JP3430825B2 - 固体電解コンデンサおよびその製造方法 - Google Patents

固体電解コンデンサおよびその製造方法

Info

Publication number
JP3430825B2
JP3430825B2 JP29351696A JP29351696A JP3430825B2 JP 3430825 B2 JP3430825 B2 JP 3430825B2 JP 29351696 A JP29351696 A JP 29351696A JP 29351696 A JP29351696 A JP 29351696A JP 3430825 B2 JP3430825 B2 JP 3430825B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
anode
capacitor element
bent
solid electrolytic
capacitor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP29351696A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH10144573A (ja
Inventor
健司 倉貫
正行 新庄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP29351696A priority Critical patent/JP3430825B2/ja
Publication of JPH10144573A publication Critical patent/JPH10144573A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3430825B2 publication Critical patent/JP3430825B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01GCAPACITORS; CAPACITORS, RECTIFIERS, DETECTORS, SWITCHING DEVICES, LIGHT-SENSITIVE OR TEMPERATURE-SENSITIVE DEVICES OF THE ELECTROLYTIC TYPE
    • H01G9/00Electrolytic capacitors, rectifiers, detectors, switching devices, light-sensitive or temperature-sensitive devices; Processes of their manufacture
    • H01G9/004Details
    • H01G9/022Electrolytes; Absorbents
    • H01G9/025Solid electrolytes
    • H01G9/028Organic semiconducting electrolytes, e.g. TCNQ
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01GCAPACITORS; CAPACITORS, RECTIFIERS, DETECTORS, SWITCHING DEVICES, LIGHT-SENSITIVE OR TEMPERATURE-SENSITIVE DEVICES OF THE ELECTROLYTIC TYPE
    • H01G9/00Electrolytic capacitors, rectifiers, detectors, switching devices, light-sensitive or temperature-sensitive devices; Processes of their manufacture
    • H01G9/004Details
    • H01G9/04Electrodes or formation of dielectric layers thereon
    • H01G9/042Electrodes or formation of dielectric layers thereon characterised by the material

