JP3436667B2 - 浴室ドアの下枠 - Google Patents

浴室ドアの下枠

Info

Publication number
JP3436667B2
JP3436667B2 JP28561097A JP28561097A JP3436667B2 JP 3436667 B2 JP3436667 B2 JP 3436667B2 JP 28561097 A JP28561097 A JP 28561097A JP 28561097 A JP28561097 A JP 28561097A JP 3436667 B2 JP3436667 B2 JP 3436667B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lower frame
stopper
rail member
frame body
rail
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP28561097A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11117620A (ja
Inventor
康広 山下
幸広 矢代
Original Assignee
Ykk Ap株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ykk Ap株式会社 filed Critical Ykk Ap株式会社
Priority to JP28561097A priority Critical patent/JP3436667B2/ja
Publication of JPH11117620A publication Critical patent/JPH11117620A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3436667B2 publication Critical patent/JP3436667B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Door And Window Frames Mounted To Openings (AREA)
  • Residential Or Office Buildings (AREA)
  • Support Devices For Sliding Doors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は浴室ドアが開閉す
るためのレールを有する浴室ドアの下枠に関するもので
ある。 【0002】 【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】浴室ド
アの下枠において、浴室ドア用のレール部分の清掃がで
きるようにする場合、実開平6-32671号,特開平9-1258
30号のようにレール部分と下枠本体は分離させられ、互
いに着脱自在に組み合わせられる。 【0003】実開平6-32671号では浴室ドアが縦枠に吊
り支持された開き戸であることから、レールが形成され
る簀の子を下枠本体に対して単純に載置することで着脱
自在にしているが、浴室ドアがレール上を走行する引き
戸の場合の走行時や人の通行時等に簀の子に荷重が偏っ
て作用したときに簀の子が浮き上がり、離脱する可能性
がある。 【0004】特開平9-125830号では浴室ドアが開閉時に
常にレールに接触する折れ戸であることから、レールが
形成された簀の子状の部材を下枠本体にねじにより接合
しているが、ねじを用いた構造では着脱作業に、下枠に
付属しないドライバーを必要とするため、操作性に難が
ある。また下枠本体とレールが形成された部材の双方に
孔明け加工が必要になるため、製作性も落ちる。 【0005】この発明は上記背景より、レール部材の平
常時の安定性を確保しながら、着脱操作を単純化する浴
室ドアの下枠を提案するものである。 【0006】 【課題を解決するための手段】本発明では下枠本体に対
して着脱自在なレール部材下枠本体の長さ方向に、も
しくは下枠本体が接合される縦枠の長さ方向に摺動自在
に配置されるストッパに係合させて下枠本体に拘束させ
ることにより、レール部材の安定性を確保しながら、着
脱操作を単純化する。 【0007】 レール部材は下枠本体のストッパや縦枠の
ストッパに下枠本体からの離脱の向きに係合すること
で、下枠本体に拘束された状態を維持し、ストッパが移
動し、ストッパへの係合が解除されることにより、下枠
本体から離脱可能になる。 【0008】 平常時にはレール部材が下枠本体に拘束さ
れることで、浴室ドアの開閉時や人の通行時の安定性が
確保され、下枠本体からのレール部材の離脱が防止され
る。また着脱操作が下枠本体やストッパへの係合とそれ
からの解除によって行われ、ドライバーを必要としない
ため、操作性が向上する。 【0009】 【発明の実施の形態】この発明の下枠1は下枠本体2
