JP2814865B2 - ダイヤ作成支援システム - Google Patents
ダイヤ作成支援システムInfo
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Landscapes
- Train Traffic Observation, Control, And Security (AREA)
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Description
成支援システムにおいて、特に複数列車が同一時刻に同
一番線を占有していることを検知する番線競合チェック
方式に関するものである。
示すスジと呼ばれる直線を紙上に描いた列車運行図表、
即ち列車ダイヤを作成することにより行われる。しか
し、列車ダイヤ作成は長年にわたってその専門家の経験
に依存していたこと、列車ダイヤ自体が複雑な性質のも
のであること等から、列車ダイヤ作成を計算機システム
で実現するにはいくつかの困難な問題がある。そのひと
つが番線競合チェックの方式であり、一般的には、例え
ば「第26回鉄道におけるサイバネティクス利用国内シ
ンポジウム論文集(1990年2月)403,御殿場線
PRCに使用するダイヤ管理装置(p158〜p16
2)」に記述されているように、1列車分のダイヤを入
力するたびに入力済みのダイヤと全駅で競合チェックを
行っている。
従って説明する。まず、1列車分の列車スジを入力する
(S1)。次に、入力した列車スジとそれ以前に入力し
た列車のスジとが番線競合を発生していないかの番線競
合チェックを行う(S2)。この場合の番線競合チェッ
クでは、入力済みのある列車が存在する番線に、上記入
力した列車が進入した時点で競合発生と検知する。即
ち、番線競合を同一番線を共有する1点の時刻としてと
らえる。次に、番線競合の不合理を検出したならば(S
3でYESのとき)、アラームを出し(S4)、その時
点で入力した列車スジは不適当として再度入力しなおす
ためにS1にもどる。不合理を検出しなかった場合は
(S3でNOのとき)、次の列車スジの入力を行うため
S1にもどる。
システムにおける番線競合チェック方式は上記のように
行われるので、列車スジを入力するたびにチェックを行
うため全列車スジの入力に時間がかかるうえに、番線競
合検出時にはアラームを出すだけなので、その番線競合
の関係列車や時間がわからず、操作者の経験と勘に頼ら
なければならないといった問題点があった。
ためになされたもので、番線競合チェックの実行を操作
者が任意のタイミングで指示できるとともに、番線競合
に関係する複数の列車や競合している時間を操作者に明
確に示すことができるダイヤ作成支援システムを得るこ
とを目的とする。
成支援システムは、列車運行のダイヤ情報を入力して列
車ダイヤスジを作成する計算機、および作成された列車
ダイヤスジを表示する出力装置を備えたダイヤ作成支援
システムにおいて、任意の駅の任意の番線に対してそれ
を占有する各列車の占有開始時刻に占有フラグをオンに
して列車名を登録すると共に、占有終了時刻に占有フラ
グをオフにする番線占有状況テーブルを作成し、上記番
線占有状況テーブルにおけるオン登録にもとづいて番線
競合を検知するようにしたものである。
の番線における番線競合チェックを指示することによ
り、入力済みの列車スジから該番線の占有状況テーブル
を作成し、それをもとに番線競合チェックを実行した
後、不合理発生時にはその原因を出力装置に出力する。
する。図1はこの発明によるダイヤ作成支援システムに
おいて、番線競合チェックを実行する部分を示すブロッ
ク図である。図において、1は番線競合チェツクの実行
を指示するためのマウス、キーボード等の入力装置、2
は入力装置1とEWS(エンジニアリングワークステー
ション)等の計算機6とのデータの橋渡しをする入力イ
ンターフェース、3は番線競合チェックを行う処理部、
4は計算機6と出力装置5との橋渡しをする出力インタ
ーフェースで、出力装置5は番線競合チェックの結果を
出力するグラフィックディスプレイ、プリンター等であ
る。
ートを参照しながら説明する。基本動作は図2に示すよ
うに、まず、操作者は1列車分の列車スジを入力したり
既に入力した列車スジの修正を行い、入力済みの全列車
スジに対して番線競合チェックを実行するならば指示す
る(T1)。番線競合チェックが指示されていなければ
(T2でNOのとき)、次の列車スジの入力を続けるた
めにT1にもどる。番線競合チェックが指示されたなら
ば(T2でYESのとき)、番線競合チェックを行い
(T3)、不合理を検出したならば(T4でYESのと
き)、T1にもどってチェックの結果出力をもとに列車
ダイヤスジの修正を行う。不合理がなければ(T4でN
Oのとき)処理を終了する。
て図3および図4を用いて述べる。まず、処理の対象と
なる駅および番線を選択し(U1およびU2で駅および
番線をそれぞれの数をループする)、それを占有する列
車を抽出し(U3)、抽出した各列車について番線占有
開始時刻および番線占有終了時刻を算出する(U4)。
この番線占有開始時刻および番線占有終了時刻は、例え
ば抽出した列車が対象の駅に到着して出発する場合なら
ば、その駅の到着時刻および出発時刻を採用すればよ
い。次に、番線占有開始および番線占有終了をそれぞれ
ひとつの番線占有イベントとしてとらえ、算出した番線
占有開始時刻および番線占有終了時刻をもとに番線占有
イベントを時刻の小さい順に並べる(U5)。
示す処理Aを行う。まず、処理の対象となる番線占有イ
ベントを選択し(V1で時刻の小さい順にループす
る)、番線占有イベントの種類を判別する(V2)。こ
の種類が”番線占有開始”ならば番線占有状況テーブル
(図6を用いて後述)に占有フラグをONして列車名を
追加登録し(V3)、次の番線占有イベントの処理に移
る。一方、番線占有イベントの種類が”番線占有終了”
ならば、番線占有状況テーブル10に登録されたその列
車の占有フラグをOFFにする(V4)。次に、番線占
有状況テーブルで占有フラグがONになっている要素
(列車)の数を調べ(V5)、”0”ならば、番線競合
は発生しなかったことを意味し、番線占有状況テーブル
の全ての要素を抹消する(V6)。”1”ならば、処理
対象の列車が番線占有を終了したことでその番線を占有
している列車が1列車になったこと、即ち1つの番線競
合が発生し終了したことを意味するので、番線占有状況
テーブルに登録されている全ての列車を、占有フラグの
ON,OFFにかかわらず例えばそれらの番線占有期間
とともに番線競合リスト(図7を用いて後述)として出
力する(V7)。リスト出力した後、占有フラグがON
である要素を番線占有状況テーブルの先頭に移動し、占
有フラグがOFFである要素については番線占有状況テ
ーブルから抹消する(V8)。”0”でも”1”でもな
い場合は、その番線を占有している列車が2列車以上存
在していること、即ち1つの番線競合が発生したがまだ
終了していないことを意味しているので、何もしないで
次の番線占有イベントの処理に移る。
図5は処理の対象となるS駅T番線を使用する列車の列
車スジの一例を表現したもので、7は列車Aの列車スジ
であり列車Aは時刻t1に到着してt5に出発する。こ
のとき番線占有イベントとしては、”列車A番線占有開
始”と”列車A番線占有終了”とが発生する。同様に列
車Bの列車スジ8および列車Cの列車スジ9についても
番線占有イベントが発生し、これらを時刻の小さい順に
並べると、時刻t1=”列車A番線占有開始”,時刻t
2=”列車B番線占有開始”,時刻t3=”列車B番線
占有終了”,時刻t4=”列車C番線占有開始”,時刻
t5=”列車A番線占有終了”,時刻t6=”列車C番
線占有終了”となる。
理Aを行う。最初の処理対象の番線占有イベントは”列
車A番線占有開始”であるので、番線占有状況テーブル
10に列車Aが占有フラグをONにして登録される。こ
のとき、番線占有状況テーブル10は図6(a)のよう
になる。次の番線占有イベントは”列車B番線占有開
始”であるので、番線占有状況テーブル10に列車Bが
占有フラグをONにして登録され、番線占有状況テーブ
ル10は図6(b)のようになる。次の番線占有イベン
トは”列車B番線占有終了”であるので、番線占有状況
テーブル10の列車Bの占有フラグをOFFにする。こ
のとき、番線占有状況テーブル10は図6(c)のよう
になり、占有フラグがONになっている要素数は列車A
の1つであるので、図7(a)に示すような番線競合リ
ストを出力する。これは、時刻t1〜t5を占有する列
車Aと時刻t2〜t3を占有する列車Bとが1つの番線
競合を発生し終了したことを表している。この後、番線
占有状況テーブル10から列車Bが抹消され、図6
(d)のようになる。
なので、列車Cが番線占有状況テーブル10に図6
(e)のように登録される。次は”列車A番線占有終
了”なので、番線占有状況テーブル10は図6(f)の
ようになり、占有フラグがONになっている要素数は列
車Cの1つであるので、図7(b)に示すような番線競
合リストを出力する。これは、先程の列車Aと列車Bと
の番線競合発生に続いて、時刻t1〜t5を占有する列
車Aと時刻t4〜t6を占有する列車Cとが1つの番線
競合を発生し終了したことを表している。この後、番線
占有状況テーブル10から列車Aが抹消され列車Cが番
線占有状況テーブル10の先頭になり、図6(g)のよ
うになる。最後は、”列車C番線占有終了”なので、番
線占有状況テーブル10は図6(h)のようになり、占
有フラグがONになっている要素数は0であるので、列
車Cを番線占有状況テーブル10から抹消して処理を終
了する。
ついて行ったあと、図3に示すに戻り、ひとつの駅の
ひとつの番線における番線競合チェックを終了する。こ
れにより、任意の駅の任意の番線における番線競合チェ
ックができ、不合理を検出した場合には、それに関係の
ある複数の列車とそれぞれの番線占有時間とをリスト出
力し、その結果をもとに最適なダイヤスジの修正が行え
る。
駅に到着した後出発する場合を示したが、折り返し、出
入庫、分割・併合、増結・解放等の状態を伴う場合も同
様に実施でき、実際の多様な列車ダイヤに対応できる。
の駅のすべての番線に対して処理を行うようにしたが、
操作者が指示した駅の番線についてのみ処理を行うよう
にすれば、さらに番線競合チェックのための待ち時間が
少なくなる。
ェック結果をリスト出力するように説明したが、グラフ
ィックディスプレイ等の他の出力装置に出力するように
しても同様の効果がある。
が指示したタイミングで、任意の駅の任意の番線に対し
てそれを占有する各列車の占有開始時刻に占有フラグを
オンにして列車名を登録すると共に、占有終了時刻に占
有フラグをオフにする番線占有状況テーブルを作成し、
上記番線占有状況テーブルにおけるオン登録にもとづい
て番線競合を検知するようにしたので、番線競合に関係
する複数の列車や競合している時間を操作者に明確に示
すことができる。
て、番線競合チェックを実行する部分を示すブロック図
である。
である。
すフローチャートである。
る。
使用する列車の列車スジの一例を示した図である。
占有状況テーブルを示す図である。
れる番線競合リスト例を示す図である。
合チェックの基本処理を示すフローチャートである。
Claims (1)
- 【請求項1】 列車運行のダイヤ情報を入力して列車ダ
イヤスジを作成する計算機、および作成された列車ダイ
ヤスジを表示する出力装置を備えたダイヤ作成支援シス
テムにおいて、任意の駅の任意の番線に対してそれを占
有する各列車の占有開始時刻に占有フラグをオンにして
列車名を登録すると共に、占有終了時刻に占有フラグを
オフにする番線占有状況テーブルを作成し、上記番線占
有状況テーブルにおけるオン登録にもとづいて番線競合
を検知するようにしたことを特徴とするダイヤ作成支援
システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34842092A JP2814865B2 (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | ダイヤ作成支援システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34842092A JP2814865B2 (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | ダイヤ作成支援システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06191409A JPH06191409A (ja) | 1994-07-12 |
JP2814865B2 true JP2814865B2 (ja) | 1998-10-27 |
Family
ID=18396893
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34842092A Expired - Fee Related JP2814865B2 (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | ダイヤ作成支援システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2814865B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6637720B2 (ja) * | 2015-10-23 | 2020-01-29 | 株式会社日立製作所 | 運行管理装置 |
JP6929034B2 (ja) * | 2016-09-12 | 2021-09-01 | 株式会社東芝 | 運用計画作成方法および運用計画作成システム |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07106704B2 (ja) * | 1982-04-09 | 1995-11-15 | 株式会社日立製作所 | 列車制御方法 |
JPH04342661A (ja) * | 1991-05-20 | 1992-11-30 | Mitsubishi Electric Corp | ダイヤ作成支援装置 |
-
1992
- 1992-12-28 JP JP34842092A patent/JP2814865B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JPH06191409A (ja) | 1994-07-12 |
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