JP3433140B2 - Pll装置 - Google Patents

Pll装置

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JP3433140B2
JP3433140B2 JP20175299A JP20175299A JP3433140B2 JP 3433140 B2 JP3433140 B2 JP 3433140B2 JP 20175299 A JP20175299 A JP 20175299A JP 20175299 A JP20175299 A JP 20175299A JP 3433140 B2 JP3433140 B2 JP 3433140B2
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Tottori Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
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  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はPLL装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置は例えば「SANY
O TECHNICAL REVIEW」、VOL.1
0、NO.1、FEB.1978の第32頁に示されて
いる。しかし、この装置は、位相比較器1段型(位置比
較器を1段しか用いないもの)であり、基準信号の1周
期中に、位相比較を1回しか行わないので、ロックアッ
プ時間(出力信号に同期する迄の時間)が短い第1の欠
点がある。
【0003】この欠点を解消するために、特開平10−
135822号公報が提案されている。この公報による
と、位相が互いに異なる複数の基準信号を発生する発生
手段と、電圧制御発振器の出力信号を分周する複数(例
えば4個)の分周器と、各分周器の帰還信号と各基準信
号を比較する複数の位相比較器と、各分周器の入力側に
設けられた複数のゲート等が設けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記公報の装置
では、電力消費量が大きい第2の欠点がある。本発明者
が、その原因を究明したところ、複数の分周器を設けて
いるためである事が分った。また、ロックアップ時間を
更に短縮するため、基準信号の1周期中に8回位相比較
をするならば、8個の分周器が必要となり電力消費量が
更に大きくなる。
【0005】また、比較的、多くのスペースを必要とす
る分周器を複数個用いるので、装置が大きくなり、コス
トが高くなり、LSI化が困難となる第3の欠点があ
る。故に、本発明はこの様な従来の欠点を考慮して、ロ
ックアップ時間が短い、電力消費量が少ない、コストが
安くLSI化し易い、PLL装置を提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1の本発明では、位相が互いに異なる複数の
基準信号を発生する発生手段と、電圧制御発振器の出力
信号を各々、分周する第1分周部および第2分周部と、
前記第1分周部および第2分周部が出力する各帰還信号
と前記各基準信号を位相比較し、誤差信号を出力する位
相比較器とを具備し、前記出力信号を分周比N1で分周
する主分周器と、前記主分周器の出力を分周比N2で分
周する副分周器と、前記副分周器の出力を複数の前記帰
還信号に分配する分配回路とにより、前記第1分周部を
構成し、前記主分周器および前記副分周器を、可変分周
器又はカウンタにて構成した。
【0007】請求項2の本発明では、前記第2分周部
を、設定分周比Nで分周する可変分周器にて構成し、前
記分周比N1と前記分周比N2の積を、前記設定分周比
N又はそれに近い値に一致させた。
【0008】請求項3の本発明では、ロック前に、前記
第1分周部を運転させ、ロック後に前記第1分周部を停
止させ、ロック前およびロック後に、前記第2分周部を
して前記設定分周比Nにて、分周を継続させる構成とし
た。
【0009】請求項4の本発明では、前記分配回路は、
前記各基準信号の発生タイミングに合わせて、前記各帰
還信号を出力し、前記各帰還信号と前記各基準信号を各
々、位相比較する複数の位相比較器を設けた。
【0010】
【0011】
【発明の実施の形態】以下に、図1と図2に従い、本発
明の実施の形態に係るPLL装置1を説明する。図1は
PLL装置1のブロック図、図2はPLL装置1に用い
られる第1分周部2の詳細なブロック図である。
【0012】これらの図に於て、発生手段3は例えば、
基準発振器4と、直列接続された7個の遅延回路5、
6、7、8、9、10、11等から構成されている。基
準発振器4は例えば10KHZの基準信号fR1を出力
する。図4のタイミングチャートは、基準信号fR1の
波形を示す。基準信号fR1は、タイミングT1とT9
にて、立上っている。基準信号fR1は位相比較器12
の1側に入力される。
【0013】遅延回路5は、基準信号fR1の1周期
(1Tref)の1/8だけ(1/8周期)、基準信号
fR1を遅延させ、それを基準信号fR2として、位相
比較器13に与える。遅延回路6は、基準信号fR1を
2/8周期だけ遅延させ、それを基準信号fR3とし
て、位相比較器14に与える。
【0014】遅延回路7は、基準信号fR1を3/8周
期だけ遅延させ、それを基準信号fR4として、位相比
較器15に与える。遅延回路8は、基準信号fR1を4
/8周期だけ遅延させ、それを基準信号fR5として、
位相比較器16に与える。
【0015】遅延回路9は、基準信号fR1を5/8周
期だけ遅延させ、それを基準信号fR6として、位相比
較器17に与える。遅延回路10は、基準信号fR1を
6/8周期だけ遅延させ、それを基準信号fR7として
位相比較器18に与える。遅延回路11は、基準信号f
R1を7/8周期だけ遅延させ、それを基準信号fR8
として、位相比較器19に与える。
【0016】この様に、発生手段3は、位相が互いに異
なる複数の基準信号fR1〜fR8を発生する。基準信
号fR1、fR2、fR3、fR4、fR5、fR6、
fR7、fR8の各立上り時を、各々、タイミングT
1、T2、T3、T4、T5、T6、T7、T8にて示
す(図4参照)。
【0017】帰還信号fV1、fV2、fV3、fV
4、fV5、fV6、fV7、fV8(後述)は各々、
位相比較器12、13、14、15、16、17、1
8、19の他側に入力される。
【0018】位相比較器12は、帰還信号fV1の位相
と、基準信号fR1の位相を比較し上記比較の結果、チ
ャージポンプ20に対し、ポンプアップ信号と、ポンプ
ダウン信号を出力する。チャージポンプ20は上記両信
号に従い、ローパスフィルタ21に対し、誤差信号ER
1を出力する。
【0019】同様に、位相比較器13、14、15、1
6、17、18、19は、帰還信号fV2、fV3、f
V4、fV5、fV6、fV7、fV8の各位相と、基
準信号fR2、fR3、fR4、fR5、fR6、fR
7、fR8の各位相を比較する。
【0020】上記比較の結果、位相比較器13、14、
15、16、17、18、19は、各々、チャージポン
プ22、23、24、25、26、27、28に対し、
ポンプアップ信号と、ポンプダウン信号を出力する。チ
ャージポンプ22、23、24、25、26、27、2
8は上記各両信号に従い、ローパスフィルタ21に対
し、各々、誤差信号ER2、ER3、ER4、ER5、
ER6、ER7、ER8を出力する。
【0021】ローパスフィルタ21は、各誤差信号ER
1〜ER8に応答して、電圧制御発振器29に対し、制
御電圧CVを出力する。電圧制御発振器29は、制御電
圧CVに応答して、出力信号fVCOを出力する。
【0022】第1分周部2は、主分周器30と、副分周
器31と、分配回路32等とから構成されている。主分
周器30は、電圧制御発振器29の出力信号fVCO
を、分周比N1にて分周し、中間信号fV’を出力する
ものである。副分周器31は、主分周器30の出力(中
間信号fV’)を分周比N2にて分周し、信号(Q1
a、Q2a、Q3a)を出力するものである。
【0023】第2分周部31aは例えば13ビットの可
変分周器から成り、入力側が電圧制御発振器29と主分
周器30の接続点に接続され、出力側が位相比較器12
の他側に接続されている。制御部58(後述)は、第2
分周部31aに対し、設定分周比N(Nは整数)をセッ
トする。
【0024】この構成により、第2分周部31aは電圧
制御発振器29の出力信号fVCOを、設定分周比Nに
て出力し、その出力(帰還信号fV1)を位相比較器1
2へ供給する。この様に、第2分周部31aは、少なく
とも1つの位相比較器(上記例では、位相比較器12)
に対し、帰還信号fV1を出力する。必要に応じて、第
2分周部31aは、2個以上の位相比較器へ、帰還信号
を出力しても良い。
【0025】分配回路32は、中間信号fV’と、副分
周器31の出力(信号Q1a、Q2a、Q3a)を、複
数の帰還信号fV2、fV3、fV4、fV5、fV
6、fV7、fV8として変換し、各位相比較器13〜
19へ出力するものである。
【0026】主分周器30は例えば、入力端子33と、
インバータ34と、トグルフリップフロップ35、3
6、37、38、39と、インバータ40と、ANDゲ
ート41と、D−フリップフロップ42と、出力端子4
3等から構成されている。
【0027】インバータ34は、入力端子33とトグル
フリップフロップ35との間に接続されている。トグル
フリップフロップ35、36、37、38、39は例え
ば共に入力反転機能が内蔵されたものであり、直列に接
続されている。トグルフリップフロップ35〜39の各
J端子は、入力端子D1、D2、D3、D4、D5に接
続されている。
【0028】トグルフリップフロップ35〜39によ
り、カウンタ44が構成され、カウンタ44は、出力信
号fVCOの反転信号をクロックパルスCLとし、入力
端子D1からD5に与えられた分周比N1でカウントダ
ウンし、端子PEに加えられた信号PRにより、ダウン
カウントをプリセットする。
【0029】一致回路45は、インバータ40とAND
ゲート41等から成る。トグルフリップフロップ35、
37、38、39の各出力端子Qは、各々、ANDゲー
ト41の入力端子に接続されている。トグルフリップフ
ロップ36の出力端子Qはインバータ40を介して、A
NDゲート41の入力端子に接続されている。この様に
して、カウンタ44の出力が「2」になった時、一致回
路45はHighとなる検出信号COを出力する。
【0030】D−フリップフロップ42は、例えば入力
反転機能が内蔵されたものであり、出力信号fVCOの
反転信号をクロックパルスとして、一致回路45の検出
信号COを、出力信号fVCOの1分周だけ遅延させた
信号PRを端子Qから出力する。即ち、信号PR(中間
信号fV’)は、出力端子43から出力される。
【0031】以上の様に、入力端子D1、D2、D3、
D4、D5に各々、所定の入力がされると、分周比N1
が決定され、出力信号fVCOがN1分周された中間信
号fV’は、出力端子43から出力される。この様に、
主分周器30は例えば10ビットの可変分周器又は、カ
ウンタ等から構成される。
【0032】副分周器31は例えば、インバータ34a
と、トグルフリップフロップ35aと36a、37a、
38a、39aと、インバータ40aと、ANDゲート
41aと、D−フリップフロップ42aと、出力端子4
3aから構成されている。
【0033】インバータ34aは、主分周器30の出力
端子43とトグルフリップフロップ35aとの間に接続
されている。トグルフリップフロップ35a、36a、
37a、38a、39aは例えば共に入力反転機能が内
蔵されたものであり、直列に接続されている。トグルフ
リップフロップ35a〜39aの各J端子は、入力端子
D1a、D2a、D3a、D4a、D5aに接続されて
いる。
【0034】トグルフリップフロップ35a〜39aに
より、カウンタ44aが構成され、カウンタ44aは、
中間信号fV’の反転信号をクロックパルスCLaと
し、入力端子D1a〜D5aに与えられた分周比N2で
カウントダウンし、端子PEに加えられた信号PRaに
より、ダウンカウントをプリセットする。
【0035】一致回路45aは、インバータ40aとA
NDゲート41a等から成る。トグルフリップフロップ
35a、37a、38a、39aの各出力端子Qは、各
々、ANDゲート41aの入力端子に接続されている。
トグルフリップフロップ36aの出力端子Qはインバー
タ40aを介して、ANDゲート41aの入力端子に接
続されている。この様にして、カウンタ44aの出力が
「2」になった時、一致回路45aはHighとなる検
出信号COaを出力する。
【0036】D−フリップフロップ42aは、例えば入
力反転機能が内蔵されたものであり中間信号fV’の反
転信号をクロックパルスとして、一致回路45aの検出
信号COaを、中間信号fV’の1分周だけ遅延させた
信号PRaを出力する。
【0037】以上の構成により、入力端子D1a、D2
a、D3a、D4a、D5aに各々所定の入力がされる
と、分周比N2が決定される。例えば、N2=8に設定
された場合、中間信号fV’を2分周した信号Q1a
は、トグルフリップフロップ35aの出力端子Qから出
力される。
【0038】そして、中間信号fV’を4分周した信号
Q2aは、トグルフリップフロップ36aの出力端子Q
から出力される。中間信号fV’を8分周した信号Q3
aはトグルフリップフロップ37aの出力端子Qから出
力される。この様に、副分周器31は例えば3ビットの
可変分周器又は、カウンタ等から構成される。
【0039】分配回路32は例えばデコーダであり、導
電線46、47、48、49と、ANDゲート51、5
2、53、54、55、56、57から構成されてい
る。導電線46、47、48、49は各々、中間信号f
V’と、信号Q1a、Q2a、Q3aに接続されてい
る。導電線46、47、48、49はまた、各ANDゲ
ート51〜57に設けられた第1端子、第2端子、第3
端子、第4端子に接続されている。
【0040】この構成により、ANDゲート51は、信
号fV’と、Q1aの反転と、Q2aと、Q3aの反転
を論理積した信号fV2を出力する。ANDゲート52
は、信号fV’と、Q1aと、Q2aと、Q3aの反転
を論理積した信号fV3を出力する。ANDゲート53
は、信号fV’と、Q1aの反転と、Q2aの反転とQ
3aを論理積した信号fV4を出力する。
【0041】ANDゲート54は、信号fV’と、Q1
aと、Q2aの反転と、Q3aを論理積した信号fV5
を出力する。ANDゲート55は、信号fV’と、Q1
aの反転と、Q2aと、Q3aを論理積した信号fV6
を出力する。ANDゲート56は、信号fV’と、Q1
aと、Q2aと、Q3aを論理積した信号fV7を出力
する。ANDゲート57は、信号fV’と、Q1aの反
転と、Q2aの反転とQ3aの反転を論理積した信号f
V8を出力する。以上の部品により、PLL装置1は構
成されている。
【0042】次に、図1ないし図4に従い、このPLL
装置1の動作を説明する。図3はPLL装置1で用いら
れる信号fVCO、CL、Q1、Q2、Q3、Q4、Q
5、CO、PRのタイミングチャート、図4は信号f
V’、fV1〜fV8のタイミングチャートである。
【0043】まず、出力信号fVCOの設定周波数とし
て例えば1280KHZが、入力手段(図示せず)を介
して、制御部58へ入力されたとする。制御部58は、
第2分周部31aの設定分周比Nとして、N=1280
KHZ/10KHZ=128(基準信号の周波数は10
KHZだから)を演算する。
【0044】そして、制御部58は、設定分周比N=1
28に対し、主分周器30の分周比N1=16と、副分
周器31の分周比N2=8として決定する。即ち、制御
部58は、分周比N1と分周比N2の積が、第2分周部
31aの設定分周比Nに一致する様に、制御する。
【0045】上記分周比N1=16の決定に従って、主
分周器30に設けられた入力端子D1、D2、D3、D
4、D5には各々、「High」、「High」、「H
igh」、「High」、「Low」信号が入力され
る。この様に、入力端子D1〜D5に所定の入力(Hi
gh又はLow)が入力される事により、主分周器30
は、可変な(プログラマブルな)分周比N1にて、出力
信号fVCOを分周できる可変分周器又はカウンタから
構成されている。
【0046】この時、クロックパルスCLは、出力信号
fVCOが反転されたものであるから、図3のCLに示
す波形となる。図3に示す様に、信号Q1は、出力信号
fVCOの1分周だけ遅延して、出力信号fVCOを2
分周した波形となる。信号Q2は、所定の位相だけ信号
Q1から遅延し、信号Q1を2分周した波形となる。
【0047】信号Q3は、所定の位相だけ信号Q2から
遅延して、信号Q2を2分周した波形となる。信号Q4
は、所定の位相だけ信号Q3から遅延して、信号Q3を
2分周した波形となる。信号Q5は、所定の位相だけ信
号Q4から遅延して、信号Q4を2分周した波形とな
る。
【0048】ANDゲート41は、信号Q1と、Q2の
反転と、Q3と、Q4と、Q5を論理積し、信号COを
出力する(図3のCOの波形図を参照)。信号COは、
出力信号fVCOの1分周だけ、遅延され、信号PR
(fV’)として出力される。トグルフリップフロップ
35〜39の端子PEに信号PRが印加される事によ
り、信号Q1〜Q5はダウンカウントがプリセットされ
た波形となる。この様にして、主分周器30は、出力信
号をN1分周比(N1=16)にて分周した中間信号f
V’を出力する。
【0049】中間信号fV’は、副分周器31のインバ
ータ34aを介して、トグルフリップフロップ35aに
入力される。また上述した様に、分周比N2=8に従っ
て、副分周器31に設けられた入力端子D1a、D2
a、D3a、D4a、D5aには各々、「High」、
「High」、「High」、「Low」「High」
信号が入力される。
【0050】この様にして、入力端子D1a〜D5aに
所定の入力(High又はLow)が入力される事によ
り、副分周器31は、可変な(プログラマブルな)分周
比N2にて、中間信号fV’を分周できる可変分周器又
はカウンタから構成されている。
【0051】図3と同様に、信号Q1aは、所定の位相
だけ中間信号fV’から遅延して、中間信号fV’を2
分周した波形となる。信号Q2aは、所定の位相だけ信
号Q1aから遅延して、信号Q1aを2分周した波形と
なる。信号Q3aは、所定の位相だけ信号Q2aから遅
延して、信号Q2aを2分周した波形となる。信号Q4
aは、所定の位相だけ信号Q3aから遅延して、信号Q
3aを2分周した波形となる。信号Q5aは、所定の位
相だけ信号Q4aから遅延して、信号Q4aを2分周し
た波形となる。
【0052】ANDゲート41aは、信号Q1aと、Q
2aの反転と、Q3aと、Q4aとQ5aと論理積し、
信号COaを出力する。D−フリップフロップ42は、
信号COaの入力により、信号PRaを出力する。トグ
ルフリップフロップ35a〜39aの端子PEに信号P
Raが印加される事により、信号Q1a〜Q5aはダウ
ンカウントがプリセットされた波形となる。
【0053】以上の構成により、副分周器31は、中間
信号fV’を2分周した信号Q1aと、中間信号fV’
を4分周した信号Q2aと、中間信号fV’を8分周
(N2=8)した信号Q3aを、分配回路32に対し出
力する。
【0054】分配回路32に於て、中間信号fV’と、
信号Q1a、Q2a、Q3aは各々導電線46、47、
48、49を介して、ANDゲート51〜57の各入力
端子に入力される。
【0055】第2分周部31aが出力する帰還信号fV
1は、中間信号fV’と同期して(位相差なしに)、か
つ中間信号fV’を8分周した波形となる様に、制御部
58は第2分周部31aを制御している。
【0056】ANDゲート51は、信号fVと、Q1a
の反転と、Q2aと、Q3aの反転を論理積した帰還信
号fV2を出力する。その結果、図4に示す様に、帰還
信号fV2は、中間信号fV’の1分周だけ帰還信号f
V1に遅延して、中間信号fV’を8分周した波形とな
る。
【0057】同様に、帰還信号fV3、fV4、fV
5、fV6、fV7、fV8は各々、中間信号fV’の
2、3、4、5、6、7分周だけ帰還信号fV1に遅延
し、共に中間信号fV’を8分周した波形となる。
【0058】次に、基準信号fR1の周波数を求める。
fR1=fVCO/Nである。またfVCO=N1×f
V’、N=N1×N2である。従って、fR1=(N1
×fV’)/(N1×N2)=fV’/N2=fV’/
8即ち、基準信号fR1は中間信号fV’を8分周した
ものである。故に、基準信号fR1の1周期Tref
は、図4に示した通りとなる。つまり、帰還信号fV
1、fV2、fV3、fV4、fV5、fV6、fV
7、fV8の立上りは、前述の基準信号fR1〜fR8
の各立上りタイミングT1、T2、T3、T4、T5、
T6、T7、T8と一致する事が分かる(図4を参
照)。
【0059】この様にして、位相比較器12、13、1
4、15、16、17、18、19は各々、タイミング
T1、T2、T3、T4、T5、T6、T7、T8に於
て帰還信号fV1、fV2、fV3、fV4、fV5、
fV6、fV7、fV8の各位相と、基準信号fR1、
fR2、fR3、fR4、fR5、fR6、fR7、f
R8の各位相を比較する。
【0060】即ち、制御部58は、第2分周部31aを
して、基準信号fR1の発生タイミングに合わせて、帰
還信号fV1を出力させ、位相比較器12は、帰還信号
fV1と基準信号fR1を位相比較する。そして、ロッ
ク後は、第1分周部2の運転を停止し、第2分周部31
aのみを運転する事により、消費電力を低減する事がで
きる。また、分配回路32は、各基準信号fR2〜fR
8の発生タイミングに合わせて、各帰還信号fV2〜f
V8を各々出力させ、各位相比較器22〜28は、各帰
還信号fV2〜fV8と、各基準信号fR2〜fR8を
各々、位相比較する。
【0061】この構成により、基準信号fR1の1周期
(Tref)の間に位相比較が8回行われるため、従来
の位相比較器1段型に比べて、ロックアップ時間(出力
信号fVCOに同期する迄の時間)が約1/8倍に短縮
される。
【0062】そして上記比較の結果、位相比較器12〜
19は各々、チャージポンプ20〜28に対し、ポンプ
アップ信号とポンプダウン信号を出力する。チャージポ
ンプ20〜28は、上記両信号に従い、ローパスフィル
タ21に対し、各々、誤差信号ER1〜ER8を出力す
る。
【0063】ローパスフィルタ21は、各誤差信号ER
1〜ER8に応答して、電圧制御発振器29に対し、制
御電圧CVを出力する。電圧制御発振器29は、制御電
圧CVに応答して、出力信号fVCOを出力する。
【0064】上記ループ内での動作を繰り返す事によ
り、PLL装置1は電圧制御発振器29の出力側に接続
された出力端子59に対し、設定周波数1280KHZ
を持つ出力信号fVCOを出力する事になる。
【0065】また例えば、出力信号fVCOの設定周波
数として320KHZが、入力手段を介して、制御部5
8へ入力されたとする。制御部58は、第2分周部31
aの設定分周比Nとして、N=320KHZ/10KH
Z=32を演算する。
【0066】そして、制御部58は、設定分周比N=3
2に対して、主分周器30の分周比N=16と、副分周
器31の分周比N2=2として決定する。この様に、設
定分周比N=32が比較的小さいものについては、制御
部58は、副分周器31の分周比N2を比較的小さい値
(例えば2)に決定する。
【0067】この様に構成する事により、分周比N2を
小さくする事により、副分周器31にて消費される電力
量を減らす事が出来る。また上述した様に、分周比N2
は位相比較器12〜19の個数(上述の説明では8個)
以下に設けられる。例えば、分周比N2は、1、2、
3、4、5、6、7、8個の中から選択される。
【0068】分周比N2は、上述の様に、設定分周比N
1の大小と、希望するロックアップ時間と、希望する電
力消費量等から、適切な値が選択される。副分周器31
は可変分周器又はカウンタから構成されているので、上
述の様に、適切な分周比N2を選択し得る。
【0069】また、例えば、出力信号fVCOの設定周
波数として、1290KHZが、入力手段を介して、制
御部58へ入力されたとする。この場合、制御部58
は、第2分周部31aの設定分周比Nとして、N=12
9を演算する。
【0070】そして、制御部58は、設定分周比N=1
29に対し、主分周器30の分周比N1=16と、副分
周器31の分周比N2=8として決定する。この様に、
制御部58は、分周比N1と分周比N2の積を、設定分
周比N又は、それに近い値に一致させる。その結果、P
LL装置1は上述した様に、出力端子59に対し、分周
比N1×N2=128に基準周波数を乗じられた出力信
号fVCOを出力する。
【0071】例えば、各位相比較器12〜19が出力す
るポンプアップ信号とポンプダウン信号が入力される各
ANDゲート(図示せず)を設ける。各アンドゲートの
出力を制御部58へ入力させる事により、制御部58
は、出力信号fVCOが分周比N1×N2=129へ到
達した事を検知できる(この時、制御部58はロックし
たと判定する)。
【0072】制御部58は上記検知後に、主分周器30
と副分周器31の運転を停止させ、第2分周部31aを
して、設定分周比N=129にて、分周を継続させる。
その結果、ロック後も、第2分周器31aは、出力信号
fVCOを設定分周比N1=129に分周した帰還信号
fV1を位相比較器12へ出力する。そして、PLL装
置1は出力端子59に対し、設定分周比N=129にて
乗じられた(設定周波数1290KHZ)出力信号fV
COを出力する。
【0073】この様に、出力信号fVCOに係る所定の
設定分周比(例えばN=129)につき、最初に、主分
周器30および副分周器31および第2分周部31aに
より出力信号fVCOを分周させ、ロックした後に、第
2分周部31aのみで分周させる。
【0074】この様に、第2分周部31aはロック前も
ロック後も、常に設定分周比N=128にて分周してい
る。故に、ロック検出時に、分周比がN1×N2からN
へ変更する時に、分周比はスムーズ(オーバーシュート
等がなく)に変化する(N1×N2の値と、Nの値の差
が比較的小さいので)。従って、ロック検出後に、副分
周器31による分周を停止し、かつ、主分周器30の分
周比をN1からNへ切り換える構成(N1の値とNの値
の差が比較的大きい)に比べ、本発明はスムーズに分周
比の切り換えができるため、上記構成よりもロックアッ
プ時間が早い。
【0075】この構成により、主分周器30の分周比N
1と、副分周器31の分周比N2の積とならない、設定
分周比N(例えばN=129)に対しても、基準周波数
に設定分周比Nを乗じられた出力信号fVCOを得る事
が出来る。
【0076】また、主分周器30の分周比N1(例えば
N1=16)と副分周器31の分周比N2(例えばN2
=8)の積として求まる設定分周比N(例えばN=12
8)に対しても、主分周器30および副分周器31およ
び第2分周部31aにより、出力信号fVCOを分周さ
せ、ロックした後に、第2分周部31aのみで分周させ
る。
【0077】この様に、立上り時に(ロック前に)、主
分周器30および副分周器31および第2分周部31a
により分周させる事により、ロックアップ時間が短くな
る。そして、立上り後に(ロック後に)、主分周器30
および副分周器31の運転を停止し、第2分周部31a
のみで分周させる事により、電力消費量を減らす事が出
来る。
【0078】
【発明の効果】上述の様に、請求項1の本発明では、位
相が互いに異なる複数の基準信号を発生する発生手段
と、電圧制御発振器の出力信号を各々、分周する第1分
周部および第2分周部と、前記第1分周部および第2分
周部が出力する各帰還信号と前記各基準信号を位相比較
し、誤差信号を出力する位相比較器とを具備し、前記出
力信号を分周比N1で分周する主分周器と、前記主分周
器の出力を分周比N2で分周する副分周器と、前記副分
周器の出力を複数の前記帰還信号に分配する分配回路と
により、前記第1分周部を構成し、前記主分周器および
前記副分周器を、可変分周器又はカウンタにて構成し
た。この様に、出力信号を分周する分周器は第1分周部
と第2分周部のみであるので、従来の様に、8個以上も
必要ない。それ故に、コストが安く、LSI化がし易
く、電力消費量も少ない。また、主分周器および副分周
器を可変分周器又はカウンタにて構成するので、主分周
器の分周比N1および副分周器の分周比N2を、任意の
ものから選択できる。即ち、副分周器の分周比N2は、
設定分周比の大きさと、希望するロックアップ時間と、
希望する電力消費量等から、適切な値が選択され得る。
【0079】請求項2の本発明では、前記第2分周部
を、設定分周比Nで分周する可変分周器にて構成し、前
記分周比N1と前記分周比N2の積を、前記設定分周比
N又はそれに近い値に一致させた。その結果、基準信号
の周波数fR1とし、出力信号の周波数をfVCOと
し、主分周器から出力される中間信号の周波数をfV’
とし、設定分周比をNとすると、fR1=fVCO/N
である。また、fVCO=N1×fV’、N=N1×N
2である。それ故に、fR1=(N1×fV’)/(N
1×N2)=fV’/N2となる。即ち、基準信号は中
間信号をN2分周したものとなり、各基準信号の立上り
タイミングと、各帰還信号の立上りは一致する。
【0080】請求項3の本発明では、ロック前に、前記
第1分周部を運転させ、ロック後に、前記第1分周部を
停止させ、ロック前およびロック後に、前記第2分周部
をして、前記設定分周比Nにて、分周を継続させる構成
とした。この様に、第1分周部を構成する主分周器の分
周比N1と、副分周器の分周比N2の積とならない、設
定分周比Nに対しても、第1分周部および第2分周部に
て並列して分周させる。そして、第2分周部は設定分周
比Nにて、常に分周を継続しているので、ロック検出後
に、出力信号の分周比を、N1×N2からNへスムーズ
に変更できる。この様にスムーズに変更できるが故に、
ロックアップ時間を更に短縮できる。そしてロック後
に、第1分周部を停止させるので、消費時間が更に少な
くなる。また、分周比N1と分周比N2の積となり得る
設定分周比Nに対しても、立上り時に(ロック前に)、
第1分周部および第2分周部により分周させる事によ
り、ロックアップ時間が短くなる。そして立上り後に
(ロックアップ後に)、第2分周部のみで分周させる事
により、電力消費量を更に減らす事ができる。
【0081】請求項4の本発明では、前記分配回路は、
前記各基準信号の発生タイミングに合わせて、前記各帰
還信号を出力し、前記各帰還信号と前記各基準信号を各
々、位相比較する複数の位相比較器を設けた。この構成
により、複数の位相比較器において、位相が異なる複数
の基準信号と、各帰還信号との比較は同一タイミングで
行われるので、位相比較が正確にできる。
【0082】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るPLL装置1のブロ
ック図である。
【図2】上記PLL装置1に用いられる第1分周部2の
ブロック図である。
【図3】上記PLL装置1に用いられる信号Q1〜Q5
のタイミングチャートである。
【図4】上記PLL装置1に用いられる帰還信号FV1
〜FV8等のタイミングチャートである。
【符号の説明】
2 第1分周部 3 発生手段 12、13、14、15、16、17、18、19 位
相比較器 29 電圧制御発振器 30 主分周器 31 副分周器 31a 第2分周部 32 分配回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03L 7/06 - 7/23

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 位相が互いに異なる複数の基準信号を発
    生する発生手段と、電圧制御発振器の出力信号を各々、
    分周する第1分周部および第2分周部と、前記第1分周
    部および第2分周部が出力する各帰還信号と前記各基準
    信号を位相比較し、誤差信号を出力する位相比較器とを
    具備し、前記出力信号を分周比N1で分周する主分周器
    と、前記主分周器の出力を分周比N2で分周する副分周
    器と、前記副分周器の出力を複数の前記帰還信号に分配
    する分配回路とにより、前記第1分周部を構成し、前記
    主分周器および前記副分周器を、可変分周器又はカウン
    タにて構成した事を特徴とするPLL装置。
  2. 【請求項2】 前記第2分周部を、設定分周比Nで分周
    する可変分周器にて構成し、前記分周比N1と前記分周
    比N2の積を、前記設定分周比N又はそれに近い値に一
    致させた事を特徴とする請求項1のPLL装置。
  3. 【請求項3】 ロック前に、前記第1分周部を運転さ
    せ、ロック後に、前記第1分周部を停止させ、ロック前
    およびロック後に、前記第2分周部をして、前記設定分
    周比Nにて、分周を継続させる構成とした事を特徴とす
    る請求項2のPLL装置。
  4. 【請求項4】 前記分配回路は、前記各基準信号の発生
    タイミングに合わせて、前記各帰還信号を出力し、前記
    各帰還信号と前記各基準信号を各々、位相比較する複数
    の位相比較器を設けた事を特徴とする請求項1のPLL
    装置。
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