JP3437888B2 - 列車ダイヤ作成支援装置 - Google Patents

列車ダイヤ作成支援装置

Info

Publication number
JP3437888B2
JP3437888B2 JP00489896A JP489896A JP3437888B2 JP 3437888 B2 JP3437888 B2 JP 3437888B2 JP 00489896 A JP00489896 A JP 00489896A JP 489896 A JP489896 A JP 489896A JP 3437888 B2 JP3437888 B2 JP 3437888B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
train
schedule
train schedule
solution
operation plan
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP00489896A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09193806A (ja
Inventor
憲一 酒井
和男 栗原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP00489896A priority Critical patent/JP3437888B2/ja
Publication of JPH09193806A publication Critical patent/JPH09193806A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3437888B2 publication Critical patent/JP3437888B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Train Traffic Observation, Control, And Security (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、計算機等を用いて
列車の運行計画の作成を支援する列車ダイヤ作成支援装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の列車ダイヤ自動作成装置は、特開
平3−112769号公報に開示されているように、専
門家の知識をデータベースに登録し、この知識を参照し
且つ制約条件を加味しながらダイヤを作成している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この列車ダイヤ自動作
成装置は、専門家の知識及び制約条件からダイヤを作成
する方法をとっており、ある1つの列車の制約条件違反
の解決案が他の制約条件に違反するような場合は、何度
も制約条件違反検出,解決案作成,運行計画変更を行っ
ている。また、制約条件違反が検出された場合は、総て
の運行計画から制約条件違反がないかどうかを判定して
いるために、制約条件違反の有無の確認に長い処理時間
を要する。
【0004】本発明の目的は、列車ダイヤ作成過程で発
生した、同一駅から発着する列車の競合余裕時間は所定
値以上である、という制約条件違反を解決するための
支援処理時間を信頼性を低下させることなく短縮するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記した課題
を解決するために、作成された運行計画列車ダイヤに
制約条件の違反が発生したとき、すなわち、前記競合
余裕時間が所定値未満のときには、該制約条件違反に対
する解決案を作成し、この解決案と運行計画列車ダイヤ
に基づいて制約条件違反となる列車及び同一駅から当刻
列車の直前あるいは直後に発着する列車の仮列車ダイヤ
を作成して該仮列車ダイヤに制約条件違反がないかどう
かを判定し、制約条件に違反しない解決案に基づいて前
記運行計画列車ダイヤを変更するようにしたことを特徴
とする。このように制約条件違反を解消するための解決
案に従って該制約条件違反となる列車及び同一駅から当
刻列車の直前あるいは直後に発着する列車の仮列車ダイ
ヤ作成し、この仮列車ダイヤについて制約条件に違反す
るかどうかを判定するようにすることにより、前記制約
条件違反を短時間に解決することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。
【0007】本発明になる列車ダイヤ作成支援装置は、
図1に示すブロック図のように、指示入力やダイヤ図等
を表示する表示部101と、指示入力を行う入力部10
2と、この入力部102からの入力と後述するダイヤ作
成データに従って列車ダイヤを作成するダイヤ作成部1
03と、路線条件,車両条件,制約条件等のダイヤ作成
データを格納するデータベース104と、作成された列
車ダイヤが制約条件に違反していないかどうかを判定す
る制約条件判定部105と、作成された運行計画列車ダ
イヤを格納する運行計画ダイヤ格納部106と、制約条
件に違反したときにその解決案を作成する解決案作成部
107と、専門家の知識に基づく解決案が格納されてい
る解決案データベース108と、解決案を実行したのと
同様の部分的な仮列車ダイヤを作成する状況作成部10
9と、この状況作成部109で作成された仮列車ダイヤ
を格納する状況格納部110を備える。
【0008】図3〜図6は列車ダイヤ図であり、縦軸に
駅(距離)を示し、横軸に時間経過を示している。30
