JP2003045755A - 固体電解コンデンサおよびその製造方法 - Google Patents

固体電解コンデンサおよびその製造方法

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JP2003045755A
JP2003045755A JP2001229187A JP2001229187A JP2003045755A JP 2003045755 A JP2003045755 A JP 2003045755A JP 2001229187 A JP2001229187 A JP 2001229187A JP 2001229187 A JP2001229187 A JP 2001229187A JP 2003045755 A JP2003045755 A JP 2003045755A
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cathode
anode
unit
capacitor element
terminal
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JP2001229187A
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English (en)
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Kazuo Tadanobu
一生 只信
Tomohide Wada
友英 和田
Hiroyuki Aso
浩之 麻生
Hideji Yamashita
英児 山下
Takahisa Sugimoto
尊央 杉本
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の素子を積層するために陰極引き出し距
離が長くなってESR特性が悪化するという課題を解決
し、ESR特性に優れ、薄型化を可能にする固体電解コ
ンデンサおよびその製造方法を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 コンデンサ素子1を複数枚積層したコン
デンサ素子積層ユニット2を複数個積層して各陽極部1
aを一体に接続した陽極コム端子5と、コンデンサ素子
1の厚み方向となる側面で各陰極部1bを夫々電気的に
接続した陰極コム端子6からなる構成にしたことによ
り、コンデンサ素子1の陰極部1bの側面から陰極を引
き出すために陰極引き出し距離が短くなってESR特性
が大幅に良化し、かつ各積層間に導電性接着剤がないの
で薄型化を図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は各種電子機器に使用
される固体電解コンデンサおよびその製造方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図14は従来のこの種の固体電解コンデ
ンサの構成を示した斜視図、図15は同コンデンサ素子
積層ユニットの構成を示した斜視図であり、同図14、
図15において14はコンデンサ素子であり、このコン
デンサ素子14は弁作用金属であるアルミニウム箔から
なる陽極体を陽極部14aと陰極部14bに分離し、こ
の陰極部14bの表面に誘電体酸化皮膜層、固体電解質
層、陰極層(いずれも図示せず)を順次積層形成するこ
とにより構成されている。
【0003】15はコンデンサ素子積層ユニットであ
り、陰極ユニット端子16上に導電性銀ペースト(図示
せず)を塗布して上記コンデンサ素子14の陰極部14
bを接合し、さらにその上に導電性銀ペースト(図示せ
ず)を塗布してコンデンサ素子14の陰極部14bを接
合するという工程を複数回繰り返すことによって複数枚
のコンデンサ素子14を積層し、さらに複数枚のコンデ
ンサ素子14の各陽極部14aを陽極ユニット端子17
に一体に接続することにより構成されているものであ
る。
【0004】このように構成されたコンデンサ素子積層
ユニット15の陰極部14bを陰極コム端子18上に導
電性銀ペースト(図示せず)を介して接合し、さらにこ
の上に導電性銀ペースト(図示せず)を介してコンデン
サ素子積層ユニット15を積層するという工程を複数回
繰り返すことによって複数個のコンデンサ素子積層ユニ
