JP3433548B2 - はんだ付け方法、はんだ修正方法およびこれらの装置 - Google Patents
はんだ付け方法、はんだ修正方法およびこれらの装置Info
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Description
んだ付けおよびはんだ修正方法に関するものである。
(Quad Flat Package)、TCP(Tape Carriar
Package)、SOP(Small Outline Package)、S
MD(Surface Mount Devices)コネクタなどの表面
実装部品を実装する場合、プリント基板にはんだクリー
ムを印刷した後、リフロー工程において一括してリフロ
ーを行う「一括はんだクリーム印刷+一括リフロー」に
よるはんだ付けにより行われている。
ッチになると、はんだクリームの印刷が難しく、リード
間にはんだブリッジが生じてしまう。
実装部品を実装する場合、プリント基板のランド部分に
はんだをプリコートしておき、その上に表面実装部品の
リードを熱圧着等を用いて個別的にリフローを行う「は
んだプリコート+個別リフロー(熱圧着等)」が用いら
れるようになってきた。
各種提案されているものの、はんだプリコートを安定し
た形状で作るのが難しく、高さばらつきがでやすいため
に、はんだブリッジが発生し、良質な品質のはんだ付け
ができないという課題を有していた。
した後に、はんだブリッジが生じていた場合は、はんだ
ごてを使用してはんだブリッジを切断することで、はん
だ修正を行うのが一般的である。この場合、修正の必要
な部分を目視により発見し、そこにはんだごてをあてる
ことで、過剰はんだを吸い取り、ブリッジを修正してい
た。
高機能化に伴い、基板実装の高密度化は、大きく進展し
ている。その要求に応えるべく、使用される実装部品
は、QFP、TCPに代表される狭ピッチの表面実装部
品(SMD)が多く採用されており、そのピッチは、
0.5mmから0.3mm以下レベルまで微細化が進ん
でいる。
り、はんだごてを使用したブリッジ修正は困難さを増
し、はんだ付け作業の熟練が重要となっている。
を低下させ、はんだ付け後の修正工数が多くなっている
のが実状である。
平5−152735号公報に記載されているように、ヘ
ラ状部材により物理的にブリッジを切断する装置が発明
されている。これは、同公報の実施例に示す様に、修正
機構に設けられた熱風ノズルからヘラ状部材の先端部近
傍に熱風を吹き付けてブリッジを一旦溶融し、ヘラ状部
材をブリッジの連結方向と略交叉する方向に微動させて
分割してブリッジを修正するものであった。
によって行う修正法は、手作業を前提とし、微細ピッチ
での修正は、やはりかなりの熟練を要していた。
ために一度でブリッジが取れることは少なく、トライ&
エラーにより行うため、工数がかかり、自動化も困難で
あるという課題を有していた。
が複雑で高価であるという課題を有していた。
鑑み、高密度実装部品の製造にあたっても、製造が容易
で、はんだブリッジ等のはんだ不良が生じるのを防止す
ることのできる品質良好なはんだ付け方法とその装置を
提供することにある。
に、リード間にはんだブリッジが生じていた場合に、容
易にはんだブリッジの修正が行えるはんだ修正方法とそ
の装置を提供することにある。
するため、本発明は、複数のリードが配列形成された実
装部品を基板に実装するためのはんだ付け方法におい
て、基板上に施したはんだ上に実装部品のリードを設置
し、実装部品のリードに対しリードの配列方向と交差す
る方向であって、リードの実装部品側に形成されるバッ
クフィレット部に対向した位置から不活性ガスを噴射し
てリード間にある余剰はんだを溶融し、 前記不活性ガス
の風圧により溶融した前記余剰はんだをリード間で切断
させ、さらに前記余剰はんだをリードのバックフィレッ
ト部に吸収させ、実装部品を基板上に実装することを特
徴とする。
を溶融し、しかもリード間に生じるはんだブリッジもホ
ットガスの噴射により確実に除去されるため、はんだブ
リッジのない、高品質のはんだ付けを容易に行うことが
できる。
品であっても、ホットガスの噴射によりリード間に生じ
るはんだブリッジを確実に防止することができる。
が配列形成された実装部品を基板に実装するためのはん
だ付け方法において、基板上の実装部品のリード実装位
置に連続してはんだクリームを塗布し、この連続するは
んだクリーム上に実装部品のリードを設置し、実装部品
のリードに対し、リードの配列方向と交差する方向であ
って、リードの実装部品側に形成されるバックフィレッ
ト部に対向した位置から不活性ガスを噴射してリード間
の余剰はんだブリッジを溶融し、 前記不活性ガスの風圧
により溶融した前記余剰はんだブリッジをリード間で切
断させ、さらに前記余剰はんだブリッジをリードのバッ
クフィレット部に吸収させて除去することを特徴とす
る。
る実装部品の実装に際しても、クリーム印刷によりはん
だブリッジを生じさせることなくはんだ付けを行うこと
ができ、はんだ付けを容易、かつ確実になしうる。
が配列形成された実装部品を基板に実装するためのはん
だ付け方法において、基板のパッド部にはんだプリコー
トを施し、実装部品のリードをはんだプリコート上に設
置し、実装部品のリードに対し、リードの配列方向と交
差する方向であって、リードの実装部品側に形成される
バックフィレット部に対向した位置から不活性ガスを噴
射して、リード間にある余剰はんだプリコートを溶融
し、前記不活性ガスの風圧により溶融した前記余剰はん
だプリコートをリード間で切断させ、さらに前記余剰は
んだプリコートをリードのバックフィレット部に吸収さ
せ、実装部品を基板上に実装する。
行度がだしにくく、リードの浮き上がりが生じやすいの
をホットガスの噴射によるはんだの溶融により、リード
の浮き上がりを防止して、確実なはんだ付けを行うこと
ができ、品質の向上を図ることができる。
用いることにより、フラックスレスを実現することがで
きる。
ら内方に向けてリード上部付近に噴射することにより、
ホットガスの噴射によるはんだボールの発生を防止する
ことができ、しかも、リードの基板との接触部周囲に形
成されるフィレットの内フロントフィレット部のはんだ
の厚さを確保してリードの剥離を確実に防止することが
できる。また、リードにはんだメッキされたはんだを確
実に溶融することができ、しかもフロントフィレット部
に対するホットガスの影響を少なくすることができる。