と、下枠本体2に対して着脱自在なレール部材3からな
り、レール部材3が平常時に下枠本体2の長さ方向に、
もしくは縦枠7の長さ方向に摺動自在に配置されるスト
ッパ8に係合することで、下枠本体2に拘束された状態
を維持する。 【0010】浴室ドア4は図示するようにレール部材3
のレール31上を走行する引き戸の場合と、レール31をガ
イドとして開閉する折れ戸の場合がある。 【0011】下枠本体2は図1に示すように脱衣室側に
位置する上部見込み片21の浴室側に、浴室ドア4によっ
て排除された浴室からの水を受け、レール部材3を収納
するための溝25を有する断面形状をする。 【0012】溝25は上部見込み片21より下に位置する下
部見込み片22と、両見込み片21,22をつなぐ脱衣室側の
見付け片23と、それに対向する浴室側の見付け片24から
構成される。浴室側の見付け片24の脱衣室側には浴室ド
ア4の下端部に浴室側から密着する気密材5を敷設する
ためのポケット26が形成される。 【0013】浴室ドア4は浴室からの水を排除するため
に溝25内に入り込み、レール部材3もこの溝25内に配置
され、下部見込み片22上に載置される 【0014】図面では下枠1の上端の段差をなくすため
に、上部見込み片21の上面とポケット26の上端、及びレ
ール部材3のレール31の上端のレベルを揃えている。ま
た図面では下枠本体2が、浴室側の見付け片24より更に
浴室側へ跨る見込み幅を持つ場合を示しているが、この
場合、下部見込み片22の、見付け片24より浴室側へ連続
する部分には、ポケット26の上端と下部見込み片22との
間の段差をなくし、下枠1の上端のレベルを下枠1の全
幅に亘って平坦にするためのアタッチメント28が着脱自
在に取り付けられる。 【0015】レール部材3は浴室ドア4が開閉するため
のレール31と、下枠本体2の溝25内で見込み方向に移動
しないよう、脱衣室側の見付け片23と浴室側の見付け片
24に突き当たる脚部32,32を持つ。 【0016】レール部材3は平常時にストッパ8に係合
することで、下枠本体2に拘束された状態を維持するた
め、レール部材3は下枠本体2の溝25内に単純に落とし
込まれて設置されればよく、下枠本体2へ係合する必要
はないが、拘束効果を上げるためレール部材3を下枠
本体2に係合させる場合もある。 【0017】図3は(c) に示すように縦枠7の上記のポ
ケット71に長さ方向に摺動自在にストッパ8を配置した
場合を示す。ストッパ8は(b) に示すように降下したと
きにレール部材3の脚部32,32のいずれかの部分に突き
当たり、降下した状態を維持することでレール部材3の
浮き上がりを拘束する。 【0018】ストッパ8が降下した状態と上昇した状態
の維持は、例えばストッパ8が摺動する縦枠7のストッ
パ8側の面、図面ではポケット71の内周面に突出し加工
等により突起72を形成する一方、ストッパ8の縦枠7側
の面に突起72が嵌合する溝81や孔を二箇所形成すること
で確保される。突起72はストッパ8が昇降する範囲に突
設され、溝81や孔はストッパ8がレール部材3に突き当
たったときの突起72の位置と、レール部材3が離脱する
のに十分な高さまでストッパ8が上昇したときの突起72
の位置に形成される。 【0019】ストッパ8によってレール部材3を拘束す
る上では、ストッパ8が降下した状態が維持されればよ
いため、溝81や孔はストッパ8がレール部材3に突き当
たったときの突起72の位置の一箇所に形成されれば足り
る。 【0020】ストッパ8自身がレール部材3を押さえる
のに十分な重量を持つ場合や、ストッパ8とそれが接触
する縦枠7との間の摩擦力が十分大きい場合は必ずしも
突起72と溝81を形成する必要はない。 【0021】ストッパ8が降下した図3−(b) に示す状
態では、ストッパ8の上側の溝81や孔に突起72が嵌合し
てストッパ8が降下した状態を維持し、レール部材3を
拘束する。ストッパ8が上昇した(a) に示す状態のとき
にレール部材3が下枠本体2から取り外し可能になる。
レール部材3が下枠本体2へ係合しない場合、レール部
材3は変形することなく取り外される。ストッパ8が上
昇した状態はその下側の溝81や孔に突起72が嵌合するこ
とで維持される。 【0022】図4は図3の変形例であり、ストッパ8が
降下したときに脚部32に二箇所で突き当たる形状にスト
ッパ8を形成すると共に、脱衣室側で昇降操作できるよ
う、ポケット71から脱衣室側へ突出するつまみ82を形成
した場合である。 【0023】図5は縦枠7の見込み片73にストッパ8を
昇降自在に配置した場合を示す。この場合、図示しない
が、見込み片73とストッパ8のいずれか一方に縦枠7の
長さ方向に溝や突条が形成され、他方に溝に差し込まれ
る突起や、突条が差し込まれる溝が形成される。 【0024】図6〜図8は下枠本体2の長さ方向に摺動
自在にストッパ8を配置した場合を示す。これらの場
合、ストッパ8は(b) に示すようにスライドによってレ
ール部材3のいずれか一方の脚部32に上から重なる状態
