JP3434914B2 - 電気泳動装置用試料保持装置、電気泳動装置及び電気泳動装置への試料注入方法 - Google Patents

電気泳動装置用試料保持装置、電気泳動装置及び電気泳動装置への試料注入方法

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JP3434914B2
JP3434914B2 JP27777794A JP27777794A JP3434914B2 JP 3434914 B2 JP3434914 B2 JP 3434914B2 JP 27777794 A JP27777794 A JP 27777794A JP 27777794 A JP27777794 A JP 27777794A JP 3434914 B2 JP3434914 B2 JP 3434914B2
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N27/00Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means
    • G01N27/26Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating electrochemical variables; by using electrolysis or electrophoresis
    • G01N27/416Systems
    • G01N27/447Systems using electrophoresis
    • G01N27/44704Details; Accessories
    • G01N27/44743Introducing samples

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はDNA、RNAあるいは
蛋白質などを分析するゲル電気泳動装置、特に蛍光式D
NAシーケンサー等の試料保持装置及び試料注入方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】DNA等の分析にはゲル電気泳動が用い
られている。最近、DNAを蛍光標識し、実時間でDN
A断片長を分析してDNA塩基配列決定する装置が普及
してきている。この装置では、2枚のガラス板の間隙に
0.1mm〜0.3mmの厚さのポリアクリルアミドゲ
ルを作製し、分離媒体として用いる。ゲル上端部の一部
を凹凸形状とし、試料注入ウェルを形成する。試料は、
マイクロシリンジでガラス板の間に形成された凹状のウ
ェル中に注入する。
【0003】一方、最近、平板ゲルに代わり、毛細管中
にゲルを形成させたキャピラリーゲルを分離媒体として
用いる方法が注目されている。キャピラリーゲルでは発
熱量を小さくできるので高い電界を与えて高速泳動でき
るからである。更にキャピラリーゲルを多数本並べた電
気泳動システムが開発されている〔Nature 361, 565(19
93), Nature 359, 167 (1992)〕。この方法ではキャピ
ラリーの一端を試料溜に挿入し、キャピラリーのもう一
方の端との間に電圧をかけ電界によりDNAをキャピラ
リーゲル中に注入する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ゲノム解析の進展に伴
い、多量のDNAの塩基配列決定をする必要が生じてき
た。そこで、平板内に設ける泳動路の数を多くした平板
ゲルを用いたDNAシーケンサーや、非常に多くのキャ
ピラリーをアレイ化し、多くの泳動路を持った装置が開
発されてきた。しかし、分析が大量化しても試料注入法
は改善されておらず手間がかかるという難点があった。
すなわち、平板ゲルの装置では数多くの試料をマイクロ
シリンジで順にウェルに注入していくが、手間と時間が
大いにかかった。
【0005】一方、キャピラリーアレイ装置では、注入
される試料の量は試料溜にある試料の1/100程度で
大部分が使用されずにいた。また、試料を二次元状に分
布した穴を持つタイタープレートを使用する場合には、
キャピラリーの温度制御を恒温板に押しつけて行う簡易
法を用いることができず不便であるなどの難点があっ
た。更にキャピラリーゲルへ試料を電界注入して泳動さ
せると、先端部のゲルが破壊され、繰り返し使用できな
い難点があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記難点を克服
するためになされたものである。本発明では、キャピラ
リーをアレイ状に並べてカートリッジ化した試料保持装
置のキャピラリー中に試料を保持し、これを分離用ゲル
と接続して電界をかけることにより試料注入を行う。
【0007】より具体的には、本発明による電気泳動装
置用試料保持装置は、並置した複数のキャピラリーにそ
れぞれ異なる試料を保持し、電気泳動装置の泳動分離部
のそれぞれ異なる泳動路に試料を注入する機能を有する
ものであることを特徴とする。また、所定の配列で配置
された複数の貫通孔を備える支持ブロックと、前記複数
の貫通孔に各々キャピラリーを保持し、各キャピラリー
の下端部は電気泳動装置の泳動分離部の試料注入位置に
接触可能であることを特徴とする。
【0008】キャピラリーは、摩擦係合によって支持ブ
ロックの貫通孔に着脱自在に保持することができる。あ
るいは、複数の貫通孔を一直線上に配列し、支持ブロッ
クは各貫通孔を2分する位置で分割された2個のブロッ
ク片から構成してもよい。また、本発明による他の電気
泳動装置用試料保持装置は、細長い可撓性フィルムの長
手方向に、貫通孔にキャピラリーを保持した所定厚さの
複数の板状体を、キャピラリーの長手方向が可撓性フィ
ルムの長手方向に対して直交するようにして、所定の間
隔で固定したことを特徴とする。
【0009】前記キャピラリーは中空キャピラリーある
いはゲル充填キャピラリーとすることができる。キャピ
ラリーが中空キャピラリーである場合には、ゲル充填キ
ャピラリーを介してゲル電気泳動部に試料注入すること
が好ましい。前記試料保持装置を用いる試料注入は、試
料保持装置の各キャピラリーに毛管現象によって試料を
保持させ、その後キャピラリーの下端部が電気泳動装置
の泳動分離部の試料注入位置に接触するようにして電気
泳動装置用試料保持装置を電気泳動装置に装着し、電圧
を印加して電界注入によって行うことができ、キャピラ
リーアレイ電気泳動装置、平板ゲル電気泳動装置、平板
の表面に形成した複数の溝にゲルを形成した電気泳動装
置、その他いずれの電気泳動装置に対しても適用するこ
とができる。
【0010】
【作用】試料保持用カートリッジは電気泳動装置から脱
着でき、小さいので取り扱いが簡単で、自動ピペッター
で試料を自動的に注入でき、カートリッジを泳動部と結
合することで、短時間で全ての泳動路に試料を同時に注
入できる。試料保持用キャピラリーへの試料液の注入
は、毛管現象を利用してキャピラリー下端部から吸引さ
せることで行うこともできる。
【0011】また、キャピラリーアレイカートリッジを
ゲル充填キャピラリーで構成することで、電界注入時に
破壊されるゲル部分を泳動分離でなく、キャピラリーゲ
ルカートリッジ内に限定でき、泳動分離部を繰り返し使
用することが可能となる。キャピラリーを保持する支持
ブロックを疎水性材料で作製すると、支持ブロックを重
ねたときできる隙間に試料液が浸入することを回避する
ことができる。
【0012】
【実施例】本発明は、平板ゲル用試料注入の場合とキャ
ピラリーアレイ用試料注入の場合の2つに大別できる。
以下、両者について実施例を用いて詳細に説明する。 〔実施例1〕本実施例は平板ゲルについてのものであ
る。従来の平板ゲルでは上端部にガラス板とゲルで囲ま
れたウェルを作り、そこに試料を注入していた。ウェル
の間はゲルにより区画されているが、このウェル間隔を
つめることはゲルの強度が充分でなく困難であった。ま
た一度ゲルを使用するとウェル形状がみだれ、再使用し
にくい難点があった。
【0013】本実施例では、図1に示した構成の試料保
持用キャピラリーカートリッジ1を用いる。この例で
は、ガラス又はアクリル樹脂製ブロック2(厚さ5m
m)に設けられた孔にキャピラリー3を挿入し、表面を
研磨したものを試料保持用キャピラリーカートリッジ1
として用いた。もちろん直接これらブロックに開けた孔
を試料保持用キャピラリーとして用いてもよい。この例
ではキャピラリー3として内径0.1mm、外径0.3
mmのものを用い、ブロック2には直径0.3mmの孔
が1mm間隔で整列している。この孔の形状は円形でな
く矩形でもよい。孔の上部は若干ロート状にテーパーが
設けられている。
【0014】試料液をキャピラリーの上部にのせると、
試料液は毛管現象で内部に吸い込まれ下端まで試料が充
填される。この場合、自動ピペッターを用いると、試料
保持用キャピラリーカートリッジの各キャピラリーへの
試料注入を自動的に行うことが可能である。あるいは、
キャピラリー3の下端部を試料溜に挿入し、毛管現象に
よって吸引することによって試料注入を行う。その場
合、キャピラリー3をブロック2から取り外して試料吸
引を行い、試料注入の終わったキャピラリー3をブロッ
ク2に設けられた孔に挿入するようにしてもよい。
【0015】図2に、試料保持用キャピラリーカートリ
ッジと平板ゲルとの結合状態を示す。カートリッジ1は
平板ゲル4の上部に取り付け、試料が注入された各キャ
ピラリー3の下端を平板ゲル4の上端部に接触させる。
その後、カートリッジ上部にバッファー液5を満たして
電界を印加する。バッファー液は、例えば、底面に開口
部が設けられた箱体7をOリングを介してカートリッジ
1のブロック2上面に水密状態で固定することによっ
て、あるいはブロック2の上面にバッファー液を溜める
窪みを設けることによって、カートリッジ上部に満たす
ことができる。平板ゲルの両端には1.4kV、キャピ
ラリーカートリッジ上下端間には100Vの電圧を約5
秒間かけて試料をゲル中に注入する。ゲルへの試料注入
後カートリッジは取り除いてもよいし、カートリッジを
取り付けたままの状態で電気泳動を行うようにしてもよ
い。ゲル中に注入された試料はゲル両端間にかけられた
電圧により泳動し、分離される。泳動始点から一定距離
の位置をレーザで照射し、そこを通過する試料の発する
蛍光を検出する。
【0016】図3は、図1に示した試料保持用キャピラ
リーカートリッジの変形例を示すものである。このカー
トリッジは2分割したブロック2a,2bとキャピラリ
ー3からなる。カートリッジ2a,2bの分割面にはキ
ャピラリー3が入る凹部3a,3bが設けられている。
キャピラリー3は1本ずつその下端を試料液に挿入して
毛管現象で試料を注入した後、2分割ブロック2aの凹
部3aに載置される。その後、ブロック2a,2bを合
体してカートリッジが組み立てられる。
【0017】図4は、試料保持用キャピラリーカートリ
ッジの他の例を示し、図4(a)は平面図、図4(b)
は側面図である。このカートリッジは、例えば厚さ約
0.02mmの可撓性フィルム31にアクリル樹脂ある
いはテフロン(登録商標)製の厚さ約0.5mmの板状
体32を複数個接着し、板状体32の表面に平行に設け
た孔にキャピラリー3を挿入したものである。
【0018】図5は、図4に示した試料保持用キャピラ
リーカートリッジの使用方法の説明図である。このカー
トリッジは隣接する板状体32間の可撓性フィルム部分
で折り畳み可能であり、その折り畳みの程度によって隣
接するキャピラリー3の間隔を自由に変えることができ
る。従って、例えばタイタープレート上に配置された複
数の試料液を各キャピラリー3へ注入する時、図5
(a)に示すように、隣接するキャピラリー3の間隔が
タイタープレート上の試料間隔に等しくなるように折り
畳むことにより、複数の試料を対応するキャピラリー3
に同時に注入することができる。キャピラリー3への試
料注入が終わったら、図5(b)のように隣接する板状
体32を密着させると、試料液を保持しているキャピラ
リー3の間隔は約1mmとなり、図1に示した試料保持
用キャピラリーカートリッジと同様に平板ゲルに試料注
入を行うことができる。なお、図3〜図5に示した試料
保持用キャピラリーカートリッジを用いて試料をゲル中
に電界注入する際の電圧の印加は、各キャピラリー3に
針電極を挿入することのよって行うことができる。
【0019】〔実施例2〕本実施例は、ゲルキャピラリ
ーアレイ型電気泳動装置に対するものである。図6は、
本発明による試料注入部を具備したキャピラリーアレイ
装置の一例である。泳動分離部のゲルキャピラリーアレ
イ15の試料注入側先端10は、図6に示したように二
次元的に分散してテフロン(登録商標)などの疎水性プ
ラスチック製の支持板11上に保持される。支持板を疎
水性材料で製作するのは、試料を支持板表面に分散させ
ないためである。支持板11にはキャピラリーの外径に
相当する孔が設けられており、ゲルキャピラリーアレイ
15の各キャピラリーはその孔に挿入されて摩擦力で保
持され、キャピラリーの先端が支持板11の上端面と一
致するようにしてある。
【0020】試料注入用のキャピラリーカートリッジ1
2は、試料保持用キャピラリー13とテフロン等の疎水
性物質で作られた支持体14からなり、試料保持用キャ
ピラリー13の配置が分離部のキャピラリーアレイ15
の試料注入側先端10と同一配置になるようにする。試
料保持用キャピラリー13にはゲルを充鎮し、試料をキ
ャピラリー13中に注入した後、支持板11と重ね合わ
せて分離用ゲルキャピラリー15と結合する。支持板1
1と14の位置合わせは、支持板11に設けられた孔6
3,64に支持板14のピン61,62を挿入すること
