JP3434089B2 - スペクトラム拡散信号生成回路 - Google Patents

スペクトラム拡散信号生成回路

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スペクトラム拡散通信
装置に用いられるスペクトラム拡散信号生成回路に係
り、特に、構成の簡素化及び小型化を図ったスペクトラ
ム拡散信号生成回路に関する。
【0002】
【従来の技術】スペクトラム拡散通信方式は、その高い
秘匿性、耐干渉性等の他の通信方式に比して格別優れた
特性を有することから、高い秘匿性等が要求される通信
分野において利用されているものである。図4には、こ
のようなスペクトラム拡散通信方式における基本的構成
例が示されており、以下、同図を参照しつつこの構成例
について説明する。
【0003】この図4に示された構成は、直接拡散(Di
rect Sequece)方式におけるスペクトラム拡散通信装置
の構成例であり、同装置は、搬送波に送信ディジタルデ
ータを乗積して変調する乗算器10と、乗算結果から不
要な信号成分を除去するための一次変調用フィルタ11
と、この一次変調用フィルタ11の出力信号を拡散信号
(拡散信号パターン)により変調するための乗算器12
と、この乗算結果から不要な信号を除去するための帯域
通過型フィルタ(図4において「BPF」と表記)13
とを具備してなるものである。
【0004】そして、乗算器10及び一次変調用フィル
タ11により、いわゆる一次変調波が、さらに、乗算器
12及び帯域通過型フィルタ13によりいわゆる二次変
調波が、それぞれ得られるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】かかる構成において、
一次変調に用いられる乗算器10や二次変調に用いられ
る乗算器12を、ディジタル素子を主として構成する場
合、回路構成が比較的複雑になると共に、消費電力も比
較的大きなものとなる傾向にある。一方、アナログ型の
乗算器を用いるとする場合、その代表的なものには平衡
変調回路が挙げられるが、IC化に適さず、装置の小型
化の要請を満足しない。
【0006】また、一次変調フィルタとして用いられる
アナログ型のフィルタは、一般に帯域制限用の低域通過
型フィルタが高次の構成で用いられることが多く、回路
規模が必然的に大きくなり、装置の小型化を阻む要因と
なるという問題があった。さらに、アナログ型の回路
は、ディジタル型に比して、経年変化による特性変化、
環境変化に伴う特性変化が生じ易く、信頼性に欠けると
いう問題がある。
【0007】本発明は上記実情に鑑みて為されたもの
で、回路規模の大きくなるディジタル型乗算器を用いる
ことなく小型化が可能で、かつ、アナログ回路に生ずる
ような経年変化や環境変化による電気的特性の変動がな
い、動作の安定したしかも信頼性の高いスペクトラム拡
散信号発生回路を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係るスペクトラ
ム拡散信号生成回路は、外部から直列形式で入力される
送信データを、所定のシンボル数の並列データに変換す
るデータ形式変換手段と、前記データ形式変換手段から
出力された出力データのデータ値を、外部から入力され
る拡散信号のパターンに応じて変更する極性反転手段
と、前記極性反転手段から入力されたデータで指定され
るアドレスに、入力される送信データに一次変調を施し
た際に得られる一次変調波が予めディジタル信号で記憶
された一次変調波記憶手段と、前記一次変調波記憶手段
から出力されたディジタル信号をアナログ信号に変換す
るディジタル・アナログ変換手段と、前記ディジタル・
アナログ変換手段の出力信号に所定の帯域制限を施す帯
域通過型フィルタとを具備してなるものである。
【0009】特に、一次変調波記憶手段は、データ形式
変換手段から出力された所定シンボル数からなる送信デ
ータで表されるアドレスには、この所定シンボル数から
なる送信データに一次変調を施し、かつ、1シンボル区
間の帯域制限を施した際に得られる一次変調波形がディ
ジタル信号形式で予め記憶される一方、データ形式変換
手段から出力された所定シンボル数からなる送信データ
が極性反転手段により変更された際のデータで表される
アドレスには、極性反転手段による変更前の前記送信デ
ータを反転させたデータに一次変調を施し、かつ、1シ
ンボル区間の帯域制限を施した際に得られる一次変調波
形がディジタル信号形式で予め記憶されてなるものが好
適である。
【0010】また、極性反転手段は、データ形式変換手
段から入力される並列データのシンボル数に対応した数
の排他的論理和回路を有してなり、データ形式変換手段
から入力された並列データの各シンボルは、それぞれ対
応する排他的論理和回路へ入力されると共に、各排他的
論理和回路には、直列形式で外部から入力される拡散信
号が同時に入力されて、各シンボルの論理値と拡散信号
の論理値との排他的論理和が、各排他的論理和回路から
それぞれ出力されるものが好適である。
【0011】
【作用】データ形式変換手段に入力された送信データ
は、直列データから所定シンボル数の並列データに変換
され、さらに、極性反転手段において、拡散信号パター
ンに応じて各シンボルの値が変更されて、一次変調波記
憶手段のアドレスとして出力されることとなる一方、一
次変調波記憶手段には、データ形式変換手段から出力さ
れる送信データを一次変調した際の一次変調波がディジ
タルデータとして、送信データをアドレスデータとして
指定される記憶領域に予め記憶されている。
【0012】そして、この一次変調波記憶手段にアドレ
スデータとして入力される極性反転手段からのデータ
は、拡散信号パターンの速度に従って変化することとな
るため、一次変調波記憶手段から読み出される一次変調
波は、実質的に拡散信号によりいわゆる二次変調が施さ
れたのと等価なものとなり、ディジタル・アナログ変換
手段及び帯域通過型フィルタを介してアナログ信号とし
てのスペクトラム拡散信号が得られるようになってい
る。
【0013】
【実施例】以下、本発明に係るスペクトラム拡散信号生
成回路の一実施例について図1乃至図3を参照しつつ説
明する。ここで、図1は、本発明に係るスペクトラム拡
散信号生成回路の一実施例における構成例を示す構成図
であり、図2は、図1に示されたスペクトラム拡散信号
生成回路に用いられる極性反転器の一回路構成例を示す
回路図であり、図3は、本発明に係るスペクトラム拡散
信号生成回路の動作を説明するための主要部における波
形を示す波形図である。尚、以下に説明する部材、配置
等は本発明を限定するものではなく、本発明の趣旨の範
囲内で種々改変することができるものである。
【0014】本実施例におけるスペクトラム拡散信号生
成回路は、図1に示すように、送信ディジタルデータを
直並列変換するシフトレジスタ1と、このシフトレジス
タ1の出力データに極性反転を施す極性反転器2と、予
め一次変調波が記憶されている読み出し専用のメモリで
ある波形生成ROM3と、波形生成ROM3からのデー
タ読み出しを可能とする一種のイネーブル信号としての
スキャンアドレス信号を発生するスキャナ4と、波形生
成ROM3からのディジタル信号をアナログ信号に変換
するディジタル・アナログ変換器(図1において「D/
A」と表記すると共に、以下「D/A変換器」と言
う。)5と、出力波の帯域を制限するための帯域通過型
フィルタ(図1において「BPF」と表記)6とを具備
してなるものである。
【0015】まず、本回路に入力される送信ディジタル
データは、直列形式で入力されるものであることを前提
としており、データ形式変換手段としてのシフトレジス
タ1は、このような送信ディジタルデータを、そのシン
ボルタイミングに従って順次シフトして、Kシンボルの
並列データとして出力するようになっているものであ
る。ここで、Kは、帯域制限によるシンボル間干渉シン
ボル長である。
【0016】極性反転手段としての極性反転器2は、シ
フトレジスタ1から入力されたKシンボルの並列データ
に、拡散信号パターンにしたがって極性反転処理を施す
ものである。すなわち、シフトレジスタ1から入力され
