JP3436684B2 - 回動角検出装置 - Google Patents

回動角検出装置

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JP3436684B2 JP08811298A JP8811298A JP3436684B2 JP 3436684 B2 JP3436684 B2 JP 3436684B2 JP 08811298 A JP08811298 A JP 08811298A JP 8811298 A JP8811298 A JP 8811298A JP 3436684 B2 JP3436684 B2 JP 3436684B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば回動軸の回
動角等を検出するのに好適に用いられる回動角検出装置
に関し、特に自動車用エンジンのスロットルバルブ開度
を検出するのに用いられる回動角検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、電子制御式燃料噴射装置を備え
た自動車用エンジン等では、エンジンの吸気通路の途中
にスロットルバルブを設け、スロットルバルブの開度を
回動角検出装置により検出する構成としている。そし
て、該回動角検出装置からの信号は、エンジンの吸入空
気量に対応した信号としてコントロールユニットに出力
され、該コントロールユニットでは吸入空気量に対応さ
せて燃料の噴射量を演算するものである。
【0003】そして、この回動角検出装置では、スロッ
トルバルブの開度を検出するのに、抵抗体とブラシとか
らなるポテンショメータを用い、このブラシ側を前記ス
ロットルバルブの回動軸(弁軸)に連結し、スロットル
バルブの回動に応じてブラシが抵抗体上を摺動変位する
ことにより、スロットルバルブの開度を抵抗体の抵抗値
変化として検出する構成としている。
【0004】しかし、この従来技術では、抵抗体上をブ
ラシが摺動するからブラシの浮き等により瞬間的に信号
が遮断されることがある。また、長期に亘る使用におい
ては、ブラシ、抵抗体等の摩耗により、回動角検出装置
はその耐久性や信頼性が低下するという問題がある。
【0005】この問題を解決するために、本発明者達
は、例えば特開平9−189508号公報により、マグ
ネットの周囲を取り囲む第1,第2のヨーク、第3,第
4のヨークと、第1,第2のヨーク間に配設された第1
のホール素子、第3,第4のヨーク間に配設された第2
のヨーク素子とを備えた4極方式の回動角検出装置を提
案している。
【0006】また、特開平9−189509号公報によ
り、マグネットの周囲を取り囲む第1,第2,第3のヨ
ークと、第1,第3のヨークとの間に配設された第1の
ホール素子、第2,第3のヨークとの間に配設された第
2のホール素子とを備えた3極方式の回動角検出装置を
提案している。
【0007】そこで、この従来技術による回動角検出装
置のうち、特開平9−189509号公報による3極方
式の回動角検出装置について図9を参照しつつ説明す
る。
【0008】1はケーシングとしてのスロットルボディ
で、該スロットルボディ1には後述の弁軸2を中心にし
て回動されるスロットルバルブ(図示せず)が設けられ
る。また、スロットルボディ1には弁軸2の突出端側を
取囲むように筒状の嵌合部1Aが形成され、該嵌合部1
A内にはヨーク取付部材3の筒部3Aが嵌合して固着さ
れている。
【0009】2は回動軸となる弁軸で、該弁軸2は金属
材料により棒状に形成され、スロットルボディ1に軸受
等を用いて回動可能に設けられている。
【0010】3は弁軸2の軸方向一側に位置してスロッ
トルボディ1に設けられたヨーク取付部材で、該ヨーク
取付部材3は、樹脂材料により成形され、下側に開口す
る筒部3Aと、該筒部3Aの上端を施蓋する厚肉平板状
の隔壁部3Bと、該隔壁部3Bの上側部位に凹設された
基板収容室3Cと、前記隔壁部3Bの下側部位に凹設さ
れたマグネット収容室3Dと、前記筒部3Aから径方向
外側に向けて突出形成されたコネクタ部3Eとにより構
成されている。
【0011】4はヨーク取付部材3のマグネット収容室
3D内に配設されたマグネットで、該マグネット4は、
長手方向両端が磁極を有し、全体として矩形状または小
判状に形成され、中心部には弁軸2の軸方向に延びる貫
通孔4Aが穿設されている。そして、貫通孔4A内に弁
軸2の突出端側を挿嵌し、その先端をカシメ固定するこ
とにより、マグネット4は弁軸2に固着されている。
【0012】5はヨーク取付部材3に設けられた第1の
ヨークで、該第1のヨーク5の一側にはマグネット4の
円弧面部と対向した円弧状の磁極片部5Aが形成され、
他側にはヨーク取付部材3の基板収容室3C内へとL字
状に屈曲して突出した延長部5Bが形成され、後述する
第1のホール素子8を上側から覆っている。
【0013】6はヨーク取付部材3に設けられた第2の
ヨークで、該第2のヨーク6の一側にはマグネット4の