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Electrochemistry (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は導電性高分子を固体
電解質として用いた固体電解コンデンサおよびその製造
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近、電子機器の小型化・高周波化が進
み、これに使用されるコンデンサも高周波で低インピー
ダンスが実現できる導電性高分子を固体電解質として用
いた固体電解コンデンサが商品化されてきている。そし
てこの固体電解コンデンサは高導電率の導電性高分子を
固体電解質として用いているため、従来の電解液を用い
た乾式電解コンデンサや二酸化マンガンを用いた固体電
解コンデンサに比べて、等価直列抵抗成分が低く、理想
に近い大容量でかつ小形の固体電解コンデンサを実現す
ることができることからさまざまな改善がなされ、次第
に市場にも受け入れられるようになってきた。
【0003】また、固体電解質として使用する導電性高
分子も種々のものが開発され、固体電解コンデンサへの
適用開発が急ピッチで進められている。
【0004】これらの固体電解コンデンサにおけるコン
デンサ素子の形状が平板状のものに関しては、弁作用を
有する平板状の金属からなる電極体の表面に陽極酸化皮
膜を設け、この陽極酸化皮膜上に少なくとも導電性高分
子を含む固体電解質層を設け、さらにこの固体電解質層
上に陰極導電体層を設けたコンデンサ素子を備え、この
コンデンサ素子における電極体に一体に陽極引き出し部
を設け、かつこの陽極引き出し部として、マスキング用
のレジスト膜を施した部分を設け、そして前記陰極導電
体層および陽極引き出し部の接続部がそれぞれ対応する
ように複数個のコンデンサ素子を重ね合わせて積層した
ものを別個のコム端子に接続する構造を採用することに
より、容量の容積効率を上げている。
【0005】上記した従来の固体電解コンデンサにおい
ては、上記のような構造を採用しているため、陰極導電
体層を設けた部分と、陽極引き出し部として設けたマス
キング用のレジスト膜を施した部分、さらには電極体に
一体に設けた陽極引き出し部におけるコンデンサ素子の
厚さがそれぞれ異なる構造となっている。
【0006】この場合、陰極導電体層を設けた部分にお
けるコンデンサ素子の厚さと陽極引き出し部としてのマ
スキング用のレジスト膜を施した部分におけるコンデン
サ素子の厚さはほぼ同じ厚さに形成することが可能であ
るため、この部分におけるコンデンサ素子の厚さの差は
ほとんど問題にする必要はないが、電極体に一体に設け
た陽極引き出し部におけるコンデンサ素子の厚さは、陰
極導電体層を設けた部分におけるコンデンサ素子の厚さ
よりも陰極導電体層の厚さ分だけ薄くなってしまうため
に、この部分で段差ができてしまう。
【0007】ここの部分に生じた段差は、コンデンサ素
子を積層せずにコム端子に接続する場合は、接続部分の
コム端子の位置に段差を設けることにより、コンデンサ
素子の容量を引き出している陰極導電体層の部分に機械
的ストレスを与えることなく接続することができる。
【0008】しかしながら、複数個のコンデンサ素子を
積層した場合、図14に示すように、陰極導電体層1の
部分と陽極引き出し部2の厚さの差は大きくなるため、
陽極引き出し部2を対応させて重ねた場合、陽極引き出
し部2の間に陰極導電体層1の厚さ分だけ一定間隔の隙
間3ができてしまうことになる。これらの隙間3をなく
すために、従来は、図14に示すように、この隙間3に
見合う分の厚さの金属板4を挟んで積層する方法をとっ
ていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の固体電解コンデンサの構造においては、コンデ
ンサ素子を積層した場合に、陽極引き出し部2の間にで
きてしまう隙間3に対して、この隙間3に見合う分の厚
さの金属板4を挟んで積層する構成をとっているため、
余分な部品としての金属板4が必要となり、その結果、
構造上および工法上で煩雑な工程が必要となるため、コ
ンデンサ素子や挟み込む金属材料の位置決めなどを行う
ことは工業的にはかなり困難であると考えられる。
【0010】また、前記のような金属板4を用いないで
積層した場合は、厚さが部分によって異なるために、積
層したコンデンサ素子を確実に同じ位置関係で重ねるこ
とができないばかりか、隙間のある陽極引き出し部2を
加圧して重ね合わせたときに、コンデンサの容量を引き
出している陰極導電体層1やマスキング用のレジスト膜
を施した部分5に大きな機械的ストレスが加わり、その
部分でコンデンサ素子が折れ曲がったり、切れてしまっ
たりして固体電解コンデンサの漏れ電流が増加したり、
最悪の場合にはコンデンサ素子の破壊が起こってしまっ
て大容量の積層型固体電解コンデンサを形成することが
できなくなるという問題点を有していた。
【0011】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、平板型のコンデンサ素子を積層しても積層したコン
デンサ素子を確実に同じ位置関係で重ねることができ、
また隙間のある陽極引き出し部を加圧して重ね合わせた
場合においても、コンデンサの容量を引き出している陰
極導電体層やマスキング用のレジスト膜を施した部分に
大きな機械的ストレスがかからず、その部分でコンデン
サ素子が折れ曲がったり、切れてしまったりして固体電
解コンデンサの濡れ電流が増加したり、コンデンサ素子
の破壊が起こることもない大容量の固体電解コンデンサ
を提供することを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題解決するため
に本発明の固体電解コンデンサは、表面に陽極酸化皮膜
を設けた弁作用を有する平板状の金属にマスキング用の
レジスト膜を施すことにより陽極引き出し部と陰極部に
分離し、上記陰極部の陽極酸化皮膜上に少なくとも導電
性高分子を含む固体電解質層を設け、さらにこの固体電
解質層上に陰極導電体層を設けたコンデンサ素子と、こ
のコンデンサ素子を複数個積層した状態で上記陽極引き
出し部ならびに陰極導電体層に夫々接続された陽極/陰
極コム端子からなる固体電解コンデンサにおいて、上記
コンデンサ素子の陽極引き出し部のマスキング用のレジ
スト膜を施した部分側に曲げ部を、この曲げ部を除く部
分に接続部を設けると共に、陽極コム端子の両側に立ち
上がり部を設けて断面コ字状にし、かつこの陽極コム端
子の立ち上がり部と係合する位置決め部をコンデンサ素
子の陽極引き出し部の曲げ部または接続部に設けたもの
で、この構成によれば、平板型のコンデンサ素子を積層
しても、積層したコンデンサ素子を確実に同じ位置関係
で重ねることができ、また隙間のある陽極引き出し部を
加圧して重ね合せた場合においても、コンデンサの容量
を引き出している陰極導電体層やマスキング用のレジス
ト膜を施した部分に大きな機械的ストレスがかからず、
その部分でコンデンサ素子が折れ曲がったり、切れてし
まったりして固体電解コンデンサの漏れ電流が増加した
り、コンデンサ素子の破壊が起こることもない大容量の
固体電解コンデンサを提供することができるものであ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、表面に陽極酸化皮膜を設けた弁作用を有する平板状
の金属にマスキング用のレジスト膜を施すことにより陽
極引き出し部と陰極部に分離し、上記陰極部の陽極酸化
皮膜上に少なくとも導電性高分子を含む固体電解質層を
設け、さらにこの固体電解質層上に陰極導電体層を設け
たコンデンサ素子と、このコンデンサ素子を複数個積層
した状態で上記陽極引き出し部ならびに陰極導電体層に
夫々接続された陽極/陰極コム端子からなる固体電解コ
ンデンサにおいて、上記コンデンサ素子の陽極引き出し
部のマスキング用のレジスト膜を施した部分側に曲げ部
を、この曲げ部を除く部分に接続部を設けると共に、陽
極コム端子の両側に立ち上がり部を設けて断面コ字状に
し、かつこの陽極コム端子の立ち上がり部と係合する位
置決め部をコンデンサ素子の陽極引き出し部の曲げ部ま
たは接続部に設けたもので、この構成によれば、コム端
子とコンデンサ素子の位置決めを簡単に、かつ精度良く
行うことができるようになり、しかも別個に接続してい
るコム端子の位置関係に段差が設けられている場合や陽
極引き出し部と陰極導電体層の厚さに差がある場合にお
いても、陽極引き出し部としてマスキング用のレジスト
膜を施した部分の延長部分に曲げ部を設けているため、
この曲げ部によってコンデンサ素子は段差や厚さの差を
吸収するように曲げ加工されることになり、これによ
り、陰極導電体層に機械的なストレスがかかることはな
くなるため、コンデンサ素子の誘電体である陽極酸化皮
膜の破壊や損傷による漏れ電流の増加を防ぐことができ
るものである。
【0014】
【0015】
【0016】請求項に記載の発明は、請求項の位置
決め部の形状をコム端子の立ち上がり部に嵌まり込む寸
法形状にしたもので、この構成によれば、コム端子とコ
ンデンサ素子の位置関係がこの嵌まり込み部によって決
まるため、コム端子にコンデンサ素子を接続した場合に
陽極引き出し部の曲げ部を所定の位置に配置することが
容易となるものである。
【0017】請求項に記載の発明は、請求項と同様
に請求項の位置決め部をコム端子の立ち上がり部を嵌
め込む凹部により構成したもので、この構成によれば、
コム端子とコンデンサ素子の位置関係がこの凹部に嵌め
込むことによって決まるため、コム端子にコンデンサ素
子を接続した場合に陽極引き出し部の曲げ部を所定の位
置に配置することができやすくなるものである。
【0018】請求項に記載の発明は、曲げ部として、
複数のコンデンサ素子を同時に形成するフープ材から切
断分離するときにあらかじめ所定の角度に曲げられたも
のを用いるようにしたもので、この構成によれば、あら
かじめ曲げ加工した後、コム端子に並列して搭載するこ
とができるため、生産効率が上がるものである。
【0019】請求項に記載の発明は、曲げ部として、
コム端子にコンデンサ素子を組み込んだ後で所定の角度
に曲げられたものを用いるようにしたもので、この構成
によれば、コンデンサ素子を複数個積層した場合に生じ
る陽極引き出し部の接続部側と陰極導電体層の接続部側
の段差の程度に合わせて曲げ部を積層した状態で所定の
形状に曲げ加工することができるという効果を有するも
のである。
【0020】請求項に記載の発明は、弁作用を有する
平板状の金属の表面に陽極酸化皮膜を設けた後これに
マスキング用のレジスト膜を施すことにより陽極引き出
し部と陰極部に分離し、続いて上記陰極部の陽極酸化皮
膜上に少なくとも導電性高分子を含む固体電解質層を設
け、さらにこの固体電解質層上に陰極導電体層を設ける
ことによりコンデンサ素子を作製し、このコンデンサ素
を複数個積層した状態で上記陽極引き出し部ならびに
陰極導電体層に陽極/陰極コム端子を夫々接続する固体
電解コンデンサの製造方法において、上記コンデンサ素
子の陽極引き出し部のマスキング用のレジスト膜を施し
た部分側に曲げ部を、この曲げ部を除く部分に接続部を
設けると共に、陽極コム端子の両側に立ち上がり部を設
けて断面コ字状にし、かつこの陽極コム端子の立ち上が
