JP3637836B2 - 漏洩試験装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、被検体を搬入するための開口部を備えたチャンバー内に被検体を収納してトレーサガス(Heガス等)の検出を行う漏洩試験装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、ドラム缶、エアコン室外機、コンプレッサ、アルミホイール、自動車用燃料タンクなどの各種被検査ワークの溶接箇所や壁面にある微少な孔や亀裂等を検出するために、これらの各種被検査ワークにトレーサガス(Heガス等)を充填し、この被検査ワークから漏れ出たトレーサガスを検出するトレーサガス検査法が知られている。
【0003】
この種のトレーサガス検査法を実施するための試験装置としては、例えば、図4(正面図)、図5(上面図)に示すように、被検体(被検査ワーク:以下では単にワークという)50を収納する検査チャンバ60と、この検査チャンバ60内のトレーサガス(Heガス等)の濃度を検出するディテクタ70と、検査チャンバ60内に配置されたワーク50にトレーサガス(Heガス等)を供給するとともに供給されたトレーサガスを回収するトレーサガス給排気装置80と、検査チャンバ60内を真空状態にする真空ポンプ66と、これらの検査チャンバ60、ディテクタ70、トレーサガス供給排気装置80を載置する試験台90とから構成される。
【0004】
なお、真空ポンプ66は検査チャンバ60の下部に配置されて検査チャンバ60内と真空ポンプ66とは配管を介して接続されている。また、検査チャンバ60内とディテクタ70とは配管71を介して接続されており、検査チャンバ60内とトレーサガス給排気装置80とは配管81を介して接続されている。この配管81の検査チャンバ60内に延出した先端部には配管接続具81aが設けられている。また、試験台90には移動可能とするためのキャスターがこの底面に取り付けられている。さらに、試験装置の周囲には、検査用のワーク50を載置するための搬入用作業台D1および搬出用作業台D2を配置している。
【0005】
このような試験装置を用いてワーク50の漏洩検査を行う場合、ワーク50の漏洩検査終了から次のワーク50の漏洩検査を開始するまでに、作業者Pは以下の(1)〜(10)の手順の作業をする必要がある。
(1)まず、漏洩検査終了後に、検査チャンバ60に設けられた開閉扉61を開ける。
(2)ワーク50(W1)が検査チャンバ60内に載置された状態で、ワーク50(W1)に装着されたトレーサガス用配管81より検査チャンバ60内に延出して設けられた配管接続具81aを取り外す。
【0006】
(3)検査チャンバ60に載置されたワーク50(W1)を取り出して、試験装置の周囲に配置された搬出用作業台D2に載置する。
(4)搬入用作業台D1に載置されているワーク50(W2)を検査チャンバ60内に配置する。
(5)ワーク50(W2)が検査チャンバ60に載置された状態で、トレーサガス用配管81より検査チャンバ60に延出して設けられた配管接続具81aをワーク50(W2)に装着する。
(6)検査チャンバ60に設けられた開閉扉61を閉めて、漏洩検査を開始する。
【0007】
(7)漏洩検査を開始すると、(3)の工程で搬出用作業台D2に載置されたワーク50(W1)からワーク治具を取り外す。
(8)搬出用作業台D2に載置されたワーク50(W1)を搬出用ラインL2に載置して次の工程に搬出する。
(9)搬入用ラインL1で運ばれてきた次のワーク50を搬入用作業台D1に載置する。
(10)搬入用作業台D1に載置されたワーク50にワーク治具を装着する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した試験装置にあっては、検査チャンバ60内にワーク50を載置した状態で、検査チャンバ60内に延出した配管接続具81aをワーク50に装着したり、取り外したりする必要があるため、作業者Pは検査チャンバ60内に腕のみならず、場合によっては、頭まで突っ込む必要が生じて、作業性が極めて悪いという問題を生じた。
また、試験装置の周囲に、検査用のワーク50を載置するための搬入用作業台D1および搬出用作業台D2を配置する必要があるため、スペース効率が低下するという問題も生じた。
【0009】
さらに、1つのワークの試験が終了してから次のワークの試験を開始するまでに、上述した(1)〜(6)までの作業工程が必要で、(1)〜(6)までの作業工程を終了するまでは試験装置が休止状態となるため、結局は、1つのワークの試験が終了するまでの試験時間が長時間になって試験効率が極めて悪いとともに、試験装置の稼働率も悪いという問題を生じた。
そこで、本発明は上記問題点を解消するべくなされたものであって、作業性およびスペース効率が向上するとともに、試験効率がよくて試験装置の稼働率も向上した試験装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の漏洩試験装置は、1つの開口部に第1の開閉扉と第2の開閉扉からなる一対の開閉扉が設けられているとともに、前記一対の開閉扉のそれぞれに前記被検体を載置するための載置台と該被検体に接続されるための配管とが設けられており、前記一対の開閉扉の一方に設けられた前記載置台に1つの被検体が載置されて該被検体に前記配管が接続された状態で当該開閉扉が閉扉されて、該被検体の漏洩試験が前記チャンバー内でなされているときに、当該チャンバーに設けられた他方の開閉扉が開扉状態で当該開閉扉に設けられた載置台に別の被検体を載置して前記配管を接続することが可能となるようになされている。
【0011】
このように、被検体(ワーク)を載置するための載置台を有する一対の開閉扉を開口部に備えるようにすると、この載置台に被検体(ワーク)を載置することができるようになるため、試験装置の周囲に搬入用作業台や搬出用作業台などを配置する必要がなくなってスペース効率が向上する。また、被検体(ワーク)にトレーサガスを供給するための配管を備えるようにすると、載置台に載置された被検体(ワーク)に配管を接続することができるようになるので、配管の装着、脱着作業も容易となるため、結果的に試験時間を短縮できるとともに、試験効率が向上する。
【0012】
そして、開口部に一方が閉扉状態にあるときに他方を開扉状態にできる一対の開閉扉を備え、チャンバー内に収納された被検体(ワーク)の検査時にはいずれかの開閉扉が閉じられるようにすると、1つの被検体(ワーク)の試験中に、トレーサガスを供給するための配管に接続された接続具を別の被検体(ワーク)に装着したり、あるいは被検体(ワーク)の開口部にめくら蓋を装着するなどの準備ができるようになるので、試験装置の稼働率が向上する。また、一対の開閉扉のそれぞれにトレーサガスを供給するための配管を備えると、1つの被検体(ワーク)の試験中に別の被検体(ワーク)に配管するための作業を同時に行えるようになるので、試験装置の稼働率がさらに向上する。
【0013】
なお、開閉扉にトレーサガスを供給するための配管を備える場合は、開閉扉を開閉した際に伸縮できるようにする必要があるため、このような配管としてはフレキシブルな配管にすることが望ましい。また、この配管をワークにトレーサガスを供給するとともにトレーサガスを回収するための配管として兼用させるようにすると、別にトレーサガスの回収用の配管を設ける必要がなくなるので、この種の試験装置の構成が簡単になる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態を図1〜図3に基づいて詳細に説明するが、本発明はこの実施の形態に何ら限定されるものではなく、その要旨を変更しない範囲において適宜変更して実施することが可能なものである。なお、図1は本発明の漏洩試験装置を模式的に示す正面図であり、図2はその上面図である。図3は被検体(ワーク)に配管を接続する状態を模式的に示す正面図である。
【0015】
1.漏洩試験装置