と、(c)に示すように脚部32から外れた状態とに切り替
えられ、脚部32に重なったときにレール部材3を拘束す
る。このため、ストッパ8は(a) に示すようにレール部
材3の脚部32に重なっているときにストッパ8自身が下
枠本体2から上方へ抜け出さないよう、下枠本体2のい
ずれかの部分に上方へ係合する位置に配置される。 【0025】ストッパ8がある決まった位置、例えば図
6〜図8の各(c) に示すように下枠本体2の端部位置に
移動したときに、ストッパ8への係合が解除されるよ
う、レール部材3の脚部32の、ストッパ8が係合してい
る部分のある決まった位置、図面では下枠本体2の端部
位置が切り欠かれる。ストッパ8はレール部材3の長さ
の範囲のいずれかの部分でレール部材3から解除されれ
よいため、脚部32の切欠き34をレール部材3の長さ方
向の中間部に形成する場合もある。 【0026】図6はストッパ8を浴室側の脚部32と見付
け片24間に配置し、ポケット26に係合させた場合、図7
は脱衣室側の脚部32と見付け片23間に配置し、見付け片
23の高さ方向中間部に形成した突片29に係合させた場合
である。図8は図7の変形例であり、ストッパ8が上部
見込み片21に連続する突片29に係合しながら、脱衣室側
から操作できるよう、上部見込み片21上に回り込む形を
した場合である。 【0027】いずれの場合も各図の(b) に示すようにス
トッパ8がレール部材3の切欠き34以外の部分にあると
きにレール部材3がストッパ8に係合し、拘束された状
態を維持し、各図の(c) に示すようにストッパ8が切欠
き34の位置に移動したときに係合が解除され、レール部
材3が離脱可能になる。 【0028】 【発明の効果】 下枠本体に対して着脱自在なレール部材
下枠本体の長さ方向に、もしくは縦枠の長さ方向に摺
動自在に配置されるストッパに係合させることで下枠本
体に拘束させるため、浴室ドアの開閉時や人の通行時の
レール部材の安定性が確保され、下枠本体からのレール
部材の離脱が防止される。 【0029】また着脱操作ストッパへの係合とその解
除によって行われ、ドライバーを必要としないため、操
作性が向上する。
【図面の簡単な説明】 【図1】 下枠本体とレール部材の関係を示した縦断面図
である。 【図2】図1の下枠を含むサッシ枠を示した横断面図で
ある。 【図3】(a) ,(b) はストッパを縦枠のポケットに配置
した場合下枠本体とレール部材の関係を示した縦断面
図であり、(a) はレール部材が着脱自在な状態を、(b)
はレール部材が拘束された状態を示す。(c) は(b) の横
断面図である。 【図4】図3の変形例であり、(a) はレール部材が拘束
された状態を示す縦断面図、(b) は(a) の横断面図であ
る。 【図5】(a) はストッパを縦枠の見込み片に配置した場
合のレール部材とストッパの関係を示した縦断面図であ
り、(b) は(a) の横断面図である。 【図6】(a) はストッパを下枠本体に配置した場合のレ
ール部材とストッパの関係を示した縦断面図であり、
(b) はレール部材が拘束された状態を示した(a) の平面
図、(c) は拘束が解除された状態を示した(a) の平面図
である。 【図7】(a) は図6−(a) の変形例を示した縦断面図で
あり、(b) はレール部材が拘束された状態を示した(a)
の平面図、(c) は拘束が解除された状態を示した(a) の
平面図である。 【図8】(a) は図6−(a) の変形例を示した縦断面図で
あり、(b) はレール部材が拘束された状態を示した(a)
の平面図、(c) は拘束が解除された状態を示した(a) の
平面図である。 【符号の説明】 1……下枠、2……下枠本体、21……上部見込み片、22
……下部見込み片、23,24……見付け片、25……溝、26
……ポケット28……アタッチメント、29……突片、3
……レール部材、31……レール、32……脚部34……切
欠き、4……浴室ドア、5……気密材7……縦枠、71
……ポケット、72……突起、73……見込み片、8……ス
トッパ、81……溝、82……つまみ。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 浴室ドアが開閉するためのレールを有す
    る浴室ドアの下枠であり、下枠本体と、下枠本体に対し
    て着脱自在で、平常時に下枠本体に拘束された状態を維
    持するレール部材からなり、レール部材は下枠本体の長
    さ方向に、もしくは下枠本体が接合される縦枠の長さ方
    向に摺動自在に配置されるストッパに係合し、下枠本体
    に拘束されている浴室ドアの下枠。
JP28561097A 1997-10-17 1997-10-17 浴室ドアの下枠 Expired - Fee Related JP3436667B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28561097A JP3436667B2 (ja) 1997-10-17 1997-10-17 浴室ドアの下枠

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28561097A JP3436667B2 (ja) 1997-10-17 1997-10-17 浴室ドアの下枠

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11117620A JPH11117620A (ja) 1999-04-27
JP3436667B2 true JP3436667B2 (ja) 2003-08-11

Family

ID=17693765

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28561097A Expired - Fee Related JP3436667B2 (ja) 1997-10-17 1997-10-17 浴室ドアの下枠

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3436667B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200183376Y1 (ko) * 1999-11-03 2000-05-15 박기영 레일은폐형 창호(또는 문)장치
JP4959656B2 (ja) * 2008-09-17 2012-06-27 株式会社Lixil 下枠フラットサッシ
JP5607004B2 (ja) * 2011-08-31 2014-10-15 Ykk Ap株式会社 建具

Also Published As

Publication number Publication date
JPH11117620A (ja) 1999-04-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10569112B2 (en) Fire and/or smoke blocking device
JP3436667B2 (ja) 浴室ドアの下枠
JP2949464B2 (ja) ドアの隙間塞ぎ装置
JP3077641B2 (ja) シャッター用施錠装置
JP4221259B2 (ja) 建物開口部用シャッター
JP2791637B2 (ja) ドアの隙間塞ぎ装置
JP3609716B2 (ja) 巻取式網戸
JPH11241555A (ja) 引き違いサッシ
JPH0354480U (ja)
JP3654066B2 (ja) 避難用片引き戸付捲込み防火シートシャッター
JP4044814B2 (ja) 出入り口横断用の着脱自在手摺り
JPH07173945A (ja) 引戸の下枠構造
JP4763024B2 (ja) 建物開口部用シャッター
JP3002107U (ja) 玄関ドアの構造
JPH0111912Y2 (ja)
JPS5820794Y2 (ja) 網戸つき引違いサッシ
JPS6317837Y2 (ja)
KR900008462Y1 (ko) 단열커텐용 커텐틀재
JPH11125071A (ja) 引き違いサッシ
JP3912677B2 (ja) ローマンシェード
JP4203794B2 (ja) 自閉戸体の開戸保持装置およびストッパ機能付きドアハンドル
KR890000504Y1 (ko) 가변창문
JPH0941817A (ja) 非常時に開放できる内開き扉
JP3011193U (ja) カーテンレール用ストップランナー
JPH0133747Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20011016

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080606

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090606

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100606

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100606

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110606

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees