JP3430387B2 - 配線用ボックス - Google Patents

配線用ボックス

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JP3430387B2
JP3430387B2 JP24070896A JP24070896A JP3430387B2 JP 3430387 B2 JP3430387 B2 JP 3430387B2 JP 24070896 A JP24070896 A JP 24070896A JP 24070896 A JP24070896 A JP 24070896A JP 3430387 B2 JP3430387 B2 JP 3430387B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は建造物の柱、胴縁
材、桟等に取付けられ、内部に配線器具を収納する配線
用ボックスに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種の配線用ボックスとし
て、実公昭45−21584号公報、実公昭47−53
31号公報、実開昭63−120520号公報に掲載の
技術が開示されている。これらの公報に掲載の配線用ボ
ックスは、ボックス本体内の上下端に縦方向に相対向す
る、配線器具を取付けるための一対のボス部と、前記ボ
ス部の側方の一側壁面に上下方向に配設された柱等に固
定するための固定部とが設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記配線用ボ
ックスは、ボス部に取付けられる配線器具との関係で上
下方向に取付けられるものであり、かつ、柱等に固定す
るための前記固定部がボックス本体の一側壁面にのみ設
けられているため、前記上下方向に配設された柱等にし
か取付けることができず、横方向に配設された胴縁材等
には固定できなかった。したがって、建造物の壁面等に
おいて上下方向の柱等及び横方向の胴縁材等が配設され
ているうちで、上下方向の柱等が配設されている箇所に
しか配線用ボックスを取付けることができず、配線用ボ
ックスの設置場所に制約を受けていた。
【0004】そこで、本発明は、縦方向の柱等及び横方
向の胴縁材等の双方への固定を可能とし、もって、設置
位置に制約を受けることなく配線器具の取付けを行なう
ことのできる配線用ボックスの提供を課題とするもので
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明にかかる
配線用ボックスは、上下方向に相対向して配線器具を取
付けるための一対のボス部を備え、縦方向の柱等に固定
するための第一固定部を前記ボス部の側方の壁面に設
け、横方向の胴縁材等に固定するための第二固定部を前
記ボス部の上壁面または底壁面に設けた。
【0006】請求項2の発明にかかる配線用ボックス
は、請求項1に記載の第一固定部を、ボックス本体内か
らビスを挿入可能に形成するとともに、第二固定部を、
前記第一固定部より側方に突出することなく前記ボス部
の上壁面または底壁面に側方に突出して設け、前記ボッ
クス本体の外方からボックス本体の開口面と略平行する
方向にビスが挿入されるべく形成した。
【0007】
【発明の実施の形態】
〈第一実施例〉以下、本発明の第一実施例を図1乃至図
4に基づいて説明する。図において、ボックス本体1は
一側に開口2を有して全体が合成樹脂によって箱状に形
成されたものであり、内部には上壁面3及び底壁面4
に、図示しない配線器具取付枠を介してスイッチ、アー
ス等の配線器具を取付けるための上下一対のボス部5が
設けられている。前記ボス部5への配線器具取付枠の取
付けは、図示しないが、ビスを前記ボス部5のねじ孔に
螺合することによって行なわれる。
【0008】前記ボックス本体1におけるボス部5の一
側方に位置する側壁面6には、縦方向の柱21にボック
ス本体1を固定するための第一固定部7が設けられてお
り、側壁面6と第一固定部7とを貫通する奥行方向に細
長の溝孔8が形成されている。前記溝孔8は、請求項の
第一固定部に相当するものであり、ボックス本体1の開
口2からビス9を挿入して、図3に示すように、柱21
に僅かに斜め方向に螺着できるようになっている。更
に、ボックス本体1の上壁面3には、配線器具へのケー
ブルを挿通するためのノックアウト部10が設けられて
おり、また、奥行方向に延びる2個の長孔11が穿設さ
れている。
【0009】次に、上記のように構成された本実施例の
配線用ボックスの固定について説明する。まず、配線用
ボックスを縦方向の柱21に固定するときは、第一固定
部7を柱21に当接し、ボックス本体1の開口2からビ
ス9を挿入し、溝孔8内を挿通させ、ドライバーによっ
て柱21に螺着して行なう。このとき、溝孔8は奥行方
向に細長に形成されているので、適当な位置において斜
め方向から螺着することができる。
【0010】次に、配線用ボックスを、縦方向の複数の
柱21における壁材23側の面に横架された横方向の胴
縁材22に固定するときは、ボックス本体1の開口2か
らビス9を挿入して第二固定部である長孔11内にビス
9を挿通し、胴縁材22に螺着して行なう。このとき、
長孔11は奥行方向に長く形成されているので、第一固
定部7の場合と同様に、ボックス本体1の前方から斜め
方向に螺着して固定することができる。
【0011】なお、これらの柱21または胴縁材22に
ボックス本体1を固定した後は、壁材23に壁穴24を
穿設し、配線器具取付枠をボックス本体1のボス部5に
取付け、前記壁穴24から配線器具を室内側に臨ませて
図示しない化粧カバーを取付けることにより、配線器具
の取付けは完了する。
【0012】このように、本発明の配線用ボックスは、
上下方向に相対向して配線器具を取付けるための一対の
ボス部5を備え、縦方向の柱21に固定するための第一
固定部7を前記ボス部5の側方の側壁面6に設け、横方
向の胴縁材22に固定するための第二固定部である長孔
11を前記ボス部5の上壁面3に設けたものである。
【0013】したがって、縦方向の柱21及び横方向の
胴縁材22のいずれにも配線用ボックスを固定すること
ができる。その結果、設置位置に制約を受けることなく
配線器具の取付けを行なうことができる。また、第二固
定部は長孔11で形成しているので、安価かつ簡単に第
二固定部を設けることができる。
【0014】〈第二実施例〉次に、本発明の第二実施例
を図5乃至図7に基づいて説明する。第二実施例の配線
用ボックスは、第二固定部として第一実施例の長孔11
に代えて上壁面3に左右に突出する突出部12を一体に
形成したものである。ここで、前記突出部12の少なく
とも左方への突出長さは壁材23との干渉を避けるため
に第一固定部7の側方への突出長さに対して同一または
これよりも短かく形成されているとともに、上壁面3と
左右一対の突出部12の上面は同一高さの均一面に形成
されている。更に、前記突出部12には開口2の面と平
行する方向に斜め内側に向けてビス9を挿通できる取付
孔13が穿設されている。
【0015】次に、第二実施例の配線用ボックスの柱、
胴縁材への固定について説明する。まず、柱21への固
定は第一固定部7によって第一実施例と同様の要領で固
定することができる。一方、胴縁材22に固定するとき
は、ビス9を突出部12の取付孔13内に挿通して開口
2の面と平行する方向に斜め内側に向けて胴縁材22に
螺着する。
【0016】特に、第二実施例においては、通常幅の狭
い横方向の胴縁材22にも確実に固定することができ
る。即ち、図8に示すように、ボックス本体1の開口2
からビス9を挿入して奥行方向に螺着すると、胴縁材2
2の幅が狭ければ、ビス9の一部が突出して取付強度が
低下することがあるが、この第二実施例ではビス9は胴
縁材22の長さ方向に螺着されるので、胴縁材22から
一部が突出することがなく、高い取付強度を得ることが
できる。
【0017】ところで、上記各実施例では、第二固定部
はボックス本体1の上壁面3に設けているが、本発明を
実施する場合には、これに限定されるものではなく、下
壁面4に設けてもよく、また、上壁面3、下壁面4の双
方に設けてもよい。下壁面4に設けた場合には、胴縁材
22の上面に配線用ボックスを固定することになる。ま
た、上記各実施例におけるボックス本体1は、縦方向の
柱21に固定するための第一固定部7と、横方向の胴縁
材22に固定するための第二固定部である長孔11また
は突出部12とを設けたものであるから、柱21及び胴
縁材22の双方に配線用ボックスを取付けることもでき
る。この場合には、配線用ボックスをより強固に安定し
て保持することができる。なお、第一固定部7は柱21
の左側面に固定したい場合には、配線用ボックスを上下
方向に180度反転して固定すればよい。
【0018】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明の配線用
ボックスは、上下方向に相対向して配線器具を取付ける
ための一対のボス部を備え、縦方向の柱等に固定するた
めの第一固定部を前記ボス部の側方の壁面に設け、横方
向の胴縁材等に固定するための第二固定部を前記ボス部
の上壁面または底壁面に設けたものである。したがっ
て、縦方向の柱等及び横方向の胴縁材等のいずれにも配
線用ボックスを固定することができ、その結果、設置位
置に制約を受けることなく配線器具の取付けを行なうこ
とができる。
【0019】また、請求項2の発明の配線用ボックス
は、請求項1に記載の第一固定部を、ボックス本体内か
らビスを挿入可能に形成するとともに、第二固定部を、
前記第一固定部より側方に突出することなく前記ボス部
の上壁面または底壁面に側方に突出して設け、前記ボッ
クス本体の外方からボックス本体の開口面と略平行する
方向にビスが挿入されるべく形成したものである。した
がって、第一固定部において、ボックス本体の開口から
ビスを挿入して螺着できるので、固定操作を楽に行なう
ことができ、また、第二固定部において、横方向の胴縁
材等の長さ方向にビスを螺着できるので、胴縁材等から
ビスの一部が突出することがなく、高い取付強度を得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例の配線用ボックスを示す斜
視図である。
【図2】図1の配線用ボックスを柱に固定した状態を示
す正面図である。
【図3】図1の配線用ボックスの平面図である。
【図4】図1の配線用ボックスを胴縁材に固定した状態
を示す正面図である。
【図5】本発明の第二実施例の配線用ボックスを胴縁材
に固定した状態を示す正面図である。
【図6】本発明の第二実施例の配線用ボックスを示す平
面図である。
【図7】本発明の第二実施例の配線用ボックスを胴縁材
に固定した状態を示す側面図である。
【図8】開口面から奥行方向に向けてビスを胴縁材に螺
着した状態を説明する側面図である。
【符号の説明】
1 ボックス本体 2 開口 3 上壁面 4 下壁面 5 ボス部 6 側壁面 7 第一固定部 9 ビス 11 長孔 12 突出部 21 柱 22 胴縁材

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下方向に相対向して配線器具を取付け
    るための一対のボス部と、 前記ボス部の側方の壁面に設けられ、縦方向の柱等に固
    定するための第一固定部と、 前記ボス部の上壁面または下壁面に設けられ、横方向の
    胴縁材等に固定するための第二固定部とを具備すること
    を特徴とする配線用ボックス。
  2. 【請求項2】 前記第一固定部は、ボックス本体内から
    ビスを挿入可能に形成されているとともに、 前記第二固定部は、前記第一固定部より側方に突出する
    ことなく前記ボス部の上壁面または下壁面に側方に突出
    して設けられ、前記ボックス本体の外方からボックス本
    体の開口面と略平行する方向にビスが挿入されるべく形
    成されていることを特徴とする請求項1に記載の配線用
    ボックス。
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