JP3439681B2 - 防水コネクタ - Google Patents
防水コネクタInfo
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- JP3439681B2 JP3439681B2 JP04337499A JP4337499A JP3439681B2 JP 3439681 B2 JP3439681 B2 JP 3439681B2 JP 04337499 A JP04337499 A JP 04337499A JP 4337499 A JP4337499 A JP 4337499A JP 3439681 B2 JP3439681 B2 JP 3439681B2
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- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/46—Bases; Cases
- H01R13/52—Dustproof, splashproof, drip-proof, waterproof, or flameproof cases
- H01R13/521—Sealing between contact members and housing, e.g. sealing insert
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
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- H01R13/5216—Dustproof, splashproof, drip-proof, waterproof, or flameproof cases characterised by the sealing material, e.g. gels or resins
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
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- Y10S439/00—Electrical connectors
- Y10S439/933—Special insulation
- Y10S439/936—Potting material or coating, e.g. grease, insulative coating, sealant or, adhesive
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Dispersion Chemistry (AREA)
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等の配線に
使用される防水コネクタに係り、特に端子が内部の防水
用の板状ゲルを突き破って端子挿通孔に挿通されている
放水コネクタに関する。 【０００２】 【従来の技術】図５に、一般的な防水コネクタの一例を
示す。この防水コネクタ20は、端子挿通孔22およびゲル
収容室23を有するコネクタハウジング21と、端子挿通孔
24を有する保持部材25と、コネクタハウジング21の内壁
面21Ｃと保持部材25の内壁面25Ｃに挟まれてゲル収容室
23に収容された板状ゲル材26とを備え、端子挿通孔22と
端子挿通孔24とに跨がって端子27が挿通されている。コ
ネクタハウジング21は、その一方側21Ａに平行する２本
の端子挿通孔22が貫通し、他方側21Ｂに板状ゲル材26を
収容するゲル収容室23を有する。保持部材25は、各端子
挿通孔22の軸線Ｍと一致する平行する２本の端子挿通孔
24が貫通している。 【０００３】この保持部材25は、コネクタハウジング21
の外周部に設けられた突起28に保持部材25の外周部に設
けられた係止部29が係合してゲル収容室23の開口側に取
り付けられている。そして、コネクタハウジング21と保
持部材25との間に挟持された板状ゲル材26により、防水
コネクタ20の水密性が確保されて、外部からの水の浸入
を阻止している。 【０００４】 【発明が解決しようとする課題】ところで、前述した防
水コネクタ20の端子27の端子挿通孔22，24への挿通は、
ゲル収容室23に収容された板状ゲル材26を突き破って挿
通するため、その際に、図６（ａ）に示すように、ゲル
欠落屑46が端子挿通孔22へ入り込み、コネクタの導通不
良を招く虞れがあった。一方、端子27の誤挿入などによ
って引き抜く場合も、図６（ｂ）示すように、端子27の
引き抜きに伴って、ゲル欠落屑46が端子挿通孔24へ入り
込み、同様にコネクタの導通不良を招く虞れがあった。 【０００５】本発明は、前述した問題を解決するために
なされたものであり、その目的は端子挿通孔へのゲル欠
落屑の入り込みによる導通不良を回避する防水コネクタ
