JP4061841B2 - 半導体記憶装置 - Google Patents

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Description

技術分野
本発明は半導体記憶装置に関し、詳しくは、FIFO(First−In−First−Out)等のメモリにて、外部クロックに従ってアドレス値を順次指定し、リセット時に特定アドレスに戻す動作を行う半導体記憶装置に関する。
背景技術
図15は、従来のクロック同期型の半導体記憶装置600のブロック図である。図15には、FIFOメモリ601と、そのリードアドレスを指定する回路とが示されている。FIFOメモリ601のリードアドレスを指定するために、リードコントローラ602と、リードカウンタ603と、遅延回路604とを設けている。
リードコントローラ602には、リードクロック信号RCKとリセット信号RRSとが入力される。リードコントローラ602は、リードクロック信号RCKに同期させて、リードカウンタクロック信号CNTとメモリリードアクセス信号CSとを発生する。またリードコントローラ602は、リセット信号RRSのLOWレベルを検知して、リードカウンタリセット信号RSを発生する。
リードカウンタ603は、リードカウンタクロック信号CNTをカウントアップしてアドレス値を1つずつ更新しながら、リードクロック信号CNTと同期させてリードアドレス信号Anを発生する。FIFOメモリ601は、メモリリードアクセス信号CSの立ち下がりでアドレス信号Anをラッチするクロック同期型メモリである。なお、遅延回路604にて遅延されたメモリリードアクセス信号CS’を生成する理由については後述する。
図16には、この半導体記憶装置600の読み出し動作に関するタイミングチャートが示されている。
図16に示す時刻t1にて、外部クロック信号RCKが立ち上がる。この外部クロック信号RCKの立ち上がりに同期して、時刻t2にメモリリードアクセス信号CSが立ち下がり、FIFOメモリ601はリード状態に入る。
このとき、リードカウンタ603は、図16に示す通りアドレス信号Anとして“N”を保持している。
FIFOメモリ601は、メモリリードアクセス信号CSの時刻t2における立ち下がりで、アドレス信号Anをラッチする。よって、FIFOメモリ601は、時刻t2にてラッチしたアドレス信号An(アドレス値N)と対応するデータYnを読み出すNリードサイクルを実施することができる。
ただし、実際にはメモリリードアクセス信号CSを遅延回路604にて図16の時間tdlyだけ遅延させたメモリリードアクセス信号CS’を生成し、その信号CS’の立ち下がりにてアドレス信号Anをラッチしている。このため、データYnは、Nリードサイクルの開始時刻t1から所定のアクセス時間tacs経過後にFIFOメモリ601より読み出されるが、このアクセス時間tacsについては後述する。
データYnが読み出された後の時刻t3にて、外部クロックRCKが立ち下がると、時刻t4にてカウンタクロックCNTが立ち下がり、メモリリードアクセス信号CS,CS’が立ち上がる。このメモリリードアクセス信号CS,CS’の立ち上がりによってメモリアクセスが終了する。その一方、リードカウンタ603は、カウンタクロックCNTの立ち下がりでカウントアップして、その出力であるアドレス信号Anとして値N+1を出力し、次のリードサイクルに備える。
ここで、図16では、時刻t3にて外部クロックRCKが立ち下がった後であって、次に立ち上がる時刻t6より前の時刻t5にて、リセット信号RRSがLOWに変化する場合を示している。
リセット信号RRSがLOWとなるリセットサイクルでは、FIFOメモリ601は、そのサイクル内でメモリアドレス0へのリードアクセスを実現する必要がある。
このために、図16に示す時刻t6でのクロック信号RCKの立ち上がりに同期してカウンタリセット信号RSが立ち下がり、時刻t7にてリードカウンタ603からのアドレス信号Anは“0”になる。
ここで、上述したNリードサイクルでは、リードカウンタ603からのアドレス信号Anが“N”となるタイミングは、図16に示す時刻t4よりも半周期前のクロック信号RCKの立ち下がりに同期している。すなわち、リードカウンタ603からのアドレス信号Anが“N”となるタイミングは、Nリードサイクルに入る以前に設定されている。
ところが、リセットサイクルにおいては、リードカウンタ603からのアドレス信号Anが“0”になるタイミングは、そのリセットサイクルの開始時点に設定されてしまう。
この場合、メモリリードアクセス信号CSが立ち下がる時刻t7のタイミングにてアドレス信号Anをラッチすると、未だアドレス信号Anは“N”から“0”に変化していない。このように、リセットサイクルでのアドレスセットアップ時間の確保ができないか、あるいは困難となる。
これを回避するために、上述した通り、メモリリードアクセス信号CSを遅延回路604にて図16の時間tdlyだけ遅延させたメモリリードアクセス信号CS’を生成し、その信号CS’の立ち下がり(時刻t8)にてアドレス信号Anをラッチしている。
しかしながら、遅延回路604にてメモリリードアクセス信号CSを遅延させると、リセットサイクルのみならず通常サイクルでもアドレスラッチタイミングが時間tdlyだけ遅れ、FIFOメモリ601のアクセス時間tacsが図16の通り増加していた。
特に、FIFOメモリ601のワード数を増加した場合には、リードカウンタ603が占有する回路面積が大きくなり、リセットサイクルを実現するための配線長も長くなる。このことは、リードカウンタ603内及びその出力線上での信号遅延が助長されることを意味し、リードカウンタ603からのアドレス0がFIFOメモリ601に伝送される時間がさらに増大することを意味する。その結果、上記の欠点がより顕著に現れることになる。
そこで、本発明の目的は、リセットサイクルにてアドレスセットアップ時間を確保しながらも、通常サイクル及びリセットサイクルでのメモリアクセス時間を短縮して高速動作を可能とした半導体記憶装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、リセットサイクルにてリードアドレス信号をアドレス0等の特定アドレス値に変化させるタイミングを、リードクロック信号と非同期とすることで、さらなる高速動作を可能とした半導体記憶装置を提供することにある。
発明の開示
本発明に係る半導体記憶装置は、
リードクロック信号に同期してデータが読み出されるメモリと、
リードクロック信号に同期させて、リードカウンタクロック信号とメモリリードアクセス信号とを生成し、かつ、リセット信号がアクティブになった後に、リードクロック信号に同期してアクティブとなるリードカウンタリセット信号を生成するリードコントローラと、
リードクロック信号に同期させてアドレス値の異なる第1のリードアドレス信号を順次発生し、リードカウンタリセット信号がアクティブの時にリセットされるリードカウンタと、
少なくともリードカウンタからの第1のリードアドレス信号と、リセット信号とに基づいて、第2のリードアドレス信号をメモリに出力するリードアドレス設定回路と、
を有し、
リードアドレス設定回路からの第2のリードアドレス信号のアドレス値は、リセット信号がノンアクティブの時に第1のリードアドレス信号のアドレス値に基づいて設定され、リセット信号がアクティブの時に第1のリードアドレス信号の論理に拘わらず特定アドレス値に設定されることを特徴とする。
本発明によれば、メモリに供給される第2のリードアドレス信号のアドレス値を、通常リードサイクルではリードカウンタからの第1のリードアドレス信号に基づいて設定するのに対して、リセットサイクルではリードカウンタとは別系統にて設定している。このため、カウンタリセット信号がアクティブとなるのを待ってリセット動作し、かつ内部遅延の生ずるリードカウンタの出力に頼らずに、リセットサイクルでの特定アドレス値を設定できる。よって、リセットサイクルにてリードアドレス信号(第2のリードアドレス信号)を特定アドレス値に設定するタイミングが速まり、メモリリードアクセス信号を必ずしも遅延させることなく、アドレスセットアップ時間を確保して、高速動作を実現できる。
本発明では、リードアドレス設定回路は、リセット信号がアクティブの時に、第2のリードアドレス信号のアドレス値を、リードクロック信号と非同期にて特定アドレス値に変更することが好ましい。
こうすると、リセット信号がアクティブとなった後のリードクロック信号の変化を待たずに、第2のリードアドレス信号を特定アドレス値に設定でき、さらなる高速動作が実現できる。
本発明では、リードアドレス設定回路は、リセット信号がアクティブの時に、リセット信号の論理に基づいて第2のリードアドレス信号の特定アドレス値を設定することができる。
この一例として、リードカウンタの出力線がn本である場合、リードアドレス設定回路は、n本の出力線のいずれか一つのからの信号と、リセット信号とがそれぞれ入力されるn個の論理ゲートにて構成することができる。
このようにリードアドレス設定回路は、リセット信号がアクティブの時に、第2のリードアドレス信号の特定アドレス値として0アドレスを容易に設定することができる。具体的には、リセット信号がLOWアクティブであれば、n個の論理ゲートはアンドゲートで構成すればよい。また、リセット信号がHIGHアクティブであれば、n個の論理ゲートはノアゲートで構成すればよい。このように、リードアドレス設定回路は1段の論理ゲート群にて構成することができ、信号遅延が少ないので、高速動作に適している。また、ノアゲートはアンドゲートより信号遅延が少ないので、より高速動作に適している。
本発明では、リードアドレス設定回路は、
特定アドレス値を記憶したアドレスレジスタと、
アドレスレジスタからの特定アドレス値とリードアドレスカウンタのからの第1のリードアドレス信号うちの一方を、リセット信号に基づいて選択して前記第2のリードアドレス信号として出力するセレクタと、
を有する構成としても良い。