円弧面部と対向した円弧状の磁極片部6Aが形成され、
他側にはヨーク取付部材3の基板収容室3C内へとL字
状に屈曲して突出した延長部6Bが形成され、後述する
第2のホール素子9を上側から覆っている。
【0014】7はヨーク取付部材3に設けられた第3の
ヨークで、該第3のヨーク7の一側にはマグネット4の
円弧面部と対向した円弧状の磁極片部7Aが形成され、
他側にはヨーク取付部材3の隔壁部3B上を後述の回路
基板10の表面に沿って延び、延長部5B,6Bと対向
する位置に配設された他の延長部7B,7Bが形成され
ている。
【0015】8は回路基板10上に設けられた信号出力
手段としての第1のホール素子で、該第1のホール素子
8は、第1のヨーク5の延長部5Bと第3のヨーク7の
延長部7Bとの間に位置し、磁束密度を比例した信号を
出力するものである。
【0016】9は回路基板10上に設けられた信号出力
手段としての第2のホール素子で、該第2のホール素子
9は、第2のヨーク6の延長部6Bと第3のヨーク7の
延長部7Bとの間に位置し、磁束密度を比例した信号を
出力するものである。
【0017】10はヨーク取付部材3の基板収容室3C
内に収容され、例えばセラミック等の絶縁材料により形
成された回路基板で、該回路基板10上にはホール素子
8,9等が実装されている。また、該回路基板10には
複数本の端子ピン11(1本のみ図示)の基端が接続さ
れ、該端子ピン11の先端はコネクタ部3E内に向けて
延びている。また、回路基板10上には演算回路(図示
せず)が実装され、この演算回路はホール素子8,9か
ら出力される信号から回動角を演算する構成となってい
る。
【0018】12は樹脂材料により平板状に形成され、
ヨーク取付部材3の基板収容室3Cを密閉状態で施蓋す
るカバーで、該カバー12と基板収容室3Cとの間には
弾性材料により形成されたパッキン13が設けられてい
る。
【0019】14はヨーク取付部材3の隔壁部3B内に
埋設された磁気遮蔽板で、該磁気遮蔽板14は、ホール
素子8,9に、マグネット4からの磁束等が直接的に影
響するのを防止するものである。
【0020】このように構成される従来技術の角速度検
出装置では、弁軸2がスロットルバルブの弁開度に応じ
て回動すると、弁軸2に固着されたマグネット4も回動
する。このとき、マグネット4の円弧面部と第1のヨー
ク5の磁極片部5A、マグネットの円弧面部と第2のヨ
ーク6の磁極片部6Aとの対向面積がそれぞれ変化し、
第1のヨーク5を通る磁束密度、第2のヨーク6を通る
磁束密度がそれぞれ変化する。そして、ホール素子8,
9では、この磁束密度を検出して回路基板10に出力す
ることにより、回路基板10に実装された演算回路によ
って、弁軸2の回動角を検出することができる。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術による回動角検出装置では、弁軸2の端部にマグ
ネット4をカシメによって固定した上で、該スロットル
ボディ1の嵌合部1Aにヨーク取付部材3の筒部3Aを
組付けるようにしている。また、弁軸2の先端側には、
ヨーク取付部材3の隔壁部3B、第3のヨーク6の延長
部6B、回路基板10、第1のヨーク5の延長部5B、
第2のヨーク6の延長部6B、カバー12等が配置され
ているため、弁軸2の先端にはスロットルバルブの開閉
操作を安定させるための、ヒステリシス発生機構等を取
付けることができないという問題があった。
【0022】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、本発明は回動軸の先端に他の部位の取付
けを可能とし、使用範囲を広げることのできる回動角検
出装置を提供することを目的としている。
【0023】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1の発明が採用する回動角検出装置は、
ケーシングと、該ケーシングに回動可能に設けられた回
動軸と、該回動軸の軸方向一側に位置して前記ケーシン
グに設けられたヨーク取付部材と、該ヨーク取付部材に
前記回動軸と同軸で前記回動軸よりも大径に形成され、
前記回動軸が挿通されるマグネット取付孔と、該マグネ
ット取付孔内に位置して前記回動軸に設けられたマグネ
ットと、該マグネットの磁極と対向した状態で前記マグ
ネットとほぼ同一平面上に位置して前記ヨーク取付部材
に設けられ、前記マグネットが回動するときに磁極の位
置に応じて磁束密度が変化する複数個のヨークと、該各
ヨークに形成される磁束の変化から前記マグネットの回
動角に応じた信号を出力する信号出力手段とから構成し
ている。
【0024】このような構成とすることにより、マグネ
ットとヨークとの間を非接触状態で保持し、ヨークに対
するマグネットの磁極の位置を回動軸の回動角に対応し
て変化させることができ、信号出力手段では、このマグ
ネットの磁極位置の変化を磁束密度の変化として検出す
ることができる。