を提供することにある。 【０００６】 【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明は、一方側に端子挿通孔が貫通し、他方
側にゲル収容室を有するコネクタハウジングと、前記端
子挿通孔の軸線と一致する端子挿通孔が貫通する保持部
材と、前記コネクタハウジングの内壁面と前記保持部材
の内壁面とに挟まれて前記ゲル収容室に収容された板状
ゲル材とを備えて、前記板状ゲル材を突き破って前記端
子挿通孔に端子が挿通された放水コネクタにおいて、前
記コネクタハウジングの内壁面側にゲル欠落屑を収容す
る第１ゲル屑収容部を形成し、前記保持部材の内壁面側
に第２ゲル屑収容部を形成したことを特徴としている。 【０００７】ここで、第１ゲル屑収容部および第２ゲル
屑収容部としては、コネクタハウジングの内壁面の周縁
に設けられた小片間の空間部からなるものに限らず、コ
ネクタハウジングの内壁面の周縁に設けられた凹溝から
なるものが用いられる。 【０００８】このように構成された防水コネクタにおい
ては、板状ゲル材を突き破って端子を端子挿通孔に挿通
する際に、ゲル欠落屑がコネクタハウジングの内壁面側
に形成された第１ゲル屑収容部に収容されて、端子挿通
孔へのゲル欠落屑の入り込みが防止される。一方、端子
を端子挿通孔から引く抜く際にも、ゲル欠落屑が保持部
材の内壁面側に形成された第２ゲル屑収容部に収容され
て、端子挿通孔へのゲル欠落屑の入り込みが防止され
る。 【０００９】つまり、端子を端子挿通孔に挿通する際、
又は端子を端子挿通孔から引く抜く際にも、発生するゲ
ル欠落屑を収容する逃げ場が設けられているため、端子
挿通孔へのゲル欠落屑の入り込みが防止され、端子挿通
孔へのゲル欠落屑の入り込みによる導通不良が回避され
ることになる。 【００１０】 【発明の実施の形態】以下、本発明に係る実施形態を図
面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に説明する実
施形態において、既に図５および図６において説明した
部材等については、図中相当符号を付すことにより、説
明を簡略化あるいは省略する。 【００１１】図１は、本発明に係る実施形態である放水
コネクタ10を示している。放水コネクタ10のコネクタハ
ウジング11は、一方側11Ａに平行して２本の端子挿通孔
12が貫通し、他方側11Ｂに板状ゲル材16を収容するゲル
収容室13が設けられている。このコネクタハウジング11
の内壁面11Ｃ側には、端子17の挿通，引き抜きに伴って
発生するゲル欠落屑36（図３参照）を収容する第１ゲル
屑収容部31が形成されている。図２に示すように、第１
ゲル屑収容部31は、内壁面11Ｃ側の矩形状端子挿通孔12
周縁の各辺部に小片13Ａが設けられ、その各小片31Ａ間
に生ずる空間部31Ｂによって形成されている。 【００１２】一方、保持部材15には、各端子挿通孔12の
軸線Ｍに一致させて平行して２本の端子挿通孔14が貫通
している。この保持部材15の内壁面15Ｃ側には、発生す
るゲル欠落屑36を収容する第２ゲル屑収容部32が形成さ
れている。第２ゲル屑収容部32は、図２に示す前述と同
様、内壁面11Ｃ側の端子挿通孔12周縁の各辺部に小片31
Ａが設けられ、その各小片31Ａ間に生ずる空間部31Ｂに
よって形成されている。 【００１３】そして、第１ゲル屑収容部31が形成された
コネクタハウジング11の内壁面11Ｃと第２ゲル屑収容部
32が形成された保持部材15の内壁面15Ｃとにより、挟持
されて防水用板状ゲル部材16がゲル収容室19に収容され
ている。また、端子17が、板状ゲル部材16を突き破っ
て、端子挿通孔12，14に跨がって挿通されている。 【００１４】このような実施形態によれば、図３（ａ）
に示すように、板状ゲル部材16を突き破って、端子17を
端子挿通孔12，14に挿通する際に生ずるゲル欠落屑36
は、コネクタハウジング11の内壁面11Ｃ側に形成された
空間部31Ｂからなる第１ゲル屑収容部31に収容される。
一方、図３（ｂ）に示すように、端子17を端子挿通孔1
2，14から引く抜く際にも、発生するゲル欠落屑36が保
持部材15の内壁面15Ｃ側に形成された空間部31Ｂからな
る第２ゲル屑収容部32に収容される。従って、端子挿通
孔12，14へのゲル欠落屑36の入り込みが防止され、これ
により、ゲル欠落屑36による防水コネクタ10の導通不良
が回避される。 【００１５】図４（ａ）ないし図４（ｃ）は、それぞれ
第１ゲル屑収容部31および第２ゲル屑収容部32の変形例
である。図４（ａ）に示す第１ゲル屑収容部31および第
２ゲル屑収容部32は、矩形状の端子挿通孔12，14の４隅
に小片33Ａを設けて各小片33Ａ間に設けられた空間部33
Ｂにより形成されている。図４（ｂ）に示す第１ゲル屑
収容部31および第２ゲル屑収容部32は、矩形状の端子挿
通孔12，14の４隅に設けた凹溝34により形成されてい
る。図４（ｃ）に示す第１ゲル屑収容部31および第２ゲ
ル屑収容部32は、矩形状の端子挿通孔12，14の４辺に設
けられた凹溝35により形成されている。いずれの第１ゲ
ル屑収容部31および第２ゲル屑収容部32でも、前述と同
様に、発生するゲル欠落屑36を、第１ゲル屑収容部31お
よび第２ゲル屑収容部32で収容して、ゲル欠落屑36によ
る導通不良が回避できる。 【００１６】本発明の防水コネクタは、前述した実施形
態に限定されるものではなく、例えば実施形態において
例示したコネクタハウジング，保持部材，板状ゲル材，
端子，第１ゲル屑収容部，第２ゲル屑収容部，端子挿通
孔，ゲル収容室等の材質，形状，寸法，形態，数，配置
等は、本発明を達成できるものであれば、任意であり、
限定されない。また、本発明の防水コネクタは、例えば
車両の配線に使用する防水コネクタに限定されず、その
他、防水コネクタを用いて配線する場所等において使用
する防水コネクタにも用いられる。 【００１７】 【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、端子を端子挿通孔に挿通する際に、発生するゲル欠
落屑を第１ゲル屑収容部に収容するため、端子挿通孔へ
のゲル欠落屑の入り込みが防止される。一方、端子を端
子挿通孔から引く抜く際にも、発生するゲル欠落屑を第
２ゲル屑収容部に収容するため、端子挿通孔へのゲル欠
落屑の入り込みが防止され、ゲル欠落屑による防水コネ
クタの導通不良が回避される。
使用される防水コネクタに係り、特に端子が内部の防水
用の板状ゲルを突き破って端子挿通孔に挿通されている
放水コネクタに関する。 【０００２】 【従来の技術】図５に、一般的な防水コネクタの一例を
示す。この防水コネクタ20は、端子挿通孔22およびゲル
収容室23を有するコネクタハウジング21と、端子挿通孔
24を有する保持部材25と、コネクタハウジング21の内壁
面21Ｃと保持部材25の内壁面25Ｃに挟まれてゲル収容室
23に収容された板状ゲル材26とを備え、端子挿通孔22と
端子挿通孔24とに跨がって端子27が挿通されている。コ
ネクタハウジング21は、その一方側21Ａに平行する２本
の端子挿通孔22が貫通し、他方側21Ｂに板状ゲル材26を
収容するゲル収容室23を有する。保持部材25は、各端子
挿通孔22の軸線Ｍと一致する平行する２本の端子挿通孔
24が貫通している。 【０００３】この保持部材25は、コネクタハウジング21
の外周部に設けられた突起28に保持部材25の外周部に設
けられた係止部29が係合してゲル収容室23の開口側に取
り付けられている。そして、コネクタハウジング21と保
持部材25との間に挟持された板状ゲル材26により、防水
コネクタ20の水密性が確保されて、外部からの水の浸入
を阻止している。 【０００４】 【発明が解決しようとする課題】ところで、前述した防
水コネクタ20の端子27の端子挿通孔22，24への挿通は、
ゲル収容室23に収容された板状ゲル材26を突き破って挿
通するため、その際に、図６（ａ）に示すように、ゲル
欠落屑46が端子挿通孔22へ入り込み、コネクタの導通不
良を招く虞れがあった。一方、端子27の誤挿入などによ
って引き抜く場合も、図６（ｂ）示すように、端子27の
引き抜きに伴って、ゲル欠落屑46が端子挿通孔24へ入り
込み、同様にコネクタの導通不良を招く虞れがあった。 【０００５】本発明は、前述した問題を解決するために
なされたものであり、その目的は端子挿通孔へのゲル欠
落屑の入り込みによる導通不良を回避する防水コネクタ
を提供することにある。 【０００６】 【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明は、一方側に端子挿通孔が貫通し、他方
側にゲル収容室を有するコネクタハウジングと、前記端
子挿通孔の軸線と一致する端子挿通孔が貫通する保持部
材と、前記コネクタハウジングの内壁面と前記保持部材
の内壁面とに挟まれて前記ゲル収容室に収容された板状
ゲル材とを備えて、前記板状ゲル材を突き破って前記端
子挿通孔に端子が挿通された放水コネクタにおいて、前
記コネクタハウジングの内壁面側にゲル欠落屑を収容す
る第１ゲル屑収容部を形成し、前記保持部材の内壁面側
に第２ゲル屑収容部を形成したことを特徴としている。 【０００７】ここで、第１ゲル屑収容部および第２ゲル
屑収容部としては、コネクタハウジングの内壁面の周縁
に設けられた小片間の空間部からなるものに限らず、コ
ネクタハウジングの内壁面の周縁に設けられた凹溝から
なるものが用いられる。 【０００８】このように構成された防水コネクタにおい
ては、板状ゲル材を突き破って端子を端子挿通孔に挿通
する際に、ゲル欠落屑がコネクタハウジングの内壁面側
に形成された第１ゲル屑収容部に収容されて、端子挿通
孔へのゲル欠落屑の入り込みが防止される。一方、端子
を端子挿通孔から引く抜く際にも、ゲル欠落屑が保持部
材の内壁面側に形成された第２ゲル屑収容部に収容され
て、端子挿通孔へのゲル欠落屑の入り込みが防止され
る。 【０００９】つまり、端子を端子挿通孔に挿通する際、
又は端子を端子挿通孔から引く抜く際にも、発生するゲ
ル欠落屑を収容する逃げ場が設けられているため、端子
挿通孔へのゲル欠落屑の入り込みが防止され、端子挿通
孔へのゲル欠落屑の入り込みによる導通不良が回避され
ることになる。 【００１０】 【発明の実施の形態】以下、本発明に係る実施形態を図
面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に説明する実
施形態において、既に図５および図６において説明した
部材等については、図中相当符号を付すことにより、説
明を簡略化あるいは省略する。 【００１１】図１は、本発明に係る実施形態である放水
コネクタ10を示している。放水コネクタ10のコネクタハ
ウジング11は、一方側11Ａに平行して２本の端子挿通孔
12が貫通し、他方側11Ｂに板状ゲル材16を収容するゲル
収容室13が設けられている。このコネクタハウジング11
の内壁面11Ｃ側には、端子17の挿通，引き抜きに伴って
発生するゲル欠落屑36（図３参照）を収容する第１ゲル
屑収容部31が形成されている。図２に示すように、第１
ゲル屑収容部31は、内壁面11Ｃ側の矩形状端子挿通孔12
周縁の各辺部に小片13Ａが設けられ、その各小片31Ａ間
に生ずる空間部31Ｂによって形成されている。 【００１２】一方、保持部材15には、各端子挿通孔12の
軸線Ｍに一致させて平行して２本の端子挿通孔14が貫通
している。この保持部材15の内壁面15Ｃ側には、発生す
るゲル欠落屑36を収容する第２ゲル屑収容部32が形成さ
れている。第２ゲル屑収容部32は、図２に示す前述と同
様、内壁面11Ｃ側の端子挿通孔12周縁の各辺部に小片31
Ａが設けられ、その各小片31Ａ間に生ずる空間部31Ｂに
よって形成されている。 【００１３】そして、第１ゲル屑収容部31が形成された
コネクタハウジング11の内壁面11Ｃと第２ゲル屑収容部
32が形成された保持部材15の内壁面15Ｃとにより、挟持
されて防水用板状ゲル部材16がゲル収容室19に収容され
ている。また、端子17が、板状ゲル部材16を突き破っ
て、端子挿通孔12，14に跨がって挿通されている。 【００１４】このような実施形態によれば、図３（ａ）
に示すように、板状ゲル部材16を突き破って、端子17を
端子挿通孔12，14に挿通する際に生ずるゲル欠落屑36
は、コネクタハウジング11の内壁面11Ｃ側に形成された
空間部31Ｂからなる第１ゲル屑収容部31に収容される。
一方、図３（ｂ）に示すように、端子17を端子挿通孔1
2，14から引く抜く際にも、発生するゲル欠落屑36が保
持部材15の内壁面15Ｃ側に形成された空間部31Ｂからな
る第２ゲル屑収容部32に収容される。従って、端子挿通
孔12，14へのゲル欠落屑36の入り込みが防止され、これ
により、ゲル欠落屑36による防水コネクタ10の導通不良
が回避される。 【００１５】図４（ａ）ないし図４（ｃ）は、それぞれ
第１ゲル屑収容部31および第２ゲル屑収容部32の変形例
である。図４（ａ）に示す第１ゲル屑収容部31および第
２ゲル屑収容部32は、矩形状の端子挿通孔12，14の４隅
に小片33Ａを設けて各小片33Ａ間に設けられた空間部33
Ｂにより形成されている。図４（ｂ）に示す第１ゲル屑
収容部31および第２ゲル屑収容部32は、矩形状の端子挿
通孔12，14の４隅に設けた凹溝34により形成されてい
る。図４（ｃ）に示す第１ゲル屑収容部31および第２ゲ
ル屑収容部32は、矩形状の端子挿通孔12，14の４辺に設
けられた凹溝35により形成されている。いずれの第１ゲ
ル屑収容部31および第２ゲル屑収容部32でも、前述と同
様に、発生するゲル欠落屑36を、第１ゲル屑収容部31お
よび第２ゲル屑収容部32で収容して、ゲル欠落屑36によ
る導通不良が回避できる。 【００１６】本発明の防水コネクタは、前述した実施形
態に限定されるものではなく、例えば実施形態において
例示したコネクタハウジング，保持部材，板状ゲル材，
端子，第１ゲル屑収容部，第２ゲル屑収容部，端子挿通
孔，ゲル収容室等の材質，形状，寸法，形態，数，配置
等は、本発明を達成できるものであれば、任意であり、
限定されない。また、本発明の防水コネクタは、例えば
車両の配線に使用する防水コネクタに限定されず、その
他、防水コネクタを用いて配線する場所等において使用
する防水コネクタにも用いられる。 【００１７】 【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、端子を端子挿通孔に挿通する際に、発生するゲル欠
落屑を第１ゲル屑収容部に収容するため、端子挿通孔へ
のゲル欠落屑の入り込みが防止される。一方、端子を端
子挿通孔から引く抜く際にも、発生するゲル欠落屑を第
２ゲル屑収容部に収容するため、端子挿通孔へのゲル欠
落屑の入り込みが防止され、ゲル欠落屑による防水コネ
クタの導通不良が回避される。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係る実施形態を示す断面図である。
【図２】図１の要部拡大斜視図である。
【図３】本発明に係る実施形態の作用を示す断面図であ
る。 【図４】第１および第２ゲル屑収容部の変形例の断面図
である。 【図５】一般的な防水コネクタの断面図である。 【図６】一般的な防水コネクタの作用を示す断面図であ
る。 【符号の説明】 10 防水コネクタ 11 コネクタハウジング 12，14 端子挿通孔 13 ゲル収容室 15 保持部材 16 板状ゲル部材 17 端子 31 第１ゲル屑収容部 32 第２ゲル屑収容部
る。 【図４】第１および第２ゲル屑収容部の変形例の断面図
である。 【図５】一般的な防水コネクタの断面図である。 【図６】一般的な防水コネクタの作用を示す断面図であ
る。 【符号の説明】 10 防水コネクタ 11 コネクタハウジング 12，14 端子挿通孔 13 ゲル収容室 15 保持部材 16 板状ゲル部材 17 端子 31 第１ゲル屑収容部 32 第２ゲル屑収容部
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項１】 一方側に端子挿通孔が貫通し、他方側に
ゲル収容室を有するコネクタハウジングと、前記端子挿
通孔の軸線と一致する端子挿通孔が貫通する保持部材
と、前記コネクタハウジングの内壁面と前記保持部材の
内壁面とに挟まれて前記ゲル収容室に収容された板状ゲ
ル材とを備えて、前記板状ゲル材を突き破って前記端子
挿通孔に端子が挿通された防水コネクタにおいて、 前記コネクタハウジングの内壁面側にゲル欠落屑を収容
する第１ゲル屑収容部を形成し、前記保持部材の内壁面
側に第２ゲル屑収容部を形成したことを特徴とする防水
コネクタ。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04337499A JP3439681B2 (ja) | 1999-02-22 | 1999-02-22 | 防水コネクタ |
| US09/505,661 US6171145B1 (en) | 1999-02-22 | 2000-02-17 | Waterproof connector |
| DE10007732A DE10007732C2 (de) | 1999-02-22 | 2000-02-19 | Wasserdichter Stecker |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04337499A JP3439681B2 (ja) | 1999-02-22 | 1999-02-22 | 防水コネクタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000243508A JP2000243508A (ja) | 2000-09-08 |
| JP3439681B2 true JP3439681B2 (ja) | 2003-08-25 |
Family
ID=12662074
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP04337499A Expired - Fee Related JP3439681B2 (ja) | 1999-02-22 | 1999-02-22 | 防水コネクタ |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6171145B1 (ja) |
| JP (1) | JP3439681B2 (ja) |
| DE (1) | DE10007732C2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001266998A (ja) * | 2000-03-16 | 2001-09-28 | Yazaki Corp | 防水コネクタ |
| JP2002367716A (ja) * | 2001-06-04 | 2002-12-20 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | 防水コネクタ |
| JP5708855B1 (ja) * | 2014-03-07 | 2015-04-30 | 第一精工株式会社 | 電気コネクタの製造方法 |
Family Cites Families (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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