ット15を積層し、さらに複数個のコンデンサ素子積層
ユニット15の各陽極部14aを陽極コム端子19上に
一体に接続し、上記陽極コム端子19と陰極コム端子1
8の一部が夫々外表面に露呈する状態で上記複数個のコ
ンデンサ素子積層ユニット15を絶縁性の外装樹脂(図
示せず)で被覆することにより固体電解コンデンサが構
成されているものであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の固体電解コンデンサの構成では、コンデンサ素子積層
ユニット15を構成する複数枚のコンデンサ素子14は
その各積層面間に導電性銀ペーストを塗布することによ
って夫々が電気的に接続され、さらにこのコンデンサ素
子積層ユニット15をその間に導電性銀ペーストを塗布
することによって複数個が夫々積層されて電気的に接続
され、最終的に最下段に設けられた陰極コム端子18の
一端が外部接続用の陰極端子となる構成であるために、
陰極引き出し距離が長くなってESR(等価直列抵抗)
特性が悪化するという課題を有したものであった。
【0006】すなわち、このESR特性の悪化は図16
の模式図に示すように、コンデンサ素子積層ユニット1
5を構成する各コンデンサ素子14の積層間に発生する
抵抗R1と、各コンデンサ素子積層ユニット15の積層
間に発生する抵抗R2の総和となり、コンデンサ素子1
4、コンデンサ素子積層ユニット15の積層数が多けれ
ば多いほどESR特性が悪化するという構成のものであ
った。
【0007】また、各コンデンサ素子14間ならびに各
コンデンサ素子積層ユニット15間には必ず導電性銀ペ
ーストが介在するために高さ方向の寸法が大きくなり、
薄型化が困難であるという課題も併せ持つものであっ
た。
【0008】本発明はこのような従来の課題を解決し、
ESR特性に優れ、しかも薄型化を可能にする固体電解
コンデンサおよびその製造方法を提供することを目的と
するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の請求項1に記載の発明は、特に、コンデンサ
素子を陽極/陰極ユニット端子上に複数枚積層して陽極
部ならびに陰極部を夫々独立接続したコンデンサ素子積
層ユニットと、このコンデンサ素子積層ユニットを複数
個水平に積層して各陽極部を一体に接続した陽極コム端
子と、同じくコンデンサ素子の厚み方向となる側面で各
陰極部を夫々電気的に一体に接続した陰極コム端子から
なる構成にしたものであり、これにより、コンデンサ素
子の陰極部の側面から陰極を引き出すために陰極引き出
し距離が短くなってESR特性が大幅に改善され、しか
も各積層面間に導電性接着剤が介在しないために極めて
容易に薄型化を図ることができるという作用効果を有す
る。
【0010】本発明の請求項2に記載の発明は、請求項
1に記載の発明において、陽極コム端子上ならびに陰極
コム端子上にコンデンサ素子積層ユニットを複数個垂直
に密接して配設した構成のものであり、これにより、陰
極コム端子に大きな曲げ加工を不要にして簡単な構造に
することができ、しかもコンデンサ素子の陰極部の側面
と陰極コム端子との密着が良くなって接続の信頼性を向
上させることができるという作用効果を有する。
【0011】本発明の請求項3に記載の発明は、請求項
1または2に記載の発明において、陽極/陰極ユニット
端子上に積層された複数枚のコンデンサ素子の各陰極部
がコンデンサ素子の厚み方向となる側面で陰極ユニット
端子に設けられた接続部に夫々電気的に一体に接続され
たコンデンサ素子積層ユニットを用いた構成のものであ
り、これにより、コンデンサ素子の陰極部の側面から陰
極を引き出すために陰極引き出し距離が短くなってES
R特性が大幅に改善されるという作用効果を有する。
【0012】本発明の請求項4に記載の発明は、請求項
1に記載の発明において、陰極コム端子が、コンデンサ
素子積層ユニットの陰極部が配設される平面部と、コン
デンサ素子積層ユニットの陽極部と相反する側に上記平
面部の一部を曲げ起こして形成された接続部を備えた構
成にしたものであり、これにより、陰極コム端子の外部
接続部に最も近い部分となるコンデンサ素子の陰極部の
側面から陰極を引き出すために陰極引き出し距離が最短
になってESR特性が大幅に改善され、理想のコンデン
サにより近づくことができるという作用効果を有する。
【0013】本発明の請求項5に記載の発明は、請求項
