JP3429660B2 - 録画装置および再生装置 - Google Patents

録画装置および再生装置

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JP3429660B2
JP3429660B2 JP02757298A JP2757298A JP3429660B2 JP 3429660 B2 JP3429660 B2 JP 3429660B2 JP 02757298 A JP02757298 A JP 02757298A JP 2757298 A JP2757298 A JP 2757298A JP 3429660 B2 JP3429660 B2 JP 3429660B2
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秀明 武知
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Panasonic Holdings Corp
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Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)
  • Storage Device Security (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、著作権等により再
生についての期間や回数が制限された、映像および/ま
たは音のデータを録画する録画装置と、その映像および
/または音のデータを再生する再生装置とに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】現在、著作権保護の対象となっている映
画や音楽等のAVデータは、ビデオテープ等に格納され
ている。ユーザは、そのようなビデオテープ等を有料で
貸し出すレンタル店を通じて、例えば1週間というよう
な所定の期間のみビデオテープ等を借り、それを再生す
ることによって、映画や音楽等を鑑賞することができ
る。
【0003】他方、上述したビデオテープ等のレンタル
のシステムとは別に、ディジタル技術や暗号化技術の進
歩等から、放送局からの映画や音楽等の番組を通信衛星
を介して入力し、その番組をスクランブルしてビデオテ
ープ等に録画し、再生する録画再生装置として、以下の
ものが考えられている。
【0004】図7に、このような従来の録画再生装置の
ブロック図を示す。
【0005】受信復調手段1は、衛星放送の、デジィタ
ルの映像データ、音データ、EMM(個別情報)、EC
M(番組情報)および暗号化された放送スクランブル鍵
Ksを入力し、第1DMUX2は、受信復調手段1から
の映像データ、音データ、EMM、ECMおよび放送ス
クランブル鍵Ksを分離する。そして、EMM解読手段
3は、第1DMUX2からのEMMを入力するととも
に、ユーザID鍵Kmを入力し、そのユーザID鍵Km
でEMMを解読してワーク鍵Kwを生成する。ECM解
読手段4は、EMM解読手段3からのワーク鍵Kwを入
力するとともに、第1DMUX2からのECMおよび暗
号化された放送スクランブル鍵Ksを入力し、ワーク鍵
KwでECMを解読して、暗号化された放送スクランブ
ル鍵Ksを復元する。
【0006】その後、放送デスクランブル手段5は、E
CM解読手段4からの放送スクランブル鍵Ksを入力す
るとともに、第1DMUX2からの、スクランブルされ
たAVデータを入力し、放送スクランブル鍵Ksで、ス
クランブルされたAVデータをデスクランブルする。そ
して、放送デスクランブル手段5は、デスクランブルさ
れたAVデータを、リアルタイムでAVデータを直接デ
ィスプレイ21に表示させる場合に第1DMUX2に出
力し、また、ビデオテープ20にAVデータを記録させ
る場合に記録スクランブル手段7に出力する。
【0007】放送デスクランブル手段5がAVデータを
第1DMUX2に出力する場合、第1DMUX2は、放
送デスクランブル手段5からのAVデータを映像データ
と音データに分離して、映像データを映像デコーダ18
に出力し、音データを音デコーダ19に出力する。そし
て、映像デコーダ18および音デコーダ19それぞれ
は、第1DMUX2からの映像データまたは音データを
復号し、ディスプレイ21は、映像を表示し音を出力す
る。
【0008】他方、放送デスクランブル手段5がAVデ
ータを記録スクランブル手段7に出力する場合、記録ス
クランブル手段7は、放送デスクランブル手段5からの
AVデータを入力するとともに、第1鍵発生手段6から
の記録スクランブル鍵Kssを入力し、その記録スクラ
ンブル鍵Kssで、AVデータをスクランブルする。そ
の記録スクランブル鍵Kssによりスクランブルされた
AVデータをKss(AVデータ)とする。
【0009】それとともに、第2鍵発生手段8は、記録
スクランブル鍵Kssを暗号化するための暗号化鍵Kc
を発生し、鍵暗号化手段10は、第1鍵発生手段6から
の記録スクランブル鍵Kssを入力するとともに、第2
鍵発生手段8からの暗号化鍵Kcを入力し、その暗号化
鍵Kcで記録スクランブル鍵Kssを暗号化する。その
暗号化鍵Kcにより暗号化された記録スクランブル鍵K
ssをKc(Kss)とする。
【0010】そして、MUX12は、記録スクランブル
手段7からのKss(AVデータ)と、鍵暗号化手段1
0からのKc(Kss)とを入力し、それらをビデオテ
ープ20に記録する。
【0011】そのビデオテープ20に記録されたKss
(AVデータ)を再生する場合、先ず、第2DMUX1
3は、ビデオテープ20からのKss(AVデータ)
と、Kc(Kss)とを入力して分離する。そして、鍵
解読手段16は、第2DMUX13からのKc(Ks
s)を入力するとともに、第2鍵発生手段8からの暗号
化鍵Kcを入力し、その暗号化鍵KcでKc(Kss)
を解読して、記録スクランブル鍵Kssを復元する。さ
らに、再生デスクランブル手段17は、第2DMUX1
3からのKss(AVデータ)を入力するとともに、鍵
解読手段16からの記録スクランブル鍵Kssを入力
し、その記録スクランブル鍵KssでKss(AVデー
タ)をデスクランブルして、そのデスクランブルされた
AVデータを第1DMUX2に出力する。
【0012】最後に、第1DMUX2に出力されたAV
データは、リアルタイムにおける、ディスプレイ21の
映像表示および音出力と同様にして、ディスプレイ21
によって映像として表示され、また、音として出力され
る。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したビ
デオテープ等のレンタルのシステムは、これからの多チ
ャンネルディジタル放送時代においても、ユーザがその
都度レンタル店に出向いてビデオテープ等を借りなけれ
ばならないという点など、ユーザにとって相変わらず手
間がかかり不便である。
【0014】また、上述した従来の録画再生装置では、
AVデータを一度ビデオテープ20に記録すると、第2
鍵発生手段8からの暗号化鍵Kcを利用しさえすれば、
そのAVデータは、いつでも、また、何度でも再生さ
れ、ディスプレイ21によって映像および/または音と
して出力される。このように、従来の録画再生装置で
は、映画や音楽等の著作権保護の対象となっているAV
データの有効再生期間や有効再生回数には制限がないと
いうことになる。例えば、劇場放映直後の映画のよう
に、特別な価値を有するAVデータが上述したような、
再生の期間や回数について制限のない録画再生装置によ
って記録媒体に記録されると、そのAVデータの価値は
半減する。つまり、放送局は、そのような特別な価値を
有するAVデータを安心して放送することができない。
【0015】本発明は、このような従来の録画再生装置
は、AVデータを記録媒体に記録すると、そのAVデー
タの有効再生期間や有効再生回数の制限を守らないとい
う課題を考慮し、AVデータを記録媒体に記録し、その
AVデータの有効再生期間や有効再生回数の制限を遵守
する録画装置および再生装置を提供することを目的とす
るものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1の本発明は、映
像および/または音のデ−タを入力するとともに、前記
映像および/または音のデ−タをスクランブルするため
のスクランブル鍵を入力し、そのスクランブル鍵で前記
映像および/または音のデ−タをスクランブルするスク
ランブル手段と、前記スクランブル鍵を暗号化するため
の暗号化鍵を所定の頻度で発生する暗号化鍵発生手段
と、前記暗号化鍵発生手段が発生した暗号化鍵を順次格
納し、その後、暗号化鍵のうち所定の条件に合うものを
消去する格納手段と、前記スクランブル手段からのスク
ランブル鍵を入力するとともに、前記暗号化鍵発生手段
からの前記暗号化鍵を入力し、その暗号化鍵で前記スク
ランブル鍵を暗号化する鍵暗号化手段と、前記スクラン
ブル鍵によりスクランブルされた映像および/または音
のデ−タと、そのスクランブル鍵を暗号化した暗号化鍵
との対応関係情報を生成する対応関係情報生成手段と、
前記スクランブル手段からのスクランブルされた映像お
よび/または音のデ−タ、前記鍵暗号化手段からの暗号
化されたスクランブル鍵、および、前記対応関係情報生
成手段からの対応関係情報の全部または一部を入力し、
それらを所定の記録媒体に記録する記録手段とを備えた
ことを特徴とする録画装置である。
【0017】請求項7の本発明は、請求項1から6のい
ずれかに記載の所定の記録媒体からの、請求項1から6
のいずれかに記載の前記対応関係情報を入力し、その対
応関係情報に基づいて、再生しようとするスクランブル
された映像および/または音のデータに対応する暗号化
鍵を特定し、請求項1から6のいずれかに記載の格納手
段のなかの前記暗号化鍵を検索して取得する暗号化鍵取
得手段と、前記所定の記録媒体からの、前記再生しよう
とするスクランブルされた映像および/または音のデー
タに対応する、暗号化されたスクランブル鍵を入力する
とともに、前記暗号化鍵取得手段からの暗号化鍵を入力
し、その暗号化鍵で前記暗号化された前記スクランブル
鍵の暗号化を解く鍵暗号化解読手段と、前記所定の記録
媒体からの、スクランブルされた映像および/または音
のデータを入力するとともに、前記鍵暗号化解読手段か
らのスクランブル鍵を入力し、そのスクランブル鍵で前
記スクランブルされた映像および/または音のデータの
スクランブルを解除するスクランブル解除手段とを備え
たことを特徴とする再生装置である。
【0018】請求項8の本発明は、映像および/または
音のデータを入力するとともに、前記映像および/また
は音のデータをスクランブルするためのスクランブル鍵
を入力し、そのスクランブル鍵で前記映像および/また
は音のデータをスクランブルするスクランブル手段と、
前記スクランブル鍵を暗号化するための暗号化鍵を所定
の頻度で発生する暗号化鍵発生手段と、前記暗号化鍵発
生手段が発生した暗号化鍵を順次格納し、その後、暗号
化鍵のうち所定の条件に合うものを消去する格納手段
と、前記スクランブル手段からのスクランブル鍵を入力
するとともに、前記暗号化鍵発生手段からの前記暗号化
鍵を入力し、その暗号化鍵で前記スクランブル鍵を暗号
化する鍵暗号化手段と、前記スクランブル鍵によりスク
ランブルされた映像および/または音のデータと、その
スクランブル鍵を暗号化した暗号化鍵との対応関係情報
を生成する対応関係情報生成手段と、前記スクランブル
手段からのスクランブルされた映像および/または音の
データ、前記鍵暗号化手段からの暗号化されたスクラン
ブル鍵、および、前記対応関係情報生成手段からの対応
関係情報の全部または一部を入力し、それらを所定の記
録媒体に記録する記録手段とを備えたことを特徴とする
録画装置である。
【0019】請求項12の本発明は、請求項8から11
のいずれかに記載の所定の記録媒体からの、請求項8か
ら11のいずれかに記載の対応関係情報を入力し、その
対応関係情報に基づいて、再生しようとするスクランブ
ルされた映像および/または音のデータに対応する暗号
化鍵を特定し、さらに、その暗号化鍵が所定の条件に合
うかどうかを判定し、合致する場合は、その暗号化鍵
を、請求項8から11のいずれかに記載の格納手段から
取り出し、合致しない場合は、その暗号化鍵を前記格納
手段から取り出さない暗号化鍵取得手段と、前記所定の
記録媒体からの、前記再生しようとするスクランブルさ
れた映像および/または音のデータに対応する、暗号化
されたスクランブル鍵を入力するとともに、前記暗号化
鍵取得手段からの暗号化鍵を入力し、その暗号化鍵で前
記暗号化された前記スクランブル鍵の暗号化を解く鍵暗
号化解読手段と、前記所定の記録媒体からの、スクラン
ブルされた映像および/または音のデータを入力すると
ともに、前記鍵暗号化解読手段からのスクランブル鍵を
入力し、そのスクランブル鍵で前記スクランブルされた
映像および/または音のデータのスクランブルを解除す
るスクランブル解除手段とを備えたことを特徴とする再
生装置である。
【0020】請求項16の本発明は、映像および/また
は音のデータをスクランブルするためのスクランブル鍵
を発生するスクランブル鍵発生手段と、前記スクランブ
ル鍵発生手段が発生したスクランブル鍵を格納し、その
後、そのスクランブル鍵が所定の条件に合えば、そのス
クランブル鍵を消去する格納手段と、前記映像および/
または音のデータを入力するとともに、前記スクランブ
ル鍵発生手段からのスクランブル鍵を入力し、そのスク
ランブル鍵で前記映像および/または音のデータをスク
ランブルするスクランブル手段と、前記スクランブル鍵
によりスクランブルされた映像および/または音のデー
タと、そのスクランブル鍵との対応関係情報を生成する
対応関係情報生成手段と、前記スクランブル手段からの
スクランブルされた映像および/または音のデータ、お
よび、前記対応関係情報生成手段からの対応関係情報の
全部または一部を入力し、それらを所定の記録媒体に記
録する記録手段とを備え、前記対応関係情報とは、前記
スクランブル手段が前記映像および/または音のデータ
を入力した日時、前記スクランブル手段が前記スクラン
ブル鍵で前記映像および/または音のデータをスクラン
ブルした日時、前記スクランブル鍵発生手段が前記スク
ランブル鍵を発生した日時、前記格納手段が前記スクラ
ンブル鍵を格納した日時、または、前記記録手段が前記
所定の記録媒体に前記スクランブルされた映像および/
または音のデータを記録した日時で対応付けられた情報
であることを特徴とする録画装置である。
【0021】請求項19の本発明は、請求項15から1
8のいずれかに記載の所定の記録媒体からの、請求項1
5から18のいずれかに記載の対応関係情報を入力し、
その対応関係情報に基づいて、再生しようとするスクラ
ンブルされた映像および/または音のデータに対応する
スクランブル鍵を特定し、請求項15から18のいずれ
かに記載の格納手段のなかの前記スクランブル鍵を検索
して取得するスクランブル鍵取得手段と、前記所定の記
録媒体からの、前記再生しようとするスクランブルされ
た映像および/または音のデータに対応する、前記スク
ランブルされた映像および/または音のデータを入力す
るとともに、前記スクランブル鍵取得手段からのスクラ
ンブル鍵を入力し、そのスクランブル鍵で前記スクラン
ブルされた映像および/または音のデータのスクランブ
ルを解除するスクランブル解除手段とを備えたことを特
徴とする再生装置である。
【0022】請求項20の本発明は、映像および/また
は音のデータをスクランブルするためのスクランブル鍵
を発生するスクランブル鍵発生手段と、前記スクランブ
ル鍵発生手段が発生したスクランブル鍵を格納する格納
手段と、前記映像および/または音のデータを入力する
とともに、前記スクランブル鍵発生手段からのスクラン
ブル鍵を入力し、そのスクランブル鍵で前記映像および
/または音のデータをスクランブルするスクランブル手
段と、前記スクランブル鍵によりスクランブルされた映
像および/または音のデータと、そのスクランブル鍵と
の対応関係情報を生成する対応関係情報生成手段と、前
記スクランブル手段からのスクランブルされた映像およ
び/または音のデータ、および、前記対応関係情報生成
手段からの対応関係情報の全部または一部を入力し、そ
れらを所定の記録媒体に記録する記録手段とを備え、
記対応関係情報とは、前記スクランブル手段が前記映像
および/または音のデータを入力した日時、前記スクラ
ンブル手段が前記スクランブル鍵で前記映像および/ま
たは音のデータをスクランブルした日時、前記スクラン
ブル鍵発生手段が前記スクランブル鍵を発生した日時、
前記格納手段が前記スクランブル鍵を格納した日時、ま
たは、前記記録手段が前記所定の記録媒体に前記スクラ
ンブルされた映像および/または音のデータを記録した
日時で対応付けられた情報であることを特徴とする録画
装置である。
【0023】請求項21の本発明は、請求項20記載の
所定の記録媒体からの、請求項20記載の対応関係情報
を入力し、その対応関係情報に基づいて、再生しようと
するスクランブルされた映像および/または音のデータ
に対応するスクランブル鍵を特定し、さらに、そのスク
ランブル鍵が所定の条件に合うかどうかを判定し、合致
する場合は、そのスクランブル鍵を、請求項20記載の
格納手段から取り出し、合致しない場合は、そのスクラ
ンブル鍵を前記格納手段から取り出さないスクランブル
鍵取得手段と、前記所定の記録媒体からの、前記再生し
ようとするスクランブルされた映像および/または音の
データに対応する、スクランブルされた映像および/ま
たは音のデータを入力するとともに、前記スクランブル
鍵取得手段からのスクランブル鍵を入力し、そのスクラ
ンブル鍵で前記スクランブルされた映像および/または
音のデータのスクランブルを解除するスクランブル解除
手段とを備えたことを特徴とする再生装置である。
【0024】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面を参照して説明する。
【0025】(実施の形態1)先ず、本発明の実施の形
態1の録画装置および再生装置の構成を述べる。
【0026】図1に、本発明の実施の形態1の録画装置
および再生装置のブロック図を示す。本発明の実施の形
態1の録画装置は、第1鍵発生手段6と、記録スクラン
ブル手段7と、第2鍵発生手段8と、KcFIFO9
と、鍵暗号化手段10と、対応関係情報生成手段11
と、MUX12から構成される。また、本発明の実施の
形態1の再生装置は、第2DMUX13と、暗号化鍵取
得手段14と、Kcラッチ手段15と、鍵解読手段16
と、再生デスクランブル手段17から構成される。な
お、図1には、受信復調手段1と、第1DMUX2と、
EMM解読手段3と、ECM解読手段4と、放送デスク
ランブル手段5と、映像デコーダ18と、音デコーダ1
9も表示する。さらに、記録媒体としてのビデオテープ
20と、映像を表示し、音を出力するディスプレイ21
も表示する。
【0027】受信復調手段1は、放送局からの、デジィ
タルの映像データ、音データ、EMM(個別情報)、E
CM(番組情報)および暗号化された放送スクランブル
鍵Ksを通信衛星を介して入力し、それらの全部または
一部の信号波形を整形する手段である。
【0028】なお、受信復調手段1が入力する映像デー
タおよび音データは、放送スクランブル鍵Ksによりス
クランブルされたデータである。また、以下では、映像
データと音データの両方を意味する場合、映像データお
よび音データをAVデータとする。
【0029】また、受信復調手段1が入力するEMM
(個別情報)は、後に説明するワーク鍵Kwという鍵を
生成するさいに必要となる情報である。
【0030】さらに、受信復調手段1が入力するECM
(番組情報)は、暗号化された放送スクランブル鍵Ks
を復元するさいに必要となる情報である。
【0031】さて、第1DMUX2は、受信復調手段1
からの、波形整形された映像データ、音データ、EM
M、ECMおよび暗号化された放送スクランブル鍵Ks
を分離する手段であるとともに、放送デスクランブル手
段5からの、デスクランブルされた映像データおよび音
データを分離する手段である。また、第1DMUX2
は、再生デスクランブル手段17からの映像データおよ
び音データを分離する手段でもある。
【0032】EMM解読手段3は、ユーザID鍵Kmを
入力するとともに、第1DMUX2からのEMMを入力
し、ユーザID鍵KmでEMMを解読してワーク鍵Kw
を生成する手段である。
【0033】ECM解読手段4は、EMM解読手段3か
らのワーク鍵Kwを入力するとともに、第1DMUX2
からのECMおよび暗号化された放送スクランブル鍵K
sを入力し、ワーク鍵KwでECMを解読して放送スク
ランブル鍵Ksを復元する手段である。
【0034】放送デスクランブル手段5は、ECM解読
手段4からの放送スクランブル鍵Ksを入力するととも
に、第1DMUX2からの、スクランブルされたAVデ
ータを入力し、放送スクランブル鍵Ksで、スクランブ
ルされたAVデータをデスクランブルする手段である。
【0035】第1鍵発生手段6は、放送デスクランブル
手段5によってデスクランブルされたAVデータを、再
度スクランブルするための記録スクランブル鍵Kssを
発生する手段である。
【0036】記録スクランブル手段7は、放送デスクラ
ンブル手段5からのAVデータを入力するとともに、第
1鍵発生手段6からの記録スクランブル鍵Kssを入力
し、その記録スクランブル鍵KssでAVデータをスク
ランブルする手段である。なお、以下では、記録スクラ
ンブル鍵KssによりスクランブルされたAVデータを
Kss(AVデータ)とする。
【0037】第2鍵発生手段8は、第1鍵発生手段6が
発生した記録スクランブル鍵Kssを暗号化するための
暗号化鍵Kcを発生する手段である。なお、第2鍵発生
手段8は、毎日異なる暗号化鍵Kcを発生するものと
し、それら異なるKcをそれぞれKc1、Kc2、Kc
3、…とする。また、暗号化鍵Kc1、Kc2、Kc
3、…それぞれは、1週間で廃棄されるものであるとす
る。
【0038】KcFIFO9は、第2鍵発生手段8から
の暗号化鍵Kc1、Kc2、Kc3、…を入力し格納す
る手段であるとともに、タイマーを有していて、そのタ
イマーを利用して、入力後1週間経過した暗号化鍵Kc
を廃棄する、ファーストインファースアウト機能を有す
る手段である。
【0039】鍵暗号化手段10は、第1鍵発生手段6か
らの記録スクランブル鍵Kssを入力するとともに、K
cFIFO9からの暗号化鍵Kcを入力し、その暗号化
鍵Kcで記録スクランブル鍵Kssを暗号化する手段で
ある。なお、以下では、暗号化鍵Kcにより暗号化され
た記録スクランブル鍵KssをKc(Kss)とする。
【0040】対応関係情報生成手段11は、記録スクラ
ンブル鍵KssによりスクランブルされたAVデータ
と、その記録スクランブル鍵Kssを暗号化した暗号化
鍵Kcとを対応付けるための情報として、暗号化鍵Kc
4が発生された日時の情報を生成する手段である。
【0041】MUX12は、記録スクランブル手段7か
らのKss(AVデータ)と、鍵暗号化手段10からの
Kc(Kss)と、対応関係情報生成手段11からの日
時情報とを入力し、それらをビデオテープ20に記録す
る手段である。
【0042】第2DMUX13は、ビデオテープ20に
記録された、Kss(AVデータ)、Kc(Kss)お
よび日時情報を入力し、それらを分離する手段である。
【0043】暗号化鍵取得手段14は、第2DMUX1
3からの日時情報を入力し、その日時情報に基づいて、
再生しようとするKss(AVデータ)に対応する暗号
化鍵Kcを特定し、その特定した暗号化鍵KcをKcF
IFO9のなかから取得する手段である。
【0044】Kcラッチ手段15は、暗号化鍵取得手段
14からの暗号化鍵Kcを入力してラッチし、鍵解読手
段16に出力する手段である。
【0045】鍵解読手段16は、第2DMUX13から
のKc(Kss)を入力するとともに、Kcラッチ手段
15からの暗号化鍵Kcを入力し、その暗号化鍵Kcで
Kc(Kss)を解読し、記録スクランブル鍵Kssを
復元する手段である。
【0046】再生デスクランブル手段17は、第2DM
UX13からのKss(AVデータ)を入力するととも
に、鍵解読手段16からの記録スクランブル鍵Kssを
入力し、その記録スクランブル鍵KssでKss(AV
データ)をデスクランブルする手段である。
【0047】映像デコーダ18は、第1DMUX2から
の映像データを復号する手段である。
【0048】音デコーダ19は、第1DMUX2からの
音データを復号する手段である。
【0049】なお、請求項1の本発明の、スクランブル
手段として記録スクランブル手段7、暗号化鍵発生手段
として第2鍵発生手段8、格納手段としてKcFIFO
9、鍵暗号化手段として鍵暗号化手段10、対応関係情
報生成手段として対応関係情報生成手段11、記録手段
としてMUX12を用いた。また、請求項6の本発明の
スクランブル鍵発生手段として第1鍵発生手段6を、本
実施の形態では用いた。さらに、請求項7の本発明の、
暗号化鍵取得手段として暗号化鍵取得手段14、鍵暗号
化解読手段として鍵解読手段16、スクランブル解除手
段として再生デスクランブル手段17を用いた。
【0050】次に、このような本発明の実施の形態1の
録画装置の動作を述べる。
【0051】先ず、受信復調手段1は、放送局からの、
デジィタルの映像データ、音データ、EMM(個別情
報)、ECM(番組情報)および暗号化された放送スク
ランブル鍵Ksを入力し、映像データおよび音データの
信号波形の乱れを整形し、映像データ、音データ、EM
M、ECMおよび暗号化された放送スクランブル鍵Ks
を第1DMUX2に出力する。
【0052】その後、第1DMUX2は、受信復調手段
1からの映像データ、音データ、EMM、ECMおよび
放送スクランブル鍵Ksを入力して分離し、映像データ
および音データ(AVデータ)を放送デスクランブル手
段5に出力する。また、EMMをEMM解読手段3に出
力し、ECMおよび暗号化された放送スクランブル鍵K
sをECM解読手段4に出力する。
【0053】次に、EMM解読手段3は、ユーザID鍵
Kmを入力するとともに、第1DMUX2からのEMM
を入力し、ユーザID鍵KmでEMMを解読してワーク
鍵Kwを生成し、ECM解読手段4に出力する。
【0054】さらに、ECM解読手段4は、EMM解読
手段3からのワーク鍵Kwを入力するとともに、第1D
MUX2からの、ECMおよび暗号化された放送スクラ
ンブル鍵Ksを入力し、ワーク鍵KwでECMを解読し
て、暗号化された放送スクランブル鍵Ksの暗号化を復
元し、放送デスクランブル手段5に出力する。そして、
放送デスクランブル手段5は、ECM解読手段4からの
放送スクランブル鍵Ksを入力するとともに、第1DM
UX2からの、スクランブルされたAVデータを入力
し、放送スクランブル鍵Ksで、スクランブルされたA
Vデータをデスクランブルする。そして、放送デスクラ
ンブル手段5は、デスクランブルされたAVデータを第
1DMUX2または記録スクランブル手段7に出力す
る。なお、放送デスクランブル手段5は、リアルタイム
でAVデータを直接ディスプレイ21に表示させる場合
に第1DMUX2に出力し、ビデオテープ20にAVデ
ータを記録させる場合に記録スクランブル手段7に出力
する。ただし、ビデオテープ20に記録されるAVデー
タは、放送デスクランブル手段5からの、そのままのA
Vデータではなく、再度スクランブルされたデータであ
る。
【0055】はじめに、放送デスクランブル手段5がA
Vデータを第1DMUX2に出力する場合について説明
する。
【0056】その場合、第1DMUX2は、放送デスク
ランブル手段5からのAVデータ入力し、それを映像デ
ータと音データに分離して、映像データを映像デコーダ
18に出力し、音データを音デコーダ19に出力する。
その後、映像デコーダ18および音デコーダ19それぞ
れは、第1DMUX2からの映像データまたは音データ
を復号し、ディスプレイ21に出力する。そして、ディ
スプレイ21は、映像を表示し音を出力する。
【0057】次に、放送デスクランブル手段5がAVデ
ータを記録スクランブル手段7に出力する場合について
説明する。つまり、上述したように、ビデオテープ20
にAVデータを記録する場合である。
【0058】先ず、記録スクランブル手段7は、放送デ
スクランブル手段5からの、デスクランブルされたAV
データを入力する。
【0059】そして、第1鍵発生手段6は、記録スクラ
ンブル手段7が入力したAVデータをスクランブルする
ための記録スクランブル鍵Kssを発生し、記録スクラ
ンブル手段7および鍵暗号化手段10に出力する。
【0060】次に、記録スクランブル手段7は、第1鍵
発生手段6からの記録スクランブル鍵Kssを入力し、
その記録スクランブル鍵KssでAVデータをスクラン
ブルする。つまり、Kss(AVデータ)を生成する。
そして、Kss(AVデータ)を対応関係情報生成手段
11およびMUX12に出力する。
【0061】他方、第2鍵発生手段8は、第1鍵発生手
段6が発生した記録スクランブル鍵Kssを暗号化する
ための暗号化鍵Kcを発生する。その第2鍵発生手段8
が発生する暗号化鍵Kcは毎日異なるものとする。ここ
では、以下の説明の便宜上、録画装置が動作し始める日
を1998年1月1日であるとし、記録時である本日を
その日から3日後の1998年1月4日であるとし、図
2の暗号化鍵Kcリスト(a)に示すように、1月1日
に発生された暗号化鍵KcをKc1、1月2日に発生さ
れた暗号化鍵KcをKc2、…、1月4日に発生された
暗号化鍵KcをKc4とする。また、以下、同様にして
暗号化鍵Kcは発生されるものとする。なお、ことわり
がない限り、以下、1月4日の録画装置の動作について
説明する。
【0062】さて、KcFIFO9は、図2(a)のリ
ストに示すように、1月1日から毎日一つづつの暗号化
鍵Kcを第2鍵発生手段8から既に入力して格納し、1
月3日までに暗号化鍵Kc1、Kc2、Kc3を格納し
ておき、本日1月4日には、Kc4を入力して格納す
る。その格納は、常に最新の暗号化鍵Kcが図2(a)
のリストのトップの順位にくるように行われ、また、古
いものは順次順位を下げるように行われる。なお、Kc
FIFO9は、格納した暗号化鍵Kc1、Kc2、…
を、それぞれの格納から1週間経過した後に廃棄する。
例えば、図2(b)のリストに示すように、1月9日に
なると、Kc1、Kc2という暗号化鍵は廃棄され、K
cFIFO9は、Kc9、Kc8、…、Kc4、Kc3
という順序で7つの暗号化鍵を格納することになる。つ
まり、KcFIFO9が格納する暗号化鍵Kcの数は7
までである。
【0063】次に、鍵暗号化手段10は、第1鍵発生手
段6からの記録スクランブル鍵Kssを入力するととも
に、KcFIFO9を介して、第2鍵発生手段8が記録
時である1月4日に発生した暗号化鍵Kc4を入力し、
その暗号化鍵Kc4で記録スクランブル鍵Kssを暗号
化する。つまり、Kc4(Kss)を生成する。
【0064】そして、対応関係情報生成手段11は、記
録スクランブル手段7からのKss(AVデータ)と、
鍵暗号化手段10からのKc4(Kss)とを入力し、
その暗号化鍵Kc4と、その暗号化鍵Kc4で暗号化さ
れた記録スクランブル鍵Kssによりスクランブルされ
たAVデータとを対応付けるための情報として、その暗
号化鍵Kc4が発生された日時の情報を生成する。つま
り、1月4日という日時情報を生成する。
【0065】その後、MUX12は、記録スクランブル
手段7からのKss(AVデータ)と、鍵暗号化手段1
0からのKc4(Kss)と、対応関係情報生成手段1
1からの1月4日という日時情報とを入力し、それらを
1組としてビデオテープ20に記録する。
【0066】このようにして、毎日、その日に発生され
た暗号化鍵Kcn(n=1、2、…)に対応するKcn
(Kss)と、Kss(AVデータ)と、その日の日時
情報とが1組となってビデオテープ20に記録される。
【0067】次に、本発明の実施の形態1の再生装置の
動作を述べる。
【0068】つまり、録画装置によってビデオテープ2
0に記録されたKss(AVデータ)を再生する場合に
ついて説明する。
【0069】以下の説明の便宜上、再生装置がビデオテ
ープ20のKss(AVデータ)を再生する日を1月9
日であるとする。そして、再生装置は、1月1日にビデ
オテープ20に記録されたKss(AVデータ)と、1
月3日にビデオテープ20に記録されたKss(AVデ
ータ)とを再生しようとするものとする。
【0070】はじめに、再生装置が1月1日にビデオテ
ープ20に記録されたKss(AVデータ)を再生しよ
うとする場合について説明する。
【0071】先ず、第2DMUX13は、ビデオテープ
20からの、1月1日に記録されたKss(AVデー
タ)と、Kc1(Kss)と、1月1日という日時情報
とを入力し、それらを分離し、1月1日という日時情報
を暗号化鍵取得手段14に出力する。
【0072】そして、暗号化鍵取得手段14は、その1
月1日という日時情報を入力し、その日時情報に基づい
て、暗号化鍵Kc1を特定し、KcFIFO9が格納し
ている、図2(b)のリストのなかから暗号化鍵Kc1
を検索する。しかしながら、その暗号化鍵Kc1は、発
生から一週間以上経過しているので、KcFIFO9に
より廃棄されており、図2(b)のリストのなかには存
在しない。したがって、暗号化鍵取得手段14は、暗号
化鍵Kc1を取得することができない。その結果、再生
デスクランブル手段17は、その暗号化鍵Kc1を間接
的に用いてデスクランブルする必要がある、1月1日に
記録されたKss(AVデータ)をデスクランブルする
ことができなくなり、そのAVデータがディスプレイ2
1に出力されても、解読不能なため、ディスプレイ21
は、AVデータ本来の映像および音を出力することがで
きない。
【0073】次に、再生装置が1月3日にビデオテープ
20に記録されたKss(AVデータ)を再生しようと
する場合について説明する。
【0074】先ず、第2DMUX13は、ビデオテープ
20からの、1月3日に記録されたKss(AVデー
タ)と、Kc3(Kss)と、1月3日という日時情報
とを入力し、それらを分離し、1月3日という日時情報
を暗号化鍵取得手段14に出力する。
【0075】次に、暗号化鍵取得手段14は、その1月
3日という日時情報を入力し、その日時情報に基づい
て、暗号化鍵Kc3を特定し、KcFIFO9が格納し
ている、図2(b)のリストのなかから暗号化鍵Kc3
を検索してその暗号化鍵Kc3を取得し、それをKcラ
ッチ手段15に出力する。
【0076】その後、Kcラッチ手段15は、暗号化鍵
Kc3を入力し、鍵解読手段16に出力する。また、第
2DMUX13は、Kc3(Kss)を鍵解読手段16
に出力する。
【0077】そして、鍵解読手段16は、第2DMUX
13からのKc3(Kss)を入力するとともに、Kc
ラッチ手段15からの暗号化鍵Kc3を入力し、その暗
号化鍵Kc3でKc3(Kss)を解読し、記録スクラ
ンブル鍵Kssを復元して、その記録スクランブル鍵K
ssを再生デスクランブル手段17に出力する。また、
第2DMUX13は、Kss(AVデータ)を鍵解読手
段16に出力する。
【0078】次に、再生デスクランブル手段17は、第
2DMUX13からのKss(AVデータ)を入力する
とともに、鍵解読手段16からの記録スクランブル鍵K
ssを入力し、その記録スクランブル鍵KssでKss
(AVデータ)をデスクランブルして、そのデスクラン
ブルされたAVデータを第1DMUX2に出力する。
【0079】そして、第1DMUX2は、再生デスクラ
ンブル手段17からのAVデータを入力し、それを映像
データと音データに分離して、映像データを映像デコー
ダ18に出力し、音データを音デコーダ19に出力す
る。その後、映像デコーダ18および音デコーダ19そ
れぞれは、第1DMUX2からの映像データまたは音デ
ータを復号し、ディスプレイ21に出力する。そして、
ディスプレイ21は、映像を表示し音を出力する。
【0080】このようにして、ビデオテープ20に記録
されたKss(AVデータ)それぞれは、記録されてか
ら1週間以内でないと、最終的に、本来の映像および音
声として再生されない。
【0081】なお、上述した実施の形態1では、ビデオ
テープ20に記録されたKss(AVデータ)それぞれ
は、記録されてから1週間以内であれば再生されるとし
たが、1週間以内というような期間の制限ではなく、K
ss(AVデータ)それぞれの再生回数を、例えば1回
や3回というように制限して、その制限再生回数内でな
いと、再生されないとしてもよい。つまり、図3に示す
ように、本発明の再生装置がカウンタ22を備え、その
カウンタ22が各Kss(AVデータ)の再生回数をチ
ェックし、例えば1回や3回というような制限された再
生回数に達した場合、KcFIFO9が、そのKss
(AVデータ)に対応する暗号化鍵Kcを廃棄するとし
てもよい。また、上述した1週間以内というような期間
の制限と再生回数の制限を併用するとしてもよい。
【0082】また、上述した実施の形態1では、KcF
IFO9は、格納した暗号化鍵Kcを1週間経過した後
に廃棄するとした。しかし、KcFIFO9は、格納し
た暗号化鍵Kcを1週間経過しても廃棄せずに、格納し
たままにしておき、暗号化鍵取得手段14が、Kss
(AVデータ)を再生しようとする日が暗号化鍵Kcの
発生から1週間以内か否かを判断して、または、制限回
数内か否かを判断して、1週間以内または制限回数内以
内であれば、再生しようとするKss(AVデータ)に
対応する暗号化鍵KcをKcFIFO9から取得できる
としてもよい。したがって、この場合、請求項8の本発
明では、スクランブル手段として記録スクランブル手段
7、暗号化鍵発生手段として第2鍵発生手段8、格納手
段としてKcFIFO9、鍵暗号化手段として鍵暗号化
手段10、対応関係情報生成手段として対応関係情報生
成手段11、記録手段としてMUX12がそれぞれ該当
することになる。また、請求項12の本発明では、暗号
化鍵取得手段として暗号化鍵取得手段14、鍵暗号化解
読手段として鍵解読手段16、スクランブル解除手段と
して再生デスクランブル手段17がそれぞれ該当するこ
とになる。
【0083】また、上述した実施の形態1では、第1鍵
発生手段6は、記録スクランブル手段7が入力したAV
データをスクランブルするための記録スクランブル鍵K
ssを発生するとした。しかし、本発明の録画装置は、
図4に示すように、第1鍵発生手段6を備えず、記録ス
クランブル手段7は、放送局から送られてくる放送スク
ランブル鍵Ksを、放送デスクランブル手段5を介して
入力し、その放送スクランブル鍵Ksで、または、その
放送スクランブル鍵Ksを加工したもので、AVデータ
をスクランブルするとしてもよい。その場合、鍵暗号化
手段10は、記録スクランブル手段7から、放送スクラ
ンブル鍵Ks、または、その放送スクランブル鍵Ksを
加工したものを入力し、それを暗号化鍵Kcで暗号化す
る。
【0084】また、上述した実施の形態1では、記録ス
クランブル手段7は、第1鍵発生手段6からの記録スク
ランブル鍵KssでAVデータをスクランブルするとし
た。しかし、本発明の録画装置は、図5に示すように、
第1鍵発生手段6、鍵暗号化手段10を備えず、記録ス
クランブル手段7は、第2鍵発生手段8からの暗号化鍵
KcをKcFIFO9を介して入力し、その暗号化鍵K
cを記録スクランブル鍵Kcとして使用し、その記録ス
クランブル鍵Kcにより、AVデータをスクランブルす
るとしてもよい。この場合、ビデオテープ20には、記
録スクランブル鍵KcによりスクランブルされたAVデ
ータ、つまり、Kc(AVデータ)と、記録スクランブ
ル鍵Kcとが記録される。またその場合、本発明の再生
装置は、図5に示すように、鍵解読手段16を備えない
ことになる。したがって、Kc(AVデータ)を再生し
ようとする場合、スクランブル鍵取得手段23は、対応
する記録スクランブル鍵Kcを特定し、それをKcFI
FO9のなかから取得する。そして、再生デスクランブ
ル手段17は、ビデオテープ20からのKc(AVデー
タ)を第2DMUX13を介して入力するとともに、ス
クランブル鍵取得手段23からの記録スクランブル鍵K
cをKcラッチ手段15を介して入力し、その記録スク
ランブル鍵KcでKc(AVデータ)をデスクランブル
する。そのため、この場合、つまり、請求項15および
20の本発明では、スクランブル鍵発生手段として第2
鍵発生手段8、格納手段としてKcFIFO9、スクラ
ンブル手段として記録スクランブル手段7、対応関係情
報生成手段として対応関係情報生成手段11、記録手段
として第1DMUX2がそれぞれ該当することになる。
また、請求項19および22の本発明では、スクランブ
ル鍵取得手段としてスクランブル鍵取得手段23、スク
ランブル解除手段として再生デスクランブル手段17が
それぞれ該当することになる。
【0085】また、上述した実施の形態1の録画装置
は、図6に示すように、課金手段24を備え、ビデオテ
ープ20にKss(AVデータ)を記録するさい、その
記録に対する所定の課金をユーザに課し、あらかじめユ
ーザから所定の料金が放送局等に支払われた場合、もし
くは、少なくとも記録するさいに所定の料金が支払われ
た場合のみ、Kss(AVデータ)はビデオテープ20
に記録されるとしてもよい。また、課金手段24は、図
6に示す位置に配置されなくとも、鍵暗号化手段10と
MUX12との間に配置されるとしてもよい。要する
に、課金手段24は、ビデオテープ20にKss(AV
データ)を記録するさい、その記録に対する所定の課金
をユーザに課すものでありさえすればよく、配置場所は
どの場所であってもよい。
【0086】また、上述した実施の形態1では、暗号化
鍵Kcそれぞれは、発生から1週間経過すると廃棄され
るとしたが、廃棄される日時は、発生から1週間経過後
に限定することはなく、1日経過後であっても、3日経
過後であっても、または、12時間経過後であってもよ
い。要するに、暗号化鍵Kcそれぞれは、発生から所定
の期間経過すると廃棄されさえすればよい。
【0087】また、上述した実施の形態1では、第2鍵
発生手段8は、毎日、1つづつ異なる暗号化鍵Kcを発
生するとしたが、第2鍵発生手段8は、同じ日であって
も、数時間毎に異なる暗号化鍵Kcを発生するとしても
よい。さらに、ビデオテープ20に所定の番組のKss
(AVデータ)を記録する毎に暗号化鍵Kcを発生する
としてもよい。つまり、一回の録画開始からその録画の
終了毎に、その都度、暗号化鍵Kcを発生するとしても
よい。要するに、第2鍵発生手段8は、記録しようとす
るKss(AVデータ)の記録スクランブル鍵Kssを
暗号化するための暗号化鍵Kcを発生しさえすればよ
い。
【0088】また、上述した実施の形態1では、本発明
の対応関係情報として、暗号化鍵Kcが発生されたさい
の日時情報を用いたが、本発明の対応関係情報は、記録
スクランブル手段7がAVデータを入力した日時、記録
スクランブル手段7が記録スクランブル鍵KssでAV
データをスクランブルした日時、第2鍵発生手段8が暗
号化鍵Kcを発生した日時、KcFIFO9が暗号化鍵
Kcを格納した日時、鍵暗号化手段10が暗号化鍵Kc
で記録スクランブル鍵Kssを暗号化した日時、また
は、MUX12がビデオテープ20にKss(AVデー
タ)を記録した日時の情報であってもよい。もしくは、
上述した暗号化鍵Kcが発生されたさいの日時や、記録
スクランブル手段7がAVデータを入力した日時等と、
AVデータを再生しようとする日時との情報であっても
よい。その場合、図2の暗号化鍵Kcリストの各暗号化
鍵Kcが毎日順位を下げることに基づいて、また、2つ
の日時の差が考慮されて、暗号化鍵Kcが取得されるこ
とになる。または、本発明の対応関係情報は、上述した
暗号化鍵Kcが発生されたさいの日時や、記録スクラン
ブル手段7がAVデータを入力した日時等と、AVデー
タを再生しようとする日時とに基づき、また、図2の暗
号化鍵Kcリストの各暗号化鍵Kcが毎日順位を下げる
ことが考慮された、図2の暗号化鍵Kcリストの番号情
報等であってもよい。
【0089】また、上述した実施の形態1では、記録媒
体としてのビデオテープ20を用いたが、記録媒体は、
ビデオテープ20に限らず、ハードディスクであっても
よい。
【0090】また、上述した実施の形態1では、第1鍵
発生手段6はAVデータをスクランブルするための記録
スクランブル鍵Kssを発生するが、その記録スクラン
ブル鍵Kssは、簡単に解読することができないよう
に、例えば数十秒などの短い期間で更新されるとしても
よい。
【0091】さらに、上述した録画装置または再生装置
は、暗号化鍵Kcの発生から例えば1週間という所定の
期間を経過するなどして、その暗号化鍵Kcが廃棄され
たり、使用不可になる前に、その暗号化鍵Kcに対応す
るKss(AVデータ)が一度も再生されていない場
合、その旨の情報をユーザに通知する手段を備えてもよ
い。
【0092】
【発明の効果】以上説明したところから明らかなよう
に、本発明は、AVデータを記録媒体に記録し、そのA
Vデータの有効再生期間や有効再生回数の制限を遵守す
る録画装置および再生装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の録画装置および再生装
置のブロック図
【図2】本発明の実施の形態1の録画装置および再生装
置に使用される暗号化鍵Kcリストの一例を示す図
【図3】図1とは異なる本発明の録画装置および再生装
置のブロック図
【図4】図1または3とは異なる本発明の録画装置およ
び再生装置のブロック図
【図5】図1、3または4とは異なる本発明の録画装置
および再生装置のブロック図
【図6】図1、3、4または5とは異なる本発明の録画
装置および再生装置のブロック図
【図7】従来の録画再生装置のブロック図
【符号の説明】
1 受信復調手段 2 第1DMUX 3 EMM解読手段 4 ECM解読手段 5 放送デスクランブル手段 6 第1鍵発生手段 7 記録スクランブル手段 8 第2鍵発生手段 9 KcFIFO 10 鍵暗号化手段 11 対応関係情報生成手段 12 MUX 13 第2DMUX 14 暗号化鍵取得手段 15 Kcラッチ手段 16 鍵解読手段 17 再生デスクランブル手段 18 映像デコーダ 19 音デコーダ 20 ビデオテープ 21 ディスプレイ 22 カウンタ 23 スクランブル鍵取得手段 24 課金手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H04N 5/92 H04N 5/92 Z (72)発明者 後藤 昌一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平7−272399(JP,A) 特開 平8−16384(JP,A) 特開 平9−307543(JP,A) 特開 平7−288798(JP,A) 特開 平8−336125(JP,A) 特開 平9−191453(JP,A) 特開 平8−297919(JP,A) 特開 平10−20779(JP,A) 特開 平7−131373(JP,A) 特開 平9−270785(JP,A) 特開 平6−152591(JP,A) 特開 平8−77706(JP,A) 特開 平10−13784(JP,A) 特開 平8−95866(JP,A) 特開 平2−20188(JP,A) 国際公開96/41445(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 20/10 - 20/16 351 G11B 19/04 501 H04N 5/91 - 5/92 G06F 3/06 G06F 9/06 G06F 12/14 G09C 1/00 H04L 9/00

Claims (26)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】映像および/または音のデ−タを入力する
    とともに、前記映像および/または音のデ−タをスクラ
    ンブルするためのスクランブル鍵を入力し、そのスクラ
    ンブル鍵で前記映像および/または音のデ−タをスクラ
    ンブルするスクランブル手段と、 前記スクランブル鍵を暗号化するための暗号化鍵を所定
    の頻度で発生する暗号化鍵発生手段と、 前記暗号化鍵発生手段が発生した暗号化鍵を順次格納
    し、その後、暗号化鍵のうち所定の条件に合うものを消
    去する格納手段と、 前記スクランブル手段からのスクランブル鍵を入力する
    とともに、前記暗号化鍵発生手段からの前記暗号化鍵を
    入力し、その暗号化鍵で前記スクランブル鍵を暗号化す
    る鍵暗号化手段と、 前記スクランブル鍵によりスクランブルされた映像およ
    び/または音のデ−タと、そのスクランブル鍵を暗号化
    した暗号化鍵との対応関係情報を生成する対応関係情報
    生成手段と、 前記スクランブル手段からのスクランブルされた映像お
    よび/または音のデ−タ、前記鍵暗号化手段からの暗号
    化されたスクランブル鍵、および、前記対応関係情報生
    成手段からの対応関係情報の全部または一部を入力し、
    それらを所定の記録媒体に記録する記録手段とを備えた
    ことを特徴とする録画装置。
  2. 【請求項2】前記所定の条件とは、前記暗号化鍵が格納
    された後、所定の時間を超えることを意味することを特
    徴とする請求項1記載の録画装置。
  3. 【請求項3】前記対応関係情報とは、前記スクランブル
    手段が前記映像および/または音のデータを入力した日
    時、前記スクランブル手段が前記スクランブル鍵で前記
    映像および/または音のデータをスクランブルした日
    時、前記暗号化鍵発生手段が前記暗号化鍵を発生した日
    時、前記格納手段が前記暗号化鍵を格納した日時、前記
    鍵暗号化手段が前記暗号化鍵で前記スクランブル鍵を暗
    号化した日時、または、前記記録手段が前記所定の記録
    媒体に前記スクランブルされた映像および/または音の
    データを記録した日時で対応付けられた情報であること
    を特徴とする請求項1または2記載の録画装置。
  4. 【請求項4】前記所定の条件とは、前記スクランブルさ
    れた映像および/または音のデータの再生のさいに、前
    記暗号化鍵の利用された回数が、所定の回数を超えるこ
    とを意味することを特徴とする請求項1記載の録画装
    置。
  5. 【請求項5】前記スクランブル鍵を発生するスクランブ
    ル鍵発生手段を備え、前記スクランブル手段は、前記ス
    クランブル鍵発生手段から前記スクランブル鍵を入力す
    ることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の
    録画装置。
  6. 【請求項6】前記スクランブル手段は、放送局からの前
    記スクランブル鍵を入力し、そのスクランブル鍵を利用
    することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載
    の録画装置。
  7. 【請求項7】請求項1から6のいずれかに記載の所定の
    記録媒体からの、請求項1から6のいずれかに記載の前
    記対応関係情報を入力し、その対応関係情報に基づい
    て、再生しようとするスクランブルされた映像および/
    または音のデータに対応する暗号化鍵を特定し、請求項
    1から6のいずれかに記載の格納手段のなかの前記暗号
    化鍵を検索して取得する暗号化鍵取得手段と、 前記所定の記録媒体からの、前記再生しようとするスク
    ランブルされた映像および/または音のデータに対応す
    る、暗号化されたスクランブル鍵を入力するとともに、
    前記暗号化鍵取得手段からの暗号化鍵を入力し、その暗
    号化鍵で前記暗号化された前記スクランブル鍵の暗号化
    を解く鍵暗号化解読手段と、 前記所定の記録媒体からの、スクランブルされた映像お
    よび/または音のデータを入力するとともに、前記鍵暗
    号化解読手段からのスクランブル鍵を入力し、そのスク
    ランブル鍵で前記スクランブルされた映像および/また
    は音のデータのスクランブルを解除するスクランブル解
    除手段とを備えたことを特徴とする再生装置。
  8. 【請求項8】映像および/または音のデータを入力する
    とともに、前記映像および/または音のデータをスクラ
    ンブルするためのスクランブル鍵を入力し、そのスクラ
    ンブル鍵で前記映像および/または音のデータをスクラ
    ンブルするスクランブル手段と、 前記スクランブル鍵を暗号化するための暗号化鍵を所定
    の頻度で発生する暗号化鍵発生手段と、 前記暗号化鍵発生手段が発生した暗号化鍵を順次格納
    し、その後、暗号化鍵のうち所定の条件に合うものを消
    去する格納手段と、 前記スクランブル手段からのスクランブル鍵を入力する
    とともに、前記暗号化鍵発生手段からの前記暗号化鍵を
    入力し、その暗号化鍵で前記スクランブル鍵を暗号化す
    る鍵暗号化手段と、 前記スクランブル鍵によりスクランブルされた映像およ
    び/または音のデータと、そのスクランブル鍵を暗号化
    した暗号化鍵との対応関係情報を生成する対応関係情報
    生成手段と、 前記スクランブル手段からのスクランブルされた映像お
    よび/または音のデータ、前記鍵暗号化手段からの暗号
    化されたスクランブル鍵、および、前記対応関係情報生
    成手段からの対応関係情報の全部または一部を入力し、
    それらを所定の記録媒体に記録する記録手段とを備えた
    ことを特徴とする録画装置。
  9. 【請求項9】前記対応関係情報とは、前記スクランブル
    手段が前記映像および/または音のデータを入力した日
    時、前記スクランブル手段が前記スクランブル鍵で前記
    映像および/または音のデータをスクランブルした日
    時、前記暗号化鍵発生手段が前記暗号化鍵を発生した日
    時、前記格納手段が前記暗号化鍵を格納した日時、前記
    鍵暗号化手段が前記暗号化鍵で前記スクランブル鍵を暗
    号化した日時、または、前記記録手段が前記所定の記録
    媒体に前記スクランブルされた映像および/または音の
    データを記録した日時で対応付けられた情報であること
    を特徴とする請求項8記載の録画装置。
  10. 【請求項10】前記スクランブル鍵を発生するスクラン
    ブル鍵発生手段を備え、前記スクランブル手段は、前記
    スクランブル鍵発生手段から前記スクランブル鍵を入力
    することを特徴とする請求項8または9記載の録画装
    置。
  11. 【請求項11】前記スクランブル手段は、放送局からの
    前記スクランブル鍵を入力し、そのスクランブル鍵を利
    用することを特徴とする請求項8または9記載の録画装
    置。
  12. 【請求項12】請求項8から11のいずれかに記載の所
    定の記録媒体からの、請求項8から11のいずれかに記
    載の対応関係情報を入力し、その対応関係情報に基づい
    て、再生しようとするスクランブルされた映像および/
    または音のデータに対応する暗号化鍵を特定し、さら
    に、その暗号化鍵が所定の条件に合うかどうかを判定
    し、合致する場合は、その暗号化鍵を、請求項8から1
    1のいずれかに記載の格納手段から取り出し、合致しな
    い場合は、その暗号化鍵を前記格納手段から取り出さな
    い暗号化鍵取得手段と、 前記所定の記録媒体からの、前記再生しようとするスク
    ランブルされた映像および/または音のデータに対応す
    る、暗号化されたスクランブル鍵を入力するとともに、
    前記暗号化鍵取得手段からの暗号化鍵を入力し、その暗
    号化鍵で前記暗号化された前記スクランブル鍵の暗号化
    を解く鍵暗号化解読手段と、 前記所定の記録媒体からの、スクランブルされた映像お
    よび/または音のデータを入力するとともに、前記鍵暗
    号化解読手段からのスクランブル鍵を入力し、そのスク
    ランブル鍵で前記スクランブルされた映像および/また
    は音のデータのスクランブルを解除するスクランブル解
    除手段とを備えたことを特徴とする再生装置。
  13. 【請求項13】前記所定の条件とは、請求項8から11
    のいずれかに記載の格納手段に、前記暗号化鍵が格納さ
    れた後、所定の時間を超えることを意味することを特徴
    とする請求項12記載の再生装置。
  14. 【請求項14】前記所定の条件とは、前記スクランブル
    された映像および/または音のデータの再生のさいに、
    前記暗号化鍵の利用された回数が、所定の回数を超える
    ことを意味することを特徴とする請求項12記載の再生
    装置。
  15. 【請求項15】 前記暗号化鍵発生手段は、暗号化鍵を
    毎日発生し、前記格納手段は、前記暗号化鍵発生手段が
    発生した暗号化鍵を順次格納して、最新の暗号化鍵が暗
    号化鍵のリストのトップになるようにし、古い暗号化鍵
    は順次リスト順位を下げるようにし、所定期間の経過又
    は所定個数格納したら、最も古い暗号化鍵から順次消去
    する、請求項1記載の録画装置。
  16. 【請求項16】映像および/または音のデータをスクラ
    ンブルするためのスクランブル鍵を発生するスクランブ
    ル鍵発生手段と、 前記スクランブル鍵発生手段が発生したスクランブル鍵
    を格納し、その後、そのスクランブル鍵が所定の条件に
    合えば、そのスクランブル鍵を消去する格納手 段と、 前記映像および/または音のデータを入力するととも
    に、前記スクランブル鍵発生手段からのスクランブル鍵
    を入力し、そのスクランブル鍵で前記映像および/また
    は音のデータをスクランブルするスクランブル手段と、 前記スクランブル鍵によりスクランブルされた映像およ
    び/または音のデータと、そのスクランブル鍵との対応
    関係情報を生成する対応関係情報生成手段と、 前記スクランブル手段からのスクランブルされた映像お
    よび/または音のデータ、および、前記対応関係情報生
    成手段からの対応関係情報の全部または一部を入力し、
    それらを所定の記録媒体に記録する記録手段とを備え、 前記対応関係情報とは、前記スクランブル手段が前記映
    像および/または音のデータを入力した日時、前記スク
    ランブル手段が前記スクランブル鍵で前記映像および/
    または音のデータをスクランブルした日時、前記スクラ
    ンブル鍵発生手段が前記スクランブル鍵を発生した日
    時、前記格納手段が前記スクランブル鍵を格納した日
    時、または、前記記録手段が前記所定の記録媒体に前記
    スクランブルされた映像および/または音のデータを記
    録した日時で対応付けられた情報であることを特徴とす
    る録画装置。
  17. 【請求項17】前記所定の条件とは、前記スクランブル
    鍵が格納された後、所定の時間を超えることを意味する
    ことを特徴とする請求項16記載の録画装置。
  18. 【請求項18】前記所定の条件とは、前記スクランブル
    された映像および/または音のデータの再生のさいに、
    前記スクランブル鍵の利用された回数が、所定の回数を
    超えることを意味することを特徴とする請求項15記載
    の録画装置。
  19. 【請求項19】請求項15から18のいずれかに記載の
    所定の記録媒体からの、請求項15から18のいずれか
    に記載の対応関係情報を入力し、その対応関係情報に基
    づいて、再生しようとするスクランブルされた映像およ
    び/または音のデータに対応するスクランブル鍵を特定
    し、請求項15から18のいずれかに記載の格納手段の
    なかの前記スクランブル鍵を検索して取得するスクラン
    ブル鍵取得手段と、 前記所定の記録媒体からの、前記再生しようとするスク
    ランブルされた映像および/または音のデータに対応す
    る、前記スクランブルされた映像および/または音のデ
    ータを入力するとともに、前記スクランブル鍵取得手段
    からのスクランブル鍵を入力し、そのスクランブル鍵で
    前記スクランブルされた映像および/または音のデータ
    のスクランブルを解除するスクランブル解除手段とを備
    えたことを特徴とする再生装置。
  20. 【請求項20】映像および/または音のデータをスクラ
    ンブルするためのスクランブル鍵を発生するスクランブ
    ル鍵発生手段と、 前記スクランブル鍵発生手段が発生したスクランブル鍵
    を格納する格納手段と、 前記映像および/または音のデータを入力するととも
    に、前記スクランブル鍵発生手段からのスクランブル鍵
    を入力し、そのスクランブル鍵で前記映像および/また
    は音のデータをスクランブルするスクランブル手段と、 前記スクランブル鍵によりスクランブルされた映像およ
    び/または音のデータと、そのスクランブル鍵との対応
    関係情報を生成する対応関係情報生成手段と、 前記スクランブル手段からのスクランブルされた映像お
    よび/または音のデータ、および、前記対応関係情報生
    成手段からの対応関係情報の全部または一部を入力し、
    それらを所定の記録媒体に記録する記録手段とを備え、前記対応関係情報とは、前記スクランブル手段が前記映
    像および/または音のデータを入力した日時、前記スク
    ランブル手段が前記スクランブル鍵で前記映像および/
    または音のデータをスクランブルした日時、前記スクラ
    ンブル鍵発生手段が前記スクランブル鍵を発生した日
    時、前記格納手段が前記スクランブル鍵を格納した日
    時、または、前記記録手段が前記所定の記録媒体に前記
    スクランブルされた映像および/または音のデータを記
    録した日時で対応付けられた情報であることを特 徴とす
    る録画装置。
  21. 【請求項21】請求項20記載の所定の記録媒体から
    の、請求項20記載の対応関係情報を入力し、その対応
    関係情報に基づいて、再生しようとするスクランブルさ
    れた映像および/または音のデータに対応するスクラン
    ブル鍵を特定し、さらに、そのスクランブル鍵が所定の
    条件に合うかどうかを判定し、合致する場合は、そのス
    クランブル鍵を、請求項20記載の格納手段から取り出
    し、合致しない場合は、そのスクランブル鍵を前記格納
    手段から取り出さないスクランブル鍵取得手段と、 前記所定の記録媒体からの、前記再生しようとするスク
    ランブルされた映像および/または音のデータに対応す
    る、スクランブルされた映像および/または音のデータ
    を入力するとともに、前記スクランブル鍵取得手段から
    のスクランブル鍵を入力し、そのスクランブル鍵で前記
    スクランブルされた映像および/または音のデータのス
    クランブルを解除するスクランブル解除手段とを備えた
    ことを特徴とする再生装置。
  22. 【請求項22】前記所定の条件とは、請求項20記載の
    格納手段に、前記スクランブル鍵が格納された後、所定
    の時間を超えることを意味することを特徴とする請求項
    21記載の再生装置。
  23. 【請求項23】前記所定の条件とは、前記スクランブル
    された映像および/または音のデータの再生のさいに、
    前記スクランブル鍵の利用された回数が、所定の回数を
    超えることを意味することを特徴とする請求項21記載
    の再生装置。
  24. 【請求項24】前記記録手段が前記スクランブル手段か
    らのスクランブルされた映像および/または音のデータ
    を、前記所定の記録媒体に記録するさい、前記データの
    記録に対する課金を課す課金手段を備えたことを特徴と
    する請求項1から6のいずれか、または、請求項8から
    11のいずれか、または、請求項15から18のいずれ
    か、または、請求項20のいずれかに記載の録画装置。
  25. 【請求項25】前記所定の記録媒体は、ビデオテープで
    あることを特徴とする請求項1から6のいずれか、また
    は、請求項8から11のいずれか、または、請求項15
    から18のいずれか、または、請求項20のいずれかに
    記載の録画装置。
  26. 【請求項26】前記所定の記録媒体は、ハードディスク
    であることを特徴とする請求項1から6のいずれか、ま
    たは、請求項8から11のいずれか、または、請求項1
    5から18のいずれか、または、請求項20のいずれか
    に記載の録画装置。
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