【0025】しかも、各ヨークをマグネットとほぼ同一
平面上に位置させてヨーク取付部材に配設し、該ヨーク
取付部材にはマグネットと共に回動軸を挿通させるマグ
ネット取付孔を形成しているから、回動軸の先端側は、
マグネット取付孔を通してヨーク取付部材とから突出さ
せることができる。
【0026】請求項2の発明では、ヨーク取付部材に、
第1のヨークと第2のヨークをマグネットの2個の磁極
を挟んで180°対向して設けると共に、第3のヨーク
と第4のヨークを前記第1,第2のヨークとの間に位置
して180°対向した状態で設け、前記第1,第2のヨ
ークと第3,第4のヨークとは前記ヨーク取付部材に対
し軸方向に重ねた状態で配設したことにある。
【0027】このように構成することにより、マグネッ
トを4個のヨークに対して非接触状態で保持する4極方
式の回動角検出装置として構成でき、回動軸と共にマグ
ネットを回動すると、例えばマグネットの磁極と第1の
ヨーク、マグネットの磁極と第2のヨークとの対向面積
がそれぞれ増加し、第1,第2のヨークを通る磁束密度
が大きくなる。一方、マグネットの磁極と第3のヨー
ク、マグネットの磁極と第4のヨークとの対向面積がそ
れぞれ減少し、第3,第4のヨークを通る磁束密度が小
さくなる。
【0028】請求項3の発明では、ヨーク取付部材に、
第1のヨークと第2のヨークとをマグネットの一方の磁
極に対向して隣り合って設けると共に、第3のヨークを
前記第1,第2のヨークの間に位置して前記マグネット
の他方の磁極に対向して設け、前記第1,第2,第3の
ヨークは前記ヨーク取付部材に対しほぼ同一平面上に配
設したことにある。
【0029】このように構成することにより、マグネッ
トを3個のヨークに対して非接触状態で保持する3極方
式の回動角検出装置として構成でき、回動軸と共にマグ
ネットを回動させると、例えばマグネットの磁極と第1
のヨークとの対向面積が増加して磁束密度が大きくな
る。一方、マグネットの磁極と第2のヨークとの対向面
積が減少して磁束密度が小さくなる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る回動角検出装
置の実施の形態を、図1ないし図8を参照しつつ詳細に
説明する。なお、本実施の形態では前述した従来技術と
同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略す
るものとする。
【0031】まず、図1ないし図3に基づいて、本発明
による第1の実施の形態について説明する。
【0032】21はケーシングとしてのスロットルボデ
ィで、該スロットルボディ21には、後述の弁軸22の
突出端側を取囲むように筒状の嵌合部21Aが形成さ
れ、該嵌合部21A内には後述するヨーク取付部材23
の筒部23Aが嵌合して固着されている。
【0033】22は回動軸となる弁軸で、該弁軸22は
金属材料により棒状に形成され、スロットルボディ21
に軸受等を用いて回動可能に設けられている。また、本
実施の形態による弁軸22は、ヨーク取付部材23のマ
グネット取付孔24を通して外部に突出している。
【0034】23は弁軸22の軸方向一側に位置してス
ロットルボディ21に設けられたヨーク取付部材で、該
ヨーク取付部材23は、樹脂材料により成形され、下側
に開口する厚肉の筒部23Aと、該筒部23Aから径方
向外側に向けて突出形成されたコネクタ部23Bとから
構成されている。
【0035】24はマグネット取付孔で、該マグネット
取付孔24は、ヨーク取付部材23に弁軸22と同軸
で、かつ前記弁軸22よりも大径に形成されている。そ
して、ヨーク取付部材23の筒部23Aをスロットルボ
ディ21の嵌合部21Aに取付けることにより、該マグ
ネット取付孔24内には前記弁軸22が挿通される。
【0036】25はヨーク取付部材23のマグネット取
付孔24内に配設されたマグネットで、該マグネット2
5は長さ方向の両側が磁極となった矩形状または小判状
に形成されている。また、該マグネット25は、図3に
示すように、長手方向両端が円弧面部25A,25Bと
なり、幅方向両端が平行面部25C,25Dとなり、中
心部には弁軸22の軸方向に延びる貫通孔25Eが穿設
され、該貫通孔25E内に弁軸22が挿嵌されている。
また、マグネット25の円弧面部25A,25Bは弁軸
22を中心にして90°の角度範囲に亘り一定の曲率を
もって周方向に延び、その端面側には磁極(N極,S
極)が形成されている。
【0037】26は第1のヨークで、該第1のヨーク2
6は、マグネット25の円弧面部25Aと対向した状態
で、該円弧面部25Aとの対向面が円弧状に湾曲した磁
極片部26Aと、該磁極片部26Aの周方向中間部の上
側から径方向外側に突出し右回りに円弧状に延びる延長
部26Bとからなっている。
【0038】27は第2のヨークで、該第2のヨーク2
7は、マグネット25の円弧面部25Bと対向した状態
で、該円弧面部25Bとの対向面が円弧状に湾曲した磁
極片部27Aと、該磁極片部27Aの周方向中間部の上
側から径方向外側に突出し左回りに円弧状に延びる延長
部27Bとからなっている。
【0039】そして、ヨーク26,27は、図1、図2
に示すように、マグネット25とほぼ同一平面A1 上に
位置してヨーク取付部材23に配設されている。また、
ヨーク26,27では、磁極片部26Aと磁極片部27
Aとはマグネット25を挟んで対向し、延長部26Bの
端面と延長部27Bの端面とは後述する第1のホール素
子30を挟んで対向している。
【0040】28は第3のヨークで、該第3のヨーク2
8は、マグネット25の円弧面部25Aと対向した状態
で、該円弧面部25Aとの対向面が円弧状に湾曲した磁
極片部28Aと、該磁極片部28Aの周方向中間部の下
側から径方向外側に突出し左回りに円弧状に延びる延長
部28Bとからなっている。
【0041】29は第4のヨークで、該第4のヨーク2
9は、マグネット25の円弧面部25Bと対向した状態
で、該円弧面部25Bとの対向面が円弧状に湾曲した磁
極片部29Aと、該磁極片部29Aの周方向中間部の下
側から径方向外側に突出し右回りに円弧状に延びる延長
部29Bとからなっている。
【0042】そして、ヨーク28,29は、図1、図2
に示すように、マグネット25とほぼ同一平面A2 上に
位置してヨーク取付部材23に配設されている。また、
ヨーク28,29では、磁極片部28Aと磁極片部29
Aとはマグネット25を挟んで対向し、延長部28Bの
端面と延長部29Bの端面とは後述する第2のホール素
子31を挟んで対向している。
【0043】さらに、磁極片部26A,27A,28
A,29Aは、磁極片部26Aと磁極片部27Aをマグ
ネット25の円弧面部25A,25Bを挟んで180°
対向して設けると共に、磁極片部28Aと磁極片部29
Aを磁極片部26A,27Aとの間に位置して180°
対向した状態で、前記ヨーク26,27とヨーク28,
29とは、ヨーク取付部材23に対し軸方向に重ねた状
態で配設されている。
【0044】30は信号出力手段としての第1のホール
素子で、該第1のホール素子30は、図2、図3に示す
ように、一方の延長部26Bの端面と他方の延長部27
Bの端面との間に配設されている。そして、第1のホー
ル素子30は、マグネット25、第1のヨーク26、第
2のヨーク27からなる第1の閉磁路を通る磁束密度に
比例した第1の信号を出力するものである。
【0045】31は信号出力手段としての第2のホール
素子で、該第2のホール素子31は、一方の延長部28
Bの端面と他方の延長部29Bの端面との間に配設され
ている。そして、第2のホール素子31は、マグネット
25、第3のヨーク28、第4のヨーク29からなる第
2の閉磁路を通る磁束密度に比例した第2の信号を出力
するものである。
【0046】ここで、図3に示す如く、マグネット25
(弁軸22)の回動角±θは、円弧面部25Aの中心部
位が磁極片部26A,28Aとの間の中間位置にあると
きを零位置とし、マグネット25が右側に回動したとき
を正方向(+θ)、左側に回動したときを負方向(−
θ)とする。このとき、マグネット25(弁軸22)が
回動する範囲は±45°の間であり、回動角±θが+4
5°のときにはスロットルバルブの最大開弁時(フルス
ロットル時)に対応している。
【0047】32,32はヨーク取付部材23のコネク
タ部23B内に延出された端子ピン(一方のみ図示)
で、該各端子ピン32は図示しないリード線によって第
1のホール素子30、第2のホール素子31に接続され
ている。
【0048】33は弁軸22の先端側に設けられた他の
部品となるヒステリシス発生機構で、該ヒステリシス発
生機構33は、開弁時と閉弁時とでスロットルバルブの
保持力を制御して、バルブ開閉操作を安定させると共
に、ペダルの操作性を高めるものである。
【0049】このように構成された第1の実施の形態に
よる回動角検出装置は、4個のヨーク26,27,2
8,29によって4極方式の回動角検出装置を構成する
もので、図3に示すように、弁軸22の回動に伴いマグ
ネット25の円弧面部25Aは、磁極片部26A,28
Aが周方向に離間した位置から±45°の範囲で、回動
角±θをもって周方向に回動する。このとき、マグネッ
ト25の円弧面部25Aは、磁極片部26Aと対向する
と共に磁極片部28Aとも対向する。
【0050】一方、弁軸22の回動に伴いマグネット2
5の円弧面部25Bは、磁極片部27A,29Aが周方
向に離間した位置から±45°の範囲で、回動角±θを
もって周方向に回動する。このとき、マグネット25の
円弧面部25Bは、磁極片部27Aと対向すると共に磁
極片部29Aとも対向している。
【0051】そして、マグネット25から発生した磁束
は、ヨーク26,27を通じて第1のホール素子30に
導かれ、ヨーク28,29を通じて第2のホール素子3
1に導かれている。
【0052】これにより、第1のホール素子30から
は、ヨーク26,27を通る磁束密度に対応した第1の