1に記載の発明において、陰極コム端子が、コンデンサ
素子積層ユニットの陰極部が配設される平面部と、この
平面部の両端を夫々曲げ起こして対向するように形成さ
れた一対の接続部を備えた構成にしたものであり、これ
により、コンデンサ素子の陰極部の側面と接続される接
続部の面積が増大するために接続の信頼性が向上し、し
かも陰極コム端子に対するコンデンサ素子積層ユニット
の位置決めが容易になるという作用効果を有する。
【0014】本発明の請求項6に記載の発明は、請求項
1に記載の発明において、陽極/陰極ユニット端子およ
び/または陽極/陰極コム端子の折り曲げ加工部分に折
り曲げ加工用の薄肉部を設けた構成にしたものであり、
これにより、折り曲げ加工を容易にすると共に精度良く
折り曲げ加工を行うことができるという作用効果を有す
る。
【0015】本発明の請求項7に記載の発明は、請求項
1に記載の発明において、陰極ユニット端子および/ま
たは陰極コム端子のコンデンサ素子の陰極部の側面と接
合される部分に銀めっき層を設けた構成にしたものであ
り、これにより、接続部の抵抗が減少し、より低ESR
の固体電解コンデンサを提供することができるという作
用効果を有する。
【0016】本発明の請求項8に記載の発明は、特に、
陰極ユニット端子に設けられた接続部の曲げ起こし部分
に導電性接着剤を塗布してからコンデンサ素子の陰極部
を順次複数個積層することによりコンデンサ素子の陰極
部の厚み方向となる各側面を上記接続部に一体に接合す
ると共に各陽極部を陽極ユニット端子に一体に接合して
コンデンサ素子積層ユニットを作製し、続いて陰極コム
端子に設けられた接続部に導電性接着剤を介して上記コ
ンデンサ素子積層ユニットの各陰極部の側面を接続する
と共に各陽極部を陽極コム端子に一体に接合する製造方
法というものであり、この方法により、低ESRと薄型
化を同時に実現する固体電解コンデンサを容易に、かつ
安定して製造することができるという作用効果を有す
る。
【0017】本発明の請求項9に記載の発明は、請求項
8に記載の発明において、陽極/陰極ユニット端子およ
び/または陽極/陰極コム端子に設けた接続部の曲げ起
こし部分に折り曲げ用の薄肉部を設け、これらの上にコ
ンデンサ素子および/またはコンデンサ素子積層ユニッ
トを積層する前および/または後で上記薄肉部を介して
接続部を曲げ起こし加工により形成する製造方法という
ものであり、この方法により、折り曲げ加工を容易にす
ると共に精度良く折り曲げ加工を行うことができるとい
う作用効果を有する。
【0018】本発明の請求項10に記載の発明は、請求
項8に記載の発明において、複数枚のコンデンサ素子ま
たは複数個のコンデンサ素子積層ユニットをあらかじめ
積層し、これを陽極/陰極ユニット端子または陽極/陰
極コム端子上に配設する製造方法というものであり、こ
の方法により、コンデンサ素子またはコンデンサ素子積
層ユニットを単独で積層することができるために積層の
精度を向上させることができるという作用効果を有す
る。
【0019】本発明の請求項11に記載の発明は、請求
項8に記載の発明において、コンデンサ素子積層ユニッ
トの陰極部の側面が接合される接続部が水平に形成され
た陰極コム端子の上記接続部に導電性接着剤を塗布し、
この上に複数のコンデンサ素子積層ユニットの陰極部の
側面を順次密接に配設して接合する製造方法というもの
であり、これにより、大きな折り曲げが無い簡単な構造
の陰極コム端子上にコンデンサ素子積層ユニットを配設
するようになるために作業が容易になるという作用効果
を有する。
【0020】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)以下、実施の形
態1を用いて、本発明の特に請求項1,3,4,8に記
載の発明について説明する。
【0021】図1は本発明の実施の形態1による固体電
解コンデンサの構成を示す斜視図、図2は同陽極/陰極
コム端子の構成を示す斜視図、図3は同製造方法を説明
するための斜視図である。
【0022】図1〜図3において、1はコンデンサ素子
であり、このコンデンサ素子1は弁作用金属であるアル
ミニウム箔からなる陽極体を陽極部1aと陰極部1bに
分離し、この陰極部1bの表面に誘電体酸化皮膜層、固
体電解質層、陰極層(いずれも図示せず)を順次積層形
成することにより構成されている。
【0023】2はコンデンサ素子積層ユニットであり、
上記コンデンサ素子1を陽極部1aは陽極ユニット端子
3上に、陰極部1bは陰極ユニット端子4上に夫々配設
されるようにして複数枚積層し、各コンデンサ素子1の
複数の陽極部1aは夫々陽極ユニット端子3にレーザー
溶接によって一体に接合され、同複数の陰極部1bはコ
ンデンサ素子1の厚み方向となる側面で陰極ユニット端
子4の両端を夫々曲げ起こして形成された接続部に導電
性銀ペースト(図示せず)を介して一体に接合されてい
るものである。
【0024】なお、上記陰極ユニット端子4上にコンデ
ンサ素子1を複数枚積層する際に、図4、図5(a)〜
(c)に示すように、まず陰極ユニット端子4の接続部
の曲げ起こし部分に導電性銀ペースト7を塗布し(図
4、図5(a))、続いてコンデンサ素子1の陰極部1
bをその上に落とし込むように配設し(図5(b))、
さらに続けてコンデンサ素子1を順次落とし込むように
すれば、陰極ユニット端子4の接続部の曲げ起こし部分
に塗布した導電性銀ペースト7は表面張力によって這い
上がり、各コンデンサ素子1の陰極部1bと陰極ユニッ
ト端子4の接続部の内面間に均一に塗布された状態にな
るものである。なお、このような効果を得るための条件
として、コンデンサ素子1の陰極部1bと陰極ユニット
端子4の接続部の内面側の間隙は0.01〜0.2mm
の範囲が最適である。
【0025】5は陽極コム端子、6は陰極コム端子であ
り、この陰極コム端子6には上記コンデンサ素子積層ユ
ニット2の陰極部1bが配設される平面部6aと、この
平面部6aの両端を夫々曲げ起こして対向するように形
成した一対のガイド部6bと、コンデンサ素子積層ユニ
ット2の陽極部1aと相反する側に上記平面部6aの一
部を曲げ起こして形成した接続部6cが設けられてお
り、このように構成された陽極コム端子5と陰極コム端
子6上に上記コンデンサ素子積層ユニット2を陽極部1
aが陽極コム端子5上に、陰極部1bが陰極コム端子6
上に配設されるようにして複数個積層し、各コンデンサ
素子積層ユニット2の複数の陽極ユニット端子3は夫々
陽極コム端子5にレーザー溶接によって一体に接合さ
れ、同複数の陰極部1bは陰極コム端子6に設けられた
接続部6cに導電性銀ペースト(図示せず)を介して一
体に接合されているものである。
【0026】そして、このように構成されたコンデンサ
素子積層ユニット2の積層体は、上記陽極コム端子5と
陰極コム端子6の一部が夫々外表面に露呈する状態で上
記複数個のコンデンサ素子積層ユニット2を絶縁性の外
装樹脂(図示せず)で被覆することにより本実施の形態
1の固体電解コンデンサが構成されているものである。
【0027】このように構成された本実施の形態1によ
る固体電解コンデンサは、コンデンサ素子積層ユニット
2を構成する複数枚のコンデンサ素子1の厚み方向とな
る陰極部1bの側面に導電性銀ペーストを塗布すること
によって夫々が電気的に接続され、さらにこのコンデン
サ素子積層ユニット2の各陰極部1bの側面に導電性銀
ペーストを塗布することによって夫々を電気的に接続し
て複数個のコンデンサ素子積層ユニット2を積層すると
共に、この陰極部1bの側面に接続された陰極コム端子
6の接続部6cの一端が外部接続用の陰極端子となる構
成であるために、陰極引き出し距離が最短となってES
R(等価直列抵抗)特性が理想のコンデンサに近い極め
て優れたものになるという大きな効果が得られるもので
ある。
【0028】すなわち、このESR特性の改善効果は図
6の模式図に示すように、各コンデンサ素子積層ユニッ
ト2を構成する複数枚のコンデンサ素子1の厚み方向と
なる陰極部1bの側面に導電性銀ペーストを塗布するこ
とによって夫々が電気的に接続されるために各コンデン
サ素子1の積層間の抵抗は無視できる程度のものとな
り、さらにこのコンデンサ素子積層ユニット2の各陰極
部1bの側面に導電性銀ペーストを塗布することによっ
て夫々を電気的に接続して複数個のコンデンサ素子積層
ユニット2を積層するために各コンデンサ素子積層ユニ
ット2の積層間の抵抗も無視できる程度のものになるも
のである。
【0029】本実施の形態1による固体電解コンデンサ
のESR特性を測定した結果を従来品と比較して(表
1)に、また従来品の固体電解コンデンサの陰極部の側
面に導電性銀ペーストを塗布した固体電解コンデンサの
ESR特性を測定した結果を従来品と比較して(表2)
に示す。
【0030】
【表1】
【0031】
【表2】
【0032】また、各コンデンサ素子1間ならびに各コ
ンデンサ素子積層ユニット2間には従来の固体電解コン
デンサでは必要であった導電性銀ペーストが不要になる
ことから高さ方向の寸法が小さくなり、薄型化が可能に
なるという効果も得られるものである。
【0033】(実施の形態2)以下、実施の形態2を用
いて、本発明の特に請求項5に記載の発明について説明
する。
【0034】本実施の形態2は上記実施の形態1におけ
る固体電解コンデンサの陰極ユニット端子ならびに陰極
コム端子の形状が異なる構成にしたものであり、これ以
外の構成は実施の形態1と同じであるために同一部分に
は同一の符号を付与してその説明は省略し、異なる部分
についてのみ以下に図面を用いて説明する。
【0035】図7は本発明の実施の形態2による固体電
解コンデンサの構成を示す斜視図、図8は同陽極/陰極
コム端子の構成を示す斜視図、図9は同製造方法を説明
するための斜視図である。
【0036】図7〜図9において、8は陰極ユニット端
子であり、この陰極ユニット端子8には積層された複数
個のコンデンサ素子1の各陰極部1bの側面が夫々一体
に接続されるための接続部8aがコンデンサ素子1の陽
極部1aと相反する側に陰極ユニット端子8の端部を曲
げ起こしすることにより形成されている。
【0037】9は陰極コム端子であり、この陰極コム端
子9にはコンデンサ素子積層ユニット2の陰極部1bが
配設される平面部9aと、この平面部9aの両端を夫々
曲げ起こして対向するように形成され、上記コンデンサ
素子1の各陰極部1bが夫々一体に接続されるための一
対の接続部9bが設けられている。
【0038】このように構成された陰極コム端子9上に
コンデンサ素子積層ユニット2の陰極部1bが配設され
るようにして複数個積層し、各コンデンサ素子積層ユニ
ット2の複数の陰極部1bを陰極コム端子9に設けられ
た接続部9bに導電性銀ペースト(図示せず)を介して
一体に接合するようにしたものである。
【0039】本実施の形態2による固体電解コンデンサ
のESR特性を測定した結果を従来品と比較して(表
1)に示す。
【0040】このように構成された本実施の形態2によ
る固体電解コンデンサは、上記実施の形態1と同様に構
成されて複数個が積層されたコンデンサ素子積層ユニッ
ト2の各陰極部1bの側面に接続された陰極コム端子9
の接続部9bの一端が外部接続用の陰極端子となる構成
であるために、陰極引き出し距離が短くなってESR
(等価直列抵抗)特性が優れたものになると共に、各コ
ンデンサ素子1間ならびに各コンデンサ素子積層ユニッ
ト2間には導電性銀ペーストが不要になることから高さ
方向の寸法が小さくなって薄型化が可能になるという実
施の形態1により得られる効果に加え、接続部の面積が
増大することから接続の信頼性が向上し、さらにコンデ
ンサ素子積層ユニット2を積層する際の位置決めが容易
になるという格別の効果が得られるものである。
【0041】(実施の形態3)以下、実施の形態3を用
いて、本発明の特に請求項2,11に記載の発明につい
て説明する。
【0042】本実施の形態3は上記実施の形態1におけ
る固体電解コンデンサの陽極/陰極コム端子の形状なら
びにコンデンサ素子積層ユニットの配設方向が異なる構
成にしたものであり、これ以外の構成は実施の形態1と
同じであるために同一部分には同一の符号を付与してそ
の説明は省略し、異なる部分についてのみ以下に図面を
用いて説明する。
【0043】図10は本発明の実施の形態3による固体
電解コンデンサの構成を示す斜視図、図11は同陽極/
陰極コム端子の構成と同製造方法を説明するための斜視
図である。
【0044】図10、図11において、10は陽極コム
端子、11は陰極コム端子であり、この陰極コム端子1
1には複数のコンデンサ素子積層ユニット2が接合され
る平面部11aと、この平面部11aの両端を曲げ起こ
して対向するように形成された一対のガイド部11b
と、同じく平面部11aのコンデンサ素子1の陽極部1
aと相反する側の一端を曲げ起こしてコンデンサ素子1
の各陰極部1bの側面が夫々一体に接続されるための接
続部11cが形成されている。
【0045】このように構成された陽極コム端子10と
陰極コム端子11上にコンデンサ素子積層ユニット2を
(上記実施の形態1と比較して)垂直に立てた状態にし
て複数個密接に配設し、各コンデンサ素子積層ユニット
2の複数の陽極ユニット端子3を陽極コム端子10にレ
ーザー溶接により一体に接合すると共に、各陰極部1b
を陰極コム端子11に設けられた接続部11cに導電性
銀ペースト(図示せず)を介して一体に接合するように
したものである。
【0046】このように構成された本実施の形態3によ
る固体電解コンデンサは、上記実施の形態1と同様に構
成されて複数個が積層されたコンデンサ素子積層ユニッ
ト2の各陰極部1bの側面に接続された陰極コム端子1
1の接続部11cの一端が外部接続用の陰極端子となる
構成であるために、陰極引き出し距離が短くなってES
R(等価直列抵抗)特性が優れたものになるという実施
の形態1により得られる効果に加え、陰極コム端子11
に大きな曲げ加工を必要としないことから構造が簡素化
されて加工が容易になると共に加工精度が向上し、しか
も略平面状に近い陰極コム端子11上に複数個のコンデ
ンサ素子積層ユニット2を密接して配設するだけで良い
ので、組み立て作業性が向上するという格別の効果が得
られるものである。
【0047】(実施の形態4)以下、実施の形態4を用
いて、本発明の特に請求項6,9に記載の発明について
説明する。
【0048】本実施の形態4は上記実施の形態1におけ
る固体電解コンデンサの陽極/陰極ユニット端子および
/または陽極/陰極コム端子の折り曲げ加工部分に折り
曲げ加工用の薄肉部を設けた構成にしたものであり、こ
れ以外の構成は実施の形態1と同じであるために同一部
分には同一の符号を付与してその説明は省略し、異なる
部分についてのみ以下に図面を用いて説明する。
【0049】図12(a)〜(e)は本発明の実施の形
態4による固体電解コンデンサの製造方法を示す製造工
程図であり、本実施の形態4では陰極ユニット端子4を
用いた例で説明する。
【0050】まず、図12(a)に示す陰極ユニット端
子4の折り曲げ加工部分に図12(b)に示すように折
り曲げ加工用の薄肉部12(一般に「なた目加工」と呼
ばれるものである)を設ける。次に、図12(c)に示
すように上記薄肉部12の外側(曲げ起こし後に側壁と
なる部分)に導電性銀ペースト7を夫々塗布する。次
に、図12(d)に示すように陰極ユニット端子4の中
央部分にコンデンサ素子1の陰極部1bを所定の枚数だ
け積層する。最後に図12(e)に示すように陰極ユニ
ット端子4の両端(薄肉部12より外側の部分)を夫々
曲げ起こしするように折り曲げ加工することにより、事
前に塗布された導電性銀ペースト7がコンデンサ素子1
の陰極部1bの側面全体に広がり、これによりコンデン
サ素子1の陰極部1bの側面と陰極ユニット端子4の内
面とが均一に接続されるものである。
【0051】このように、陰極ユニット端子4(陰極ユ
ニット端子4以外でも同じ)の折り曲げ加工部分に折り
曲げ加工用の薄肉部12を設けた構成にしたことによ
り、折り曲げ加工を容易にすると共に精度良く折り曲げ
ることができるようになるばかりでなく、本実施の形態
4のように複数枚のコンデンサ素子1を平面上に積層し
てから折り曲げ加工ができるので、組み立て作業が容易
になり、自動化し易くなるという効果が得られるもので
ある。
【0052】(実施の形態5)以下、実施の形態5を用
いて、本発明の特に請求項7に記載の発明について説明
する。
【0053】本実施の形態5は上記実施の形態1におけ
る固体電解コンデンサの陰極ユニット端子および/また
は陰極コム端子のコンデンサ素子の陰極部の側面と接合
される部分に銀めっき層を設けた構成にしたものであ
り、これ以外の構成は実施の形態1と同じであるために
同一部分には同一の符号を付与してその説明は省略し、
異なる部分についてのみ以下に図面を用いて説明する。
【0054】図13は本発明の実施の形態5による固体
電解コンデンサの陰極ユニット端子の構成を示す斜視図
であり、同図13において、13は陰極ユニット端子4
のコンデンサ素子1の陰極部が接合される部分に設けら
れた銀めっき層であり、この銀めっき層13を設けるこ
とにより、接続部の抵抗が減少し、より低ESRの固体
電解コンデンサを提供することができるものである。
【0055】(実施の形態6)以下、実施の形態6を用
いて、本発明の特に請求項10に記載の発明について説
明する。
【0056】本実施の形態6は上記実施の形態1におけ
る固体電解コンデンサの製造方法の一部が異なる方法に
したものであり、これ以外は実施の形態1と同じである
ために同一部分の説明は省略し、異なる部分についての
み以下に説明する。
【0057】本実施の形態6は、コンデンサ素子積層ユ
ニット2を作製する際に、複数枚のコンデンサ素子1を
あらかじめ積層し、これを陽極/陰極ユニット端子上に
夫々配設して組み立てを行うようにし、さらにこのよう
にして作製されたコンデンサ素子積層ユニット2を複数
個あらかじめ積層し、これを陽極/陰極コム端子上に夫
々配設して組み立てを行うようにしたものである。
【0058】このような製造方法にすることにより、コ
ンデンサ素子1またはコンデンサ素子積層ユニット2を
夫々単独で積層することができるために、積層の精度を
向上させることができるという格別の効果を得ることが
できるものである。
【0059】
【発明の効果】以上のように本発明による固体電解コン
デンサおよびその製造方法は、コンデンサ素子をユニッ
ト端子上に複数枚積層して陽極部ならびに陰極部を夫々
独立接続したコンデンサ素子積層ユニットと、このコン
デンサ素子積層ユニットを複数個水平に積層して各陽極
部を一体に接続した陽極コム端子と、同じくコンデンサ
素子の厚み方向となる側面で各陰極部を夫々電気的に接
続した陰極コム端子からなる構成にしたことにより、コ
ンデンサ素子の陰極部の側面から陰極を引き出すために
陰極引き出し距離が短くなってESR特性が大幅に改善
され、しかも各積層間に導電性接着剤が介在しないため
に極めて容易に薄型化を図ることができるという格別の
作用効果を得ることができる貢献度の大なるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1による固体電解コンデン
サの構成を示す斜視図
【図2】同陽極/陰極コム端子の構成を示す斜視図
【図3】同製造方法を説明するための斜視図
【図4】同陰極ユニット端子に導電性接着剤を塗布した
状態の斜視図
【図5】(a)〜(c)同陰極ユニット端子にコンデン
サ素子を接合する方法を示す製造工程図
【図6】同ESR特性の改善を解説するための模式図
【図7】本発明の実施の形態2による固体電解コンデン
サの構成を示す斜視図
【図8】同陽極/陰極コム端子の構成を示す斜視図
【図9】同製造方法を説明するための斜視図
【図10】本発明の実施の形態3による固体電解コンデ
ンサの構成を示す斜視図
【図11】同陽極/陰極コム端子の構成と同製造方法を
説明するための斜視図
【図12】(a)〜(e)本発明の実施の形態4による
固体電解コンデンサの製造方法を示す製造工程図
【図13】本発明の実施の形態5による固体電解コンデ
ンサの陰極ユニット端子の構成を示す斜視図
【図14】従来の固体電解コンデンサの構成を示す斜視
【図15】同コンデンサ素子積層ユニットの構成を示す
斜視図
【図16】同ESR特性を解説するための模式図
【符号の説明】
1 コンデンサ素子 1a 陽極部 1b 陰極部 2 コンデンサ素子積層ユニット 3 陽極ユニット端子 4,8 陰極ユニット端子 5,10 陽極コム端子 6,9,11 陰極コム端子 6a,9a,11a 平面部 6b,11b ガイド部 6c,8a,9b,11c 接続部 7 導電性銀ペースト 12 薄肉部 13 銀めっき層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 麻生 浩之 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 山下 英児 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 杉本 尊央 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弁作用金属からなる陽極体を陽極部と陰
    極部に分離し、この陰極部の表面に誘電体酸化皮膜層、
    固体電解質層、陰極層を順次積層形成したコンデンサ素
    子の陽極部を陽極ユニット端子上に、陰極部を陰極ユニ
    ット端子上に配設するようにして複数枚のコンデンサ素
    子を積層し、陽極部ならびに陰極部を夫々独立して一体
    に接続したコンデンサ素子積層ユニットと、このコンデ
    ンサ素子積層ユニットを複数個水平に積層して各陽極部
    を一体に接続した陽極コム端子と、同じくコンデンサ素
    子の厚み方向となる側面で各陰極部を夫々電気的に一体
    に接続した陰極コム端子と、上記陽極コム端子ならびに
    陰極コム端子の一部が夫々外表面に露呈する状態で上記
    複数個のコンデンサ素子積層ユニットを被覆した絶縁性
    の外装樹脂からなる固体電解コンデンサ。
  2. 【請求項2】 陽極コム端子上ならびに陰極コム端子上
    にコンデンサ素子積層ユニットを複数個垂直に密接して
    配設した請求項1に記載の固体電解コンデンサ。
  3. 【請求項3】 陽極/陰極ユニット端子上に積層された
    複数枚のコンデンサ素子の各陰極部がコンデンサ素子の
    厚み方向となる側面で陰極ユニット端子に設けられた接
    続部に夫々電気的に一体に接続されたコンデンサ素子積
    層ユニットを用いた請求項1または2に記載の固体電解
    コンデンサ。
  4. 【請求項4】 陰極コム端子が、コンデンサ素子積層ユ
    ニットの陰極部が配設される平面部と、コンデンサ素子
    積層ユニットの陽極部と相反する側に上記平面部の一部
    を曲げ起こして形成された接続部を備えたものである請
    求項1に記載の固体電解コンデンサ。
  5. 【請求項5】 陰極コム端子が、コンデンサ素子積層ユ
    ニットの陰極部が配設される平面部と、この平面部の両
    端を夫々曲げ起こして対向するように形成された一対の
    接続部を備えたものである請求項1に記載の固体電解コ
    ンデンサ。
  6. 【請求項6】 陽極/陰極ユニット端子および/または
    陽極/陰極コム端子の折り曲げ加工部分に折り曲げ加工
    用の薄肉部を設けた請求項1に記載の固体電解コンデン
    サ。
  7. 【請求項7】 陰極ユニット端子および/または陰極コ
    ム端子のコンデンサ素子の陰極部の側面と接合される部
    分に銀めっき層を設けた請求項1に記載の固体電解コン
    デンサ。
  8. 【請求項8】 弁作用金属からなる陽極体を陽極部と陰
    極部に分離し、この陰極部の表面に誘電体酸化皮膜層、
    固体電解質層、陰極層を順次積層形成してコンデンサ素
    子を作製し、続いて陰極ユニット端子に設けられた接続
    部の曲げ起こし部分に導電性接着剤を塗布してから上記
    コンデンサ素子の陰極部を順次複数個積層することによ
    りコンデンサ素子の陰極部の厚み方向となる各側面を上
    記接続部に一体に接合すると共に各陽極部を陽極ユニッ
    ト端子に一体に接合してコンデンサ素子積層ユニットを
    作製し、続いて陰極コム端子に設けられた接続部に導電
    性接着剤を介して上記コンデンサ素子積層ユニットの各
    陰極部の側面を接続すると共に各陽極部を陽極コム端子
    に一体に接合した後、上記陽極コム端子ならびに陰極コ
    ム端子の一部が夫々外表面に露呈する状態で上記複数個
    のコンデンサ素子積層ユニットを絶縁性の外装樹脂で被
    覆する固体電解コンデンサの製造方法。
  9. 【請求項9】 陽極/陰極ユニット端子および/または
    陽極/陰極コム端子に設けた接続部の曲げ起こし部分に
    折り曲げ用の薄肉部を設け、これらの上にコンデンサ素
    子および/またはコンデンサ素子積層ユニットを積層す
    る前および/または後で上記薄肉部を介して接続部を曲
    げ起こし加工により形成する請求項8に記載の固体電解
    コンデンサの製造方法。
  10. 【請求項10】 複数枚のコンデンサ素子または複数個
    のコンデンサ素子積層ユニットをあらかじめ積層し、こ
    れを陽極/陰極ユニット端子または陽極/陰極コム端子
    上に配設する請求項8に記載の固体電解コンデンサの製
    造方法。
  11. 【請求項11】 コンデンサ素子積層ユニットの陰極部
    の側面が接合される接続部が水平に形成された陰極コム
    端子の上記接続部に導電性接着剤を塗布し、この上に複
    数のコンデンサ素子積層ユニットの陰極部の側面を順次
    密接に配設して接合する請求項8に記載の固体電解コン
    デンサの製造方法。
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