JP3436365B1 - 携帯用丸のこ機 - Google Patents

携帯用丸のこ機

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JP3436365B1
JP3436365B1 JP2003030195A JP2003030195A JP3436365B1 JP 3436365 B1 JP3436365 B1 JP 3436365B1 JP 2003030195 A JP2003030195 A JP 2003030195A JP 2003030195 A JP2003030195 A JP 2003030195A JP 3436365 B1 JP3436365 B1 JP 3436365B1
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screw
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hinge
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portable circular
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直哉 衛藤
宏 佐藤
琢磨 野中
顕司 丹羽
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Koki Holdings Co Ltd
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Hitachi Koki Co Ltd
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Abstract

【要約】 【課題】 本発明の課題は、組立部品の寸法精度に起因
するのこ刃とベース側面との平行度のバラツキを解消す
ることにある。 【解決手段】のこ刃と、ソーカバーと、ベースと、上記
ベースと上記ソーカバーとを連結する連結部とを有し、
上記連結部は上記ソーカバーに設けられためねじを有す
るヒンジと、上記ベースに取付けられ、少なくとも2つ
の穴部を有するヒンジ保持部と、上記めねじと上記少な
くとも2個の穴部に挿通される調整ねじとを有し、上記
ヒンジ保持部の少なくとも2個の穴部は離間して配置さ
れ該穴部の間に上記めねじが位置し、上記調整ねじを回
動することにより、上記ヒンジを上記調整ねじの軸方向
に移動可能とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はのこ刃とベース側面
との平行度を微調整することができる携帯用丸のこ機に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の携帯用丸のこ機の一例を図13〜
図15に示す。携帯用丸のこ機は図に示すように、電動
機により駆動されるのこ刃2と、のこ刃2を覆うソーカ
バー1と、ソーカバー1に取付けられ、切断量を決定す
ると共に切断時の基準となるベース3とを有する。従来
の携帯用丸のこ機は、図14に示すように第1連結部1
0、第2連結部11によってソーカバー1にベース3が
取付けられている。第1連結部10は本体前方に位置
し、図13に示すようにベース3が第1連結部10を支
点として回動可能なようにロールピン12によってベー
ス3とソーカバー1とを連結している。また、第2連結
部11は本体後方のベース3上に位置し、図15に示す
ようにソーカバー1にボルト13を介して設けられ一定
量本体下方に移動可能なリンク4とベース3とをリベッ
ト14によって連結させている。ボルト13を緩め、第
2連結部11を下方に移動させることによって、ベース
3は図14で示すように第1連結部10を支点として回
動する。この操作をすることで、切断量を調整すること
ができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の携帯用
丸のこ機では、ベース側面15を利用し精度の要求され
る切断を行う際に重要となるのこ刃2とベース側面15
との平行度は、組立部品の寸法精度によって決定される
ため僅かなバラツキがあるといった欠点があった。本発
明の目的は、のこ刃とベース側面との平行度の僅かなバ
ラツキを解消することのできる携帯用丸のこ機を提供す
ることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、電動機により駆動されるのこ刃と、該の
こ刃を覆うソーカバーと、ベースと、該ベースと上記ソ
ーカバーとを連結する連結部とを有し、該連結部は上記
ソーカバーに設けられためねじを有するヒンジと、上記
ベースに取付けられ、少なくとも2つの穴部を有するヒ
ンジ保持部と、上記めねじと上記少なくとも2個の穴部
に挿通される調整ねじとを有し、上記ヒンジ保持部の少
なくとも2個の穴部は離間して配置され該穴部の間に上
記めねじが位置し、上記調整ねじを回動することによ
り、上記ヒンジを上記調整ねじの軸方向に移動可能とし
たことに一つの特徴がある。
【0005】本発明の他の特徴は、上記調整ねじの先端
部に抜け止め部材を取付けたことにあり、さらには、上
記ヒンジは、上記めねじの軸方向に対して垂直なねじ穴
を有し、該ねじ穴に挿通する押さえねじを設けたことに
ある。本発明の他の特徴及び利点は以下の説明によりさ
らに明瞭に理解される。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明携帯用丸のこ機の一実施例
を図1〜図4に示す。本発明は図に示すようにソーカバ
ー1に設けられたリンク4とベース3とを連結させる連
結部11の構造を工夫したものであり、この連結部11
以外の構造は図13〜図15に示した携帯用丸のこ機と
同様の構造である。
【0007】ベース3とリンク4とを連結させる連結部
11は、図に示すようにベース3上に設けられた長穴6
にリンク4と連結されたピン5が挿入され、図2に示す
ようにピン5の軸心に対して直角に設けられた2個所の
ネジ穴7に取付けられる無頭ネジ8によってピン5を長
穴6内で固定する構造となっている。
【0008】2個の無頭ネジ8を調節することにより、
リンク4と連結したピン5は長穴6内でのこ刃2の軸方
向に移動し、本体が前記第1連結部10を支点としての
こ刃2の軸方向に回動するので、のこ刃2とベース側面
15との平行度を変化させることができる。すなわち、
任意に2個の無頭ネジ8を調整し、ピン5を長穴6内で
のこ刃2の軸方向に移動させることにより、のこ刃2と
ベース側面15との平行度を微調整することが可能とな
る。
【0009】図5〜図7に本発明携帯用丸のこ機の他の
実施例を示す。本実施例は図5に示すように、ピース1
6にリンク4と連結した段付きネジ17が固定され、ピ
ース16はベース3上に設けられた長穴6に挿入され、
図に示すようにピース6の軸心に対して直角に設けられ
た穴18と、ピース16に設けられたネジ穴19とに対
してネジ穴付きボルト20が挿通し、ボルト20のネジ
穴に緩み止めネジ21が挿入され、リンク4と連結した
ピース16は長穴6内で保持される構造となっている。
また、ボルト20は図7に示すように緩み止めネジ21
を締結することにより固定される。なお、リンク4にピ
ース16を固定させる方法として、図8に示すようにピ
ン22をボルト20に下方で圧入する方法や図9に示す
ようにリベット23をボルト20の下方でかしめる方法
等が考えられる。
【0010】上記のような構成とした携帯用丸のこ機
は、ボルト20を回動させることによってリンク4と連
結したピース16が長穴6内でのこ刃2の軸方向に移動
する。この操作をすることによりのこ刃2とベース側面
15との平行度を微調整することが可能となる。上記し
たようにピース16を設けた構成とすることによって、
上記した図1〜図4に示す実施例よりも確実に長穴6内
で固定することができるようになると共に図1〜図4に
示す実施例では2個の無頭ネジ8を夫々調節しなければ
ならなかったが本実施例では1個のネジ穴付きボルト2
0を調整するだけでよいので操作性が向上するという効
果を有することができる。
【0011】上記した図1〜図9に示す携帯用丸のこ機
の実施例は、第2連結部11の構造を工夫したものであ
るが、図10〜図12に示す携帯用丸のこ機のように第
1連結部10の構造を工夫したものでも同様の効果を得
ることができる。以下図10〜図12を用いて本発明携
帯用丸のこ機の更に他の実施例を詳細に説明する。な
お、第1連結部10以外の構造は図13〜図15に示し
た従来の携帯用丸のこ機と同様である。図10に示すよ
うにソーカバー1にはめねじ25を有するヒンジ24が
設けられており、ベース3にはめねじ25と同一線上に
位置する2個の穴28を有するヒンジ保持部26が設け
られている。図11に示すようにヒンジ保持部26の穴
28を介してヒンジ24のめねじ25に挿通される調整
ねじ29によってソーカバー1とベース3とは連結され
る。調整ねじ29はヒンジ保持部26に挿通された後に
抜け止め部材30が取り付けられる。また、図に示すよ
うにヒンジ24にはめねじ25の軸方向に対して垂直に
ねじ穴32が設けられており、該ねじ32には押えねじ
31が挿通される。
【0012】上記した構成とすることによって、ベース
3は第1連結部10を支点として回動することができる
と共に図12に示すように調整ネジ29をCあるいはD
方向に回転させるとヒンジ24をEあるいはF方向に移
動させることができる。のこ刃2とベース側面15との
平行度のバラツキは、調整ネジ29を回転させることで
解消することができ、押えねじ31を締めることにより
調整ねじ29を任意の位置で固定させることができる。
【0013】なお、調整ネジ29は、図11に示すよう
にヒンジ保持部26の穴28に位置する部分が不完全ね
じとなっていることが好ましく、これにより調整ねじ2
9を軸としてベース3を回動させる際、すなわち切断量
を調整する際に発生する穴28での磨耗を軽減させるこ
とができる。また、ねじ部の損傷を防ぐため、押えねじ
31が突き当てられる位置を不完全ねじとすることが好
ましい。更に、調整ねじ29のねじ部にナイロック加工
部を設けた構成とすると、押えねじ31を使用すること
なく調整ねじ29を任意の位置に固定させることができ
るようになる。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、のこ刃とベース側面と
の平行度を微調整可能としたので、ベース側面を利用し
た切断を行う際に精度の高い切断を行うことができる携
帯用丸のこ機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明携帯用丸のこ機の一実施例を示す要部斜
視図。
【図2】図1のM部透視拡大図。
【図3】図2の組立図。
【図4】図1のM部上面拡大図。
【図5】本発明携帯用丸のこ機の他の実施例を示す要部
組立図。
【図6】図5の組立後を示す上面断面図。
【図7】図6の動作説明図。
【図8】本発明携帯用丸のこ機の他の実施例を示す要部
断面図。
【図9】本発明携帯用丸のこ機の他の実施例を示す要部
断面図。
【図10】本発明携帯用丸のこ機の他の実施例を示す要
部断面上面図。
【図11】図10の要部組立斜視図。
【図12】図10の要部拡大斜視図。
【図13】従来の携帯用丸のこ機の一例を示す上面図。
【図14】図13の側面図。
【図15】図14の要部組立斜視図。
【符号の説明】
1はソーカバー、2はのこ刃、3はベース、4はリン
ク、5はピン、6は長穴、7はネジ穴、8は無頭ネジ、
10、11は連結部15はベース側面、24はヒンジ、
25はめねじ、26はヒンジ保持部、29は調整ねじで
ある。
フロントページの続き (72)発明者 丹羽 顕司 茨城県ひたちなか市武田1060番地 日立 工機株式会社内 (56)参考文献 特開 平7−329001(JP,A) 特開 平10−296701(JP,A) 特開 平5−77202(JP,A) 米国特許3242953(US,A) 米国特許2986178(US,A) 米国特許5414935(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B27B 9/00 - 9/04

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電動機により駆動されるのこ刃と、該のこ
    刃を覆うソーカバーと、ベースと、上記ベースと上記ソ
    ーカバーとを連結する連結部とを有し、該連結部は上記
    ソーカバーに設けられためねじを有するヒンジと、上記
    ベースに取付けられ、少なくとも2つの穴部を有するヒ
    ンジ保持部と、上記めねじと上記少なくとも2個の穴部
    に挿通される調整ねじとを有し、上記ヒンジ保持部の少
    なくとも2個の穴部は離間して配置され、該穴部の間に
    上記めねじが位置し、上記調整ねじを回動することによ
    り、上記ヒンジを上記調整ねじの軸方向に移動可能とし
    たことを特徴とする携帯用丸のこ機。
  2. 【請求項2】請求項1において上記調整ねじの先端部に
    抜け止め部材を取付けたことを特徴とする携帯用丸のこ
    機。
  3. 【請求項3】請求項1において上記ヒンジは、上記めね
    じの軸方向に対して垂直なねじ穴を有し、該ねじ穴に挿
    通する押さえねじを設けたことを特徴とする携帯用丸の
    こ機。
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