信号を出力し、第2のホール素子31からは、ヨーク2
8,29を通る磁束密度に対応した第2の信号を出力す
る。さらに、これらの信号は外部に接続された信号処理
回路に導出され、該信号処理回路は、これらの信号を演
算処理して回動角±θに対応した検出信号を出力し、弁
軸22の回動角±θを検出することができる。
【0053】然るに、本実施の形態による回動角検出装
置では、ヨーク取付部材23には、マグネット25とほ
ぼ同一平面A1 上に位置したヨーク26,27を設ける
と共に、マグネット25とほぼ同一平面A2 上に位置し
たヨーク28,29を設け、該ヨーク取付部材23には
マグネット取付孔24を形成しているから、該マグネッ
ト取付孔24を通して弁軸22の先端側を外部に突出
させることができる。これにより、例えば弁軸22の先
端には例えばヒステリシス発生機構33を取付ける構成
を作用することができる。従って、弁軸22の先端にヒ
ステリシス発生機構33を設けた場合には、スロットル
バルブの開閉操作を安定させることができる。
【0054】さらに、回動角検出装置を、例えば電動式
のスロットル装置に用いた場合には、ヒステリシス発生
機構33に代えて弁軸22に電動モータの駆動軸等を取
付けることもでき、当該回動角検出装置は、その使用範
囲を広げることができる。
【0055】また、第1のホール素子30と第2のホー
ル素子31は、磁極片部26A,27A,28A,29
Aの外周側に配設されているから、従来技術のようにヨ
ーク取付部材3の上側にホール素子8,9を配置するも
のに比べ、ヨーク取付部材23を薄型に形成することが
でき、装置全体の小型化を図ることができる。
【0056】さらに、本実施の形態では、ヨーク26,
27をマグネット25とほぼ同一平面A1 上に配設し、
ヨーク28,29をマグネット25とほぼ同一平面A2
上に配設したから、マグネット25からの磁界が強い位
置に磁極片部26A,27A,28A,29Aを設ける
ことができ、弁軸22の回動角に対するヨーク26,2
7,28,29中を通る磁束密度を高感度に検出するこ
とができる。
【0057】次に、第2の実施の形態を図4、図5に基
づいて説明するに、本実施の形態の特徴は、各ホール素
子の磁気検出方向を弁軸の軸方向としたことにある。な
お、本実施の形態では前述した第1の実施の形態と同一
の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略するも
のとする。
【0058】41は第1の実施の形態で述べた第1のヨ
ーク26に代えて用いらる第1のヨークで、該第1のヨ
ーク41も、磁極片部41Aと、延長部41Bと、該延
長部41Bの先端側に位置し下側を切欠くことによって
形成された段部41Cとにより構成されている。
【0059】42は第2のヨーク27に代えて用いらる
第2のヨークで、該第2のヨーク42も、磁極片部42
Aと、延長部42Bと、該延長部42Bの先端側に位置
して上側を切欠くことによって形成された段部42Cと
により構成されている。
【0060】そして、ヨーク41,42は、図4に示す
ように、マグネット25とほぼ同一平面B1 上に位置し
てヨーク取付部材(図示せず)に配設されている。ま
た、ヨーク41,42では、磁極片部41Aと磁極片部
42Aとはマグネット25を挟んで対向し、段部41C
と段部42Cとは後述する第1のホール素子45を挟ん
で対向している。
【0061】43は第1の実施の形態で述べた第3のヨ
ーク28に代えて用いらる第3のヨークで、該第3のヨ
ーク43も、磁極片部43Aと、延長部43Bと、該延
長部43Bの先端側に位置し上側を切欠くことによって
形成された段部43Cとにより構成されている。
【0062】44は第4のヨーク29に代えて用いらる
第4のヨークで、該第4のヨーク44も、磁極片部44
Aと、延長部44Bと、該延長部44Bの先端側に位置
して下側を切欠くことによって形成された段部44Cと
により構成されている。
【0063】そして、ヨーク43,44は、図4に示す
ように、マグネット25とほぼ同一平面B2 上に位置し
てヨーク取付部材に配設されている。また、ヨーク4
3,44では、磁極片部43Aと磁極片部44Aとはマ
グネット25を挟んで対向し、段部43Cと段部44C
とは後述する第2のホール素子46を挟んで対向してい
る。
【0064】45は信号出力手段としての第1のホール
素子で、該第1のホール素子45は、一方の延長部41
Bの段部41Cと他方の延長部42Bの段部42Cとの
間に配設されている。また、該第1のホール素子45の
磁気検出方向は弁軸22の軸方向となっている。
【0065】46は信号出力手段としての第2のホール
素子で、該第2のホール素子46は、一方の延長部43
Bの段部43Cと他方の延長部44Bの段部44Cとの
間に配設されている。また、該第2のホール素子46の
磁気検出方向は弁軸22の軸方向となっている。
【0066】このように構成される回動角検出装置で