り部と係合する位置決め部をコンデンサ素子の陽極引き
出し部の曲げ部または接続部に設け、コム端子上にコン
デンサ素子を配置した後、上記曲げ部を所定の角度に曲
げるようにしたもので、この製造方法によれば、コム端
子に対するコンデンサ素子の位置決めを簡単に、かつ確
実に行って積層することができるものである。
【0021】請求項に記載の発明は、コンデンサ素子
に設けられた曲げ部を所定の角度に曲げる手段として、
陰極導電体層の部分と、マスキング用のレジスト膜を施
した部分と、陽極引き出し部の接続部を夫々個別に独立
して押えて曲げ部が所定の角度に曲げられるように分割
した構造の押え治具を用いて曲げ加工をするようにした
もので、この製造方法によれば、曲げ部以外の部分を押
さえ治具で押さえながら曲げ部分のみを曲げ加工する場
合、分割した構造の押さえ治具の存在により、陰極導電
体層部分はコンデンサ素子にストレスがかからないよう
に押さえ圧力を少なくし、一方マスキング用のレジスト
膜を施した部分はコンデンサ素子が動かないように強く
押さえ、また陽極引き出し部の接続部は変形が起こらな
いように押さえ圧力を少なくする等、所定の部分部分に
応じて押さえ圧力を制御することができるものである。
また曲げ加工後、押さえ治具を開放する場合は、陰極導
電体層がコム端子に隙間なく密着するように、陽極引き
出し部の接続部やマスキング用のレジスト膜を施した部
分の押さえ治具を開放した後に、時間を遅らせて陰極導
電体層の押さえ治具を開放する必要があるが、このよう
な場合においても、分割した構造の押さえ治具によりそ
れぞれ個別に独立して押さえて所定の角度に曲げ加工を
施すことができるものである。
【0022】次に本発明の具体的な実施の形態について
添付図面に基づいて説明する。図1(a)(b)は本発
明の各実施の形態における固体電解コンデンサのコンデ
ンサ素子の構成を示したもので、まず、弁作用を有する
金属である純度99.99%の平板状のアルミニウムか
らなる電極体11を連続フープ状に構成し、そしてこの
電極体11の表面を公知の方法で連続的に電解エッチン
グして粗面化し、その後、濃度が3%のアジピン酸アン
モニウム水溶液中で59Vの電圧を印加して化成槽中の
滞留時間が30分となるように連続化成を行うことによ
り、電極体11の表面に誘電体である酸化アルミニウム
の陽極酸化皮膜12を形成した。
【0023】このようにして作成した連続フープ状の電
極体11を所定の形状に打ち抜き加工し、その後、図1
(a)(b)に示すように所定の位置にポリイミド粘着
テープからなるマスキング用のレジスト膜13を電極体
11の表裏両側から連続的に貼り付けて陰極導電体層1
4の部分と陽極引き出し部15の部分とに分けた。
【0024】次にこの連続フープ状の電極体11の打ち
抜き断面部分を再び濃度が3%のアジピン酸アンモニウ
ム水溶液中で59Vの電圧を印加して化成槽への滞留時
間が30分となるように連続的に断面化成してから、ピ
ロール0.1モルとアルキルナフタレンスルフォン酸塩
0.15モルを含有する水溶液中に浸漬して連続的に電
解重合させることにより、ポリピロールの導電性高分子
を均一に析出させて固体電解質層16を構成した。
【0025】そしてこの固体電解質層16の上にカーボ
ンペイント層および銀ペイント層よりなる陰極導電体層
14を形成して図1(a)に示すような連続フープ状の
コンデンサ素子17を構成した。
【0026】(実施の形態1)図3は本発明の実施の形
態1における固体電解コンデンサの内部構造を示したも
ので、上記のようにして構成した連続フープ状のコンデ
ンサ素子17を図2に示すように陽極引き出し部15と
してマスキング用のレジスト膜13であるポリイミド粘
着テープを施した部分の延長部分に曲げ部18と接続部
19を設けたような形状に金型で打ち抜いて個片のコン
デンサ素子20を構成した。この後、コンデンサ素子2
0が段差や厚さの差を吸収するように曲げ部18の曲げ
加工を行い、その後、このコンデンサ素子20における
陽極引き出し部15の接続部19を図3に示すようにレ
ーザー溶接21で陽極側のコム端子22aに接続し、か
つ陰極導電体層14を銀ペイントで陰極側のコム端子2
2bに接続した。
【0027】(実施の形態2)図4は本発明の実施の形
態2の固体電解コンデンサの内部構造を示したもので、
この実施の形態2は本発明の実施の形態1におけるコン
デンサ素子20を4個積層して一対のコム端子22a,
22bに接続した以外は本発明の実施の形態1と同様に
それぞれのコンデンサ素子20間の段差や厚さの差を吸
収するように曲げ部18の曲げ加工を行ったものであ
る。
【0028】(実施の形態3)図5(a)(b)は本発
明の実施の形態3における固体電解コンデンサの内部構
造を示したもので、この実施の形態3は連続フープ状の
コンデンサ素子17を図6に示すように陽極引き出し部
15としてマスキング用のレジスト膜13であるポリイ
ミド粘着テープを施した部分の延長部分に曲げ部18と
位置決め部23および接続部19を設けたような形状に
金型で打ち抜いて個片のコンデンサ素子20を構成した
ものである。
【0029】また陽極側のコム端子22aは両側に立ち
上がり部24を有する断面コ字状のものを用い、そして
このコム端子22aの立ち上がり部24に位置決め部2
3を接触させるようにしてコンデンサ素子20を4個積
層して、陽極側のコム端子22aとコンデンサ素子20
の位置関係を固定した。この後、コンデンサ素子20が
段差や厚さの差を吸収するように曲げ部18の曲げ加工
を行った後、積層した4個のコンデンサ素子20におけ
る陰極導電体層14を図5(a)に示すように銀ペイン
トで陰極側のコム端子22bに接続し、かつ陽極引き出
し部15の接続部19は断面コ字状の立ち上がり部24
が接続部19を包み込むように曲げ加工した後、レーザ
ー溶接21で陽極側のコム端子22aに接続した。
【0030】(実施の形態4)連続フープ状のコンデン
サ素子17を図7に示すように陽極引き出し部15とし
てマスキング用のレジスト膜13であるポリイミド粘着
テープを施した部分の延長部分に曲げ部18および位置
決め部23の形状が陽極側のコム端子22aの立ち上が
り部24を嵌め込む凹部25となるような形状に金型で
打ち抜いて個片のコンデンサ素子20を構成し、そして
前記凹部25に陽極側のコム端子22aの立ち上がり部
24を嵌め込むことによってコム端子22aと積層した
4個のコンデンサ素子20の位置関係を固定した。この
後、コンデンサ素子20が段差や厚さの差を吸収するよ
うに曲げ部18の曲げ加工を行い、その後、積層した4
個のコンデンサ素子20における陰極導電体層14を図
8(a)に示すように銀ペイントで陰極側のコム端子2
2bに接続し、かつ陽極引き出し部15の接続部19は
断面コ字状の立ち上がり部24が接続部19を包み込む
ように曲げ加工した後、レーザー溶接21で陽極側のコ
ム端子22aに接続した。
【0031】(実施の形態5)連続フープ状のコンデン
サ素子17を本発明の実施の形態2〜4におけるコンデ
ンサ素子の形状に複数個同時に打ち抜く金型でそれぞれ
のコンデンサ素子の形状に打ち抜くと同時に、図9
(a)〜(d)の側面図に示すように各層のコンデンサ
素子20の所定の形状に曲げ部18をあらかじめ曲げ加
工した後、図4、図5(a)(b)および図8(a)
(b)に示すように複数個の別個のコム端子22a,2
2bに同時に順次積層して接続することにより積層体の
コンデンサ素子20を構成した。
【0032】以上のようにして構成した本発明の実施の
形態1〜5における単体または積層したコンデンサ素子
20を一対のコム端子22a,22bに接続したもの
を、図10に示すようにエポキシ樹脂からなる外装樹脂
26でトランスファーモールドによりモールド成形した
後、端子加工とエージング処理を行って固体電解コンデ
ンサ27を構成した。
【0033】(比較例)上記した連続フープ状のコンデ
ンサ素子17を図11に示すように陽極引き出し部15
としてマスキング用のレジスト膜13であるポリイミド
粘着テープを施した部分の延長上に本発明の実施の形態
のような曲げ部18を設けずに直接陽極引き出し部15
の接続部19を設けた形状に金型で打ち抜いて個片のコ
ンデンサ素子20を構成した以外は本発明の実施の形態
3と同様の方法で固体電解コンデンサを構成した。
【0034】(表1)は本発明の実施の形態1〜4およ
び比較例のそれぞれについて、100個分のエージング
完成後のコンデンサ特性(容量値、tanδ値、漏れ電
流値)を測定し、その平均値と特性不良率を示したもの
である。
【0035】
【表1】
【0036】(表1)から明らかなように比較例におけ
る固体電解コンデンサのコンデンサ素子20は、図11
に示すように本発明の実施の形態のような曲げ部18が
ないために、コンデンサ素子20のマスキング用のレジ
スト膜13であるポリイミド粘着テープや陰極導電体層
14に機械的ストレスがかかったり、陽極引き出し部1
5で接続部19が切断されたりして不良率が高くなり、
そしてたとえ良品でも漏れ電流のレベルも高くなるもの
であった。これに対して本発明の実施の形態1〜5にお
けるコンデンサ素子20を用いて構成した固体電解コン
デンサ27の特性は曲げ部18を有しているため、コン
デンサ素子20に直接機械的ストレスがかかることはな
く、これにより、漏れ電流は安定しているものである。
また位置決め部23を設けた本発明の実施の形態3,4
は不良率も低く、安定した物づくりができることがわか
る。
【0037】(実施の形態6)次に本発明の実施の形態
1〜5までを実現するために、曲げ部18を所定の形状
に曲げる方法として、陰極導電体層14とマスキング用
のレジスト膜13であるポリイミド粘着テープを施した
部分および陽極引き出し部15の接続部19をそれぞれ
個別に独立して押さえて所定の角度に曲げられるよう
に、図12に示したような分割した構造の押さえ治具2
8を用いて曲げ加工を行った。
【0038】すなわち陰極導電体層14の押さえ部29
とレジスト膜13の押さえ部30および陽極引き出し部
15の押さえ部31がそれぞれ独立したバネ32により
押さえ圧力を制御した分割型の押さえ部を有する上金型
33と、陰極導電体層14、レジスト膜13、陽極引き
出し部15のそれぞれに対応する部分の高さを変えた下
金型34で、曲げ部18以外の部分を押さえ治具28で
押さえながら曲げ部18のみを曲げ加工するようにした
ものである。この場合、陰極導電体層14の部分はコン
デンサ素子20にストレスがかからないように押さえ圧
力を少なくし、またマスキング用のレジスト膜13であ
るポリイミド粘着テープの部分部分はコンデンサ素子2
0が動かないように強く押さえ、さらに陽極引き出し部
15の接続部19は変形が起こらないように押さえ圧力
を少なくするという具合に、所定の部分毎に押さえ圧力
を制御する押さえ治具28を用いて曲げ加工を行った。
【0039】そしてこの曲げ加工を行った後、押さえ治
具28をコンデンサ素子20から解放する場合は、陰極
導電体層14が陰極側のコム端子22bに隙間なく密着
するように、陽極引き出し部15の押さえ部31やポリ
イミド粘着テープからなるマスキング用のレジスト膜1
3の押さえ部30をコンデンサ素子20から解放した後
に、時間を遅らせて陰極導電体層14の押さえ部29を
解放する手順で曲げ部18を所定の曲げ形状に加工し
た。図13(a)は曲げ加工をする前の4個のコンデン
