JP3432501B2 - 緊急通報システム端末機器および緊急通報システム - Google Patents

緊急通報システム端末機器および緊急通報システム

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JP3432501B2
JP3432501B2 JP2001104794A JP2001104794A JP3432501B2 JP 3432501 B2 JP3432501 B2 JP 3432501B2 JP 2001104794 A JP2001104794 A JP 2001104794A JP 2001104794 A JP2001104794 A JP 2001104794A JP 3432501 B2 JP3432501 B2 JP 3432501B2
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power supply
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system terminal
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健司 吉岡
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Panasonic Holdings Corp
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Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両に搭載され
て、緊急時に緊急通報センターに車両の位置情報などの
データを送信する機能を有する、緊急通報システム端末
機器およびその緊急通報システム端末機器を用いた緊急
通報システムに関し、特に緊急通報システム端末機器を
作動させるための電源供給回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車などの車両に搭載されて、
警察、緊急通報センターなどの緊急通報システムを管轄
するセンターに通信事業者の基地局などを経由して電話
発信処理を行う緊急通報連絡手段を備えた緊急通報シス
テム端末機器が知られている。
【0003】従来の緊急通報システム端末機器は、メイ
ンバッテリーまたは補助バッテリーからの電源供給によ
り前記緊急通報システムの内部に電源を供給する装置が
提案されている。たとえば、特開平8−287386号
公報には車載バッテリーからの電源供給と大容量コンデ
ンサによるバックアップ電源が示されている。又、特開
2000−108822号公報では車載電源からの電源
供給とセルラ電話機のバッテリーによる電源供給装置が
提案されている。前記従来の緊急通報システム端末機器
に有する電源制御部は、前記緊急通報システム端末機器
の内部回路を定期的に自動検査を行い、前記内部回路の
一部に異常を検出した場合、利用者に伝達するなどの制
御を行っていた。さらに、交通事故、急病などの緊急
時、前記電源供給回路からの電源供給により動作を行
い、緊急通報センターに、自動的に電話発信を行うと共
に、位置情報データを転送することにより、緊急通報連
絡処理を開始した車両の位置を、前記緊急通報センター
に知らせる処理を行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
緊急通報システム端末機器の場合、電源そのものは2系
統化しても電源供給回路は1系統しか具備していなかっ
た為、電源供給回路が故障した場合、緊急通報システム
端末機器への電源供給が途絶えると共に、前記緊急通報
システム端末機器の動作制御を行う制御部への電源供給
が途絶えるため、電源の異常を利用者に伝達することが
不可能になると共に、交通事故、急病などの緊急時にお
いても、緊急通報連絡処理を行うことが不可能になる。
【0005】本発明はこのような問題を解決するために
なされたもので、電源供給回路が故障した場合でも、緊
急通報システム端末機器の動作を維持すると共に、電源
の異常を利用者に伝達することが可能な緊急通報システ
ム端末機器を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
発明は、バッテリーを有する車両に搭載されて、緊急通
報システムを管轄するセンターに自動的に緊急通報連絡
処理を行う緊急通報システム端末機器において、前記バ
ッテリーより前記緊急通報システム端末機器の内部に電
源を供給する第1の電源供給回路と、前記緊急通報シス
テム端末機器の動作制御を行うメイン制御部と、外部機
器との通信制御を行うサブ制御部と、前記バッテリーよ
り前記サブ制御部に電源を供給する第2の電源供給回路
を具備し、前記第1と前記第2の電源供給回路と前記
サブ制御部とが接続され、前記サブ制御部が、外部機器
との通信制御を行うとともに前記第1の電源供給回路の
動作を監視することによって前記緊急通報システム端末
機器の異常を判断する構成を有している緊急通報システ
ム端末機器である。この構成により、緊急通報システム
端末の動作制御を行うメイン制御部とは異なるサブ制御
部が、外部機器との通信制御を行うとともに第1の電源
供給回路の動作を監視することにより、緊急通報システ
ム端末機器の異常を検出することができる。
【0007】
【0008】
【0009】
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】
【0024】
【0025】
【0026】
【0027】
【0028】
【0029】
【0030】
【0031】さらに、本発明の請求項2記載の発明は、
バッテリーを有する車両に搭載されて、緊急通報システ
ムを管轄するセンターに自動的に緊急通報連絡処理を行
う緊急通報システム端末機器において、前記バッテリー
より前記緊急通報システム端末機器の内部に電源を供給
する第1の電源供給回路と、前記緊急通報システム端末
機器の動作制御を行うメイン制御部と、外部機器との通
信制御を行うサブ制御部と、前記バッテリーより前記サ
ブ制御部に電源を供給する第2の電源供給回路とを具備
、前記第1と前記第2の電源供給回路と前記メイン制
御部および前記サブ制御部とが接続され、前記メイン制
御部が、前記第2の電源供給回路の動作を監視すること
によって前記サブ制御部の異常を判断し、前記サブ制御
部が、外部機器との通信制御を行うとともに前記第1の
電源供給回路の動作を監視することによって前記緊急通
報システム端末機器の異常を判断する構成を有している
緊急通報システム端末機器で、メイン制御部が、第2の
電源供給回路の動作を監視し、サブ制御部が、外部機器
との通信制御を行うとともに第1の電源供給回路の異常
を検出することができる。
【0032】
【0033】
【0034】さらに、本発明の請求項記載の発明は、
バッテリーを有する車両に搭載されて、緊急通報システ
ムを管轄するセンターに自動的に緊急通報連絡処理を行
う緊急通報システム端末機器において、前記バッテリー
より前記緊急通報システム端末機器の内部に電源を供給
する第1の電源供給回路と、前記緊急通報システム端末
機器の動作制御を行うメイン制御部と、外部機器との通
信制御を行うサブ制御部と、前記バッテリーより前記サ
ブ制御部に電源を供給する第2の電源供給回路とを具備
、前記第1と前記第2の電源供給回路と前記メイン制
御部および前記サブ制御部とが接続されるとともに、前
記メイン制御部と前記サブ制御部とが接続され、前記メ
イン制御部が、前記第1の電源供給回路の監視を行い、
前記監視結果を前記サブ制御部に出力することによっ
て、前記サブ制御部が、外部機器との通信制御を行うと
ともに前記第1の電源供給回路の動作検証を行う構成を
有している緊急通報システム端末機器で、メイン制御部
に電源を供給する第1の電源供給回路の異常を、サブ制
御部に出力することによって、サブ制御部が、外部機器
との通信制御を行うとともに第1の電源供給回路の動作
検証を行うことができる。
【0035】さらに、本発明の請求項記載の発明は、
バッテリーを有する車両に搭載されて、緊急通報システ
ムを管轄するセンターに自動的に緊急通報連絡処理を行
う緊急通報システム端末機器において、前記バッテリー
より前記緊急通報システム端末機器の内部に電源を供給
する第1の電源供給回路と、前記緊急通報システム端末
機器の動作制御を行うメイン制御部と、外部機器との通
信制御を行うサブ制御部と、前記バッテリーより前記サ
ブ制御部に電源を供給する第2の電源供給回路とを具備
、前記第1と前記第2の電源供給回路と前記メイン制
御部および前記サブ制御部とが接続されるとともに、前
記メイン制御部と前記サブ制御部とが接続され、前記サ
ブ制御部が、外部機器との通信制御を行うとともに前記
第2の電源供給回路の監視を行い、前記監視結果を前記
メイン制御部に出力することによって、前記メイン制御
部で前記第2の電源供給回路の動作検証を行う構成を有
している緊急通報システム端末機器で、サブ制御部に電
源を供給する第2の電源供給回路の異常を、メイン制御
部に出力することによって、メイン制御部で第2の電源
供給回路の動作検証を行うことができる。
【0036】
【0037】
【0038】
【0039】
【0040】
【0041】
【0042】
【0043】
【0044】
【0045】
【0046】
【0047】
【0048】さらに、本発明の請求項記載の発明は、
請求項1から請求項までのいずれかに記載の緊急通報
システム端末機器と、緊急通報システムを統括して、前
記緊急通報システム端末機器から緊急通報発信信号を受
信する緊急通報センターとを含む緊急通報システムであ
り、緊急通報システム端末機器と、緊急通報システムを
統括することにより、前記緊急通報システム端末機器か
ら緊急通報発信信号を受信する緊急通報センターとを含
む緊急通報システムを構築することができる。
【0049】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を用いて説明する。
【0050】(第1の実施の形態)図1に示すように、
本発明の第1の実施の形態の緊急通報システム端末機器
1は、自動車などの車両に搭載されて、交通事故、急病
などの緊急時に、警察や緊急通報センターなどの緊急通
報システムを管轄するセンター(以下センターとい
う。)に、現在の車両の位置情報や登録車両などのデー
タを送信して、緊急車両出動要請を行う装置である。通
信アンテナ2は、緊急通報連絡手段11からの発信信号
を、通信事業者の基地局に伝送すると共に、通信事業者
からの受信信号を緊急通報連絡手段11に出力する。緊
急通報発信釦3は、利用者が交通事故や急病時などの緊
急時に押下し、緊急通報発信処理を開始するための信号
を生成する。GPSアンテナ4は、GPS衛星からのデ
ータを受信するアンテナである。メインバッテリー5
は、車両の電装機器に電源を供給すると共に、緊急通報
システム端末機器1に電源供給を行う。マイク6は、緊
急通報連絡処理の音声通話連絡時に、利用者の音声を緊
急通報システム端末機器1に出力するマイク、および増
幅回路などを内蔵したマイクモジュールである。スピー
カ7は、前記音声通話連絡時に、緊急通報センターから
の受信音声信号を鳴音する。インジケータ8は、正常、
異常、緊急通報連絡中などの緊急通報システム端末機器
1の動作状態を利用者に伝達する照明装置などの情報伝
達手段である。
【0051】緊急通報システム端末機器1において、緊
急通報連絡手段11は、制御部12からの発信要求信号
に対し、制御部12から入力した電話番号により通信事
業者の基地局などを経由して、その電話番号に該当する
通話相手に電話発信処理を開始する。通話相手からの発
信応答もしくは通話中信号などの通話中に移行する信号
を受信した場合、音声通話制御、もしくはデータ通信制
御に移行すると共に、通話中に移行したことを知らせる
信号を制御部12に出力する。さらに制御部12から入
力した、車両の進行方向や向きなどの情報、および位置
情報などのデータを、通信事業者の基地局などを経由し
て、その電話番号に該当する通話相手であるセンターに
発信する処理を行う。
【0052】制御部12は、位置情報取得処理部14よ
り取得した位置情報などのデータ、緊急通報連絡処理の
履歴データ、緊急通報システム端末機器1に異常を発生
した場合の異常履歴データを、記憶部15に記録する制
御を行う。さらに緊急通報発信釦3からの操作信号など
により、緊急通報要求があったことを認識し、位置情報
取得処理部14より入手し記憶部15などに記録した位
置情報などのデータを入力する。さらに、記憶部15か
ら、センターの電話番号を取得する。その電話番号を用
いて緊急通報連絡手段11に電話の発信要求を行う。さ
らに、緊急通報連絡手段11から、その電話番号に該当
する通話相手からの応答信号、もしくは通話中信号など
の通話中に移行する信号を受信した場合、通話状態に移
行したことを認識する。さらに、位置情報取得処理部1
4から入手した位置情報履歴データを通信事業者の基地
局などを経由して当該電話番号に対応する通話相手であ
るセンターに発信するための信号を緊急通報連絡手段1
1に出力する処理を行う。
【0053】ジャイロセンサ13は、車両の進行方向や
向きなどの情報を生成する。位置情報取得処理部14
は、制御部12に対し、ジャイロセンサ13からのデー
タ、GPS受信機16がGPSアンテナ4から受信した
データなどにより生成した位置情報などのデータを出力
する処理を行う。記憶部15は、センターの電話番号、
および緊急通報システム端末機器1を搭載する車両の登
録ナンバー、位置情報取得処理部14で生成した位置情
報などの情報を記録するメモリであって、制御部12か
らの要求信号により記録したデータを出力する処理を行
う。GPS受信機16は、GPSアンテナ4から入手し
たデータにより、位置情報などのデータを位置情報取得
処理部14に出力する処理を行う装置である。ハンズフ
リー装置17は、緊急通報連絡処理時のハンズフリー音
声通話を実現するために、信号処理、およびレベル調整
機能により、音声通話時に利用者からの送信音声信号、
およびセンターからの受信音声信号の音声信号に対し
て、エコーキャンセル処理、ハウリング制御処理を行う
信号処理装置である。第1電源供給回路18は、緊急通
報システム端末機器1の内部回路へ電源を供給する電源
回路である。第2電源供給回路19は、緊急通報システ
ム端末機器1の内部回路へ電源を供給する別の電源回路
である。なお本発明においては、緊急通報システム端末
機器に内蔵された回路を総称して「内部回路」と呼んで
いる。第1ダイオード181は、第1電源供給回路18
からの供給電源を、緊急通報システム端末機器1内に出
力すると共に、第2電源供給回路19からの電源供給の
流入を防止するダイオードである。第2ダイオード18
2は、第2電源供給回路19からの供給電源を、緊急通
報システム端末機器1内に出力すると共に、第1電源供
給回路18からの電源供給の流入を防止するダイオード
である。
【0054】上記のように構成された本発明の第1の実
施形態における緊急通報システム端末機器の動作を説明
する。図1において、第1電源供給回路18、および第
2電源供給回路19は、メインバッテリー5からの電源
供給により、緊急通報システム端末機器1の内部回路の
電源を生成する。第1電源供給回路18から生成された
電源は、第1ダイオード181を介して緊急通報システ
ム端末機器1の内部回路に供給される。また、第2ダイ
オード182により、第2電源供給回路19への流入は
防止される。第2電源供給回路19から生成された電源
は、第2ダイオード182を介して緊急通報システム端
末機器1の内部回路に供給される。また、第1ダイオー
ド181により、第1電源供給回路18への流入は防止
される。
【0055】前記電源供給により、緊急通報システム端
末機器1、および緊急通報システム端末機器1の動作制
御を行う制御部12は、動作を行うことが可能になる。
【0056】前記電源が供給されている状態において、
緊急通報連絡処理時以外の通常時、位置情報取得処理部
14は、ジャイロセンサ13からのデータ、GPS受信
機16がGPSアンテナ4から受信したデータなどによ
り、位置情報データを生成する。制御部12は、位置情
報取得処理部14より定期的に位置情報などのデータを
取得し、記憶部15に記録する処理を行う。
【0057】また、利用者は、交通事故、急病などの緊
急時に、緊急通報発信釦3を押下する。緊急通報発信釦
3は、利用者の押下により、押下されたことを示す信号
を制御部12に出力する。制御部12は、緊急通報発信
釦3からの操作信号により、緊急通報発信要求があった
ことを認識し、緊急通報連絡処理を開始する。
【0058】制御部12は、緊急通報連絡手段11と制
御部12の信号経路を接続する処理を行う。さらに、記
憶部15から蓄積した位置情報などのデータ、およびセ
ンターの電話番号を取得すると共に、その電話番号を用
いて緊急通報連絡手段11に電話の発信要求を行う。
【0059】緊急通報連絡手段11は、通信アンテナ2
を用いて、通信事業者の基地局などを経由してその電話
番号に該当する通話相手に電話発信処理を開始する。
【0060】緊急通報連絡手段11は、通話相手からの
発信応答、もしくは通話中信号などの通話中に移行する
信号を受信した場合、通話状態に移行したと認識し、音
声通話制御、もしくはデータ通信制御に移行すると共
に、通話中に移行したことを知らせる信号を制御部12
に出力する。制御部12は、通話に成功したと判断し、
記憶部15から取得した位置情報などのデータを通信事
業者の基地局などを経由して当該電話番号に対応する通
話相手であるセンターに位置データなどを送信する処理
を行う。
【0061】センターは、緊急通報システム端末機器1
からの位置情報データを全て受信した場合、音声通話に
切替える処理を行う。緊急通報システム端末機器1に内
蔵する緊急通報連絡手段11は、音声通話に移行したこ
とを示す信号を受信した場合、前記音声通話に移行した
ことを示す信号を、制御部12に出力する。制御部12
は、音声通話に移行したことを示す信号を受信した場
合、緊急通報連絡手段11と、ハンズフリー装置17の
音声経路を接続する制御を行い、音声通話連絡処理に移
行する。
【0062】音声通話連絡処理時、緊急通報連絡手段1
1は、センターからの受信音声信号をハンズフリー装置
17に出力する。ハンズフリー装置17は、内部信号処
理回路を用いて、前記受信音声信号より音声レベル、お
よび周波数特性などを取得し、前記受信音声信号の音声
レベルを上げるなどの処理を行い、スピーカ7に出力す
る。スピーカ7は、前記ハンズフリー装置17から入力
した受信音声信号を鳴音する処理を行い、利用者に伝達
する。
【0063】マイク6は、利用者からの音声信号、およ
びスピーカ7から鳴音された受信音声信号を取得し、ハ
ンズフリー装置17に出力する。ハンズフリー装置17
は、前記受信音声信号から取得した前記音声レベル、周
波数特性と同様の信号成分を有する送信信号が入力され
た場合、マイク6により入力した受信音声信号のエコー
成分と判断し、前記エコー成分を除去する処理を行い、
緊急通報連絡手段11に出力する。緊急通報連絡手段1
1は、ハンズフリー装置17からの送信音声信号を受信
し、センターに送信する処理を行う。
【0064】前記音声通話連絡処理を終了した場合、緊
急通システム端末機器1は、待ち受け状態に移行し、セ
ンターからの音声通話着信待ちを行う。前記待ち受け状
態において、センターからの音声着信が発生した場合、
自動着信、および音声通話処理に移行し、音声通話連絡
処理を再開する。また、待ち受け状態に移行してから一
定時間経過してもセンターからの音声着信が発生しない
場合、前記待ち受け状態を解除し、通常状態に移行す
る。
【0065】また制御部12は、第1電源供給回路1
8、もしくは第2電源供給回路19からの電源電圧信号
などの、動作状態を示す信号を入力する。制御部12
は、第1電源供給回路18、もしくは第2電源供給回路
19からの信号を監視し、電圧降下などの異常を検出し
た場合、前記異常の履歴を記憶部15に記録すると共
に、インジケータ8に対して、点灯、点滅などを指示す
る制御信号を出力する。インジケータ8は、制御部12
からの制御信号に対して点灯、点滅などの処理を行い、
第1電源供給回路18、もしくは第2電源供給回路19
の異常を利用者に伝達する。
【0066】前記異常の履歴の取得には、緊急通報シス
テム端末機器1の外部に外部接続機器を接続し、制御部
12との通信処理により、実現することが可能である。
【0067】この様な構成にしたことにより、複数系統
ある電源供給回路のうち1つの電源供給回路が故障した
場合においても、別の電源供給回路により緊急通報シス
テム端末機器1、および緊急通報システム端末機器1の
制御を行う制御部への電源供給を継続することが可能に
なり、前記電源回路の異常を利用者に伝達できると共
に、交通事故、急病などの緊急時においても、確実に緊
急通報連絡処理を行うことが可能になる。
【0068】(第2の実施の形態)図2は本発明の第2
の実施の形態を示しており、緊急通報システム端末機器
に電源を供給する電源供給回路を2回路系統具備し、第
1電源供給回路18と第2電源供給回路19のうちの1
つの電源供給回路からの電源供給により動作を行い、第
1電源供給回路18と第2電源供給回路19のうちの一
方の電源供給回路が故障などにより電源供給が不可能に
なった場合、第1電源供給回路18と第2電源供給回路
19のうちの他方の電源供給回路からの電源供給を開始
することにより、動作を維持することが可能な緊急通報
システム端末機器である。
【0069】図2において、図1と異なる点は、第2電
源供給回路19と、第2ダイオード182間に、電源供
給のオン、オフ制御を行うトランジスタ183を具備す
る点である。トランジスタ183は、第2電源供給回路
19からの電源供給を制御するパワートランジスタであ
る。
【0070】通常時は、第1電源供給回路18により、
緊急通報システム端末機器1の内部回路、および制御部
12に対して電源供給を行う。さらに制御部12は、第
1電源供給回路18からの電圧信号などを監視する。第
1電源供給回路18が故障などにより電源供給が途絶え
た場合、制御部12は、電圧信号より電圧降下などの異
常を検出し、トランジスタ183をオンする制御信号を
出力する。
【0071】トランジスタ183のオンにより、第2電
源供給回路19から生成された供給電源により緊急通報
システム端末機器1の内部回路への電源供給を行い、緊
急通報システム端末機器1の動作を継続することが可能
になる。
【0072】さらに、制御部12は、第1電源供給回路
18の異常により、インジケータ8に対して点灯、点滅
制御を行う制御信号を出力する。インジケータ8は、前
記制御信号によりLEDの点灯、点滅処理などにより、
利用者に異常を伝達する。
【0073】このような構成にしたことにより、複数系
統ある電源供給回路のうち通常は1つの電源供給回路に
より動作を行い、別の電源供給回路は予備として確保す
る。さらに前記1つの電源供給回路が故障などにより電
源供給が不可能な場合、別の電源供給回路からの電源供
給により緊急通報システム端末機器の動作を維持するこ
とが可能になり、交通事故、急病などの緊急時において
も、確実に緊急通報連絡処理を行うことが可能になる。
【0074】(第3の実施の形態)図3は本発明の第3
の実施の形態を示し、緊急通報システム端末機器の内部
回路に電源を供給する電源供給回路と、緊急通報システ
ム端末機器の動作制御を行う制御部に電源を供給する電
源供給回路を具備する緊急通報システム端末機器であ
る。
【0075】図3において、図1と異なる点は、第1電
源供給回路18は、制御部12に電源供給を行う電源供
給回路であり、第2電源供給回路19は、制御部12に
電源供給を行うと共に、緊急通報システム端末機器1の
内部回路に電源供給を行う点である。
【0076】通常時は、第1電源供給回路18により、
制御部12に電源供給を行い、さらに第2電源供給回路
19により、緊急通報システム端末機器1の内部回路、
および制御部12に対して電源供給を行う。さらに制御
部12は、第1電源供給回路18、および第2電源供給
回路19からの電圧信号などを監視する。第1電源供給
回路18が故障などにより電源供給が途絶えた場合、制
御部12への電源供給は、第2電源供給回路19からの
電源供給により動作を継続する。
【0077】制御部12は、第1電源供給回路18の異
常により、インジケータ8に対して点滅、点灯制御を行
う制御信号を出力する。インジケータ8は、前記制御信
号によりLEDの点灯、点滅処理などにより、利用者に
異常を伝達する。
【0078】また第2電源供給回路19が故障などによ
り電源供給が途絶えた場合、緊急通報システム端末機器
1への電源供給は停止し、動作を継続することが不可能
になる。しかし、制御部12は、第1電源供給回路18
からの電源供給により動作を継続する。
【0079】さらに、制御部12は、第2電源供給回路
19の異常により、インジケータ8に対して点灯、点滅
制御を行う制御信号を出力する。インジケータ8は、前
記制御信号によりLEDの点灯、点滅処理などにより、
利用者に異常を伝達する。
【0080】この様な構成にしたことにより、制御部1
2へ電源供給する第1電源供給回路18を省電力型の電
源供給回路により構成することが可能になると共に、第
1電源供給回路18から制御部12への電源供給が途絶
えた場合においても、制御部動作を継続することが可能
になるため、前記緊急通報システム端末機器の異常を利
用者に伝達することが可能になる。
【0081】(第4の実施の形態)図4は本発明の第4
の実施の形態を示し、車両に既設のメインバッテリーか
らの電源供給により、緊急通報システム端末機器に電源
を供給する電源供給回路と、補助バッテリーからの電源
供給により、緊急通報システム端末機器に電源を供給す
る電源供給回路を具備し、通常は、前記メインバッテリ
ーからの電源により電源供給を行う電源供給回路からの
電源供給により動作を行い、前記電源供給回路が故障な
どにより電源供給が不可能な場合、補助バッテリーから
の電源により電源供給を行う電源供給回路からの電源供
給により動作を維持することが可能な緊急通報システム
端末機器である。
【0082】図4において、図2と異なる点は、補助バ
ッテリー20を具備し、第2電源供給回路19への電源
供給を補助バッテリー20からの電源により供給電源を
生成する点である。補助バッテリー20は、メインバッ
テリー5が故障、もしくは第1電源供給回路18が異常
などにより、電源供給が不可能な場合、電源の供給を行
うサブバッテリーである。
【0083】通常時は、第1電源供給回路18により、
緊急通報システム端末機器1の内部回路、および制御部
12に対して電源供給を行う。さらに制御部12は、第
1電源供給回路18からの電圧信号などを監視する。メ
インバッテリー5、もしくは第1電源供給回路18が故
障などにより電源供給が途絶えた場合、制御部12は、
電圧信号より電圧降下などの異常を検出し、トランジス
タ183をオンする制御信号を出力する。
【0084】トランジスタ183のオンにより、第2電
源供給回路19から生成された供給電源により緊急通報
システム端末機器1の内部回路への電源供給を行い、緊
急通報システム端末機器1の動作を継続することが可能
になる。
【0085】さらに、制御部12は、第1電源供給回路
18の異常により、インジケータ8に対して点灯、点滅
制御を行う制御信号を出力する。インジケータ8は、前
記制御信号によりLEDの点灯、点滅処理などにより、
利用者に異常を伝達する。
【0086】このような構成にしたことにより、通常は
電源供給回路を介してメインバッテリーからの電源供
給により動作を行い、補助バッテリー20、および別の
電源供給回路は予備として確保する。さらにメインバッ
テリー5、およびメインバッテリー5からの電源により
電源供給を行う第1電源供給回路18が故障などの場
合、補助バッテリー20からの電源供給により緊急通報
システム端末機器の動作を維持することが可能になり、
交通事故、急病などの緊急時においても、確実に緊急通
報連絡処理を行うことが可能になる。
【0087】さらに、バッテリーだけでなく、電源供給
回路においても、2回路具備することにより、メインバ
ッテリー5の故障、もしくは電源供給回路の故障におい
ても対応し、メインバッテリー5からの電源供給が途絶
えた場合において、確実に動作の継続が可能になる。
【0088】(第5の実施の形態)図5は本発明の第5
の実施の形態を示し、図1との主な異なる点は緊急通報
システム端末機器全体の制御を行うメイン制御部と、車
載LANなどの通信の制御を行うサブ制御部を具備する
ことである。
【0089】図5において、緊急通報連絡手段11は、
メイン制御部101からの発信要求信号に対し、メイン
制御部101から入力した電話番号により通信事業者の
基地局などを経由して、その電話番号に該当する通話相
手に電話発信処理を開始する。通話相手からの発信応答
もしくは通話中信号などの通話中に移行する信号を受信
した場合、音声通話制御、もしくはデータ通信制御に移
行すると共に、通話中に移行したことを知らせる信号を
メイン制御部101に出力する。さらにメイン制御部1
01から入力した、車両の進行方向や向きなどの情報、
および位置情報などのデータを、通信事業者の基地局な
どを経由して、その電話番号に該当する通話相手である
センターに伝送する処理を行う。
【0090】メイン制御部101は、第2電源供給回路
19から出力される電源電圧情報信号を監視し、前記電
源電圧情報信号により電圧降下を示す信号を受信した場
合、異常と判断しインジケータ8を用いて前記異常を利
用者に伝達する。またメイン制御部101は、位置情報
取得処理部14より取得した位置情報などのデータを、
記憶部15に記録する制御を行う。さらにメイン制御部
101は、緊急通報発信釦3からの操作信号により、緊
急通報要求があったことを認識し、緊急通報連絡処理を
開始するために、位置情報取得処理部14より入手し記
憶部15に記録した位置情報のデータを入力する。さら
にメイン制御部101は、記憶部15から、センターの
電話番号を取得する。その電話番号を用いて緊急通報連
絡手段11に電話の発信要求を行う。さらに、緊急通報
連絡手段11から、その電話番号に該当する通話相手か
らの応答信号、もしくは通話中信号などの通話中に移行
する信号を受信した場合、通話状態に移行したことを認
識する。さらにメイン制御部101は、位置情報取得処
理部14から入手した位置情報データの履歴を含む位置
情報データを通信事業者の基地局などを経由して当該電
話番号に対応する通話相手であるセンターに発信するた
めの信号を緊急通報連絡手段11に出力する処理を行
う。
【0091】ジャイロセンサ13は、車両の進行方向や
向きなどの情報を生成する。位置情報取得処理部14
は、メイン制御部101に対し、ジャイロセンサ13か
らのデータ、GPS受信機16がGPSアンテナ4から
受信したデータなどにより生成した位置情報などのデー
タを出力する。記憶部15は、センターの電話番号、お
よび緊急通報システム端末機器1を搭載する車両の登録
ナンバー、位置情報取得処理部14で生成した位置情報
を記録するメモリであって、メイン制御部101からの
要求信号により記録したデータを出力する処理を行う。
GPS受信機16は、GPSアンテナ4から入手したデ
ータにより、位置情報のデータを位置情報取得処理部1
4に出力する処理を行う装置である。ハンズフリー装置
17は、緊急通報連絡処理時のハンズフリー音声通話を
実現するために、信号処理、およびレベル調整機能によ
り、音声通話時に利用者からの送信音声信号、およびセ
ンターからの受信音声信号の音声信号に対して、エコー
キャンセル処理、ハウリング制御処理を行う信号処理装
置である。
【0092】第1電源供給回路18は、緊急通報システ
ム端末機器1の内部回路、およびメイン制御部101へ
電源を供給すると共に、電源電圧を示す信号をサブ制御
部102に出力する。第2電源供給回路19は、サブ制
御部102に電源を供給すると共に、電源電圧を示す信
号をメイン制御部101に出力する。サブ制御部102
は、マイコンなどにより構成され、LANの通信制御を
行うと共に前記LANを経由してエアバッグから入力し
たエアバッグ状態信号をメイン制御部101に出力する
処理を行う。
【0093】上記のように構成された本発明の第5の実
施形態における緊急通報システム端末機器の動作を説明
する。図5において、第1電源供給回路18は、メイン
バッテリー5からの電源供給により、緊急通報システム
端末機器1の内部回路、および緊急通報システム端末機
器1の動作制御を行うメイン制御部101の電源を生成
する。さらに第2電源供給回路19は、メインバッテリ
ー5からの電源供給により、緊急通報システム端末機器
1の通信制御を行うサブ制御部102の電源を生成す
る。
【0094】これらの電源の供給により、緊急通報連絡
処理時以外の通常時、位置情報取得処理部14は、ジャ
イロセンサ13からのデータ、GPS受信機16がGP
Sアンテナ4から受信したデータなどにより、位置情報
データを生成する。メイン制御部101は、位置情報取
得処理部14より定期的に位置情報などのデータを取得
し、記憶部15に記録する処理を行う。
【0095】利用者は、交通事故、急病などの緊急時
に、緊急通報発信釦3を押下する。緊急通報発信釦3
は、利用者の押下により、押下されたことを示す信号を
メイン制御部101に出力する。メイン制御部101
は、緊急通報発信釦3からの操作信号により、緊急通報
発信要求があったことを認識し、緊急通報連絡処理を開
始する。
【0096】また、サブ制御部102が車載LANを介
してエアバッグ展開信号などの自動緊急通報連絡処理を
要求する信号を受信した場合、緊急通報自動発信を要求
する信号をメイン制御部101に出力することによって
も、メイン制御部101は、緊急通報連絡処理を開始す
る。
【0097】メイン制御部101は、記憶部15から蓄
積した位置情報のデータ、およびセンターの電話番号を
取得すると共に、その電話番号を用いて緊急通報連絡手
段11に電話の発信要求を行う。緊急通報連絡手段11
は、通信アンテナ2を用いて、通信事業者の基地局など
を経由してその電話番号に該当する通話相手に電話発信
処理を開始する。
【0098】緊急通報連絡手段11は、通話相手からの
発信応答、もしくは通話中信号などの通話中に移行する
信号を受信した場合、通話状態に移行したと認識し、音
声通話制御、もしくはデータ通信制御に移行すると共
に、通話中に移行したことを知らせる信号をメイン制御
部101に出力する。メイン制御部101は、通話に成
功したと判断し、通信事業者の基地局などを経由して当
該電話番号に対応する通話相手であるセンターに車両の
位置情報を含むデータを送信する処理を行う。
【0099】センターは、緊急通報システム端末機器1
からの位置情報データを全て受信した場合、音声通話に
切替える処理を行う。緊急通報システム端末機器1に内
蔵する緊急通報連絡手段11は、音声通話に移行したこ
とを示す信号を受信した場合、前記音声通話に移行した
ことを示す信号を、メイン制御部101に出力する。メ
イン制御部101は、音声通話に移行したことを示す信
号を受信した場合、緊急通報連絡手段11と、ハンズフ
リー装置17の音声経路を接続する制御を行い、音声通
話連絡処理に移行する。
【0100】音声通話連絡処理時、緊急通報連絡手段1
1は、センターからの受信音声信号をハンズフリー装置
17に出力する。ハンズフリー装置17は、内部に有す
る信号処理回路を用いて、前記受信音声信号より音声レ
ベル、および周波数特性などを取得し、前記受信音声信
号の音声レベルを上げるなどの処理を行い、スピーカ7
に出力する。スピーカ7は、ハンズフリー装置17から
入力した受信音声信号を鳴音する処理を行い、利用者に
伝達する。
【0101】マイク6は、利用者からの音声信号、およ
びスピーカ7から鳴音された受信音声信号を取得し、ハ
ンズフリー装置17に出力する。ハンズフリー装置17
は、前記受信音声信号から取得した前記音声レベル、周
波数特性と同様の信号成分を有する送信信号が入力され
た場合、マイク6により入力した受信音声信号のエコー
成分と判断し、このエコー成分を除去する処理を行い、
緊急通報連絡手段11に出力する。緊急通報連絡手段1
1は、ハンズフリー装置17からの送信音声信号を受信
し、センターに送信する処理を行い、ハンズフリーによ
る音声通話を可能とする。
【0102】また、メイン制御部101は、第2電源供
給回路19からの電源電圧情報信号を監視し、この信号
により電圧降下などの異常信号を入力した場合、第2電
源供給回路19、および第2電源供給回路19から電源
を取得するサブ制御部102の異常と判断し、インジケ
ータ8に対して、点灯、点滅を指示する制御信号を出力
する。インジケータ8は、メイン制御部101からの制
御信号により、LEDなどの点灯、点滅処理を行い、利
用者に異常の伝達を行う。さらにサブ制御部102は、
第1電源供給回路18からの電源電圧情報信号を監視
し、この信号により電圧降下などの異常信号を入力した
場合、第1電源供給回路18、および第1電源供給回路
18から電源を取得する緊急通報システム端末機器1、
メイン制御部101の異常と判断し、インジケータ8に
対して、点灯、点滅を指示する制御信号を出力する。イ
ンジケータ8は、メイン制御部101からの制御信号に
より、LEDなどの点灯、点滅処理を行い、利用者に異
常の伝達を行う。
【0103】なお、第1電源供給回路18の電圧をメイ
ン制御部101で検出し、メイン制御部101からサブ
制御部102に対して第1電源供給回路18の電圧を示
す信号を出力する機能を具備することにより、サブ制御
部102にて、第1電源供給回路18、およびメイン制
御部101の動作検証を行うことが可能になる。さらに
第2電源供給回路19の電圧検出をサブ制御部102で
検出し、サブ制御部102からメイン制御部101に対
して第2電源供給回路19の電圧を示す信号を出力する
機能を具備することにより、メイン制御部101にて、
第2電源供給回路19、およびサブ制御部102の動作
検証を行うことが可能になる。
【0104】上記のように、2つある電源供給回路の1
つが故障、およびそれに伴う制御部のいずれかの動作停
止、もしくは、メイン制御部101又はサブ制御部10
2自体の故障による動作停止などの異常時においても、
別の電源供給回路、および別の制御部が動作を維持する
と共に、この別の制御部により電源供給回路、および制
御部の故障を検出し、この故障を利用者に伝達すること
が可能になる。
【0105】(第6の実施の形態)図6は本発明の第6
の実施の形態を示し、緊急通報システム端末機器に電源
を供給する電源供給回路を2回路具備し、1つの電源供
給回路からメイン制御部、サブ制御部を含めた緊急通報
システム端末機器内の全ての内部回路に対して電源の供
給を行うと共に、別の電源供給回路からサブ制御部に電
源を供給する緊急通報システム端末機器である。
【0106】図6において、図5と異なる点は、第1電
源供給回路18がサブ制御部102に対しても電源供給
を行うと共に、第1電源供給回路18から第2電源供給
回路19に対して電流の流入の防止、さらに第2電源供
給回路19から第1電源供給回路18に対して電流の流
入を防止する機能を具備する点である。
【0107】図6において、第1電源供給回路18は、
メインバッテリー5からの電源供給により、緊急通報シ
ステム端末機器1の内部回路、および緊急通報システム
端末機器1の動作制御を行うメイン制御部101、車載
LANからのエアバッグ展開信号入力などの通信制御を
行うサブ制御部102の電源を生成する。さらに第2電
源供給回路19は、メインバッテリー5からの電源供給
により、サブ制御部102の電源を生成する。
【0108】また、メイン制御部101は、第2電源供
給回路19からの電源電圧情報信号を監視し、この信号
により電圧降下などの異常信号を入力した場合、第2電
源供給回路19の異常と判断し、インジケータ8に対し
て、点灯、点滅を指示する制御信号を出力する。インジ
ケータ8は、メイン制御部101からの制御信号によ
り、LEDなどの点灯、点滅処理を行い、利用者に異常
の伝達を行う。さらにサブ制御部102は、第1電源供
給回路18からの電源電圧情報信号を監視し、この信号
により電圧降下などの異常信号を入力した場合、第1電
源供給回路18、および第1電源供給回路18から電源
を取得する緊急通報システム端末機器1、メイン制御部
101の異常と判断し、インジケータ8に対して、点
灯、点滅を指示する制御信号を出力する。インジケータ
8は、メイン制御部101からの制御信号により、LE
Dなどの点灯、点滅処理を行い、利用者に異常の伝達を
行う。
【0109】上記のように、電源供給回路からの電源供
給により、サブ制御部に対しても電源の供給を行うた
め、前記サブ制御部が電源の故障により動作不可になる
状態を回避することが可能になり、前記サブ制御部の監
視により、異常を確実に検出することにより、前記利用
者に異常の伝達を行うことが可能になる。また第1電源
供給回路18から第2電源供給回路19に対して電流の
流入の防止、さらに第2電源供給回路19から第1電源
供給回路18に対して電流の流入を防止しているので、
電流の逆流を防ぐことができる。
【0110】(第7の実施の形態)図7は本発明の第7
の実施の形態を示し、緊急通報システム端末機器に電源
を供給する電源供給回路を2回路具備し、通常時はメイ
ンバッテリーから第1電源供給回路および第2電源供給
回路に電源を供給し、メインバッテリーの電源電圧情報
信号を監視するメイン制御部がメインバッテリーの異常
を検出した場合には、緊急通報システム端末機器内の補
助バッテリーに切替え、補助バッテリーから第1電源供
給回路および第2電源供給回路に電源を供給するように
し、かつ第1電源供給回路からはメイン制御部を含めた
緊急通報システム端末機器内の全ての内部回路に対して
電源の供給を行うと共に、第2電源供給回路からはサブ
制御部に対して電源の供給を行う緊急通報システム端末
機器である。
【0111】図7において、メインバッテリー5は、第
1電源供給回路18、第2電源供給回路19へ電源供給
を行う。第1電源供給回路18は、メインバッテリー5
からの供給電圧を降圧し、メイン制御部12に供給を行
う。さらに第2電源制御部19は、メインバッテリー5
からの供給電圧を降圧し、サブ制御部21に供給を行
う。メイン制御部12、サブ制御部21は、マイクロコ
ンピュータを制御するソフトウェアでそれぞれの機能を
実現すると共に、お互いの監視処理を実行する。さらに
メイン制御部12は、メインバッテリー5の電圧を監視
し、この電圧が降下したなどの異常を検出した場合、ト
ランジスタ210を制御して補助バッテリー20からの
電源供給を行う。
【0112】補助バッテリー20は、第1電源供給回路
18と、第2電源供給回路19に電源供給を行うことに
より、動作継続を行うことができる。さらにメイン制御
部12は、補助バッテリー20からの電源供給を行なっ
たことを利用者に知らせるため、第1ダイオード22を
介した制御信号によりインジケータ8の点灯、点滅制御
を行う。
【0113】第1電源供給回路18からの電源断、もし
くはメイン制御部12の異常により、制御部間の定期通
信が実行できない場合、サブ制御部21は、メイン制御
部12の異常と判断し、利用者に知らせるため、第2ダ
イオード23を介した制御信号によりインジケータ8の
点灯、点滅制御を行う。
【0114】また、第2電源供給回路19からの電源
断、もしくはサブ制御部21の異常により、制御部間の
定期通信が実行できない場合、メイン制御部12は、サ
ブ制御部21の異常と判断し、利用者に知らせるため、
インジケータ8の点灯、点滅制御を行う。
【0115】なお、メインバッテリー5の電圧監視、補
助バッテリー20からの電源供給制御は、サブ制御部2
1から行なってもよく、さらにメイン制御部12、サブ
制御部21の両制御部からの論理和(OR)により制御
を行なってもよい。
【0116】なお、上記実施の形態の説明では、専ら照
明発光装置としてのインジケータ8を点灯、点滅制御し
て異常を利用者に伝達するようにしていたが、これ以外
に、例えば、液晶画面などの表示装置を用いて異常を利
用者に伝達するようにしても良く、また、ブザーなどの
鳴音装置を用いて異常を利用者に伝達するようにしても
良く、さらにある決められた文言を発生する音声再生装
置を用いて異常を利用者に伝達するようにしても良い。
【0117】
【発明の効果】以上説明したように、本発明はバッテリ
ーを有する車両に搭載されて、緊急通報システムを管轄
するセンターに自動的に緊急通報連絡処理を行う緊急通
報システム端末機器において、前記バッテリーより前記
緊急通報システム端末機器の内部に電源を供給する第1
電源供給回路と、前記緊急通報システム端末機器の動
作制御を行うメイン制御部と、外部機器との通信制御を
行うサブ制御部と、前記バッテリーより前記サブ制御部
に電源を供給する第2の電源供給回路とを具備し、前記
第1と前記第2の電源供給回路と前記サブ制御部とが接
続され、前記サブ制御部が、外部機器との通信制御を行
うとともに前記第1の電源供給回路の動作を監視するこ
によって前記緊急通報システム端末機器の異常を判断
する構成を有することにより、緊急通報システム端末の
動作制御を行うメイン制御部とは異なるサブ制御部が、
外部機器との通信制御を行うとともに第1の電源供給回
路の動作を監視することにより、緊急通報システム端末
機器の異常を検出することができるというすぐれた効果
を有する緊急通報システム端末機器を提供することがで
きるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の緊急通報システム
端末機器を示すブロック図
【図2】本発明の第2の実施の形態の緊急通報システム
端末機器を示すブロック図
【図3】本発明の第3の実施の形態の緊急通報システム
端末機器を示すブロック図
【図4】本発明の第4の実施の形態の緊急通報システム
端末機器を示すブロック図
【図5】本発明の第5の実施の形態の緊急通報システム
端末機器を示すブロック図
【図6】本発明の第6の実施の形態の緊急通報システム
端末機器を示すブロック図
【図7】本発明の第7の実施の形態の緊急通報システム
端末機器を示すブロック図
【符号の説明】
1 緊急通報システム端末機器 2 通信アンテナ 3 緊急通報発信釦 4 GPSアンテナ 5 メインバッテリー 6 マイク 7 スピーカ 8 インジケータ 11 緊急通報連絡手段 12 制御部 13 ジャイロセンサ 14 位置情報取得処理部 15 記憶部 16 GPS受信機 17 ハンズフリー装置 18 第1電源供給回路 19 第2電源供給回路 20 補助バッテリー 22 第1ダイオード 23 第2ダイオード 101 メイン制御部 102 サブ制御部 181 第1ダイオード 182 第2ダイオード 183 トランジスタ 210 トランジスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H04B 7/26 H04B 7/26 H (56)参考文献 特開 平3−86028(JP,A) 特開 平5−252673(JP,A) 特開 平8−65918(JP,A) 特開 平11−122701(JP,A) 特開 平10−304596(JP,A) 実開 昭61−52439(JP,U) 実開 昭59−84613(JP,U) 特許3070846(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 11/04 G08B 21/00 G08B 25/10 G08B 29/16 H02J 9/06 502 H04B 7/26

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バッテリーを有する車両に搭載されて、
    緊急通報システムを管轄するセンターに自動的に緊急通
    報連絡処理を行う緊急通報システム端末機器において、
    前記バッテリーより前記緊急通報システム端末機器の内
    部に電源を供給する第1の電源供給回路と、前記緊急通
    報システム端末機器の動作制御を行うメイン制御部と、
    外部機器との通信制御を行うサブ制御部と、前記バッテ
    リーより前記サブ制御部に電源を供給する第2の電源供
    給回路とを具備し、前記第1と前記第2の電源供給回路
    と前記サブ制御部とが接続され、前記サブ制御部が、
    部機器との通信制御を行うとともに前記第1の電源供給
    回路の動作を監視することによって前記緊急通報システ
    ム端末機器の異常を判断することを特徴とする緊急通報
    システム端末機器。
  2. 【請求項2】 バッテリーを有する車両に搭載されて、
    緊急通報システムを管轄するセンターに自動的に緊急通
    報連絡処理を行う緊急通報システム端末機器において、
    前記バッテリーより前記緊急通報システム端末機器の内
    部に電源を供給する第1の電源供給回路と、前記緊急通
    報システム端末機器の動作制御を行うメイン制御部と、
    外部機器との通信制御を行うサブ制御部と、前記バッテ
    リーより前記サブ制御部に電源を供給する第2の電源供
    給回路とを具備し、前記第1と前記第2の電源供給回路
    と前記メイン制御部および前記サブ制御部とが接続さ
    れ、前記メイン制御部が、前記第2の電源供給回路の動
    作を監視することによって前記サブ制御部の異常を判断
    、前記サブ制御部が、外部機器との通信制御を行うと
    ともに前記第1の電源供給回路の動作を監視すること
    よって前記緊急通報システム端末機器の異常を判断する
    ことを特徴とする緊急通報システム端末機器。
  3. 【請求項3】 バッテリーを有する車両に搭載されて、
    緊急通報システムを管轄するセンターに自動的に緊急通
    報連絡処理を行う緊急通報システム端末機器において、
    前記バッテリーより前記緊急通報システム端末機器の内
    部に電源を供給する第1の電源供給回路と、前記緊急通
    報システム端末機器の動作制御を行うメイン制御部と、
    外部機器との通信制御を行うサブ制御部と、前記バッテ
    リーより前記サブ制御部に電源を供給する第2の電源供
    給回路とを具備し、前記第1と 前記第2の電源供給回路
    と前記メイン制御部および前記サブ制御部とが接続され
    るとともに、前記メイン制御部と前記サブ制御部とが接
    続され、前記メイン制御部が、前記第1の電源供給回路
    の監視を行い、前記監視結果を前記サブ制御部に出力す
    ることによって、前記サブ制御部が、外部機器との通信
    制御を行うとともに前記第1の電源供給回路の動作検証
    を行うことを特徴とする緊急通報システム端末機器。
  4. 【請求項4】 バッテリーを有する車両に搭載されて、
    緊急通報システムを管轄するセンターに自動的に緊急通
    報連絡処理を行う緊急通報システム端末機器において、
    前記バッテリーより前記緊急通報システム端末機器の内
    部に電源を供給する第1の電源供給回路と、前記緊急通
    報システム端末機器の動作制御を行うメイン制御部と、
    外部機器との通信制御を行うサブ制御部と、前記バッテ
    リーより前記サブ制御部に電源を供給する第2の電源供
    給回路とを具備し、前記第1と前記第2の電源供給回路
    と前記メイン制御部および前記サブ制御部とが接続され
    るとともに、前記メイン制御部と前記サブ制御部とが接
    続され、前記サブ制御部が、外部機器との通信制御を行
    うとともに前記第2の電源供給回路の監視を行い、前記
    監視結果を前記メイン制御部に出力することによって、
    前記メイン制御部で前記第2の電源供給回路の動作検証
    を行うことを特徴とする緊急通報システム端末機器。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項までのいずれかに
    記載の緊急通報システム端末機器と、緊急通報システム
    を統括して、前記緊急通報システム端末機器から緊急通
    報発信信号を受信する緊急通報センターとを含む緊急通
    報システム。
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