により行われる。なお支持板14の厚さ、すなわち試料
保持用ゲルキャピラリー13の長さは0.5〜2cmで
ある。試料保持用キャピラリー13は、支持体14に設
けられた孔に挿入され、摩擦力でその孔に保持されてい
る。
【0021】試料保持用キャピラリーカートリッジ14
上部に実施例1と同様にしてバッファー液を満たし、電
界(150V/cm)を加えて泳動させる。試料保持用
キャピラリー13から分離部のキャピラリー15などへ
は短い断片から順に泳動していくため、適当な時間だけ
泳動させることで試料中の長い断片や鋳型DNAが分離
部のキャピラリーに注入されないようにすることができ
る。そこで数分後に試料保持用キャピラリーカートリッ
ジ12を取り除き、分離部キャピラリーに電界をかけて
泳動分離を続けることで、試料注入部キャピラリー13
内には鋳型DNAおよび相補鎖合成反応(シーケンス反
応)で得られた長いDNA断片が残り、測定されるDN
A断片スペクトルに出現する信号を一定の断片長の所以
上で零にできる。このため、繰り返し試料を注入しても
前の試料による信号と交じり合うことなく測定できる。
【0022】また、泳動の初期には試料が存在する領域
の電気抵抗が高く、この短い部分に高電圧がかかり試料
注入部近傍のゲルが発熱のため破壊されることがあり、
同じゲルを繰り返し使用できない。本実施例によると破
壊される部位は試料保持用キャピラリー内にあり泳動部
のゲルが破壊されることはないので、泳動分離部ゲルは
繰り返し使用できる。
【0023】なおキャピラリーアレイ15内を泳動する
試料の計測は、キャピラリーアレイ計測部16で行な
う。計測は、特開平6−138037号、特開平5−7
2177号等に記載のように、固定した1本あるいは数
本のレーザビームによって同時に全キャピラリーについ
ての測定を行うようにしてもよいし、レーザビームを走
査することによって各キャピラリーについての測定を順
番に行うようにしてもよい。
【0024】ゲル中でのDNA断片の移動の様子は平板
ゲルにおいて詳しく調べられており〔Bio/Technology
6, 816-821 (1988) 〕、50V/cmの電界強度下で6
%ポリアクリルアミドゲル中を22cm泳動するには4
00塩基長DNAで約4時間かかる。泳動時間は電界に
逆比例しゲルの長さに比例するので、1cmの試料保持
用ゲルキャピラリーに150V/cmの電界をかける
と、400塩基長のDNAは4分弱で分離ゲルキャピラ
リー内に入る。分離ゲルキャピラリーの長さをl、試料
保持用ゲルキャピラリーの長さをΔl、試料保持用ゲル
キャピラリーを取り除くまでの時間をt0 分とし、電界
強度およびゲル濃度は分離及び試料保持用ゲルキャピラ
リー部で同じとすると、分離ゲルキャピラリーに最後に
入った長いDNAは t=(l・t0 /Δl)分後には
計測部に到着するので、t分後に次のサンプルを注入で
きる。lが25cm、ゲル濃度が6%の時にtは大体9
0分である。すなわち90分毎に試料注入と計測を繰り
返すことができる。ゲル濃度を低くすると泳動時間は短
くなる。同一ゲルは10回以上使用できるので、試料注
入部の装着・脱離をロボットを用いて自動化すれば、1
日に各キャピラリー毎に4K塩基/日、100本束ねら
れたキャピラリーアレイでは延べ400K塩基/日の塩
基配列決定が可能である。
【0025】試料保持用ゲルキャピラリー内に試料を導
入するには電界注入を利用する。図7に示したように、
中空キャピラリー19中に試料を保持しカートリッジ内
の試料保持用ゲルキャピラリー13上部に結合し、電圧
を加えて電界注入する。電界の印加は、前述のようにバ
ッファー液を介して行ってもよいし、各中空キャピラリ
ー19に針電極を挿入して行ってもよい。中空キャピラ
リー19は試料保持用ゲルキャピラリーカートリッジ1
2と同様の構造のカートリッジ17に保持され、ゲルキ
ャピラリーカートリッジ12と重ね合わせて結合する。
中空キャピラリー19中への試料注入は上端部に試料を
載せ、毛管現象を利用してキャピラリー内に充填する。
もちろん、試料溜中に保持された試料液中にキャピラリ
ーを浸し毛管現象を利用して吸い上げ、カートリッジ中
に収納して使用してもよいし、直接ゲルキャピラリーの
先端に結合させてもよい。
【0026】〔実施例3〕図8は、ガラス表面に設けた
細溝を泳動用キャピラリーとして用いた溝形ゲルに本発
明を適用した実施例を示す。ガラスの材質は石英で、細
溝20の断面形状は幅0.5mm、深さ0.2mmで、
ピッチは1mmである。細溝20を設けた石英板21と
平らな石英板22を合わせてキャピラリー状の泳動路を
形成しゲル50を充填する。石英板は水平に保持され、
平らな石英板22のサンプル注入側には試料注入用窓2
3が設けられている。泳動の下流側の端には0.1〜
0.2mmの間隔を空けて平坦な表面を有する石英板2
4,25が配置されている。ゲル端部から溶出する試料
はこの間隙26に排出されるが、この間隙26にはバッ
ファー液注入口27から注入されたバッファー液が層流
状態で流れており、DNAバンドの広がりを抑える。ま
た流路中にレーザが照射され蛍光計測が行なわれる。レ
ーザ光の照射は実施例1と同様に石英板平面に沿って行
なうか、又は平面の垂直方向からレーザ光を走査するこ
とで行なう。
【0027】試料は前実施例と同様にゲルキャピラリー
カートリッジ28のキャピラリー29内に保持し、キャ
ピラリー29を試料注入用窓部23に挿入し、キャピラ
リーと泳動下端の間に電圧を加えて試料を分離用ゲル5
0中に注入する。本実施例では、試料保持用キャピラリ
ー29として中空キャピラリーあるいはゲルキャピラリ
ーを用いる。ゲルキャピラリーは分離用ゲルキャピラリ
ーのゲル破壊防止の保護的役目も果たす。
【0028】中空キャピラリーに試料を保持して注入す
る場合、分離部ゲルは破壊されやすくなるので分離部と
の間に、図9のようにゲルカートリッジ40と中空キャ
ピラリーカートリッジ43を重ね、脱着可能な短いゲル
キャピラリー41を結合しておくと分析部ゲルの破壊防
止に都合がよい。この場合、支持体42,45はテフロ
ン等の疎水性材料で作るのが好ましい。ゲルカートリッ
ジ40は、支持体42に設けた孔にゲルキャピラリー4
1を挿入して構成され、中空キャピラリーカートリッジ
43は、支持体45に設けられた孔に中空キャピラリー
44を挿入して構成され、各キャピラリーは摩擦力によ
って各孔に保持される。図9のような構成とすると、泳
動の初期に高電圧がかかって破壊されるのはゲルカート
リッジ40内のゲルとなり、分離用ゲル50が破壊され
ることはないので、泳動分離用ゲル50は繰り返して使
用することができる。
【0029】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、試料
注入を試料保持用キャピラリーカートリッジを泳動分離
部に結合させ、電界注入するので、試料注入が非常に容
易になる。さらにキャピラリー電気泳動では試料注入端
のゲル破壊がおこりやすく、ゲル分離板の再利用の障害
となっているが、試料保持用キャピラリーにゲルを満た
しておくか、分析用ゲルキャピラリーとの間に脱着可能
なゲルキャピラリーを装着することで分析用ゲルを保護
し、繰り返し使用可能になり操作性が著しく向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1による試料保持用キャピラリーカート
リッジの斜視図。
【図2】実施例1による試料保持用キャピラリーカート
リッジを使った試料注入/電気泳動部構成図。
【図3】試料保持用キャピラリーカートリッジの他の例
の説明図。
【図4】試料保持用キャピラリーカートリッジの他の例
の説明図。
【図5】図4の試料保持用キャピラリーカートリッジの
使用方法を説明する図。
【図6】実施例2による試料保持用キャピラリーカート
リッジを使ったキャピラリーアレイ装置の構成図。
【図7】実施例2による試料保持用ゲルキャピラリーへ
の試料注入方法を説明する図。
【図8】実施例3による試料保持用キャピラリーカート
リッジを使った電気泳動装置の構成図。
【図9】実施例3による試料注入の際のカートリッジの
組み合わせの説明図。
【符号の説明】
1…試料保持用キャピラリーカートリッジ、2…ブロッ
ク、3…キャピラリー、4…平板ゲル、5,6…バッフ
ァー液、10…試料注入側先端、11…支持板、12…
試料注入用キャピラリーカートリッジ、13…試料保持
用キャピラリー、14…支持体、15…分離部のキャピ
ラリー、16…キャピラリーアレイ計測部、17…キャ
ピラリーカートリッジ、19…キャピラリー、20…細
溝、21,22…石英板、50…ゲル、23…試料注入
用窓、24,25…石英板、26…間隔、27…バッフ
ァー液注入口、28…ゲルキャピラリーカートリッジ、
29…キャピラリー、30…支持体、41…ゲルキャピ
ラリー,44…キャピラリー、42,45…支持体、4
0,43…キャピラリーカートリッジ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山田 尚志 東京都国分寺市東恋ヶ窪一丁目280番地 株式会社 日立製作所 中央研究所内 (56)参考文献 特開 平1−260356(JP,A) 特開 平3−295462(JP,A) 特開 平5−93711(JP,A) 実開 昭58−80565(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01N 27/447

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 試料を保持するキャピラリーを支持する
    貫通孔を備えた所定の厚さの複数の板状体を、細長い可
    撓性フイルムの長手方向に、前記キャピラリーの長手方
    向と前記可撓性フイルムの長手方向とが直交するように
    所定の間隔で固定したことを特徴とする電気泳動装置用
    試料保持装置。
  2. 【請求項2】 請求項記載の電気泳動装置用試料保持
    装置において、前記キャピラリーは中空キャピラリーで
    あることを特徴とする電気泳動装置用試料保持装置。
  3. 【請求項3】 請求項記載の電気泳動装置用試料保持
    装置において、前記キャピラリーはゲル充填キャピラリ
    ーであることを特徴とする電気泳動装置用試料保持装
    置。
  4. 【請求項4】 所定の配列で配置され中空キャピラリー
    を保持する複数の貫通孔を備えた疎水性の第1の支持ブ
    ロックと、前記第1の支持ブロックの前記貫通孔と整列
    するように配置されゲル充填キャピラリーを保持する複
    数の貫通孔を備えた疎水性の第2の支持ブロックとを有
    し、前記第1の支持ブロックは前記各中空キャピラリー
    の下端を対応する前記ゲル充填キャピラリーの上端に接
    触させた状態で前記第2の支持ブロックに載置可能であ
    り、前記第2の支持ブロックの前記ゲル充填キャピラリ
    ーの下端は電気泳動装置の泳動分離部の試料注入位置に
    接触可能であることを特徴とする電気泳動装置用試料保
    持装置。
  5. 【請求項5】 請求項記載の電気泳動装置用試料保持
    装置と、キャピラリーアレイ泳動分離部と、所定の配列
    で設けられた複数の貫通孔を備えたブロックとを有し、
    前記キャピラリーアレイの試料注入端が前記ブロックの
    前記貫通孔に保持されることを特徴とする電気泳動装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項記載の電気泳動装置用試料保持
    装置と、平板ゲル泳動分離部とを有することを特徴とす
    る電気泳動装置。
  7. 【請求項7】 請求項記載の電気泳動装置用試料保持
    装置と、平板の表面に形成され泳動媒体が充填された複
    数の溝を備えた泳動分離部とを有することを特徴とする
    電気泳動装置。
  8. 【請求項8】 請求項記載の電気泳動装置用試料保持
    装置の前記各キャピラリーの下端を、電気泳動装置の泳
    動分離部の試料注入位置に接触するように前記電気泳動
    装置用試料保持装置を電気泳動装置に装着し、電圧を印
    加して前記各キャピラリーに保持された前記試料を前記
    電気泳動装置の前記泳動分離部に電界注入することを特
    徴とする電気泳動装置への試料注入方法。
  9. 【請求項9】 試料注入部をそれぞれ備えた複数の泳動
    路と、泳動媒体が充填され電気泳動により試料を前記各
    試料注入部に注入するための複数のキャピラリーとを有
    することを特徴とする電気泳動装置。
  10. 【請求項10】 試料を保持する複数のキャピラリーが
    所定の間隔で可撓性フイルムに支持され、隣接する前記
    キャピラリーの間隔が前記可撓性フイルムの折り畳みに
    より可変であることを特徴とする電気泳動装置用試料保
    持装置。
  11. 【請求項11】 複数のゲルキャピラリーを有する泳動
    分離部と、 所定の配列で配置された第1の複数の貫通孔を有し、前
    記ゲルキャピラリーを前記貫通孔で保持するようにされ
    た支持板と、 所定の配列で配置された第2の複数の貫通孔を有する試
    料注入用のキャピラリーカートリッジとを有し、 前記支持板と前記キャピラリーカートリッジを重ね合わ
    せると、前記第1の複数の貫通孔と前記第2の複数の貫
    通孔とが同一配置になるようにされたことを特徴とする
    電気泳動装置。
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