JP3430882B2 - リーク試験装置及びリーク試験方法 - Google Patents

リーク試験装置及びリーク試験方法

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JP3430882B2 JP27644297A JP27644297A JP3430882B2 JP 3430882 B2 JP3430882 B2 JP 3430882B2 JP 27644297 A JP27644297 A JP 27644297A JP 27644297 A JP27644297 A JP 27644297A JP 3430882 B2 JP3430882 B2 JP 3430882B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、容器の接合部のリ
ークを検出するリーク試験装置及びリーク試験方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】図2は、圧力センサ101のリーク試験
を行なう従来の試験装置の構成を模式的に説明する断面
構成説明図である。
【0003】この圧力センサ101は、ヘッド部102
の下側に、円筒状のボディ又はネジの切られている円筒
状のボディ103を一体的に有し、ボディ103の端部
103aに圧力を受けて撓むダイアフラム104が隙間
のないように接合されている。
【0004】オイル封入室105内(図において上部)
には感圧素子としてのチップ108が取り付けられてい
る。また、ボディ103内部にはダイアフラム104に
作用した圧力をチップ108に伝えるためのオイル封入
室105が設けられている。このオイル封入室105に
は、使用形態においてボディ103の外周壁部103b
に設けられた連通孔106から流入されるオイルが満た
されている。尚、連通孔106は、オイル流入後に鋼球
(不図示)を圧入する等の方法により封止される。
【0005】ボディ103の端部103aとダイアフラ
ム104の接合部107は、例えば溶接(レーザ溶接や
TIG溶接など)やろう付け等の方法により全周溶接さ
れているもので、この図2の圧力センサ101は、ダイ
アフラム104の接合直後のものであり、接合部107
のリークを検査している状態であり、オイル封入室10
5にはオイルは存在せず、また連通孔106も開口して
いる。
【0006】圧力センサ101の接合部107のリーク
の検査を行なう際には、圧力センサ101の形状のキャ
ビティを形成した2つ割りの治具201a,201bを
準備し、その内側に圧力センサ101を挟み込むことで
行なわれる。
【0007】治具201bには、圧力センサ101の連
通孔106に対向する位置に、連通孔106に嵌り込む
ポート部202と、当接する圧力センサ101の外周壁
部103bの連通孔106の周囲をシールするOリング
203が備えられている。
【0008】ポート部202は、バルブ204を介して
真空ポンプ205及び漏出するHeガスを検出するHe
リークディテクタ206に接続している。尚、Heリー
クディテクタ206は、真空引きを行なうことにより、
Heガスを内部に引き込み検出するものである。
【0009】また、治具201a,201bのボディ1
03のキャビティ部は外側まで延長されて開口部207
を備えている。
【0010】このような構成の治具を使用した圧力セン
サ101のリークの検査は次のようなステップにより行
なわれる。
【0011】ステップ1:ダイアフラム104の溶接さ
れた圧力センサ101を、連通孔106が開いた状態の
2つ割りの一方の治具201bのポート部202と合わ
さるようにセットして2つ割りの治具201a,201
bを閉じる。この時バルブ204は閉じている。
【0012】ステップ2:バルブ204を開き、真空ポ
ンプ205でオイル封入室105の圧力を低下(真空引
き)させる。
【0013】ステップ3:規定の真空度に達したらHe
ガスボンベに接続されたノズル208よりHeガスを開
口部207に向かって吹きつける。
【0014】ステップ4:Heリークディテクタ206
によりHeガスの漏れ(接続部107よりの)を検出・
判定する。(接続部107に不良箇所があれば、不良箇
所から漏れたHeガスがオイル封入室105よりポート
部202を通り、Heリークディテクタ206へと流入
する。Heリークディテクタ206は、漏れたHeガス
を検出して漏れ量(濃度)を表示する。表示された漏れ
量をオペレータが確認してOKかNGかを判定す
る。)。
【0015】ステップ5:2つ割りの治具201a,2
01bを開いて圧力センサ101を取り出す。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなリーク試験装置では、オイル封入室105に対して
真空引きを行なうために、圧力センサ101の連通孔1
06が開いた状態の2つ割りの一方の治具201bのポ
ート部202に合わせる位置合わせ作業が必要となり、
オペレータの作業性を低下させると共に動作が複雑とな
り自動化が困難となっていた。
【0017】また、吹きつけたHeガスの余剰分は、治
具の周囲に放出され、また特別なHeガス除去作業を行
なわない場合には、次の圧力センサを検査する際にHe
ガスの誤検出を招き、検査精度を低下させる恐れがあ
る。
【0018】本発明は上記従来技術の問題を解決するた
めになされたもので、その目的とするところは、圧力セ
ンサのリーク試験の作業性を向上させ、自動化を容易と
し、また検査精度を向上させることで、生産効率を向上
することを可能とするリーク試験装置及びリーク試験方
法を提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明にあっては、外部との連通孔を有する容器と該
容器の開口部を塞ぐ蓋部材との接合部のリークを検出す
るリーク試験装置であって、前記容器の接合部と連通孔
との間を境界シール部とし、接合部側を位置させる第1
の室と、連通孔側を位置させる第2の室とを有する検出
治具と、前記第1の室にリーク検出のためのガスを供給
するガス供給手段と、前記第2の室の圧力を低下させる
圧力低下手段と、前記第2の室に漏れる前記ガスを検出
するガス検出手段と、を備えることを特徴とする。
【0020】また、前記第1の室の圧力を逃がす排気経
路と、前記第1の室に滞留した前記ガスを前記排気経路
から排出させるための掃気手段と、前記第2の室の圧力
を上昇させる吸気手段と、を備えることも好適である。
【0021】さらに、試験対象となる接合部を備えた容
器を、前記検出治具に収容しリーク試験の後に取り出す
ことを可能とする移送手段と、前記ガス供給手段、圧力
低下手段、ガス検出手段、排気経路、掃気手段、吸気手
段及び移送手段の作動制御を行なう制御手段と、を備
え、複数の容器のリーク試験を連続して実施可能とする
ことを特徴とする。
【0022】前記リーク検出のためのガスはHeガスで
あることも好適である。
【0023】リーク試験方法においては、外部との連通
孔を有する容器と該容器の開口部を塞ぐ蓋部材との接合
部のリークを検出するリーク試験方法であって、前記容
器の接合部と連通孔との間を境界シール部とし、接合部
側を位置させる第1の室と連通孔側を位置させる第2の
室とを有する検出治具に、試験対象となる接合部を備え
た容器を収容し、圧力低下手段により前記第2の室の圧
力を低下させた後に、ガス供給手段により前記第1の室
にリーク検出のためのHeガスを供給し、ガス検出手段
により前記第2の室に漏れるHeガスを検出することを
特徴とするリーク試験方法。
【0024】また、ガス供給手段により前記第1の室に
リーク検出のためのHeガスを供給する際に排気経路に
より前記第1の室の圧力上昇を抑え、リーク試験の後
に、掃気手段により前記第1の室に滞留した前記Heガ
スを前記排気経路から排出すると共に、前記第2の室に
接続する吸気手段により第2の室の負圧力を解消させる
ことを特徴とすることも好適である。
【0025】
【発明の実施の形態】以下に本発明を図1に示す実施の
形態に基づいて説明する。この実施の形態に係る試験対
象となる接合部を備えた容器としては、従来技術の項に
おいて図2を使用して説明した圧力センサ101であ