本発明の漏洩試験装置は、図1、図2に示すように、検査用のワーク1を収納して漏洩試験を行う検査チャンバ10と、この検査チャンバ10内のトレーサガス(Heガス等)の濃度を検出するディテクタ20と、検査チャンバ10内に配置されたワーク1内にトレーサガス(Heガス等)を供給するとともに、ワーク1内に充填されたトレーサガスを回収するトレーサガス供給回収装置30と、検査チャンバ10内を真空状態にする真空ポンプ15と、これらの検査チャンバ10とディテクタ20とトレーサガス供給回収装置30等を載置する試験台40とから構成される。
【0016】
検査チャンバ10は、その開口部の左右に、第1開閉扉11と第2開平扉12とが設けられており、第1開閉扉11の下端部にはワークの載置台11aが配設されており、第2開閉扉12の下端部にはワークの載置台12aが配設されている。そして、各開閉扉11,12は同時に開扉状態にできるとともに、一方が閉扉状態にあるときに他方を開扉状態にできるように構成されている。これにより、閉じた扉の載置台上のワークを検査チャンバー10内に収容でき、検査チャンバー10内に収納されたワーク1の検査時には、開閉扉11,12のいずれかは閉じられて、検査チャンバー10内を密閉状態にすることが可能となる。
【0017】
また、第1開閉扉11内には後述する給排気用配管31に接続されるフレキシブル配管17が配設されており、同様に第2開閉扉12内には後述する給排気用配管32に接続されるフレキシブル配管18が配設されている。そして、フレキシブル配管17の先端部には、図3に示されるように、接続配管31aが連結されており、この接続配管31aの先端部に配管治具31bが連結されている。なお、配管治具31bは、ワーク1の開口部Waに接続されたワーク治具(カプラー)31cにワンタッチで連結されるものである。同様に、図示しないが、フレキシブル配管18の先端部には接続配管が連結されており、この接続配管の先端部に配管治具が連結されている。
【0018】
この検査チャンバ10はチャンバ架台16上に載置されており、チャンバ架台16内には、検査チャンバ10内を真空にする真空ポンプ15が配設されている。検査チャンバ10内と真空ポンプ15とは、図示しない電磁バルブおよび配管を介して接続されている。そして、真空ポンプ15を駆動して電磁バルブを開状態にすることにより、検査チャンバ10内と真空ポンプ15とは連通して検査チャンバ10内に存在する空気を排気して、検査チャンバ10内を真空状態(1トール以下の減圧状態)にする。
【0019】
また、検査チャンバ10の上部には、ディテクタ20に接続された検出用配管21を接続するための第1配管接続部13と、トレーサガス供給回収装置30に接続された給排気用配管31を接続するための2個の第2配管接続部14とが配設されている。なお、この第1配管接続部13は検査チャンバ10内に連通して配設されている。また、第2配管接続部14の一方にはフレキシブル配管17が接続され、他方にはフレキシブル配管18が接続されている。
【0020】
ディテクタ20は、トレーサガス(Heガス)の濃度を検出するために設けられており、ディテクタ20に設けられた電磁開閉弁20aを介して検出用配管21が接続されている。これにより、電磁開閉弁20aが開状態になると、検査チャンバ10内に漏れ出たトレーサガス(Heガス)を検出用配管21を通して検出し、これを電気信号に変換して、ワーク1からトレーサガスが漏洩しているか否か、あるいは許容限度以上の漏洩であるか否かの測定を行うことができるようになる。
【0021】
トレーサガス供給回収装置30は、検査チャンバ10内に配置されたワーク1内にトレーサガス(Heガス等)を供給するトレーサガス(Heガス等)の収納容器(図示せず)と、ワーク1内に充填されたトレーサガスを回収する回収容器(図示せず)とを備えており、トレーサガス供給回収装置30に設けられた2個の電磁切換弁30a,30bを介して給排気用配管31,32が接続されている。これにより、電磁切換弁30a(30b)を供給状態にして給排気用配管31,32を介してワーク1内にトレーサガス(Heガス)を充填し、電磁切換弁30a(30b)を排気状態にしてワーク1内に充填されたトレーサガス(Heガス)を給排気用配管31,32を介して回収できるようになる。
【0022】
2.漏洩試験の手順
ついで、上述のように構成される漏洩試験装置を用いて、ワーク1の検査終了から次のワーク1の検査を開始するまでの作業者Pの作業手順を、以下に説明する。
【0023】
ここで、検査チャンバ10の開口部に設けられた第1開閉扉11は閉扉状態にあり、かつ検査チャンバ10内には検査用ワーク1(W1)が既に収納されて、ワークW1には配管治具32が既に接続されてトレーサガスが充填され、漏洩試験を開始した状態にあるものとする。また、第2開閉扉12の下端部に配設され載置台12aには何も載置されていない状態とする。
【0024】
この第1開閉扉11の載置台11aに載置された検査用ワーク1(W1)の試験中に、第2開閉扉12の載置台12aで次の試験ができるための準備を行う。具体的には、載置台12aにワーク1(W2)を載置し、このワーク1(W2)の開口部Waにワーク治具(カップラー)31cを装着するとともに、フレキシブル配管18を介して給排気用配管31に連結された接続配管31bを連結する。 ついで、ワーク1(W1)の漏洩試験が終了すると、検査チャンバー10内の減圧状態を解き、検査チャンバ10内に収納されたワーク1(W1)を載置台11aに載せたまま、第1開閉扉11を開けるとともに、先にワーク1(W2)を載置した第2開閉扉12を閉じて、ワーク1(W2)を検査チャンバー10内に収納して自動漏洩試験を開始する。なお、自動漏洩試験の動作については後述する。
【0025】
ついで、開状態とされた第1開閉扉11の載置台11aに載置された検査済みワーク1(W1)のワーク治具31cに装着された配管治具31bをワーク治具31cから取り外すとともに、ワーク治具(カプラー)31cをワーク1(W1)の開口部Waから取り外す。この後、検査済みワーク1(W1)を搬出ラインL2に乗せて、後の工程に搬送する。
【0026】
ついで、搬入用ラインL1で運ばれてきた検査待ちワーク1(W2)を第1開閉扉11の下端部に配設され載置台11aに載置した後、この検査待ちワーク1の開口部Waにワーク治具(カプラー)31cを装着して連結する。ついで、フレキシブル配管18を介して給排気用配管32に連結された接続配管31aの先端部に設けられた配管治具31bをワーク治具31cに装着する。これにより、検査待ちワーク1は検査可能状態となる。
そして、作業者Pは、このような作業手順を順次繰り返して行うことにより、ワーク1の漏洩試験を作業性よく、かつ効率よく、短時間に行えるようになる。
【0027】
3.自動漏洩試験
ついで、上述した漏洩試験の自動動作を以下に説明する。なお、この場合、第1開閉扉11が閉じられて、検査チャンバ10内には検査用ワーク1(W1)が既に収納された状態にあるものとする。
まず、図示しない制御装置に設けられた開始スイッチをオンにすると、真空ポンプ15が駆動して、検査チャンバ10内の空気が排気されて、検査チャンバ10内は検査ワークWよりも減圧状態となる。
【0028】
ついで、電磁バルブ20aを開状態にして、検査チャンバ10内とディテクタ20内とを連通させた後、電磁切換弁30aを供給状態にする。
これにより、検査用ワーク1(W1)は、ワーク治具31c、配管治具31b、接続配管31a、フレキシブル配管17、給排気用配管31、および電磁切換弁30aを介してトレーサガス供給回収装置30のトレーサガス(Heガス等)の収納容器(図示せず)に所定時間連通し、検査用ワーク1(W1)内にトレーサガス(Heガス)が流入して、所定量のトレーサガス(Heガス)が検査用ワーク1(W1)に充填される。
【0029】
ついで、検出用配管21を通してディテクタ20にトレーサガス(Heガス)が流入すると、ディテクタ20はトレーサガス(Heガス)の検出動作を開始し、これを電気信号に変換して、ワーク1(W1)からトレーサガスが漏洩しているか否か、あるいは許容限度以上の漏洩であるか否かの測定を行う。この後、ディテクタ20がトレーサガス(Heガス)の測定を終了すると、検査チャンバ10内の真空状態を解除するとともに、電磁切換弁30aを排気状態に切り換えて、トレーサガス供給回収装置30の回収容器(図示せず)にトレーサガス(Heガス等)を回収し、検査用ワーク1(W1)の漏洩試験を終了して、再度、待機状態となる。
【0030】
上述したように、本発明においては、ワーク1を載置するための載置台11a,12aを有する開閉扉11,12を検査チャンバ10の開口部に備えているので、この載置台11a,12aにワーク1を載置することができるようになり、試験装置の周囲に作業台などを配置する必要がなくなってスペース効率が向上する。また、各開閉扉11,12にトレーサガスを供給するための配管31,32に接続されたフレキシブル配管17,18を備えているので、載置台11a,12aにワーク1を載置した状態で配管の接続作業が容易にできるようになって、結果的に試験時間を短縮できるようになり、試験効率が向上する。
【0031】
また、検査チャンバ10の開口部の左右に開閉扉11,12を備えているので、一方の開閉扉11(12)を閉じて検査チャンバー10内に収納されたワーク1の漏洩試験を行っているときに、他方の開閉扉12(11)を開けて、載置台12a(11a)に別のワーク1を載置して準備作業ができるようになるので、試験装置の稼働率が向上する。
【0032】
なお、上述した実施の形態においては、ワークにトレーサガスを供給するようにして、検査チャンバ内を真空にしてこの検査チャンバ内のトレーサガスを検出する例について説明したが、検査チャンバ内トレーサガスを供給するようにして、ワーク内を真空にしてこのワーク内のトレーサガスを検出するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の漏洩試験装置を模式的に示す正面図である。
【図2】 図1の上面図である。
【図3】 被検体(ワーク)に配管を接続する状態を模式的に示す正面図である。
【図4】 従来例の漏洩試験装置を模式的に示す正面図である。
【図5】 図4の上面図である。
【符号の説明】
1…被検体(ワーク)、10…検査チャンバ、11…第1開閉扉、11a…載置台、12…第2開閉扉、12a…載置台、13…第1配管接続部、14…第2配管接続部、15…真空ポンプ、16…チャンバ架台、17,18…フレキシブル配管、20…ディテクタ(トレーサガス検出器)、20a…電磁開閉弁、21…検出用配管、30…トレーサガス供給回収装置、30a,30b…電磁切換弁、31,32…給排気用配管、31a…接続配管、31b…配管治具、31c…ワーク治具(カプラ)、40…試験台

Claims (2)

  1. 被検体を搬入するための1つの開口部を備えたチャンバー内に被検体を収納してトレーサガスの検出を行う漏洩試験装置であって、
    前記1つの開口部に第1の開閉扉と第2の開閉扉からなる一対の開閉扉が設けられているとともに、
    前記一対の開閉扉のそれぞれに前記被検体を載置するための載置台と該被検体に接続される配管とが設けられており、
    前記一対の開閉扉の一方に設けられた前記載置台に1つの被検体が載置されて該被検体に前記配管が接続された状態で当該開閉扉が閉扉されて、該被検体の漏洩試験が前記チャンバー内でなされているときに、当該チャンバーに設けられた他方の開閉扉が開扉状態で当該開閉扉に設けられた載置台に別の被検体を載置して前記配管を接続することが可能となるようになされていることを特徴とする漏洩試験装置。
  2. 前記配管は前記被検体にトレーサガスを供給するとともに、同被検体に供給されたトレーサガスを回収するための配管を兼用していることを特徴とする請求項に記載の漏洩試験装置。
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