JP3438998B2 - ベルトサンダ - Google Patents

ベルトサンダ

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JP3438998B2
JP3438998B2 JP16763795A JP16763795A JP3438998B2 JP 3438998 B2 JP3438998 B2 JP 3438998B2 JP 16763795 A JP16763795 A JP 16763795A JP 16763795 A JP16763795 A JP 16763795A JP 3438998 B2 JP3438998 B2 JP 3438998B2
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  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ハウジングの前後へ駆
動ローラと従動ローラとを前後へ平行に配置し、その駆
動ローラと従動ローラ間に、研磨ベルトを着脱可能に張
設する張設機構を備えたベルトサンダに関する。
【0002】
【従来の技術】上記張設機構としては、例えば実開昭5
9−62954号公報や実開昭62−121050号公
報に開示の如く、従動ローラを支持する支持アームとハ
ウジング間に引張スプリングを張設して支持アームを前
方へ付勢すると共に、その支持アームに、ハウジングへ
当接して支持アームの前進位置を規制するレバーを回動
可能に設け、前記レバーの回転操作によって支持アーム
を前後させて、従動ローラを研磨ベルトの緊張位置、着
脱位置とに移動可能としたものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の張設機構に
おいては、引張スプリングを用いて支持アームを付勢す
る構成であるから、ハウジングと支持アームに夫々引張
スプリングの両端部を引っ掛ける係止部を設ける必要が
ある上、その組付けの手間もかかる。又研磨ベルトの緊
張時、着脱時何れにおいても引張スプリングには常に引
張力が加わる形態であるため、研磨ベルト着脱がしにく
いのに加えて、引張スプリングの弾性の低下も早く、充
分な耐久性が得られなくなっている。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、加工の
少ない簡単な構造で、操作性や耐久性も好適な張設機構
を備えたベルトサンダを提供するもので、その構成は、
前記張設機構を、前端へ従動ローラを支持して前後移動
自在な支持アームと、その支持アームと前記ハウジング
との間で前後方向に配置される圧縮スプリングと、その
圧縮スプリングと従動ローラとの間で前記支持アームに
設けられ、前記圧縮スプリングと離反して前記支持アー
ムへの付勢力を失わせる離反位置から、圧縮スプリング
直接押し込んで前記支持アームへの付勢力を生じさせ
る押込み位置まで回動可能な操作レバーとで構成したこ
とを特徴とするものである。又前記操作レバーを、回転
中心を前記圧縮スプリングの略延長線上に設定したカム
板とし、圧縮スプリングと当接するカム面と前記回転中
心との間が最も広くなる前記押込み位置では、前記カム
面を、圧縮スプリングと略直交する直線状に形成するの
が望ましい。
【0005】
【作用】操作レバーを圧縮スプリングとの離反位置へ回
転させると、支持アームへの付勢力は失われて支持アー
ムを任意に前後移動可能となるから、支持アームと従動
ローラを後退させて研磨ベルトを着脱できる。研磨ベル
トの装着後は、操作レバーを圧縮スプリングの押込み位
置まで回転させると、操作レバーによって押し込まれた
圧縮スプリングが支持アームを前方へ付勢し、同時に付
勢される従動アームと駆動ローラ間の研磨ベルトを緊張
させる。又操作レバーを前記カム板とすると、回転によ
って圧縮スプリングと当接するカム面と回転中心との間
の距離が増減し、この距離が広くなるに従って圧縮スプ
リングは押し込まれる。そして押込み位置では、カム面
が直線状であるから、当該位置でカム板の回動は規制さ
れ、ロック状態となる。
【0006】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。図1,2はベルトサンダ1の説明図で、ハウジング
2の上部に内蔵されたモータ3の回転は、モータ軸4か
ら傘歯車5を介して下部の駆動ローラ7のローラ軸6へ
伝えられ、駆動ローラ7を回転させる。この駆動ローラ
7の前方(図1,2の右側)には、従動ローラ8が平行
に配置されると共に、その従動ローラ8との間で研磨ベ
ルト9が張設されており、駆動ローラ7の回転によって
両ローラ間を研磨ベルト9が回転するものとなる。又両
ローラ間の下部ハウジング2aの下面には、サンディン
グプレート10が取着されており、このサンディングプ
レート10によって回転する研磨ベルト9を被研磨面へ
押し当てて、研磨加工が行われる。尚27は、下部ハウ
ジング2aの長孔26を貫通して突出する従動ローラ8
の軸8aの先端に螺合される調整ツマミで、スプリング
28によって図2の下方へ付勢される従動ローラ8の左
右位置を、調整ツマミ27の回動で調節可能としたもの
である。
【0007】そして前記従動ローラ8には、研磨ベルト
9を着脱する張設機構11が設けられる。この張設機構
11は、図3にも示すように、従動ローラ8の軸8aの
両端を固着する支持板12,12を前方へ延設させた支
持アーム13と、その支持アーム13へ回動可能に取着
されるレバー16、そして圧縮スプリング21とからな
る。前記支持アーム13は、下部ハウジング2aへ設け
たリブ22の切欠部23を通って後方へ延設される平板
部14と、その平板部14から更に後方へ延設され、後
方のリブ24のスリット25を貫通して先端に折曲部1
5aを形成したガイド部15とを有し、前記圧縮スプリ
ング21はガイド部15に遊挿されている。又前記レバ
ー16は、カム板17において、丸孔の両端へ切除部1
8,18を点対称に設けた透孔19を、支持アーム13
の平板部14の上部へ形成された係止突起14a,14
aへ前記切除部18,18から嵌め込んで回動させるこ
とで、切除部18,18と係止突起14a,14aとが
一致する位置以外でレバー16は回動自在に支持され
る。矢印a方向への回転では、リブ22へ当接するま
で、矢印b方向の回転では、カム板17のカム面17a
が平板部14のストッパ14bへ当接するまで回転可能
である。更にここではカム板17の回動中心Oを、カム
面17aからは近く、カム面17bからは遠くし、且つ
圧縮スプリング21の延長線L上に設定しているから、
レバー16の図2,3の位置では、カム板17のカム面
17bが圧縮スプリング21と略直交し、ここに圧縮ス
プリング21の前端が当接して最も押し込まれた状態と
なり、カム板17と一体の支持アーム13、従動ローラ
8を前方へ付勢することになる。一方リブ22へ当接す
るまでレバー16を回転させた場合は、圧縮スプリング
21とカム板17とは離反しカム板17への付勢力は失
われるものとなる。
【0008】以上の如く構成された研磨ベルトの張設機
構11は、図2,図4(A)の位置から操作片20によ
ってレバー16を矢印a方向へ回転させると、カム板1
7の回転に従って圧縮スプリング21との接触位置が図
4(B)のようにカム面17bからカム面17aへ移動
し、リブ22へ当接する時点では図4(C)のように圧
縮スプリング21と離反するから、支持アーム13、従
動ローラ8は、折曲部15aがリブ24と係止する最前
方位置(図4(C))から、支持板12,12がリブ2
2へ当接する最後方位置(図4(D))との間を前後移
動自在となり、駆動ローラ7との間への研磨ベルト9の
着脱が可能となる。研磨ベルト9を装着後は、図4
(D)の状態からレバー16を今度は矢印b方向へ回転
させると、カム板17へ当接した圧縮スプリング21
が、カム板17の回転に伴って徐々に押し込まれ、即ち
徐々に前方へ付勢力を与え、カム板17がストッパ14
bへ当接する時点では、図4(A)のように圧縮スプリ
ング21は最も圧縮された状態でカム面17bを押圧す
るものとなり、前方へ付勢される従動ローラ8は研磨ベ
ルト9を緊張させることになる。又この緊張位置では、
圧縮スプリング21が押圧するカム板17のカム面17
bは、圧縮スプリング21に対して略直交(ここではや
や右前方へ傾斜)する直線となっているから、レバー1
6が矢印a方向へ回転しにくいロック状態が簡単に得ら
れる。このように本実施例によれば、安価な圧縮スプリ
ング21の採用により、研磨ベルト9の張設機構11が
少ない加工や部品点数簡単に構成でき、組み付けは勿
論、操作も容易で合理的な構造となる。又圧縮スプリン
グ21は着脱位置(図4(C)(D))では外力の加わ
らない常態に復帰するから、弾性の低下が少なく、耐久
性を好適に維持できる。
【0009】尚上記実施例では、カム板17を有したレ
バー16で圧縮スプリングの押込み量を変化させるもの
としたが、このようなカム板を用いず、レバーの回転中
心を圧縮スプリングの左右どちらか片側へずらせて、揺
動するレバーで直接圧縮スプリングを押し込む構造とし
ても良い。但しこの場合は圧縮スプリングの押込み位置
で操作レバーを係止する構成が必要となる。
【0010】
【発明の効果】以上本発明によれば、圧縮スプリングと
の組み合わせにより、加工が少なく、組み付けも容易と
なる合理的な構造で研磨ベルトの張設機構を構成でき
る。又圧縮スプリングには離反位置において外力が加わ
らないから、弾性の低下が少なく、耐久性の維持も期待
できる。又操作レバーを前記カム板とすると、操作レバ
ーの形状のみで圧縮スプリングの押込みと研磨ベルト緊
張時のロックが行え、操作性の向上に加えて構成がより
簡略化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ベルトサンダの説明図である。
【図2】張設機構の説明図である。
【図3】張設機構の説明図である。
【図4】(A)張設機構の作動説明図である。 (B)張設機構の作動説明図である。 (C)張設機構の作動説明図である。 (D)張設機構の作動説明図である。
【符号の説明】
1・・ベルトサンダ、2・・ハウジング、7・・駆動ロ
ーラ、8・・従動ローラ、9・・研磨ベルト、11・・
張設機構、12・・支持板、13・・支持アーム、14
・・平板部、15・・ガイド部、16・・レバー、17
・・カム板、20・・操作片、21・・圧縮スプリン
グ、22,24・・リブ。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングの前後へ駆動ローラと従動ロ
    ーラとを平行に配置し、前記駆動ローラと従動ローラ間
    に、研磨ベルトを着脱可能に張設する張設機構を設けた
    ベルトサンダであって、 前記張設機構を、前端へ従動ローラを支持して前後移動
    自在な支持アームと、その支持アームと前記ハウジング
    との間で前後方向に配置される圧縮スプリングと、その
    圧縮スプリングと従動ローラとの間で前記支持アームに
    設けられ、前記圧縮スプリングと離反して前記支持アー
    ムへの付勢力を失わせる離反位置から、圧縮スプリング
    直接押し込んで前記支持アームへの付勢力を生じさせ
    る押込み位置まで回動可能な操作レバーとで構成したこ
    とを特徴とするベルトサンダ。
  2. 【請求項2】 前記操作レバーが、回転中心を前記圧縮
    スプリングの略延長線上に設定したカム板で、圧縮スプ
    リングが当接するカム面と前記回転中心との間が最も広
    くなる前記押込み位置では、前記カム面を、圧縮スプリ
    ングと略直交する直線状に形成した請求項1に記載のベ
    ルトサンダ。
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