JP3254459B2 - 微小ハンダ供給方法及び微小ハンダ供給装置 - Google Patents

微小ハンダ供給方法及び微小ハンダ供給装置

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JP3254459B2 JP03491794A JP3491794A JP3254459B2 JP 3254459 B2 JP3254459 B2 JP 3254459B2 JP 03491794 A JP03491794 A JP 03491794A JP 3491794 A JP3491794 A JP 3491794A JP 3254459 B2 JP3254459 B2 JP 3254459B2
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    • H05K3/30Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
    • H05K3/32Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
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  • Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フラットパッケ−ジ式
LSI等の電子部品のパッドに微小ハンダを供給する微
小ハンダ供給方法及び微小ハンダ供給装置に係り、特に
狭ピッチフラットパッケ−ジ等の微細パット部分に微小
のハンダを供給することができる微小ハンダ供給方法及
び微小ハンダ供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に電子回路基板に搭載されるフラッ
トパッケ−ジ式LSI等の電子部品は、外部との導通を
行う多数のリードを基板上に配置されたパッドにハンダ
付け接続される。このハンダ付けを行う従来技術による
ハンダ付け装置は、電子回路基板上のパッドに予めクリ
ームハンダ等をメタルマスク等のスクーリン印刷技術を
用いて塗布しておき、電子回路部品を搭載した後にリフ
ロー炉を通過させて加熱させることによってハンダを溶
解して接続する方法が一般的である。
【0003】このメタルマスク等のスクーリン印刷技術
を用いるハンダ付けは、ハンダ供給部,例えばLSIの
リードと接続されるパッドの面積が比較的広く、更に供
給するハンダ量も比較的多い場合にハンダ不良が比較的
少ないものの、近年の電子部品の小型化及び複合化によ
るリードピッチ及びパッド面積の減少により、微小なハ
ンダ付けが困難であり、ハンダ付け後に不良箇所を修正
する必要があった。
【0004】具体的に述べれば従来のLSIパッケ−ジ
のリードピッチは当初2.54mmであったものが現在で
は0.5mmと狭ピッチ化され、最近では0.3〜0.2
mmピッチ化が検討されており、これによってスクーリン
印刷技術を用いるハンダ付けは前記の様にパッド間距離
が小さくなると1ケ所当たりのハンダ供給量もそれにつ
れて少なくなり印刷時のマスクの目も細かくなるため、
マスクの詰まり等によるハンダ供給量のバラツキも大き
くなり、ハンダの供給量の不足又は欠落が発生し易く、
不良箇所を修正する必要があった。
【0005】この不良箇所を修正するためにハンダ不足
又は欠落部分に補充ハンダを供給する従来技術として
は、特開昭63−203275号公報に記載された如く
クリームハンダを人手によってディスペンノズルから供
給するものや、特開昭61−1470号公報に示される
如くハンダゴテ内に溶解ハンダを収納する半田溶解槽を
設け、この溶解ハンダをハンダゴテ先端のノズルから供
給する射出型ハンダゴテを用いてハンダ供給するもの
や、特開平2−200376号公報に記載されている様
に自動修正装置がスクリーン印刷及びリフロー加熱した
電子部品のハンダ付け部を検査し、ハンダ不足又は欠落
のリード及びパッドに対してディスペンノズルによりク
リームハンダを供給するものが知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術によるハ
ンダ供給方法及び装置は、ハンダ供給部、例えばパッド
の面積が比較的広く、更に供給するハンダ量も比較的多
い場合には有効であるものの、近年の電子部品の小型化
及び複合化によるリードピッチ及びパッド面積の減少に
より、微小なハンダ供給が困難であると言う不具合を招
いていた。例えば従来のLSIパッケ−ジのリードピッ
チは当初2.54mmであったものが現在では0.5mmと
狭ピッチ化され、最近では0.3〜0.2mmピッチ化が
検討されており、これによって前記従来技術によるノズ
ルからを用いた溶解ハンダを供給する方法は、ノズル径
及びハンダ性質によって微小量のハンダ供給が困難であ
った。具体的には図1に示す如き4辺に多数のリード2
が設けられたLSI1において、リード2の幅が約0.
1〜0.15mm,高さが約0.1〜0.15mmと想
定すると、リード2に供給が必要なハンダ量は約1×1
-5cm3であり半田不足を補うためには少なくとも1
/10程度の量をコントロ−ルする必要であるが、例え
ば内径φ3mmのシリンダで供給時押し込むことができ
る限界寸法は約0.1〜0.2μmなため、物理的に微
小量のハンダを供給することができないものであった。
前記ピッチが0.3mm,幅が約0.1mmのリード2
にハンダ供給するためにノズル先端内径をφ0.3mm
以下にすることも考えられるが、一般にクリ−ムハンダ
は通常20〜50μmのハンダボ−ルをフラックス中に
混合させているために絞れるノズル径の限界は0.5〜
0.8mm以上必要となり、やはり本発明の対象として
いる微細部へのハンダ供給は困難であった。
【0007】また前述の従来技術による半田不良の自動
修正装置は、ハンダ付検査後にハンダ付修正(ハンダ除
去、ハンダ供給)することを前提に開発された物であ
り、その為、ハンダ付修正後の検査の為には再度検査装
置へ電子回路基板を投入しなければならず、しかも全実
装部品に対し検査を行なう事となり時間的なロスが非常
に大きいと言う不具合があった。さらに前記半田不良の
自動修正装置は、修正用のハンダ供給を自動ではあるも
のの前述のディスペンサにより供給する方式であるた
め、やはり微小なハンダ供給ができないものであった。
【0008】本発明の目的は、前述の従来技術による不
具合を除去することであり、微小部分に微小ハンダを供
給することができる微小ハンダ供給方法及び微小ハンダ
供給装置を提供することである。また前記微小ハンダ供
給方法を含むハンダ付けシステム及びハンダ付け自動修
正システムを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明は、電子回路基板上の所望の位置に微小ハンダを
供給する微小ハンダ供給方法において、ホッパ内に微小
ハンダ片を格納しておき、該ハンダ微小片を下方から吸
着しながら突き上げることにより該ハンダ微小片を分離
し、この分離された微小ハンダ片を開口部を設けたガイ
ドを通して吸着し電子回路基板上の所望の位置に供給
することを第1特徴とし、前記微小ハンダ片が、直径
0.27mm以下の円形状を成したハンダボール又はペ
レットであることを第2の特徴とする。
【0010】更に本発明は、電子回路基板上の所望の位
置に微小ハンダを供給する微小ハンダ供給装置におい
て、複数の微小ハンダ片を収納するホッパと、該ホッパ
に収納されたハンダ微小片を下方から吸着しながら突き
上げることにより1片のハンダ微小片を分離する分離機
構と、該分離されたハンダ片を保持するハンダ保持部と
当該ハンダ保持部へ前記分離されたハンダ片を開口部を
通して吸着するためのガイドとを有する供給機構と
備えることを第3の特徴とする。
【0011】
【作用】前記第1の特徴による微小ハンダ供給方法は、
ホッパ内に複数格納した微小ハンダ片を下方から吸着し
ながら付き上げることにより1片毎に分離し、この分離
された微小ハンダ片を吸着して電子回路基板上の所望の
位置に供給することによって、微小なハンダ量を必要箇
所に供給することができ、第2の特徴の微小ハンダ供給
方法は微小ハンダ片を直径0.27mm以下の円形状を
成したハンダボール又はペレットとすることによってピ
ッチが0.3mm,幅が約0.1mmのリードに対する
微細ハンダを供給することができる。
【0012】更に第3の特徴による微小ハンダ供給装置
は、分離機構がホッパに収納されたハンダ微小片を下方
から吸着しながら付き上げることにより1片毎に分離
し、供給機構がこの分離されたハンダ片を吸着すると共
に該ハンダ片を電子回路基板上の所望の位置に供給する
ことによって、微小なハンダ量を必要箇所に供給するこ
とができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例による微小ハンダ供
給方法及び微小ハンダ供給装置を図面を参照して詳細に
説明する。図3は本実施例による微小ハンダ供給方法を
実施するハンダ付け装置の概略構成を示す図、図4は本
実施例の特徴であるハンダボールをホッパより分離する
方法を説明するための図、図5はハンダボールを吸着す
る吸着ヘッド6のガイト部分の詳細を説明するための
図、図6はハンダボールの吸着からパッドへの供給工程
を説明するための図、図7は本実施例による微小ハンダ
供給装置を含むハンダ付け修正自動システムを説明する
ための図である。
【0014】まず、本実施例の対象となる電子部品は図
1及び図2を用いて前述したピッチが0.3mmのリー
ド2を持つLSI1をパッド3上に搭載し且つ、スクー
リン印刷及びリフロー加熱他の技術を用いてハンダ付け
を行った電子回路基板(以下、プリント基板と呼ぶ)で
あり、検査装置によってハンダ付け不良箇所が発見及び
特定されているものとする。尚、本発明は、この検査後
の不良箇所に対するハンダ供給に限られるものではな
く、一般のハンダ付け装置にも適用することができる。
【0015】さて、本実施例による微小ハンダ供給装置
は、図3に示す如く、前記LSI1を複数搭載するプリ
ント基板8を保持してX−Y軸方向(図面左右及び垂直
方向)に自在に移動するY−Yテーブル11と、後述す
るハンダにフラックスをディスベサにより供給するため
のフラックス供給ヘッド4と、後述するハンダボールを
複数収納し且つ1片毎に分離するハンダ分離部5と、該
ハンダ分離部5から分離されたハンダボールを吸引して
保持するハンダ保持ヘッド6と、プリント基板8上に供
給されたハンダボールを加熱して溶解させる加熱ヘッド
7と、これらフラックス供給ヘッド4,ハンダ保持ヘッ
ド6及び加熱ヘッド7を独立してZ軸方向に上下させる
Z軸ロボット9と、同様に各ヘッド4,6及び7をX軸
方向に移動さるX軸ロボットと、これら各機構を指示
する筺体12とを備える。
【0016】前記ハンダ分離部5は、図4(a)〜
(c)に示す如く、逆円錐状の凹部に複数のハンダボー
ル13を収納するホッパ15と、前記ホッパ15の頂点
位置から端部に接したハンダボール13のみを吸引して
上昇させる突き上げピン14とを備え、該ピン14が再
下位置である頂点位置から吸引を開始して1片のハンダ
ボールを吸引した状態で上昇することによって、複数の
ハンダボール13の内から1片のハンダボール13を分
離する様に構成されている。また前記ハンダ保持ヘッド
6の詳細構造は、図5に示す如く、ハンダボール13を
吸引すると共に内部に突出しピン19を持つハンダ保持
管18と、先端にハンダボール13の1直径以上乃至2
直径以内の開口部を持つガイド17とを備え、前記ハン
ダ保持管18が上方へ空気を吸収し、且つガイド17の
開口部が2片以上の侵入を阻止することにより、1片の
みのハンダボール13を保持すると共に、この保持した
ハンダボール13を突出しピン19が下方向に突出して
ハンダ保持管18の保持を解除することができる様に構
成されている。前記ハンダボール13は本実施例におい
ては、例えば直径0.27mm以下の円形状を成したも
のが好適である。尚、ハンダボールはペレットとも呼ば
れ、前記加熱ヘッド7は、ヒータまたは高周波用のコイ
ル等の加熱手段が好ましく、且つ先端の材質をタングス
テン又はセラミック等のハンダの濡れない材料/ハンダ
濡れ性の悪いメッキ等の皮膜を施して形成することが望
ましい。
【0017】次にこの様に構成された微小ハンダ供給装
置の動作を説明するものであるが、この説明はプリント
基板8に搭載したLSI1のハンダ不足又は欠落箇所が
特定されており、以下の動作は該不良箇所に対して行わ
れるものとする。まず本実施例による微小ハンダ供給装
置は、プリント基板8上のハンダ付けを行う不良箇所の
パット3にフラックスの供給を行う。このフラックスの
供給は、前記プリント基板8を搭載するX−Yテーブル
11が任意のパッド3がフラックス供給ヘッド4の下位
置にくる様に動作して水平方向の位置決め及び必要なら
X軸ロボット10によるX軸方向移動を行った後に、Z
軸ロボット9がフラックス供給ヘッド4をパツド位置ま
で垂直に下降させることによって行われる。
【0018】次に本微小ハンダ供給装置は、図6(a)
〜(b)の如くハンダ分離部5のピン14が先端に接す
る1片のハンダボール13を吸引して保持しながら上昇
することによってホッパ15内から1片のハンダボール
13を分離し、X軸ロボット10によりハンダ保持ヘッ
ド6をハンダ分離部5の上位置に移動させる。前記分離
したハンダボール13は、図4(b)の如くZ軸ロボッ
ト9により下降したハンダ保持ヘッド6が吸引によって
保持する。この保持は、前記図5を参照して説明した如
く、ハンダ保持ヘッド6のガイド17の開口部を介した
ハンダ保持管18による吸引によって1片のハンダボー
ル13を保持するものである。尚、前記ハンダ保持ヘッ
ド6がハンダボール13を保持する際には突き上げビン
14による吸引が停止されていることは言うまでもな
い。
【0019】さて、次にハンダ保持ヘッド6は、Z軸ロ
ボット9による上下移動及びX軸ロボット10及びプリ
ント基板8搭載するX−Yテーブル11の平面的相対動
作により、図6(c)の如くハンダボール13を置く任
意のパット3上に移動し、図6(d)の如く該ハンダボ
ール13の吸引を止めると共にハンダ保持管18から突
出しピン19を突出することによってハンダボール13
を不良箇所のパッド3上に一定方向に落下させる。この
落下されたハンダボール13は、前述のフラックスの粘
着力によりハンダボ−ル落下時の跳び跳ねによる飛散が
防止される。
【0020】この不良箇所に対するハンダボール13の
一連の搭載が終了すると本微小ハンダ供給装置は、加熱
ヘッド7をZ軸ロボット9による上下移動及びX軸ロボ
ット10及びプリント基板8を移動させるX−Yテーブ
ル11の平面的相対動作によってハンダボール3の位置
に移動し、加熱ヘッド7が発熱することによりハンダボ
ール13を溶解させ、パッド3上から濡れやすいプリン
ト基板8のリード3に流れてハンダ付けの修復が行われ
る。
【0021】以上述べた如く本実施例による微小ハンダ
供給方法を実施する微小ハンダ供給装置は、ハンダ供給
部5の逆円錐状のホッパ15内に微小ハンダ片、例えば
直径0.27mm以下の円形状を成したハンダボール1
3(又はペレット)を格納しておき、該ハンダボール1
3をピン14が下方から突き上げることにより1片毎に
分離し、この分離されたハンダボール13をハンダ保持
ヘッド6が吸着してプリント基板8上の所望のパッド位
置にハンダボール13供給することによって、微小な
ハンダ片を任意の位置に供給することができる。
【0022】尚、前記実施例においては微小ハンダ供給
装置が全自動にてハンダ付け修理を行う例を説明した
が、本発明はこれに限られるものではなく、例えば修理
箇所の特定を顕微鏡観察等によって操作者が行い、この
後に本装置が、前記特定箇所に対してフラックス塗布/
ハンダボール吸着/パッドへの搭載/加熱と他の修理を
行う様にしても良い。また、前記実施例においては本発
明によるハンダ供給方法及び装置をハンダ付け不良のプ
リント基板に適用する例を説明したが、本発明はこれに
限られるものではなく全てのハンダ付け供給を本発明に
よるハンダ供給方法及び装置によって行い、この後にハ
ンダを溶解してハンダ付けを行うこともできる。
【0023】図7は本発明による微小ハンダ供給方法を
実施する微小ハンダ供給装置を含むハンダ付け自動修正
システムを示す図である。本システムは、スクリーン技
術等によるハンダ付けを行ったプリント基板の検査を行
うハンダ付検査装置20と、不良箇所のあったプリント
基板のハンダ修理を行うハンダ付修正装置23と、これ
ら装置間でプリント基板を搬送する基板搬送装置28と
に大別され、該ハンダ付検査装置20は検査対象である
プリント基板(図示せず)の外部との搬入及び排出を行
う基板搬入機構及び基板排出機構と、該基板搬入機構に
よって搬入したプリント基板の各ハンダ付け部の検査を
行う検査機構と、該検査機構を検査位置に位置決めする
位置決め機構とを含み、前記ハンダ付修正装置23は、
基板搬送機構28により搬送される修理対象のプリント
基板を内部に搬入する基板搬入機構と、搬入されたプリ
ント基板の過剰ハンダを除去するハンダ除去機構と、ハ
ンダ不足又は欠損部分にハンダを供給するハンダ供給機
構と、これらハンダ除去及び供給機構を不良箇所に位置
付ける位置決め機構とを含み、これら各装置が制御部2
1及び24乃至通信回路22及び25,通信ケーブル2
6及び27を介して接続されている。前記ハンダ供給機
構は、前述の実施例におけるハンダ分離部及びハンダ保
持ロボット他に相当し、位置決め機構はX軸及びZ軸ロ
ボット乃至X−Yテーブルに相当する。
【0024】この様に構成されたハンダ付け自動修正シ
ステムは、ハンダ付け検査装置20の制御部21が基板
搬入機構により搬入したプリント基板の所定のハンダ箇
所を検査機構が光学的又は電気的に検査し、不良箇所を
発見した場合、ハンダ修正を行うための修正データを通
信回線22及びケーブル27を介してハンダ付修正装置
23側に送信すると共に基板搬送装置28を介して不良
プリント基板をハンダ付修正装置23の基板搬入機構に
受け渡す動作を行う。
【0025】この不良プリント基板を搬入したハンダ付
修正装置23の制御部は、前記修正データを元に、必要
なら過剰ハンダのハンダ除去機構による除去及び前記実
施例同様にハンダ供給機構によるハンダボールの供給乃
至加熱を行ってハンダ修理を行う様に動作する。
【0026】この様に本実施例によるハンダ付け自動修
正システムは、ハンダ付け検査装置20が検査したハン
ダ修正データを元にハンダ付け修正装置23が前記ハン
ダボールを供給するハンダ供給及びハンダ付けを行うこ
とによって、微小ハンダ不良を修理することができる。
またハンダ付け検査装置20が複数のハンダ不良データ
及び修理データを蓄積して解析することによって、図示
しないハンダ付け装置及びハンダ付け修正装置23のハ
ンダ条件等を適切に設定することもできる。
【0027】
【発明の効果】本発明による微小ハンダ供給方法は、ホ
ッパ内に複数格納した微小ハンダ片を下方から吸着しな
がら付き上げることにより1片毎に分離し、この分離さ
れた微小ハンダ片を吸着して電子回路基板上の所望の位
置に供給することによって、微小なハンダ量を必要箇所
に供給することができ、更に微小ハンダ片を直径0.2
7mm以下の円形状を成したハンダボール又はペレット
とすることによってピッチが0.3mm,幅が約0.1
mmのリードに対する微細ハンダを供給することができ
る。
【0028】更に本発明による微小ハンダ供給装置は、
分離機構がホッパに収納されたハンダ微小片を下方から
吸着しながら付き上げることにより1片毎に分離し、供
給機構がこの分離されたハンダ片を吸着すると共に該ハ
ンダ片を電子回路基板上の所望の位置に供給することに
よって、微小なハンダ量を必要箇所に供給することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の対象となる狭ピッチのフラットパッケ
−ジ型LSIの外観図。
【図2】図1のLSIのハンダ付け部分を説明するため
の拡大図。
【図3】本発明による微小ハンダ供給方法を実施するハ
ンダ付け装置を示す図。
【図4】本実施例によるハンダボールをホッパより分離
する方法を工程を示す図。
【図5】ハンダボールを吸着するハンダ保持ヘッドの詳
細を示す図。
【図6】ハンダボールの吸着からパッドへの供給工程を
説明するための図。
【図7】本発明による微小ハンダ供給装置を含むハンダ
付け修正自動システムを説明するための図。
【符号の説明】
1…LSI,2…リード,3…パッド,4…フラックス
供給ヘッド,5…ハンダ分離部,6…ハンダ保持ヘッ
ド,7…加熱ヘッド,8…プリント基板,9…Z軸ロボ
ット,10…X軸ロボット,11…X−Yテ−ブル,1
2…筐体,13…ハンダボ−ル,14…突き上げピン,
15…ホッパ,17…ガイド,18…ハンダ保持管,1
9…突出しピン,20…ハンダ付検査装置,21…制御
部,22…通信部,23…ハンダ付修正装置,24…制
御部,25……通信部,26…通信ケ−ブル,27…通
信ケ−ブル,28…基板搬送装置,29…ハンダ供給機
構。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川上 昇 愛知県尾張旭市晴丘町池上1番地 株式 会社 日立製作所 オフィスシステム事 業部内 (72)発明者 中野 博之 愛知県尾張旭市晴丘町池上1番地 株式 会社 日立製作所 オフィスシステム事 業部内 (56)参考文献 特開 昭63−88837(JP,A) 特開 平4−113700(JP,A) 実開 昭56−6825(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H05K 3/34 B23K 3/06 B65G 47/91 H01L 21/60

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子回路基板上の所望の位置に微小ハン
    ダを供給する微小ハンダ供給方法であって、ホッパ内に
    微小ハンダ片を格納しておき、該ハンダ微小片を下方か
    ら吸着しながら突き上げることにより該ハンダ微小片を
    分離し、この分離された微小ハンダ片を開口部を設けた
    ガイドを通して吸着し電子回路基板上の所望の位置に
    供給することを特徴とする微小ハンダ供給方法。
  2. 【請求項2】 前記微小ハンダ片が、直径0.27mm
    以下の円形状を成したハンダボール又はペレットである
    ことを特徴とする請求項1記載の微小ハンダ供給方法。
  3. 【請求項3】 電子回路基板上の所望の位置に微小ハン
    ダを供給する微小ハンダ供給装置であって、複数の微小
    ハンダ片を収納するホッパと、該ホッパに収納されたハ
    ンダ微小片を下方から吸着しながら突き上げることによ
    り1片のハンダ微小片を分離する分離機構と、該分離さ
    れたハンダ片を保持するハンダ保持部と当該ハンダ保持
    部へ前記分離されたハンダ片を開口部を通して吸着する
    ためのガイドとを有する供給機構とを備えることを特
    徴とする微小ハンダ供給装置。
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