JP3154648B2 - 回転切削工具 - Google Patents

回転切削工具

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JP3154648B2
JP3154648B2 JP21381495A JP21381495A JP3154648B2 JP 3154648 B2 JP3154648 B2 JP 3154648B2 JP 21381495 A JP21381495 A JP 21381495A JP 21381495 A JP21381495 A JP 21381495A JP 3154648 B2 JP3154648 B2 JP 3154648B2
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惠也 篠
進一 新木
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23CMILLING
    • B23C5/00Milling-cutters
    • B23C5/16Milling-cutters characterised by physical features other than shape
    • B23C5/20Milling-cutters characterised by physical features other than shape with removable cutter bits or teeth or cutting inserts
    • B23C5/22Securing arrangements for bits or teeth or cutting inserts
    • B23C5/24Securing arrangements for bits or teeth or cutting inserts adjustable
    • B23C5/2472Securing arrangements for bits or teeth or cutting inserts adjustable the adjusting means being screws
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23CMILLING
    • B23C2250/00Compensating adverse effects during milling
    • B23C2250/08Compensating adverse effects during milling compensating centrifugal force

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は正面フライス等の回
転切削工具に関する。
【0002】
【従来の技術】アルミニウム、軟鋼などの材料をフライ
ス切削する場合、構成刃先による仕上面の荒れを防ぐた
め、高速切削を行う。この時、正面フライス等で使用す
るブレードが、高速回転での遠心力によって、動いた
り、飛び出したりしないように、例えば、くさびでクラ
ンプしたり、ブレード自体に勾配を付けるという対策を
講じる。また、例えば、特開平5−138426号公報
「切削工具」では、その公報の図1に示すように、切刃
チップ23に凹部33を形成し、工具本体21に凸部3
9を形成してこれらを嵌合し、飛び出しを防止してい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記公報では、初期取
付時や摩耗後の切刃チップ23の刃先突出し量の微調整
は、切刃チップ23の凹部33と工具本体21の凸部3
9とのわずかな隙間で行うことは可能であるが、遠心力
が大きくなると、この作用で切刃チップ23が動く恐れ
がある。本発明の目的は、高速切削時においても、ブレ
ードが動いたり飛び出したりせず、刃先の突出し量が調
整可能な回転切削工具を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の請求項1は、ボデーに複数のブレードを装着
し、このブレードの後端面をアジャストねじで押す形式
の回転切削工具において、前記複数のブレード、先端
が径内方へ傾斜し、且つ側面を、回転中心から径外方へ
向けるとともに回転軸に直交して取付けたサイドクラン
プねじで固定する構成であり、このサイドクランプねじ
の先端に回転自在にボールを取付け、このボールの一部
に、前記ブレードの側面に設けた押圧面に当てる平面部
を形成したことを特徴とする。この構成により、ブレー
ドには、遠心力によってブレードを飛び出させない方向
であるブレード後端面方向と、ブレードの挿入穴と直角
