロック・
サイクルが提供される。「準安定」という用語は、論理
「0」と論理「1」の状態間でサンプリングすることに
よって生じるエラー出力を表わしている。これは、全
て、故障の可能性を減らすのに役立つ。引用特許には、
信頼性に関する同期要件を満たす一方で、不必要なホー
ルド・オフを阻止するための、FIFOの正確なサイズ
を決定する方法が教示されている。不必要なホールド・
オフが生じるのは、データ・シンクとデータ・ソースの
速度が一致し、データ・シンクとデータ・ソースのいず
れかが、強制的にデータ転送を(瞬時ではあっても)待
たされる場合である。
【0010】要するに、従来のシステムに関しては、3
つの問題がある。第1に、FIFOに対する入力セット
・アップ時間は、クロック・スキュー、経路指定による
容量性負荷(FIFOのデータ段における)、ファンア
ウトによる容量性負荷、フリップ・フロップに固有のセ
ット・アップ遅延、及び、パッド遅延に依存する。(セ
ット・アップ時間は、クロックのトリガ・エッジが生じ
る前に、データが安定しなければならない時間量であ
る。)これらの大部分は、設計、バッファ、及び、構成
部品の選択によって制御することが可能である。しか
し、ファンアウトによる容量性負荷は、通常、FIFO
のサイズの関数である。FIFOが大きくなると、容量
性負荷もそれだけ大きくなり、従って、要求されるセッ
ト・アップ時間要件もそれだけ増大する。
【0011】第2に、FIFOからの出力遅延時間は、
クロック・スキュー、経路指定による容量性負荷(FI
FOのデータ段における)、ファンアウトによる容量性
負荷、及び、フリップ・フロップ、マルチプレクサ(ま
たはトライステート・バス遅延)、及びパッドに固有の
セット・アップ遅延に依存する。これらの大部分は、設
計、バッファ、及び、構成部品の選択によって制御する
ことが可能である。しかし、マルチプレクサまたはトラ
イステート・バス負荷に固有の遅延は、FIFOのサイ
ズの関数である。従って、FIFOが大きくなると、マ
ルチプレクサを通る時の固有の遅延、あるいは、共用ト
ライステート・バスの遅延もそれだけ長くなる。
【0012】第3に、FIFOの総合動作速度は、通
常、FIFOの制御セクションにおける組み合わせ論理
の伝搬遅延と組み合わせたパッド遅延に依存する。大き
なFIFOの場合、この伝搬遅延は、システム全体の速
度に対するかなりの制限になる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、最小のエラーで、領域境界にまたがる同期データ転
送を実施するため、さらに改良された当該技術のシステ
ムを提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、当該技
術におけるこの課題に取り組んで、改良された多段式同
期装置が提供される。本発明の同期装置には、データを
記憶するための第1のメモリ手段と、前記第1のメモリ
手段の出力に接続されて、データを記憶する第2のメモ
リ手段と、前記第2のメモリ手段の出力に接続されて、
データを記憶するための第3のメモリ手段が備えられて
いる。第2のメモリ手段には、複数の多段式先入れ先出
しメモリ装置が備えられている。特定の実施例の場合、
先入れ先出しメモリは、単一段の先入れ先出しメモリに
よって実装される。好適実施例の場合、先入れ先出しメ
モリは、メモリが充填された後の単一クロック・サイク
ルの間に、データの読み取り及び書き込みを可能にする
ように設計されている。これは、当該装置によって発生
する「非満杯」信号に外部読み取り信号を追加すること
によって行われる。
【0015】多段FIFOメモリの各側に単一段FIF
Oメモリを設けることによって、より早い動作速度で、
セット・アップ時間及び出力遅延を短縮することが可能
になる。
【0016】
【実施例】次に、本発明の有利な教示を開示するため、
添付の図面に関連して、例示の実施態様及び典型的な応
用例の解説を行うことにする。
【0017】上述のように、米国特許第4,873,7
03号には、縦続接続される同期装置の数を選択するこ
とによって同期の信頼度を考慮にいれた、特に有利な速
度整合方式が解説されている。当該システムでは、Nワ
ードの多段FIFOを利用して、独立した時間領域内で
動作する2つの非相関システムの間におけるデータ通信
の同期を行う。
【0018】本教示によれば、Nワード多段FIFOの
代わりに、2つの単一段FIFOと、N−2段の多段F
IFOから成る構成が用いられる。図1aは、本発明の
改良されたNワードFIFOに接続される信号を表わし
た概略ブロック図である。図1bは、本発明の改良され
た多段FIFO設計を表わした略ブロック図である。改
良されたFIFO10は、縦続接続された、第1と第2
の単一段同期FIFO12及び14と、N−2段の多段
非同期FIFO14によって実装される。本好適実施例
では、第1と第2の単一段FIFOは、さらに詳細に後
述するように構成される。多段FIFO14は、Cra
ndall他に対する上述の特許の教示に基づいて実現
される。
【0019】2つの非相関クロック(A及びB)が、各
FIFOのポインタをリセットするリセット(nRES
ET)信号と共に、システム10に加えられる。送信シ
ステム(図示せず)によって、第1のFIFO12にデ
ータが加えられる。次に、送信システムによって、その
クロック(例えば、クロックA)に対してセット・アッ
プされる書き込み信号が加えられる。書き込み信号がア
サートされると、当該クロック信号の次の立ち上がりエ
ッジにおいて、DATAINバスのデータが、FIFO
によって捕捉される。各FIFOメモリは、あるFIF
Oの「非空」(nEMPTY)信号を後続のFIFOの
書き込み端子に接続し、「非満杯」(nFULL)信号
を先行FIFOの読み取り端子に接続し、当該FIFO
のデータ出力端子(DATAOUT)を後続のFIFO
のデータ入力端子(DATAIN)に接続することによ
って、縦続接続される。受信システム(図示せず)は、
読み取り信号をアサートし、そのデータ出力端子からデ
ータを読み取ることによって、第2の単一段FIFO1
6からデータを読み取る。データは、1つのクロック・
パルスで書き込まれ、次のクロック・パルスで転送され
る。
【0020】図2は、本発明の改良型同期装置の動作を
示すタイミング図である。データ転送は、クロック・パ
ルスの立ち上がりエッジで起こる。DATAABは、第
1のFIFO12から第2のFIFO14へのデータ転
送を表わしている。DATABCは、第2のFIFO1
4から第3のFIFO16へのデータ転送を表わしてい
る。DAVABは、データが第1のFIFO12から第
2のFIFO14に対して有効であることを意味してい
る。同様に、DAVBCは、データが第2のFIFO1
4から第3のFIFO16に対して有効であることを意
味している。RFD表示は、データの準備が整った状態
を表わしている。この信号は、図1bに示すFIFO間
のライン上に示されている。
【0021】動作時、書き込み信号がアサートされる
(ハイになる)と、データは、DATAINラインに与
えられ、次のクロック・パルスの立ち上がりエッジにお
いて、第1のデータ・パケットDATA0が、第1のF
IFO12によって捕捉される。これは、書き込み信号
上の点及びDATAINライン上のアスタリスク(*)
によって表示される。この第1のデータ・パケットも、
同時に、第2のFIFO14に対して有効になるので、
DAVAB信号及びnEMPTY信号がハイになるとい
う点に留意されたい。この有利な高速でロー・ホールド
・オフな動作モードは、さらに詳細に後述することにな
る、独特な単一段FIFO設計によって可能になる。
【0022】次のクロック・パルスの立ち上がりエッジ
において、次のデータ・パケット(DATA1)は、第
1のメモリ12によって捕捉され、第1のデータ・パケ
ット(DATA0)は、第1のFIFO12から第2の
FIFO14に転送され、以下同様に動作する。本発明
のFIFO10は、3つのFIFOによって実装される
ので、データが通過するのに3クロック・サイクルが必
要になることに注意されたい。
【0023】次のクロックの立ち上がりエッジにおい
て、受信システムによって、読み取り信号がアサートさ
れた後、データが有効であれば、第3のFIFO16の
データ出力端子から出力データが読み取られる。
【0024】図3aは、本発明の改良された単一段FI
FOに接続される信号を表わしたブロック図である。図
3bは、本発明の改良された単一段FIFOの概略図で
ある。実際には、本発明の有利な動作は、単一段FIF
Oの代わりに、2段FIFOを用いることによって実現
することができる。しかし、性能は、第1と第2のFI
FOのサイズが増すにつれて、低下する可能性がある。
単一段FIFO12及び16には、それぞれ、データ入
力ライン(DATAIN)及び出力ライン(DATAO
UT)に接続された1ワード・レジスタ20、nFUL
L信号を発生するための第1の回路22、及び、nEM
PTY信号を発生するための第2の回路23が備えられ
ている。当業者には明らかなように、第1のFIFOが
「n」段FIFOとして実装される従来のシステムの場
合、レジスタ20は、「n」段レジスタである。単一段
FIFOの代わりに多段FIFOを用いると、ファンア
ウトによるさらに大きい容量が生じる可能性がある。送
信システムからの書き込み信号は、第1の回路22にお
ける第1のNANDゲート24によって受信され、この
ゲートには、さらに詳細に後述することになる方法で発
生するnFULL信号が加えられる第2の入力が設けら
れている。NANDゲートの出力は、1ワード・レジス
タ20にロード信号を供給する。NANDゲートの出力
は、又、第1の排他的OR(XOR)ゲート26にも入
力される。第1のXORゲート26の出力は、Dフリッ
プ・フロップ28のD入力とに供給され、当該フリップ
・フロップのQバーの出力は、送り返されて、第1のX
ORゲート26の第2の入力として供給される。当業者
は、このXOR Dフリップ・フロップの組み合わせを
従来のTフロップとして認識するであろう。フリップ・
フロップ28のQ出力は、排他的NOR(XNOR)ゲ
ート30に第1の入力を供給する。XNORゲート30
に対する第2の入力は、第2の回路23の一部をなす第
2のDフリップ・フロップ38のQ出力によって供給さ
れる。
【0025】第2の回路23は、そこへの第1の入力と
して、受信システムから読み取り信号を受信する第2の
NANDゲート34を備える。第2のNANDゲート3
4に対する第2の入力は、さらに詳細に後述するやり方
で、nEMPTY信号によって与えられる。第2のNA
NDゲート34の出力は、第2の排他的ORゲート36
に第1の入力を加え、該ゲート36は、さらに、第2の
Dフリップ・フロップ38に対してD入力を与える。第
1と第2のフリップ・フロップ28及び38のQ出力
は、それぞれ、XNORゲート30及び第3のXORゲ
ート40に対して第1と第2の入力を与える。第3のX
ORゲート40は、nEMPTY信号を供給する。XN
ORゲート30の出力及び読み取り信号は、ORゲート
32に入力され、その出力は、nFULL信号を送り出
す。
【0026】動作時、リセット信号が供給されて、デー
タに対するポインタの働きをする、第1と第2のフリッ
プ・フロップ28及び38がリセットされる。書き込み
信号が、送信システムによって供給される。ゆえに、レ
ジスタ20が空のため、nFULL信号はハイになり、
NANDゲート24の出力はローになる。この結果、レ
ジスタ20は、次のクロック・パルスの立ち上がりエッ
ジにおいてデータをロードすることが可能になる。加え
て、第1のXORゲート26によって、第1のNAND
ゲート24のローの出力と第1のフリップ・フロップ2
8のハイのQバー出力が組み合わせられる。これによっ
て、第1のXORゲート26の出力は、ハイになり、第
1のフリップ・フロップ28がトリガされて、レジスタ
20においてデータが有効であることを示す書き込みポ
インタが与えられる。
【0027】読み取り側における動作は、本質的には同
様で、第2のフリップ・フロップ38が読み取りポイン
タを提供する。2つのポインタの出力は、第3のXOR
ゲート40によって比較される。これらのポインタが同
じならば、第3のXORゲート40の出力はローにな
り、レジスタ20が空であることを示す。ポインタが等
しくなければ、第3のXORゲート40の出力はハイに
なり、レジスタ20が空でないことを示す。
【0028】同様の比較が、XNORゲート30によっ
て行われる。XNORゲートの反転出力は、本質的に、
読み取りポインタに「1」を加えることができるように
する。(同様に、FIFO12、16が2段FIFOと
して実施される場合は、「2」が加えられる。)読み取
り信号と2つのポインタの比較の補数を組み合わせるこ
とによって、FIFO12、16は、受信システムが読
み取りを行おうとしている場合、次のサイクルにおける
書き込みを可能にする。この結果、単一段FIFOは、
不必要なホールド・オフを伴わずに機能するので、それ
を利用することによって、システムの性能を向上させる
ことが可能になる。
【0029】図4は、本発明の有利なFIFO設計の働
きを示すタイミング図である。ここでも、全ての変化
は、クロックの立ち上がりエッジに関連して起こり、ア
スタリスク(*)は、実際にワードが記憶されるのを表
わしている。
【0030】書き込み信号がアサートされ、データがデ
ータ入力バスに送り出されると、データは次のクロック
・パルスにおいて、FIFOによって捕捉され、レジス
タ20に記憶される。この時点で、nEMPTY信号は
ハイになり、nFULL信号はローになる。もしここ
で、読み取り信号がアサートされるならば、nFULL
信号は、非同期的にハイになり、次のクロック・パルス
において、データが読み取られる限りは、たとえ次のク
ロック・パルスでデータが書き込まれる時でも、データ
を出力することが可能になる。上述のように、本FIF
O設計の独特で有利な特徴は、読み取り信号を非満杯を
示す信号と組み合わせることによって得られる。その後
は、nFULL信号は、ハイ状態に戻り、動作は続行さ
れる。
【0031】このように、特定の用途における特定の実
施例に関連した、本発明を開示してきた。当業者は、そ
の範囲内における修正、用途、及び、実施例の追加が明
らかであることは容易に認識できよう。従って、本発明
の請求の範囲は、本発明の範囲内におけるこうした任意
の、及び、全ての用途、修正、及び、実施例を包含する
ものである。
【0032】
【発明の効果】以上のように、本発明を用いると、エラ
ーを減少させ、領域境界にまたがる同期データ転送を実
施するための、改良されたFIFOシステムを提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1a】本発明の改良型NワードFIFOに接続され
る信号を表わしたブロック図である。
【図1b】本発明の改良型多段FIFO設計を表わした
概略ブロック図である。
【図2】本発明の改良型多段FIFOの動作を表わした
タイミング図である。
【図3a】本発明の改良型単一段FIFOに接続される
信号を表わしたブロック図である。
【図3b】本発明の改良型単一段FIFOの概略ブロッ
ク図である。
【図4】本発明の有利な単一段FIFO設計の働きを示
すタイミング図である。
【符号の説明】
10:改良型FIFO 12:第1のFIFO 14:第2のFIFO 16:第3のFIFO

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】次の(a)ないし(c)を有する多段式同
    期装置: (a)データを記憶するための第1のメモリ手段; (b)データを記憶するために前記第1のメモリ手段の
    出力に接続された第2のメモリ手段:前記第2のメモリ
    手段は複数の多段式先入れ先出しメモリ装置を備える; (c)データを記憶するために前記第2のメモリ手段の
    出力に接続された第3のメモリ手段。
  2. 【請求項2】請求項1記載の装置において、前記第1の
    メモリ手段が第1の単一段先入れ先出しメモリを備える
    ことを特徴とする多段式同期装置。
  3. 【請求項3】請求項2記載の装置において、第3のメモ
    リ手段が第2の単一段先入れ先出しメモリを備えること
    を特徴とする多段式同期装置。
  4. 【請求項4】請求項3記載の装置において、前記第1と
    第3の先入れ先出しメモリが各々、データ格納要素と1
    クロック・サイクル中に前記データ格納要素から読み取
    られ、書き込まれることが可能な手段を備えることを特
    徴とする多段式同期装置。
  5. 【請求項5】請求項4記載の装置において、1クロック
    ・サイクル中に前記データ格納要素から読み取られ、書
    き込まれることが可能な前記手段が、書き込み信号とク
    ロック信号に応じて「非満杯」信号を発生し、前記デー
    タ格納要素の格納状態を表示する第1の手段を備えるこ
    とを特徴とする多段式同期装置。
  6. 【請求項6】請求項5記載の装置において、1クロック
    ・サイクルで前記データ格納要素から読み取られ、書き
    込まれることが可能な前記手段が前記読み取り信号と前
    記「非満杯」信号を組み合わせた手段を備えることを特
    徴とする多段式同期装置。
  7. 【請求項7】請求項6記載の装置において、前記読み取
    リ信号と前記「非満杯」信号を組み合わせる手段がOR
    ゲートを備えることを特徴とする多段式同期装置。
  8. 【請求項8】請求項4記載の装置において、1クロック
    ・サイクル中に前記データ格納要素から読み取られ、書
    き込まれることが可能な前記装置が、更に、前記クロッ
    ク信号と読み取り信号に応じて前記データ格納要素に
    「非空」信号を発生する第2の手段を有することを特徴
    とする多段式同期装置。
  9. 【請求項9】次の(a)ないし(c)を有する同期装置
    に使われる単一段先入れ先出しメモリ: (a)データ格納要素; (b)書き込み信号とクロック信号に応じて「非満杯」
    信号を発生することで、前記データ格納要素の格納状態
    を示す第1の手段; (c)読み取り信号と前記「非満杯」信号を組み合わせ
    て、1クロック・サイクル中に、前記メモリから読み取
    られ、書き込まれることが可能な信号を発生する手段。
  10. 【請求項10】請求項9記載のメモリにおいて、更に、
    前記クロック信号と読み取り信号により、前記データ格
    納要素に「非満杯」信号を発生する第2の手段を備える
    ことを特徴とする単一段先入れ先出しメモリ。
  11. 【請求項11】請求項9記載のメモリにおいて、前記読
    み取り信号を前記「非満杯」信号と組み合わせるため
    に、前記第1の手段によって供給される第1の入力と前
    期読み取り信号によって供給される第2の入力を有する
    ORゲートを備える手段を有することを特徴とする単一
    段先入れ先出しメモリ。
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