JPH02143740A - 変調装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は変調装置に関し、特にデジタルデータ通信の変
調装置に関する。

〔従来の技術〕

従来、データ通信における変調装置として、第６図に示
すようなスペクトラム拡散変調装置があり、その動作波
形は第７図に示される。第６図において、入力端子１０
１からの被変調データ（第７図（ｂ））は、擬似ランダ
ム符号列発生器１により生成される擬似ランダム符号系
列１０３（第７図（Ｃ））と共に排他論理回路２に供給
されスペクトラム直接拡散される。このスペクトラム直
接拡散された信号１０４（第７図（ｄ））は位相変調回
路３によってバイフェーズ変調され信号１０５（第７図
（ｅ））となり、帯域フィルタ４によって帯域制限され
た後、ドライパラによって増幅され、通信トランス６を
介して伝送路７に出力信号１０６（第７図（ｆ））とし
て送出されていた。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述した従来のスペクトラム拡散変調装置は、バイフェ
ーズ変調された信号１０５を第４図（ｂ）のような特性
をもつ高次の帯域フィルタ４によって、伝送線路７の割
り当て帯域幅内に帯域制限を行なっているので、フィル
タ４の帯域内位相特性によって変調信号を歪ませ通信Ｓ
／Ｎを劣化させるという欠点がある。

本発明の目的は、このような問題を解決し、高次の帯域
フィルタを用いることなく、帯域制限されたスペクトラ
ム拡散信号を発生させ、信号歪を少くし、Ｓ／Ｎを改善
した変調装置を提供することにある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明の変調装置の構成は、サンプリングクロックを入
力して擬似ランダム符号を発生する擬似ランダム符号系
列発生器と、入力された被変調シリアルデータを前記擬
似ランダム符号によりスペクトラム直接拡散する集積変
調器と、スペクトラム拡散された信号をバイフェーズ変
調するバイフェーズ位相変調器とを備え、このバイフェ
ーズ位相変調器が、帯域制限したバイフェーズ波形のサ
ンプリング値を記憶し読出しアドレスによって出力され
るメモリと、このメモリの読出し値をアナログ信号に変
換するＤ／Ａ変換器と、前記被変調シリアルデータの隣
接するデータ値の値に従って前記サンプリングクロック
毎に前記メモリの前記読出しアドレスを発生させるアド
レス発生器とからなることを特徴とする。

〔実施例〕

次に、本発明について図面を参照して説明する。

第１図は本発明の一実施例のベースバンドスペクトラム
拡散変調器のブロック図、第２図（ａ）、（ｂ）は第１
図の擬似ランダム信号発生器１およびアドレス発生器２
０の一例の回路図、第３図（ａ）〜（ｆ）は第１図の各
部の信号波形図を示す、入力データ１０１（第３図（ａ
））は擬似ランダム符号系列発生器１の出力１０３（第
３図（ｂ））と排他論理和ゲートからなる乗積変調器２
によって乗積変調され、スペクトラム拡散される。この
スペクトラム拡散信号１０４（第３図（Ｃ））はアドレ
ス発生器２０に入力され、メモリ３０の読み出しアドレ
スＡ４　、　Ａ３　、　Ａ２　。

Ａ　１　、　Ａ　６を発生する（第３図（ｄ））。メモ
リ３０からは、帯域制限されたバイフェーズ信号のサン
プリングデータが読み出され、Ｄ／Ａ変換器４０６によ
ってバイフェーズ変調信号として出力端子１１０（第３
図（ｅ））から出力される。

擬似ランダム符号系列発生器１は第２図（ａ）に示すよ
うに、サンプリングクロック１０２を１／８分周する分
周器１１と、この分周器１１の出力によりシフトする３
ビツトのシフトレジスタ１２と、このシフトレジスタ１
２の出力の上位２ビツトの排他論理和をシフトレジスタ
１２にシリアル入力する排他論理和回路１３とから構成
される。

この擬似ランダム符号系列発生器１の出力には、サンプ
リングクロックが８個入力される度に、符号長「７」の
擬似ランダム符号系列が出力される。

また、アドレス発生器２０は、第２図（ｂ）に示すよう
に、サンプリングクロック１０２をカウントする３ビツ
トのカウンタ２２と、８個カウントしたことを検出する
アンドゲート２３と、このアンドゲート２３の出力によ
りシフトしてスペクトラム拡散信号を入力する２ビツト
のシフトレジスタ２１とから構成される。

シフトレジスタ２１のパラレル出力Ｑ。、Ｑｒは、それ
ぞれメモリアドレスＡ、、Ａ、として出力され、カウン
タ２２の出力Ｑ２　、Ｑｔ　、Ｑｏはそれぞれメモリア
ドレスＡ２　、　Ａ　１　、　Ａｏを出力する。メモリ
３０の各アドレスには、帯域制限されたバイフェーズ信
号波数のサンプリング値が格納されているので、アドレ
スに対応した値を読出し、Ｄ／Ａ変換器３０によりアナ
ログ信号に変換すれば第３図（ｆ）のように、アドレス
に対応した出力波形が得られる。

第５図は本発明の第２の実施例のブロードバンドスペク
トラム拡散変調器のブロック図である。

本実施例も、第１の実施例と同様に疑似ランダム系列発
生器１、排他論理和ゲート２、バイフェーズ位相変調器
３により、帯域制限されたスペクトラム拡散信号を発生
する。バイフェーズ位相変調器３の出力信号１０５は、
平衡変調器５０によって搬送波周波の信号１０７にアッ
プコンバートされる。

この実施例では、搬送波周波数をスペクトラム拡散信号
帯域幅の２倍以上の間隔にすることにより、周波数分割
して複数の通信を同一伝送路７で行なうことができる。

更にスペクトラム拡散信号は予めバイフェーズ変調器３
により帯域制限されているので、周波数分割した異なる
通信信号帯域に入り込むことな〈実施でき、良好な通信
を実現できる。

本実施例のスペクトラム拡散変調装置の出力信号のパワ
ースペクトルは、第４図（ａ）に示すように、周波数帯
域Ｂ＝データビットレイト×擬似ランダム系列符号長×
２の内に分布し、この周波数帯域Ｂを超えるパワースペ
クトルを高次の帯域フィルタを用いなくても無視できる
ほど小さくすることができる。従って、変調信号波は、
第３図（ｆ）に示すように歪が小さく、Ｓ／Ｈの良い通
信を行なうことができる。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、ディジタル的な操作によ
りディジタル符号の変調ができるため、高次の帯域フィ
ルタを用いずに、周波数帯域外のパワースペクトラムを
無視できるほど少くでき、信号歪を少くすると共に、Ｓ
／Ｎを改善した通信が可能となるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例のベースバンドスペクトラム
拡散変調装置のブロック図、第２図（ａ）、（ｂ）は第
１図の擬似ランダム符号発生器およびアドレス発生器の
一例の回路図、第３図（ａ）〜（ｆ）は第１図の各部信
号波形図、第４図（ａ＞、（ｂ）はスペクトラみ拡散変
調信号のパワースペクトル図、第５図は本発明の第２の
実施例のブロードバンドスペクトラム拡散変調装置のブ
ロック図、第６図は従来のベースバンドスペクトラム拡
散変調装置の一例のブロック図、第７図（ａ）〜（ｆ）
は第６図の各部信号波形図である。 １・・・擬似ランダム符号系列発生器、２．１３・・・
乗積変調器（排他論理和ゲート）、３・・・バイフェー
ズ位相変調器、４・・・帯域フィルタ、５・・・ドライ
バ、６・・・通信トランス、７・・・伝送路、１１・・
・分周器、１２．２１・・・シフトレジスタ、２０・・
・アドレス発生器、２２・・・カウンタ、２３・・・論
理積ゲート、３０・・・メモリ、４０・・・Ｄ／Ａ変換
器、５０・・・平衡変調器。 須　１　　図 尤　２　図 ＼、− 方 ｊ 図 ｃｄ）　　Ａ４　０　７　１　１　０　０　　／　　０
　　θ　θ　０１　　／１）ＡＪＩ　　Ｉ　　Ｉ　　０
　０　　ｊ　　０　０　　θ　０１７０１赴ＡＪ＝θｊ Ａ４Ａｊ−７１ ｋ　ｌｕ　−１０ Ａ４Ａ３−θθ 万 図 粥 図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. サンプリングクロックを入力して擬似ランダム符号を発
   生する擬似ランダム符号系列発生器と、入力された被変
   調シリアルデータを前記擬似ランダム符号によりスペク
   トラム直接拡散する集積変調器と、スペクトラム拡散さ
   れた信号をバイフェーズ変調するバイフェーズ位相変調
   器とを備え、このバイフェーズ位相変調器が、帯域制限
   したバイフェーズ波形のサンプリング値を記憶し読出し
   アドレスによって出力されるメモリと、このメモリの読
   出し値をアナログ信号に変換するＤ／Ａ変換器と、前記
   被変調シリアルデータの隣接するデータ値の値に従って
   前記サンプリングクロック毎に前記メモリの前記読出し
   アドレスを発生させるアドレス発生器とからなることを
   特徴とする変調装置。