た並列データを構成する各シンボル値が論理値「1」又
は「0」のいずれかを採るものである場合、このシンボ
ル値を入力された拡散信号パターンにしたがって、論理
値「1」又は「0」に一斉に反転させるものである。な
お、拡散信号は、従来のDS方式においていわゆる2次
変調に用いられている、PN系列に代表されるディジタ
ル信号である。
【0017】図2には、極性反転器2の一回路例が示さ
れており、以下、同図を参照しつつこの回路例について
説明すれば、この例における極性反転器2は、シフトレ
ジスタ1から入力されるデータのシンボル数Kに対応し
た数の排他的論理和回路7(図2においては、「OR1
〜ORk」と表記した)を用いて構成されている。各排
他的論理和回路7の一方の入力端子は、共に接続されて
拡散信号パターンが同時に入力されるようになってい
る。
【0018】一方、各排他的論理和回路7の他方の入力
端子は、それぞれシフトレジスタ1の対応する出力端子
に接続されるようになっている。したがって、例えば、
ある時点における排他的論理和回路7へのシフトレジス
タ1からの入力データが論理値「1」であり、拡散信号
が論理値「1」である場合には、当該排他的論理和回路
7からは論理値「0」が出力される一方、拡散信号が論
理値「0」である場合には、当該排他的論理和回路7か
らはシフトレジスタ1からの入力データである論理値
「1」のデータがそのまま出力されるような構成となっ
ている。このことは、他の排他的論理和回路7において
も、全く同様であり、個々の回路における説明は省略す
ることとする。
【0019】次に、一次変調波記憶手段としての波形生
成ROM3は、上述のようにして極性反転器2により極
性反転が施されたKシンボルの並列データをアドレスデ
ータとして入力し、スキャナ4から入力される信号に同
期してデータ読み出しが行われるようになっているもの
である。
【0020】この波形生成ROM3には、送信ディジタ
ルデータに一次変調を施した際に得られる一次変調波形
が、帯域制限が施された状態で、ディジタル信号に変換
されて予め記憶されている。この一次変調波形の記憶ア
ドレスは、その一次変調波形を生ずるKシンボルのデー
タをアドレスデータとして用いるようにしてある。
【0021】スキャナ4は、外部入力されるサンプリン
グクロックを分周して、波形生成ROM3からのデータ
の読み出しを制御する信号であるスキャンアドレス信号
と称する所定周波数の方形波信号を発生するものであ
る。このスキャンアドレスの繰り返し周期は、搬送波周
波数のN倍(但し、N≧2)に設定されている。
【0022】上記構成における本回路の動作について、
図3を参照しつつ以下に説明する。まず、図3(a)に
は、送信ディジタルデータに帯域制限を施しKシンボル
データとした場合における1シンボル区間のアイパター
ンの例が示されている。同図においては、理解を容易に
するため、10本程度のアイパターンしか示されていな
いが、実際にはシンボル間干渉シンボル長がKシンボル
で、2値系列のものである場合のアイパターンの数は、
2のK乗個となる。
【0023】ここで、図3(a)に示されたアイパター
ンの内、実線太線で示された信号aに着目し、この信号
aを角周波数ωc を有する方形波からなる搬送波sgn
[sin(ωc ・t)]により一次変調したとする。但
し、sgn[x]は、下記[数1]の関数であるとす
る。
【0024】
【数1】
【0025】この結果、変調が施された後の信号は、a
・sgn[sin(ωc ・t)]と表され、その波形は
図3(b)に示されたように、元の信号aを、搬送波の
繰り返し周期で交互に符号変換したものとなる。換言す
れば、信号aに、±1で変化する方形波信号を乗算した
と等価となる。
【0026】ところで、先の波形生成ROM3は、この
図3(b)に示された一次変調波形が、その変調された
送信ディジタルデータをシフトレジスタ1を通すことに
より得られたKシンボルで表されるデータを、アドレス
データとして予め格納されているものである。
【0027】一方、図3(c)は、論理値「1」,
「0」の2値系列で表現された拡散信号パターンSの例
を示すものであるが、同図では理解を容易にするため、
拡散信号の1チップ長が搬送波周期の2倍、1シンボル
長の1/4として表現されている。現実には、使用する
搬送波周波数や拡散レートを考慮して適宜設定されるも
のである。
【0028】極性反転器2には、図3(c)に示された
ような拡散信号パターンSが入力され、シフトレジスタ
1から出力されたKシンボルデータが、この拡散信号パ
ターンSに応じて極性反転を受け、波形生成ROM3の
アドレスデータとして出力されることとなる。すなわ
ち、拡散信号パターンSが論理値「0」である場合に
は、Kシンボルデータは極性反転を受けることなくその
まま出力されることとなるが、拡散信号パターンSが論
理値「1」である場合には、先に図2の回路例で説明し
たようにして各シンボル毎の出力は異なってくる。
【0029】シフトレジスタ1からのKシンボルが極性
反転器2で極性反転されることなく、波形生成ROM3
に入力された場合には、Kシンボルがそのままアドレス
データとなり、当該アドレスからは、先に図3(b)で
説明したような、Kシンボルに一次変調を施した信号が
読み出されることとなる。
【0030】一方、Kシンボルが極性反転器2により極
性反転を受けた場合、波形生成ROM3においては、極
性反転器2により極性反転を受けたKシンボルデータで
表されるアドレスが指定されることとなる。
【0031】この極性反転器2により極性反転を受けた
Kシンボルデータで表されるアドレスには、K個の全シ
ンボルの極性を反転し、これに一次変調を施した際の信
号波形が予め記憶されており、このデータが波形生成R
OM3から読み出されることとなる。
【0032】すなわち、図3の例で言えば、K個の全シ
ンボルの極性を反転したものとは、同図(a)において
信号aを反転した信号(aのバー)に相当し、波形生成
ROM3からは、先に説明したような要領でこの信号に
一次変調を施した際に得られる信号が、読み出されるこ
ととなるものである。図3においては、同図(d)にこ
の場合の信号波形が示されている。
【0033】この図3(d)の信号を、先の図3(b)
の説明の際と同様に数式で表すと、s・a・sgn[s
in(ωc ・t)]と表現できる。但し、sは下記[数
2]の関数で定義される値を有するものである。
【0034】
【数2】
【0035】このように表される信号は、換言すれば、
拡散信号を±1の2値に写像したものと言うことができ
るものである。したがって、波形生成ROM3から読み
出された信号は、拡散信号パターンSによって、二次変
調を受けたものと等価と捉えることができるもので、こ
の信号がD/A変換器5によりアナログ信号に変換さ
れ、さらに帯域通過型フィルタ6により不要な信号成分
が除去されることで、アナログのスペクトラム拡散信号
が得られることとなる。
【0036】このように、本実施例においては、乗算器
を用いることなく1次変調、2次変調を行う構成となっ
ており、さらに、波形生成ROM3を用いることで、従
来と異なり、ベースバンド信号のための帯域制限フィル
タを不要としているので、安定化、小型化が可能で、従
来に比してより経済性の高いスペクトラム拡散信号生成
回路が提供されるようになっている。
【0037】尚、本実施例に構成では、D/A変換器5
の出力信号に、搬送波周波数成分が含まれることとなる
が、実際には、使用するD/A変換器の変換速度により
再生可能な搬送波周波数には限界がある。このような場
合、すなわち、必要とする搬送波周波数が、D/A変換
器の変換速度が対応できないものである場合には、送信
装置の内、中間周波数成分の生成部分に本発明を適用
し、周波数のいわゆるアップコンバータを別途用いるこ
とで最終的に必要とする搬送波周波数におけるスペクト
ラム拡散信号を得るようにすることで、さらに高い搬送
波周波数にも十分対応することができる。
【0038】
【発明の効果】以上、述べたように、本発明によれば、
予め一次変調波が記憶された一次変調波記憶手段のアド
レス指定を拡散信号のパターン変化に応じて行うこと
で、読み出される一次変調波が実質的に拡散信号による
二次変調を受けるように構成したことにより、乗算器を
必要とすることなく回路構成できるので、小型化が可能
となり、しかも、一次及び二次変調を行う部分にアナロ
グ回路を使用することなく構成することができるので、
アナログ回路特有の電気的特性の経年変化を生ずること
なく、動作の安定した信頼性の高いスペクトラム拡散信
号発生回路を提供することができるという効果を奏する
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスペクトラム拡散信号生成回路の
一実施例における構成例を示す構成図である。
【図2】図1に示されたスペクトラム拡散信号生成回路
に用いられる極性反転器の一回路構成例を示す回路図で
ある。
【図3】本発明に係るスペクトラム拡散信号生成回路の
動作を説明するための主要部における波形を示す波形図
である。
【図4】従来のスペクトラム拡散通信装置の基本的構成
例を示す構成図である。
【符号の説明】
1…シフトレジスタ、 2…極性反転器、 3…波形生
成ROM、 4…スキャナ、 5…D/A変換器、 6
…帯域通過型フィルタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04J 13/00 - 13/06 H04B 1/69 - 1/713

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部から直列形式で入力される送信デー
    タを、所定のシンボル数の並列データに変換するデータ
    形式変換手段と、前記データ形式変換手段から出力され
    た出力データのデータ値を、外部から入力される拡散信
    号のパターンに応じて変更する極性反転手段と、前記極
    性反転手段から入力されたデータで指定されるアドレス
    に、入力される送信データに一次変調を施した際に得ら
    れる一次変調波が予めディジタル信号で記憶された一次
    変調波記憶手段と、前記一次変調波記憶手段から出力さ
    れたディジタル信号をアナログ信号に変換するディジタ
    ル・アナログ変換手段と、前記ディジタル・アナログ変
    換手段の出力信号に所定の帯域制限を施す帯域通過型フ
    ィルタとを具備してなることを特徴とするスペクトラム
    拡散信号生成回路。
  2. 【請求項2】 一次変調波記憶手段は、データ形式変換
    手段から出力された所定シンボル数からなる送信データ
    で表されるアドレスには、この所定シンボル数からなる
    送信データに一次変調を施し、かつ、1シンボル区間の
    帯域制限を施した際に得られる一次変調波形がディジタ
    ル信号形式で予め記憶される一方、データ形式変換手段
    から出力された所定シンボル数からなる送信データが極
    性反転手段により変更された際のデータで表されるアド
    レスには、極性反転手段による変更前の前記送信データ
    を反転させたデータに一次変調を施し、かつ、1シンボ
    ル区間の帯域制限を施した際に得られる一次変調波形が
    ディジタル信号形式で予め記憶されてなるものであるこ
    とを特徴とする請求項1記載のスペクトラム拡散信号生
    成回路。
  3. 【請求項3】 極性反転手段は、データ形式変換手段か
    ら入力される並列データのシンボル数に対応した数の排
    他的論理和回路を有してなり、データ形式変換手段から
    入力された並列データの各シンボルは、それぞれ対応す
    る排他的論理和回路へ入力されると共に、各排他的論理
    和回路には、直列形式で外部から入力される拡散信号が
    同時に入力されて、各シンボルの論理値と拡散信号の論
    理値との排他的論理和が、各排他的論理和回路からそれ
    ぞれ出力されることを特徴とする請求項1又は2記載の
    スペクトラム拡散信号生成回路。
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