は、前述した第1の実施の形態による回動角検出装置と
同様の作用効果を得ることができる。
【0067】しかも、本実施の形態による回動角検出装
置では、マグネット25の磁極方向とホール素子45,
46の磁気検出方向とを直交させているから、マグネッ
ト25から発生する洩れ磁界のホール素子45,46に
対する影響を低く抑えることができ、弁軸22の回動角
±θを高精度に検出することができる。
【0068】次に、第3の実施の形態を図6、図7に基
づいて説明するに、本実施の形態の特徴は、ヨークを3
個のヨークによって構成したことにある。なお、本実施
の形態では前述した第1の実施の形態と同一の構成要素
に同一の符号を付し、その説明を省略するものとする。
【0069】51は第1の実施の形態に用いられる第1
のヨークで、該第1のヨーク51は、マグネット25の
円弧面部25Aと対向し、約90°の広がりをもって円
弧状に湾曲して形成された磁極片部51Aと、該磁極片
部51Aの周方向端部から後述する第3のヨーク53の
磁極片部53A外周側に向けて延びる板状の延長部51
Bとから構成され、該延長部51Bの先端は、第3のヨ
ーク53の磁極片部53Aに対して径方向外側に位置し
て配設されている。
【0070】52は第2のヨークで、該第2のヨーク5
2は、マグネット25の円弧面部25Aと対向し、約9
0°の広がりをもって円弧状に湾曲して形成された磁極
片部52Aと、該磁極片部52Aの周方向端部から第3
のヨーク53の磁極片部53A外周側に向けて延びる板
状の延長部52Bとから構成され、該延長部52Bの先
端は、第3のヨーク53の磁極片部53Aに対して径方
向外側に位置して配設されている。
【0071】53は第3のヨークで、該第3のヨーク5
3は、磁極片部51A,52Aから周方向に僅かに離間
して約180°の広がりをもって円弧状に湾曲して形成
された磁極片部53Aによって構成されている。
【0072】ここで、磁極片部51A,52A,53A
は、磁極片部51Aと磁極片部52Aとをマグネット2
5の円弧面部25Aに対向して隣り合って設けると共
に、磁極片部53Aを磁極片部51A,52A間に位置
してマグネット25の円弧面部25Bに対向して設け、
前記ヨーク51,52,53は、マグネット25とほぼ
同一平面C上に位置してヨーク取付部材(図示せず)に
配設されている。
【0073】ここで、図7に示すように、マグネット2
5の回動角±θは、円弧面部25Aの中心部位が磁極片
部51Aと磁極片部52Aとの間の中間位置にあるとき
を零位置とし、マグネット25が右側に回動したときを
正方向(+θ)、左側に回動したときを負方向(−θ)
とする。
【0074】54は信号出力手段としての第1のホール
素子で、該第1のホール素子54は、第3のヨーク53
の磁極片部53A外周面と第1のヨーク51の延長部5
1Bとの間に配置されている。そして、第1のホール素
子54は、マグネット25、第1のヨーク51、第3の
ヨーク53からなる第1の閉磁路を通る磁束密度に比例
した第1の信号を出力するものである。
【0075】55は信号出力手段としての第2のホール
素子で、該第2のホール素子55は、第3のヨーク53
の磁極片部53A外周面と第2のヨーク52の延長部5
2Bとの間に配置されている。そして、第2のホール素
子55は、マグネット25、第2のヨーク52、第3の
ヨーク53からなる第2の閉磁路を通る磁束密度に比例
した第2の信号を出力するものである。
【0076】このように構成される本実施の形態による
回動角検出装置は、3個のヨーク51,52,53によ
って3極方式の回動角検出装置を構成するもので、図7
に示すように、弁軸22の回動に伴ってマグネット25
の円弧面部25Aは、磁極片部51A,52Aが周方向
に離間した位置から±45°の範囲で、回動角±θをも
って周方向に回動する。
【0077】このとき、マグネット25の円弧面部25
Aは磁極片部51Aと対向すると共に磁極片部52Aに
も対向し、マグネット25の円弧面部25Bは全体に亘
り磁極片部53Aと対向している。これにより、マグネ
ット25の磁束は、第1のヨーク51と第3のヨーク5
3を通して第1のホール素子54に導かれ、第2のヨー
ク52と第3のヨーク53を通して第2のホール素子5
5に導かれている。
【0078】これにより、第1のホール素子54から
は、ヨーク51,53を通る磁束密度に対応した第1の
信号が出力され、第2のホール素子55からは、ヨーク
52,53を通る磁束密度に対応した第2の信号が出力
される。そして、これらの信号を外部に位置した信号処
理回路によって演算処理することにより、弁軸22の回
動角±θに対応した検出信号を得ることができる。
【0079】しかも、本実施の形態でも、ヨーク51,
52,53をマグネット25に対しほぼ同一平面C上に
位置させてヨーク取付部材に設け、該ヨーク取付部材に
は弁軸22と共にマグネット25を挿通するマグネット
取付孔を形成することにより、前述した第1の実施の形
態による回動角検出装置と同様の作用効果を得ることが
できる。従って、弁軸22の先端には、ヨーク取付部を
用いてヒステリシス発生機構33等を取付けることがで
き、スロットルバルブの開閉操作を安定させることがで
きる。
【0080】さらに、本実施の形態では、ヨーク51,
52,53をマグネット25とほぼ同一平面C上に配設
したから、マグネット25からの磁界が強い位置に磁極
片部51A,52A,53Aを設けることができ、弁軸
22の回動角に対するヨーク51,52,53中を通る
磁束密度を高感度に検出することができる。
【0081】次に、第4の実施の形態を図8に基づいて
説明するに、本実施の形態の特徴は、第3のヨークの磁
極片部外周に配置したホール素子の磁気検出方向を弁軸
の軸方向としたことにある。なお、本実施の形態では前
述した第3の実施の形態と同一の構成要素に同一の符号
を付し、その説明を省略するものとする。
【0082】61は第3の実施の形態で述べた第1のヨ
ーク51に代えて用いられる第1のヨークで、該第1の
ヨーク61も、磁極片部61Aと、角棒状の延長部61
Bとにより形成されている。62は第2のヨーク52に
代えて用いられる第2のヨークで、該第2のヨーク62
も、磁極片部62Aと、角棒状の延長部62Bとにより
形成されている。63は第3のヨーク53に代えて用い
られる第3のヨークで、該第3のヨーク63も、磁極片
部63Aと、該磁極片部63Aの外周面に位置して径方
向外側に突出する板状の突出部63B,63Bとにより
形成されている。
【0083】ここで、磁極片部61A,62A,63A
は、磁極片部61Aと磁極片部62Aとをマグネット2
5の円弧面部25Aに対向して隣り合って設けると共
に、磁極片部63Aを磁極片部61A,62A間に位置
してマグネット25の円弧面部25Bに対向して設け、
前記ヨーク61,62,63は、図8に示すように、マ
グネット25に対しほぼ同一平面D上に位置してヨーク
取付部材(図示せず)に配設されている。
【0084】64は信号出力手段としての第1のホール
素子で、該第1のホール素子64は、第3のヨーク63
の突出部63Bと第1のヨーク61の延長部61Bとの
間に配置されている。また、第1のホール素子64の磁
気検出方向は、弁軸22の軸方向となっている。
【0085】65は信号出力手段としての第2のホール
素子で、該第2のホール素子65は、第3のヨーク63
の突出部63Bと第2のヨーク62の延長部62Bとの
間に配置されている。また、第1のホール素子64の磁
気検出方向は、弁軸22の軸方向となっている。
【0086】このように構成される回動角検出装置にお
いても、ヨーク61,62,63をヨーク取付部材に設
け、該ヨーク取付部材には弁軸22と共にマグネット2
5を挿通するマグネット取付孔を形成することにより、
前述した実施の形態による回動角検出装置と同様の作用
効果を得ることができる。
【0087】しかも、本実施の形態では、マグネット2
5の磁極方向とホール素子64,65の磁気検出方向と
を直交させているから、マグネット25から発生する洩
れ磁界の影響を低減でき、回動角±θの検出感度を高め
ることができる。
【0088】なお、実施の形態では、弁軸22の先端に
は、スロットルバルブ装置の一部をなすヒステリシス発
生機構33を設けるものとして述べたが、これ以外に、
例えば、ワイヤドラム、電動モータ等、スロットルバル
ブ装置で必要とする他の部品を取付けることも可能であ
る。
【0089】
【発明の効果】以上詳述した如く、請求項1の発明によ
れば、ヨークに対するマグネットの磁極の位置を回動軸
の回動角に対応して変化させることができ、信号出力手
段では、このマグネットの磁極位置の変化を磁束密度の
変化として検出することができる。
【0090】しかも、各ヨークをマグネットとほぼ同一
平面上に位置させてヨーク取付部材に配設し、該ヨーク
取付部材にはマグネットと共に回動軸を挿通させるマグ
ネット取付孔を形成したから、回動軸の先端側は、マグ
ネット取付孔を通してヨーク取付部材とから突出させる
ことができ、該回動軸の突出部分に他の部品の取付けが
可能となり、当該装置の使用範囲を広げることができ
る。
【0091】請求項2の発明では、マグネットを4個の
ヨークに対して非接触状態で保持する4極方式の回動角
検出装置として構成し、回動軸と共にマグネットを回動
すると、例えばマグネットの磁極と第1のヨーク、マグ
ネットの磁極と第2のヨークとの対向面積がそれぞれ増
加し、第1,第2のヨークを通る磁束密度が大きくな
る。一方、マグネットの磁極と第3のヨーク、マグネッ
トの磁極と第4のヨークとの対向面積がそれぞれ減少
し、第3,第4のヨークを通る磁束密度が小さくなる。
そして、信号出力手段では、これらのヨークを通る磁束
密度の変化に対応した信号が出力され、この信号から回
動角を検出できる。
【0092】請求項3の発明では、マグネットを3個の
ヨークに対して非接触状態で保持する3極方式の回動角
検出装置として構成し、回動軸と共にマグネットを回動
させると、例えばマグネットの磁極と第1のヨークとの
対向面積が増加して磁束密度が大きくなる。一方、マグ
ネットの磁極と第2のヨークとの対向面積が減少して磁
束密度が小さくなる。そして、信号出力手段では、これ
らのヨークを通る磁束密度の変化に対応した信号が出力
され、この信号から回動角を検出できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態による回動角検出装置を示す
縦断面図である。
【図2】第1の実施の形態に用いられる第1のヨーク、
第2のヨーク、第3のヨーク、第4のヨーク、マグネッ
ト、弁軸を示す斜視図である。
【図3】第1の実施の形態に用いられる第1のヨーク、
第2のヨーク、第3のヨーク、第4のヨーク、マグネッ
ト、弁軸を示す平面図である。
【図4】第2の実施の形態に用いられる第1のヨーク、
第2のヨーク、第3のヨーク、第4のヨーク、マグネッ
ト、弁軸を示す斜視図である。
【図5】図4中の要部を拡大して示す斜視図である。
【図6】第3の実施の形態に用いられる第1のヨーク、
第2のヨーク、第3のヨーク、マグネット、弁軸を示す
斜視図である。
【図7】第3の実施の形態に用いられる第1のヨーク、
第2のヨーク、第3のヨーク、マグネット、弁軸を示す
平面図である。
【図8】第4の実施の形態に用いられる第1のヨーク、
第2のヨーク、第3のヨーク、マグネット、弁軸を示す
斜視図である。
【図9】従来技術による回動角検出装置を示す縦断面図
である。
【符号の説明】
21 スロットルボディ(ケーシング) 22 弁軸 23 ヨーク取付部材 24 マグネット取付孔 25 マグネット 26,41 第1のヨーク 27,42 第2のヨーク 26A,27A,41A,42A 磁極片部 26B,27B,41B,42B 延長部 28,43 第3のヨーク(ヨーク) 29,44 第4のヨーク(ヨーク) 28A,29A,43A,44A 磁極片部 28B,29B,43B,44B 延長部 30,45,54,64 第1のホール素子(信号出力
手段) 31,46,55,65 第2のホール素子(信号出力
手段) 51,61 第1のヨーク(ヨーク) 51A,61A,52A,62A,53A,63A 磁
極片部 51B,61B,52B,62B 延長部 52,62 第2のヨーク(ヨーク) 53,63 第3のヨーク(ヨーク) 63B 突出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI G01D 5/245 G01D 5/245 X (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01B 7/00 - 7/34 G01D 5/00 - 5/252 G01D 5/39 - 5/62 F02D 9/00 - 11/10 F02D 35/00 - 35/02 F02D 45/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシングと、該ケーシングに回動可能
    に設けられた回動軸と、該回動軸の軸方向一側に位置し
    て前記ケーシングに設けられたヨーク取付部材と、該ヨ
    ーク取付部材に前記回動軸と同軸で前記回動軸よりも大
    径に形成され、前記回動軸が挿通されるマグネット取付
    孔と、該マグネット取付孔内に位置して前記回動軸に設
    けられたマグネットと、該マグネットの磁極と対向した
    状態で前記マグネットとほぼ同一平面上に位置して前記
    ヨーク取付部材に設けられ、前記マグネットが回動する
    ときに磁極の位置に応じて磁束密度が変化する複数個の
    ヨークと、該各ヨークに形成される磁束の変化から前記
    マグネットの回動角に応じた信号を出力する信号出力手
    段とから構成してなる回動角検出装置。
  2. 【請求項2】 前記ヨーク取付部材には、第1のヨーク
    と第2のヨークをマグネットの2個の磁極を挟んで18
    0°対向して設けると共に、第3のヨークと第4のヨー
    クを前記第1,第2のヨークとの間に位置して180°
    対向した状態で設け、前記第1,第2のヨークと第3,
    第4のヨークとは前記ヨーク取付部材に対し軸方向に重
    ねた状態で配設してなる請求項1記載の回動角検出装
    置。
  3. 【請求項3】 前記ヨーク取付部材には、第1のヨーク
    と第2のヨークとをマグネットの一方の磁極に対向して
    隣り合って設けると共に、第3のヨークを前記第1,第
    2のヨークの間に位置して前記マグネットの他方の磁極
    に対向して設け、前記第1,第2,第3のヨークは前記
    ヨーク取付部材に対しほぼ同一平面上に配設してなる請
    求項1記載の回動角検出装置。
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