ることにより、他に影響を与えることなく、ホットガス
を最適な部分に供給することができ、ホットガス供給の
コントロールを容易に行うことができる。
複数のリードに対しホットガスを噴射するように構成さ
れる。
よび基板を相対的に移動させることなくはんだ付けを行
うことができ、はんだ付けのサイクルタイムを短縮する
ことができる。
60度〜90度に設定することにより、はんだボールの
発生を防止することができる。
し80度〜85度に設定すると、より確実にはんだボー
ルの発生を防止することができる。
が0.5mm〜1.5mm、長さが5mm以上とされ、実
装部品を載置した基板とノズルは、リードの配列方向に
沿って相対的に移動可能とされる。
ロントフィレット部が小さくなり、1.5mmを超える
場合、ホットガス、特に不活性ガスを使用した場合にそ
の消費量が多くなってしまい、直径が0.5〜1.5mm
が最適範囲である。
3l/分以上、ガス温度が使用するはんだの融点から+
300℃までの範囲に設定される。
はんだブリッジの発生防止がなされる。
は、リードの配列方向に沿って相対的に移動可能とさ
れ、ノズルは、断面が円形で、直径1mm、長さ20m
mとされ、ノズル先端から基板までの距離4mm、ホッ
トガスの流量が3l/分、相対移動速度が4mm/秒に
設定される。
態ではんだ付けがなされ、はんだブリッジの発生が確実
に防止される。
られ、ホットガスの温度および熱量が検出される。
び熱量を検出することにより、ホットガスが設定値外に
なった場合に、フィードバック制御を行って設定値に調
整したり、あるいはホットガスの供給を停止したりする
ことができる。
らのリード突出部と基板への接触部との間に、リード先
端方向に向かって窪むはんだ溜まり部を有する。
んだがはんだ溜まり部に集まることとなり、余剰はんだ
によるはんだブリッジの発生を確実に防止することがで
きる。
ドにはんだメッキ1〜10μm、基板のパッド部にはん
だプリコート1〜40μmを施し、ホットガスによりは
んだメッキおよびはんだプリコートを溶融する。
余剰はんだによるはんだブリッジの発生を確実に防止す
ることができる。
ット側に窪むはんだ溜まり部を有する。
はんだが溶融しても、余剰分のはんだははんだ溜まり部
に集まってはんだブリッジの発生が防止される。
形成した実装部品を基板に実装後、実装部品のリード間
に発生したはんだブリッジを修正するためのはんだ修正
方法において、実装部品のリードのリードに対し、リー
ドの配列方向と交差する方向であって、リードの実装部
品側に形成されるバックフィレット部に対向した位置か
ら不活性ガスを噴射して、リード間にある余剰はんだブ
リッジを溶融し、 前記不活性ガスの風圧により溶融した
前記余剰はんだブリッジをリード間で切断させ、さらに
前記余剰はんだブリッジをリードのバックフィレット部
に吸収させて除去することを特徴とする。
け修正の難しさという課題に対して、ブリッジ修正を容
易にすることができる。この際、不活性ガスを用いるこ
とにより、フラックスレスが実現できる。
ても、はんだを溶融、風圧による溶融はんだの移動によ
り、パッドとリードのはんだ付けが可能となり、リード
浮き修正も可能である。
に取り付けることによって、修正を自動化することがで
きる。これにより、目視検査時のブリッジ不良判別が不
要であることは、特に、狭ピッチになること、低融点は
んだ使用時にはマイクロブリッジが発生して目視検査が
非常に困難になることを配慮すると、非常に有効であ
る。これにより、外観検査・修正工程を必要としない実
装方法が実現できる。
場合でも熟練が不要で容易であることから、実装工程を
海外に移管する場合でも現地のオペレーターの教育が容
易となり、はんだ付け熟練者を養成していないところで
も、細密ピッチ実装を実現することができる。
ことで、リフロー品質を問題にせずに、最良のはんだ付
け品質を得ることが可能となる。
装部品を基板に実装後、外観検査を行い、はんだ不良の
リードに対してマーキングをした後、認識手段によりそ
のマーキングを認識してはんだ不良のリードに対して個
別にはんだ修正を行う。
品を基板に実装後、外観検査を行い、位置情報記憶手段
によりはんだ不良のリードの位置情報を記憶し、その位
置情報に基づいてはんだ不良のリードに対して個別には
んだ修正を行う。
個別修正を確実に行うことができる。
成した実装部品を基板に実装後、基板またはノズルを相
対的に移動させて全リードに対し一括してはんだ修正を
行うことを特徴とする。
実装部品を基板に実装するためのはんだ付け装置におい
て、ホットガスを噴射するノズルと、ノズルを保持する
支持部と、ノズルまたは実装部品が搭載された基板を、
水平方向・垂直方向に移動させる稼働部と、を有し、前
記実装部品のリードに対し、リードの配列方向と交差す
る方向であって、リードの実装部品側に形成されるバッ
クフィレット部に対向した位置に配置させ、前記ノズル
から不活性ガスを噴射して、リード間にある余剰はんだ
ブリッジを溶融し、前記不活性ガスの風圧により溶融し
た前記余剰はんだブリッジをリード間で切断させ、さら
に前記余剰はんだブリッジをリードのバックフィレット
部に吸収させることを特徴とする。
い、品質良好なはんだ付けを自動化することができる。
ド上に仮圧着する加熱加圧機構を有する。
防止することができる。
形成した実装部品を基板に実装後、実装部品のリード間
に発生したはんだブリッジを修正するためのはんだ修正
装置において、不活性ガスを噴射するノズルと、ノズル
を保持する支持部と、ノズルまたは実装部品が搭載され
た基板を、水平方向・垂直方向に移動させる稼働部と、
を有し、前記実装部品のリードに対し、リードの配列方
向と交差する方向であって、リードの実装部品側に形成
されるバックフィレット部に対向した位置に配置させ、
前記ノズルから不活性ガスを噴射して、リード間にある
余剰はんだブリッジを溶融し、前記不活性ガスの風圧に
より溶融した前記余剰はんだブリッジをリード間で切断
させ、さらに前記余剰はんだブリッジをリードのバック
フィレット部に吸収させることを特徴とする。
を自動化することができる。
ド上に仮圧着する加熱加圧機構を有する。
に、リードの浮き上がりを修正することができる。
形成した実装部品を基板に実装するための実装方法にお
いて、ホットガスを噴射するノズルと、ノズルを保持す
る支持部と、ノズルまたは実装部品が搭載された基板
を、水平方向・垂直方向に移動させる稼働部とを備える