サ素子20の積層状態を示す側面図で、図13(b)は
曲げ加工を実施した後の4個のコンデンサ素子20の積
層状態を示した側面図である。このように分割した構造
の押さえ治具28を用いることにより、積層したコンデ
ンサ素子20を所定の形状にコンデンサ素子20にかか
る機械的ストレスを最小限にして曲げ加工することがで
きた。またそれぞれの押さえ治具28の高さを調節する
ことにより、図9(a)〜(d)に示す各層のコンデン
サ素子20の所定の形状に合わせた曲げ形状を作り出す
ことができた。
【0040】なお、上記分割した構造の押さえ治具28
は、積層した4個のコンデンサ素子20を一対のコム端
子22a,22bに接続したものに適用したが、連続フ
ープ状のコンデンサ素子17から切断して個片のコンデ
ンサ素子20を構成した後、別のステーションで個片の
コンデンサ素子20をあらかじめ分割した構造の押さえ
治具28で所定の角度に曲げた後、この個片のコンデン
サ素子20を一対のコム端子22a,22bに接続する
場合でも、上記分割した構造の押さえ治具28を用いる
ことができることは言うまでもない。
【0041】また、上記本発明の実施の形態1〜6にお
いては、固体電解質層16の形成方法、電極体11の材
料および形成方法に関して、具体的に例を挙げて説明し
たが、本発明の内容はこれに限定されるものではない。
また電極体11の形状に関しても位置決め部23や曲げ
部18の構造は上記形状に限定されるものではない。こ
こで本発明の実施の形態で説明した位置決めや曲げ部分
の確保という観点から本発明の実施の形態では曲げ部1
8の長さは陰極導電体層14の厚さ程度かそれ以上の長
さが好ましいと考えられるが、曲げ部18としての条件
を満たしておればその他の形状や長さであっても本発明
の請求の範囲を逸脱するものではない。
【0042】
【発明の効果】以上のように本発明の固体電解コンデン
サは、表面に陽極酸化皮膜を設けた弁作用を有する平板
状の金属にマスキング用のレジスト膜を施すことにより
陽極引き出し部と陰極部に分離し、上記陰極部の陽極酸
化皮膜上に少なくとも導電性高分子を含む固体電解質層
を設け、さらにこの固体電解質層上に陰極導電体層を設
けたコンデンサ素子と、このコンデンサ素子を複数個積
層した状態で上記陽極引き出し部ならびに陰極導電体層
に夫々接続された陽極/陰極コム端子からなる固体電解
コンデンサにおいて、上記コンデンサ素子の陽極引き出
し部のマスキング用のレジスト膜を施した部分側に曲げ
部を、この曲げ部を除く部分に接続部を設けると共に、
陽極コム端子の両側に立ち上がり部を設けて断面コ字状
にし、かつこの陽極コム端子の立ち上がり部と係合する
位置決め部をコンデンサ素子の陽極引き出し部の曲げ部
または接続部に設けたもので、この構成によれば、コム
端子とコンデンサ素子の位置決めを簡単に、かつ精度良
く行うことができるようになり、しかも別個に接続して
いるコム端子の位置関係に段差が設けられている場合や
陽極引き出し部と陰極導電体層の厚さに差がある場合に
おいても、陽極引き出し部としてマスキング用のレジス
ト膜を施した部分の延長部分に曲げ部を設けているた
め、この曲げ部によってコンデンサ素子は段差や厚さの
差を吸収するように曲げ加工されることになり、これに
より、陰極導電体層に機械的なストレスがかかることは
なくなるため、コンデンサ素子の誘電体である陽極酸化
皮膜の破壊や損傷による漏れ電流の増加を防ぐことがで
きるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明の各実施の形態における固体電解
コンデンサのコンデンサ素子の連続フープ状の構成を示
す平面図 (b)(a)におけるA−A′線断面図
【図2】本発明の実施の形態1におけるコンデンサ素子
の形状を示す平面図
【図3】本発明の実施の形態1におけるコンデンサ素子
をコム端子に接続した場合の斜視図
【図4】本発明の実施の形態2におけるコンデンサ素子
をコム端子に接続した場合の斜視図
【図5】(a)本発明の実施の形態3におけるコンデン
サ素子をコム端子に接続した場合の斜視図 (b)(a)におけるB−B′線断面図
【図6】本発明の実施の形態3におけるコンデンサ素子
の形状を示す平面図
【図7】本発明の実施の形態4におけるコンデンサ素子
の形状を示す平面図
【図8】(a)本発明の実施の形態4におけるコンデン
サ素子をコム端子に接続した場合の斜視図 (b)(a)におけるC−C′線断面図
【図9】(a)〜(d)本発明の実施の形態5における
1層目〜4層目のコンデンサ素子の側面形状を示す側面
【図10】本発明の実施の形態1〜5および比較例にお
ける固体電解コンデンサの完成品の外観を示す斜視図
【図11】比較例におけるコンデンサ素子の形状を示す
平面図
【図12】本発明の実施の形態6における押さえ治具の
構造を示す説明図
【図13】(a)本発明の実施の形態6における曲げ部
を曲げ加工する前のコンデンサ素子の積層状態を示す側
面図 (b)本発明の実施の形態6における曲げ部を曲げ加工
した後のコンデンサ素子の積層状態を示す側面図
【図14】従来の技術を説明するためのコンデンサ素子
の積層状態を示す側面図
【符号の説明】
11 電極体 12 陽極酸化皮膜 13 マスキング用のレジスト膜 14 陰極導電体層 15 陽極引き出し部 16 固体電解質層 18 曲げ部 19 接続部 20 コンデンサ素子 22a,22b コム端子 23 位置決め部 24 立ち上がり部 25 凹部 28 押さえ治具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01G 9/04 H01G 9/012 H01G 9/00 H01G 9/048

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面に陽極酸化皮膜を設けた弁作用を有
    する平板状の金属にマスキング用のレジスト膜を施すこ
    とにより陽極引き出し部と陰極部に分離し、上記陰極部
    陽極酸化皮膜上に少なくとも導電性高分子を含む固体
    電解質層を設け、さらにこの固体電解質層上に陰極導電
    体層を設けたコンデンサ素子と、このコンデンサ素子を
    複数個積層した状態で上記陽極引き出し部ならびに陰極
    導電体層に夫々接続された陽極/陰極コム端子からなる
    固体電解コンデンサにおいて、上記コンデンサ素子の陽
    極引き出し部のマスキング用のレジスト膜を施した部分
    側に曲げ部を、この曲げ部を除く部分に接続部を設ける
    と共に、陽極コム端子の両側に立ち上がり部を設けて断
    面コ字状にし、かつこの陽極コム端子の立ち上がり部と
    係合する位置決め部をコンデンサ素子の陽極引き出し部
    の曲げ部または接続部に設けてなる固体電解コンデン
    サ。
  2. 【請求項2】 位置決め部を陽極コム端子の立ち上がり
    部に嵌まり込む寸法形状にした請求項1に記載の固体電
    解コンデンサ。
  3. 【請求項3】 位置決め部を陽極コム端子の立ち上がり
    部を嵌め込む凹部により構成した請求項1に記載の固体
    電解コンデンサ。
  4. 【請求項4】 曲げ部として、複数のコンデンサ素子を
    同時に形成するフープ材から切断分離するときにあらか
    じめ所定の角度に曲げられたものを用いるようにした請
    求項1に記載の固体電解コンデンサ。
  5. 【請求項5】 曲げ部として、コム端子にコンデンサ素
    子を組み込んだ後で所定の角度に曲げられたものを用い
    るようにした請求項1に記載の固体電解コンデンサ。
  6. 【請求項6】 弁作用を有する平板状の金属の表面に陽
    極酸化皮膜を設けた後これにマスキング用のレジスト
    膜を施すことにより陽極引き出し部と陰極部に分離し、
    続いて上記陰極部の陽極酸化皮膜上に少なくとも導電性
    高分子を含む固体電解質層を設け、さらにこの固体電解
    質層上に陰極導電体層を設けることによりコンデンサ素
    子を作製し、このコンデンサ素子を複数個積層した状態
    で上記陽極引き出し部ならびに陰極導電体層に陽極/陰
    極コム端子を夫々接続する固体電解コンデンサの製造方
    法において、上記コンデンサ素子の陽極引き出し部のマ
    キング用のレジスト膜を施した部分側に曲げ部を、こ
    の曲げ部を除く部分に接続部を設けると共に、陽極コム
    端子の両側に立ち上がり部を設けて断面コ字状にし、か
    つこの陽極コム端子の立ち上がり部と係合する位置決め
    部をコンデンサ素子の陽極引き出し部の曲げ部または接
    続部に設け、コム端子上にコンデンサ素子を配置した
    後、上記曲げ部を所定の角度に曲げるようにした固体電
    解コンデンサの製造方法。
  7. 【請求項7】 コンデンサ素子に設けられた曲げ部を所
    定の角度に曲げる手段として、陰極導電体層の部分と、
    マスキング用のレジスト膜を施した部分と、陽極引き出
    し部の接続部を夫々個別に独立して押えて曲げ部が所定
    の角度に曲げられるように分割した構造の押え治具を用
    いて曲げ加工をするようにした請求項6に記載の固体電
    解コンデンサの製造方法。
JP29351696A 1996-11-06 1996-11-06 固体電解コンデンサおよびその製造方法 Expired - Fee Related JP3430825B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29351696A JP3430825B2 (ja) 1996-11-06 1996-11-06 固体電解コンデンサおよびその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29351696A JP3430825B2 (ja) 1996-11-06 1996-11-06 固体電解コンデンサおよびその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10144573A JPH10144573A (ja) 1998-05-29
JP3430825B2 true JP3430825B2 (ja) 2003-07-28

Family

ID=17795757

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29351696A Expired - Fee Related JP3430825B2 (ja) 1996-11-06 1996-11-06 固体電解コンデンサおよびその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3430825B2 (ja)

Families Citing this family (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE69941324D1 (de) * 1998-06-11 2009-10-08 Showa Denko Kk Filmkondensatorelement und schicht- festelektrolytkondensator
JP3755336B2 (ja) * 1998-08-26 2006-03-15 松下電器産業株式会社 固体電解コンデンサおよびその製造方法
JP3663952B2 (ja) * 1999-02-17 2005-06-22 松下電器産業株式会社 固体電解コンデンサの製造方法
DE60035916T2 (de) * 1999-02-17 2007-12-06 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd., Kadoma Herstellungsverfahren und Vorrichtung zur Herstellung von einem Festelektrolytkondensator
EP2259276A1 (en) 1999-05-28 2010-12-08 Murata Manufacturing Co., Ltd. Solid electrolytic capacitor and manufacturing method thereof
JP5020432B2 (ja) * 2000-08-04 2012-09-05 パナソニック株式会社 チップ型積層コンデンサ
JP4706115B2 (ja) * 2001-03-23 2011-06-22 パナソニック株式会社 固体電解コンデンサ及びその製造方法
WO2002078026A1 (fr) * 2001-03-23 2002-10-03 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Condensateur a electrolyte solide et son procede de fabrication
JP4595262B2 (ja) * 2001-07-30 2010-12-08 パナソニック株式会社 固体電解コンデンサ
JP2003045755A (ja) * 2001-07-30 2003-02-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd 固体電解コンデンサおよびその製造方法
KR20030084256A (ko) * 2002-04-26 2003-11-01 삼화전기주식회사 고체 전해 콘덴서 및 그에 사용되는 리드 프레임
US6970344B2 (en) 2003-03-04 2005-11-29 Nec Tokin Corporation Stacked solid electrolytic capacitor and stacked transmission line element
JP2005079463A (ja) 2003-09-02 2005-03-24 Nec Tokin Corp 積層型固体電解コンデンサおよび積層型伝送線路素子
CN101180693B (zh) * 2005-05-18 2011-10-26 三洋电机株式会社 层叠型固体电解电容器及其制造方法
TW200710899A (en) 2005-06-30 2007-03-16 Showa Denko Kk Solid state electrolyte capacitor and manufacturing method thereof
JP2007095937A (ja) * 2005-09-28 2007-04-12 Showa Denko Kk 固体電解コンデンサ及びその製造方法
JP2011003827A (ja) 2009-06-22 2011-01-06 Panasonic Corp 電子部品
JP5041107B2 (ja) * 2012-04-04 2012-10-03 パナソニック株式会社 チップ型積層コンデンサ

Also Published As

Publication number Publication date
JPH10144573A (ja) 1998-05-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3430825B2 (ja) 固体電解コンデンサおよびその製造方法
US6343004B1 (en) Solid electrolytic capacitor
EP0283239B1 (en) Electrolytic capacitors including a solid electrolyte layer, and their production
JP2973499B2 (ja) チップ型固体電解コンデンサ
US6400556B1 (en) Solid electrolytic capacitor and method of fabricating the same
US5922215A (en) Method for making anode foil for layered electrolytic capacitor and capacitor made therewith
KR101018679B1 (ko) 고체 전해 커패시터
JP3920670B2 (ja) 固体電解コンデンサ
US20090237867A1 (en) Solid electrolytic capacitor and method for manufacturing same
JPH05205984A (ja) 積層型固体電解コンデンサ
US20130182374A1 (en) Solid electrolytic capacitor and method for producing the same
WO2011132467A1 (ja) 固体電解コンデンサ及びその製造方法
JPH10163072A (ja) 積層型固体コンデンサ
EP0436224A2 (en) Solid electrolytic capacitor and a method of producing the same
JP3156655B2 (ja) 電気二重層コンデンサ及びその製造方法
JP2000348983A (ja) 電解コンデンサ、その陽極体及びその製造方法
JPH09312240A (ja) 積層型固体チップコンデンサ
JP3079780B2 (ja) 積層型固体電解コンデンサおよびその製造方法
JP2003077764A (ja) 積層型固体電解コンデンサおよびその製造方法
JP3191411B2 (ja) 固体電解コンデンサの製造方法
JP2867514B2 (ja) チップ型固体電解コンデンサ
US11062852B2 (en) Solid electrolytic capacitor having an anode terminal and a cathode terminal formed from a single metal plate and method for manufacturing same
JP2004281749A (ja) 固体電解コンデンサ
JPH0442813B2 (ja)
JP2004288888A (ja) 固体電解コンデンサの製造方法、及び固体電解コンデンサ

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080523

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090523

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100523

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110523

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110523

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120523

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120523

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130523

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130523

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees