JP3438541B2 - ウォッシャノズル取付け装置 - Google Patents
ウォッシャノズル取付け装置Info
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60S—SERVICING, CLEANING, REPAIRING, SUPPORTING, LIFTING, OR MANOEUVRING OF VEHICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60S1/00—Cleaning of vehicles
- B60S1/02—Cleaning windscreens, windows or optical devices
- B60S1/46—Cleaning windscreens, windows or optical devices using liquid; Windscreen washers
- B60S1/48—Liquid supply therefor
- B60S1/52—Arrangement of nozzles; Liquid spreading means
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Water Supply & Treatment (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
Description
ガラスにウォッシャノズルを取り付けるための装置、と
くに、ウォッシャノズルの位置決めをするための装置に
関する。 【0002】 【従来の技術】車両のテールゲートガラスにウォッシャ
ノズルを直接取り付ける場合、とくにウォッシャノズル
がテールゲートガラスの中心線上から外れているときに
は、ウォッシャノズルの噴水方向、すなわち、ウォッシ
ャノズルの位置決めを正確に定める必要があるが、テー
ルゲートガラスにウォッシャノズルを取り付けるためテ
ールゲートガラスには通常丸孔が明けられているので、
ウォッシャノズルを正確に位置決めすることは比較的難
しく、このため従来は、テールゲートガラスの組立てラ
インで治具を使用してウォッシャノズルを正確に位置決
めしなければならず、ウォッシャノズル取付けの作業効
率が必ずしも良くなかった。 【0003】また、特開平6−179322号公報に示
されているように、車両のフロントガラスにおけるシー
ル部材にパイプライン等の洗浄液供給路を組み込むと共
に、上記シール部材にノズルを取り付けて、洗浄液供給
路とノズルとを連通させるようにしたものがみられる
が、この場合にはシール部材が大型化する不具合があ
り、また、シール部材に対するパイプラインの固定やノ
ズルの挿入が困難であるばかりでなく、ノズルの洗浄液
噴射方向を正確に定めることは非常に難しい欠点があ
る。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、車両
のウインドウガラスにウォッシャノズルを取り付ける場
合、ウォッシャノズルの正確な位置決めが容易となるよ
うにすることにある。 【0005】 【課題を解決するための手段】このため、本発明にかか
るウォッシャノズル取付け装置は、車両のウインドウガ
ラスに形成された貫通孔、同貫通孔を挿通するウォッシ
ャパイプ、同ウォッシャパイプの一端に装着されて上記
ウインドウガラスの外面上に配置されたウォッシャノズ
ル、及び、上記ウインドウガラスの外周に取り付けられ
たモールに一体成型され上記ウォッシャノズルに当接す
る上記ウォッシャノズルの回り止めをそなえている。 【0006】このため、ウインドウガラスの外面上に配
置されたウォッシャノズルはモールに一体成型された回
り止めと当接することにより、容易に、かつ、正確に位
置決めできるので、ウインドウガラス外面上の清掃を常
に良好に実施させることができると共に、ウォッシャノ
ズルをそなえたウインドウガラスの組み立て時に、ウォ
ッシャノズルの位置決めがきわめて簡単となって、作業
能率を容易に高めることができる。 【0007】 【発明の実施の形態】以下、図面に示す本発明の各実施
形態例について、同等部分にはそれぞれ同一符号を付け
て説明する。図1〜図3において、車両のテールゲート
ガラス1は、予め成型されたガラス本体2を型に入れ、
ガラス本体2の外周に塩化ビニール樹脂、ウレタン樹脂
等を射出成型してモール3が形成されるモジュール成型
ガラスであって、モール3の上部に切欠き4が一体成型
されている。 【0008】また、ガラス本体2の上部にモール3と近
接して形成された貫通孔5にウォッシャパイプ6が挿通
し、ウォッシャパイプ6の頂部に装着されたウォッシャ
ノズル7はモール3の切欠き4に嵌め込まれて回り止め
される結果、その洗浄水噴口が正確に一定方向へ規制さ
れ、すなわち、ウォッシャノズル7の位置決めが正確に
行われると共に、弾性パッキン8を挟んでガラス本体2
の外面上に定置され、ガラス本体2の内面側から弾性パ
ッキン8を挟んで樹脂ナット9をウォッシャパイプ6に
ねじ込み、ガラス本体2に締め付けることによって、ウ
ォッシャノズル7がガラス本体2の外面上に固定され、
ウォッシャパイプ6の下部に接続された図示しないホー
スからウォッシャノズル7へ洗浄水が供給されるように
構成されている。 【0009】すなわち、テールゲートガラス1がモジュ
ール成型ガラスであるため、モール3に切欠き4を正確
に形成させることが比較的容易であり、従って、切欠き
4に嵌め込まれたウォッシャノズル7は、その洗浄水噴
口が正確、かつ、自動的に最適方向へ規制された状態で
回り止めされており、また、前記公開公報所載の場合と
比較してウォッシャノズル7がガラス本体2の中央近く
に配置されているので、ガラス本体2が全体的に湾曲し
ていても、ウォッシャノズル7の噴口から最適の方向へ
噴出される洗浄水によって、ガラス本体2の外面上をワ
イパ10により常に効率よく、かつ、良好に清掃させる
ことができる。 【0010】さらに、ウォッシャノズル7は切欠き4に
嵌め込まれることにより、その洗浄水噴口が正確、か
つ、自動的に一定方向へ規制されるので、ウォッシャノ
ズル7をそなえたテールゲートガラス1の正確な組立て
がきわめて簡単であるため、ウォッシャノズル7の方向
性を確保するために組立て治具を使用する等の必要性は
全くなくなり、テールゲートガラス1の組立て作業にお
ける能率を容易に高めて、コスト低減を図ることができ
る長所がある。 【0011】図4に示す実施形態例では、ガラス本体2
の外面上へ延びる突起20がテールゲートガラス1のモ
ール3に一体成型されており、ウォッシャノズル7は、
ガラス本体2への取り付け時に突起20に当接すること
により回り止めされて、その洗浄水噴口が正確、かつ、
自動的に一定方向へ規制された状態で、ガラス本体2の
外面上に固定されるようになっていて、上記実施形態例
と同等の作用効果を奏することができる。 【0012】また、図5(A)に示す実施形態例におい
ては、テールゲートガラス1の上角部でモール3に切欠
き30が一体成型され、ウォッシャノズル7は切欠き3
0に嵌め込まれて回り止めされ、また、図5(B)に示
す実施形態例においては、テールゲートガラス1の上角
部でガラス本体2の外面上へ延びる突起40がモール3
に一体成型されていて、ウォッシャノズル7はガラス本
体2への取り付け時に突起40に当接することにより回
り止めされて、それぞれウォッシャノズル7の洗浄水噴
口が正確、かつ、自動的に一定方向へ規制された状態
で、ガラス本体2の外面上に固定されるので、ウォッシ
ャノズル7の噴口から最適の方向へ洗浄水を噴出させ
て、ガラス本体2の外面上を常に効率よく、かつ、良好
に清掃させることができると同時に、ウォッシャノズル
7をそなえたテールゲートガラス1の正確な組み立てが
きわめて簡単となって、その作業能率を容易に高めるこ
とができ、しかも、ウォッシャノズル7がテールゲート
ガラス1の上角部に配置されていて、ウォッシャノズル
7が比較的目立たないため、車両後部の外観を比較的良
好に保つことができる利点がある。 【0013】なお、上記各実施形態例はテールゲートガ
ラスの上部にウォッシャノズルが配置されているが、テ
ールゲートガラス等のリヤウインドウガラスの下部にウ
ォッシャノズルを配置する場合にも同様に実施できるも
のであり、また、フロントウインドウガラスの上部また
は下部にウォッシャノズルを配置する場合にも同様に実
施できて、それぞれ上記各実施形態例と同様な作用効果
を奏することができるのはいうまでもなく、さらに、予
め成型されたモールを車両用ウインドウガラスの周囲に
嵌め込む場合においても、そのモールにウォッシャノズ
ルを回り止めする切欠きもしくは突起を形成して、これ
により上記各実施形態例の場合と同様にウォッシャノズ
ルの噴射方向を規制するようにしてもよいものである。 【0014】 【発明の効果】本発明にかかるウォッシャノズル取付け
装置にあっては、ウインドウガラスの外面上に配置され
たウォッシャノズルはモールに一体成型された回り止め
と当接することにより、容易に、かつ、正確に位置決め
できるので、ウインドウガラス外面上の清掃を常に良好
に実施させることができると共に、ウォッシャノズルを
そなえたウインドウガラスの組立て時に、ウォッシャノ
ズルの位置決めがきわめて簡単となって、作業能率を容
易に高めることができる長所がある。
視図。 【符号の説明】 1 テールゲートガラス 2 ガラス本体 3 モール 4 切欠き 7 ウォッシャノズル 20 突起 30 切欠き 40 突起
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 車両のウインドウガラスに形成された貫
通孔、同貫通孔を挿通するウォッシャパイプ、同ウォッ
シャパイプの一端に装着されて上記ウインドウガラスの
外面上に配置されたウォッシャノズル、及び、上記ウイ
ンドウガラスの外周に取り付けられたモールに一体成型
され上記ウォッシャノズルに当接する上記ウォッシャノ
ズルの回り止めをそなえたウォッシャノズル取付け装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20533897A JP3438541B2 (ja) | 1997-07-15 | 1997-07-15 | ウォッシャノズル取付け装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20533897A JP3438541B2 (ja) | 1997-07-15 | 1997-07-15 | ウォッシャノズル取付け装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1134814A JPH1134814A (ja) | 1999-02-09 |
JP3438541B2 true JP3438541B2 (ja) | 2003-08-18 |
Family
ID=16505261
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20533897A Expired - Fee Related JP3438541B2 (ja) | 1997-07-15 | 1997-07-15 | ウォッシャノズル取付け装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3438541B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6222166B2 (ja) | 2015-05-22 | 2017-11-01 | トヨタ自動車株式会社 | 車両用ウィンドウォッシャ装置 |
-
1997
- 1997-07-15 JP JP20533897A patent/JP3438541B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH1134814A (ja) | 1999-02-09 |
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