の外側方向とに分力が働き、ブレードはアジャストねじ
及びブレードの挿入穴で規制され、動いたり、ボデーか
ら飛び出さない。
【0005】また、アジャストねじでブレードの突出し
量を調整できるので、初期にブレードを取付ける時や摩
耗した時に都合が良く、複数のブレードの突出し量を合
わせることができる。
【0006】更に、サイドクランプねじのボールの平面
部が自在に回転して、サイドクランプねじの軸に対して
直角でないブレードの押圧面に当接して面接触とするの
で、ブレードの固定は強固となる。
【0007】更にまた、サイドクランプねじは、回転軸
に直交しているので、ボデーの中央に逃がし部を設けれ
ば、この逃し部から工具を挿入してサイドクランプねじ
を締めたり、弛めたりする作業が容易となる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図に基
づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見る
ものとする。図1は本発明の基礎となる正面フライス
面図であり、正面フライス1は、ボデー2と、このボ
デー2の外周側に先端が径内方へ傾斜して配置されたブ
レード3…(…は複数個を示す。以下同様。)と、この
ブレード3…の後端面3dに当接して、ブレード3…の
突出し量を調整するアジャストねじ4…と、回転中心か
ら径外方向へ向けて取付けられたサイドクランプねじ5
…とからなる。なお、5aはサイドクランプねじ5の端
部に形成された六角穴である。
【0009】ボデー2は、正面フライス1の前面2aに
形成した凹部である逃がし部2bと、この逃がし部2b
から正面フライス1後部の取付面2cまで貫通させた、
回転中心にあってフライス盤の出力軸を挿入する取付穴
(いんろう)2dと、この取付穴2dの周囲に配置され
た、フライス盤に正面フライス1をねじ取付するための
ドライブ穴2e…と、ブレード3…を挿入する挿入穴2
f…と、アジャストねじ4を取付けるアジャストねじ穴
2g…と、アジャストねじ4後端に形成された六角穴2
hに六角棒スパナ等を差込んで回すための調整穴2i…
と、サイドクランプねじ5…を取付けるためのサイドク
ランプねじ穴2j…とからなる。
【0010】ブレード3は、周方向に16本、20本
等、等間隔に配置されている。ブレード3先端の径内方
への傾斜角θは、1〜45゜の範囲で設定可能であり、
10゜前後が適当である。
【0011】図2(a)〜(c)は本発明に係るブレー
ドの単品図であり、(a)は正面図、(b)は側面図、
(c)は下面図である。 (a)において、ブレード3は刃部を形成するチップ3
aと、チップ3aを先端に固着した台金3bとからな
る。なお、3dはブレード3の後端面である。 (b)において、台金3bのチップ3a取付部を除く部
分は円筒状であり、図1に示す挿入穴2fに挿入され
る。
【0012】(c)において、ブレード3の台金3b
は、長手方向に押圧面3cを有する。図1に示したよう
に、ブレード3をボデー2の挿入穴2fに挿入したとき
に、サイドクランプねじ5、5が押圧面3cに当接す
る。
【0013】以上に述べた平面フライス1の作用を次に
説明する。図1において、正面フライス1にブレード3
を取付ける場合には、まず、ボデー2の挿入穴2fにブ
レード3を挿入する。ブレード3挿入時、図2(c)に
示した押圧面3cが回転中心を向くようにする。次に、
サイドクランプねじ5、5の六角穴5a,5aに六角棒
スパナを挿入してブレード3が落ちない程度に仮締めす
る。
【0014】この後、アジャストねじ4の六角穴2hに
調整穴2iから六角棒スパナを挿入して、例えばボデー
2の前面2aを基準にしてブレード3のチップ3aの先
端突出し量を規定値に調整する。その後、サイドクラン
プねじ5,5を本締めする。他のブレード3…も同様に
取付ける。
【0015】図3は本発明に係るブレードに働く力の説
明図であり、フライス切削中には、ブレード3に遠心力
Fが発生する。ブレード3の挿入穴2fは、ブレード3
の先端(チップ3a)が径内方へ傾斜しているのと同様
に傾斜しているため、遠心力Fの分力として、ブレード
3に外側方向へ挿入穴2fと直角に働くFRと、ブレー
ド3にアジャストねじ4側へ働くFTとが発生する。
【0016】分力FRによって、ブレード3は挿入穴2
fの内周外側に押付けられるが、挿入穴2fに規制さ
れ、ブレード3は動いたり、飛び出したりすることはな
い。また、分力FTによって、ブレード3はアジャスト
ねじ4に押付けられるが、アジャストねじ4で規制さ
れ、ブレード3は動いたり、飛び出したりすることはな
い。
【0017】図4は本発明に係る正面フライスの断面図
であり、基礎となる平面フライス1と同一構成について
は同一符号を付し、説明は省略する。正面フライス7
は、回転中心から径外方へ向け、回転軸に直交するサイ
ドクランプねじ8…を備える。なお、8dはサイドクラ
ンプねじ8の端部に形成された六角穴である。ボデー9
は、サイドクランプねじ8…が挿通するサイドクランプ
ねじ穴9a…を有する。
【0018】図5は本発明に係るサイドクランプねじ
面図であり、サイドクランプねじ8は、ねじ部8a
と、このねじ部8aの先端に回転自在に取付けられた転
動ボール8bとからなる。転動ボール8bは球体の一部
に平面部8cを有する形状である。ねじ部8aは、一端
に六角穴8dを有し、他端に転動ボール8bを取付ける
球状のくぼみ8eを有する。
【0019】以上に述べた正面フライス7の作用を次に
説明する。図4において、ブレード3には、図3と同様
に遠心力Fの分力FR,FTが発生し、ブレード3は挿入
穴2fの内周外側、アジャストねじ4に押付けられる
が、それらに規制され、動いたり飛び出したりしない。
【0020】ブレード3をボデー9に固定する場合は、
サイドクランプねじ8…の六角穴8d…に六角棒スパナ
を挿入して締込む。この時、サイドクランプねじ8の転
動ボール8bの平面部8cが自在に回転して、サイドク
ランプねじ8の軸に対して直角でないブレード3の押圧
面3cに当接して面接触とするので、ブレード3の固定
は強固となり、振動等で弛まない。
【0021】また、サイドクランプねじ8…は、回転軸
に直交しているので、ボデー9の逃がし部2bからサイ
ドクランプねじ8…の六角穴8d…に六角棒レンチを挿
入して締めたり弛めたりするのが簡単である。
【0022】
【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項1の回転切削工具は、複数のブレードを、
先端が径内方へ傾斜し、且つ側面を、回転中心から径外
方へ向けるとともに回転軸に直交して取付けたサイドク
ランプねじで固定る構成であり、このサイドクランプ
ねじの先端に回転自在にボールを取付け、このボールの
一部に、前記ブレードの側面に設けた押圧面に当てる平
面部を形成したので、ブレードには、遠心力によってブ
レードを飛び出させない方向であるブレード後端面方向
と、ブレードの挿入穴と直角の外側方向とに分力が働
き、ブレードはアジャストねじ及びブレードの挿入穴で
規制され、動いたり、ボデーから飛び出したりせず、加
工精度が悪化しないし、安全である。
【0023】また、アジャストねじでブレードの突出し
量を調整できるので、初期にブレードを取付ける時や摩
耗した時に都合が良く、複数のブレードの突出し量を合
わせることができ、加工精度が向上する。
【0024】更に、サイドクランプねじのボールの平面
部が自在に回転して、サイドクランプねじの軸に対して
直角でないブレードの押圧面に当接して面接触とするの
で、ブレードの固定は強固となり、振動等で弛まない。
【0025】更にまた、サイドクランプねじは、回転軸
に直交しているので、ボデーの中央に逃がし部を設けれ
ば、この逃し部から工具を挿入してサイドクランプねじ
を締めたり弛めたりするのが簡単であり、作業性が向上
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基礎となる正面フライスの断面図
【図2】本発明に係るブレードの単品図
【図3】本発明に係るブレードに働く力の説明図
【図4】本発明に係る正面フライスの断面図
【図5】本発明に係るサイドクランプねじの側面図
【符号の説明】
1,7…正面フライス(回転切削工具)、2,9…ボデ
ー、3…ブレード、3a…チップ(先端)、3c…押圧
面(側面)、3d…後端面、4…アジャストねじ、5,
8…サイドクランプねじ、8b…転動ボール(ボー
ル)、8c…平面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B23C 5/06 - 5/24

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボデーに複数のブレードを装着し、この
    ブレードの後端面をアジャストねじで押す形式の回転切
    削工具において、前記複数のブレードは、先端が径内方
    へ傾斜し、且つ側面を、回転中心から径外方へ向けると
    ともに回転軸に直交して取付けたサイドクランプねじで
    固定る構成であり、このサイドクランプねじの先端に
    回転自在にボールを取付け、このボールの一部に、前記
    ブレードの側面に設けた押圧面に当てる平面部を形成し
    ことを特徴とする回転切削工具。
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