この場合にもリセットサイクルでは、セレクタからはリードクロックと非同期で特定アドレス値が設定された第2のリードアドレス信号が選択されるので、高速動作が可能となる。
本発明においては、リードアドレス設定回路は、リセット信号がアクティブの時に、第2のリードアドレス信号のアドレス値を、リードクロック信号と同期させて特定アドレス値に変更してもよい。
このようにしても、カウンタリセット信号がアクティブとなるのを待ってリセット動作し、かつ内部遅延の生ずるリードカウンタの出力に頼らずに、リセットサイクルでの特定アドレス値を設定できる。従って、リセットサイクルでもリードカウンタの出力に頼っていた従来よりも、高速動作を実現できる。
このようなリードアドレス回路は、リードカウンタの出力線をn本とした時、リードクロック信号とリセット信号とに基づいてゲート制御信号を生成するゲート制御回路と、n本の出力線のいずれか一つのからの信号とゲート制御回路からの出力信号とがそれぞれ入力されるn個の論理ゲートと、を有して構成できる。あるいは、他のリードアドレス設定回路は、特定アドレス値を記憶したアドレスレジスタと、リードクロック信号とリセット信号とに基づいてセレクタ制御信号を生成するセレクタ制御回路と、アドレスレジスタからの特定アドレス値とリードアドレスカウンタからの第1のリードアドレス信号のうちの一方を、セレクタ制御信号に基づいて選択して第2のリードアドレス信号として出力するセレクタと、を有することができる。
このようなリードアドレス設定回路であっても、リセット信号がアクティブの時に、第2のリードアドレス信号の特定アドレス値として0アドレスを設定することができる。
また、アドレスレジスタを用いる場合には、0アドレスを含む任意のアドレス値に設定可能である点で優れている。
発明を実施するための最良の形態
以下、本発明をより詳細に説明するために、添付の図面に従ってこれを説明する。
<第1の実施の形態>
(半導体記憶装置の構成)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るクロック同期型の半導体記憶装置100のブロック図である。図1には、メモリ例えばFIFOメモリ101と、そのリードアドレスを指定する回路とが示されている。このFIFOメモリ101は、例えば通信装置の音声記憶用メモリなどとして利用され、データを一時的に貯え、書き込み動作とは非同期にてそのデータを読み出すことができる。
FIFOメモリ101のリードアドレスを指定するために、リードコントローラ102と、リードカウンタ103と、リードアドレス設定回路110とを設けている。
リードコントローラ102には、半導体記憶装置100の外部のCPU等より、リードクロック信号RCKとリセット信号RRSとが入力される。リードコントローラ102は、リードクロック信号RCKに同期させて、リードカウンタクロック信号CNTとメモリリードアクセス信号CSとを発生する。またリードコントローラ102は、例えばLOWアクティブのリセット信号RRSのLOWレベルを検知して、リードカウンタリセット信号RSを発生する。
リードカウンタ103は、リードカウンタクロック信号CNTをカウントアップしてアドレス値を1つずつ更新しながら、リードクロック信号CNTと同期させて第1のリードアドレス信号Qnを発生する。
ここで、FIFOメモリ101の記憶容量を例えば1K×Sビットとする。ビット数Sは1語、あるいは1画素等に割り当てられるビット数であり、例えば1バイト(8ビット)か、それにパリティの1ビットを加えた9ビットかで構成される。1バイトデータに代えて、1ワード(16ビット)または1ロングワード(32ビット)とすることもできる。いずれの場合も、このFIFOメモリ101のアドレス値は1000(=1K)個存在する。このため、本実施の形態での第1のリードアドレス信号Qnのnの値は、2≧1000を満足する値としてn=10となる。この場合、第1のリードアドレス信号Qnはアドレス値Q0〜Q9にて構成され、アドレスカウンタ102の出力線はn=10本存在する。
図1に示すリードアドレス設定回路110は、セレクタ制御回路111と、セレクタ112と、アドレスレジスタ113とを有する。アドレスレジスタ113は、特定アドレス値例えばアドレス0(Q00=Q01=…=Q09=0)を記憶している。セレクタ制御回路111は、リードクロック信号RCKとリセット信号RSSとに基づいてセレクタ制御信号Sを生成する。セレクタ112は、アドレスレジスタ113とリードアドレスカウンタ103のうちの一方の出力を、セレクタ制御回路111からのセレクタ制御信号Sに基づいて選択して出力する。
ここで、セレクタ制御回路111は、図2に示すように構成できる。図2において、セレクタ制御回路111は、D型フリップフロップ120と、論理ゲート121とを有する。D型フリップフロップ120のデータ入力端子Dにはリセット信号RRSが、クロック入力端子Cにはリードクロック信号RCKが入力される。論理ゲート121には、D型フリップフロップ120の出力Qとリードクロック信号RCKとが入力され、その出力がセレクタ制御信号Sとなる。
アドレスレジスタ113がアドレス0を設定するための構成として、図3または図4に示す構成のいずれかを採用することができる。図3はプルダウン構成のアドレスレジスタ113を示し、出力Q00〜Q09の出力線は、2つのインバータ130A,130Bの直列接続からなるバッファ130を介して接地されている。図4はプルアップ構成のアドレスレジスタ113を示し、出力Q00−Q09の出力線は、インバータ132を介して電源電位VCCに接続されている。いずれの場合も、出力Q00〜Q09の論理はLOW(0)となる。
図1に示すセレクタ112は、図5に示すように構成できる。図5に示すように、セレクタ112は、第1段目の20個のアンドゲート140−1〜140−20と、第2段目の10個のオアゲート141−1〜141−10とを有して構成できる。奇数番目の10個のアンドゲート140−1〜140−19には、リードカウンタ103の出力Q0〜Q9の一つと、セレクタ制御信号Sとが入力される。偶数番目の10個のアンドゲート140−2〜140−20には、アドレスレジスタ113の出力Q00〜Q09の一つと、セレクタ制御信号Sがインバータ142にて反転された信号とが入力される。オアゲート141−1〜141−10には、奇数番目と偶数番目のアンドゲートの出力が2入力される。
図1に示すように、リードアドレス設定回路104の出力An(A0〜A9)が、FIFOメモリ101に供給される。
FIFOメモリ101では、メモリリードアクセス信号CSに同期して第2のリードアドレス信号Anをラッチし、そのアドレスAnと対応するデータYnが読み出される。
次に、図1に示す半導体記憶装置100でのデータ読み出し動作について、図6のタイミングチャートを参照して説明する。なお、図6は例えば先頭アドレス0から順次一つずつ更新されたリードアドレスを指定た後の、アドレスNと対応するデータ読み出しを実施するNリードサイクル以降のサイクルを示している。
(Nリードサイクル)
図6において、リセット信号RRSがノンアクティブ(HIGH)の期間での時刻t1にて、外部クロック信号RCKが立ち上がる。この外部クロック信号RCKの立ち上がりに同期して、時刻t2にメモリリードアクセス信号CSが立ち下がり、FIFOメモリ101はリード状態に入る。
このとき、リードカウンタ103は、カウンタクロックCNTの時刻t2の立ち上がりより半周期前の立ち下がりによってカウントアップを終了しており、従って時刻t2では、図6に示す通りカウンタ出力値Qn(第1のリードアドレス信号のアドレス値)は“N”を保持している。
ここで、リセット信号RRSはノンアクティブ(HIGH)であるので、図2に示すセレクタ制御回路102のD型フリップフロップ120のQ出力は常にHIGHとなる。従って、図2に示す論理ゲート121の出力であるセレクタ制御信号SもHIGHとなる。このため、リードアドレス設定回路104のセレクタ112は、図5に示すアンドゲート140−1〜140−20での論理積及びオアゲート141−1〜141−9での論理和動作に従い、リードカウンタ103の出力値Q1〜Q10を選択して出力する。こうして、リセット信号RRSがノンアクティブの時には、リードカウンタ103の出力値の論理と同じ第2のリードアドレス信号An(=Qn)が、FIFOメモリ101に供給される。
FIFOメモリ101は、メモリリードアクセス信号CSの時刻t2における立ち下がりで、第2のリードアドレス信号Anをラッチする。このとき、時刻t2では第2のリードアドレス信号Anの値はNで安定している。よって、FIFOメモリ101は、時刻t2にてラッチした第2のリードアドレス信号An(アドレス値N)と対応するデータYnを読み出すNリードサイクルを実施することができる。なお、データYnは、Nリードサイクルの開始時刻t1から所定のアクセス時間tacs経過後にFIFOメモリ101より読み出される。
データYnが読み出された後の時刻t3にて、外部クロックRCKが立ち下がると、時刻t4にてカウンタクロックCNTが立ち下がり、メモリリードアクセス信号CSが立ち上がる。このメモリリードアクセス信号CSの立ち上がりによってメモリアクセスが終了する。その一方、リードカウンタ103は、カウンタクロックCNTの立ち下がりでカウントアップして、その出力である第1のリードアドレス信号Qnとして値N+1を出力し、次のリードサイクルに備える。このとき、リセット信号RRSがノンアクティブであるので、リードアドレス設定回路104からの第2のリードアドレス信号Anも値N+1に変化するが、この値は未だFIFOメモリ101にラッチされない。
この後、リセット信号RRSがアクティブにならなずに外部クロックRCKが立ち上がれば、上記のNリードサイクルと同様にして、値N+1がFIFOメモリ101にてラッチされて、N+1リードサイクルが実施される。
(リセット後の0リードサイクル)
図6では、時刻t3にて外部クロックRCKが立ち下がった後であって、次に立ち上がる時刻t6より前の時刻t5にて、リセット信号RRSがアクティブ(LOW)に変化している。
この場合、図1のセレクタ制御回路102を構成する図2のD型フリップフロップ120の出力Qは、時刻t6にて外部クロックRCKが立ち上がることによってLOWに変化する。これにより、図2の論理ゲート121の出力であるセレクト制御信号SがHIGHからLOWに変化する。
そうすると、セレクタ112では図5のアンドゲート140−1〜140−20での論理積及びオアゲート141−1〜141−9での論理和動作に従って、アドレスレジスタ113の出力Q00〜Q09を選択して出力する。このため、リードアドレス設定回路104の出力である第2のリードアドレス信号Anを構成するアドレス値A1〜A10の全てが、第1のリードアドレス信号Qnの論理に拘わらず0となる。
換言すれば、リセット信号RRSがアクティブとなると、その後の外部クロックRCKの立ち上がりに同期して、リードアドレス設定回路104からの第2のリードアドレス信号Anは、アドレスレジスタ113の出力Q00〜Q09に変化する。こうして、第2のリードアドレス信号Anの値を、強制的に0に設定できる。
この時刻t6にて外部クロックRCKが立ち上がると、それと同期して時刻t7にてメモリリードアクセス信号CSが立ち下がる。この時刻t7でのメモリリードアクセス信号CSの立ち下がりで、FIFOメモリ101は第2のリードアドレス信号Anをラッチする。
このとき、第2のリードアドレス信号Anは、時刻t6にて既に0に設定されているので、FIFOメモリ101はアドレス値0に対応するデータ0を読み出す0リードサイクルを実現することができる。
このように、第1の実施の形態によれば、リセット信号RRSがアクティブとなった時(時刻t5)には、その後のリードクロック信号RCKの立ち上がり(時刻t6)に同期させて第2のリードアドレス信号Anを瞬時に0アドレスに変更できる。よって、FIFOメモリ101での第2のリードアドレス信号Anのラッチ時(時刻t7)にて、リードカウンタ102からの第1のリードアドレス信号Qnの論理状態に拘わらず、0アドレスをラッチすることができる。しかも、時刻t6−t7間を、FIFOメモリ101でのアドレスセットアップ時間として確保できる他、従来のようにアドレスラッチタイミングを必ずしも遅延させなくて済むため、アクセス時間tacsも短縮できる。
この後、時刻t8にてリセット信号RRSがノンアクティブ(HIGH)になると、クロック信号RCKの立ち下がり(時刻T9)にてセレクト制御信号Sが立ち上がる。これにより、セレクタ112は再びリードカウンタ102からの第1のリードアドレス信号Qnを選択する通常動作に復帰される。
<第2の実施の形態>
この第2の実施の形態に係る半導体記憶装置を図7に示す。図7に示す半導体記憶装置200は、図1に示す半導体記憶装置100のリードアドレス設定回路110を、リードアドレス設定回路210に変更したものである。
図7に示すリードアドレス設定回路210は、ゲート制御回路220と、それにより制御される論理ゲート群例えばアンドゲート群230とを有し、図1に示すアドレスレジスタ113は有しない。ゲート制御回路220は、図2に示すセレクタ制御回路111と同じ構成を有し、ゲート制御信号Sの論理もセレクタ制御信号Sの論理と同じとなる。
図7に示すアンドゲート群230は、図8に示すように10個のアンドゲート230−1〜230−10にて構成される。アンドゲート230−1〜230−10の各々には、リードカウンタ102の出力Q1〜Q10のいずれか1つと、ゲート制御信号Sとが入力される。アンドゲート230−1〜230−10の出力An(A1〜A10)が、FIFOメモリ101に供給される。
この第2の実施の形態に係る半導体記憶装置200の動作は、第1の実施の形態に係る図1の半導体記憶装置の図6のタイミングチャートに示す動作と実質的に同一である。
すなわち、リセット信号RRSがノンアクティブ(HIGH)であるNリードサイクルでは、ゲート制御信号SがHIGHであるので、図8に示すアンドゲート230−1〜230−10の出力Anとして、リードカウンタ102からの出力Qnがそのまま得られる。
一方、0リードサイクルでは、ゲート制御回路220は図2に示す回路によって第1の実施の形態に係るセレクタ制御回路111の出力と同じゲート制御信号Sを生成し、図6の時刻t6にてHIGHからLOWに変化する。
よって、この第2の実施の形態に係る半導体記憶装置200においても、図6に示す通り、リセット信号RRSがアクティブとなった時(時刻t5)には、その後のリードクロック信号RCKの立ち上がり(時刻t6)に同期させて第2のリードアドレス信号Anを瞬時に0アドレスに変更できる。よって、FIFOメモリ101での第2のリードアドレス信号Anのラッチ時(時刻t7)にて、リードカウンタ102からの第1のリードアドレス信号Qnの論理状態に拘わらず、0アドレスをラッチすることができる。
ここで、第2の実施の形態では、第1の実施の形態のようにアドレスレジスタ113を用いず、アンドゲート群230にて0アドレスを設定できる。すなわち、図8に示すアンドゲート230−1〜230−10に入力されるゲート制御信号SがLOW(=0)となることで、アンドゲート230−1〜230−10の出力である第2のリードアドレス信号Anは、A0=A1=…A9=0となる。このように、第2の実施の形態によればゲート制御信号Sの論理に基づいて、0アドレスを設定することができる。
この第2の実施の形態では、第1の実施の形態と比較して、アクセス時間tacsを短縮できる効果がある。なぜなら、第1の実施の形態のセレクタ112は図5に示すように1段目のアンドゲート群と2段目のオアゲート群とを要するのに対して、図8では1段のアンドゲート群230のみで足りるからである。図8では、2段目の論理ゲート群を要しない分、信号遅延が少なくなり、結果としてアクセス時間tacsを短縮できる。
<第3の実施の形態>
図9は、本発明の第3の実施の形態に係る半導体記憶装置300を示している。図9に示す半導体記憶装置300が、図7に示す半導体記憶装置200と相違する点は、リードアドレス設定回路310をアンドゲート群のみで構成し、そのアンドゲート群の一方の入力端子に、リセット信号RRSを直接入力させ、図7に示すゲート制御回路220を省略した点である。
第1,第2の実施の形態では、第2のリードアドレス信号Anをアドレス0に変化させるタイミングを、外部クロック信号RCKと同期させていた。これに対して、この第3の実施の形態では、外部クロック信号RCKに同期させずにリセット信号RSSのみに依存させて、第2のリードアドレス信号Anをアドレス0に変化させている。
図9に示すリードアドレス設定回路310は図10に示す通り、10個のアンドゲート310−1〜310−10にて構成される点で図8の構成と同じである。しかし、図10に示すアンドゲート310−1〜310−10には、図8のようにゲート制御信号Sが共通入力されるのでなく、リセット信号RRSが共通に入力される点で異なる。
この第3の実施の形態に係る半導体記憶装置の動作タイミングチャートを図11に示す。図6と図11との比較から分かるように、第3の実施の形態においては、Nリードサイクルは第1,第2の実施の形態と同様にして実施されるが、リセット信号RRSがアクティブ(LOW)となった後の動作が異なる。
図11においても、時刻t3にて外部クロックRCKが立ち下がった後であって、次に立ち上がる時刻t6より前の時刻t5にて、リセット信号RRSがアクティブ(LOW)に変化している。
この場合、図9のリードアドレス設定回路310を構成する図10のアンドゲート310−1〜310−10の一方の入力が全てLOWに変化する。よって、アンドゲート310−1〜310−10の出力である第2のリードアドレス信号Anを構成するアドレス値A1〜A10の全てが、第1のリードアドレス信号Qnの論理に拘わらず、直ちに0となる。
換言すれば、リセット信号RRSがアクティブ(LOW)となると直ちに、外部クロック信号RCKと非同期にて、リードアドレス設定回路310からの第2のリードアドレス信号Anの論理は、リセット信号RRSの論理(LOW)に直ちに変化する。こうして、第2のリードアドレス信号Anの値を、強制的に0に設定できる。
この時刻t5の後の時刻t6にて外部クロックRCKが立ち上がると、それと同期して時刻t7にてメモリリードアクセス信号CSが立ち下がる。この時刻t7でのメモリリードアクセス信号CSの立ち下がりで、FIFOメモリ101は第2のリードアドレス信号Anをラッチする。
このとき、第2のリードアドレス信号Anは、時刻t5にて既に0に設定されているので、FIFOメモリ101はアドレス値0に対応するデータ0を読み出す0リードサイクルを実現することができる。
なお、外部クロック信号RCKと非同期にて第2のリードアドレス信号Anをアドレス0に変化させても、そのアドレス0のラッチタイミングはメモリリードアクセス信号CSに基づいて実施されている。このメモリリードアクセス信号CSは、リードコントローラ102にて外部リードクロック信号RCKと同期して生成されている。従って、FIFOメモリ101でのリード動作は、外部クロック信号RCKに同期して行われることに相違はない。
図11のタイミングチャートを図6と比較すると、第2のリードアドレス信号Anの値を“N+1”から“0”に変化させる時刻は、図11の方が早くなっている。すなわち、図11ではリセット信号RRSがアクティブ(LOW)となる時刻t5に同期しているのに対して、図6では外部クロックRCKの立ち上がり(時刻t6)に同期している。
通常、FIFOメモリ101のリセット動作では、外部クロック信号RCKの立ち上がりに対するセットアップ時間(図11の時間t0)の規格が存在している。第3の実施の形態に係る半導体記憶装置300では、第1,第2の実施の形態に係る半導体記憶装置100,200よりも、上記セットアップ時間t0の分だけ、リードアドレスセットアップ時間をさらに確保することができる。この結果、リセット時にはより確実に0リードサイクルを実現することが可能となる。
<第4の実施の形態>
図12に、第4の実施の形態に係る半導体記憶装置400を示す。この第4の実施の形態に係る半導体記憶装置400は、図9に示すアドレス設定回路310に代えて、リードアドレス設定回路410を用いた点が相違する。
このリードアドレス設定410は、図3または図4に示すアドレスレジスタ113と、セレクタ420とを有する。セレクタ420の一例を図13に示す。図13に示すように、セレクタ420は1段目の20個のアンドゲート421−1〜421−10と、2段目の10個のオアゲート422−1〜422−10とを有して構成される。
奇数番目のアンドゲート421−1〜421−19には、リードカウンタ103の出力Q0〜Q9の一つと、リセット制御信号RRSとが入力される。偶数番目のアンドゲート421−2〜421−20には、アドレスレジスタ113の出力Q00〜Q09の一つと、リセット制御信号RRSがインバータ423にて反転された信号とが入力される。オアゲート422−1〜422−10には、奇数番目と偶数番目のアンドゲートの出力が入力される。
この第4の実施の形態に係る半導体記憶装置400の動作は、第3の実施の形態に係る半導体記憶装置300の動作タイミングチャートである図11と実質的に同じようにして実施される。
すなわち、この第4の実施の形態においても、第3の実施の形態と同様に、外部クロック信号RCKに同期させずにリセット信号RSSのみに依存させて、第2のリードアドレス信号Anをアドレス0に変化させることができる。なぜなら、セレクタ410には外部クロックRCKが入力されず、リセット信号RSSのみによって切替制御しているからである。
図12に示す半導体記憶装置400は、図9に示す半導体記憶装置300とは異なり、0アドレスの設定をアドレスレジスタ113からの出力に依存しているだけで、他の動作原理は図9に示す半導体記憶装置30と同じである。
ただし、図12に示すセレクタ420は、図13に示す通り2段の論理ゲートにて構成される。この点、図10に示す1段の論理ゲートのみで構成した場合と比較して、アドレス信号の遅延量は多くなる。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。
例えば、図8,図10に示す論理ゲートは、ゲート制御信号S及びリセット信号RSSがLOWアクティブの場合の例であるが、HIGHアクティブの時には図14に示すように各ゲートをノアゲート500−1〜500−10に変更すればよい。この方が、アンドゲートの場合よりも信号遅延を少なくできる点で優れている。
また、アドレス0に設定するにはセレクタ制御信号S、ゲート制御信号Sあるいはリセット信号RRSの論理を用いれば、アドレスレジスタ113を省略できる点で優れている。その一方で、アドレスレジスタ113を使用する場合には、リセット後の特定アドレスをアドレス0を含めた任意のアドレス値に設定できる点で優れている。例えば、図3、図4に示す出力Q0〜Q9の出力線に接続されるインバータの数をそれぞれ独立して設定できるようにすれば、アドレス値は任意に設定できる。さらには、アドレスレジスタの特定アドレス値を、エンドユーザが任意に変更できるように、プログラマブルレジスタとしてもよい。
さらには、本発明が適用されるメモリとしてはFIFOメモリに限らず、クロック同期型であって、かつ、リードカウンタによりアドレス値を更新しながら読み出し動作して、リセット後には特定アドレスに復帰する動作を行う種々のメモリに採用できる。
【図面の簡単な説明】
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る半導体記憶装置のブロック図である。
図2は、図1に示すセレクタ制御回路の回路図である。
図3は、図1に示すアドレスレジスタをプルダウン型にて構成した回路図である。
図4は、図1に示すアドレスレジスタをプルアップ型にて構成した回路図である。
図5は、図1に示すセレクタの回路図である。
図6は、図1に示す半導体記憶装置の読み出し動作のタイミングチャートである。
図7は、本発明の第2の実施の形態に係る半導体記憶装置のブロック図である。
図8は、図7に示すアンドゲート群の回路図である。
図9は、本発明の第3の実施の形態に係る半導体記憶装置のブロック図である。
図10は、図9に示すリードアドレス設定回路を構成するアンドゲート群の回路図である。
図11は、図9に示す半導体記憶装置の読み出し動作のタイミングチャートである。
図12は、本発明の第4の実施の形態に係る半導体記憶装置のブロック図である。
図13は、図12に示すセレクタの回路図である。
図14は、リセット信号及びゲート制御信号をHIGHアクティブとした時の図8及び図10の変形例を示す回路図である。
図15は、従来のクロック同期型半導体記憶装置のブロック図である。
図16は、図15に示す半導体記憶装置の読み出し動作のタイミングチャートである。

Claims (6)

  1. メモリリードアクセス信号のエッジに基づいてリードアドレス信号がラッチされ、リードクロック信号に同期してデータが読み出されるメモリと、
    前記リードクロック信号に同期させて、互いに位相が一致したリードカウンタクロック信号とメモリリードアクセス信号とを生成し、かつ、リセット信号がアクティブになった後に、前記リードクロック信号に同期してアクティブとなるリードカウンタリセット信号を生成するリードコントローラと、
    前記リードクロック信号に同期させてアドレス値の異なる第1のリードアドレス信号を順次発生し、前記リードカウンタリセット信号がアクティブの時にリセットされるリードカウンタと、
    少なくとも前記リードカウンタからの前記第1のリードアドレス信号と、前記リセット信号とに基づいて、第2のリードアドレス信号を前記メモリに出力するリードアドレス設定回路と、
    を有し、
    前記メモリリードアクセス信号のエッジに基づいて前記第2のリードアドレス信号がラッチされ、
    前記リードアドレス設定回路は、
    前記特定アドレス値を記憶したアドレスレジスタと、
    前記アドレスレジスタからの前記特定アドレス値と前記リードアドレスカウンタのからの前記第1のリードアドレス信号うちの一方を、前記リセット信号に基づいて選択して前記第2のリードアドレス信号として出力するセレクタと、
    を有し、
    前記セレクタからの前記第2のリードアドレス信号のアドレス値は、前記リセット信号がノンアクティブの時に前記第1のリードアドレス信号のアドレス値に基づいて設定され、前記リセット信号がアクティブの時には、リセットされた後の前記リードカウンタから前記第1アドレス信号が出力される前に、前記第1のリードアドレス信号の論理に拘わらず前記リードクロック信号と非同期にて前記特定アドレス値に設定されることを特徴とする半導体記憶装置。
  2. メモリリードアクセス信号のエッジに基づいてリードアドレス信号がラッチされ、リードクロック信号に同期してデータが読み出されるメモリと、
    前記リードクロック信号に同期させて、互いに位相が一致したリードカウンタクロック信号とメモリリードアクセス信号とを生成し、かつ、リセット信号がアクティブになった後に、前記リードクロック信号に同期してアクティブとなるリードカウンタリセット信号を生成するリードコントローラと、
    前記リードクロック信号に同期させてアドレス値の異なる第1のリードアドレス信号を順次発生し、前記リードカウンタリセット信号がアクティブの時にリセットされるリードカウンタと、
    少なくとも前記リードカウンタからの前記第1のリードアドレス信号と、前記リセット信号とに基づいて、第2のリードアドレス信号を前記メモリに出力するリードアドレス設定回路と、
    を有し、
    前記メモリリードアクセス信号のエッジに基づいて前記第2のリードアドレス信号がラッチされ、
    前記リードアドレス設定回路からの前記第2のリードアドレス信号のアドレス値は、前記リセット信号がノンアクティブの時に前記第1のリードアドレス信号のアドレス値に基づいて設定され、前記リセット信号がアクティブの時には、リセットされた後の前記リードカウンタから前記第1アドレス信号が出力される前に、前記第1のリードアドレス信号の論理に拘わらず、前記リードクロック信号と同期させて前記特定アドレス値に変更されることを特徴とする半導体記憶装置。
  3. 請求項において、
    前記リードカウンタの出力線はn本であり、
    前記リードアドレス設定回路は、
    前記リードクロック信号と前記リセット信号とに基づいてゲート制御信号を生成するゲート制御回路と、
    前記n本の出力線のいずれか一つのからの信号と、前記ゲート制御回路からの出力信号とがそれぞれ入力されるn個の論理ゲートと、
    を有することを特徴とする半導体記憶装置。
  4. 請求項において、
    前記リードアドレス設定回路は、
    前記特定アドレス値を記憶したアドレスレジスタと、
    前記リードクロック信号と前記リセット信号とに基づいてセレクタ制御信号を生成するセレクタ制御回路と、
    前記アドレスレジスタからの前記特定アドレス値と前記リードアドレスカウンタからの前記第1のリードアドレス信号のうちの一方を、前記セレクタ制御信号に基づいて選択して前記第2のリードアドレス信号として出力するセレクタと、
    を有することを特徴とする半導体記憶装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれかにおいて、
    前記リードアドレス設定回路は、前記リセット信号がアクティブの時に、前記第2のリードアドレス信号の前記特定アドレス値として0アドレスを設定することを特徴とする半導体記憶装置。
  6. 請求項またはにおいて、
    前記アドレスレジスタは、前記特定アドレス値を任意に設定可能であることを特徴とする半導体記憶装置。
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