JP3431674B2 - 太陽電池屋根構造 - Google Patents

太陽電池屋根構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、屋根葺材に太陽電池
モジュールを用いた太陽電池屋根構造に関する。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】従来、屋
根葺材として太陽電池モジュールを設けた太陽電池屋根
構造が種々提案されている。また、屋根葺材と野地板間
に外気へ通じる通気層を形成した通気工法屋根も種々提
案されている。しかし、この種の通気工法屋根は、防火
上問題となりやすく、下地面にも不燃材を用いなければ
ならなかった。そのため、屋根の構造が複雑となってコ
スト高になる。特に、屋根葺材として太陽電池モジュー
ルを用いる場合に、いずれも高価な材料である不燃材と
太陽電池モジュールとを併用することになってコスト増
加の問題が大きい。また、太陽電池モジュールを用いた
屋根において、通気工法とする場合、太陽電池モジュー
ル間の防水構造や、またその防水部から雨水が浸入した
場合の排水構造が難しいという問題点がある。
【0003】この発明の目的は、通気工法を取りなが
ら、下地面に不燃材を用いることなく耐火性が確保でき
る簡単な構造の太陽電池屋根構造を提供することであ
る。この発明の他の目的は、通気工法の太陽電池屋根構
造において、太陽電池モジュール間の防水やその防水部
から浸入した雨水の排水が、簡単な構造で良好に行える
ようにすることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明の太陽電池屋根
構造は、屋根葺材となる太陽電池モジュールを、屋根パ
ネルにおける野地板の上方に通気層を介して配置し、前
記通気層を軒先から棟部に開通する空間とする。この構
成において、次の構造とする。
【0005】すなわち、軒部に通気性防火役物を設け
る。この通気性防火役物は、断面ハット形の長尺材から
なり、一対の平行板部に互いに位置のずれた複数の通気
孔を有するものとし、下片部で固着具により上記野地板
上に固定する
【0006】請求項2の太陽電池屋根構造では、上記構
成において、屋根傾斜方向に並ぶ太陽電池モジュール間
に横樋を設け、この横樋に連通する縦樋を、横方向に並
ぶ太陽電池モジュール間で前記横樋よりも下方に設け
る。
【0007】
【作用】この発明の構成によると、太陽電池モジュール
の下に、軒先から棟部まで通じる通気層が形成されてい
るため、軒先から外気を取り入れて棟部で屋外に排気す
ることができ、この排気に伴って屋根面の排熱が良好に
行われる。
【0008】また、防火役物の複数枚の平行板部に設け
られた各通気孔が、互いにずれた位置に配置されている
ため、通気性を得ながら、火炎が回り込むことが遮断さ
れる。この種の防火役物は、通気構造の外壁に実用化さ
れているが、これを軒先に設けることで、通気構造屋根
の防火性確保に役立てることができる。
【0009】請求項2の屋根構造では、傾斜方向上下の
太陽電池モジュール間に設けられた横樋から、屋根傾斜
方向の縦樋へ雨水が流れ、排水が行われる。そのため、
太陽電池モジュールを屋根葺材として使用しながら、屋
根面から浸入した雨水の排水を良好に行える。また、縦
樋は、通気層となる空間に配置することができ、納まり
が良い。 このため、防火性を得ながら、良好な排水性を
得ることできる。
【0010】
【実施例】この発明と共通の基本構造を持つ太陽電池屋
根構造の提案例を図1ないし図8に基づいて説明する。
この太陽電池屋根の基本構造は、屋根葺材となる太陽電
池モジュール1の下面と野地板9の上面の間に所定厚さ
tの通気層2をとり、軒先3aから取り入れた外気を、
棟部4で一般の小屋裏換気経路5につなげて屋外に換気
ファン6で排出するものである。この空気流れと共に、
屋根面の熱気を排出する。この基本構造において、通気
層2に軒先3aで防火ダンパ40を設けると共に、縦横
に並設される太陽電池モジュール1間に横樋7および縦
樋8からなる排水構造を施す。また、カバー30,31
(図6)による防水構造を採り、かつこれら樋7,8と
ピース状の架台12等を用いて太陽電池モジュール1の
取付を行っている。なお、太陽電池モジュール1は切妻
等の勾配屋根における日照側の面のみに設け、他の面に
は通常の屋根葺材を使用している。すべての面に太陽電
池モジュールを設置することもできる。
【0011】野地板9は耐水合板等からなり、屋根梁1
4等に設置された垂木13上に釘等の固着具で固定され
て屋根パネルを構成している。野地板9の上面にはアス
ファルトルーフィング15が敷かれる。軒3には、軒天
井16および軒樋17が設けられ、棟部4には棟カバー
18が被せられる。棟カバー18の両側部には屋根面と
の間に通気用の隙間18aが形成される。
【0012】太陽電池モジュール1は、アルミ製の矩形
のフレーム1aの上端に太陽電池1bとガラス板等の透
光板1cとを重ねて取付けたものであり、フレーム1a
の下端には取付片1d(図2,図3)が外側に突出して
いる。太陽電池モジュール1は、図5に示すように縦横
に並べて配置され、軒部および両側の妻部(同図に鎖線
を施した部分)には、太陽電池モジュール1に代えてダ
ミーモジュール1′が屋根葺材として敷かれている。な
お、ダミーモジュール1′を使用せずに、全て太陽電池
モジュール1としても良い。ダミーモジュール1′は、
太陽電池モジュール1と同様な構成のフレームに、太陽
電池モジュール1と同様な外観の板材を張ったものであ
る。図6ないし図8に示すように、太陽電池モジュール
1は縦樋8および横樋7を介して設置される。縦樋8は
浅い溝形の部材であり、野地板9上にルーフィング15
の上から屋根傾斜方向に沿って配置される。縦樋8は複
数の樋材8aからなり、各樋材8aは端部を絞り形状と
して互いに内外に嵌合して接続される。
【0013】縦樋8の横樋7との各交差部には、前記ピ
ース架台12が底面上に配置され、その両側にアングル
材状の固定金物19が配置される。ピース架台12は、
略ハット形に形成されて両端に立片12aを有し、この
立片12aと固定金物19とで縦樋8の両フランジを各
々挟んで互いにボルト・ナット又はドリル付きタッピン
ねじ等の結合具20で固定される。縦樋8の固定は、前
記固定金物19の横片部から野地板9および垂木13に
打ち込まれたドリル付きタッピンねじ等の固着具21で
行われる。ピース架台12には両側面に断面逆L形の受
け片12bが突設され、これら受け片12bの上面とピ
ース架台12の本体部分の上面から、横樋の厚み分をひ
かえた高さとしてある。ピース架台12の全体は、例え
ばアルミ等の金属板で構成される。横樋7は、浅い溝形
に形成され、その両端は各々ピース架台12の受け片1
2b上に載置されて、この受け片12bにドリル付きタ
ッピンねじ等の固着具22(図2)で固定される。
【0014】縦樋8の上方には、上向きリップ溝形の縦
カバー止め具23を中央に沿って配置し、前記ピース架
台12の上面に固着具25で固定してある。また、横樋
7内には中央にリップ溝形の横カバー止め具24を底面
上に配置し、固着具26で縦樋7と共に前記受け片12
bに固定してある。これら固着具25,26にもドリル
付きタッピンねじ等が用いられる。上下に並ぶ太陽電池
モジュール1は、その枠部1aが前記横カバー止め具2
4の両側で横樋7の底面上に載置され、かつ枠部1aの
下端に張り出した取付片1cの両端で前記ピース架台1
2に適宜の固着具(図示せず)で固定される。
【0015】各横樋7および縦樋8の上方には、隣合う
太陽電池モジュール1,1の縁部に被さる横カバー30
および縦カバー31が各々配置される。横カバー30
は、1個の太陽電池モジュール1に対応する幅とし、端
部が縦カバー31の下に差し込まれる。これら縦横のカ
バー31,30およびカバー止め具23,24は、いず
れもアルミの押出成形品等からなる。
【0016】横カバー30は、図2に断面を示すように
下面中央に二つ割れの係止脚30aを有し、この係止脚
30aが横カバー止め具24に差し込まれて、係止脚3
0aの先端外面の逆止爪部が横カバー止め具24のリッ
プ部に係合することにより横カバー止め具24に取付け
られる。横カバー30の両縁部は、上方に突出した下向
きの溝形に形成して立下げ縁部30bを設け、前記溝形
部分内に防水材32を配置して横カバー30で太陽電池
モジュール1の枠部1aの上面に押し付けてある。防水
材32には、EPTシーラー等のエマルジョン系のシー
リング材、またはパッキング等が使用される。縦カバー
31は、縁部を単に立下げ片32bが延出する形状とし
た他は、横カバー30と同様な断面形状としてあり、そ
の脚部31aを縦カバー止め具23に係止すると共に、
両縁部は防水材32を太陽電池モジュール1の枠部1a
の上面に押え込んでいる。なお、横カバー30および縦
カバー31は、前記立下げ縁部30b,31bを設けず
に、平らな帯状板部分の下面に前記脚部30a,30b
を設けた形状としてもよい。
【0017】図1(A)に示す軒先の防火ダンパ40
は、同図(B)のように構成してある。すなわち、防火
ダンパ40は、ダンパ取付板33に支軸34回りで起倒
回動自在に支持し、線ばね、板ばね、または捩じりコイ
ルばね等のばね材からなる閉じ付勢部材35で閉じ方向
(起立方向)に付勢すると共に、常時は開き位置(倒れ
位置)でダンパ取付板33のストッパ片33aに温度ヒ
ューズ36で止付けてある。ダンパ取付板33は、釘等
の固着具37で野地板9および垂木13にルーフィング
15の上から固定される。縦樋8内の場合は、縦樋8の
底面の上から固定される。防火ダンパ40は、この実施
例では図5に斜線部で示すように、各縦樋8間毎に設け
ると共に、縦樋8内にも設けてある。
【0018】なお、ダミーモジュール1′の枠体1aや
取付構造は太陽電池モジュール1と同様であるため、対
応部分に同一符号を付してその説明を省略する。図1に
おいて、軒先には軒先下地材59が通気層2の上面を構
成するように設けてある。38は軒先化粧カバー、図4
の39は妻部化粧カバーである。
【0019】この屋根構造の通気、不燃、防水等の作用
を説明する。常時は、防火ダンパ40は閉じており、太
陽電池モジュール1と野地板9との間の通気層2に軒先
から入った空気が、温度上昇に伴う上昇流れと、棟部4
の換気ファン6の吸引とにより、棟部4から小屋裏換気
経路5の雰囲気と共に屋外に排気される。そのため、通
気工法による屋根面の温度上昇緩和効果が良好に得られ
る。
【0020】火災延焼が起そうになったときは、防火ダ
ンパ40の温度ヒューズ36が溶解して切れ、閉じ付勢
部材35の付勢力で防火ダンパ40が通気層2を軒先で
閉じる。そのため、通気層2の通気が遮断され、火炎が
通気層2を介して広がることが防止される。したがっ
て、野地板9に不燃材を施さなくても耐火性が確保でき
る。また、太陽電池モジュール1の表面は、ガラス板1
bおよびフレーム1aからなるため、不燃材として機能
する。
【0021】屋根面の防水については、基本的には太陽
電池モジュール1のガラス表面で処理される。太陽電池
モジュール1,1間の継ぎ目部は、防水材32を縦横の
カバー31,30で押し付けることにより一次防水が行
われる。縦横のカバー31,30は、立ち下げ縁31
b,30bを有してして防水材32を覆っているため、
防水材32がERTシーラー等の材質のものであって
も、紫外線等による劣化が防止される。また、防水材3
2による一次防水部から雨水が浸入しても、これらの雨
水は縦横の樋8,7から軒樋17へ排水される。この場
合に、太陽電池モジュール1の枠部1aは横樋7内に配
置してあり、また縦樋8は横樋7の下に位置するため、
太陽電池モジュール1間の横方向に沿う継ぎ目部で浸入
した雨水は、確実に横樋7で受けられて、縦樋8に流れ
落ち、縦樋8から排出される。太陽電池モジュール1間
の縦方向の継ぎ目部では、モジュール縁部が縦樋8の上
方に位置するため、防水材32の防水部から浸入した雨
水は、縦樋8上に直接に滴下して排水される。
【0022】図9ないし図11は、各々防火ダンパの変
形例を示す。いずれの例も、防火ダンパの配置箇所は、
図1の例と同様に通気層2内における軒先あるいは軒部
のいずれかの箇所とされる。図9の例の防火ダンパ41
は、ダンパ取付板44の両側の立片44a間に、2枚の
ダンパ41を支軸46回りで各々上下回動自在に設置
し、上側のダンパ41を上向きに回動付勢すると共に、
下側のダンパ41を下向きに回動付勢する閉じ付勢部材
46を設けたものである。閉じ付勢部材46は、図1の
例と同様なばね部材からなる。支軸46は、通気層2の
厚みtの中央に配置される。2枚のダンパ41は1枚の
板材を弾性に抗して中間で曲げた状態とし、その先端間
を温度ヒューズ47で結合してある。この構成の場合、
火災延焼が起きそうになると、温度ヒューズ41が溶
け、2枚のダンパ41が各々上下に回動して通気層2を
閉じる。これにより、前記実施例と同様に延焼防止が行
える。
【0023】図10の例の防火ダンパ42は、ダンパ取
付ボックス48内に、図1(B)の例と同様に防火ダン
パ42を設け、かつ温度ヒューズ36で止めてある。ダ
ンパ取付ボックス48の前面は、防虫等のためのメッシ
ュカバー49で閉じてある。図11の例の防火ダンパ4
3は、起立して設置される通気口フレーム50の幅方向
中央に、2枚の防火ダンパ43を矢印のように横側へ開
き回動自在に取付け、かつ両防火ダンパ43の先端間を
温度ヒューズ51で互いに止め付けてある。また、両防
火ダンパ43,43間には、これらダンパ43を通気層
2の閉じ方向(両ダンパ43,43を互いに開く方向)
に付勢するばね製の閉じ付勢部材(図示せず)が設けて
ある。通気口フレーム50は、防虫用等のメッシュカバ
ー52で閉じてある。これら図10および図11の例の
場合も、火災延焼の生じかけたときは、ダンパ42,4
3が通気層2を閉じて防火を図ることができる。また、
これらの実施例の場合は、ダンパ取付ボックス48や通
気口フレーム50がメッシュカバー49,52の取付部
材を兼用することになり、メッシュカバー49,52の
取付が簡易となる。
【0024】なお、前記各実施例において、防火ダンパ
40〜43に設ける温度ヒューズと閉じ付勢部材の代わ
りに、形状記憶合金等からなる温度感応閉じ部材(図示
せず)を設け、所定温度で防火ダンパ40〜43が閉じ
るようにしても良い。
【0025】図12はこの発明の一実施例を示す。この
例は、図1の提案例の防火ダンパ40の代わりに、通気
層2内に軒先で通気性防火役物60を設けたものであ
る。この通気性防火役物60は、断面ハット形の長尺材
からなり、一対の平行板部60a,60aに互いに位置
のずれた複数の通気孔61,62が多数設けてある。防
火役物60は、下片部60bで釘等の固着具により野地
板9および垂木13に固定してある。
【0026】このように構成した場合、防火役物60の
両平行板部60a,60aに設けられた各通気孔61,
62が、互いにずれた位置に配置されているため、通気
性を得ながら、火炎が回り込むことが防止される。この
種類の防火役物60は、通気構造の外壁ではファイヤス
トッパ等と呼ばれて実用化されているが、これを軒部に
設けることで、通気構造屋根の防火性確保に役立てるこ
とができる。この構成の場合も、野地板9に不燃材を施
すことなく耐火性が得られる。その他の構成、効果は図
1の提案例と同様である。
【0027】
【発明の効果】この発明の太陽電池屋根構造は、太陽電
池モジュールの下に、軒先から棟部まで通じる通気層を
形成したため、屋根面の排熱が良好に行われる。また、
軒先で通気層に防火役物を設け、この防火役物は、複数
枚の平行板部に互いに位置のずれた通気孔を有するもの
としたため、通気工法を取りながら、下地面に不燃材を
用いることなく簡単な構成で耐火性が確保され、コスト
低下が図れる。
【0028】請求項2の発明の場合は、屋根傾斜方向に
並ぶ太陽電池モジュール間に横樋を設け、この横樋に連
通する縦樋を、横方向に並ぶ太陽電池モジュール間で前
記横樋よりも下方に設けたため、太陽電池モジュールを
屋根葺材として使用しながら、屋根面から浸入した雨水
の排水を良好に行える。また、縦樋は、通気層となる空
間に配置することができ、納まりが良い。このように
防火性を得ながら、良好な排水性を得ることできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)はこの発明と共通の基本構造を持つ提案
にかかる屋根の断面図、(B)はその防火ダンパの側
面図である。
【図2】その屋根の軒部の拡大断面図である。
【図3】屋根の棟部の拡大断面図である。
【図4】屋根の軒部を桁行き方向に沿って破断した断面
図である。
【図5】屋根を屋根面と平行に見た平面図である。
【図6】太陽電池モジュールの取付構造および各樋の関
係を示す分解斜視図である。
【図7】図6の一部を拡大して示す分解斜視図である。
【図8】図6の他の一部を拡大して示す分解斜視図であ
る。
【図9】防火ダンパの変形例の斜視図および側面図であ
る。
【図10】防火ダンパの他の変形例の斜視図および破断
側面図である。
【図11】防火ダンパのさらに他の変形例の斜視図およ
び破断側面図である。
【図12】(A)はこの発明の一実施例にかかる屋根の
軒部付近の断面図、(B)はその通気性防火役物の模式
断面図、(C)は同役物の模式正面図である。
【符号の説明】
1…太陽電池モジュール、1a…枠部、2…通気層、3
…軒部、3a…軒先、4…棟部、5…小屋裏換気経路、
7…横樋、8…縦樋、9…野地板、12…ピース架台、
23,24…カバー止め具、30…横カバー、31…縦
カバー、30a,31a…係止脚、35…閉じ付勢部
材,36,47,51…温度ヒューズ、40〜43…防
火ダンパ、60…通気性防火役物、60a…平行板部、
61,62…通気孔

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 屋根葺材となる太陽電池モジュールを、
    屋根パネルにおける野地板の上方に通気層を介して配置
    し、前記通気層を軒先から棟部に開通する空間とした屋
    根であって、軒先で通気層内に通気性防火役物を設け、
    この通気性防火役物は、断面ハット形の長尺材からな
    り、一対の平行板部に互いに位置のずれた複数の通気孔
    を有し、下片部で固着具により上記野地板上に固定した
    太陽電池屋根構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の太陽電池屋根構造におい
    て、屋根傾斜方向に並ぶ太陽電池モジュール間に横樋を
    設け、この横樋に連通する縦樋を、横方向に並ぶ太陽電
    池モジュール間で前記横樋よりも下方に設けた太陽電池
    屋根構造。
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