1,302,303,304,309,310,311
は列車の運行計画、即ち、列車ダイヤを示している。3
05,306,307,308は、それぞれ、A駅,B
駅、C駅、D駅を表す駅線を示している。t1〜t9は、
各列車ダイヤの発着時刻を示している。
【0009】ここで、制約条件及び解決案を次のように
仮定する。
【0010】制約条件1 : D駅での列車の競合余裕
時間(d)は、TD以上である。
【0011】制約条件2 : B駅での出庫列車と後続
列車の競合余裕時間(b)は、TB以上である。
【0012】解決案 1 : D駅での列車の競合余裕
時間(d)がTD未満であれば、問題列車のD駅発時
刻を競合余裕時間を確保できる時間分繰上げ又は繰下げ
る。
【0013】解決案 2 : B駅での出庫列車と後続
列車の競合余裕時間(b)がTB未満であれば、問題
列車のC駅発時刻を競合余裕時間を確保できる時間分繰
上げ又は繰下げる。
【0014】図3は作成途中のダイヤ図であり、列車ダ
イヤ301に従って運行する列車はは時刻t1にD駅に
到着し、列車ダイヤ302に従って運行する列車は時刻
2にD駅に到着し、列車ダイヤ303に従って運行す
る列車は時刻t4にB駅を出発する。そして、列車ダイ
ヤ304に従って時刻t3にD駅を出発する列車は、列
車ダイヤ302に従って該駅Dに到着した列車の折り返
し列車である。
【0015】ここで、ダイヤ作成部103は、入力部1
02からの入力とデータベース104に基づいて、図4
に示すように、列車ダイヤ301に従ってD駅に到着し
た列車を該D駅で折り返して該D駅を時刻t5に出発す
る列車ダイヤ309を作成し、制約条件判定部105で
制約条件違反の有無を判定した後に運行計画ダイヤ格納
部106に格納する。このときD駅での列車ダイヤ30
9に従う列車と列車ダイヤ302に従う列車の競合余裕
時間tdは td = t2−t5 < TD となり、前述した制約条件1に違反する。
【0016】ここで、このような制約条件違反が発生し
たときに本発明になる列車ダイヤ作成支援装置が実行す
る解決案作成方法を図2のフローチャートを参照してを
説明する。
【0017】先ず、ステップS1において、解決案作成
部107は、解決案データベース108を参照して制約
条件1に違反する場合の解決案を作成する。この場合の
解決案は、解決案1となり、図5に示すように、列車ダ
イヤ309の列車のD駅の発車時刻をt6まで繰上げて
列車ダイヤ310とするものである。次に、ステップS
2において、解決案作成部107は、この解決案1の内
容を状況作成部109へ送り、状況作成部109は、運
行計画ダイヤ格納部106に格納されている運行計画列
車ダイヤと前記解決案1に基づいて、列車ダイヤ310
の周辺の列車のみの部分的な仮列車ダイヤを作成して状
況格納部110へ格納する。次に、ステップS3におい
て、制約条件判定部105は、この状況作成部109で
作成した列車ダイヤ310の周辺の部分的な仮列車ダイ
ヤが制約条件に違反していないかどうかをチェックす
る。このとき、列車ダイヤ310と列車ダイヤ303に
従って運行する列車のB駅での競合余裕時間tbは tb = t7−t4 < TB となり、制約条件2に違反する。そこで、ステップS1
に戻り、解決案作成部107は、この制約条件違反を解
決するための解決案を作成する。この場合の解決案は、
前述した解決案2となり、図6に示すように、列車ダイ
ヤ310に従う列車のB駅での発車時刻が tb = t8−t4 >= TB となるようにC駅での発車時刻をt9に繰下げた列車ダ
イヤ311とするものである。次のステップS2におい
て、状況作成部109は、この解決案2と先に状況格納
部110へ格納した状況に基づいて列車ダイヤ311の
周辺の部分的な仮列車ダイヤを作成し、この仮列車ダイ
ヤを状況格納部110へ格納する。次に、ステップS3
において、再び制約条件判定部105は、この列車ダイ
ヤ311の周辺の部分的な仮列車ダイヤが制約条件に違
反していないかどうかのチェックを行う。若し、制約条
件違反があれば、更に、この条件違反を解決するための
解決案の作成を繰り返す。
【0018】ここでは制約条件の違反がないので、次の
ステップS4に進み、これまでに作成した2つの解決案
を表示部101へ送信して該表示部101で表示する。
そして入力部102から実行(了承)の指示が入力され
た場合は、ダイヤ作成部103によりこの解決案に基づ
いて運行計画ダイヤ格納部106に格納された運行計画
列車ダイヤの変更を実行して処理を終了する。
【0019】
【発明の効果】本発明は、作成中の運行計画列車ダイヤ
同一駅から発着する列車の競合余裕時間は所定値以上
である、という制約条件違反が発生したときに、
約条件に違反した列車及び同一駅から当該列車の直前あ
るいは直後に発着する列車の部分的な仮列車ダイヤを作
成して制約条件違反を解決する解決案の良否を確認した
後に運行計画列車ダイヤの変更を実行するので、前記制
条件違反解決のための支援の信頼性を低下させること
なく、支援動作の応答性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる列車ダイヤ作成支援装置のブロッ
ク図である。
【図2】本発明になる列車ダイヤ作成支援装置が実行す
る解決案作成のための処理フローチャートである。
【図3】本発明になる列車ダイヤ作成支援装置が作成中
のダイヤ図である。
【図4】本発明になる列車ダイヤ作成支援装置が作成中
のダイヤ図である。
【図5】本発明になる列車ダイヤ作成支援装置が作成中
のダイヤ図である。
【図6】本発明になる列車ダイヤ作成支援装置が作成中
のダイヤ図である。
【符号の説明】
101 表示部 102 入力部 103 ダイヤ作成部 104 データベース 105 制約条件判定部 106 運行計画ダイヤ格納部 107 解決案作成部 108 解決案データベース 109 状況作成部 110 状況格納部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−135969(JP,A) 特開 平4−278879(JP,A) 特開 平4−201675(JP,A) 浅井俊雄,京阪電気鉄道(株)納め 列車ダイヤ作成支援システム“AS K”,三菱電機技報,日本,三菱電機技 報社,1995年12月25日,第69巻第12号, 第55〜59頁 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B61L 27/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 指示入力を行う入力部と、列車ダイヤを
    作成するための路線条件,車両条件,制約条件,制約条
    件違反解決案を格納するデータベースと、このデータベ
    ースと前記入力部からのデータに基づいて運行計画列車
    ダイヤを作成するダイヤ作成部と、このダイヤ作成部で
    作成した運行計画列車ダイヤを格納する運行計画ダイヤ
    格納部と、作成された運行計画列車ダイヤに制約条件の
    違反がないかどうかを判定する制約条件判定部と、制約
    条件違反に対する解決案を作成する解決案作成部とを備
    えた列車ダイヤ作成支援装置において、前記制約条件とは、同一駅から発着する列車の競合余裕
    時間は所定値以上である、という条件であって、 前記解決案と運行計画列車ダイヤに基づいて制約条件違
    反となる列車及び同一駅から当該列車の直前あるいは直
    後に発着する列車の仮列車ダイヤを作成する状況作成部
    と、前記仮列車ダイヤに制約条件違反がないかどうかを
    判定する手段と、制約条件に違反しない解決案に基づい
    て前記運行計画列車ダイヤを変更する手段を設けたこと
    を特徴とする列車ダイヤ作成支援装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、仮列車ダイヤが制約
    条件に違反するときには再び仮列車ダイヤを作成する手
    段を設けたことを特徴とする列車ダイヤ作成支援装置。
  3. 【請求項3】 列車のダイヤを表示する表示部と、指示
    入力を行う入力部と、列車ダイヤを作成するための路線
    条件,車両条件,制約条件を格納する第1のデータベー
    スと、この第1のデータベースと前記入力部からのデー
    タに基づいて運行計画列車ダイヤを作成するダイヤ作成
    部と、このダイヤ作成部で作成した運行計画列車ダイヤ
    を格納する運行計画ダイヤ格納部と、作成された運行計
    画列車ダイヤに制約条件の違反がないかどうかを判定す
    る制約条件判定部と、制約条件違反に対する解決案を作
    成する解決案作成部と、解決案を作成するための第2の
    データベースとを備えた列車ダイヤ作成支援装置におい
    て、前記制約条件とは、同一駅から発着する列車の競合余裕
    時間は所定値以上である、という条件であって、 前記解決案と運行計画列車ダイヤに基づいて制約条件違
    反となる列車及び同一駅から当該列車の直前あるいは直
    後に発着する列車の仮列車ダイヤを作成する状況作成部
    と、この状況作成部で作成した仮列車ダイヤを格納する
    状況格納部と、前記仮列車ダイヤに制約条件違反がない
    かどうかを判定する手段と、制約条件に違反しない解決
    案に基づいて前記運行計画ダイヤ格納部に格納されてい
    る運行計画列車ダイヤを変更する手段を設けたことを特
    徴とする列車ダイヤ作成支援装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記状況作成部は、
    運行計画ダイヤ格納部に格納されている前記運行計画列
    車ダイヤを変更することなく前記解決案と運行計画列車
    ダイヤに基づいて制約条件違反となる列車及び同一駅か
    ら当該列車の直前あるいは直後に発着する列車の仮列車
    ダイヤを作成することを特徴とする列車ダイヤ作成支援
    装置。
  5. 【請求項5】 請求項3において、仮列車ダイヤが制約
    条件に違反するときには再び仮列車ダイヤを作成する手
    段を設けたことを特徴とする列車ダイヤ作成支援装置。
JP00489896A 1996-01-16 1996-01-16 列車ダイヤ作成支援装置 Expired - Fee Related JP3437888B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP00489896A JP3437888B2 (ja) 1996-01-16 1996-01-16 列車ダイヤ作成支援装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP00489896A JP3437888B2 (ja) 1996-01-16 1996-01-16 列車ダイヤ作成支援装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09193806A JPH09193806A (ja) 1997-07-29
JP3437888B2 true JP3437888B2 (ja) 2003-08-18

Family

ID=11596498

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP00489896A Expired - Fee Related JP3437888B2 (ja) 1996-01-16 1996-01-16 列車ダイヤ作成支援装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3437888B2 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2864708B2 (ja) * 1990-09-28 1999-03-08 三菱電機株式会社 列車ダイヤの作成装置
JPH04201675A (ja) * 1990-11-30 1992-07-22 Mitsubishi Electric Corp 列車運行管理方法
JP3326795B2 (ja) * 1991-03-07 2002-09-24 株式会社日立製作所 優先度処理方法

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
浅井俊雄,京阪電気鉄道(株)納め 列車ダイヤ作成支援システム"ASK",三菱電機技報,日本,三菱電機技報社,1995年12月25日,第69巻第12号,第55〜59頁

Also Published As

Publication number Publication date
JPH09193806A (ja) 1997-07-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5390880A (en) Train traffic control system with diagram preparation
US20150120665A1 (en) Operation arrangement support system and method thereof
JP2007118674A (ja) 運転整理支援システム、および、運転整理支援方法
JP3437888B2 (ja) 列車ダイヤ作成支援装置
JPH08156794A (ja) 運転曲線作成方法及びその装置
JP3208054B2 (ja) 列車運転整理支援装置
JP2001001904A (ja) 列車運行管理システム
JPH06144230A (ja) 列車ダイヤ自動作成装置
JP3519938B2 (ja) 個別旅行情報提示システム
JP3301940B2 (ja) 列車運行計画修正システム
JP2000052992A (ja) 列車ダイヤ修正装置
JP3421161B2 (ja) 列車ダイヤ作成装置
JP2857027B2 (ja) 列車ダイヤ作成装置
JP3535393B2 (ja) 交通情報表示装置及びシステム、交通情報表示方法
JPH11198815A (ja) 列車走行シミュレーション装置
JP3413473B2 (ja) 列車運行予測装置
JP2814865B2 (ja) ダイヤ作成支援システム
JPH0764257B2 (ja) 列車運転整理案作成装置
JP3235636B2 (ja) 列車ダイヤ作成支援システム
JPH04278879A (ja) 優先度処理方法
JP2928719B2 (ja) 運行ダイヤ作成装置における関連情報表示方法
JPH04201675A (ja) 列車運行管理方法
JP2017052509A (ja) 進路制御装置および進路制御方法
JPH06247308A (ja) 列車自動案内装置
JP3294306B2 (ja) 経路情報入力装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees