JP3431892B2 - イオン水生成器 - Google Patents

イオン水生成器

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水道の蛇口から取
り入れた水道水を電気分解してイオン水として注出する
イオン水生成器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種のイオン水生成器は、本体の内部
に浄水槽と電解槽とを備え、水道の蛇口に取り付けた切
換器のレバーを操作することにより、接続管を介して前
記本体内に水道水を給水し、その水を浄水槽でろ過して
浄水とし、その浄水を前記電解槽で電気分解して注出す
るものである。また、このイオン水生成器は、注出する
イオン水のpH濃度を「強」、「中」、「弱」に設定可
能であるとともに、前記電解槽では電気分解を実行せず
に、浄水槽でろ過した浄水を注出可能とする機能も備え
ている。
【0003】そして、前記イオン水生成器には、内部に
pHセンサを搭載し、本体正面に配設した液晶パネルに
電解の度合いをpH値として表示する機能が搭載された
ものもある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記p
Hセンサを用いたイオン水生成器では、原水である水道
水が遊離炭酸を多く含んだものである場合、電気分解は
十分に行われているにも関わらず、前記pH値は上がり
難い。その結果、ユーザは故障したと勘違いするという
問題がある。
【0005】そこで、本発明では、電解度をレベル表示
し、ユーザが安心して使用できるイオン水生成器を提供
することを課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明のイオン水生成器は、原水をろ過する浄水槽
と、ろ過した浄水をアルカリイオン水と酸性イオン水に
電気分解する電解槽と、該電解槽に通電する電流値を検
出する電解電流検出手段と、前記電解槽に供給される流
量を検出する流量検出手段と、設定状態を表示するパネ
ルとを備えたイオン水生成器において、前記電解電流検
出手段によって検出した電流値と、前記流量検出手段に
よって検出した流量とから前記電解槽での電解度を演算
し、該電解度を前記表示パネルに段階的にレベル表示す
るとともに、前記電解度に基づいた使用可否状態の判断
と、給水を停止した後にカウントした非使用時間に基づ
いた使用可否状態の判断との両方で使用可能と判断する
と、注出した水の使用を許可する表示を前記表示パネル
に表示する構成としている。
【0007】前記イオン水生成器によれば、原水である
水道水が遊離炭酸を多く含んだものであっても、電解槽
での電解度を確実に表示することができる。そのため、
ユーザは故障したと勘違いすることはなく、安心して使
用してもらうことができる。
【0008】また、電解度に基づいた使用可否状態の判
断と、給水を停止した後にカウントした非使用時間に基
づいた使用可否状態の判断との両方で使用可能と判断す
ると、注出した水の使用を許可する表示を前記表示パネ
ルに表示するため、ユーザが、注出された水を使用して
もよい状態か、使用してはいけない状態かを容易に判別
することができる。
【0009】前記イオン水生成器では、前記レベル表示
は、アルカリ度を示すものであることが好ましい。ここ
で、前記アルカリ度とは、水中に含まれるアルカリ分を
炭酸カルシウム(CaCo)に換算して1ml中のm
g量で示したものである。そして、前記アルカリ分と
は、溶存する炭酸塩類、炭酸水素塩類、水酸化物類等を
いう。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に従って説明する。図1および図2は、本発明のイオン
水生成器1を示す。このイオン水生成器1は、本体2の
内部に、流量センサ15と、浄水槽14と、電解槽19
と、図示しない制御回路とを配設したものである。
【0011】前記本体2の正面には、図1および図3に
示すように、操作パネル3が配設されている。この操作
パネル3には、中央に設定状態を表示するパネルである
液晶パネル4が配設され、その周囲にスイッチの操作部
10a〜10gが配設されている。
【0012】前記液晶パネル4は、周知のセグメント方
式のものである。この液晶パネル4には、電解槽19で
の電解度を段階的に示すレベル表示部5と、注出された
水を使用しても良い状態を示す使用可能状態表示部6
と、洗浄時期を示す洗浄表示部7と、後述する浄水カー
トリッジ16の交換時期を示す交換表示部8と、浄水カ
ートリッジ16の交換目安を表示するレベル表示部8a
と、いずれの動作条件を選択しているかを示す印表示部
9がセグメント電極によって形成されている。
【0013】前記スイッチの操作部10a〜10gは、
動作条件を設定するためのものである。なお、操作部1
0aは「アルカリ強」の動作設定、操作部10bは「ア
ルカリ中」の動作設定、操作部10cは「アルカリ弱」
の動作設定、操作部10dは「浄水」の動作設定、操作
部10eは「酸性」の動作設定、操作部10fは「洗
浄」の動作設定、操作部10gは「リセット」の動作設
定である。
【0014】本実施形態では、前記レベル表示部5での
レベル表示は、マイコンからなる電解電流検出手段によ
って検出した電流値と、流量検出手段である流量センサ
15によって検出した流量とから電解度を演算(電流値
/流量)し、この電解度からアルカリ度を求めて、この
アルカリ度を段階的に表示するものである。ここで、前
記アルカリ度とは、水中に含まれるアルカリ分を炭酸カ
ルシウム(CaCo3)に換算して1ml中のmg量で
示したものである。そして、前記アルカリ分とは、溶存
する炭酸塩類、炭酸水素塩類、水酸化物類等をいう。前
記電解槽19に通電した電流値と流量により演算される
電解度は、図4に示すように、アルカリ度と相関が認め
られており、この相関に基づいて電解度からアルカリ度
を算出できる。
【0015】そして、ユーザが「アルカリ強」の動作設
定とすると、液晶パネル4のレベル表示部5は、全て
(9個)のレベルが点灯し、pH値が約9.5相当のア
ルカリ度のアルカリイオン水を注出する。また、「アル
カリ中」の動作設定とすると、液晶パネル4のレベル表
示部5は、下方から6個のレベルが点灯し、pH値が約
9.0相当のアルカリ度のアルカリイオン水を注出す
る。「アルカリ弱」の動作設定とすると、液晶パネル4
のレベル表示部5は、下方から3個のレベルが点灯し、
pH値が約8.5相当のアルカリ度のアルカリイオン水
を注出するようになっている。
【0016】前記浄水槽14は、図2に示すように、内
部に浄水カートリッジ16が取替可能に配設されるもの
で、給水量を検出するための流量センサ15を介して水
道の蛇口に接続されている。この流量センサ15による
検出値は、後述する電解槽19に供給される流量を意味
する。前記浄水カートリッジ16は、積層した中央の中
空糸膜フィルタ17の外周部に抗菌活性炭フィルタ18
を配設するとともに、上部のキャップに電解促進剤の役
割をなす顆粒状のカルシウムを収容させたものである。
そして、この浄水カートリッジ16では、底部から流入
した水道水は、前記抗菌活性炭フィルタ18を浸透して
含有した塩素分が除去された後、中空糸膜フィルタ17
を経て含有したゴミ等が分離除去され、浄化される。そ
の後、キャップ内を通ってカルシウムによって後述する
電解槽19で電気分解可能な状態として注出される。
【0017】前記電解槽19は、内部に、陰極板と、陽
極板と、これら両極板を区画するように隔膜とが配設さ
れた周知のものである。前記両極板には、制御基板から
所定の設定値で電流が供給されると、陰極板の側では、
下記の化学式(1)に従って水が還元される(電子を奪
って)ことにより水素ガスとなり、水酸化物イオンが生
成され、アルカリ性を示す。また、陽極板の側では、下
記の化学式(2)に従って水が酸化される(電子を放出
して)ことにより酸素ガスとなり、水素イオンが生成さ
れ、酸性を示す。これにより、前記浄水槽14から供給
された浄水をアルカリイオン水と酸性イオン水に分解す
る。そして、分解したアルカリイオン水は、図1に示す
注出ノズル20から注出され、酸性イオン水は、図1に
示す排出ノズル21から注出される。
【0018】
【化1】
【0019】本実施形態では、前記電解槽19における
酸性イオン水の排出口に三方弁22が配設され、ユーザ
が「浄水」の動作設定とした際に、酸性イオン水の排出
経路へ流れた浄水をアルカリイオン水の注出経路に合流
するように流すように構成している。また、アルカリイ
オン水と酸性イオン水を注出ノズル20から注出する際
の切り換えは、電解槽19の陽極室と陰極室の極性の切
換えによって行う。
【0020】前記イオン水生成器1を制御する制御回路
は、マイコンを実装した制御基板を備え、ユーザによる
前記操作パネル3に配設した各スイッチの操作部10a
〜10gの操作に応じて設定した動作を実行するもので
ある。
【0021】また、本実施形態のマイコンは、アルカリ
イオン水を注出する動作設定では、前記レベル表示部5
のレベル表示を、前記電解槽19に対して通電する電流
値と流量に基づいて変更する。具体的には、電解電流値
と流量との演算に基づいてアルカリ度を算出し、前記液
晶パネル4のレベル表示部5で段階表示するものであ
る。さらに、電解電流値が上がり難い場合を想定し、電
解槽19に印加された電圧値に基づいて変更する。
【0022】そして、前記電解槽19への通電に基づい
た使用可否状態の判断と、以下に示す非使用時間に基づ
いた使用可否状態の判断の両方がクリアされた状態にな
ると、使用を許可する使用可能状態表示部6を表示する
ように構成している。以下の表1に、非使用時間に基づ
いたアルカリイオン水の使用許可表示の移行条件を示
す。
【0023】
【表1】
【0024】前記表1に示すように、カウントした非使
用時間が10時間未満の場合には、3秒間、使用を許可
しないようにし、3秒経過した後に前記使用可能状態表
示部6を表示させる。また、非使用時間が10時間以上
24時間未満の場合には、12秒間、使用を許可しな
い。また、非使用時間が24時間以上48時間未満の場
合には、1分間、使用を許可しない。また、非使用時間
が48時間以上またはデータなしの場合には、2分間、
使用を許可しない。ここで、前記データなしとは、例え
ば、ユーザが非使用状態で商用電源のコンセントから電
源コードを抜いた場合に生じるものである。なお、非使
用時間に基づいて注出した水の使用を許可しない時間
は、酸性イオン水の場合、前記アルカリイオン水と同一
であり、浄水の場合、非使用時間が30秒未満である場
合には0秒とした点でのみ相違する。
【0025】次に、前記マイコンによる制御について説
明する。前記イオン水生成器1のマイコンは、電源が投
入されると、図5に示すように、ステップS1で、流量
センサ15によって給水を検出するまで待機する。
【0026】そして、給水を検出すると、ステップS2
で、非使用時間を計測するカウンタが動作中であるか否
かを検出する。そして、カウンタが動作中である場合に
はステップS3に進み、カウンタを停止してステップS
4に進む。一方、カウンタが動作中でない場合にはその
ままステップS4に進む。
【0027】ステップS4では、設定された動作情報を
読み込む。ここで、この設定された動作情報とは、ユー
ザが操作部10aから操作部10eを操作することによ
って設定した動作、または、ユーザが給水を開始する前
に操作をしないことによる前回の設定動作である。
【0028】ついで、ステップS5で、動作情報に応じ
た表示パネルの表示処理を実行した後、ステップS6
で、カウンタによる非使用時間を読み込む。そして、ス
テップS7で、使用を不許可する時間を設定した後、ス
テップS8で、その設定時間のタイマをスタートさせ
る。
【0029】次に、図6示すように、ステップS9で、
ユーザが選択している動作設定が浄水であるか否かを検
出する。そして、浄水である場合にはステップS10に
進み、三方弁22を注出ノズル20の側に位置させた
後、ステップS16に進む。一方、浄水でない場合には
ステップS11に進み、三方弁22を排出ノズル21の
側に位置させた後、ステップS12に進む。
【0030】ステップS12では、ユーザが選択してい
る動作設定が酸性であるか否かを検出する。そして、酸
性である場合にはステップS13に進み、電解槽19に
対して注出ノズル20から酸性水が注出されるように陰
極および陽極に対して通電を開始した後、ステップS1
6に進む。一方、酸性でない場合にはステップS14に
進む。
【0031】ステップS14では、電解槽19に対して
注出ノズル20からアルカリイオン水が注出されるよう
に陰極および陽極に対して通電を開始した後、ステップ
S15で、電解槽19での通電レベル処理を実行してス
テップS16に進む。
【0032】ステップS16では、既にタイマによって
非使用時間を計測したことを意味するフラグfに1が入
力されているか否かを検出する。そして、fが1でない
場合にはステップS17に進み、fが1でない場合(f
が0である場合)には後述するステップS17からステ
ップS20をスキップしてステップS21に進む。
【0033】ステップS17では、タイマがカウントア
ップしたか否かを検出する。そして、タイマがカウント
アップしていない場合にはステップS18に進み、ユー
ザが操作部10aから操作部10eを操作することによ
る動作設定の変更があったか否かを検出する。そして、
変更がない場合にはステップS16に戻り、変更があっ
た場合にはステップS19に進み、カウントタイムを記
憶してステップ4に戻る。一方、ステップS17で、タ
イマがカウントアップした場合にはステップS20に進
み、タイマによって非使用時間を計測したことを意味す
るfに1を入力してステップS21に進む。
【0034】ここで、前記ステップS19を経てステッ
プS4に戻った場合には、新たに選択した動作設定にお
ける非使用時間に基づいた使用を許可しない設定時間か
ら、既にカウントしている記憶時間を差し引いた時間の
みカウントすることになる。
【0035】次に、図7に示すように、ステップS21
では、液晶パネル4の使用可能状態表示部6が点灯する
ように表示処理を実行した後、ステップS22で、給水
が停止したか否かを検出する。そして、給水が停止して
いない場合にはステップS23に進み、給水が停止した
場合にはステップS24に進む。
【0036】ステップS23では、ユーザが操作部10
aから操作部10eを操作することによる動作設定の変
更があったか否かを検出し、変更がない場合にはステッ
プS22に戻り、変更があった場合にはステップS4に
戻る。
【0037】ここで、このステップS23を経てステッ
プS4に戻った場合には、ステップS20でのフラグに
より、非使用時間に基づいた使用を許可しない時間カウ
ントは行わない。そのため、浄水または酸性水の設定か
らアルカリイオン水の設定に変更した際には、電解槽1
9に対して所定の電流または電圧が印加されるまで使用
を許可しない通電レベル処理が行われた後、使用可能な
状態となる。
【0038】一方、前記ステップS22で、給水が停止
したことを検出すると、ステップS24で、電解槽19
への通電を停止する。
【0039】ついで、ステップS25で、給水を停止し
た際の動作設定を記憶した後、ステップS26で、タイ
マによって非使用時間を計測したことを意味するフラグ
fを0(計測なし)を入力する。
【0040】その後、ステップS27で、非使用時間を
計測するカウンタをリセットした後、ステップS28
で、そのカウンタをスタートさせて図5に示すステップ
S1に戻る。
【0041】次に、マイコンによる通電レベル処理につ
いて説明する。この通電レベル処理では、図8に示すよ
うに、まず、ステップS15−1で、電解槽19に対し
て通電された電流値を検出する。
【0042】ついで、ステップS15−2で、その電流
値がレベル表示部5の表示を1レベルアップ表示する電
流値になっているか否かを検出する。そして、レベルア
ップ表示する電流値になった場合にはステップS15−
4に進み、レベルアップ表示する電流値になっていない
場合にはステップS15−3を経てステップS15−4
に進む。ステップS15−3では、印加された電圧値は
レベルアップ表示する電圧値になっているか否かを検出
する。ここで、レベルアップ表示する電圧値になってい
ない場合にはステップS15−2に戻り、レベルアップ
表示する電圧値になった場合にはステップS15−4に
進む。
【0043】ステップS15−4では、レベル表示部5
を1レベル点灯数が増えるように表示変更を実行した
後、ステップS15−5に進む。
【0044】ステップS15−5では、ユーザが設定し
たアルカリイオン水の濃度(強、中、弱)に応じた電流
値になったか否かを検出する。そして、設定電流値にな
った場合にはリターンする。一方、設定電流値になって
いない場合には、ステップS15−6に進み、設定電圧
値になったか否かを検出する。ここで、設定電圧値にな
っていない場合にはステップS15−1に戻り、設定電
圧値になった場合には素ターンする。
【0045】なお、本発明のイオン水生成器1は前記実
施形態の構成に限定されるものではない。例えば、前記
実施形態では、設定状態を表示するパネルとして液晶パ
ネル4を適用し、該液晶パネル4にセグメント電極から
なるレベル表示部5を設けたが、図9に示すように、多
数のLED25からなるレベル表示部5を設け、該LE
Dの点灯数によって電解度を段階表示するようにしても
よい。また、前記実施形態では、3段階の強度のアルカ
リイオン水と、酸性イオン水、そして、浄水をそれぞれ
スイッチ10a〜10eによって選択するようにした
が、使用目的を示す表示を設けたスイッチ10によって
選択するようにしてもよい。
【0046】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のイオン水生成器は、電解槽での電解度を表示パネルに
レベル表示するため、ユーザはその表示を見ることによ
って電解度を判別することができる。また、そのレベル
表示は、電解電流値と流量との演算に基づいたアルカリ
度を表示しているため、原水である水道水が遊離炭酸を
多く含んだものであっても確実に電解度をレベル表示す
ることができる。その結果、電気分解は十分になされて
いる状態にも関わらず、レベルが上がらないという不都
合を防止できる。その結果、ユーザが故障したと勘違い
することはなく、安心して使用してもらうことができ
る。
【0047】また、電解度に基づいた使用可否状態の判
断と、給水を停止した後にカウントした非使用時間に基
づいた使用可否状態の判断との両方で使用可能と判断す
ると、注出した水の使用を許可する表示を前記表示パネ
ルに表示するため、ユーザは、注出された水を使用して
もよい状態か、使用してはいけない状態かを容易に判別
できる。そのため、十分に電気分解されていない水をユ
ーザが使用することを確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態であるイオン水生成器を示
す斜視図である。
【図2】 図1の正面中央横断面図である。
【図3】 図1の正面図である。
【図4】 電解度とアルカリ度の関係を示すグラフであ
る。
【図5】 マイコンの動作を示すフローチャートであ
る。
【図6】 図5の続きのフローチャートである。
【図7】 図6の続きのフローチャートである。
【図8】 図6の通電レベル処理を示すフローチャート
である。
【図9】 操作パネルの変形例を示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
1…イオン水生成器、2…本体、4…液晶パネル、10
a〜10g…スイッチの操作部、14…浄水槽、15…
流量センサ、16…浄水カートリッジ、19…電解槽。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村垣 雅人 大阪府大阪市北区天満1丁目20番5号 象印マホービン株式会社内 (56)参考文献 特開 平9−38650(JP,A) 特開 平10−314744(JP,A) 特開 平6−178981(JP,A) 特開 平4−197488(JP,A) 特開 平11−290852(JP,A) 特開 平7−31977(JP,A) 特開 平8−323362(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C02F 1/46

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原水をろ過する浄水槽と、ろ過した浄水
    をアルカリイオン水と酸性イオン水に電気分解する電解
    槽と、該電解槽に通電する電流値を検出する電解電流検
    出手段と、前記電解槽に供給される流量を検出する流量
    検出手段と、設定状態を表示するパネルとを備えたイオ
    ン水生成器において、 前記電解電流検出手段によって検出した電流値と、前記
    流量検出手段によって検出した流量とから前記電解槽で
    の電解度を演算し、該電解度を前記表示パネルに段階的
    にレベル表示するとともに、 前記電解度に基づいた使用可否状態の判断と、給水を停
    止した後にカウントした非使用時間に基づいた使用可否
    状態の判断との両方で使用可能と判断すると、注出した
    水の使用を許可する表示を前記表示パネルに表示するよ
    うにしたことを特徴とするイオン水生成器。
  2. 【請求項2】 前記レベル表示は、アルカリ度を示すも
    のであることを特徴とする請求項1に記載のイオン水生
    成器。
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