はんだ付け装置を工程内に用いることを特徴とする。
い、品質良好な実装部品の実装を行うことができる。
形成した実装部品を基板に実装するための実装方法にお
いて、ホットガスを噴射するノズルと、ノズルを保持す
る支持部と、ノズルまたは実装部品が搭載された基板
を、水平方向・垂直方向に移動させる稼働部とを備える
はんだ修正装置を工程内に用いることを特徴とする。
に修正した実装部品の実装を行うことができる。
実装部品を基板に実装した実装品において、前記各はん
だ付け方法を用いて実装されたことを特徴とする。
実装部品を基板に実装した実装品において、前記はんだ
修正方法を用いて実装されたことを特徴とする。
実装部品を基板に実装した実装品において、リードの基
板との接触部の周囲に形成されるはんだフィレットが、
表面にリード先端位置のフロントフィレット部からサイ
ドフィレット部にわたるストライプ状の模様を有するこ
とを特徴とする。
形成した実装部品を基板に実装した実装品において、リ
ードの基板との接触部の周囲に形成されるはんだフィレ
ットが、リード先端位置のフロントフィレット部の最外
端部にフロントフィレット部の中間部分よりも高さの高
い部分を有することを特徴とする。
の厚さを確保してリードの剥離を防止することができ
る。
形成した実装部品を基板に実装した実装品において、リ
ードの基板との接触部の周囲に形成されるはんだフィレ
ットが、表面に多数の微小な小孔を有することを特徴と
する。
形成した実装部品を基板に実装した実装品において、リ
ードの基板との接触部の周囲に形成されるフィレット
が、表面に多数の小孔を有し、かつ、リード先端位置の
フロントフィレット部からサイドフィレット部にわたる
ストライプ状の模様を有するとともに、フロントフィレ
ット部の最外端部にフロントフィレット部の中間部分よ
りも高さの高い部分を有することを特徴とする。
説明する。
明する一実施例の断面図及びリード部分の上面図であ
り、図2は、修正システムの構成概略図である。
1を実装(はんだ付け)すると、実装(はんだ付け)に
より、リード2間には、余剰はんだによりブリッジ7が
発生する。リード2間のピッチは、0.3mm〜0.4
mmレベルである。
は、リード2間のはんだを溶融させ、ホットガス9の風
圧により溶融はんだをリード2間で切断させる。この
時、ノズル15は、リード2の基板6との接触部2aの
周囲に形成されるフィレット4のうち、パッケージ側に
形成されるバックフィレット部4a側に対向した位置に
設置する必要がある。これにより、余剰はんだは、リー
ド2のバックフィレット部4aに吸収される。 ここ
で、ホットガス9として不活性ガスを用いることによ
り、はんだ溶融時の酸化を防止することができ、修正時
にフラックスを必要としない。本実施例では、不活性ガ
スとして窒素を使用している。特に、最近の無洗浄はん
だ付けでは、前工程ではんだクリームがリフローされた
ときのフラックス残渣が残っていることもあり、はんだ
の濡れ性は良好である。
の使用条件について説明する。本修正システムの構成
は、流量計12により流量を管理して、エアーヒーター
11にN2ガス16を送る。エアーヒーター11は、中
に電熱線14が巻かれており、コントローラーもしくは
スライダック13により、ヒーター温度、すなわちホッ
トガス温度を調整できる。ここで、不活性ガスを用いる
と、ヒーター加熱雰囲気を不活性にすることができるた
め、ヒーターが酸化されず、ヒーター寿命をエアー使用
時に比べて飛躍的に長くすることが可能となる。
ス流量、ヒーター負荷電圧、ノズル15を管理すること
が必要であり、使用条件は次の通りである。
30v〜50v、ノズルの径は、0.5mm〜1.5m
m、ノズル長さは、5mm〜50mmの範囲が好まし
く、さらには10mm〜25mmが最適である。負荷電
圧30v〜50vは、ガス温度300℃〜500℃に相
当する。各条件の関係を図3に示す。
ずにはんだが溶融せず、また強すぎるとはんだが溶融
し、この溶融はんだが飛び散ってしまう。また、ホット
ガスの温度(負荷電圧)は、低すぎるとはんだが溶融せ
ず、高すぎると基板が加熱され過ぎて焦げてしまう。今
回使用したはんだクリームは共晶はんだであり、融点か
ら融点+300℃の範囲に、はんだを溶融させ、風圧に
より物理的にはんだブリッジを切るという効果が認めら
れた。
リッジ7を切るためには、スポット的に安定した風量が
当たらなければならず、実験ではノズル径とノズル長さ
が前記の条件でブリッジ7を切ることができた。ノズル
径が広すぎ、またはノズル長さが短いとホットガスが拡
散してしまい確実にブリッジ7を切ることが出来ない。
さらに、ノズル15の断面形状は、円形を基本とする
が、円形以外で多少いびつであっても、安定した風圧が
得られる形状であればブリッジ7を切ることができる。
ラインタイプのノズルを用いる場合には、内部に複数の
スリット16を設け、複数のスポットノズル17を一列
に並べた状態で作製する。スポットノズル17を複数一
列に並べてライン状にすることにより、パッケージの一
辺を一括に処理することができ、短時間で修正すること
が可能となる。
を設けることで、万が一、溶融はんだが飛散したとして
も、その飛散はんだを回収することができる。また、不
活性ガス使用時に酸欠の心配がなくなる。もちろん、本
実施例で使用するガス量は3l/分程度であり、酸欠に
ついては特に問題となる量ではない。
用される一般的な共晶はんだ以外の低融点はんだでも同
一条件で修正できることが確認できた。低融点はんだで
は、ブリッジの発生モードとして、ウイスカー状の細い
はんだが切れずに残るもの(マイクロブリッジ)がある
が、きれいに確実に取れることが確認できた。このマイ
クロブリッジは、はんだリフロー時に酸化され切れずに
残るもので、酸化はんだにより融点が高く、はんだ修正
がしずらいものである。また、はんだブリッジとしてリ
ード間に完全にはんだが短絡していない場合(はんだが
つらら状になる場合等)でも、本実施例によりはんだフ
ィレット形状をきれいにすることが確認できた。
ガス9による部分ガス噴射のため、周囲の熱ダメージが
少なく、基板で150℃レベル、パッケージで100℃
レベルであり、加熱によるダメージは無視できる。ま
た、はんだ付けによる強度変化についても、強度的に劣
化がないことが確認できた。逆に、修正することによ
り、余剰はんだがバックフィレット4aに回り込むため
強度的に向上する。また、リフロー炉を使用する場合、
はんだ冷却速度が遅いために、はんだ結晶粒界が大きく
なり、はんだ付け強度が弱くなる傾向がある。特に低融
点はんだを使用したときなど、はんだ中にビスマスが混
入しているため、光沢がなく脆い。ここで、ホットガス
を噴射すると、溶融後急硬化させることでになるので、
結晶粒界が小さく、はんだ付け後のはんだの光沢がで
き、強度的にも向上することとなる。
ド形状の一実施例を図5に示す。リード2のパッケージ
からの突出部と基板への接触部2aとの間にリード先端
方向へ向かって窪むはんだ溜まり部10を形成し、リー
ド2が略S字状になるように形成する。すなわち、バッ
クフィレット部4a側に大きな負の曲率を示すリード形
状を複数作製するようにリード2がフォーミングされて
いる。このように、はんだ溜まり部10を作ることによ
り、はんだの吸収できる量が大きくなり、多量なブリッ
ジを修正しやすくなる。
バックフィレット部4a側に回り込ませることがポイン
トであり、その為、バックフィレット部4aに、はんだ
を蓄えやすい構造をとることにより、リフロー時のはん
だ付け品質のマージンを広げることになる。
より修正するはんだ付け原理について一実施例を図6に
示す。
だ8が硬化している。この未はんだ不良は、リード2が
比較的浮き気味であったために、リフローでのはんだ溶
融時にはんだ8がリード2と接触しないか、はんだ8が
十分に濡れずに接合しなかったものである(図6
(1))。ここで、ホットガス9によりはんだ8を溶融
させると、溶融はんだが風圧により波打ち、はんだ8が
多少盛り上がる(図6(2))のでリード2とはんだ8
が接触し易くなり、はんだ8が馴染むことになる(図6
(3))。このように、はんだ浮き不良であっても、ホ
ットガス9により修正が可能となるものである。従っ
て、はんだブリッジの修正と併せて、はんだクリームの
供給量を多めに設定し、はんだ印刷時のはんだクリーム
が抜けないことによる未はんだ不良が発生しないように
すれば、本実施例でリード2の浮き上がり、はんだブリ
ッジが修正でき、部品の位置ズレ以外のはんだ付け不良
を激減することができる。
いて図7に説明する。X−Yロボット31にホットガス
噴射のノズル32を取り付け、基板のパッケージ33の
各辺をスキャンさせることにより、ブリッジの自動修正
が可能となる。図8に、電圧と流量の相関関係での溶融
の状態を示す。ノズル32をスキャンさせる場合、図8
に示すように、図3に示した修正できる適正領域は、下
方やや左にシフトすることになる。スキャンスピード
は、4〜10mm/秒程度であり、遅いほど品質は向上
している。ここで、サイクルタイムを上げるために、ノ
ズルユニットを2体取り付け、パッケージ33の対向す
る2辺を同時にスキャンできるようにすると、処理時間
の短縮を行うことができる。
ズルの取り付け角度を図9に示す。ノズルの角度θを、
基板のパット面のはんだ付け面に対して60度〜90度
にすると、フロントフィレット部3が風圧により後方へ
回り込むことを防ぎ、フロントフィレット部3の縮小化
を避けることができる。一般的に、はんだ付け外観検査
機では、フロントフィレット部3の形状を測定、評価
し、判別することが多い。この際、前記の角度でホット
ガスを噴射することにより、フロントフィレット部3を
極力変化させないで修正することが可能であり、自動外
観検査時に問題とならない。また、ノズルの角度が小さ
いと、ホットガスの噴射によりはんだボールが発生しや
すくなり、このはんだボールの発生を防止するために
は、ノズルの角度を80〜85度に設定するのが好まし
い。また、この自動はんだ付け修正装置は、自動外観検
査装置によりはんだ付け修正箇所を特定した後、その特
定箇所を修正することも可能である。
検査を行い、はんだ不良のリードに対してマーキングを
した後、認識手段によりそのマーキングを認識してはん
だ不良のリードに対して個別にはんだ修正を行うように
することができる。
によりはんだ不良のリードの位置情報を記憶し、その位
置情報に基づいてはんだ不良のリードに対して個別には
んだ修正を行うようにすることができる。
mピッチの細密リードピッチを有した実装部品のはんだ
ブリッジ不良率を皆無にすることが出来た。
った一実施例を図10に示す。TCP41のようにリー
ド42の剛性が比較的ないものであっても、容易に修正
できる。0.25〜0.3mmピッチのTCPでは、ノ
ズル径を小さめとし、0.5〜1.0mmでブリッジを
切断することができた。
板に仮圧着する一実施例を説明する。細密ピッチで用い
られる「はんだプリコート+個別リフロー(熱圧着
等)」手法においてサンプルを個別リフローすると、は
んだブリッジし易くなってしまう。そこで、一度仮付け
した後に前記手法によりはんだ付けを実施したところ、
過剰のはんだは、バックフィレット部に吸収され、ブリ
ッジの発生しないはんだ付け品質を得ることができた。
プリコートを施し(図11(1))、リード2には1〜
10μmのはんだメッキを施しておく。
圧して仮圧着する。
ル15によりホットガスを基板のパット部5に噴射し、
プリコート時に発生したブリッジ51を修正しながら実
装を行うことにより、図11(3)に示すようなはんだ
ブリッジのない状態とするものである。
だプリコートだけでも可能ではあるが、パッケージのリ
ード側のメッキと組み合わせた方がより品質の高い実装
が可能となる。一般に、はんだプリコート厚として20
μm以上必要となるが、はんだの厚づけプリコートは課
題が多く、いくつもの方法が提案されてはいるが未だに
安価で品質の良いものがない状態である。本実施例によ
り、基板が1〜20μm、リードが1〜10μmの厚み
に、両側をプリコートすることではんだ付けが可能とな
り、過剰はんだによるブリッジを修正できることから、
プリコート厚みは、ばらつきがあっても対応できる。つ
まり、基板でははんだレベラー、リードでははんだディ
ップといったような安価な作製方法を選択することがで
きた。
ト厚は1〜20μmの範囲で実施することが可能である
が、20〜40μm程度の従来のレベルでも実施可能で
ある。
プリコートの時点で、ブリッジ51が発生していても、
本実施例でのはんだ付けをすることにより、はんだ付け
ブリッジのない品質が得られることも確かめられた。従
って、このような実装工程にすることで、はんだ供給品
質(はんだプリコート品質)を上げることができ、工程
の低コスト化が実現できる。
によりリフロー工程を可能とした実装方法の一実施例を
図12に示す。図12(2)は、従来の基本的な実装ラ
インである。まず、はんだ付け(リフロー)をし、次に
はんだ付けの状態を外観検査(自動外観検査機,目視検
査)する。外観検査の結果により、ブリッジ等の修正が
必要なものについてはんだごてにより手修正を行う。そ
して、電気特性試験を行うという工程であった。この、
従来の工程の中で、外観検査(自動外観検査機,目視検
査)工程と、その次の手修正工程を自動修正方法に置き
換えたフローを図12(1)に示す。自動修正は、前記
した自動修正装置により外観をスキャンすることも同時
に行うもので、ホットガスを噴射するノズルと、このノ
ズルを保持する支持部と、ノズルまたは実装部品を搭載
した基板を水平方向・垂直方向に移動させることができ
る稼働部を設けた装置により行うことができる。
を省くことができ、工程の簡略化を達成することができ
る。実装工程においては、この外観検査・修正工程が自
動化が難しく工数のかかる工程であるため、この両工程
を廃止できる効果は絶大である。
係るはんだ修正装置を示す図である。
100と、修正ステーション102とを備え、この待機
ステーション100から修正ステーション102にわた
って一対の基板搬送レール104が平行に設けられ、こ
の基板搬送レール104上で基板が待機ステーション1
00から修正ステーション102へと搬送されるように
なっている。
ション102には、それぞれ基板検出スイッチ106、
108、基板ストッパ110、112が設けられ、それ
ぞれの位置で停止されるようになっている。
位置決め用の基準ピン114が昇降可能に設けられ、こ
の基準ピン114が基板の位置決め穴に差し込まれるこ
とで、基板の位置決めがなされるようになっている。
板のバックアッププレート116が設けられ、基板のた
わみが防止できるようになっている。
上方には、一対のノズル118が直交座標ロボット12
0に支持されてX軸、Y軸方向に移動可能にされてい
る。
に、基板122上に実装された実装部品124のリード
126に対してホットガスを噴射することで、リード1
26間に生じたはんだブリッジを溶融して切断するよう
にしている。
ように、基板122上に搭載されたSOP(Small Ou
tline Package)128、コネクタ130、SMDコネ
クタ132、QFP134、TCP136、抵抗などの
挿入部品138等がある。
うに、ガス導入口140を有する金属ケース142の先
端に取り付けられ、この金属ケース142内にはヒータ
ー線144を内装した石英ガラス外管146を収納する
ようになっている。そして、ガス導入口140から不活
性ガス、例えば窒素ガスを供給し、ヒーター線144で
加熱してノズル118より噴射するようになっている。
40を有する金属ケース142の先端にノズル118を
設け、この金属ケース142の外側にセラミックヒータ
ー148を設けて、ガスを加熱するようにしてもよい。
の先端に、熱電対等の熱センサ150を設け、温度、熱
量をモニタすることで設定条件をフィードバック制御す
ることにより、設定条件を安定化させることができる。
また、ヒーターの断線、不活性ガスの出すぎ、不活性ガ
スが出ない等のホットガスの不良状態が生じた際に、修
正装置を停止させるようにすることもできる。
だ修正を行う場合の修正条件を示す。
度θを80〜85度の範囲に設定した。角度が小さいと
はんだボールが発生しやすく、大きすぎるとはんだブリ
ッジの除去が困難となることから前述の範囲が最適であ
る。
した。0.5mm未満では風圧が高くなりすぎてフロン
トフィレット部分が小さくなってしまい、1.5mmを
超えると不活性ガス(窒素ガス)の消費量が多すぎるた
め、1.0mmが最適である。
定した。短すぎるとホットガスが拡散してはんだブリッ
ジの除去ができず、ホットガスを整流するためには20
mm以上必要である。
距離は、4mm程度に設定した。
1本あたり3l/分で、合計6l/分に設定した。流量
が多いと、ノズルの角度との関係で、溶融はんだがフロ
ントフィレット部側に流れて再ブリッジをおこしてしま
うため、前記流量が最適である。
は、リード126の上部付近に設定した。溶融はんだに
よる再ブリッジは、リード126の基端部と先端部で生
じやすく、この再ブリッジを防止するためにリード12
6の上部付近に設定した。噴射方向は、リード126の
配列方向と交差する方向に設定される。
直交座標ロボット120により、複数のリード126の
配列方向に沿って走査させることにより、はんだ修正を
行ったところ、はんだブリッジが確実に除去され、余剰
はんだは、図23(1)に示すように、バックフィレッ
ト部164に吸収され、良好なはんだ付け状態が得られ
た。
(1)、(2)に示すように、リード126の基板12
2との接触部の周囲に形成されるフィレット152が、
表面に多数の微小な小孔154を有し、かつ、リード1
26先端位置のフロントフィレット部156からサイド
フィレット部158にわたるストライプ状の模様160
を有するとともに、フロントフィレット部156の最外
端部にフロントフィレット部156の中間部分よりも高
さの高い部分162を有する状態となっていた。
修正を行う場合、はんだリフロー後に、はんだブリッジ
の有無にかかわらず、実装部品の全リードに対してホッ
トガスの噴射が行われるようになっているが、その後に
外観検査を行って個別修正を行うようにすることもでき
る。
列形成した実装部品を基板に実装後、外観検査を行い、
はんだ不良のリードに対してマーキングをした後、認識
手段によりそのマーキングを認識してはんだ不良のリー
ドに対して個別にはんだ修正を行うようにすることもで
きる。
部品を基板に実装後、外観検査を行い、位置情報記憶手
段によりはんだ不良のリードの位置情報を記憶し、その
位置情報に基づいてはんだ不良のリードに対して個別に
はんだ修正を行うようにすることも可能である。
修正個所を液晶タッチパネルに表示してタッチパネル操
作により修正位置を指定したり、修正個所を連番等の識
別番号で表示して修正位置をキーボード上から入力して
指定したりすることにより、容易に、しかも、リフロー
炉の直後に修正装置を配置してオンラインで修正を行う
場合、その場で直接修正位置を指定して修正を行うこと
ができる。
す。
168が基板122から浮き上がっている場合の修正を
可能としたものを示している。すなわち、ノズル118
からホットガスをリード168に対して噴射し、はんだ
を溶融させる際に実装部品166を加圧部材169によ
り押しつけておくことにより、はんだブリッジの除去と
同時に、リード168の浮き上がりも修正することがで
きる。なお、リードが未はんだ状態となっており、はん
だが残っていない場合には、はんだボールを載せて溶融
させることにより、未はんだへの対応も可能である。
他の実施例を示す。
うな余剰はんだを吸収できる部分を有しないリード17
0のはんだ修正に用いるに適したものを示している。す
なわち、ノズルを用いてホットガスをリード170間に
生じているはんだブリッジ172に対して噴射し、溶融
させた状態で、コイル状に巻いた余剰はんだ吸い取り線
174により、余剰はんだ176を吸い取るようにして
いる。この場合、図20(1)に示すように、溶融した
余剰はんだ176を余剰はんだ吸い取り線174にて吸
い取り、(2)の状態で固まった状態で、(3)のよう
にはんだ付着部分を切断して再使用することができるよ
うになっている。
きる部分を有しないリード、たとえば、チップ部品での
はんだブリッジの修正にも応用できるし、また、DIP
(Dual Inline Package)のようなリード挿入型パ
ッケージのはんだブリッジ修正にも応用できる。リード
挿入部品の場合は、リード部が長いこともあり、余剰は
んだ吸収機構を用いなくてもはんだ修正が可能となる場
合もある。
ッジ除去後の余剰はんだが飛び散ってはんだボールとな
っても、洗浄時にはんだボールを流し落とせるので、ブ
リッジ切断が可能となればよいことになる。
およびはんだ修正方法について説明したが、前記実施例
におけるはんだ修正装置をはんだ付け装置としてそのま
ま適用することができ、この場合、クリーム印刷後ホッ
トガスの噴射によるはんだ付け、はんだプリコート後の
ホットガスの噴射によるはんだ付けという手段により行
われることとなる。
であり、この場合、不活性ガスを用いると、はんだのリ
ードへのなじみが良好となり、品質が向上することとな
り、従来の局部リフローにおけるリードへの不濡れ、リ
ード浮きが生じやすいという問題を解消することができ
る。
噴射によるはんだ付けを行う場合の実施例を示す。
に、基板上の実装部品のリード実装位置に連続してはん
だクリーム180を塗布する。
て塗布したはんだクリーム180上に実装部品182の
リード184を設置してリフローする。
品182のリード184に対しリードの配列方向と交差
する方向からホットガスを噴射してリード184間のは
んだクリームを除去して実装を行うようにしている。
ピッチのリードを有する実装部品に対しても容易にクリ
ーム印刷によるはんだ付けが行えることとなる。
いる場合、過剰はんだになりやすい両端のパッド間にマ
イクロブリッジが生じやすいため、両端部分でノズルの
速度を遅らせるか、止めるかして確実にはんだブリッジ
を除去するようにするとよい。
示す。
にわたる幅を有するノズル192を配設し、このノズル
192に対して基板190を搬送させながら、基板19
0にホットガスを噴射することにより、基板190上の
実装部品194を一括してはんだ付けを行いまたははん
だ修正を行うようにしている。このようにすることで、
実装部品の変更に伴う装置の機種切り替えが不要とな
り、インライン化が可能となる。
なく、本発明の要旨の範囲内において種々の変形実施が
可能である。
ては、ノズルを2本用いているが、この例に限らず、1
本または3本以上にすることも可能である。
移動させるようにしているが、この例に限らず、基板を
移動させるようにしてもよく、要は基板およびノズルが
相対的に移動できればよい。
だを溶融し、しかもリード間に生じるはんだブリッジも
ホットガスの噴射により確実に除去されるため、はんだ
ブリッジのない、高品質のはんだ付けを容易に行うこと
ができるという効果がある。
品であっても、ホットガスの噴射によりリード間に生じ
るはんだブリッジを確実に防止することができるという
効果がある。
有する実装部品の実装に際しても、クリーム印刷により
はんだブリッジを生じさせることなくはんだ付けを行う
ことができ、はんだ付けを容易、かつ確実になしうると
いう効果がある。さらに他の発明によれば、加熱加圧を
行うツールの平行度がだしにくく、リードの浮き上がり
が生じやすいのをホットガスの噴射によるはんだの溶融
により、リードの浮き上がりを防止して、確実なはんだ
付けを行うことができ、品質の向上を図ることができる
という効果がある。
て不活性ガスを用いることにより、フラックスレスを実
現することができるという効果がある。
方に向けてリード上部付近に噴射することにより、ホッ
トガスの噴射によるはんだボールの発生を防止すること
ができ、しかも、リードの基板との接触部周囲に形成さ
れるフィレットの内フロントフィレット部のはんだの厚
さを確保してリードの剥離を確実に防止することができ
るという効果がある。また、リードにはんだメッキされ
たはんだを確実に溶融することができ、しかもフロント
フィレット部に対するホットガスの影響を少なくするこ
とができるという効果がある。
ることにより、他に影響を与えることなく、ホットガス
を最適な部分に供給することができ、ホットガス供給の
コントロールを容易に行うことができるという効果があ
る。
せることなくはんだ付けを行うことができ、はんだ付け
のサイクルタイムを短縮することができるという効果が
ある。
60度〜90度に設定することにより、はんだボールの
発生を防止することができるという効果がある。
し80度〜85度に設定すると、より確実にはんだボー
ルの発生を防止することができるという効果がある。
径が0.5mm〜1.5mm、長さが5mm以上とされ、
実装部品を載置した基板とノズルは、リードの配列方向
に沿って相対的に移動可能とされる。
ロントフィレット部が小さくなり、1.5mmを超える
場合、ホットガス、特に不活性ガスを使用した場合にそ
の消費量が多くなってしまい、直径が0.5〜1.5mm
が最適であり、不活性ガスを最小限におさえることがで
きるという効果がある。
3l/分以上、ガス温度がしようするはんだの融点から
+300℃までの範囲で確実にはんだの溶融がなされ、
はんだブリッジの発生防止がなされるという効果があ
る。
は、リードの配列方向に沿って相対的に移動可能とさ
れ、ノズルは、断面が円形で、直径1mm、長さ20m
mとされ、ノズル先端から基板までの距離4mm、ホッ
トガスの流量が3l/分、相対移 動速度が4mm/秒に
設定されることで、最適な状態ではんだ付けがなされ、
はんだブリッジの発生が確実に防止されるという効果が
ある。
および熱量を検出することにより、ホットガスが設定値
外になった場合に、フィードバック制御を行って設定値
に調整したり、あるいはホットガスの供給を停止したり
することができるという効果がある。
らのリード突出部と基板への接触部との間に、リード先
端方向に向かって窪むはんだ溜まり部を有することで、
余剰はんだがはんだ溜まり部に集まることとなり、余剰
はんだによるはんだブリッジの発生を確実に防止するこ
とができるという効果がある。
1〜10μm、基板のパッド部にはんだプリコート1〜
20μmを施し、ホットガスによりはんだメッキおよび
はんだプリコートを溶融することで、はんだの厚付けを
防止して、余剰はんだによるはんだブリッジの発生を確
実に防止することができるという効果がある。
ット側に窪むはんだ溜まり部を有することで、リードに
はんだメッキされたはんだが溶融しても、余剰分のはん
だははんだ溜まり部に集まってはんだブリッジの発生が
防止されるという効果がある。
チでのはんだ付け修正の難しさという課題に対して、ブ
リッジ修正を容易にすることができる。この際、不活性
ガスを用いることにより、フラックスレスが実現できる
という効果がある。
ても、はんだを溶融、風圧による溶融はんだの移動によ
り、パッドとリードのはんだ付けが可能となり、リード
浮き修正も可能である。
に取り付けることによって、修正を自動化することがで
きる。これにより、目視検査時のブリッジ不良判別が不
要であることは、特に、狭ピッチになること、低融点は
んだ使用時にはマイクロブリッジが発生して目視検査が
非常に困難になることを配慮すると、非常に有効であ
る。これにより、外観検査・修正工程を必要としない実
装方法が実現できる。
場合でも熟練が不要で容易であることから、実装工程を
海外に移管する場合でも現地のオペレーターの教育が容
易となり、はんだ付け熟練者を養成していないところで
も、細密ピッチ実装を実現することができる。
ことで、リフロー品質を問題にせずに、最良のはんだ付
け品質を得ることが可能となる。
部品を基板に実装後、外観検査を行い、位置情報記憶手
段によりはんだ不良のリードの位置情報を記憶し、その
位置情報に基づいてはんだ不良のリードに対して個別に
はんだ修正を行うことで、はんだ不良のリードに対する
個別修正を確実に行うことができるという効果がある。
品を基板に実装後、基板またはノズルを相対的に移動さ
せて全リードに対し一括してはんだ修正を行うことで、
一括修正が可能となるという効果がある。
ブリッジのない、品質良好なはんだ付けを自動化するこ
とができるという効果がある。
ド上に仮圧着する加熱加圧機構を有することで、リード
の浮き上がりを確実に防止することができるという効果
がある。
ブリッジの修正を自動化することができるという効果が
ある。
ド上に仮圧着する加熱加圧機構を有することで、はんだ
ブリッジの修正と同時に、リードの浮き上がりを修正す
ることができるという効果がある。
に用いることで、はんだブリッジのない、品質良好な実
装部品の実装を行うことができるという効果がある。
法に用いることで、はんだブリッジを確実に修正した実
装部品の実装を行うことができるという効果がある。
品を基板に実装した実装品において、リードの基板との
接触部の周囲に形成されるはんだフィレットが、リード
先端位置のフロントフィレット部の最外端部にフロント
フィレット部の中間部分よりも高さの高い部分を有する
ことで、フロントフィレット部の厚さを確保してリード
の剥離を防止することができるという効果がある。
ッジの修正原理を説明する断面図及び上面図である。
方法の構成システムを説明する図である。
ブリッジ修正条件を説明する図である。
のノズルを説明する図である。
りを作るリード形状を説明する断面図である。
の修正原理を説明する図である。
方法を用いて装置化し、修正工程の自動化を説明する概
略図である。
方法において、ノズルを走査した時のはんだ付けブリッ
ジ修正条件を説明する図である。
持角度を説明する図である。
にはんだ付けブリッジ修正を行うことを説明する図であ
る。
品のホットガスを用いたはんだ付けを説明する図であ
る。
程を説明する図である。
修正装置を示す平面図である。
る。
る。
修正を行う状態を示す正面図である。
吸い取る状態を示す正面図である。
示す説明図である。
はんだ付けを行う状態を示す説明図である。
してはんだ付けまたははんだ修正する状態を示す斜視図
である。
フィレットの状態を示す断面図および平面図である。
平面図である。
Claims (12)
- 【請求項1】 複数のリードが配列形成された実装部品
を基板に実装するためのはんだ付け方法において、 基板上に施したはんだ上に実装部品のリードを設置し、 実装部品のリードに対しリードの配列方向と交差する方
向であって、リードの実装部品側に形成されるバックフ
ィレット部に対向した位置から不活性ガスを噴射してリ
ード間にある余剰はんだを溶融し、前記不活性ガスの風圧により溶融した前記余剰はんだを
リード間で切断させ、さらに前記余剰はんだをリードの
バックフィレット部に吸収させ、 実装部品を基板上に実
装することを特徴とするはんだ付け方法。 - 【請求項2】 複数のリードが配列形成された実装部品
を基板に実装するためのはんだ付け方法において、 基板上の実装部品のリード実装位置に連続してはんだク
リームを塗布し、 この連続するはんだクリーム上に実装部品のリードを設
置し、 実装部品のリードに対し、リードの配列方向と交差する
方向であって、リードの実装部品側に形成されるバック
フィレット部に対向した位置から不活性ガスを噴射して
リード間の余剰はんだブリッジを溶融し、 前記不活性ガスの風圧により溶融した前記余剰はんだブ
リッジをリード間で切断させ、さらに前記余剰はんだブ
リッジをリードのバックフィレット部に吸収させて 除去
することを特徴とするはんだ付け方法。 - 【請求項3】 複数のリードが配列形成された実装部品
を基板に実装するためのはんだ付け方法において、 基板のパッド部にはんだプリコートを施し、 実装部品のリードをはんだプリコート上に設置し、 実装部品のリードに対し、リードの配列方向と交差する
方向であって、リードの実装部品側に形成されるバック
フィレット部に対向した位置から不活性ガスを噴射し
て、リード間にある余剰はんだプリコートを溶融し、前記不活性ガスの風圧により溶融した前記余剰はんだプ
リコートをリード間で切断させ、さらに前記余剰はんだ
プリコートをリードのバックフィレット部に吸 収させ、
実装部品を基板上に実装することを特徴とするはんだ付
け方法。 - 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかにおいて、 不活性ガスは、ノズルにより噴射されることを特徴とす
るはんだ付け方法。 - 【請求項5】 請求項4において、 ノズルは、先端に熱センサが設けられ、不活性ガスの温
度および熱量が検出されることを特徴とするはんだ付け
方法。 - 【請求項6】 複数のリードを配列形成した実装部品を
基板に実装後、実装部品のリード間に発生したはんだブ
リッジを修正するためのはんだ修正方法において、 実装部品のリードに対し、リードの配列方向と交差する
方向であって、リードの実装部品側に形成されるバック
フィレット部に対向した位置から不活性ガスを噴射し
て、リード間にある余剰はんだブリッジを溶融し、 前記不活性ガスの風圧により溶融した前記余剰はんだブ
リッジをリード間で切断させ、さらに前記余剰はんだブ
リッジをリードのバックフィレット部に吸収させて 除去
することを特徴とするはんだ修正方法。 - 【請求項7】 請求項6において、 不活性ガスは、ノズルにより噴射されることを特徴とす
るはんだ修正方法。 - 【請求項8】 請求項7において、 ノズルは、先端に熱センサが設けられ、不活性ガスの温
度および熱量が検出されることを特徴とするはんだ修正
方法。 - 【請求項9】 複数のリードを配列形成した実装部品を
基板に実装するためのはんだ付け装置において、 不活性ガスを噴射するノズルと、 ノズルを保持する支持部と、 ノズルまたは実装部品が搭載された基板を、水平方向・
垂直方向に移動させる稼働部と、 を有し、 前記実装部品のリードに対し、リードの配列方向と交差
する方向であって、リードの実装部品側に形成されるバ
ックフィレット部に対向した位置に配置させ、 前記ノズ
ルから不活性ガスを噴射して、リード間にある余剰はん
だブリッジを溶融し、前記不活性ガスの風圧により溶融
した前記余剰はんだブリッジをリード間で切断させ、さ
らに前記余剰はんだブリッジをリードのバックフィレッ
ト部に吸収させ ることを特徴とするはんだ付け装置。 - 【請求項10】 請求項9において、 実装部品のリードを基板のパッド上に仮圧着する加熱加
圧機構を有することを特徴とするはんだ付け装置。 - 【請求項11】 複数のリードを配列形成した実装部品
を基板に実装後、実装部品のリード間に発生したはんだ
ブリッジを修正するためのはんだ修正装置において、 不活性ガスを噴射するノズルと、 ノズルを保持する支持部と、 ノズルまたは実装部品が搭載された基板を、水平方向・
垂直方向に移動させる稼働部と、 を有し、 前記実装部品のリードに対し、リードの配列方向と交差
する方向であって、リードの実装部品側に形成されるバ
ックフィレット部に対向した位置に配置させ、前記ノズ
ルから不活性ガスを噴射して、リード間にある余剰はん
だブリッジを溶融し、前記不活性ガスの風圧により溶融
した前記余剰はんだブリッジをリード間で切断させ、さ
らに前記余剰はんだブリッジをリードのバックフィレッ
ト部に吸収させ ることを特徴とするはんだ修正装置。 - 【請求項12】 請求項11において、 実装部品のリードを基板のパッド上に仮圧着する加熱加
圧機構を有することを特徴とするはんだ修正装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33338094A JP3433548B2 (ja) | 1994-08-22 | 1994-12-15 | はんだ付け方法、はんだ修正方法およびこれらの装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP6-196629 | 1994-08-22 | ||
JP19662994 | 1994-08-22 | ||
JP33338094A JP3433548B2 (ja) | 1994-08-22 | 1994-12-15 | はんだ付け方法、はんだ修正方法およびこれらの装置 |
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JPH08116170A JPH08116170A (ja) | 1996-05-07 |
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Family
ID=26509876
Family Applications (1)
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JP33338094A Expired - Lifetime JP3433548B2 (ja) | 1994-08-22 | 1994-12-15 | はんだ付け方法、はんだ修正方法およびこれらの装置 |
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Families Citing this family (2)
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---|---|---|---|---|
KR100958554B1 (ko) * | 2004-12-20 | 2010-05-17 | 센주긴조쿠고교 가부시키가이샤 | 땜납 프리코트 방법 및 전자기기용 워크 |
JP4600672B2 (ja) * | 2005-08-31 | 2010-12-15 | 三菱マテリアル株式会社 | Au−Sn合金はんだペーストを用いた基板と素子の接合方法 |
-
1994
- 1994-12-15 JP JP33338094A patent/JP3433548B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Publication date |
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JPH08116170A (ja) | 1996-05-07 |
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