る。圧力センサ101の構成及び作用に関しての変更点
はなく、同じ構成部に対して同じ符号を付しその説明を
省略する。
【0026】リーク試験装置LT1としては、圧力セン
サ101を収容する検出治具1にその主要となる特徴的
な構成が現れており、以下検出治具1からその構成を説
明する。
【0027】検出治具1には、圧力センサ101のボデ
ィ103を収めることの可能な円柱状のリーク検査室2
をその開口部2aが検出治具1の上端面に位置するよう
に形成されている。リーク検査室2の直径は、圧力セン
サ101のボディ103よりも大きく且つヘッド部10
2の直径よりも小さく設定されており、ヘッド部102
の下端部が開口部2aの周囲に当接して挿入方向(図に
おいて上下方向)の位置決めがなされている。
【0028】リーク検査室2の挿入方向において、圧力
センサ101の接合部107と連通孔106との間に
は、圧力センサ101のボディ103の外周に密接する
Oリング3を保持すると共に、挿入される圧力センサ1
01の径方向(図において左右方向)の位置決めを行な
う境界シール部としての環状突部4が内側に向かい突出
している。
【0029】この環状突部4の内周端面には、環状凹溝
4aが形成され、Oリング3が保持されている。また、
リーク検査室2の開口部2aの周囲には、環状溝5が形
成され、Oリング6が保持されている。
【0030】従って、圧力センサ101を検出治具1の
リーク検査室2に挿入した状態におけるリーク検査室2
は、環状突部4とOリング3により、それぞれ独立した
接合部107を位置させる第1の室R1と、連通孔10
6を位置させる第2の室R2に分割される。そして、第
1の室R1には、リーク検出のためのガスとしてのHe
ガスを供給するガス供給手段としてのHeガス供給ポー
ト7と、第1の室R1の圧力を逃がす排気手段としての
排気ポート8が設けられている。
【0031】Heガス供給ポート7は、Heガス供給源
9からのガス供給経路10に接続している。また、ガス
供給経路10の途中には掃気手段として機能する圧縮エ
ア供給源11からの圧縮エア供給経路12が接続してい
る。
【0032】第2の室R2には、室内の圧力を低下させ
る(真空引き)圧力低下手段としての真空ポンプ13及
びHeガスの検出手段としてのHeガス検出部14を一
体的に備えるHeリークディテクタ15からのHe検出
経路16に接続するHe検出ポート17と、第2の室R
2に大気を導入する吸気手段としての大気経路18から
の大気導入ポート19が設けられている。
【0033】20,21,22,23は、各経路の流れ
を制御するソレノイドバルブであり、図示されない制御
手段としてのシーケンスコントローラにより作動され
る。
【0034】30は、複数の圧力センサ101を自動的
かつ連続的にリーク検査を行なうことを可能とする移送
手段としてのピックアップアームであり、矢印A1,A
2方向に移動することができる。
【0035】そして、グリッパ部31の凹部31aがヘ
ッド部102に嵌合し、負圧を発生させて吸いつけ移送
可能とすることで、整列された検査前の圧力センサ10
1を順次に検出治具1のリーク検査室2へと差し込み、
検査終了後に抜きとって後工程へと移送するにより、リ
ーク試験を自動化することも可能となる。
【0036】尚、リーク検出中に、圧力センサ101を
押圧する必要がある場合には、グリッパ部31を31’
の位置で停止して押し付けることにより、Oリング6の
密着を高め、第2の室R2の密封性を高めることが可能
となる。
【0037】このような構成のリーク試験装置LT1に
よる圧力センサ101のリーク検査は次のようなステッ
プにより行なわれる。
【0038】ステップ1:ピックアップアーム30によ
り圧力センサ101を検出治具1のリーク検査室2へと
差し込み、所定の圧力で検出治具1に押し付ける(この
とき、ソレノイドバルブ20,21,22,23は全て
閉じている。)。
【0039】ステップ2:ソレノイドバルブ22を開弁
して第2の室R2を真空引きを行なう(同時に連通孔1
06からオイル封入室105も真空引きされる)。
【0040】ステップ3:規定の真空度に達したら、ソ
レノイドバルブ20を開弁してHeガスを第1の室R1
に所定量吹きつけ、その後ソレノイドバルブ20を閉弁
する。
【0041】ステップ4:Heリークディテクタ15に
よりHeガスの漏れ(接続部107よりの)を検出・判
定する。(接続部107に不良箇所があれば、不良箇所
から漏れたHeガスがオイル封入室105よりHe検出
ポート17を通り、Heリークディテクタ15へと流入
する。Heリークディテクタ15は、漏れたHeガスを
検出して漏れ量(濃度)をリモートメータ(不図示)に
検出信号を送る。リモートメータはHeリークディテク
タ15の検出したHeガスの漏れ量を表示すると共に、
基準値を設定しておくことにより、漏れ量のOK・NG
の判定を自動的に行なう)。
【0042】ステップ5:判定が終了したら、ソレノイ
ドバルブ22を閉弁する。
【0043】ステップ6:ステップ5におけるソレノイ
ドバルブ22の閉弁の後、ソレノイドバルブ21を開弁
し、圧縮エア供給源11から圧縮エア供給経路12とH
eガス供給ポート7を介して圧縮エアを第1の室R1に
流入させ、滞留しているHeガスを排気ポート8から外
部(検出治具1から検査精度に影響を与えない所定距離
離れている)へ掃気する。掃気が終了したらソレノイド
バルブ21を閉弁する。
【0044】このステップ6において、第1の室R1の
掃気と同時に吸気手段としてのソレノイドバルブ23を
開き、第2の室R2を真空状態から大気圧に戻し、ソレ
ノイドバルブ23を閉弁する。
【0045】ステップ7:ピックアップアーム30によ
り圧力センサ101をリーク検査室2から引き抜き、所
定の位置へ移動する。
【0046】尚、この実施の形態では、圧力センサ10
1の移動動作と検出治具1への挿入動作をピックアップ
アーム30(自動機)により行なうものとして説明して
いるが、ピックアップアーム30の代わりにオペレータ
によるマニュアル操作により行なうことも可能である。
【0047】リーク試験装置LT1による圧力センサ1
01のリーク検査における、特徴的な作用・効果とし
て、第1に圧力センサ101のボディ103のOリング
3の密着している部分よりも連通孔106側の領域が第
2の室R2に曝されるので、連通孔106の位置がいず
れの方向であっても関係なく、連通孔106を介してオ
イル封入室105を真空引きすることができ、圧力セン
サ101の回転方向の位置合わせが不要となり、オペレ
ータの作業性を向上させる、あるいは自動化を容易に行
なうことができ、生産効率を向上することができる。
【0048】第2として、第1の室R1に備えられた排
気ポート8によりHeガスを第1の室R1に所定量吹き
つける際に、第1の室R1の圧力が高くなり過ぎること
が防止される。ダイアフラム104のオイル封入室10
5側は、真空引きされているので第1の室R1側からの
圧力をかけ過ぎると変形してしまう恐れがあり、これを
防止することが可能となる。
【0049】第3として、リーク検査終了後に、第1の
室R1に滞留しているHeガスを掃気することができ、
リーク検査室2にHeガスが残留することが防止され
る。従って、Heガスの検出精度を高めることができ、
誤判定の確率が低減して信頼性が向上する。
【0050】さらに第4として、リーク検査の全工程を
自動化することも可能となる。
【0051】
【発明の効果】上記のように説明された本発明のリーク
試験装置及びリーク試験方法によると、試験対象となる
接合部を備えた容器の回転方向の位置合わせが不要とな
り、検出治具への取り付け作業性の向上と自動化が容易
となり、生産効率を向上することができる。
【0052】Heガスの吹きつけの際に容器(ダイアフ
ラム)を破損することが防止可能となる。
【0053】検出治具に残留するHeガスをなくし、ガ
ス検出手段の誤判定の確率を低減して信頼性を向上させ
る。
【0054】さらにリーク検査の全工程を自動化するこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は実施の形態におけるリーク試験装置の主
要部の断面構成説明図。
【図2】図2は従来技術によるリーク試験装置の主要部
の断面構成説明図。
【符号の説明】
1 検出治具 2 リーク検査室 2a 開口部 3,6 Oリング 4 環状突部(境界シール部) 4a 環状凹溝 5 環状溝 7 Heガス供給ポート(ガス供給手段) 8 排気ポート(排気手段) 9 Heガス供給源 10 ガス供給経路 11 圧縮エア供給源(掃気手段) 12 圧縮エア供給経路 13 真空ポンプ(圧力低下手段) 14 Heガス検出部(ガス検出手段) 15 Heリークディテクタ 16 He検出経路 17 He検出ポート 18 大気経路(吸気手段) 19 大気導入ポート 20,21,22 ソレノイドバルブ 23 ソレノイドバルブ(吸気手段) 30 ピックアップアーム(移送手段) 31 グリッパ 31a 凹部 101 圧力センサ(容器) 102 ヘッド部 103 ボディ 103a 端部 103b 外周壁部 104 ダイアフラム(蓋部材) 105 オイル封入室 106 連通孔 107 接合部 108 チップ(感圧素子) LT1 リーク試験装置 R1 第1の室 R2 第2の室

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部との連通孔を有する容器と該容器の
    開口部を塞ぐ蓋部材との接合部のリークを検出するリー
    ク試験装置であって、 前記容器の接合部と連通孔との間を境界シール部とし、
    接合部側を位置させる第1の室と、連通孔側を位置させ
    る第2の室とを有する検出治具と、 前記第1の室にリーク検出のためのガスを供給するガス
    供給手段と、 前記第2の室の圧力を低下させる圧力低下手段と、 前記第2の室に漏れる前記ガスを検出するガス検出手段
    と、 を備えることを特徴とするリーク試験装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の室の圧力を逃がす排気経路
    と、 前記第1の室に滞留した前記ガスを前記排気経路から排
    出させるための掃気手段と、 前記第2の室の圧力を上昇させる吸気手段と、 を備えることを特徴とする請求項1に記載のリーク試験
    装置。
  3. 【請求項3】 試験対象となる接合部を備えた容器を、
    前記検出治具に収容しリーク試験の後に取り出すことを
    可能とする移送手段と、 前記ガス供給手段、圧力低下手段、ガス検出手段、排気
    経路、掃気手段、吸気手段及び移送手段の作動制御を行
    なう制御手段と、を備え、 複数の容器のリーク試験を連続して実施可能とすること
    を特徴とする請求項1または2に記載のリーク試験装
    置。
  4. 【請求項4】 前記リーク検出のためのガスはHeガス
    であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項
    に記載のリーク試験装置。
  5. 【請求項5】 外部との連通孔を有する容器と該容器の
    開口部を塞ぐ蓋部材との接合部のリークを検出するリー
    ク試験方法であって、 前記容器の接合部と連通孔との間を境界シール部とし、
    接合部側を位置させる第1の室と連通孔側を位置させる
    第2の室とを有する検出治具に、試験対象となる接合部
    を備えた容器を収容し、 圧力低下手段により前記第2の室の圧力を低下させた後
    に、ガス供給手段により前記第1の室にリーク検出のた
    めのHeガスを供給し、ガス検出手段により前記第2の
    室に漏れるHeガスを検出することを特徴とするリーク
    試験方法。
  6. 【請求項6】 ガス供給手段により前記第1の室にリー
    ク検出のためのHeガスを供給する際に排気経路により
    前記第1の室の圧力上昇を抑え、 リーク試験の後に、掃気手段により前記第1の室に滞留
    した前記Heガスを前記排気経路から排出すると共に、
    前記第2の室に接続する吸気手段により第2の室の負圧
    力を解消させることを特徴とする請求項5に記載のリー
    ク試験方法。
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